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カテゴリ:18年GII・GIII優勝馬写真( 11 )


2018年 06月 17日

2歳ダート王の貫禄!ユニコーンSはルヴァンスレーヴがレースレコードで完勝

今日、東京競馬場では過去多くのGIホースを輩出している注目の3歳ダート重賞・ユニコーンS(GIII、ダート1600m)が行われました。レースは、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気ルヴァンスレーヴが、中団追走から直線外鋭く伸び、後方から伸びた3番人気グレートタイムに3 1/2馬身差をつけて圧勝しました。
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1番人気のルヴァンスレーヴが楽な手応えから直線早めに抜け出して独走、完勝となりました。

☆ユニコーンS結果
1着○ルヴァンスレーヴ (M.デムーロ)1'35'0(重)レースレコード
2着△グレートタイム  (C.ルメール) 3 1/2
3着 エングローサー  (田中勝) アタマ
4着 ホウショウナウ  (柴田大) 1 1/4
5着 セイウンクールガイ(江田照) クビ

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 セイウンクールガイ B
  普通、時折小走り
2 タイセイアベニール C
  落ち着きなし
3 プロスパラスデイズ C
  落ち着きなし
4 トキノパイレーツ  B+
  落ち着いて動き良し
5 グレートタイム   B+
  落ち着いて力強い歩様
6 ホウショウナウ   B
  普通
7 グリム       B
  普通、時折小走り
8 ハーベストムーン  B
  普通
9 コマビショウ    B
  普通
10 バイラ       B
  普通
11 ベストマイウェイ  B
  普通
12 エングローサー   B
  普通
13 リョーノテソーロ  B+
  落ち着いて力強い動き
14 ルヴァンスレーヴ  B+
  落ち着いて動き良し
15 ダンケシェーン   B
  普通、時折小走り
16 ミックベンハー   B
  2人引き、普通

今年のユニコーンSは、昨年の全日本2歳優駿(JpnI)優勝馬で、左回りコースは3戦3勝と底を見せていないルヴァンスレーヴが単勝2.3倍で1番人気。前走同舞台の青竜S(OP)の覇者グリムが単勝4.0倍で2番人気。この2頭が単勝と馬連で唯一5.0倍以下の人気を集め、一騎打ちが期待されましたが、力の違いを見せつけて勝ったのは1番人気ルヴァンスレーヴでした。

ルヴァンスレーヴのパドックは、落ち着いて動きも良く好調子に見えました。レースは、セイウンクールガイが1000m通過59.4秒と速いペースで逃げる展開となりましたが、ルヴァンスレーヴは序盤中団やや後ろの外目を追走。4コーナー手前から早めに動き、もったままの楽な手応えで先行勢を射程圏に捕らえると、直線はメンバー最速タイの35.2秒の末脚を繰り出してあっという間に抜け出して後続を突き放し独走、さすがは2歳ダート王と感嘆しました。なお、勝ち時計は2008年ユビキタスの記録を0.1秒更新するレースレコード。出世レースを完勝したことで、今後の活躍が本当に楽しみになる素晴らしい走りを見せてくれました。

2着は3番人気のグレートタイム。パドックは落ち着き十分、力強い歩様が目に付き、上々の気配に見えました。レースは中団よりやや後ろのインを追走。直線は前が壁になり抜け出すのに苦労する場面がありましたが、前が空いてからは力強く末脚を伸ばして2着を確保しました。もう少しスムースなら勝ち馬を独走させることはなかったのではないかと思わせる、こちらも強い内容の競馬だったと思います。

グレートタイム
父キングカメハメハ 母ミラクルレジェンド(母の父フジキセキ)
2015年2月15日生 牡3 栗東・藤原英昭厩舎
7戦2勝(2018年6月17日現在)
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3着は、7番人気のエングローサーが健闘。パドックは普通にまずまず落ち着いて周回していました。レースは後方4番手から内を突くロスのない競馬で勝ち馬と同じ上がり35.2秒の末脚で追い込んできました。新潟2歳S(GIII)4着など芝で好走した実績のある馬ですが、父が2011年JRA最優秀ダートホース・トランセンドですから、やはりダートの方が良いのでしょうね。

エングローサー
父トランセンド 母エンブレイス(母の父アフリート)
2015年4月6日生 牡3 栗東・清水久詞厩舎
10戦2勝(2018年6月17日現在)

なお、2番人気のグリルは、先行するも直線前が壁になって抜け出すことができず9着に凡走。期待に応えられなかったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したルヴァンスレーヴ君を掲載します。
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パドックは落ち着いて動きも上々、体も大きく見せていました。
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鞍上のM.デムーロ騎手はユニコーンS初制覇。なお、レース後のインタビューでは「スタートはあまり良くない馬ですが、二の脚が速く、良いポジションでずっと良い手応えでレースができました。直線では馬なりで先頭に立つことが出来ました。勝ちに行こうという気持ちの強い馬です。」とコメントしていました。
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昨年も東京ダート1600mで2歳レコードタイムを出しており、スピード能力の高さは今後も大きな武器となりそうです。秋は更なる大舞台での活躍を期待したいです。

ルヴァンスレーヴ
父シンボリクリスエス 母マエストラーレ(母の父ネオユニヴァース)
2015年1月26日生 牡3 鹿毛 白老・(有)社台コーポレーション白老ファーム生産 美浦・萩原清厩舎
5戦4勝(2018年6月17日現在)
(重賞勝利)2017年全日本2歳優駿(JpnI)、2018年ユニコーンS(GIII)


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by Yuuichiro_K | 2018-06-17 23:17 | 18年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2018年 06月 10日

エプソムCは、4歳の素質馬サトノアーサーが待望の重賞初制覇

今日、東京競馬場ではあいにくの雨の中、秋に向けて注目のエプソムC(GIII、3歳上・芝1800m)が行われました。レースは、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気サトノアーサーが、7番手追走から直線外力強く伸びて、後方から外追い込んだ4番人気ハクサンルドルフに1/2馬身差をつけて優勝しました。

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早め先頭に立ったサトノアーサーが後続の追撃を抑え、待望の重賞初制覇を飾りました。

☆エプソムC結果
1着○サトノアーサー  (戸 崎)1'47'4(重)
2着 ハクサンルドルフ (川 田)1/2
3着 グリュイエール  (福 永)3/4
4着 サーブルオール  (C.ルメール)1/2
5着▲エアアンセム   (藤岡佑)2 1/2

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 ブラックスピネル  B
  普通
2 ベルキャニオン   B
  普通
3 エアアンセム    C
  落ち着きなし
4 トーセンマタコイヤ B
  普通、時折小走り
5 グリュイエール   B+
  2人引き、動き良し
6 ハクサンルドルフ  B
  普通
7 マイネルフロスト  B
  普通、首高い
8 サーブルオール   B+
  落ち着いて力強い動き
9 スマートオーディン B
  2人引き、普通、2年振りでも太め感なし
10 ダイワキャグニー  B+
  いつもより落ち着きあり、踏み込み力強い
11 シャイニープリンス B
  普通
12 マイネルミラノ   B
  普通
13 アデイインザライフ B
  普通
14 バーディーイーグル B
  普通
15 ゴールドサーベラス B
  2人引き、普通
16 サトノアーサー   B
  普通

今年のエプソムCは、例年4歳馬が好走する傾向からか、前走メイS(OP)1着馬ダイワキャグニー(単勝2.8倍)と同レース3着馬サトノアーサー(単勝5.6倍)の両4歳馬が人気を集めました。しかし、両馬の明暗はくっきり分かれる結果となり、優勝したのは2番人気サトノアーサーでした。

サトノアーサーのパドックは、普通に落ち着いて周回していました。レースは、約2年振りの出走だったスマートオーディンが当初先頭に立ったマイネルフロストを交わして1000m通過59.6秒と重馬場にしては速いペースで逃げる展開となりましたが、サトノーアーサーは、中団より前目の馬場の良い外目7番手を追走。直線は馬場の外から末脚を伸ばして、残り200mで早々と先頭に立ち、そのまま後続の追撃を封じる危なげない勝利となりました。昨年のダービーでも5番人気と穴人気を集めた素質馬がついに本格化したようですね、今後の活躍が本当に楽しみです。

2着は4番人気のハクサンルドルフ。こちらもパドックは普通に落ち着いて周回していました。レースは後方4番手から直線大外に持ち出すとメンバー中最速の上がり34.7秒の末脚を繰り出して勝ち馬にクビ差まで迫りました。アドマイヤムーン産駒は高松宮記念優勝馬セイウンコウセイなど重馬場に強い印象がありますが、この馬も重の鬼のようですね。今後も馬場が渋れば常にマークしないといけないようです。

ハクサンルドルフ
父アドマイヤムーン 母キングスミール(母の父Theatrical)
2013年5月16日生 牡5 栗東・西園正都厩舎
22戦5勝(2018年6月10日現在)
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3着は5番人気のグリュイエール。パドックは、2人引きでもまずまず落ち着いて周回。動きも上々で前走2年振りの出走での勝利の反動は感じさせず、なかなか良く見せていました。レースは中団からしぶとく末脚を伸ばし、約2年9ヶ月振りの重賞挑戦でしっかり3着を確保したのは立派でした。キタサンブラックと同世代の古豪ですがキャリアはまだ浅く、こちらも今後が楽しみです。

グリュイエール
父ディープインパクト 母ウィンターコスモス(母の父キングカメハメハ)
2012年4月1日生 牡6 栗東・藤原英昭厩舎
14戦5勝(2018年6月10日現在)
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なお、1番人気のダイワキャグニーはまさかの14着大敗。パドックはいつもより落ち着きがあり上々の気配に見えたのですが、レースは重馬場が応えたようで行きっぷりが悪く、ズルズルと後方に下がってしまい全くいいところがありませんでした。3番人気のサーブルオールもパドックの気配は上々に見えたのですが4着。こちらは2年2ヶ月ぶりの重賞挑戦でしたし、こんなものでしょうか。人気を裏切ったのは残念でしたが、両馬とも良馬場でもう一度見直したいと感じました。

それでは最後に見事優勝したサトノアーサー君を掲載します。
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パドックは、首を下げる場面が目立ちましたが、煩いわけではなく、普通に落ち着いて周回していました。

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ここ2週、GIで連続2着と惜敗が続いていた鞍上の戸崎騎手ですが、今日はきっちり勝利に導いて一昨年のルージュバック以来となるエプソムC2度目の制覇。なお、レース後のインタビューでは「スタートがよく、思ったよりいい位置につけることができました。緩い馬場も問題なく、手応えよくレースができました。初めて乗せてもらいましたが、今日の勝ちっぷりならこれから先、楽しみな馬だと思います。」とコメントしていました。
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これまで重賞で2・3着が多く、もどかしいレースが続いていただけに待望の重賞初制覇になりましたね。本当におめでとうございました!

サトノアーサー
父ディープインパクト 母キングスローズ(母の父Redoute's Choice)
2014年3月1日生 牡4 青鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・池江泰寿厩舎
11戦4勝(2018年6月10日現在)
(重賞勝利)2018年エプソムC(GIII)


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by Yuuichiro_K | 2018-06-10 23:12 | 18年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2018年 05月 28日

目黒記念は、カンパニー産駒の上がり馬ウインテンダネスが重賞初制覇

昨日、東京競馬場ではダービーの熱気も冷めやらぬ最終12レースに、伝統のハンデ戦・目黒記念(GII・3歳上ハンデ・芝2500m)が行われました。
レースは、内田博幸騎手騎乗の9番人気ウインテンダネスが好位追走から直線馬群を割って力強く伸び、3番手からしぶとく伸びた10番人気ノーブルマーズに3/4馬身差をつけて優勝しました。
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ハンデ戦らしく、ゴール手前まで横一戦の激戦となりました。(勝ち馬ウインテンダネスは馬群の中で姿はほとんど見えていません)

☆目黒記念結果
1着◎ウインテンダネス (内 田) 2'29'7(良)
2着 ノーブルマーズ  (高 倉) 3/4
3着▲パフォーマプロミス(M.デムーロ)アタマ
4着 ポポカテペトル  (川 田) クビ
5着 ソールインパクト (福 永) 1/2

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 ホウオウドリーム  A
  落ち着いて大変力強い歩様目に付く
2 ゼーヴィント    B
  普通、2人引き、時折小走り
3 ウインテンダネス  B
  普通
4 ノーブルマーズ   B
  普通
5 サウンズオブアース B
  普通
6 ヴォージュ     B
  普通
7 ハッピーモーメント B
  普通
8 パフォーマプロミス B
  普通
9 ブライトバローズ  B
  普通
10 チェスナットコート B
  普通、発汗目立つ
11 ソールインパクト  B
  普通
12 トウシンモンステラ B
  普通
13 コウキチョウサン  B
  普通
14 フェイムゲーム   B+
  2人引き、落ち着いて力強い歩様
15 リッジマン     B
  普通
16 ポポカテペトル   B
  普通

今年の目黒記念は、前走日経新春杯(GII)勝ちのパフォーマプロミスが単勝3.9倍で1番人気。前走天皇賞(GI)5着のチェスナットコートが単勝4.7倍で2番人気。重賞2勝のゼーヴィントが単勝7.7倍で3番人気。昨年の覇者フェイムゲームが単勝8.0倍で4番人気。有馬記念(GI)7着以来のサウンズオブアースが単勝9.2倍で5番人気。単勝10倍を切る人気を集めた馬はこの5頭でしたが、上位人気馬は総崩れとなり、勝ったのは前走準オープン勝ちしたばかりの上がり馬ウインテンダネスでした。

ウインテンダネスのパドックは、それほど目立つ感じはなく普通に落ち着いて周回していました。レースはヴォージュが1000m通過61.2秒と平均ペースで逃げる展開となりましたが、ウインテンダネスは好スタートから人気のパフォーマプロミスを前に見ながら好位の最内をロスなく追走。最後の直線は馬群に包まれ、抜け出すのに手間取る場面もありましたが、ゴール直前で狭いスペースを割って抜け出すと一気に伸びての快勝となりました。なお、勝ち時計はムスカテールが記録したコースレコードに0.1秒差に迫る好タイム。今日は9番人気と評価は低かったですが、前走緑風S(1600万下)で芝2400mをジャパンC(GI)でも滅多に記録されない2'22'9の好時計で勝っており、前走に続く高速時計を記録しての走り、本当にお見事でした。

2着は10番人気の伏兵ノーブルマーズが大健闘。こちらもパドックは特に目立つ感じはなく普通に落ち着いて周回していました。レースは2番手追走の積極策から直線もしぶとく粘りました。こちらも前走メトロポリタンS(OP)2着に続く連続好走、お見事でした。

ノーブルマーズ
父ジャングルポケット 母アイアンドユー(母の父Silver Hawk)
2013年5月10日生 牡5 栗東・宮本博厩舎
28戦5勝(2018年5月28日現在)
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3着は1番人気のパフォーマプロミス。パドックは普通に落ち着いて周回していました。レースは好位追走から最後の直線で上位争いに加わりましたが、ジリジリとしか伸びず残念ながら3連勝とはなりませんでした。

パフォーマプロミス
父ステイゴールド 母アイルビーバウンド(母の父タニノギムレット)
2012年2月8日生 牡6 栗東・藤原英昭厩舎
13戦6勝(2018年5月28日現在)
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なお、2番人気のチェスナットコートは後方侭、見せ場なく11着に大敗。パドックで発汗が目立ち調子は一息だったのかもしれません。3番人気のゼーヴィントは相変わらず煩いところを見せていましたが、中団から伸び一息で6着まで。共に人気を裏切ったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したウインテンダネス君を掲載します。
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パドックは、首を高くしていましたが、普通に落ち着いて周回していました。
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鞍上の内田博幸騎手は2013年ムスカテール以来となる目黒記念2度目の優勝。なお、レース後のインタビューでは「前走逃げて勝っていましたから、引っかかることはわかっていましたが、引っかかりました。この相手にどれくらいやれるかと思いましたが、よく頑張ってくれました。頭が下がる思いですし、力をつけています。」とコメントしていました。
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ウインテンダネスの父カンパニーは既に北海道を去り、九州で種牡馬をしていますが、待望の産駒初の重賞勝ち馬輩出となりました。父と同じく晩成傾向のようで徐々に力をつけてきており、秋は大舞台での活躍を期待したいですね。今日は重賞初制覇おめでとうございました!

ウインテンダネス
父カンパニー 母モエレメルシー(母の父マジックマイルズ)
2013年3月7日生 牡5 栗毛 新冠・アサヒ牧場生産 栗東・杉山晴紀厩舎
29戦6勝(2018年5月28日現在)
(重賞勝利)2018年目黒記念(GII)

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by Yuuichiro_K | 2018-05-28 22:57 | 18年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2018年 05月 12日

京王杯SCは、激戦を制したムーンクエイクがレコードタイムで重賞初制覇

今日、東京競馬場では、安田記念の前哨戦・京王杯SC(GII、4歳上・芝1400m)が行われました。レースは、C.ルメール騎手騎乗の4番人気ムーンクエイクが中団追走から直線外鋭く伸び、内を突いて抜け出した7番人気キャンベルジュニアをゴール直前、アタマ差交わして優勝しました。
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重賞初挑戦だったムーンクエイク(帽子赤)が、キャンベルジュニア、サトノアレスとの激戦を見事制しました。

☆京王杯SC結果
1着 ムーンクエイク  (C.ルメール)1'19'5(良)レコード
2着△キャンベルジュニア(石 橋)アタマ
3着◎サトノアレス   (蛯 名)ハナ
4着 グレーターロンドン(田 辺)1/2
5着 ラインスピリット ( 森 )1/2

パドックの個人的な評価は以下の通り。(A良い、B普通、C平凡)

1 サトノアレス    B+
  落ち着いて動き良し
2 トウショウピスト  B
  普通
3 アドマイヤゴッド  B
  普通
4 ラインスピリット  B
  普通
5 ムーンクエイク   B
  普通、首高い、時折小走り
6 グレーターロンドン B
  2人引き、普通
7 アイライン     B
  普通
8 リライアブルエース B
  普通、時折小走り
9 ウインガニオン   B
  普通、時折小走り
10 セイウンコウセイ  B
  普通
11 シュウジ      B
  普通、時折小走り
12 テオドール     B
  普通
13 ダイメイフジ    B+
  落ち着いて動き良し
14 ビップライブリー  B
  普通、時折小走り
15 ダンスディレクター B
  普通、やや煩い
16 ノボバカラ     B
  普通
17 キャンベルジュニア A
  落ち着いて踏み込み大変力強い
18 フィアーノロマーノ B+
  落ち着いて伸びやかな動き

今年の京王杯SCは、直前の準オープンの緑風S(芝2400m)で日本レコードに0.8秒差に迫る2'22'9の時計が出たように超高速馬場で行われました。人気は前走、高松宮記念(GI)4着のダンスディレクターが単勝4.9倍で1番人気。前走東京新聞杯(GIII)2着のGI馬サトノアレスが単勝5.1倍で2番人気。昨年の安田記念(GI)4着、毎日王冠(GII)3着の実績馬グレーターロンドンが単勝5.5倍で3番人気。デビューからこれまで6着以下が1度もないムーンクエイクが単勝7.1倍で4番人気。一昨年の高松宮記念の覇者セイウンコウセイが単勝8.4倍で5番人気。オッズ的に混戦模様でしたが、やはり大激戦となったレースを制したのは上位人気の一角ムーンクエイクでした。

ムーンクエイクのパドックは初めて見ましたが、首が高く、時折小走りになるなど、騸馬らしく気合いを表に出していましたが、イレ込みというほどではなかったです。レースは前半3ハロン34.2秒、後半3ハロン34.1秒のレースラップが示すとおり、前後半ほぼイーブンの終始淀みのない流れとなりましたが、ムーンクエイクは、少しかかりながらも中団を追走。直線で外に持ち出すと上がり33.2秒の末脚で鋭く伸び、内から先に抜け出したキャンベルジュニアをゴール寸前差しきりました。気性の難しい馬を上手くなだめて、きっちり走らせたC.ルメール騎手、流石の好騎乗でした。なお、勝ち時計は高速馬場だったとはいえ、1'19'5のコースレコード。今後が楽しみになる素晴らしい走りを見せてくれました。

2着は、7番人気の伏兵キャンベルジュニアが健闘。パドックは落ち着き十分、力強い歩様が目に付き、今日のパドックで一番良く見えた馬でした。レースも外枠から上手く内に進路を取り、最後の直線一度は抜け出して初重賞制覇目前でしたが、惜しくも勝ち馬にアタマ差交わされてしまいました。昨年は3番人気で11着と人気を裏切るなど、伸び悩んだ時期もありましたが、前走のダービー卿CT(GIII)に続く重賞2着ということで、完全に軌道に乗りましたね。こちらも今後の活躍が楽しみです。

キャンベルジュニア
父Encosta De Lago 母Melito(母の父Redoute's Choice)
2012年7月27日生 牡6 美浦・堀宣行厩舎
16戦5勝(2018年5月12日現在)
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3着は、2番人気のサトノアレス。パドックは前走東京新聞杯よりも動きも良く、休み明けでも気配は上々に見えました。レースは初の1400m戦ということもあり、前半置かれ気味。4コーナーで後方4番手の位置取りとなりましたが、直線は外から上がり32.7秒の末脚を繰り出し、ゴール直前までムーンクエイク、キャンベルジュニアとの激しい叩き合いに加わりました。今日は差し切ることはできませんでしたが、安田記念に向けて上々の内容だったと思います。

サトノアレス
父ディープインパクト 母サトノアマゾネス(母の父Danehill)
2014年2月25日生 牡4 美浦・藤沢和雄厩舎
13戦4勝(2018年5月12日現在)
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なお、1番人気のダンスディレクターは後方侭見せ場なく15着に大敗。これで、東京・中山のレースは(0 0 0 4)。遠征競馬は本当に苦手なのでしょうね。3番人気のグレーターロンドンは最後方からメンバー中最速の上がり32.5秒で伸びたものの4着まで。共に人気を裏切ったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したムーンクエスト君を掲載します。
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パドックは、首を高くして周回。それでも煩いところはそれほど見せず、まずまず落ち着いて周回していました。
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鞍上のC.ルメール騎手は京王杯SC初制覇。レース後のインタビューで「ラスト200mは3頭併せの中よく頑張ってくれました。少し掛かるところはありましたが、スピードはあるし、長く脚を使えます。タフな馬なので、1600m(安田記念)は合っています。」とコメントしていました。
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藤沢和雄厩舎は、京王杯SC6度目の制覇。かつて1998年京王杯SCをレコード勝ちした同厩舎の先輩タイキシャトルは続く安田記念も優勝しましたが、偉大な名馬に続く活躍を期待したいですね。今日は初重賞制覇、本当におめでとうございました!

ムーンクエイク
父アドマイヤムーン 母リッチダンサー(母の父Halling)
2013年4月26日生 騸5 栗毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・藤沢和雄厩舎
12戦6勝(2018年5月12日現在)
(重賞勝利)2018年京王杯スプリングC(GII)

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by Yuuichiro_K | 2018-05-12 23:20 | 18年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2018年 04月 29日

距離延長で真価発揮!青葉賞はハーツクライ産駒ゴーフォザサミットが重賞初制覇

昨日、東京競馬場では、日本ダービー(GI)の出走権を賭けた注目の一戦、ダービートライアル・青葉賞(GII)が行われました。
レースは、蛯名正義騎手騎乗の6番人気ゴーフォザサミットが、好位追走から直線外鋭く伸びて、同じく先行して脚を伸ばした7番人気エタリオウに2馬身差をつけて優勝しました。
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ここ2戦、後方から脚を余す競馬が続いていたゴーフォザサミットが一転、先行策から鮮やかに抜け出し快勝となりました。

☆青葉賞結果
1着△ゴーフォザサミット(蛯 名)2'24'4(良)
2着 エタリオウ    (石 橋)2
3着 スーパーフェザー (福 永)ハナ
4着 モンテグロッソ  (北村宏)1 3/4
5着 トラストケンシン (柴田大)ハナ

パドックの個人的な評価は以下の通り。(A良い、B普通、C平凡)

1 カフジバンガード  B
  普通
2 ユウセイフラッシュ B
  普通
3 スズカテイオー   B
  普通
4 ダブルフラット   B
  普通
5 マイネルサリューエ B
  普通
6 ディープインラヴ  B
  普通、時折小走り
7 ミッキーポジション B
  普通
8 オブセッション   B
  普通、弥生賞の時ほど動き目立たず
9 ゴーフォザサミット A
  共同通信杯で見た時同様、落ち着いて力強い動き
10 スーパーフェザー  B
  2人引き、普通
11 トラストケンシン  B
  普通
12 ダノンマジェスティ B
  普通、時折小走り
13 ノストラダムス   B
  普通
14 テトラルキア    B
  普通、首高い
15 エタリオウ     B
  2人引き、普通、時折小走り
16 クレディブル    B
  普通
17 モンテグロッソ   B
  普通
18 サトノソルタス   B
  普通

今年の青葉賞は前走アザレア賞(500万下)を完勝したスーパーフェザーが単勝3.7倍で1番人気。前走弥生賞(GII)で3番人気に推された素質馬オブセッションが単勝4.1倍で2番人気。前走共同通信杯(GIII)2着のサトノソルタスが単勝4.6倍で3番人気。前走大寒桜賞(500万下)勝ちのダノンマジェスティが単勝8.2倍で4番人気。この4頭が単勝10倍以下の人気を集めていましたが、これら人気馬はダービー優先出走権の2着以内に走れず総崩れ。勝ったのは前走スプリングS(GII)7着以来の出走だった6番人気の伏兵ゴーフォザサミットでした。

ゴーフォザサミットのパドックは、前々走共同通信杯で見た時同様、大変落ち着いて力強い動きが目に付き、今日のメンバーで1番良く見えました。レースは、ディープインラヴが1000m通過60.8秒と平均よりやや遅いペースで逃げる展開となりましたが、ゴーフォザサミットは、好スタートから好位5・6番手の絶好位を追走。直線は前が狭くなる場面もありましたが、外に持ち出してからの加速は抜群で、上がり34.1秒の末脚で一気に抜け出して後続を突き放す完勝となりました。共同通信杯とスプリングSは、共に後方からの競馬で脚を余す不本意なレースが続いていましたが、未勝利戦以来のコンビ復活だった蛯名正義騎手が上手く先行してくれたこと、距離が伸びて良いハーツクライ産駒ということで、ようやく実力をフルに発揮することができたようです。タイムも水準以上だと思いますし、本番のダービーも楽しみです。

2着は、7番人気の伏兵エタリオウが同厩舎の人気馬スーパーフェザーとの叩き合いを制し、1勝馬ながら見事ダービーの切符を確保。パドックは2人引きで時折小走りになる場面がありましたが、気合いを表に出すタイプのようです。レースは先行策から直線も最後までしっかり脚を伸しました。前走、ゆきやなぎ賞(500万下)で後にフローラS(GII)をレースレコード勝ちしたサトノワルキューレと1/2馬身差の接戦を演じたのは伊達ではなかったですね。

エタリオウ
父ステイゴールド 母ホットチャチャ(母の父Cactus Ridge)
2015年2月13日生 牡3 栗東・友道康夫厩舎
6戦1勝(2018年4月29日現在)
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3着は、1番人気のスーパーフェザー。パドックは2人引きで気合いを表に出して周回していました。レースは前残りの展開をただ1頭後方からメンバー中最速の上がり34.0秒の末脚で追い込んできたのですが、ダービー出走権にハナ差届かず、悔しい3着となってしまいました。

スーパーフェザー
父ディープインパクト 母オーサムフェザー(母の父Awesome of Course)
2015年1月18日生 牡3 栗東・友道康夫厩舎
5戦2勝(2018年4月29日現在)
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なお、2番人気オブセッションは、前走弥生賞の時に比べ動きは目立たなかったのですが、後方侭11着。3番人気サトノソルタスはパドックは共同通信杯の時同様、普通に落ち着いて周回していましたが中団から伸びきれず6着と凡走。共に期待を裏切ってしまったのは残念でした。

それにしても、「同厩舎の複数出しは人気薄を狙え」というセオリーどおりの結果となった一戦でしたね。藤沢厩舎の2番人気オブセッション、友道厩舎の1番人気スーパーフェザーから主役の座を奪ったゴーフォザサミットとエタリオウ、お見事でした。

それでは、最後に見事優勝したゴーフォザサミット君を掲載します。
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パドックは、前走スプリングSの時より動きは良く、絶好調に見えた共同通信杯のデキに戻ったという印象、大変良く見えました。
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鞍上の蛯名正義騎手は、今年重賞初制覇で1992年から続く27年連続の重賞制覇を達成。また、2004年ハイアーゲーム、2012年フェノーメノ、2013年ヒラボクディープに続く4度目の青葉賞初制覇となりました。レース後のインタビューでは「道中、上手に運べました。直線では馬にゆるいところがあって、もたれながらでしたが、よく伸びてくれました。」とコメントしていました。
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共同通信杯は4着に敗れたとはいえ、素晴らしい末脚を見せていましたし、この結果は決してフロックではないと思います。蛯名騎手悲願のダービー制覇の夢が叶うよう、本番も頑張ってほしいと思います。今日は重賞初制覇、おめでとうございました!

ゴーフォザサミット
父ハーツクライ 母ラグジャリー(母の父Storm Cat)
2015年4月2日生 牡3 黒鹿毛 新ひだか・矢野牧場生産 美浦・藤沢和雄厩舎
6戦3勝(2018年4月29日現在)
(重賞勝利)2018年青葉賞(GII)


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by Yuuichiro_K | 2018-04-29 22:36 | 18年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2018年 04月 22日

圧巻の最後方からの大外一気!フローラSはサトノワルキューレが人気に応え重賞初制覇

今日は、夏のような暑さとなった好天の下、東京競馬場でオークストライアル・フローラS(GII、3歳牝・芝2000m)が行われました。
レースは、最後方からレースを進めたM.デムーロ騎手騎乗の1番人気サトノワルキューレが直線大外一気に鋭く伸び、3番手から早めに抜け出した13番人気パイオニアバイオをクビ差交わして優勝しました。

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絶望的な位置と思えた最後方から、サトノワルキューレが目を見張る末脚で大外一気に差し切りました。

☆フローラS結果
1着△サトノワルキューレ(M.デムーロ)1'59'5(良)レースレコード
2着 パイオニアバイオ (柴田善) クビ
3着▲ノームコア    (戸 崎) クビ
4着○サラキア     (池 添) 1/2
5着 ファストライフ  (大 野) 1

パドックの個人的な評価は以下の通り。(A良い、B普通、C平凡)

1 サラキア      B+
  落ち着いて伸びやかな動き
2 オスカールビー   B+
  落ち着いてしっかりとした踏み込み
3 ウスベニノキミ   B
  普通、時折小走り
4 サトノワルキューレ A
  見栄えのする好馬体、踏み込み力強い
5 ノーブルカリナン  B
  普通
6 ファストライフ   B
  2人引き、普通、時折小走り
7 デュッセルドルフ  B
  2人引き、普通
8 ラブラブラブ    B
  普通
9 ハイヒール     C
  落ち着きなし
10 オハナ       B+
  動き良し、時折小走り
11 カーサデルシエロ  B
  普通
12 レッドベルローズ  B
  普通、時折小走り
13 ヴェロニカグレース B+
  落ち着いて力強い動き
14 ディアジラソル   C
  落ち着きなし
15 パイオニアバイオ  B
  普通
16 ノームコア     B
  普通、時折小走り

今年からオークス優先出走権が上位2頭までとなったフローラSは、前走牡馬相手のゆきやなぎ賞(500万下)を快勝したサトノワルキューレが単勝2.7倍とやや抜けた1番人気。前走チューリップ賞(GII)4着のサラキアが単勝6.0倍で2番人気。前走クイーンC(GIII)4着のオハナが単勝6.1倍で3番人気。前走ミモザ賞(500万下)勝ちのレッドベルローズが単勝7.2倍で4番人気。前走フラワーC(GIII)3着のノームコアが単勝7.4倍で5番人気。ここまでの5頭が単勝10倍以下の人気を集め、6番人気以下は単勝20倍以上と、オッズ的には5強対決だったのですが、期待に応え優勝したのは1番人気に推されたサトノワルキューレでした。

サトノワルキューレのパドックは初めて見たのですが、見栄えのする好馬体が目に付き、動きも力強くとても良く見えました。しかし、レースはスタートで後手を踏み、最後方からの競馬。しかもデュッセルドルフが1000m通過61.1秒とスローペースで逃げ、前残りの展開となった状況で4コーナーでもまだ最後方と、正直絶望的な位置どりに見えました。しかし、直線大外からメンバー中最速の上がり33.4秒で豪快に伸びて、15頭をまとめてごぼう抜きしたのは驚きました。このメンバーでは力が1枚違ったということでしょうか。まさに圧巻の走り、勝ち時計もレースレコードでしたし、この内容なら本番のオークスも好勝負できそうです。本当に素晴らしい末脚を見せてくれました。

2着は13番人気(単勝90.4倍)の伏兵パイオニアバイオが大健闘。パドックは特に目立つ感じはなく普通に落ち着いて周回していました。レースは好位3番手追走から直線早めに抜け出し、最後まで良く粘って大金星まであと一歩でしたが、惜しくも勝ち馬の強烈な末脚にクビ差及びませんでした。しかし、前走8戦目で未勝利戦を勝ったばかりながらも、これまで5着以下が一度もないという堅実な走りを重賞でも見せてくれたのはお見事でした。

パイオニアバイオ
父ルーラーシップ 母アニメイトバイオ(母の父ゼンノロブロイ)
2015年3月3日生 牝3 美浦・牧 光二厩舎
9戦1勝(2018年4月22日現在)
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3着は上位人気の一角、5番人気のノームコア。パドックは時折小走りするなど気合いを表に出して周回していました。レースは2番手追走の積極策から直線も懸命に粘りましたが、惜しくもオークス出走権はクビ差届きませんでした。しかし、前走フラワーCに続く重賞で連続3着と力のあるところを見せてくれました。

ノームコア
父ハービンジャー 母クロノロジスト(母の父クロフネ)
2015年2月25日生 牝3 美浦・萩原清厩舎
4戦2勝(2018年4月22日現在)
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なお、2番人気のサラキアは後方から勝ち馬に次ぐ上がり33.7秒の末脚を繰り出すも4着まで。3番人気のオハナは好位4番手追走も直線伸びを欠き14着に大敗、共に期待に応えられなかったのは残念でした。

それでは最後に優勝したサトノワルキューレちゃんを掲載します。
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パドックは、力強い身のこなしが大変目に付き、素晴らしいデキに見えました。
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鞍上のM.デムーロ騎手は、フローラS(GII)初制覇。レース後のインタビューでは「スタートはいつも速くない馬なので内枠だったのを気にしていました。多分ゴチャつくだろうと思いゆっくりとレースを進めました。2000mはこの馬には短いですから早めに動くと良くないと思い、じっくり追い出しました。東京コースは合っています。本番でカンタービレとどちらに乗るかこれから相談して決めたいと思います。」とコメントしていました。
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同じく後方から鬼脚を繰り出して優勝した桜花賞馬アーモンドアイとのオークスでの差し比べが今から本当に楽しみです。今日は重賞初制覇、本当におめでとうございました!

サトノワルキューレ
父ディープインパクト 母ヒアトゥウィン(母の父Roi Normand)
2015年2月2日生 牝3 鹿毛 日高・下河辺牧場生産 栗東・角居勝彦厩舎
4戦3勝(2018年4月22日現在)
(重賞勝利)2018年フローラS(GII)

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by Yuuichiro_K | 2018-04-22 22:57 | 18年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2018年 02月 17日

ダイヤモンドSは古豪フェイムゲームが3度目の制覇&重賞6勝目を飾る

今日、東京競馬場では、天皇賞・春(GI)に向けて注目のステップレース・ダイヤモンドS(GIII・ハンデ、芝3400m)が行われました。
レースは、C.ルメール騎手騎乗の1番人気フェイムゲームが、後方追走から直線外力強く伸びて、中団追走から内を突いて伸びた5番人気リッジマンに1 3/4馬身差をつけて優勝しました。
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8歳になっても元気いっぱい!フェイムゲームが同一重賞レース3勝目の快挙達成となりました。

☆ダイヤモンドS結果
1着◎フェイムゲーム  (C.ルメール)3'31'6(良)
2着 リッジマン    (蛯 名)1 3/4
3着▲ソールインパクト (福 永)1 1/4
4着 リッチーリッチー (内 田)クビ
5着△プレストウィック (戸 崎)クビ

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 リッジマン     B
  普通
2 ハッピーモーメント B+
  落ち着いて力強い動き
3 プレストウィック  B+
  落ち着いて伸びやかな動き
4 ラブラドライト   B
  普通
5 ホウオウドリーム  B+
  時折小刻み首を振るも動き良し
6 ソールインパクト  B
  普通
7 リッチーリッチー  C
  2人引き、落ち着きなし
8 レジェンドセラー  B
  2人引き、時折小走り
9 トウシンモンステラ B
  普通
10 ダウンザライン   B
  普通
11 サイモントルナーレ B
  普通
12 グランアルマダ   B
  普通
13 トレジャーマップ  C
  落ち着きなし
14 フェイムゲーム   B+
  首高いが、相変わらず堂々と周回

今年のダイヤモンドS(GIII)は、過去同レースを2勝2着1回と得意としている古豪フェイムゲームがメンバー中唯一の重賞勝ち馬として出走。当然、トップハンデを背負いながらも人気を集めましたが、期待に応え見事貫禄勝ちとなりました。

フェイムゲームのパドックは、落ち着いて堂々と周回、好調子だったと思います。レースはいつもどおり後方でじっくり脚をためると、最後の直線外からメンバー中最速の上がり35.3秒の末脚を繰り出して一気に差し切りました。8歳になっても衰え知らずの素晴らしい走り、本当にお見事でした。

2着は、5番人気のリッジマンが健闘。パドックは特に目立つ感じはありませんでしたが落ち着いて周回していました。レースは中団追走から直線でメンバー中2番目の上がり35.7秒の末脚で伸びてきました。52キロの軽ハンデに恵まれた面もあったと思いますが、長距離戦得意のベテラン蛯名騎手の好騎乗も光りました。

リッジマン
父スウェプトオーヴァーボード 母アドマイヤモンロー(母の父Cearleon)
2013年5月25日生 牡5 栗東・床野靖志厩舎
21戦4勝(2018年2月17日現在)
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3着は、6番人気のソールインパクト。パドックは普通に落ち着いて周回していました。レースは2着馬と同じような位置から直線しぶとく伸びました。前年のアルゼンチン共和国杯(GII)2着になるなど東京コースはこれで(2.1.6.3)と安定した成績。得意の舞台で前走日経新春杯11着大敗から巻き返しました。

ソールインパクト
父ディープインパクト 母クリームオンリー(母の父Exchange Rate)
2012年1月31日生 牡6 美浦・戸田博文厩舎
34戦4勝(2018年2月17日現在)
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なお、2番人気のホウオウドリーム(7着)、3番人気のレジェンドセラー(10着)は、共にルーラシップ産駒の4歳馬ということで人気を集めたものの、いいところなく完敗。
ホウオウドリームはフェイムゲームをマークするようにレースを進めましたが、直線は逆に突き放され完全に力負けでした。
レジェンドセラーはパドックでやや落ち着きがなく長距離戦ですし、不安を感じたのですが、案の定2番手追走も直線一杯となってしまいました。共に期待に応えられなかったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したフェイムゲーム君を掲載します。
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パドックは、以前は2人引きでないと抑えきれないくらい気合いを表に出すタイプでしたが、今日は1人引きで、落ち着いて周回。ベテランの貫禄といった感じで良い雰囲気でした。
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鞍上のC.ルメール騎手は、2007年トウカイトリック以来、11年振り2度目のダイヤモンドS勝ち。レース後のインタビューでは「強かったですね。8歳ですが頑張ってくれました。福永騎手の馬(ソールインパクト)をマークして行って、直線はそれほど反応は速くなかったのですが、スタミナがあってラスト200mからもう1回伸びました。」とコメントしていました。
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ダイヤモンドS3勝目はもちろん史上最多記録。8歳になってもまだまだ長距離戦なら戦えそうです。これで重賞6勝目、本当におめでとうございました!

フェイムゲーム
父ハーツクライ 母ホールオブフェーム(母の父アレミロード)
2010年5月11日生 騸8 青鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・宗像義忠厩舎
28戦7勝(2018年2月17日現在)
(重賞勝利)2017年目黒記念(GII)、2014年アルゼンチン共和国杯(GII)、2018年・2015年・2014年ダイヤモンドS(GIII)、2013年京成杯(GIII)

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by Yuuichiro_K | 2018-02-17 22:23 | 18年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2018年 02月 12日

クイーンCは、テトラドラクマが鮮やかに逃げ切り重賞初制覇

今日、東京競馬場では過去3年連続で連対馬が後にGIで勝利(ミッキークイーン、メジャーエンブレム、アエロリット)している注目の3歳牝馬重賞・クイーンC(GIII、芝1600m)が行われました。レースは、田辺裕信騎手騎乗の3番人気テトラドラクマが好スタートからハナを奪って逃げると、最後まで脚色衰えず、中団から末脚を伸ばした5番人気フィニフティに3/4馬身差をつけて優勝しました。
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テトラドラクマがハイペースで逃げながらも、鮮やかに逃げ切りました。(2着馬の応援に夢中でシャッターを切り損ね、レース写真はヴィジョン映像です)

☆クイーンC結果
1着▲テトラドラクマ  (田 辺)1'33'7(良)
2着 フィニフティ   (川 田)3/4
3着 アルーシャ    (C.ルメール)1 3/4
4着△オハナ      (石 橋)クビ
5着◎マウレア     (戸 崎)1/2

※パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 ナラトゥリス    B
  普通
2 フィニフティ    A
  落ち着いて力強い踏み込み目に付く
3 アトムアストレア  C
  落ち着きなし
4 ハトホル      B
  普通
5 ソシアルクラブ   C
  落ち着きなし
6 テトラドラグマ   B+
  まずまず落ち着いて力強い歩様
7 キャッチミーアップ C
  落ち着きなし
8 ロフティフレーズ  B
  普通
9 アルーシャ     C
  落ち着きなし
10 マウレア      B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
11 ライレローズ    B
  普通
12 レッドベルローズ  C
  落ち着きなし
13 ツヅミモン     B
  2人引き、普通
14 オハナ       B 
  普通
15 モデレイト     B
  2人引き、時折小走り
16 マルターズルーメン C
  2人引き、落ち着きなし

今年のクイーンCは、前走阪神JF(GI)3着馬マウレアが単勝2.4倍で1番人気。前走シンザン記念(GIII)2着馬ツヅミモンが単勝5.1倍で2番人気。前走フェアリーS(GIII)で1番人気で6着に敗れたものの、2走前に東京マイルで1'33'9の好時計勝ちがあるテトラエニグマが単勝5.6倍で3番人気。この3頭のみが単勝10倍を切る人気を集めていましたが、勝ったのは3強の一角テトラエニグマでした。

テトラエニグマのパドックは、多少気合いを表に出す場面もありましたが、歩様は力強く好調子に見えました。レースは、好スタートから積極的にハナを奪って1000m通過57.8秒とハイペースで逃げましたが、彼女にとっては問題のないペース。最後まで後続を寄せ付けず、鮮やかに逃げ切りました。鞍上の田辺騎手もスピード勝負で負けない自信があったのでしょうね。今日がテン乗りでしたが、2走前の圧勝劇を再現するような積極的なレース運び、お見事でした。なお、小西一男厩舎は1998年ガーネットS(勝ち馬スーパーナカヤマ)以来、20年振りの重賞制覇。久しぶりの重賞勝利、おめでとうございました!

2着は、キャリア1戦の5番人気フィニフティが健闘。パドックは落ち着いて力強い踏み込みが目に付き、今日のパドックで1番良く見えた馬でした。レースは中団追走からメンバー中第2位の上がり35.0秒の末脚を繰り出して勝ち馬に迫りました。なお、彼女はステファノスの全妹という良血馬。前走から一気に2.9秒も時計を詰め、2戦目でこれだけ走れたのですから、今後が楽しみになる素晴らしい走りを見せてくれました。

フィニフティ
父ディープインパクト 母ココシュニック(母の父クロフネ)
2015年3月16日生 牝3 栗東・藤原英昭厩舎
2戦1勝(2018年2月12日現在)
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3着は、7番人気のアルーシャが大健闘。パドックは、あまり落ち着きはありませんでしたが、気合いを表に出すタイプのようです。レースは2番手追走の積極策、道中は行きたがる場面がありながらも、最後までしぶとく粘りました。

アルーシャ
父ディープインパクト 母ザズー(母の父Tapit)
2015年2月1日生 牝3 美浦・藤沢和雄厩舎
3戦1勝(2018年年2月12日現在)
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なお、1番人気のマウレア(5着)、2番人気のツヅミモン(12着)は共に先行するも、伸び一息で見せ場なく完敗。両馬とも持ち時計がなく、1分33秒台の決着になると厳しかったのかもしれませんが、人気を裏切ったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したテトラドラクマちゃんを掲載します。

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パドックは、力強い歩様が目に付き、力を出せる状態に見えました。
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鞍上の田辺裕信騎手は今日が誕生日でしたが、見事重賞制覇で花を添えました。なお、レース後のインタビューでは「逃げる事も考えていました。力みやすいタイプなのでリズムよく行かなければと考えていましたが、スタートが良く逃げる形になりました。センスのある馬ですね。どんな相手でも一生懸命走る馬ですから、今後も楽しみです。」とコメントしていました。
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ハイペースで逃げても粘れる脚質は魅力十分。今後はクラシック路線、NHKマイルC路線どちらに進むにしても、展開の鍵を握る存在になるかもしれません。今日は重賞初制覇おめでとうございました!

テトラドラクマ
父ルーラーシップ 母リビングプルーフ(母の父ファルブラヴ)
2015年2月16日生 牝3 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・小西一男厩舎
5戦2勝(2018年2月12日現在)
(重賞勝利)2018年クイーンC(GIII)

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by Yuuichiro_K | 2018-02-12 23:59 | 18年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2018年 02月 11日

祖父ジャングルポケットの血は受け継がれた!共同通信杯はオウケンムーンが3連勝で重賞初制覇

今日、東京競馬場ではクラシックの登竜門・共同通信杯(GIII・3歳・芝1800m)が行われました。レースは、北村宏司騎手騎乗の6番人気オウケンムーンが好位追走から直線早めに抜け出し、中団追走から追い込んだ3番人気サトノソルタスに3/4馬身差をつけて優勝しました。
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直線追い出してからの首の高い走法は、祖父ジャングルポケットを彷彿とさせ、思わずニヤリとしてしまいました。

☆共同通信杯結果
1着△オウケンムーン  (北村宏)1'47'4(良)
2着 サトノソルタス  (R.ムーア )3/4
3着 エイムアンドエンド(F.ミナリク)1 1/4
4着○ゴーフォザサミット(田 辺)ハナ
5着△カフジバンガード (内 田)クビ

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 サトノソルタス   B+
  落ち着き十分、好馬体で雰囲気のある馬
2 カフジバンガード  B
  普通
3 アメリカンワールド C
  落ち着きなし
4 エイムアンドエンド B
  普通
5 コスモイグナーツ  C
  2人引き、落ち着きなし
6 オウケンムーン   B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
7 ブラゾンダムール  C
  落ち着きなし
8 トッカータ     B
  普通
9 ステイフーリッシュ B
  2人引き、首高い、やや細く見える
10 ゴーフォザサミット A
  落ち着いて踏み込み力強い
11 リュウノユキナ   B
  2人引き、普通
12 グレイル      B
  普通

過去4年で6頭のクラシック連対馬(イスラボニータ、リアルスティール、ドゥラメンテ、ディーマジェスティ、スワーヴリチャード)を輩出しており、すっかり注目のレースとなった今年の共同通信杯は、前走京都2歳S(GIII)で後のGIホース・タイムフライヤーを破って2戦2勝のグレイルが単勝1.8倍の圧倒的1番人気に推されました。続く2番人気は前走ホープフルS(GI)3着のステイフーリッシュ(単勝5.7倍)と重賞好走馬が人気を集めましたが、残念ながらこの2頭は見せ場なく馬群に沈み、代わって主役となったのは6番人気の伏兵オウケンムーンでした。

オウケンムーンのパドックは、落ち着いて伸びやかな歩様で周回し、なかなか良く見えました。レースは、コスモイグナーツが1000m60.2秒とそれほど早くないペースで逃げたのですが、人気馬は後方待機策を取りかなり縦長の展開になりました。オウケンムーンは、好位の内5番手をスムースに追走。直線は上がり33.5秒の末脚を繰り出し、早め先頭に立って後続の追い上げを完封する快勝となりました。なお、オウケンムーンの父は2008年菊花賞馬オウケンブルースリで、嬉しい産駒初の重賞制覇となりました。数少ない産駒の中からクラシック候補が誕生して本当に良かったと思います。(貴重なトニービン系、もっと発展してもらいたい!)17年前にこのレースを勝って日本ダービー(GI)、ジャパンC(GI)を勝った祖父ジャングルポケットのような活躍を今後も期待したいです。

2着はキャリア1戦ながら3番人気に推されたサトノソルタスが健闘。パドックは落ち着き十分、バランスの良さそうな好馬体が目に付きました。レースは、中団追走から直線で勝ち馬を上回る上がり33.3秒の末脚で鋭く伸びてきました。新馬戦から一気に10.8秒も時計を詰めたのは立派の一言。キャリア2戦でこれだけ走れたのですから、こちらも今後が楽しみです。

サトノソルタス
父ディープインパクト 母アイランドファッション(母の父Petionville)
2015年1月28日生 牡3 美浦・堀宣行厩舎
2戦1勝(2018年2月11日現在)
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3着は10番人気の伏兵エイムアンドエンドが大健闘。レースは好スタートから2コーナーまで先頭。その後は2番手に控えてレースを進めると、直線も最内を突いて最後までしぶとく粘りました。今日がテン乗りだったF.ミナリク騎手ですが、積極的な競馬で上位に導いたのはお見事でした。

エイムアンドエンド
父エイシンフラッシュ 母ロフティーエイム(母の父サンデーサイレンス)
2015年2月21日生 牡3 美浦・二ノ宮敬宇厩舎
4戦1勝(2018年2月11日現在)
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なお、前述のとおり圧倒的1番人気に推されたグレイルは、後方追走から直線外を回るも伸びを欠き7着と凡走。パドックは落ち着いて周回していましたが特に目立つ感じはなかったです。2番人気のステイフーリッシュも後方2番手から追い込み不発に終わり10着に完敗。パドックは、ホープフルSの時より身体が細く見えましたし、状態も一息だったのかもしれません。また、この日のパドックで一番良く見え、個人的に期待していた4番人気ゴーフォザサミットもスタートでダッシュがつかず後方からの競馬となった時点で苦しかったですね。それでも直線は良く追い込んで3着にハナ差まで迫っただけに、ちょっともったいない競馬でした。

それでは最後に見事優勝したオウケンムーン君を掲載します。
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パドックは、落ち着いて伸びやかな歩様を見せ、なかなか良く見えました。

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鞍上の北村宏司騎手は、2004年マイネルデュプレ以来14年振り2度目の共同通信杯制覇。なお、レース後のインタビューでは「坂下からの反応も良く、しっかり伸びてくれました。東京は合うと思っていましたし、リズム良く走れましたね。走りのフォームにもまだ若さがありますし、その分、伸びしろもあると思います。」とコメントしていました。
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祖父ジャングルポケットの血は確かに受け継がれ、17年の時を経て孫が同じレースを勝つという血のドラマを見ることができ、とても嬉しかったです。今日は重賞初制覇おめでとうございました!

オウケンムーン
父オウケンブルースリ 母ムーンフェイズ(母の父エリシオ)
2015年3月14日生 牡3 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・国枝栄厩舎
4戦3勝(2018年2月11日現在)
(重賞勝利)2018年共同通信杯(GIII)

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by Yuuichiro_K | 2018-02-11 22:49 | 18年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2018年 02月 04日

東京新聞杯は、4歳牝馬リスグラシューがGI馬3頭らを退け重賞2勝目を飾る

今日、東京競馬場では、2002年以来16年振りにGIホースが3頭も出走するなど、好メンバーが揃った注目のマイル重賞・東京新聞杯(GIII、4歳上・芝1600m)が行われました。

レースは、武豊騎手騎乗の3番人気リスグラシューが中団追走から直線馬群を割って力強く伸びて、最内を突いて追い込んだ5番人気サトノアレスに1馬身差をつけて優勝しました。
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GIホース3頭を含む強豪馬相手に牝馬リスグラシューが完勝、昨年暮れから4歳馬の活躍が止まりません。

☆東京新聞杯結果
1着△リスグラシュー (武 豊)1'34'1(良)
2着 サトノアレス  (柴 山)1
3着◎ダイワキャグニー(横山典)クビ
4着 デンコウアンジュ(蛯 名)1/2
5着 ディバインコード(北村宏)クビ

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 アドマイヤリード  B+
  当初煩い場面があったが落ち着いて力強い歩様を見せる
2 デンコウアンジュ  B
  普通
3 サトノアレス    B
  普通
4 ディバインコード  B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
5 トウショウピスト  B
  普通、首高い、時折煩い仕草
6 ガリバルディ    B
  普通、時折小走り
7 クルーガー     B 
  普通
8 リスグラシュー   B
  オークスの時よりはマシだが煩い仕草が目立つ
9 ハクサンルドルフ  B
  普通、やや首高い
10 ダノンプラチナ   B
  普通、やや首高い
11 ベルキャニオン   B
  普通、首高い
12 マイネルアルラート B
  普通
13 カデナ       B
  普通
14 ストーミーシー   B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
15 ダイワキャグニー  B+
  2人引き、気合いを秘めた感じで時折小走りも以前に比べると落ち着いて周回。
16 グレーターロンドン B
  2人引き、首高い、時折小走り

今年の東京新聞杯は、2002年以来GIホースが3頭(アドマイヤリード、サトノアレス、ダノンプラチナ)も出走。例年以上に好メンバーが揃った一戦となりましたが、勝ったのは昨年の3歳牝馬クラシックで堅実な走りを続けてきた4歳牝馬リスグラシューでした。

リスグラシューのパドックは、時折首を振って小走りになるなど煩いところがありましたが、結果的には問題なかったですね。
レースは、トウショウピストがハナを奪って逃げ1000m通過60秒とスローペースになりましたが、リスグラシューは中団を追走。直線はマイネルアウラートとグレーターロンドンの間を割って抜け出し、2着に1馬身差をつける完勝となりました。歴戦の古馬を一蹴したことで、ヴィクトリアマイル(GI)制覇に向け視界良好といった感じでしょうか。

2着は一昨年の朝日杯FS(GI)の覇者・5番人気のサトノアレス。パドックは普通に落ち着いて周回していました。レースは行き脚がつかず、後方3番手でじっくり脚をためると、直線は狭い最内を突き、メンバー中最速の上がり33.3秒の末脚を繰り出して激しい2着争いを制しました。良馬場になって切れ味を生かすことができたのも大きいですが、コースロスのない競馬をさせた柴山騎手のファインプレーが光りました。

サトノアレス
父ディープインパクト 母サトノアマゾネス(母の父Danehill)
2014年2月25日生 牡4 美浦・藤沢和雄厩舎
12戦4勝(2018年2月4日現在)
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3着は2番人気のダイワキャグニー。パドックは煩い馬で、今日も2人引きで時折小走りになる場面がありましたが、以前よりはだいぶ落ち着いて周回するようになっていました。レースは大外枠からのスタートということもあり中団の外めを追走。直線外から良く追い込んだものの3着までが精一杯でした。もう少し枠が内だったら2着馬は逆転できたと思います。今後に向け賞金を加算出来なかったのは痛かったですね。

ダイワキャグニー
父キングカメハメハ 母トリプレックス(母の父サンデーサイレンス)
2014年2月25日生 牡4 美浦・菊沢隆徳厩舎
9戦4勝(2018年2月4日現在)
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なお、1番人気のグレーターロンドンは、パドックで小走りになるなど煩いところはありましたが、これはいつものことで力を出せる状態に見えました。しかし、レースはいつもより前の好位3・4番手を追走しましたが直線全く伸びず9着に惨敗。後方待機策でないと力を出せないタイプなのでしょうか。人気を裏切ったのは残念でした。

終わってみれば昨年同様、上位3頭は全て4歳馬、改めて世代レベルの高さを感じました。いずれも今後の活躍が楽しみです。
それでは、最後に見事優勝したリスグラシューちゃんを掲載します。

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パドックは、アルテミスS、桜花賞、秋華賞の時に比べると落ち着きはなかったですが、オークスの時より酷くはなく、正直判断に困りましたが、問題なかったですね。調教で好時計を出していたように、状態は良かったということでしょう。
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鞍上の武豊騎手は2007年スズカフェニックス以来となる11年振り5度目の東京新聞杯初制覇。レース後のインタビューでは「この馬とのコンビで勝つことができて良かったです。芝は所々ゆるくなっていましたが、しっかり走ってくれて、3コーナーでペースが落ちた時も我慢してくれました。最後の直線でも去年までとは違い割って伸びてくれました。ヴィクトリアマイルが楽しみです。」とコメントしていました。
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これまでGIでは惜しいレースが続いているだけに、今年こそ悲願のGI制覇を期待したいですね。今日は重賞2勝目おめでとうございました!

リスグラシュー
父ハーツクライ 母リリサイド(母の父American Post)
2014年1月18日生 牝4 黒鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・矢作芳人厩舎
11戦3勝(2018年2月4日現在)
(重賞勝利)2018年東京新聞杯(GIII)、2016年アルテミスS(GIII)

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by Yuuichiro_K | 2018-02-04 21:55 | 18年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)