人気ブログランキング |

愛しのサラブレッド写真館 

prekrasnie.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:19年GII・GIII優勝馬写真( 11 )


2019年 06月 16日

初ダートも問題なし!ユニコーンSはワイドファラオが逃げ切り重賞2勝目を飾る

今日、東京競馬場では過去多くのGIホースを輩出している注目の3歳ダート重賞・ユニコーンS(GIII、ダート1600m)が行われました。レースは、福永祐一騎手騎乗の3番人気ワイドファラオが、スタートからハナを奪って逃げると、最後まで脚色衰えず良く粘り、中団から伸びた2番人気デュープロセスの追撃をアタマ差おさえて優勝しました。
b0015386_23170472.jpg
ワイドファラオ(内の白帽)が、デュープロセスとの一騎打ちを制し、見事逃げ切りました。

☆ユニコーンS結果
1着▲ワイドファラオ  (福 永) 1'35'5(重)
2着○デュープロセス  (M.デムーロ)アタマ
3着 ダンツキャッスル ( 幸 ) 3
4着 ヴァニラアイス  (田 辺) 3/4
5着 エルモンストロ  (蛯 名) ハナ

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 ワイドファラオ   B
  普通、時折気合いを表に出して周回
2 イメル       B
  普通
3 ヴァイトブリック  B
  普通、時折小走り
4 エルモンストロ   B+
  落ち着いて動き良し
5 サトノギャロス  
  競争除外
6 デアフルーグ    B+
  首高い、後肢の踏み込み力強い
7 サディファレンス  B
  普通
8 デュープロセス   B+
  パドックの外目を大きく周回
9 ロードグラディオ  B
  競争除外
10 ヴァニラアイス   B
  普通、時折小走り
11 ダンツキャッスル  B
  普通
12 オンザウェイ    B
  普通
13 ニューモニュメント B
  普通
14 ノーヴァレンダ   B
  普通
15 アシャカトブ    C
  落ち着きなし

今年のユニコーンSは、同舞台で行われた前哨戦の青竜S(OP)優勝馬デュープロセス(単勝3.0倍、2番人気)と同レース・クビ差2着のデアフルーグ(単勝2.6倍、1番人気)の2頭に人気が集中していました。しかし、勝ったのは、芝1600mの重賞NZT(GII)の覇者で、今日が初ダート戦だった3番人気ワイドファラオでした。

ワイドファラオのパドックは、前走NHKマイルC(GI)で見た時とそれほど変わった感じはありませんでしたが、気合いを程よく出して周回していました。レースは、ワイドファラオが積極的にハナを奪って前半600mを33.9秒とハイペースで飛ばす展開となりましたが、最後まで後続を寄せ付けず見事逃げ切りました。今日が初ダート戦だったにも関わらず、NZT(GII)を勝った時のように、芝と変わらず逃げてしぶとく粘る走りを再現したのは素晴らしかったですね。さすが、父がダート短距離戦で実績のあるヘニーヒューズ産駒だけのことはありました。
また、勝ち時計も昨年ルヴァンスレーヴが記録したレースレコードに0.5秒劣るだけの好タイム。今後の活躍が本当に楽しみです。

2着は4連勝中の2番人気デュープロセスが人気どおりの好走。パドックは落ち着いて外目を大きく周回していて、なかなか好調子に見えました。レースは中団追走からメンバー最速の上がり36.5秒の末脚を繰り出して、逃げ込みを図るワイドファラオにただ1頭迫り、叩き合いに持ち込んだものの、惜しくもクビ差届きませんでした。しかし、これで6戦連続連対と相変わらずの安定した走りは見事でした。

デュープロセス
父Daiwa Major 母Rose Law(母の父New Approach)
2016年4月2日生 牡3 栗東・安田隆行厩舎
6戦4勝(2019年6月16日現在)
b0015386_23165751.jpg
3着は、6番人気のダンツキャッスルが健闘。パドックは特に目立つ感じはありませんでしたが、普通に落ち着いて周回していました。レースは1・2着馬にはやや離されたものの、好位4番手追走から直線しぶとく脚を伸ばしてきました。これで、ダート戦は4戦して全て3着以内。今日が12戦目と使い詰めでしたが良く走ったと思います。

ダンツキャッスル
父ルーラーシップ 母ダンツクイン(母の父スペシャルウィーク)
2016年4月2日生 牡3 栗東・谷潔厩舎
12戦2勝(2018年6月17日現在)
b0015386_23165048.jpg
なお、1番人気のデアフルーグは、後方追走から直線外に持ち出すも伸びを欠き7着に凡走。パドックは動きも力強く良く見えただけに、今日のような早い時計の出る馬場は合わなかったのかもしれません。期待に応えられなかったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したワイドファラオ君を掲載します。
b0015386_23164081.jpg
パドックは馬格があり、ダートでも走りそうな雰囲気はありました。
b0015386_23163369.jpg
鞍上の福永祐一騎手は2012年ストローハット以来となるユニコーンS2度目の制覇。なお、レース後のインタビューでは「最内枠でしたから、逃げるか、控えるか考えましたが、他に強力な逃げ馬もなく、良いスタートを切れたので、それで控えるとリズムが崩れるので逃げていきました。正直、最後の直線では脚が上がりましたが、よくしのいでくれました。この馬の勝負根性、気持ちの強さが出たと思います。初めてのダートで重賞を勝つのは簡単にはできないものです。これからGIの舞台で活躍できるような馬になってほしいと思います。」とコメントしていました。
b0015386_23162298.jpg
かつて同じようなタイプでメイショウボーラー(2003年朝日杯FS2着、2005年フェブラリーSを福永騎手騎乗で逃げ切り勝ち)という馬がいましたが、彼の再来と呼べる存在になるかもしれませんね。今日は重賞2勝目おめでとうございました!

ワイドファラオ
父ヘニーヒューズ 母ワイドサファイア(母の父アグネスタキオン)
2016年4月3日生 牡3 栗毛 新ひだか フジワラファーム生産 栗東・角居勝彦厩舎
6戦3勝(2019年6月16日現在)
(重賞勝利)2019年ニュージーランドトロフィー(GII)、ユニコーンS(GIII)


by Yuuichiro_K | 2019-06-16 23:22 | 19年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2019年 06月 09日

エプソムCは、ダービー馬レイデオロの全弟・良血レイエンダが待望の重賞初制覇

今日、東京競馬場ではあいにくの雨の中、秋に向けて注目のエプソムC(GIII、3歳上・芝1800m)が行われました。レースは、C.ルメール騎手騎乗の5番人気レイエンダが、2番手追走から直線鋭く伸びて、逃げ粘った7番人気サラキアに3/4馬身差をつけて優勝しました。

b0015386_23245180.jpg
超スローペースの2番手追走から鋭く伸びた良血馬レイエンダが待望の重賞初制覇を飾りました。

☆エプソムC結果
1着 レイエンダ    (C.ルメール)1'49'1(稍)
2着 サラキア     (丸 山)3/4
3着◎ソーグリッタリング(浜 中)1
4着 ショウナンバッハ (吉田豊)1 1/4
5着 ブレスジャーニー (戸 崎)クビ

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 ショウナンバッハ  B
  普通、時折小走り
2 ハクサンルドルフ  B
  普通
3 ストーンウェア   B
  普通
4 ソーグリッタリング B+
  時折小走りも動き良し
5 アップクォーク   B
  普通
6 サラキア      B
  普通
7 プロディガルサン  B
  普通
8 ミッキースワロー  B
  普通、時折小走り
9 レイエンダ     B
  普通、首高い
10 ソウルスターリング
  出走取消
11 カラビナ      B
  普通
12 ブレスジャーニー  B
  普通
13 アンノートル    B
  2人引き、普通
14 ダノンキングダム  B
  普通、首高い

今年のエプソムCは、出走馬14頭中、重賞勝ち馬がブレスジャーニーとミッキースワローのわずか2頭。その2頭も勝利から遠ざかっていたこともあり、単勝オッズ10倍以下の馬が5頭と人気は割れていました。そんな混戦模様の一戦を制したのは、上位人気の一角、2016年日本ダービー馬レイデオロの全弟という良血馬レイエンダでした。

レイエンダのパドックは、激しくイレ込んでいた昨年のセントライト記念、そわそわと集中していなかった東京新聞杯の時と比べると、遥かに落ち着いて周回していました。レースは、サラキアが1000m通過63.9秒と超スローペースで逃げる展開となりましたが、レイエンダは直後の2番手を追走。余力十分で直線に向くと、メンバー最速タイの上がり32.7秒で鋭く伸び、逃げたサラキアを楽々捕らえ、後続を完封する完勝となりました。
これまで、良血馬ということで期待されながらも、重賞で人気を裏切るレースが続いていましたが、ついに期待に応えましたね。まだ伸び盛りの4歳馬、今後の活躍が本当に楽しみです。

2着は7番人気の4歳牝馬サラキアが健闘。パドックは普通に落ち着いて周回していました。レースは前述のとおり超スローペースで逃げれたことで、最後まで脚色衰えることなく、上がり3ハロンを33.0秒でまとめ、レイエンダ以外の後続を完封したのはお見事でした。昨年秋、ローズS(GII)2着、秋華賞(GI)4着と大舞台で好走してきたのは伊達ではなかったですね。適距離の中距離戦に戻って良い走りを見せてくれました。

サラキア
父ディープインパクト 母サロミア(母の父Lomitas)
2015年2月5日生 牝4 栗東・池添学厩舎
10戦2勝(2019年6月9日現在)
b0015386_23243008.jpg
3着は1番人気のソーグリッタリング。パドックは、ステイゴールド産駒らしく時折小走りになるなど気合を表に出して周回も、まずまず落ち着いて動きは良かったです。レースは序盤は好位5番手を追走も、4角では7番手までポジションを下がってしまったのが前残りの展開だっただけに厳しかったですね。直線は外からメンバー最速の上がり32.7秒で伸びたものの3着が精一杯でした。

ソーグリッタリング
父ステイゴールド 母ソーマジック(母の父シンボリクリスエス)
2014年2月19日生 牡5 栗東・池江泰寿厩舎
20戦7勝(2019年6月9日現在)
b0015386_23242465.jpg
なお、2番人気のミッキースワロー、3番人気プロディガルサンは、共にパドックの気配は悪くなかったと思います。しかし、ミッキースワローは超スローペースの展開で4コーナー後方2番手で全く勝負にならず10着に完敗。プロディガルサンはソーグリッタリングとほぼ同じ位置にいながら、直線内を突くも伸びを欠き6着に凡走。共に人気を裏切ってしまったのは残念でした。

それにしても、エプソムCは例年4歳馬が強いレースなのですが、今年も該当の2頭で1・2着とは。。。馬連56.7倍もつくなら買っておくべきでした。
それでは最後に見事優勝したレイエンダ君を掲載します。
b0015386_23241592.jpg
パドックは、以前に比べると大分落ち着いて周回しており、気性の成長を感じました。

b0015386_23240754.jpg
鞍上のC.ルメール騎手はエプソムC初制覇。なお、レース後のインタビューでは「いいスタートを切れたのでいいポジションが取れました。道中も折り合いがついて冷静に走っていました。柔らかい馬場を心配していましたが、反応が良く速い脚を使ってくれました。今日はチークピーシーズを付けて100%の力が出せたと思います。血統が良く能力もすごく高いので今後がとても楽しみです。」とコメントしていました。
b0015386_23235920.jpg
勝ち時計が遅かったので、次走が試金石になると思いますが、筋の通った良血馬だけに秋が楽しみです。今日は重賞初制覇、本当におめでとうございました!

レイエンダ
父キングカメハメハ 母ラドラーダ(母の父シンボリクリスエス)
2015年1月30日生 牡4 黒鹿毛 安平 ノーザンファーム生産 美浦・藤沢和雄厩舎
8戦4勝(2019年6月9日現在)
(重賞勝利)2019年エプソムC(GIII)


by Yuuichiro_K | 2019-06-09 23:28 | 19年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2019年 05月 27日

目黒記念は、ルックトゥワイスが日本レコードで待望の重賞初制覇

昨日、東京競馬場ではダービーの熱気も冷めやらぬ最終12レースに、伝統のハンデ戦・目黒記念(GII・3歳上ハンデ・芝2500m)が行われました。
レースは、D.レーン騎手騎乗の3番人気ルックトゥワイスが後方2番手から直線外鋭く伸び、同じく後方から末脚を伸ばした5番人気アイスバブルに1 1/4馬身差をつけて優勝しました。
b0015386_22314222.jpg
ルックトゥワイスが大外から鮮やかな追い込みを決め、待望の初重賞制覇を飾りました。

☆目黒記念結果
1着○ルックトゥワイス (D.レーン )  2'28'2(良)日本レコード
2着 アイスバブル   (B.アヴドゥラ)1 1/4
3着 ソールインパクト (福 永)  1 1/4
4着 ゴーフォザサミット(石 橋) 3/4
5着 ムイトオブリガード(武 豊)  1/2

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 ウインテンダネス  B
  普通
2 アクションスター  B
  普通
3 ソールインパクト  B
  2人引き、時折小走り
4 ムイトオブリガード B+
  大変落ち着いて周回
5 アイスバブル    B
  普通
6 ブラストワンピース B+
  いつもより落ち着いて周回
7 ゴーフォザサミット B
  普通
8 チェスナットコート C 
  落ち着きなし
9 アドマイヤエイカン B
  普通
10 ルックトゥワイス  B
  2人引き、普通、時折小走り
11 ポポカテペトル   B
  普通
12 パリンジェネシス  B
  普通
13 ケイティクレバー  C
  落ち着きなし

今年の目黒記念は、秋に凱旋門賞(仏G1)を目指すブラストワンピースが、有馬記念(GI)優勝馬としては1980年のカネミノブ以来39年振りに参戦。トップハンデ59キロを背負いながらも1番人気に推され注目されましたが、残念ながらいいところなく8着に凡走。勝ったのは、これまで重賞で惜敗が続いていた3番人気のルックトゥワイスでした。

ルックトゥワイスのパドックは、2人引きで気合いを表に出して周回していましたが、イレ込みというほどではなかったです。レースは、スタート直後に他馬に挟まれ後方2番手からの競馬となりましたが、逃げたケイティクレバーが1000m通過59.5秒とハイペースで飛ばす中、慌てず騒がずじっくりと後方2番手で脚をためると、直線はメンバー最速の上がり34.3秒の末脚を繰り出して、大外から豪快に差し切りました。
直前の日本ダービーで圧倒的1番人気のサートゥルナーリアに騎乗しながら、スタートで出遅れて4着と涙を飲んだばかりのD.レーン騎手ですが、気持ちを切り替えて、結果を出したのは流石でした。なお、勝ち時計2'28'2はゼンノロブロイが中山で記録した2'29'5の記録を0.7秒更新する驚異的な芝2500mの日本レコード。今後の活躍が楽しみになる見事な走りを見せてくれました。

2着は準オープンを勝ったばかりで、重賞初挑戦だった5番人気アイスバブルが健闘。パドックは普通に落ち着いて周回していました。レースは後方4番手から勝ち馬と併せ馬の形で良く伸びてきました。これで6戦連続の連対とクラスが上がっても堅実な走りを続けており、こちらも今後の活躍が楽しみです。

アイスバブル
父ディープインパクト 母ウィンターコスモス(母の父キングカメハメハ)
2015年4月8日生 牡4 栗東・池江泰寿厩舎
11戦4勝(2019年5月27日現在)
b0015386_22313370.jpg
3着は9番人気のソールインパクトが大健闘。パドックは2人引きで煩い仕草を見せていました。レースは中団の内をロスなく追走すると、直線も馬群を割って内からしぶとく伸びてきました。7歳になってもまだまだ元気ですね。

ソールインパクト
父ディープインパクト 母グリームオンリー(母の父Exchange Rate)
2012年2月8日生 牡6 栗東・藤原英昭厩舎
42戦4勝(2019年5月27日現在)
b0015386_22312538.jpg
なお、1番人気のブラストワンピースは前述のとおり中団侭伸びを欠き8着に凡走。パドックは、落ち着きもあり悪くは見えなかったのですが、案外な結果となってしまいました。59キロが応えたというより、本調子ではなかったのかもしれません。2番人気のムイトオブリガードもパドックは落ち着いて良い気配でしたが、レースは後方3番手から追い込むも直線の伸び一息で5着が精一杯。共に人気を裏切ったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したルックトゥワイス君を掲載します。
b0015386_22303946.jpg
パドックは、時折小走りになる場面はありましたが、まずまず落ち着いて周回していました。
b0015386_22302645.jpg
鞍上のD.レーン騎手は、来日1ヵ月で早くも重賞4勝目となりました。なお、レース後のインタビューでは「レース時、テンションが高くなる馬で、ゲート内でもある程度うまく対応できたと思ったのですが、両サイドの馬に当たってポジションが後ろからになってしまいました。それでもレースではペースが流れたので、あの位置で良かったですし、終いの脚を使ってくれました。勝てて良かったです。」とコメントしていました。
b0015386_22300149.jpg
ステイゴールド産駒らしく年を経てもまだまだ成長を続けているようで、6歳馬ですが、まだまだ活躍が期待できそうです。今日は重賞初制覇おめでとうございました!

ルックトゥワイス
父ステイゴールド 母エスユーエフシー(母の父Alzao)
2013年4月2日生 牡6 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・藤原英昭厩舎
19戦6勝(2019年5月27日現在)
(重賞勝利)2019年目黒記念(GII)


by Yuuichiro_K | 2019-05-27 22:46 | 19年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2019年 05月 11日

京王杯SCは、タワーオブロンドンがレコードタイムで重賞3勝目を飾る

今日、東京競馬場では、安田記念の前哨戦・京王杯SC(GII、4歳上・芝1400m)が行われました。レースは、D.レーン騎手騎乗の1番人気タワーオブロンドンが中団追走から直線外鋭く伸び、同じく中団から伸びた6番人気リナーテに3/4差をつけ、レコードタイムで優勝しました。
b0015386_22433494.jpg
4歳馬タワーオブロンドンが直線外から鋭く伸びて、レコードタイムで快勝となりました。

☆京王杯SC結果
1着▲タワーオブロンドン(D.レーン) 1'19'4(良)レコード
2着 リナーテ     (武 豊)3/4
3着○ロジクライ    (戸 崎)ハナ
4着△トゥザクラウン  (福 永)ハナ
5着 キャナルストリート(石 橋)3/4

パドックの個人的な評価は以下の通り。(A良い、B普通、C平凡)

1 リライアブルエース C
  落ち着きなし
2 ドーヴァー     B
  普通
3 サトノアレス    B
  普通
4 トゥザクラウン   A
  落ち着いて伸びやかな動き
5 ストーミーシー   B
  普通
6 ロジクライ     B+
  落ち着いて動き良し
7 リナーテ      B
  普通
8 キャナルストリート B
  普通
9 タワーオブロンドン B+
  時折小走りも動き良し
10 タイムトリップ   B
  普通
11 エントシャイデン  C
  落ち着きなし
12 ロードクエスト   B
  2人引き、普通
13 ブロワ       C
  落ち着きなし
14 スターオブペルシャ B
  普通
15 ダイメイフジ    B
  普通
16 スマートオーディン B
  普通

今年の京王杯SCは、東京の芝コースで重賞勝ちのあるタワーオブロンドン(1番人気)、ロジクライ(2番人気)、スマートオーディン(4番人気)と、2走前に東京芝1400mでコースレコードに0.1秒差の好時計を記録していたトゥザクラウン(3番人気)が人気を集めていましたが、期待に応えて勝ったのは、1番人気のタワーオブロンドンでした。

タワーオブロンドンのパドックは、イレ込んでいた前走・東京新聞杯に比べると、時折小走りになる程度で落ち着きを取り戻し、気配は良かったです。レースは、ブロワが1000m通過56.5秒とハイペースで飛ばす展開となりましたが、タワーオブロンドンは、先行馬群の直後の6・7番手をきっちり折り合ってスムースに追走。直線は外から鋭く伸びて、先行馬群をまとめて交わし去りました。今日も4勝を挙げた絶好調のD.レーン騎手の完璧なレース運びも光りました。
なお、勝ち時計は前年の記録を0.1秒更新する1'19'4のコースレコード。伸び盛りの4歳馬ですし、今後の活躍が楽しみになる素晴らしい走りを見せてくれました。

2着は、6番人気の5歳牝馬リナーテが健闘。パドックは牡馬に混じっても落ち着いて周回していました。レースは勝ち馬とほぼ同じ位置から、直線内を突いて鋭く伸びて、ロジクライ、トゥザクラウンと横一戦となった2着争いを制しました。前走・京都牝馬S(GIII)も7番人気の低評価を覆して2着に好走しましたが、フロックではなかったようですね。サトノダイヤモンドの半妹という良血馬は完全に本格化したようです。

リナーテ
父ステイゴールド 母マルペンサ(母の父Orpen)
2014年1月31日生 牝5 栗東・須貝尚介厩舎
16戦5勝(2019年5月11日現在)
b0015386_22432811.jpg
3着は、2番人気のロジクライ。パドックはいつも良く見せる馬ですが、今日も落ち着いて伸びやかな歩様を見せていました。レースは好位3番手から直線内からしぶとく伸びてきました。だいぶスプリント戦の流れに慣れてきたようで、安定して走るようになってきましたね。

ロジクライ
父ハーツクライ 母ドリームモーメント(母の父Machiavellian)
2013年2月22日生 牡6 栗東・須貝尚介厩舎
18戦5勝(2019年5月11日現在)
b0015386_22432185.jpg
なお、3番人気のトゥザクラウンはパドックの気配は抜群に良かったのですが、レースはハイペースを先行して早め先頭の積極策もゴール直前に力尽きて僅差の4着。ただ、初の重賞挑戦でこれだけやれれば上々でしょう。敗れたとはいえ、今後も注目したいと思います。

それでは、最後に見事優勝したタワーオブロンドン君を掲載します。
b0015386_22414292.jpg
パドックは、前走東京新聞杯の時に比べると遙かに落ち着きがあり、馬体をスッキリ見せて好気配でした。あと、鼻先が白いのが可愛いですね。
b0015386_22413564.jpg
鞍上のD.レーン騎手は新潟大賞典(GIII)に続く重賞制覇。来日して半月でこの大活躍、本当に乗れる騎手ですね。レース後のインタビューでは「良いスタートが切れましたし、すぐに折り合ってリズム良く追走できました。その分、終いの脚をしっかりと伸ばすことができました。とても強い勝ち方でした。まだ1回しか騎乗していませんし、マイルでこれだけ強い競馬ができるかはわかりません。」とコメントしていました。
b0015386_22412438.jpg
藤沢和雄厩舎は、昨年に続き京王杯SC7度目の制覇。かつて1998年京王杯SCをレコード勝ちした同厩舎の先輩タイキシャトルは続く安田記念も優勝しましたが、偉大な名馬に続く活躍を期待したいですね。今日は重賞3勝目、おめでとうございました!

タワーオブロンドン
父Raven's Pass 母スノーパイン(母の父Dalakhani)
2015年2月9日生 牡4 鹿毛 日高・ダーレー・ジャパン・ファーム(有)生産 美浦・藤沢和雄厩舎
10戦5勝(2019年5月11日現在)
(重賞勝利)2019年京王杯スプリングカップ(GII)、2017年京王杯2歳S(GII)、2018年アーリントンC(GIII)


by Yuuichiro_K | 2019-05-11 22:56 | 19年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2019年 04月 27日

青葉賞は名手横山典弘騎手に導かれたリオンリオンが鮮やかに逃げ切り重賞初制覇

今日、東京競馬場では季節外れの肌寒い陽気の下、日本ダービー(GI)の出走権を賭けた注目の一戦、ダービートライアル・青葉賞(GII)が行われました。
レースは、横山典弘騎手騎乗の5番人気リオンリオンが、好スタートからハナを奪ってマイペースで逃げると、そのまま最後までしぶとく粘って、好位から伸びた1番人気ランフォザローゼスの追撃をハナ差おさえ、優勝しました。
b0015386_00142302.jpg
大ベテラン横山典弘騎手の絶妙の手綱捌き!リオンリオンが前走に続き鮮やかに逃げ切りました。

☆青葉賞結果
1着△リオンリオン   (横山典)2'25'0(稍)
2着○ランフォザローゼス(C.ルメール)ハナ
3着△ピースワンパラディ(戸 崎)2
4着 キタサンバルカン (大 野)1 1/4
5着 サトノラディウス (三 浦)1/2

パドックの個人的な評価は以下の通り。(A良い、B普通、C平凡)

1 アドマイヤスコール B+
  2人引き、つる首、動き良し
2 リオンリオン    B+
  落ち着いてキビキビと動き良し
3 ランフォザローゼス B+
  見栄えのする好馬体、動き良し
4 セントウル     B
  普通、首高い
5 ピースワンパラディ B+
  落ち着いて動き良し
6 ウーリリ      B+
  首高いが動き良し
7 トーセンカンビーナ B
  普通
8 ピンシェル     B
  普通
9 タイセイモナーク  B
  普通
10 ディバインフォース B
  普通
11 カウディーリョ   B
  2人引き、普通
12 アルママ      B
  2人引き、普通
13 マコトジュズマル  B
  普通
14 バラックパリンカ  B
  普通
15 キタサンバルカン  B
  普通
16 サトノラディウス  B
  普通、時折小走り

今年の青葉賞は前走京成杯(GIII)2着、3戦3連対、祖母エアグルーヴの良血馬ランフォザローゼスが単勝3.3倍で1番人気。前走毎日杯(GIII)2着、ダービー馬マカヒキの全弟の良血馬ウーリリが単勝4.8倍で2番人気。デビュー2連勝のダービー馬ジャングルポケット産駒のピースワンパラディが単勝6.7倍で3番人気。前走水仙賞(500万下)勝ちのアドマイヤスコールが単勝7.3倍で4番人気。ここまでが単勝10倍以下の人気を集めていましたが、これら人気馬をおさえて勝ったのは前走大寒桜賞(500万下)を逃げ切り勝ちしていた5番人気のリオンリオンでした。

リオンリオンのパドックは、キビキビと動きが良く、なかなか良く見えました。レースは、好スタートからすぐにハナを奪い、1000m通過59.9秒と稍重馬場としては早いペースで飛ばしながらも、ラスト3ハロンを11.6秒-11.8秒-12.9秒でまとめて、ランフォザローゼス以外には影をも踏ませぬ見事な走りで、鮮やかに逃げ切りました。なんといっても絶妙のペースで逃げて、馬の力を完全に出し切ることに成功した大ベテラン横山典弘騎手の円熟の手綱捌きが光りました。

2着は、1番人気のランフォザローゼス。パドックは見栄えのする好馬体が光り、動きも上々で雰囲気は良かったです。レースは後続を引き離して飛ばした先行グループの4番手の絶好位を追走。最後の直線は、逃げ込みを図る勝ち馬にただ1頭外から良く伸びてハナ差まで追い詰めました。これで4戦4連対と相変わらずの堅実な走りは見事です。今日も負けて強しの内容で、中2週の疲れがなければダービーでも楽しみです。

ランフォザローゼス
父キングカメハメハ 母ラストグルーヴ(母の父ディープインパクト)
2016年2月14日生 牡3 美浦・藤沢和雄厩舎
4戦1勝(2019年4月27日現在)
b0015386_00141680.jpg
3着は3番人気のピースワンパラディが人気どおりの好走。パドックは落ち着いて動きも上々でした。レースは5番手追走から直線最内を突いて良く伸びてきました。過去2戦のマイル戦から一気の距離延長でしたが、ダービー馬のジャングルポケット産駒だけあって全く問題なかったですね。ダービー出走権はとれなかったですが、今後も楽しみです。

ピースワンパラディ
父ジャングルポケット 母クリアソウル(母の父アグネスデジタル)
2016年1月24日生 牡3 美浦・大竹正博厩舎
3戦2勝(2019年4月27日現在)
b0015386_00141195.jpg
なお、2番人気ウーリリは、パドックの気配は悪くなかったように見えたのですが、レースは好位追走も直線で一杯になってしまい12着に大敗。期待を裏切ってしまったのは残念でした。

それでは最後に見事優勝したリオンリオン君を掲載します。
b0015386_00140489.jpg
パドックは落ち着いてキビキビと良い動きを見せていました。

b0015386_00135797.jpg
鞍上の横山典弘騎手は、2003年ゼンノロブロイ、2010年ペルーサに続く3度目の青葉賞制覇。レース後のインタビューでは「いつも通り、馬のリズムで走らせました。最後までしっかり脚を使ってくれて、能力は十分発揮できました。本番まで時間は短いですが、もう少し良くなってほしい所があるので、調教師に良くしていただいて本番を楽しみたいと思います。」とコメントしていました。

b0015386_00134490.jpg
祖母がエリザベス女王杯馬トゥザヴィクトリーという良血馬ですし、本番のダービーも期待したいですね。今日は重賞初制覇、おめでとうございました!

リオンリオン
父ルーラーシップ 母アゲヒバリ(母の父クロフネ)
2016年1月28日生 牡3 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・松永幹夫厩舎
8戦3勝(2019年4月27日現在)
(重賞勝利)2019年青葉賞(GII)


by Yuuichiro_K | 2019-04-27 23:59 | 19年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2019年 04月 21日

フローラSは良血馬ウィクトーリアが混戦を制し、レースレコードタイの好時計で重賞初制覇

今日は、東京競馬場でオークストライアル・フローラS(GII、3歳牝・芝2000m)が行われました。
レースは、後方からレースを進めた戸崎圭太騎手騎乗の3番人気ウィクトーリアが直線馬場の真ん中から鋭く伸び、最内を突いて伸びた2番人気シャドウディーヴァをゴール直前ハナ差交わして優勝しました。
b0015386_23334074.jpg
ゴール直前まで大混戦となりましたが、ウィクトーリア(帽子黒)が鮮やかな末脚で一気に差し切りました。

☆フローラS結果
1着○ウィクトーリア  (戸 崎)1'59'5(良)
2着 シャドウディーヴァ(岩 田)ハナ
3着▲ジョディー    (武 藤)1/2
4着 パッシングスルー (石 橋)アタマ
5着◎フェアリーポルカ (和 田)ハナ

パドックの個人的な評価は以下の通り。(A良い、B普通、C平凡)

1 ローズテソーロ   B+
  キビキビと動き良し
2 シャドウディーヴァ B+
  首高いが力強い歩様
3 エトワール     B
  普通
4 ウィクトーリア   B
  2人引き、首高い、普通
5 ペレ        B
  普通
6 ウインゼノビア   B
  普通
7 アモレッタ     C
  落ち着きなし
8 パッシングスルー  B
  普通
9 ジョディー     B
  2人引き、普通、時折小走り
10 セラピア      B+
  2人引きでも落ち着いて動き良し
11 ネリッサ      B
  普通、時折首を振る
12 エアジーン     B
  普通
13 フォークテイル   B
  普通
14 イノセントミューズ C
  落ち着きなし
15 ヴィエナブロー   B+
  2人引き、動き良し
16 クラサーヴィツァ  B
  普通
17 レオンドーロ    B
  2人引き、普通
18 フェアリーポルカ  B+
  落ち着いて動き良し

今年のフローラSは、上位人気馬7頭までが単勝4.0倍から11倍台までにひしめきあい、人気は割れていました。レースはやはりゴール直前まで大混戦となりましたが、勝ったのは上位人気の一角、3番人気のウィクトーリアでした。

ウィクトーリアのパドックは、やや首の高いところを見せていましたが、2人引きでも普通に落ち着いて周回していました。レースはジョディーが1000m通過60.6秒と平均よりやや遅いペースで逃げる展開となりましたが、ウィクトーリアは鮮やかに逃げ切った前走500万下戦とは違い、スタート直後に隣のエトワールに接触したこともあり、後方からの競馬となりました。しかし、最内をロスなく追走してじっくり脚をためると、直線は馬場の真ん中からメンバー最速の上がり33.2秒の強烈な末脚を繰り出し、先行馬群をまとめて鮮やかに差し切りました。
なお、勝ち時計の1'59'5は昨年のサトノワルキューレが記録と並ぶフローラSのレースレコードタイの好タイム。血統も母が秋華賞馬ブラックエンブレムという良血馬で、本番のオークスでも楽しみな存在になりそうです。

2着は2番人気のシャドウディーヴァが人気どおりの好走。パドックは首の高いところがありましたが、動きは良く気配は上々でした。レースは中団追走から、直線で最内を突く岩田騎手得意のロスのないレース運びで、ゴール直線で勝ち馬の強襲に屈したものの、ほぼ勝ちに等しい内容で見事オークス出走権を確保しました。

シャドウディーヴァ
父ハーツクライ 母ダイヤモンドディーバ(母の父Dansili)
2016年2月29日生 牝3 美浦・斎藤誠厩舎
6戦1勝(2019年4月21日現在)
b0015386_23333402.jpg
3着は7番人気のジョディーが健闘。パドックは2人引きで時折小走りになるなど気合いを表に出して周回していましたが、イレ込みというほどではなかったです。レースは積極的にハナを奪ってマイペースの逃げに持ち込んで最後までしぶとく粘りました。東京コースはこれで4戦2勝3着2回。安定して走りますね。

ジョディー
父ダイワメジャー 母ミスティーク2(母の父Monsun)
2016年2月7日生 牝3 美浦・戸田博文厩舎
8戦2勝(2019年4月21日現在)
b0015386_23332952.jpg
なお、1番人気のセラピアは2番手追走も直線一杯になって14着に大敗。パドックの雰囲気は落ち着いて動きも良く悪くはなかったのですが、レースは力んで追走した分、直線の伸びを欠いた感じで、キャリア1戦の不利が出た印象。期待に応えられなかったのは残念でした。

それでは最後に見事に優勝したウィクトーリアちゃんを掲載します。
b0015386_23332139.jpg
パドックは、やや首が高かったものの、2人引きでも落ち着いて周回していました。

b0015386_23331490.jpg
鞍上の戸崎圭太騎手は、フローラS初制覇。レース後のインタビューでは、「初めてレースで乗りましたが、調教に乗ってフットワークの良さを感じていました。今日は逃げる作戦でしたが出遅れてしまいました。でも、直線でしっかり伸びるいいパフォーマンスでした。これだけのパフォーマンスを見せましたし、良血馬ですから成長するでしょう。更なる活躍を期待したいです。」とコメントしていました。
b0015386_23330492.jpg
これまで勝ってきた逃げのスタイルから一転、差す競馬でも結果を出したことで、今後の展望が大きく広がる勝利になったと思います。レース後に疲れが出やすいタイプとのことですが、どうか無事にオークスに出走してほしいと思います。今日は初重賞制覇、おめでとうございました!

ウィクトーリア
父ヴィクトワールピサ 母ブラックエンブレム(母の父ウォーエンブレム)
2016年3月27日生 牝3 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・小島茂之厩舎
5戦3勝(2019年4月21日現在)
(重賞勝利)2019年フローラS(GII)


by Yuuichiro_K | 2019-04-21 23:40 | 19年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2019年 02月 16日

ダイヤモンドSは4歳馬ユーキャンスマイルが人気に応え重賞初制覇

今日、東京競馬場では、天皇賞・春(GI)に向けて注目の長距離重賞・ダイヤモンドS(GIII・ハンデ、芝3400m)が行われました。
レースは、岩田康誠騎手騎乗の圧倒的1番人気ユーキャンスマイルが、後方追走から直線内を割って鋭く伸び、逃げ粘った8番人気サンデームーティエに2 1/2馬身差をつけて優勝しました。
b0015386_23271515.jpg
唯一の4歳馬ユーキャンスマイルが内から一気に突き抜けて快勝となりました。

☆ダイヤモンドS結果
1着▲ユーキャンスマイル(岩 田)3'31'5(良)
2着 サンデームーティエ(江田照)2 1/2
3着◎カフェブリッツ  (蛯 名)1 1/4
4着△ソールインパクト (田 辺)1/2
5着○ララエクラテール (戸 崎)1 3/4

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 ルミナスウォリアー B+
  2人引き、落ち着いて力強い動き
2 カフェブリッツ   B+
  後肢の踏み込み力強い
3 シホウ       B
  普通
4 ピッツバーグ    B
  普通
5 ブライトバローズ  B
  普通
6 ララエクラテール  B
  普通
7 ソールインパクト  B
  普通、最後の一周チャカつく
8 サンデームーティエ B
  2人引き、時折小走り
9 グローブシアター  B
  普通
10 ユーキャンスマイル B+
  2人引き、落ち着いて力強い動き

今年のダイヤモンドSは10頭立て、重賞勝ち馬もルミナスウォリアー1頭と例年より寂しいメンバーとなりました。人気は唯一の4歳馬で昨年の菊花賞(GI)3着のユーキャンスマイルが単勝1.7倍の圧倒的支持を集めましたが、期待どおりの強さを見せつけ、見事重賞初制覇を飾りました。

ユーキャンスマイルのパドックは、初めて見ましたが2人引きでも落ち着き十分。力強い踏み込みが目に付き、なかなか良く見せていました。レースはサンデームーティエがマイペースで逃げる展開となりましたが、ユーキャンスマイルは中団やや後ろを追走。その後ポジションを徐々に下げ、4コーナーで後方2番手。結構馬券を厚めに買っていたので、果たしてここから届くのかドキドキして見ていましたが、最後の直線は、メンバー最速の上がり33.4秒の末脚を繰り出して、内から馬群を割って鋭く伸び、終わってみれば2着に2 1/2馬身差をつける完勝となりました。母の父がダンスインザダークということで長距離戦が良さそうな血統ですし、天皇賞・春(GI)でも面白い存在になりそうです。

2着は単勝51.1倍、1000万下クラスの条件馬・8番人気の伏兵サンデームーティエが大健闘。パドックは時折小走りになるなど気合いを表に出して周回していました。レースはスタート今一つでしたが、すぐにハナを奪ってマイペースの逃げに持ち込んだ江田照男騎手の好判断が光り、勝ち馬には一気に交わされてしまったものの、50キロの軽ハンデを活かし最後まで良く粘りきりました。

サンデームーティエ
父タニノギムレット 母ミサトペニー(母の父オペラハウス)
2014年4月10日生 牡5 美浦・谷原義明厩舎
24戦3勝(2019年2月16日現在)
b0015386_23270897.jpg

3着は、3番人気のカフェブリッツが人気どおりの好走。パドックは後肢の踏み込みが力強く、なかなか良く見えました。レースは好位3番手を追走。最後の直線はじりじり伸びたものの、勝ち馬には一気に交わされ、逃げ馬を捕らえることはできませんでした。

カフェブリッツ
父マンハッタンカフェ 母カフェララルー(母の父Stravinsky)
2013年5月24日生 牡6 栗東・池江泰寿厩舎
22戦5勝(2019年2月16日現在)
b0015386_23270263.jpg

なお、2番人気のグローブシアターは、パドックは普通に落ち着いて周回していましたが、レースは好位4・5番手追走も直線伸びを欠き6着に凡走。浜中騎手のコメントでは距離が長かったとのこと。人気を裏切ってしまったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したユーキャンスマイル君を掲載します。
b0015386_23265452.jpg
パドックは落ち着いて力強い歩様を見せ、なかなかの好気配でした。
b0015386_23264540.jpg
鞍上の岩田康誠騎手は、昨年の天皇賞・春以来、久しぶりの重賞制覇でダイヤモンドSは初制覇。得意のイン突きを決めてくれました。なお、レース後のインタビューでは「乗りやすい馬で余裕がありました。どの進路でも抜け出せそうな感じで、行きだしてからの反応もよく楽勝でした。こういう長い距離で楽しみな馬です。」とコメントしていました。
b0015386_23263841.jpg
菊花賞で後の有馬記念馬ブラストワンピースに先着した実績は伊達ではなかったですね。また4歳世代から楽しみな馬が出てきました。今日は重賞初制覇おめでとうございました!

ユーキャンスマイル
父キングカメハメハ 母ムードインディゴ(母の父ダンスインザダーク)
2015年5月3日生 牡4 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・友道康夫厩舎
10戦4勝(2019年2月16日現在)
(重賞勝利)2019年ダイヤモンドS(GIII)


by Yuuichiro_K | 2019-02-16 23:39 | 19年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2019年 02月 11日

クイーンCはクロノジェネシスが人気に応え重賞初制覇

今日、東京競馬場では過去4年で出走馬の中から3頭のGIホース(アエロリット、ミッキークイーン、メジャーエンブレム)が出ている注目の3歳牝馬重賞・クイーンC(GIII、芝1600m)が行われました。レースは、北村友一騎手騎乗の1番人気クロノジェネシスが中団やや後ろ追走から直線鋭く伸び、最後方から外追い込んだ2番人気ビーチサンバの追撃をクビ差おさえ、優勝しました。
b0015386_21030930.jpg
人気を集めた阪神JF2・3着馬の一騎打ちとなりましたが、1番人気のクロノジェネシスが危なげなく勝利しました。

☆クイーンC結果
1着○クロノジェネシス (北村友)1'34'2(良)
2着◎ビーチサンバ   (福 永) クビ
3着 ジョディー    (武 藤) 1/2
4着 カレンブーケドール(戸 崎) クビ
5着 レッドベルディエス(F.ブロンデル)1 3/4

※パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 マドラスチェック  B
  普通
2 レッドベルディエス C
  落ち着きなし
3 ミリオンドリームズ C
  落ち着きなし
4 ジョディー     C
  2人引き、落ち着きなし
5 アークヴィグラス  B
  2人引き、普通
6 ビーチサンバ    A
  大変落ち着いて力強い踏み込み目に付く
7 カレンブーケドール B
  普通、首高い
8 マジックリアリズム B
  2人引き、普通
9 クロノジェネシス  B
  首高い、時折小走り

今年のクイーンCは9頭立てとやや寂しいメンバーとなりましたが、前走阪神JF(GI)2着馬クロノジェネシスと同3着馬ビーチサンバが出走する注目の一戦となりました。人気もクロノジェネシスが単勝2.1倍、ビーチサンバが単勝3.2倍とこの2頭が抜けた支持を集めていましたが、終わってみれば、やはりこの2頭の力が抜けていたと感じさせる結果となりました。

勝ったのは1番人気のクロノジェネシス。パドックは首が高く、時折小走りになるなど気合いを表に出して周回していましたが、前走の阪神JFの時ほど、うるさくはなかったです。レースはジョディーが1000m通過60.4秒とスローペースで逃げる展開となりましたが、クロノジェネシスは中団をかかり気味に追走。それでも楽な手応えのまま直線に向くと、外から追い上げてきた最大のライバル・ビーチサンバが並びかけてから追い出す余裕たっぷりの走りで力強く伸び、先行馬群をあっという間に差し切る、着差以上に危なげのない走りを見せてくれました。
さすがはGI2着馬といった貫禄を感じさせる勝利で本番のクラシックが本当に楽しみです。なお、管理する斉藤崇史厩舎は開業5年目で初の重賞勝利ということで、本当におめでとうございました!

2着は2番人気のビーチサンバが人気どおりの好走。パドックはいつも良く見せる馬ですが、今日も大変落ち着いてパドックの外目を大きく周回。力強い踏み込みが目に付き素晴らしいデキに見えました。ただ、レースは出遅れて最後方からの競馬となる厳しい展開となりました。それでも、直線は大外からメンバー最速の上がり32.9秒の末脚を繰り出して勝ち馬にクビ差まで迫り、敗れたとはいえ、こちらも強い内容だったと思います。

ビーチサンバ
父クロフネ 母フサイチエアデール(母の父サンデーサイレンス)
2016年4月4日生 牝3 栗東・友道康夫厩舎
4戦1勝(2019年2月11日現在)
b0015386_21030175.jpg
3着は7番人気の伏兵ジョディーが大健闘。パドックは2人引きでかなりチャカついていましたが、気合いを表に出すタイプのようです。レースは積極的にハナを奪い、スローペースで逃げたことで最後までしぶとく粘りました。前走阪神JFは先行できずに16着に大敗しましたが、今日は2戦2勝と得意の東京コースで持ち味を発揮し、見事巻き返してくれました。

ジョディー
父ダイワメジャー 母ミスティークII(母の父Monsun)
2016年2月7日生 牝3 美浦・戸田博文厩舎
6戦2勝(2019年2月11日現在)
b0015386_21025562.jpg
なお、3番人気のミリオンドリームズは昨年8月以来久しぶりのレースのためかパドックは落ち着きがなくあまり良く見えなかったのですが、レースは3番手追走も直線一杯となって8着に凡走。期待に応えられなかったのは残念でした。

それにしても、阪神JFのレース後も感じましたが、やはりクロノジェネシスとビーチサンバの力差は紙一重で、両馬ともGIの舞台でチャンスがある馬だと改めて思いました。共にこのまま無事にクラシック本番に向かってほしいです。

それでは最後に見事優勝したクロノジェネシスちゃんを掲載します。

b0015386_21022021.jpg
パドックは、時折小走りになるなど気合いを表に出して周回していましたが、イレ込みというほどではなかったです。

b0015386_21021109.jpg
鞍上の北村友一騎手はクイーンC初制覇。レース後のインタビューでは、「この馬の瞬発力には自信を持っていました。今日は前哨戦で8割くらいの状態だったと思います。競馬場に3日間滞在するというアクシデントがありましたが。返し馬をしたときに大丈夫だと思いました。前走が後ろからのレースとなったので、今日はゲートを気をつけて出しました。今日は折り合いもつき、リズム良く走れました。反応も良かったです。元々持っている瞬発力がさらに良くなっています。前哨戦としては良い内容で勝てたと思います。」とコメントしていました。
b0015386_21015926.jpg
斉藤調教師のコメントによるとこの後は桜花賞へ直行するとのこと。今日の勝ちっぷりなら本番も十分勝ち負けになるでしょう。なお、個人的には父が凱旋門賞のバゴということで現時点でオークスの最有力候補だと思っています。今後も活躍期待しています!

クロノジェネシス
父バゴ 母クロノロジスト(母の父クロフネ)
2016年3月6日生 牝3 芦毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・斉藤崇史厩舎
4戦3勝(2019年2月11日現在)
(重賞勝利)2019年クイーンC(GIII)


by Yuuichiro_K | 2019-02-11 21:12 | 19年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2019年 02月 10日

2歳王者に完勝!共同通信杯はダノンキングリーが無傷の3連勝で重賞初制覇

今日、東京競馬場ではクラシックの登竜門・共同通信杯(GIII・3歳・芝1800m)が行われました。レースは、戸崎圭太騎手騎乗の3番人気ダノンキングリーが4番手追走から直線最内をついて鋭く伸び、逃げ粘った1番人気アドマイヤマーズに1 1/4馬身差をつけて優勝しました。
b0015386_22461417.jpg
ダノンキングリーが2歳王者との一騎打ちを制し、堂々クラシックの主役に名乗りを挙げました。

☆共同通信杯結果
1着○ダノンキングリー (戸 崎) 1'46'8(良)
2着◎アドマイヤマーズ (M.デムーロ)1 1/4
3着 クラージュゲリエ (武 豊) 4
4着▲フォッサマグナ  (C.ルメール) 3/4
5着 ゲバラ      (大 野) 1/2

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 ダノンキングリー  B
  普通、時折小走り
2 マードレヴォイス  B+
  落ち着いてキビキビと力強い動き
3 ナイママ      B
  2人引き、普通
4 アドマイヤマーズ  B
  2人引き、つる首、時折小走り
5 フォッサマグナ   B
  普通、時折小走り
6 クラージュゲリエ  B
  2人引き、普通
7 ゲバラ       B
  2人引き、時折小走り

過去5年で6頭のクラシック連対馬(イスラボニータ、リアルスティール、ドゥラメンテ、ディーマジェスティ、スワーヴリチャード)を輩出している共同通信杯ですが、今年は7頭立てと寂しい頭数になりました。
それでも前年の朝日杯FS(GI)勝ちの最優秀2歳牡馬アドマイヤマーズを筆頭に、京都2歳S(GIII)優勝馬クラージュゲリエ、デビュー2連勝中のダノンキングリー、キャリア一戦ながら高い素質を感じさせるフォッサマグナなど少数精鋭の好メンバーが揃った注目の一戦となりました。人気はアドマイヤマーズが単勝1.7倍と圧倒的人気を集めましたが、彼を真っ向勝負で破ったのはデビュー2連勝中の3番人気ダノンキングリーでした。

ダノンキングリーのパドックは時折小走りになるなど気合いを表に出して周回していました。レースは、デイリー杯2歳S(GII)で逃げ切り勝ちをしている2歳王者アドマイヤマーズがハナを奪い、1000m通過61.5秒とスローペースで逃げる展開となりました。ダノンキングリーは好スタートを切って、人気のアドマイヤマーズをマークするように好位3・4番手の内を追走。直線は最内を突いてメンバー最速の上がり32.9秒の末脚を繰出し、逃げ切りを図るアドマイヤマーズを内から並ぶ間もなく交わしての完勝となりました。出世レースを制したことで、今後のクラシック路線での活躍が楽しみなる見事な勝利でした。

2着は1番人気のアドマイヤマーズ。パドックは2人引きで時折小走り。特に騎手が集まってからの最後の1周はかなりチャカついていました。レースはスローペースで逃げ、最後までしぶとく粘ったものの、勝ち馬には内から一気に交わされてしまいました。それでも3着には4馬身差をつけており、力のあるところは見せてくれました。ただ、この気性だと血統的にも1800m以上戦では今後GIでは厳しいのかなという感じはしました。

アドマイヤマーズ
父ダイワメジャー 母ヴィアメディチ(母の父Medicean)
2016年3月16日生 牡3 栗東・友道康夫厩舎
5戦4勝(2019年2月10日現在)
b0015386_22460828.jpg
3着は4番人気のクラージュゲリエ。パドックは2人引きでも普通に落ち着いて周回していました。レースは勝ち馬ダノンキングリーの直後からレースを進め、直線は外に持ち出して末脚を伸ばしましたが、先に抜け出した上位2頭との差を詰めることはできず、3着に上がるのが精一杯でした。

クラージュゲリエ
父キングカメハメハ 母ジュモー(母の父タニノギムレット)
2016年2月24日生 牡3 栗東・池江泰寿厩舎
4戦2勝(2019年2月10日現在)
b0015386_22460042.jpg
なお、2番人気のフォッサマグナはパドックで煩いところを見せていましたが、レースは2番手追走の積極策も直線伸び切れず4着まで。父がスプリンターのWar Frontということで、血統的に1800mは長かったのかもしれません。

それでは最後に見事優勝したダノンキングリー君を掲載します。
b0015386_22454867.jpg
パドックは、時折小走りになるなど気合いを表に出して周回。それでもイレ込みというほどではなかったです。
b0015386_22453648.jpg
鞍上の戸崎圭太騎手は、共同通信杯制覇。なお、レース後のインタビューでは「馬が良くなっていましたし、一戦ごとに何か必ず成長が感じられます。アドマイヤマーズを見る良い形で行けて負かすことができましたから、この先が楽しみです。」とコメントしていました。
b0015386_22452970.jpg
無敗の2歳王者に完勝したことで俄然クラシックで楽しみな存在となりました。血統的にもディープインパクト産駒の黄金配合(母の父Storm Cat)ですし、将来が本当に楽しみです。無傷の3連勝で重賞初制覇、おめでとうございました!

ダノンキングリー
父ディープインパクト 母マイグッドネス(母の父Storm Cat)
2016年3月25日生 牡3 黒鹿毛 浦河・三嶋牧場生産 美浦・萩原清厩舎
3戦3勝(2019年2月10日現在)
(重賞勝利)2019年共同通信杯(GIII)


by Yuuichiro_K | 2019-02-10 22:50 | 19年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2019年 02月 03日

東京新聞杯は、インディチャンプがレースレコードで重賞初制覇

今日、東京競馬場では、今年のマイル路線を占う注目の重賞・東京新聞杯(GIII、4歳上・芝1600m)が行われました。
レースは、福永祐一騎手騎乗の1番人気インディチャンプが中団追走から直線内を突いて早めに抜け出し、同じく中団から末脚を伸ばした6番人気レッドオルガの追撃を1/2馬身おさえて優勝しました。
b0015386_20525274.jpg
出遅れをものともせず、インディチャンプが着差以上の強さを見せつけました。

☆東京新聞杯結果
1着◎インディチャンプ (福 永)1'31'9(良)レースレコード
2着 レッドオルガ   (北村友)1/2
3着△サトノアレス   (柴 山)アタマ
4着 ロードクエスト  (三 浦)1 1/2
5着○タワーオブロンドン(C.ルメール)ハナ

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 サトノアレス    B+
  いつもどおり落ち着いて動き良し
2 インディチャンプ  B
  普通、パドックに入った当初は煩い仕草
3 テトラドラクマ   C     
  落ち着きなし
4 ストーミーシー   B
  2人引き、普通
5 タワーオブロンドン C
  いつになく落ち着きなし
6 レッドオルガ    A
  パドックの外目を力強く周回
7 ゴールドサーベラス C
  2人引き、落ち着きなし
8 ロードクエスト   B
  2人引き、普通
9 ヤングマンパワー  B  
  普通、首高い
10 ロジクライ     B+
  落ち着いて伸びやかな動き
11 ジャンダルム    B
  普通、時折小走り
12 ショウナンアンセム B
  普通
13 リライアブルエース C
  落ち着きなし
14 レアリスタ     B
  普通、首高い
15 レイエンダ     B
  普通、そわそわした動き

今年の東京新聞杯は、4歳の上がり馬インディチャンプが単勝2.7倍で1番人気。同じく4歳馬で重賞2勝のタワーオブロンドンが単勝3.6倍で2番人気。昨秋の富士Sレースレコード勝ちのロジクライが単勝5.0倍で3番人気。メンバー中唯一のGIホース・サトノアレスが単勝9.8倍で4番人気。ダービー馬レイデオロの全弟という良血馬レイエンダが単勝9.9倍で5番人気。この5頭が単勝10倍以下の人気を集め、オッズ的には混戦模様でしたが、期待に応えて勝ったのは1番人気のインディチャンプでした。

インディチャンプのパドックは、初めて見ましたが、パドックに登場した直後は煩い仕草を見せていたものの、ほどなく小走りをするのを止め、まずまず落ち着いて周回していました。レースはスタートで1馬身ほど出遅れ最後方からの競馬となりましたが、すぐに中団のポジションまで追い上げると、最後の直線は楽な手応えであっという間に内から抜け出して一気に後続を突き放し、最後はソラを使って後続に差を詰められたものの、着差以上の強さを感じさせる完勝となりました。なお、勝ち時計は2010年レッドスパーダの記録を0.2秒更新するレースレコードで、素晴らしいスピードも見せてくれました。
また、4歳世代から強い馬が出てきましたね。古馬相手にマイル重賞を勝っている同世代のステルヴィオやパスクアメリカーナとの対決が今から本当に楽しみです。

2着は6番人気の伏兵・5歳牝馬のレッドオルガが健闘。パドックは大変落ち着いてパドックの外目を大きく周回。今日のパドックで1番良く見えた馬で、予想では無印でしたが思わず馬券を買い足したほどの好気配でした。レースは勝ち馬をマークするように中団からレースを進めると、直線は馬群を割って力強く伸び、インディチャンプに1/2馬身差まで迫りました。前走、初の重賞挑戦だったターコイズS(GIII)は6着に凡走しましたが、さすが東京マイル重賞で好走馬を出し続けるエリモピクシー産駒ですね。得意のコースで見事な変わり身を見せてくれました。

レッドオルガ
父ディープインパクト 母エリモピクシー(母の父ダンシングブレーヴ)
2014年4月26日生 牝5 栗東・藤原英昭厩舎
12戦5勝(2019年2月3日現在)
b0015386_20524642.jpg
3着は唯一のGIホース・4番人気のサトノアレスが昨年2着に続く好走。パドックは相変わらず落ち着いて良く見せていました。レースは後方追走から昨年と同じように直線最内を突いて鋭く伸び、上位に食い込みました。彼も東京コースは安定して走りますね。まだまだ衰えていないところを見せてくれました。

サトノアレス
父ディープインパクト 母サトノアマゾネス(母の父Danehill)
2014年2月25日生 牡5 美浦・藤沢和雄厩舎
16戦4勝(2019年2月3日現在)
b0015386_20524086.jpg

なお、2番人気のタワーオブロンドンは、パドックでいつになく落ち着きを欠き、あまり良く見えなかったのですが、レースは絶好位追走も直線伸びを欠き5着まで。3番人気のロジクライは、パドックの気配は上々に見えたのですが、レースは富士Sのような先行抜け出しを図るも直線一杯になって9着と凡走。共に人気を裏切ってしまったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したインディチャンプ君を掲載します。
b0015386_20523318.jpg
パドックは、ステイゴールド産駒らしく気合いを表に出すタイプ。しかし、煩かったのは最初の1周くらいで、まずまず落ち着いて周回していました。
b0015386_20522463.jpg
鞍上の福永祐一騎手は、2015年ヴァンセンヌ以来となる4年振り2度目の東京新聞杯初制覇。レース後のインタビューでは「スタートはいつも上手なのですが、ゲートの中でじっとしていない馬なので、今日はゲートのタイミングが悪く、出遅れる形になりました。それでも、その後のリカバリーはうまくいって、道中は脚が溜まっていて、直線で前の馬をどうさばくかという手応えでした。早めに先頭に立つと遊ぶ所があり、それが課題です。この相手でも思ったより早く先頭に立ってしまい、やはり遊んでいました。そんな課題のある中で勝ったのは収穫です。まだ伸びしろがあります。GIで期待していた馬ですが、その期待が確信に変わるレースでした。」とコメントしていました。
b0015386_20521519.jpg
気性的に難しいところがありながら、きっちり結果を出したのですから、まだ成長の余地もありそうですし、GIの舞台でもやってくれそうな予感がします。今後が本当に楽しみです。3連勝で重賞初制覇、おめでとうございました!

インディチャンプ
父ステイゴールド 母ウィルパワー(母の父キングカメハメハ)
2015年2月21日生 牡4 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・音無秀孝厩舎
8戦5勝(2019年2月3日現在)
(重賞勝利)2019年東京新聞杯(GIII)


by Yuuichiro_K | 2019-02-03 20:57 | 19年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)