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カテゴリ:20年GI優勝馬写真( 1 )


2020年 02月 23日

16年振りの二刀流GIホース誕生!フェブラリーSはモズアスコットが完勝で新ダート王に輝く

今日、東京競馬場では、冬のダートマイル王決定戦・フェブラリーS(GI、4歳上・ダート1600m)が行われました。
レースは、C.ルメール騎手騎乗の1番人気モズアスコットが、中団追走から直線鋭く伸びて一気に抜け出し、同じく中団から伸びた16番人気ケイティブレイブに2 1/2馬身差をつけて優勝しました。
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前哨戦の根岸Sに続き、モズアスコットが圧巻の強さで完勝。見事新ダート王の座につきました。

☆フェブラリーS結果
1着◎モズアスコット  (C.ルメール) 1'35'2(良)
2着 ケイティブレイブ (長 岡) 2 1/2
3着 サンライズノヴァ (松 山) 1 1/4
4着 ワンダーリーデル (横山典) ハナ
5着 タイムフライヤー (S.フォーリー)1 3/4

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 ブルドッグボス   B  
  普通
2 アルクトス     B+
  落ち着いて動き良し
3 ワイドファラオ   B
  普通
4 タイムフライヤー  A
  2人引き、首高いが力強い歩様目に付く
5 インティ      B
  2人引き、徐々に煩くなる
6 ミッキーワイルド  B
  普通
7 ヴェンジェンス   B+
  落ち着いて動き良し
8 キングズガード   B
  2人引き、普通
9 サンライズノヴァ  B+
  いつもより落ち着きがあり動き良し
10 ノンコノユメ    B
  普通
11 モジアナフレイバー B+
  落ち着いて伸びやかな動き
12 モズアスコット   B+
  落ち着いて周回。前走、根岸Sと同じような雰囲気
13 デルマルーヴル   B
  普通
14 ミューチャリー   B
  2人引き、普通
15 ケイティブレイブ  B
  普通
16 ワンダーリーデル  C
  落ち着きなし

今年のフェブラリーSは、前年の最優秀ダート馬クリソベリル、ダートGI(級)5勝のゴールドドリーム、川崎記念馬チュウワウィザードが海外遠征のため、東京大賞典馬オメガパフューム、東海Sの覇者エアアルマスが回避したのは残念でしたが、それでもGI(級)ホースが7頭も出走。好メンバーが揃った一戦となりました。

人気は前哨戦の根岸S(GIII)を初のダート戦ながら好時計勝ちした安田記念馬モズアスコットが単勝2.8倍で1番人気。前年の覇者インティが単勝3.0倍で差なく2番人気。前年の南部杯(JpnI)の覇者サンライズノヴァが単勝6.8倍で3番人気。東京ダートコース6戦5勝2着1回と崩れたことがないアルクトスが単勝9.0倍で4番人気。この4頭が単勝10倍を切る人気を集めていましたが、圧倒的な強さを見せつけて優勝したのは、1番人気のモズアスコットでした。

モズアスコットのパドックは、前走・根岸S(GIII)優勝時と同様、普通に落ち着いて周回していました。レースはワイドファラオとアルクトスが並ぶように飛ばし、1000m通過58.3秒とハイペースとなりましたが、モズアスコットは中団の内を楽に追走。直線は内から上がり35.4秒の末脚を繰り出して先行馬群を一気に捕らえ、後続をあっという間に突き放す圧勝となりました。あまりの強さにただただ感嘆しました。歴史に残る芝・ダートGI制覇の大快挙、本当におめでとうございました!

2着は単勝142.6倍、16番人気のケイティブレイブが大健闘。パドックは特に目立つ感じはありませんでしたが、レースでは勝ち馬とほぼ同じ位置から良く伸びてきました。2018年JBCクラシック(JpnI)など交流GI3勝の実力馬ですが、昨年ドバイ遠征で急病に倒れ、帰国後の交流GIで東京大賞典6着、川崎記念8着と大敗。もう復活は厳しいと思っていたので本当に驚きました。なお、GI初騎乗だった長岡禎仁騎手も落馬事故の大怪我から立ち直った苦労人。人馬とも天晴れの一言です。

ケイティブレイブ
父アドマイヤマックス 母ケイティローレル(母の父サクラローレル)
2013年5月11日生 牡7 栗東・杉山晴紀厩舎
38戦12勝(2020年2月23日現在)
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3着は3番人気のサンライズノヴァが人気どおりの好走。パドックは煩いくらい気合いを表に出すタイプですが、今日は比較的落ち着いて良い雰囲気でした。レースは後方2番手追走からメンバー最速の上がり35.3秒で良く追い込んできました。流石はこのレースと相性の良いゴールドアリュール産駒だけのことはありました。

サンライズノヴァ
父ゴールドアリュール 母ブライトサファイヤ(母の父サンダーガルチ)
2014年4月9日生 牡6 栗東・音無秀孝厩舎
26戦8勝(2020年2月23日現在)
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なお、2番人気のインティは逃げることができず3番手追走も、いいところなく14着に大敗。逃げられないと脆いタイプだけに仕方ない結果と言えそうです。期待に応えられなかったのは残念でした。

それでは最後に見事優勝したモズアスコット君を掲載します。
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パドックは、前走根岸Sと同じような雰囲気、普通に落ち着いて周回していました。

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今日6勝と絶好調だった鞍上のC.ルメール騎手は、フェブラリーS初制覇。なお、レース後のインタビューでは「ついにフェブラリーSを勝てました。今までたくさん2着がありましたが、今日はビッグチャンスだと思っていましたし、勝てて嬉しいです。今日はいいスタートを切って、インティの後ろにつけて、直線はすごくいい脚で加速しました。素晴らしい脚でしたね。彼はダートで新しい面が出ました。彼のような血統のダートホースもいますし、すぐにダートに慣れて能力を発揮してくれました。強かったです。是非またGIで応援してください。」とコメントしていました。
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ウイニングランを終えた直後のルメール騎手とモズアスコットです。ガッツポーズを繰り返し、とても嬉しそうでした。

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管理する矢作芳人厩舎もフェブラリーS初制覇となりました。昨年暮れの有馬記念(GI)、ホープフルS(GI)に続く3連続のGI制覇は素晴らしいですね。なお、矢作師のレース後のインタビューでは「状態も良くなっていましたし、芝スタートで1600mと条件が好転していましたし、自信はありましたが、その分、緊張もしました。レースについてルメール騎手と特に話はしていません。道中の位置取りも良く、直線、外に出せば必ず伸びると思っていました。抜け出した後も、府中の直線は長いので最後まで気を抜けませんでしたが、嬉しかったです。連闘でGIを勝ったり、ダートでもGIを勝ち、すごい馬です。年を重ね、適性が変わってきたところがあり、芝なら時計の掛かる馬場が、それかダートが合っています。この後は、オーストラリアのドンカスターマイルに向かいます。秋は、アメリカのブリーダーズCダートマイルを視野に入れています。本格的に、芝・ダートの二刀流として育てていきたいと思います。」とコメントしていました。

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芝・ダート両方のGIを勝ったのは、クロフネ、イーグルカフェ、アグネスデジタル、アドマイヤドンに続く史上5頭目の快挙となりました。今後は海外遠征するようなので、ぜひとも頑張ってほしいと思います。今日は久しぶりのGI制覇、本当におめでとうございました!

モズアスコット
父Frankel 母India(母の父Hennessy)
2014年3月31日生 牡6 栗毛 アメリカ・Summer Wind Farm生産 栗東・矢作芳人厩舎
21戦7勝(2020年2月23日現在)
(重賞勝利)2018年安田記念(GI)、2020年フェブラリーS(GI)、根岸S(GIII)


by Yuuichiro_K | 2020-02-23 23:59 | 20年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)