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2018年 02月 19日

第35回フェブラリーS予想結果分析

レース予想は2月17日の記事を、パドック評価は2月18日の記事をご覧下さい。

☆レース結果
1着 ノンコノユメ
2着◎ゴールドドリーム
3着▲インカンテーション
4着△サンライズノヴァ
5着 レッツゴードンキ
6着 キングズガード
7着 メイショウスミトモ
8着 サウンドトゥルー
9着 アウォーディー
10着 ベストウォーリア
11着 ケイティブレイブ
12着○テイエムジンソク
13着 ノボバカラ
14着△ロンドンタウン
15着 ララベル
16着 ニシケンモノノフ

馬券
インカンテーションの単勝(外れ)、複勝(3.5倍的中)。サウンドトゥルーの単勝(外れ)、複勝(外れ)。テイエムジンソクの単勝(外れ)、複勝(外れ)。
馬連フォーメーション軸2頭(ゴールドドリーム、テイエムジンソク)流し、相手7頭(インカンテーション、サウンドトゥルー、ゴールドドリーム、サンライズノヴァ、テイエムジンソク、ノンコノユメ、ロンドンタウン)(11点、11.4倍的中)

パドック評価
A評価の2頭のうちインカンテーションが6番人気3着も、サウンドトゥルーは8着。
B+評価3頭のうち、ノンコノユメが1着も、他の2頭は4着、16着。

好走データ
該当馬多数とはいえ、1~3着馬を推奨できた。

消しデータ
該当馬は全て4着以下、完全的中。3番人気サンライズノヴァ、5番人気ケイティブレイブを消せたのは素晴らしかった。

スピード指数
2位のゴールドドリームが2着、6位のインカンテーションが3着も、優勝馬ノンコノユメは推奨できず。

感想
馬券は単複トリガミ、馬連はプラス40円と冴えませんでした。ただ、パドックを見てインカンテーションの複勝馬券を買えたこと、予想では無印だったノンコノユメを買うことができたので、ダメージはほとんどなかったのは幸いでした。
とにかく、優勝馬ノンコノユメの鬼脚に大興奮、復活のGI制覇は本当に嬉しかったです。


# by Yuuichiro_K | 2018-02-19 19:58 | データ予想結果分析 | Trackback | Comments(0)
2018年 02月 19日

第68回ダイヤモンドS予想結果分析

レース予想・パドック評価は2月17日の記事をご覧下さい。

☆レース結果
1着◎フェイムゲーム
2着 リッジマン
3着▲ソールインパクト
4着 リッチーリッチー
5着△プレストウィック
6着 ハッピーモーメント
7着○ホウオウドリーム
8着 トウシンモンステラ
9着 ダウンザライン
10着 レジェンドセラー
11着 グランアルマダ
12着 トレジャーマップ
13着 ラブラドライト
14着 サイモントルナーレ

馬券
ホウオウドリームの単勝(外れ)、複勝(外れ)
馬連4頭ボックス(ハッピーモーメント、フェイムゲーム、プレストウィック、ホウオウドリーム)(6点、外れ)

パドック評価
B+評価の4頭のうち、フェイムゲームが1着も、他の3頭は5、6、7着。

好走データ
2・3着馬を推奨できず。

消しデータ
該当馬は全て4着以下、完全的中。

スピード指数
2位のフェイムゲームが1着、3位のソールインパクトが3着、4位のリッチーリッチーが4着、3位のプレストウィックが5着と指数上位馬が概ね好走するも2着馬は推奨できず。

感想
本命馬フェイムゲームがパドックで良い雰囲気だったのに、単複馬券をホウオウドリームにしたことが大反省。メジロドーベルの子だからと肩入れし過ぎたなあ。。。


# by Yuuichiro_K | 2018-02-19 19:35 | データ予想結果分析 | Trackback | Comments(0)
2018年 02月 18日

蘇った大外一気の鬼脚!フェブラリーSはノンコノユメが2年7ヵ月振りのGI制覇!

今日、東京競馬場では、ダートGI級(交流・海外含む)ホース10頭が出走、素晴らしいメンバーが揃った冬のダートマイル王決定戦・フェブラリーS(GI、4歳上・ダート1600m)が行われました。
レースは、内田博幸騎手騎乗の4番人気ノンコノユメが、最後方追走から直線大外一気に力強く伸び、後方から伸びて早め先頭に立った1番人気ゴールドドリームをゴール直前クビ交わして、優勝しました。
蘇った大外一気の鬼脚!フェブラリーSはノンコノユメが2年7ヵ月振りのGI制覇!_b0015386_22545826.jpg
最後方から大外一気に伸びたノンコノユメが、大本命ゴールドドリームを豪快に差し切りました。

☆フェブラリーS結果
1着 ノンコノユメ   (内 田)1'36'0(良)
2着◎ゴールドドリーム (R.ムーア) クビ
3着▲インカンテーション(三 浦)クビ
4着△サンライズノヴァ (戸 崎)3
5着 レッツゴードンキ ( 幸 )1/2

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 ニシケンモノノフ  B+
  落ち着いて動き良し
2 ケイティブレイブ  B
  普通、ただ歩様が東京大賞典で見た時より一息
3 ノボバカラ     B
  普通
4 アウォーディー   B
  普通、時折小走り
5 サウンドトゥルー  A
  落ち着いて動き力強い
6 インカンテーション A
  落ち着いて力強い動き、昨年の武蔵野S優勝時と同じような雰囲気
7 ララベル      B
  普通
8 メイショウスミトモ B
  普通
9 キングズガード   B
  普通。首を下げやや煩い仕草
10 テイエムジンソク  B
  落ち着きなくチャカチャカ煩いがいつものこと
11 ロンドンタウン   B
  普通
12 ノンコノユメ    B+
  落ち着いて周回。前走、根岸S優勝時と同じような雰囲気
13 レッツゴードンキ  B
  普通、時折小走り
14 ゴールドドリーム  B
  2人引き、落ち着きないがいつものこと
15 ベストウォーリア  B
  普通
16 サンライズノヴァ  B+
  2人引き、時折小走りも前走根岸S2着好走時と同じような雰囲気

今年のフェブラリーSは、昨年の覇者でJRAダートGI3連勝を狙う2017年最優秀ダートホース・ゴールドドリームが単勝2.1倍で1番人気。安定した逃げで7戦連続連対中のテイエムジンソクが単勝3.7倍で2番人気。昨年のユニコーンS(GIII)優勝、根岸S(GIII)2着の伸び盛りの4歳馬サンライズノヴァが単勝7.1倍で3番人気。この3頭が単勝10倍を切る人気を集めていましたが、これら人気馬をおさえて勝ったのは、前走根岸S(GIII)をレコード勝ちしてきた6歳の古豪ノンコノユメでした。

ノンコノユメのパドックは、前走根岸Sレコード勝ちの反動もなく、歩様はスムーズで大変落ち着いて周回していました。レースは、ニシケンモノノフがハナを奪って逃げ、差なくケイティブレイブ、テイエムジンソクが続き、前半600mは34.1秒と時計のかかる馬場としては、かなりのハイペースとなりました。ノンコノユメは、砂を被らないように後方の外めを追走し、4コーナーでは最後方でしたが、直線追い出してからの末脚は正に鬼脚、メンバー中最速の上がり36.1秒で豪快に大外一気に伸びて、先に抜け出した王者ゴールドドリームをゴール直前捕らえました。

3~4歳春までは豪快な末脚を武器にジャパンダートダービー(JpnI)優勝、チャンピオンズC(GI)とフェブラリーS(GI)で2着になるなど、日本のダート界を引っ張る存在になると将来を期待されましたが、去勢手術後、長いスランプに陥って長く勝てないレースが続き、もうピークは過ぎてしまった、去勢手術は失敗だったと思われていただけに、本当に見事な復活劇となりました。根岸Sに続いて予想で無印にしたこと、信じてあげられなかったこと、改めて彼には謝りたいです。待望のJRAGI初制覇、おめでとうございました!

昨年のフェブラリーSの覇者1番人気のゴールドドリームは、惜しいクビ差2着。パドックは相変わらず落ち着きがありませんでしたが、彼は気合いを表に出すタイプで、今日も全く問題なかったですね。レースはじっくり後方で脚をためると、直線は王者らしい強烈な末脚で早めに先頭に立ったのですが、勝ち馬の鬼脚に惜しくも首差屈しました。それでも最後差し返そうとする勝負根性を見せてくれましたし、最優秀ダートホースに恥じないレース振り、敗れて強しの内容だったと思います。

ゴールドドリーム
父ゴールドアリュール 母モンヴェール(母の父フレンチデピュティ)
2013年4月19日生 牡5 栗東・平田修厩舎
14戦6勝(2018年2月18日現在)
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3着は6番人気の伏兵・インカンテーションが健闘。パドックは昨年優勝した武蔵野S出走時と遜色ない状態、落ち着いて力強い歩様が目に付き、大変素晴らしいデキに見えました。レースはいつもの先行策ではなく、ハイペースを見て中団からの競馬でしたが、三浦騎手、好判断だったと思います。直線ゴールドドリームと併せる形でしぶとく伸び、1・2着馬との叩き合いに持ち込みました。8歳ですが衰えを感じさせない走り、本当に良く頑張ったと思います。

インカンテーション
父シニスターミニスター 母オリジナルスピン(母の父Machiavellian)
2010年3月24日生 牡8 栗東・羽月友彦厩舎
32戦11勝(2018年2月18日現在)
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なお、2番人気のテイエムジンソクは、前述のとおりハイペースを追走して、息を入れることができず直線は一杯になってしまい12着に完敗。3番人気のサンライズノヴァはゴールドドリームと同じような位置から脚を伸ばすも3着から3馬身離された4着が精一杯。共に人気に応えられなかったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したノンコノユメ君を掲載します。

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パドックは、前走同様大変落ち着いて周回していました。
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鞍上の内田博幸騎手は、2009年サクセスブロッケン以来、9年振り2度目のファブラリーS制覇。レース後のインタビューでは「末脚が凄い馬なので、それを活かす競馬をしたいと思っていました。他の馬に被されることなく、有力馬の後ろにつけられて、良いタイミングで追い出せたのが勝因ですね。結果が出ずに悔しいレースが続いている時、厩舎の皆さんが工夫しているのを知っていたので、嬉しい勝利です。頑張っていれば出来るということを示せて嬉しいです。」とコメントしていました。
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ウイニングラン直後の内田博幸騎手とゴールドドリームです。内田騎手は2014年ヴィルシーナ以来となる久しぶりのGI制覇ということで、表彰式後は、得意のバック転を披露し、喜びを爆発させていました。
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加藤征弘厩舎は、開業18年目で嬉しいJRAGI初制覇。また、フェブラリーSの関東馬の優勝は1998年グルメフロンティア以来、20年振りの快挙となりました。
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今日の勝利で、ノンコノユメは史上初の東京コースのダート重賞(フェブラリーS、武蔵野S、根岸S、ユニコーンS)完全制覇の偉業を達成しました。その勝利を全て現地で見ていたこともあり、個人的に大好きな馬なので、最後の直線はゴールドドリームからの馬券を買っていたのにもかかわらず、「ノンコ頑張れー!」と絶叫してしまいました。勝ってくれて本当に嬉しかったです。
根岸Sに続き鬼脚を炸裂させ、もう完全復活と言って良いでしょう。去勢手術後の長い不振で関係者はつらかったと思いますが、良く立て直してくれたと思います。苦労が報われてよかったなあ、今日は本当におめでとうございました!

ノンコノユメ
父トワイニング 母ノンコ(母の父アグネスタキオン)
2012年3月28日生 騸6 栃栗毛 千歳・社台ファーム生産 美浦・加藤征弘厩舎
21戦8勝(2018年2月18日現在)
(重賞勝利)2018年フェブラリーS(GI)、2015年ジャパンダートダービー(JpnI)、2018年根岸S(GIII)、2015年武蔵野S(GIII)、ユニコーンS(GIII)


# by Yuuichiro_K | 2018-02-18 23:05 | 18年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2018年 02月 17日

第35回フェブラリーS(GI)予想

明日は、いよいよ今年の中央競馬のGI開幕戦!東京競馬場で冬のダートマイル王決定戦・フェブラリーS(GI)が行われます。今週も各種データで予想します。

1 好走データ
(1)前年のチャンピオンズCで0.5秒差以内
   ゴールドドリーム
(2)前走ダート1400m以上の重賞で1着、かつ過去に東京ダート1600mの重賞で3着以内
   ノンコノユメ
(3)過去1年以内に左回りの芝・ダート1600m以上のGIで5着以内、かつ前年10月以降にダート1400m以上の重賞で1着
   インカンテーション、ゴールドドリーム、テイエムジンソク
(4)前年10月以降にダートのGIで3着以内、かつ過去にダート1600mの重賞もしくはダートGIで1着
   アウォーディー、ケイティブレイブ、ゴールドドリーム、サウンドトゥルー、テイエムジンソク、ニシケンモノノフ

2 消しデータ
(1)前走1400m以下戦、斤量57キロ以下で0.2秒以上敗退馬
   キングズガード、ノボバカラ
(2)前2走とも1600m未満戦出走馬で1600~1800m戦未勝利馬
   ニシケンモノノフ
(3)東京ダートを2回以上走って連対がない馬
   ケイティブレイブ、メイショウスミトモ
(4)前走GIII以下戦、斤量57キロ以下で体重増減10キロ未満の範囲内で敗退の6歳以上
   キングズガード、ノボバカラ
(5)10月以降に1600m以上戦で1着歴がない8歳以上馬
   アウォーディー、ベストウォーリア
(6)前3走ともダート戦使用馬のうち、3走前に重賞戦1着がなく、前2走ともGIII以下戦敗退馬
   サンライズノヴァ、ノボバカラ
(7)前2走ともダート戦で6着以下(ただし、3走前にダートのJRA重賞戦連対又は交流重賞2馬身以上1着歴ある馬除く)
   キングズガード、ノボバカラ、ベストウォーリア
(8)1600mを4戦以上して連対が1回以下
   ニシケンモノノフ
(9)前走1200m以下戦使用馬(ただし、前2・3走前に1600m以上戦1着歴ある馬除く)
   ニシケンモノノフ、レッツゴードンキ
(10)前走1400m以下戦使用馬のうち、1600m以上戦で連対歴がなかった馬
   キングズガード、ニシケンモノノフ

3 スピード指数上位馬(地方馬除く)
(1)テイエムジンソク
(2)ゴールドドリーム
(3)ベストウォーリア
(4)アウォーディー
(5)ロンドンタウン
(6)インカンテーション

☆フェブラリーS予想
◎ゴールドドリーム
○テイエムジンソク
▲インカンテーション
△サンライズノヴァ
△ロンドンタウン

本命は東京コース4戦3勝2着1回と崩れたことがない昨年王者ゴールドドリームとしました。史上2頭目の連覇を期待します。相手筆頭はゴールドドリームとチャンピオンズCで接戦を演じたテイエムジンソク。単穴に昨年同舞台の武蔵野S(GIII)勝ちのインカンテーション。以下、印の馬をおさえます。


# by Yuuichiro_K | 2018-02-17 23:35 | データ予想 | Trackback | Comments(0)
2018年 02月 17日

ダイヤモンドSは古豪フェイムゲームが3度目の制覇&重賞6勝目を飾る

今日、東京競馬場では、天皇賞・春(GI)に向けて注目のステップレース・ダイヤモンドS(GIII・ハンデ、芝3400m)が行われました。
レースは、C.ルメール騎手騎乗の1番人気フェイムゲームが、後方追走から直線外力強く伸びて、中団追走から内を突いて伸びた5番人気リッジマンに1 3/4馬身差をつけて優勝しました。
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8歳になっても元気いっぱい!フェイムゲームが同一重賞レース3勝目の快挙達成となりました。

☆ダイヤモンドS結果
1着◎フェイムゲーム  (C.ルメール)3'31'6(良)
2着 リッジマン    (蛯 名)1 3/4
3着▲ソールインパクト (福 永)1 1/4
4着 リッチーリッチー (内 田)クビ
5着△プレストウィック (戸 崎)クビ

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 リッジマン     B
  普通
2 ハッピーモーメント B+
  落ち着いて力強い動き
3 プレストウィック  B+
  落ち着いて伸びやかな動き
4 ラブラドライト   B
  普通
5 ホウオウドリーム  B+
  時折小刻み首を振るも動き良し
6 ソールインパクト  B
  普通
7 リッチーリッチー  C
  2人引き、落ち着きなし
8 レジェンドセラー  B
  2人引き、時折小走り
9 トウシンモンステラ B
  普通
10 ダウンザライン   B
  普通
11 サイモントルナーレ B
  普通
12 グランアルマダ   B
  普通
13 トレジャーマップ  C
  落ち着きなし
14 フェイムゲーム   B+
  首高いが、相変わらず堂々と周回

今年のダイヤモンドS(GIII)は、過去同レースを2勝2着1回と得意としている古豪フェイムゲームがメンバー中唯一の重賞勝ち馬として出走。当然、トップハンデを背負いながらも人気を集めましたが、期待に応え見事貫禄勝ちとなりました。

フェイムゲームのパドックは、落ち着いて堂々と周回、好調子だったと思います。レースはいつもどおり後方でじっくり脚をためると、最後の直線外からメンバー中最速の上がり35.3秒の末脚を繰り出して一気に差し切りました。8歳になっても衰え知らずの素晴らしい走り、本当にお見事でした。

2着は、5番人気のリッジマンが健闘。パドックは特に目立つ感じはありませんでしたが落ち着いて周回していました。レースは中団追走から直線でメンバー中2番目の上がり35.7秒の末脚で伸びてきました。52キロの軽ハンデに恵まれた面もあったと思いますが、長距離戦得意のベテラン蛯名騎手の好騎乗も光りました。

リッジマン
父スウェプトオーヴァーボード 母アドマイヤモンロー(母の父Cearleon)
2013年5月25日生 牡5 栗東・床野靖志厩舎
21戦4勝(2018年2月17日現在)
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3着は、6番人気のソールインパクト。パドックは普通に落ち着いて周回していました。レースは2着馬と同じような位置から直線しぶとく伸びました。前年のアルゼンチン共和国杯(GII)2着になるなど東京コースはこれで(2.1.6.3)と安定した成績。得意の舞台で前走日経新春杯11着大敗から巻き返しました。

ソールインパクト
父ディープインパクト 母クリームオンリー(母の父Exchange Rate)
2012年1月31日生 牡6 美浦・戸田博文厩舎
34戦4勝(2018年2月17日現在)
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なお、2番人気のホウオウドリーム(7着)、3番人気のレジェンドセラー(10着)は、共にルーラシップ産駒の4歳馬ということで人気を集めたものの、いいところなく完敗。
ホウオウドリームはフェイムゲームをマークするようにレースを進めましたが、直線は逆に突き放され完全に力負けでした。
レジェンドセラーはパドックでやや落ち着きがなく長距離戦ですし、不安を感じたのですが、案の定2番手追走も直線一杯となってしまいました。共に期待に応えられなかったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したフェイムゲーム君を掲載します。
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パドックは、以前は2人引きでないと抑えきれないくらい気合いを表に出すタイプでしたが、今日は1人引きで、落ち着いて周回。ベテランの貫禄といった感じで良い雰囲気でした。
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鞍上のC.ルメール騎手は、2007年トウカイトリック以来、11年振り2度目のダイヤモンドS勝ち。レース後のインタビューでは「強かったですね。8歳ですが頑張ってくれました。福永騎手の馬(ソールインパクト)をマークして行って、直線はそれほど反応は速くなかったのですが、スタミナがあってラスト200mからもう1回伸びました。」とコメントしていました。
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ダイヤモンドS3勝目はもちろん史上最多記録。8歳になってもまだまだ長距離戦なら戦えそうです。これで重賞6勝目、本当におめでとうございました!

フェイムゲーム
父ハーツクライ 母ホールオブフェーム(母の父アレミロード)
2010年5月11日生 騸8 青鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・宗像義忠厩舎
28戦7勝(2018年2月17日現在)
(重賞勝利)2017年目黒記念(GII)、2014年アルゼンチン共和国杯(GII)、2018年・2015年・2014年ダイヤモンドS(GIII)、2013年京成杯(GIII)


# by Yuuichiro_K | 2018-02-17 22:23 | 18年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)