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カテゴリ:17年GI優勝馬写真( 15 )


2018年 03月 20日

シャフトオブライト(17’ホープフルS10)

今日は、ホープフルS(GI)10着馬シャフトオブライト君を掲載します。

シャフトオブライト
父ディープスカイ 母ブリリン(母の父タイキシャトル)
2015年3月11日生 牡3 栗東・北出成人厩舎
3戦1勝(2018年3月20日現在)
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パドックは2人引きでしたが普通に落ち着いて周回。レースは先行して好走した過去2戦とは違い、後方侭に終わりました。

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by Yuuichiro_K | 2018-03-20 21:08 | 17年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2018年 01月 09日

2017年度JRA賞発表、年度代表馬は2年連続でキタサンブラック

今日、JRAは「2017年度JRA賞」の受賞馬選考委員会を開き、年度代表馬にキタサンブラック号を選出しました。競走馬部門の受賞馬は以下のとおりです。未公開写真と共にお楽しみください^^

年度代表馬・最優秀4歳以上牡馬 キタサンブラック(撮影日2017年12月24日・有馬記念)
父ブラックタイド 母シュガーハート(母の父サクラバクシンオー)
2012年3月10日生 牡5 鹿毛 日高・ヤナガワ牧場生産 栗東・清水久詞厩舎
(2017年成績)6戦4勝
(2017年重賞勝利)大阪杯(GI)、天皇賞・春(GI)、天皇賞・秋(GI)、有馬記念(GI)
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最優秀2歳牡馬 ダノンプレミアム(撮影日2017年10月7日・サウジアラビアRC)
父ディープインパクト 母インディアナギャル(母の父Intikhab)
2015年4月3日生 牡2 青鹿毛 新ひだか・ケイアイファーム生産 栗東・中内田充正厩舎
(2017年成績)3戦3勝
(2017年重賞勝利)朝日杯フューチュリティS(GI)、サウジアラビアRC(GIII)
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最優秀2歳牝馬 ラッキーライラック(撮影日2017年10月28日・アルテミスS)
父オルフェーヴル 母ライラックスアンドレース(母の父Flower Alley)
2015年4月3日生 牝2 栗毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・松永幹夫厩舎
(2017年成績)3戦3勝
(2017年重賞勝利)阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)、アルテミスS(GIII)
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最優秀3歳牡馬 レイデオロ(撮影日2017年5月28日・日本ダービー)
父キングカメハメハ 母ラドラーダ(母の父シンボリクリスエス)
2014年2月5日生 牡3 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・藤沢和雄厩舎
(2017年成績)4戦2勝
(2017年重賞勝利)日本ダービー(GI)、神戸新聞杯(GII)
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最優秀3歳牝馬 ソウルスターリング(撮影日2017年5月21日・オークス)
父Frankel 母スタセイタ(母の父Monsun)
2014年2月13日生 牝3 青鹿毛 千歳・社台ファーム生産 美浦・藤沢和雄厩舎
(2017年成績)6戦2勝
(2017年重賞勝利)オークス(GI)、チューリップ賞(GIII)
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最優秀4歳以上牝馬 ヴィブロス(撮影日2017年10月14日・府中牝馬S)
父ディープインパクト 母ハルーワスウィート(母の父Machiavellian)
2013年4月9日生 牝4 青毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・友道康夫厩舎
(2017年成績)4戦1勝
(2017年重賞勝利)ドバイターフ(首G1)
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最優秀短距離馬 レッドファルクス(撮影日2017年10月12日・スプリンターズS)
父スェプトオーヴァーボード 母ベルモット(母の父サンデーサイレンス)
2011年4月12日生 牡6 芦毛 千歳・社台ファーム生産 美浦・尾関知人厩舎
(2017年成績)5戦2勝
(2017年重賞勝利)スプリンターズS(GI)、京王杯スプリングC(GII)
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最優秀ダートホース ゴールドドリーム(撮影日2017年2月19日・フェブラリーS)
父ゴールドアリュール 母モンヴェール(母の父フレンチデピュティ)
2013年4月19日生 牡4 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・平田修厩舎
(2017年成績)5戦2勝
(2017年重賞勝利)フェブラリーS(GI)、チャンピオンズC(GI)
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最優秀障害馬 オジュウチョウサン
父ステイゴールド 母シャドウシルエット(母の父シンボリクリスエス)
2011年4月3日生 牡6 鹿毛 平取・坂東牧場生産 美浦・和田正一郎厩舎
(2017年成績)4戦4勝
(2017年重賞勝利)中山グランドジャンプ(JGI)、中山大障害(JGI)、阪神スプリングJ(JGII)、東京ハイジャンプ(JGII)

今年の年度代表馬は、国内古馬王道路線を歩み続け、GI4勝を挙げたキタサンブラックが290票中287票と圧倒的な支持を集め、2年連続の年度代表馬に選出されました。史上最多タイのGI7勝、獲得賞金史上1位の大記録を打ち立てましたが、オーナーが大歌手・北島三郎、鞍上武豊騎手という話題性も十分で、記憶にも残る歴史的名馬となりました。

なお、満票には3票足りなかったのですが、その3票は障害史上最強の声も挙がるようになったオジュウチョウサンに投票されたもの。なかなかスポットライトが当たらない障害競走ですが、2年連続ジャンプ春秋JGI完全制覇、一昨年から続く障害重賞8連勝は歴史的快挙と言ってよく、こちらも文句のつけようのない素晴らしい活躍でした。

また、受賞馬はキタサンブラックを除き今年も現役を続行ということで、引き続き活躍が期待されます。今年も競馬界の主役として頑張ってほしいと思います。受賞馬及び受賞馬の関係者の皆様、本当におめでとうございました!

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by Yuuichiro_K | 2018-01-09 22:12 | 17年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2017年 12月 29日

東京大賞典は、コパノリッキーが逃げ切り圧勝、GI(級)11勝の新記録で有終の美を飾る

今日、大井競馬場ではダート路線の1年を締めくくる大一番・東京大賞典(GI、3歳上・ダート2000m)が行われました。
レースは、田辺裕信騎手騎乗の3番人気コパノリッキーが、スタートからハナを奪って逃げると、最後まで後続を寄せ付けず、中団から末脚を伸ばした2番人気サウンドトゥルーに3馬身差をつけて圧勝しました。
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鮮やかな逃げ切りでコパノリッキーが見事引退の花道を飾りました。

☆東京大賞典結果
1着△コパノリッキー  (田 辺)2'04'2(良)
2着▲サウンドトゥルー (大 野)3
3着△ケイティブレイブ (福 永)2 1/2
4着○アポロケンタッキー(内 田)1 1/4
5着 ロンドンタウン  (岩 田)1/2

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ミツバ       B
  普通、やや首が高い
2 タービランス    C
  落ち着きなし
3 サウンドトゥルー  B+
  落ち着いて力強い動き
4 サブノクロヒョウ  C
  2人引き、落ち着きなし
5 アポロケンタッキー B
  普通
6 コスモカット    B
  普通
7 バルダッサーレ   B
  2人引き、普通
8 ヒガシウィルウィン B+
  落ち着いて、伸びやかな歩様
9 サンドプラチナ   B
  普通
10 インカンテーション A
  パドックの外を大きく周回して力強い歩様
11 シャドウパーティー C
  落ち着きなし
12 ケイティブレイブ  B
  普通
13 コパノリッキー   B+
  相変わらず落ち着いて堂々と周回
14 ハーキュリーズ   B
  普通
15 ロンドンタウン   B
  普通
16 セイファルコン   B
  普通

今年の東京大賞典は、同舞台の今年の帝王賞(JpnI)優勝馬ケイティブレイブが単勝3.5倍で1番人気。同じく同舞台の今年のJBCクラシック(JpnI)優勝馬サウンドトゥルーが単勝4.0倍で2番人気。GI(級)10勝の実績馬で今日が引退レースのコパノリッキーが単勝4.7倍で3番人気。武蔵野S(GIII)の覇者インカンテーションが単勝5.9倍で4番人気。今年のGIで大活躍のM.デムーロ騎手騎乗のミツバが単勝7.1倍で5番人気。ここまでが単勝10倍以下の人気を集めオッズ的には混戦模様でしたが、レースはコパノリッキーの独壇場となり、圧巻の逃げ切りで、見事有終の美を飾りました。

コパノリッキーのパドックは、相変わらず大変落ち着いて堂々と周回していました。レースは、スタートからコパノリッキーが積極的にハナを奪って後続を離す逃げをうちながら、1000m通過61.3秒とマイペースでレースを進めることができ、楽な手応えで直線に向いた時点で勝負あり。直線もう一伸びして突き離し、後続に影も踏ませず、2着に3馬身差をつける完勝となりました。東京大賞典は過去3年惜敗が続いていましたが、4度目の正直でついに初勝利。昨年の東京大賞典の回顧では、もうピークは過ぎたと書いてしまって、本当に申し訳ない気持ちで一杯です。最後まで衰えを感じさせない素晴らしい走りを見せてくれました。引退の花道を飾る勝利、本当におめでとうございました!

2着は一昨年の覇者で2番人気のサウンドトゥルーが人気どおりの好走。パドックはこちらも落ち着き十分、力強い歩様で好調子に見えました。レースは中団やや後ろを追走して脚をためる自分の競馬に徹し、直線はメンバー中最速の上がり36.5秒の末脚を繰り出して、勝ち馬には離されたものの、きっちり2着を確保しました。彼も7歳馬ながら衰えを感じさせない強烈な末脚、見事でした。

サウンドトゥルー
父フレンチデピュティ 母キョウエイトルース(母の父フジキセキ)
2010年5月15日生 騸7 美浦・高木登厩舎
46戦10勝(2017年12月29日現在)

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3着は、1番人気のケイティブレイブ。パドックは普通に落ち着いて周回していました。レースはコパノリッキーをマークするように2番手追走も、直線でコパノリッキーに突き放され、サウンドトゥルーに外から差しこまれるも、なんとか3着に粘りました。堅実な走りを続けていますが、正攻法の競馬だと今ひとつ弾けない感じで、もどかしいレースが続いてますね。

ケイティブレイブ
父アドマイヤマックス 母ケイティローレル(母の父サクラローレル)
2013年5月11日生 牡4 栗東・目野哲也厩舎
25戦7勝(2017年12月29日現在)
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なお、昨年に続き上位7頭は全てJRA勢が占め、今年も地方馬は全くいいところなく終わったのは残念でした。
それでは最後に見事優勝したコパノリッキー君を掲載します。
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パドックは大変落ち着いて堂々と周回。彼はいつもイレ込むことなく、最後までパドックは優等生でしたねえ。

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鞍上の田辺裕信騎手は、東京大賞典初勝利。なお、レース後のインタビューでは「ホッとしました。無事に、ということに加えて記録もかかっていましたし、一番いい形で締め括る事が出来ました。ケイティブレイブと前半少し競る形になって、イメージとは少し違う形でしたが、うまく対応してくれましたし、後半はリズム良くイメージ通り走れました。この馬で初めてGIを勝たせて貰って、しかもそれが最低人気で、見ている人にインパクトを残してくれましたからね。僕の知名度を本当に高めてくれました。この馬の子供で結果を出せるように、また頑張りたいです。」とコメントしていました。
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コパノリッキーを管理する村山明厩舎も東京大賞典初制覇。また、今日の勝利でコパノリッキーは、史上最多となるGI(級)競走11勝目を達成しました。なお、鞍上の田辺騎手はコパノリッキーに初めてのGIをプレゼントしており、最初と最後できっちり結果を残したのは本当に嬉しかったと思います。
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引退後は、北海道日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬入りといういことで、これからは父として良い子を沢山出してほしいと思います。日高の救世主になれる存在になるといいな。長い現役生活、本当にお疲れさまでした!

コパノリッキー
父ゴールドアリュール 母コパノニキータ(母の父ティンバーカントリー)
2010年3月24日生 牡7 栗毛 日高・ヤナガワ牧場生産 栗東・村山明厩舎
33戦16勝(2017年12月29日現在)
(重賞勝利)2017年東京大賞典(GI)、2015年・2014年フェブラリーS(GI)、2017年・2016年・2014年かしわ記念(JpnI)、2017年・2016年マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)、2015年・2014年JBCクラシック(JpnI)、2016年帝王賞(JpnI)、2015年東海S(GII)、2013年兵庫チャンピオンシップ(JpnII)


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by Yuuichiro_K | 2017-12-29 23:06 | 17年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2017年 12月 28日

ホープフルSは、タイムフライヤーが人気に応え重賞初制覇をGIで飾る

今日、中山競馬場では今年からGIに昇格した2歳中距離王決定戦・ホープフルS(GI、芝2000m)が行われました。
レースは、C.デムーロ騎手騎乗の1番人気タイムフライヤーが、後方追走から直線鋭く伸び、中団から伸びた4番人気ジャンダルムに1 1/4馬身差をつけて優勝しました。
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直線外から鋭く伸びたタイムフライヤーが、GIに昇格して最初のホープフルS(GI)王者となりました。

☆ホープフルS結果
1着▲タイムフライヤー (C.デムーロ)2'01'4(良)
2着 ジャンダルム   (武 豊) 1 1/4
3着△ステイフーリッシュ(中 谷) クビ
4着○サンリヴァル   (田 辺) 2 1/2
5着 ナスノシンフォニー(吉田隼) クビ

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 リュヌルージュ   B
  普通
2 トーセンクリーガー B+ 
  2人引き、力強い歩様
3 ウォーターパルフェ B 
  普通
4 ロードアクシス   B 
  2人引き、普通
5 トライン      B
  2人引き、普通
6 マイハートビート  B 
  普通、首高い
7 タイムフライヤー  B+ 
  落ち着いて伸びやかな動き
8 シャルルマーニュ  B
  いつになく落ち着いて周回
9 サンリヴァル    B
  普通
10 ルーカス      B 
  2人引き、前走東京スポーツ杯2歳Sと同じような雰囲気
11 フラットレー    B+
  キビキビと動き良し
12 ジュンヴァルロ   B
  普通
13 ステイフーリッシュ B
  普通
14 ワークアンドラブ  B 
  2人引き、普通  
15 ジャンダルム    B
  普通、時折気合いを表に出す
16 シャフトオブライト B 
  2人引き、普通
17 ナスノシンフォニー B
  2人引き、時折小走り  

今年のホープフルSは、単勝10倍以下の馬が5頭と人気は割れて混戦模様でしたが、勝ったのは、萩S(OP)の覇者、前走京都2歳S(GIII)でアタマ差2着に好走していた1番人気のタイムフライヤーでした。

タイムフライヤーのパドックは、初めて見ましたが落ち着いて伸びやかな歩様で、なかなかの好気配に見えました。レースは序盤はトライン、3コーナーではジュンヴァルロが逃げ、1000m通過59.6秒と平均よりやや速いペースとなりましたが、後方でじっくり脚をためると、直線でジャンダルムと併せる形でメンバー中最速の上がり35.5秒の末脚を繰り出し、外から一気に突き抜けました。なお、勝ち時計は昨年のレイデオロが記録した時計に0.1秒劣るだけでしたし、来年のクラシックが楽しみになる素晴らしい走りを見せてくれました。

2着は、デビュー2連勝でデイリー杯2歳S(GII)を勝ちながらも4番人気だったジャンダルム。パドックは時折小走りになるなど気合いを表に出して周回していました。レースは序盤行きたがる場面もありましたが、上手く折り合って中団からレースを進めると、直線外から力強く伸びて、勝ち馬には競り落とされたものの、きっちり2着を確保しました。母がスプリントGI馬ビリーヴということで、距離延長はどうかと思いましたが、中距離実績のある父の血の影響か、不安を吹き飛ばす好走を見せてくれました。

ジャンダルム
父Kitten's Joy 母Believe(母の父Sunday Silence)
2015年4月25日生 牡2 栗東・池江泰寿厩舎
3戦2勝(2017年12月28日現在)

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3着は1戦1勝馬、8番人気の伏兵ステイフーリッシュが大健闘。パドックは中2週でも普通に落ち着いて周回していました。レースは、中団追走から直線で勝ち馬に次ぐ上がり35.9秒の末脚を繰り出して、2着のジャンダルムにクビ差まで迫りました。キャリア1戦でここまでやれたのは立派でしたし、今後も注目したい馬です。

ステイフーリッシュ
父ステイゴールド 母カウアイレーン(母の父キングカメハメハ)
2015年2月22日生 牡2 栗東・矢作芳人厩舎
2戦1勝(2017年12月28日現在)
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なお、2番人気フラットレーはパドックの気配は上々に見えたのですが、レースは後方侭見せ場なく13着に大敗。3番人気ルーカスは前走と違って前からレースができたものの先行馬には厳しいペースだったこともあり、直線伸び一息で6着と凡走。人気を裏切ったのは残念でした。逆に先行して4着に粘ったサンリヴァルとスタートで大きく外に逸走して出遅れながら5着に追い込んだナスノシンフォニーは見所十分の内容だったと思います。

それでは、最後に見事優勝したタイムフライヤー君を掲載します。
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パドックは落ち着いて伸びやかな歩様で、なかなか良く見えました。

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鞍上のC.デムーロ騎手は、2013年アユサンで勝った桜花賞以来となるJRAGI2勝目を飾りました。なお、レース後のインタビューでは「ペースが速かったので慌てずに後ろからレースをしました。ジャンダルムの後ろでスペースが空くのを待っていました。距離も能力も十分足りると思います。身体に幼い所がありますが来年が楽しみです。」とコメントしていました。

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ウイニングラン直後のタイムフライヤー君とC.デムーロ騎手です。とても嬉しそうでした。

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松田国英厩舎は、2013年ジャパンCダート以来となる久しぶりのGI制覇で、通算GI14勝目を飾りました。

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タイムフライヤーの母タイムトラベリングはジャパンCダートなどダートGI5勝を挙げたタイムパラドックスの全妹で、パワーのありそうな血統ですね。父がハーツクライなら距離延長も問題ないはずで、来年のクラシックでの活躍が楽しみです。初GI制覇、本当におめでとうございました!

タイムフライヤー
父ハーツクライ 母タイムトラベリング(母の父ブライアンズタイム)
2015年2月1日生 牡2 鹿毛 白老・(有)社台コーポレーション白老ファーム生産 栗東・松田国英厩舎
5戦3勝(2017年12月28日現在)
(重賞勝利)2017年ホープフルS(GI)

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by Yuuichiro_K | 2017-12-28 23:59 | 17年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2017年 12月 24日

有馬記念はキタサンブラックが堂々逃げ切り、獲得賞金史上1位&GI7勝目で引退の花道を飾る

今日、中山競馬場では今年のクラシックホースこそ不在も、GIホース5頭、出走馬全頭が重賞勝ち馬という好メンバーが揃った大一番・グランプリ・有馬記念(GI)が行われました。
レースは、武豊騎手騎乗の1番人気キタサンブラックがスタートからハナを奪って逃げると、最後まで後続を寄せ付けず、好位から内を突いて伸びた8番人気クイーンズリングに1 1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆有馬記念結果
1着○キタサンブラック (武 豊) 2'33'6(良)
2着 クイーンズリング (C.ルメール) 1 1/2
3着△シュヴァルグラン (H.ボウマン)ハナ
4着◎スワーヴリチャード(M.デムーロ)クビ
5着 ルージュバック  (北村宏) 1 1/4

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ヤマカツエース   B
  普通
2 キタサンブラック  B+
  2人引き、いつもどおりつる首で気合いを秘めながらも落ち着いて周回
3 クイーンズリング  B
  普通
4 ブレスジャーニー  B
  いつになく落ち着いて周回
5 トーセンビクトリー B
  普通
6 サトノクロニクル  B
  2人引き、普通
7 シャケトラ     B+
  前走同様、落ち着いて力強い動き
8 レインボーライン  B
  普通、時折小走り
9 サクラアンプルール B
  2人引き、普通
10 シュヴァルグラン  B+
  2人引き、落ち着いて前走ジャパンC優勝時と同じような雰囲気
11 ルージュバック   B
  普通
12 サトノクラウン   B
  普通
13 ミッキークイーン  B
  普通
14 スワーヴリチャード B+
  落ち着いて力強い動き
15 カレンミロティック B
  普通
16 サウンズオブアース B
  普通

今年の有馬記念は、今日で引退となるGI6勝馬キタサンブラックが、単勝1.9倍の圧倒的人気を集めましたが、期待どおりの走りで堂々逃げ切り、見事引退の花道を飾りました。

キタサンブラックのパドックは、相変わらずつる首で気合いを表に出しながらも、落ち着いて堂々と周回。この秋3戦目でも疲れは感じさせず、上々の気配に見えました。
レースは、好スタートから積極的にハナを奪って逃げると、1000m通過61.6秒のスローペースに持ち込み余力十分で最後の直線に向うと、最後まで脚色衰えることなく、後続に影も踏ませぬ完璧な逃げ切り勝ちとなりました。プレッシャーのかかる重圧をはねのけて、結果を残す武豊騎手も流石の一言。人馬一体の素晴らしい走りでした。過去2年の有馬記念は3着、2着と涙を飲んできましたが、3度目の正直で悲願のグランプリ初制覇ということで、関係者の喜びは本当に大きいことでしょう。最後まで強いキタサンブラックを見せ続けたこと、素晴らしいの一言です。本当におめでとうございました!

2着は8番人気の伏兵・5歳牝馬のクイーンズリングが大健闘。パドックは特に目立つ感じはありませんでしたが、レースは内枠の利を生かし、先行策からしぶとく脚を伸ばして昨年のエリザベス女王杯優勝以来となるGI連対を果たしました。中山の芝はこれまで2戦2勝と得意にしていただけのことはありましたね。今日、全国リーディングを決めたC.ルメール騎手の好騎乗が光りましたが、最後の直線で外に斜行し、騎乗停止処分には至らなかったものの、他馬の進路を妨害したのは残念でした。彼女もキタサンブラック同様、今日が引退レースでしたが、最後まで見事な走りを見せてくれました。

クイーンズリング
父マンハッタンカフェ 母アクアリング(母の父Anabaa)
2012年5月25日生 牝5 栗東・吉村圭司厩舎
18戦6勝(2017年12月24日現在)
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3着は今年のジャパンCの覇者・3番人気シュヴァルグランが人気どおりの好走。パドックは、ジャパンC激走の反動もなく、相変わらず落ち着いて伸びやかな歩様を見せ、状態は良く見えました。レースは中団追走から直線でスワーヴリチャードに寄られる不利がありながら、しぶとく脚を伸ばしてきました。なお、レース後のボウマン騎手のコメントによると、東京コースと違いコーナーが急でぎこちない走りになったとのことで、今後も覚えておいたほうが良さそうです。

シュヴァルグラン
父ハーツクライ 母ハルーワスウィート(母の父Machiavellian)
2012年3月14日生 牡5 栗東・友道康夫厩舎
23戦7勝(2017年12月24日現在)

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なお、2番人気スワーヴリチャードは、スタートでやや後手を踏んで後方からの競馬となり、最後の直線大外から脚を伸ばすも内にもたれ(M.デムーロ騎手は2日の騎乗停止)る苦しい競馬で4着に苦杯。ただ、外枠の不利を考えるとそれほど悲観する内容ではない走りだったと思います。

それでは最後に見事優勝したキタサンブラック君を掲載します。
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パドックは、いつもどおりつる首で気合いをグッと表に出しながらも、落ち着いて堂々と周回。秋3戦目でも疲れは感じさせず、鍛え上げられた筋肉を誇示していました。
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鞍上の武豊騎手は、2006年ディープインパクト以来となる3度目の有馬記念制覇。レース後のインタビューでは「最高にうれしいです。悔いのないようにキタサンブラックの走りをすることだけを考えて乗りました。スタートして、今日は迷いなく先手を取りに行きました。最後の直線は、頑張ってくれという思いだけしかありませんでした。勝ててホッとしました。レース後に、キタサンブラックには"ありがとう。ごくろう様"と声をかけました。このような名馬に巡り合えて、騎手として僕も幸せでした。これでいい形で花道が飾れました。今年1年応援していただき、ファンの皆さんの声援が力になりました。ありがとうございました。」とコメントしていました。
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キタサンブラックを管理する清水久詞厩舎は、有馬記念初制覇。今年の重賞は6勝目(うちキタサンブラックでGI4勝)となりました。
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清水久詞調教師はレース後のインタビューで「今回もしっかりと調整することが出来ました。今日もいつも通り馬房内で落ち着いていましたし、ゲートを出れば、今日のようなハナに行く競馬になると思っていました。ゴールの瞬間は最高に嬉しかったです。成績だけでなく、丈夫な馬で、あらゆる面で優れている馬です。デビューから、良いレース、悔しいレースと3年間いい経験をさせてもらいました。ファンにはいつもファン投票1位に選んでもらい、その期待に応えることが出来ました。今まで声援ありがとうございます。」とコメントしていました。
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今日の勝利でシンボリルドルフ、テイエムオペラオー、ディープインパクト、ウオッカに並ぶ歴代最多タイのJRAGI7勝目。獲得賞金はテイエムオペラオーを抜き歴代1位となり、記録にも記憶にも残る歴史的名馬となったと言っても過言ではないでしょう。2年連続の年度代表馬、将来的には顕彰馬となるのは確実だと思います。最後まで素晴らしい走りをありがとうございました!

キタサンブラック
父ブラックタイド 母シュガーハート(母の父サクラバクシンオー)
2012年3月10日生 牡5 鹿毛 日高・ヤナガワ牧場生産 栗東・清水久詞厩舎
20戦12勝(2017年12月24日現在)
(重賞勝利)2017年有馬記念(GI)、天皇賞・秋(GI)、天皇賞・春(GI)、大阪杯(GI)、2016年ジャパンC(GI)、天皇賞・春(GI)、2015年菊花賞(GI)、2016年京都大賞典(GII)、2015年セントライト記念(GII)、スプリングS(GII)

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by Yuuichiro_K | 2017-12-24 23:59 | 17年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2017年 11月 26日

ジャパンCは、シュヴァルグランが悲願のGI初制覇

今日、東京競馬場では国内外のGIホース9頭を含む17頭の精鋭が激突した秋の大一番・ジャパンC(GI)が行われました。
レースは、H.ボウマン騎手騎乗の5番人気シュヴァルグランが、好位4番手追走から直線で逃げたキタサンブラックを外から交わし、中団外から追い上げた2番人気レイデオロに1 1/4馬身差をつけて優勝しました。

☆ジャパンC結果
1着△シュヴァルグラン (H.ボウマン)2'23'7(良)
2着▲レイデオロ    (C.ルメール) 1 1/4
3着△キタサンブラック (武 豊) クビ
4着○マカヒキ     (内 田) 4
5着 アイダホ     (R.ムーア ) クビ

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 シュヴァルグラン  B+
  2人引き、落ち着いて力強い動き
2 レイデオロ     B+
  2人引き、時折小走りもダービーの時より落ち着いて踏み込み力強い
3 ギニョール     B
  2人引き、普通
4 キタサンブラック  B+
  首高い、前走天皇賞の状態をキープ
5 サウンズオブアース B
  普通
6 イキートス     C
  2人引き、落ち着きなし
7 ディサイファ    B
  普通
8 ソウルスターリング B+
  2人引き、気合いを表に出して周回
9 レインボーライン  B
  普通
10 ブームタイム    C
  落ち着きなし
11 マカヒキ      B+
  2人引き、落ち着いて力強い歩様
12 サトノクラウン   B
  普通、天皇賞の時より気配は落ちる
13 シャケトラ     A
  大変落ち着いて伸びやかな動き
14 アイダホ      B
  2人引き、普通
15 ワンアンドオンリー B
  普通
16 ヤマカツエース   B
  普通
17 ラストインパクト  B
  普通

今年のジャパンCは、連覇を狙うGI6勝馬キタサンブラックが単勝2.1倍で1番人気。前走神戸新聞杯(GII)を完勝した今年の日本ダービー馬レイデオロが単勝3.8倍で2番人気。GI騎乗機会10戦連続3着内の絶好調M.デムーロ騎手騎乗の宝塚記念馬サトノクラウンが単勝5.7倍で3番人気。今年のオークスをダービーよりも早い時計で勝っているソウルスターリングが単勝9.3倍で4番人気。この4頭が単勝10倍以下の人気を集めていましたが、これら上位人気馬を抑えて勝ったのは、これまでGIレースで惜敗が続いていた5番人気のシュヴァルグランでした。

シュヴァルグランのパドックは、以前のようなテンションが高いところは全く見せず、大変落ち着いて周回していて、なかなか良く見えました。レースは昨年同様、キタサンブラックが単騎で逃げる展開になりましたが、好位4番手の内をロスなく追走すると、直線はキタサンブラックを目標に力強く伸び、これまでなかなか捕まえることができなかったキタサンブラックをきっちり差し切ってみせました。馬のデキの良さはもちろんのこと、テン乗りながら完璧なレース運びを見せてくれた鞍上のH.ボウマン騎手の好騎乗も光りました。

2着は2番人気のレイデオロが人気どおりの好走。パドックはダービー以来久しぶりに見ましたが、馬体の迫力が増した印象。ほどよく気合いを表に出して好気配でした。レースは中団追走から直線外からメンバー最速の上がり34.6秒の末脚を繰り出して、勝ち馬には届かなかったもののゴール直前でキタサンブラックを捕らえました。ダービーの時から3秒2も時計を詰めたのはまさに成長の証。今後が楽しみになる走りを見せてくれました。

レイデオロ
父キングカメハメハ 母ラドラーダ(母の父シンボリクリスエス)
2014年2月5日生 牡3 美浦・藤沢和雄厩舎
7戦5勝(2017年11月26日現在)
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3着は、連覇を狙った1番人気のキタサンブラック。パドックはまずまず落ち着いて前走天皇賞の状態をキープしていたと思います。レースは昨年より1.5秒早い1000m通過60.2秒のペースで逃げながら、直線もしぶとく粘りましたが、ゴール直前でシュヴァルグラン、レイデオロの末脚に屈しました。しかし、レース中に落鉄があってこの内容なら、ラストランとなる次走有馬記念に向けて悲観する内容ではなかったと思います。

キタサンブラック
父ブラックタイド 母シュガーハート(母の父サクラバクシンオー)
2012年3月10日生 牡5 栗東・清水久詞厩舎
19戦11勝(2017年11月26日現在)
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なお、3番人気のサトノクラウンは中団侭伸びを欠き10着に凡走。パドックは前走天皇賞の時より動きが目立ちませんでしたし、調子が一息だったように見えました。3着と4着以下で大きく差がついたように、今年のジャパンCは上位3頭の強さが目立った一戦でした。願わくば、もう一度対戦が見たいので、上位3頭とも有馬記念に向かってほしいと思います。

それでは最後に見事優勝したシュヴァルグラン君を掲載します。
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パドックは、大変落ち着いて力強い歩様を見せていました。素晴らしいデキだったと思います。
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鞍上のH.ボウマン騎手は、2015年ホープフルS(GII)以来となる重賞2勝目で、日本のGI初制覇となりました。レース後のインタビューでは「枠がとても良かったので、徹底的にキタサンブラックをマークしました。キタサンブラックが強いことはわかっていたので簡単にはかわせないだろうと思いましたが、最後まで一歩ずつつめて頑張ってくれました。調教で初めて乗った時すごく良い馬だと感じ、去年よりも成長しているだろうと思いました。とてもスムーズに行けて良かったです。」とコメントしていました。
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H.ボウマン騎手はこの勝利でワールドベストジョッキー優勝を決めました。
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友道康夫厩舎は嬉しいジャパンC初制覇。なお、シュヴァルグランの父ハーツクライ産駒もジャパンC初制覇となりました。ハーツクライは、2005年ジャパンCハナ差2着でしたから父の無念を晴らしましたね。また、シュヴァルグランの半姉ヴィルシーナ、ヴィブロスもGIホースということで、母ハルーワスウィートは本当に偉大な繁殖牝馬だと思います。
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GI7度目の挑戦で悲願の初GI制覇、今日は本当におめでとうございました!

シュヴァルグラン
父ハーツクライ 母ハルーワスウィート(母の父Machiavellian)
2012年3月14日生 牡4 栗毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・友道康夫厩舎
22戦7勝(2017年11月26日現在)
(重賞勝利)2017年ジャパンC(GI)、2016年阪神大賞典(GII)、アルゼンチン共和国杯(GII)

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by Yuuichiro_K | 2017-11-26 23:36 | 17年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2017年 10月 29日

極悪馬場も出遅れも問題なし!天皇賞・秋はキタサンブラックが史上5頭目の春秋盾連覇達成

今日、東京競馬場では、降り続く豪雨のため近年にないあいにくの極悪馬場の下、秋の中距離王決定戦・天皇賞・秋(GI)が行われました。
レースは、武豊騎手騎乗の1番人気キタサンブラックが、スタートで後手を踏みながらも、巧みなコース取りで4コーナーで2番手から直線早めに先頭に立って抜け出し、好位追走から追い上げた2番人気サトノクラウンの追撃をクビ差おさえて優勝しました。

☆天皇賞・秋結果
1着○キタサンブラック (武 豊) 2'08'3(不)
2着◎サトノクラウン  (M.デムーロ)クビ
3着 レインボーライン (岩 田) 2 1/2
4着△リアルスティール (V.シュミノー)5
5着△マカヒキ     (内 田) アタマ

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 サクラアンプルール B
  普通
2 サトノクラウン   B+
  落ち着いて力強い歩様
3 ネオリアリズム   B
  普通、時折小走り
4 リアルスティール  B+
  2人引き、落ち着き十分で前走毎日王冠優勝時の状態キープ
5 ヤマカツエース   B
  普通
6 ディサイファ    B
  普通
7 キタサンブラック  B
  2人引き、つる首も落ち着いて周回
8 レインボーライン  B
  普通
9 ソウルスターリング B
  2人引き、時折煩い仕草
10 ミッキーロケット  B
  普通
11 ロードヴァンドール B
  2人引き、普通
12 ステファノス    B+
  2人引き、落ち着いて力強い動き
13 グレーターロンドン B
  2人引き、普通
14 サトノアラジン   B+
  落ち着いて、前走毎日王冠と同じような雰囲気
15 マカヒキ      B
  普通
16 カデナ       B
  普通
17 ワンアンドオンリー B
  普通
18 シャケトラ     B+
  落ち着いて伸びやかな歩様

今年の天皇賞・秋は、GIホース8頭を含む18頭中16頭が重賞勝ち馬という豪華メンバーが出走。しかし、降り続く大雨の影響で記録的な極悪馬場となり、重の巧拙が問われる大変タフな一戦となりました。(実際、レース後、多くの馬が疲れからか入線後にすぐに馬を止めていました。)そんな厳しい馬場を克服して見事勝利したのは、実績最上位のGI5勝馬・1番人気のキタサンブラックでした。

キタサンブラックのパドックはつる首で、久しぶりに気合いを表にはっきり出していました。レースは、スタート直前、前扉に突進してしまい出遅れるアクシデント。2コーナーまで慣れない中団やや後ろの位置取りとなって大ピンチかと思いましたが、流石は武豊騎手、慌てず騒がずロス無く内を追走して徐々に前に進出すると、4コーナーでは早くも2番手。直線は馬場の悪い内から外めに馬を持ち出す余裕も見せ、早めに抜け出す堂々の競馬で見事勝利しました。これで史上5頭目の春秋天皇賞連覇達成、通算GI6勝目となり、もはや歴史的名馬といっても過言ではないでしょう。本当に素晴らしい走りを見せてくれました。

2着は宝塚記念以来の休み明けだった2番人気のサトノクラウンが人気どおりの好走。パドックは宝塚記念の時よりも落ち着きがあり、力強い歩様を見せており好調子に見えました。レースは先行策から直線で完全に抜け出したキタサンブラックをただ一頭追いかけ、外へ内へと進路を切り替えながら追い詰めたものの、クビ差まで迫ったところがゴールでした。過去2年の天皇賞・秋はいいところがなかったですが、3度目の正直でこちらも見事な走りを見せてくれました。

サトノクラウン
父Marju 母ジョコンダII(母の父Rossini)
2012年3月10日生 牡5 美浦・堀宣行厩舎
15戦7勝(2017年10月29日現在)
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3着は13番人気の伏兵・レインボーラインが大健闘。パドックは特に目立つ感じはありませんでしたが、普通に落ち着いて周回していました。レースは中団追走から早めに前にとりついて、直線もしぶとく伸びてきました。昨年、稍重馬場の札幌記念(GII)で世界のモーリスとクビ差の接戦を演じ、菊花賞(GI)でも2着に好走した実績は伊達ではなかったですね。

レインボーライン
父ステイゴールド 母レーゲンボーゲン(母の父フレンチデピュティ)
2013年4月1日生 牡4 栗東・浅見秀一厩舎
18戦3勝(2017年10月29日現在)
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なお、3番人気4着のリアルスティールを始め、マカヒキ、サトノアラジン、グレーターロンドンなど人気を集めたディープインパクト産駒は総じて凡走。やはり切れ味を武器とするだけに持ち味を殺された感じ。特殊な不良馬場となってしまい力を出せなかったのは残念でした。

それでは最後に見事優勝したキタサンブラック君を掲載します。
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パドックは、久しぶりに気合いを表に出したキタサンブラックを見たという印象。しかしイレ込みではなく、終わってみれば走る気満々だったということだったようです。
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今回の勝利で総獲得賞金は、ディープインパクトを抜き、テイエムオペラオーに次ぐ歴代2位となりました。
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鞍上の武豊騎手は、2008年ウオッカ以来となる天皇賞・秋6度目の制覇。なお、レース後のインタビューでは「すごく大きな1勝です。これだけの馬ですから、勝つことが出来てホッとしています。休み明けでしたが、今日は最高のデキでした。スタートでは前扉に突進してしまい遅れましたが、慌てずに状況に合わせて走りました。こういう馬場もこなしてくれると信じて、直線では内に入りました。早めに先頭に立ったことで最後詰め寄られましたが、押し切ってくれました。次走のジャパンカップでは、日本代表として彼らしい走りで連覇を目指します。」とコメントしていました。
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ウイニングラン中のキタサンブラック&武豊騎手です。何度も手を挙げて本当に嬉しそうでした。
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清水久詞厩舎は、天皇賞・秋初制覇。レース後のインタビューでは「前走後は怪我もなかったので、夏場はゆっくり休ませました。調教ではメニューをしっかりこなしてくれて、状態もとても良かったです。武豊騎手にはレース前"いつも通りに"ということだけ伝えました。ゲートの中で悪さをしているのが見えたので、追い込むしかないなと感じました。本当によく頑張ってくれました。」とコメントしていました。
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宝塚記念の大敗で心配していましたが、改めて底力を見せつけてくれました。今日の勝利でJRAのGI6勝目となり歴代2位に浮上。GI史上最多記録も視野に入ってきましたね。残る2戦(ジャパンC、有馬記念)も頑張ってほしいと思います。過酷な馬場を克服しての勝利、本当におめでとうございました!

キタサンブラック
父ブラックタイド 母シュガーハート(母の父サクラバクシンオー)
2012年3月10日生 牡5 日高・ヤナガワ牧場生産 栗東・清水久詞厩舎
18戦11勝(2017年10月29日現在)
(重賞勝利)2017年天皇賞・秋(GI)、天皇賞・春(GI)、大阪杯(GI)、2016年ジャパンC(GI)、天皇賞・春(GI)、2015年菊花賞(GI)、2016年京都大賞典(GII)、2015年セントライト記念(GII)、スプリングS(GII)

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by Yuuichiro_K | 2017-10-29 23:58 | 17年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2017年 10月 01日

スプリンターズSはレッドファルクスが豪快に差し切り堂々の連覇達成

まずは凱旋門賞のサトノダイヤモンドとサトノノブレスですが、残念ながらサトノダイヤモンド15着、サトノノブレス16着と両馬とも完敗でした。
またしても重馬場になって切れ味を武器とするサトノダイヤモンドには厳しい条件になってしまいましたね。。。結果は残念でしたが、どうか無事に帰国してほしいと思います。本当にお疲れさまでした。

さて、今日、中山競馬場では秋の短距離王を決めるグローバルスプリントチャレンジ第8戦・スプリンターズS(GI、3歳上・芝1200m)が行われました。レースは、1番人気に推されたM.デムーロ騎手騎乗のレッドファルクスが、後方追走から直線鋭く伸び、内を突いて伸びた5番人気レッツゴードンキをゴール直前クビ差捕らえて優勝しました。

☆スプリンターズS結果
1着◎レッドファルクス  (M.デムーロ)1'07'6(良)
2着 レッツゴードンキ (岩 田) クビ
3着△ワンスインナムーン(石 橋) 1/2
4着 スノードラゴン  (大 野) クビ
5着 ブリザード    (G.モッセ ) クビ
 
パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 スノードラゴン   B
  普通
2 レッツゴードンキ  B+
  いつになく落ち着いて力強い動き
3 セイウンコウセイ  B
  普通
4 フィドゥーシア   B
  普通
5 ラインミーティア  B+
  相変わらずキビキビと良い動き
6 ワンスインナムーン B
  普通
7 ダイアナヘイロー  B
  普通
8 レッドファルクス  B+
  落ち着いて力強い動き
9 メラグラーナ    B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
10 ビッグアーサー   B
  落ち着いているがやや体が太く見える
11 モンドキャンノ   B
  2人引き、普通
12 ブリザード     B
  2人引き、普通
13 ファインニードル  B
  普通
14 ネロ        B
  2人引き、普通
15 シュウジ      B
  普通
16 ダンスディレクター B
  普通

今年のスプリンターズSは、歴代のスプリントGI馬4頭(スノードラゴン、セイウンコウセイ、ビッグアーサー、レッドファルクス)、今年のサマースプリントシリーズの勝ち馬3頭(ダイアナヘイロー、ファインニードル、ラインミーティア)が出走するなど、なかなかの好メンバーが揃った一戦となりました。そんな実力馬が揃った中でも昨年の覇者で今春もGI・GIIで常に3着内に好走を続けているレッドファルクスが1番人気を集めましたが、期待どおりの素晴らしい末脚を繰り出して堂々勝利、見事スプリンターズS連覇を達成しました。

レッドファルクスのパドックは、安田記念以来の休み明けでしたが、いつもどおり落ち着いて周回していました。
レースは、ワンスインナムーンがハナを奪い1000m通過33.9秒と昨年よりも遅いペースで逃げる展開となりましたが、レッドファルクスは中団のやや後ろを追走。最後の直線、ワンスインナムーンがしぶとく粘るところを最内を突いたレッツゴードンキがこれを交わして先頭に立ちましたが、さらに外からただ1頭、後方から一気に伸びて並ぶ間もなく交わしたのがレッドファルクスでした。高いレベルで安定した走りを続けているのは本当に凄いことだと思います。連覇達成、本当におめでとうございました!

2着は、5番人気のレッツゴードンキ。パドックはいつになく落ち着いて動きも良く、事前予想では無印でしたが馬券を購入してしまったほどの好気配でした。レースは中団追走から岩田騎手得意の最内を突くロスのない競馬で、今春の高松宮記念に続きスプリントGI銀メダルをゲットしました。昨年のこのレースは脚を余して9着と消化不良のレースでしたが、今年は力を出し切ってくれたと思います。

レッツゴードンキ
父キングカメハメハ 母マルトク(母の父マーベラスサンデー)
2012年4月6日生 牝5 栗東・梅田智之厩舎
22戦3勝(2017年10月1日現在)
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3着は、7番人気の伏兵ワンスインナムーンが健闘しました。パドックは普通に落ち着いて周回していました。レースは果敢に逃げながらも、比較的楽なペースで逃げられたことで、最後まで脚色衰えることなく良く粘りました。調教の動きが抜群だったこと、3歳時に後の高松宮記念馬セイウンコウセイに完勝した実績は伊達ではなかったですね。

ワンスインナムーン
父アドマイヤムーン 母ツーデイズノーチス(母の父ヘクタープロテクター)
2013年2月1日生 牝4 美浦・斎藤誠厩舎
16戦6勝(2017年10月1日現在)
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なお、2番人気のメラグラーナは7着。パドックは落ち着きもあり気配は上々に見えたのですが、4コーナー後方3番手では位置取りが後ろ過ぎました。3番人気セイウンコウセイは好位追走も直線一杯となり11着に完敗。時計のかかる馬場でないと厳しいのかもしれません。共に人気を裏切ったのは残念でした。
また、元王者9歳馬スノードラゴンの4着好走は正直驚きました、大拍手を贈りたいと思います。

それでは、最後に見事優勝したレッドファルクス君を掲載します。
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パドックは、最後の18番目を堂々と落ち着いて周回していました。

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鞍上のM.デムーロ騎手は、レース後のインタビューで「とても気持ちいいです。パドックから具合が良いと思っていました。長く休みを取っても変わらない馬です。賢いです。僕と一緒で負けたくない気持ちのある馬です。スタートしてしばらくは反応が遅いのですが、手応えはずっと良かったです。速い馬場でしたが、手前が替わってからの伸びは素晴らしいです。」とコメントしていました。
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ペースは違ったものの、勝ち時計の1'07'6は奇しくも昨年と同タイムでした。

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スプリンターズS連覇は、GI昇格後は歴史的スプリンターだったサクラバクシンオーとロードカナロアに次ぐ史上3頭目の快挙となりました。
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ロードカナロア引退後、短距離路線は主役不在と言われ続けていましたが、もうこの馬が主役といってよいでしょう。引き続き王者としての活躍を期待したいです。

レッドファルクス
父スェプトオーヴァーボード 母ベルモット(母の父サンデーサイレンス)
2011年4月12日生 牡6 芦毛 千歳・社台ファーム生産 美浦・尾関知人厩舎
23戦10勝(2017年10月1日現在)
(重賞勝利)2017年・2016年スプリンターズS(GI)、2017年京王杯スプリングC(GII)、2016年CBC賞(GIII)


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by Yuuichiro_K | 2017-10-01 23:59 | 17年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2017年 06月 04日

安田記念は、後方外から追い込んだサトノアラジンが悲願のGI初制覇!

今日、東京競馬場では、香港からの遠征馬2頭を含む国内外の精鋭18頭が出走した春のマイル王決定戦・安田記念(GI、3歳上・芝1600m)が行われました。
レースは、川田将雅騎手騎乗の7番人気サトノアラジンが、後方追走から直線外鋭く伸びて、逃げ粘るロゴタイプをクビ差捕らえて優勝しました
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昨年に続く逃げ切りを狙ったロゴタイプをサトノアラジン(右から2頭目)が外から捕らえました

☆安田記念結果
1着 サトノアラジン  (川 田) 1'31'5(良)
2着△ロゴタイプ    (田 辺) クビ
3着△レッドファルクス (M.デムーロ)クビ
4着△グレーターロンドン(福 永) クビ
5着△エアスピネル   (武 豊) クビ

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 トーキングドラム   B
  普通
2 ディサイファ     B+
  力強い歩様で動き良し
3 サンライズメジャー  B
  普通
4 アンビシャス     B+
  2人引き、キビキビと動き良し
5 コンテントメント   B
  2人引き、普通
6 レッドファルクス   B
  普通
7 グレーターロンドン  B
  2人引き、普通
8 エアスピネル     B+
  2人引き、落ち着いて伸びやかな歩様
9 ロンギングダンサー  C
  落着きなし
10 クラレント      B
  普通
11 ブラックスピネル   B+
  落ち着いて力強い歩様
12 ビューティーオンリー B
  普通、首高い
13 ロジチャリス     B+
  気合いを表に出して力強い動き
14 サトノアラジン    B
  普通
15 イスラボニータ    B+
  落ち着いて動き良し
16 ロゴタイプ      B
  2人引き、首をグッと下げて周回
17 ヤングマンパワー   B
  普通
18 ステファノス     B
  普通

今年の安田記念は、前哨戦のマイラーズC(GII)を勝ち、2014年皐月賞以来のGI勝利を目指すイスラボニータが単勝3.5倍で1番人気。今年からマイル路線に転向、重賞で3戦連続3着以内に好走しているエアスピネルが単勝5.9倍で2番人気。昨年のスプリンターズS(GI)の覇者で前哨戦の京王杯SC(GII)を勝ったレッドファルクスが単勝7.9倍で3番人気。前走大阪杯(GI)2着、悲願のGI制覇を狙うステファノスが単勝8.1倍で4番人気。2歳時以来のマイル戦ながら中距離路線で安定した成績を残しているアンビシャスが単勝9.1倍で5番人気。この5頭が単勝10倍以下の人気を集め混戦模様でしたが、これら上位人気馬を破って優勝したのは、これまでGIでは惜敗が続いていた7番人気のサトノアラジンでした。

サトノアラジンのパドックは、前走京王杯SCの時同様、特に目立つ感じはありませんでしたが、普通に落ち着いて周回していました。レースは、逃げたロゴタイプが1000m通過57.1秒と、ハイペースで飛ばす展開となりましたが、後方4番手でじっくり脚をためると、直線は不利のない外に持ち出し、メンバー中最速の上がり33.5秒の末脚を繰り出して、逃げ粘るロゴタイプをゴール直前で交わしました。エリザベス女王杯(GI)優勝馬ラキシスの全弟という良血馬で、昨年は京王杯SC(GII)とスワンS(GII)を勝ち、マイルCS(GI)で1番人気に推されるなど高い能力を認められながら、これまでGIでは惜敗が続きでしたが、その鬱憤を晴らすような鮮やかな差し切りを決めました。前走京王杯SC9着敗退は重馬場が敗因で、衰えたわけではなかったではなかったのに予想で無印にした自分の不明を恥じたいです。また、多少のロスは気にせずサトノアラジンの持ち味を最大限に生かす騎乗をしてみせた鞍上の川田将雅騎手の好騎乗も光りました。

2着は昨年の覇者ながら今年も8番人気と人気のなかったロゴタイプが堂々の2着。パドックはグッと首を下げて気合いを程よく出して周回していました。レースは昨年同様果敢にハナを奪って逃げましたが、超スローペースで逃げた昨年とは違い、ハイペースで飛ばしながら直線も最後までしぶとく粘りました。ロゴタイプを追いかけた先行馬は軒並みバテて下位に沈んだように、改めてこの馬の強さを再認識しました。東京マイルの舞台は鬼なんですね。昨年、絶対王者モーリスを破ったのは伊達ではなかったということでしょう。7歳になっても衰えを感じさせない走り、凄いの一言です。鞍上の田辺騎手共々、素晴らしいレースを見せてくれました。

ロゴタイプ
父ローエングリン 母ステレオタイプ(母の父サンデーサイレンス)
2010年3月10日生 牡7 美浦・田中剛厩舎
30戦6勝(2017年6月4日現在)
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3着は、3番人気のレッドファルクスが人気どおりの好走。パドックは前走同様、落ち着いて周回していました。レースは4コーナー後方6番手から直線上がり33.7秒の末脚で鋭く伸びてきました。2歳時以来となる久しぶりのマイル戦でしたが、全く問題なかったですね(レース後のM.デムーロ騎手の談話ではマイルはギリギリとのことでしたが)。スプリント王者がマイル戦でもやれることを示した意義は大きいですね。

レッドファルクス
父スウェプトオーヴァーボード 母ベルモット(母の父サンデーサイレンス)
2011年4月12日生 牡6 美浦・尾関知人厩舎
22戦9勝(2017年6月4日現在)

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なお、1番人気のイスラボニータは中団から伸び切れず8着。今日は直線で前が壁になってなかなか追い出せず、脚を余した印象。2番人気のエアスピネルは後方3番手から追い込むも5着まで。共に人気を裏切ったのは残念でした。逆に今後が楽しみになったのは、今日が初の重賞挑戦ながら4着に健闘した6番人気グレーターロンドン。中間順調さを欠いてこの内容なら無事なら重賞制覇は近いでしょう。また、香港馬はビューティーオンリーが6着、コンテントメントが10着と完敗。やはり勝ち時計が1分31秒台の高速決着になると香港馬には厳しいようです。

それでは、最後に見事優勝したサトノアラジン君を掲載します。

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パドックは、特に目立つ感じはありませんでしたが、落ち着いて周回していました。

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鞍上の川田将雅騎手は、2015年モーリス以来、2度目の安田記念制覇。なお、レース後のインタビューでは「去年から乗せて頂いて、なかなかGIで結果を残すことが出来ませんでしたが、ようやく勝つことができました。馬場も枠順もこの馬に向いてくれて、折り合いもスムーズにリズムよく運ぶことができました。4コーナーでは手応え十分でしたし、前のロゴタイプは気にせずにこの馬の競馬をすることだけを考えていました。時間がかかりましたが、ようやくGIを勝つことができて嬉しいです。枠順や流れ、いろいろと注文はつきますが、次のGIでもこの馬の能力を発揮できるように頑張りたいです。」とコメントしていました。

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ウイニングラン中のサトノアラジンと川田騎手です。

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池江泰寿厩舎は安田記念初制覇。マイルGI勝ちは2006年ドリームジャーニーの朝日杯FS以来、11年振りでした。

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勝ち時計は、安田記念史上2位タイの好時計だったように、6歳でもまだまだ元気ですね。今後は再び海外遠征も視野に入れた路線を歩むそうなので、頑張ってほしいと思います。GI挑戦8度目で悲願のGI初制覇、本当におめでとうございました!

サトノアラジン
父ディープインパクト 母マジックストーム(母の父Storm Cat)
2011年2月16日生 牡6 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・池江泰寿厩舎
25戦8勝(2017年6月4日現在)
(重賞勝利)2017年安田記念(GI)、2016年スワンS(GII)、京王杯スプリングC(GII)


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by Yuuichiro_K | 2017-06-04 22:36 | 17年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2017年 05月 28日

藤沢和雄厩舎&C.ルメール騎手の悲願達成!日本ダービーはレイデオロが制す

今日、東京競馬場では好天の下、11万人を超える大観衆がつめかけ、2014年生まれ7015頭のサラブレッドの頂点を決める競馬の祭典・日本ダービー(GI、3歳・芝2400m)が行われました。
レースは、C.ルメール騎手騎乗の2番人気レイデオロが、後方追走から3コーナーで早めに動いて2番手に上がると、直線早めに抜け出し、好位から外を追い上げた3番人気スワーヴリチャードの追撃を3/4馬身差をおさえ優勝しました。

☆日本ダービー結果
1着 レイデオロ    (C.ルメール) 2'26'9(良)
2着▲スワーヴリチャード(四 位) 3/4
3着○アドミラブル   (M.デムーロ)1 1/4
4着 マイスタイル   (横山典) クビ
5着◎アルアイン    (松 山) ハナ

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 ダンビュライト   B 
  普通、首高い、時折小走り
2 アメリカズカップ  C 
  落着きなし
3 マイスタイル    C     
  2人引き、落着きなし
4 スワーヴリチャード B+ 
  落ち着いて力強い歩様
5 クリンチャー    B
  普通
6 サトノアーサー   B 
  2人引き、普通
7 アルアイン     B+
  2人引き、動き良し
8 トラスト      B
  普通
9 マイネルスフェーン B
  普通
10 ベストアプローチ  B 
  2人引き、落着きないがいつもどおり
11 ペルシアンナイト  B+
  落ち着いて力強い歩様
12 レイデオロ     B 
  2人引き、時折小走り
13 カデナ       B+ 
  2人引き、落ち着いて力強い歩様
14 ジョーストリクトリ B
  普通
15 ダイワキャグニー  C 
  2人引き、落着きなし
16 キョウヘイ     B
  普通、首高い
17 ウインブライト   C 
  2人引き、落着きなし
18 アドミラブル    B
  2人引き、普通

今年の日本ダービーは、青葉賞をレースレコードで勝ったアドミラブルが単勝3.4倍で1番人気。休み明けの皐月賞で見せ場十分の末脚で5着に好走したレイデオロが単勝5.3倍で2番人気。東京コースは重賞で2戦2連対と得意にしているスワーヴリチャードが単勝5.9倍で3番人気。皐月賞馬アルアインが単勝6.3倍で4番人気。毎日杯で皐月賞馬アルアインと接戦したサトノアーサーが単勝8.0倍で5番人気。この5頭が単勝10倍以下の人気を集めましたが、レースは期待どおり人気の3頭が上位を占める結果となりました。

勝ったのは2番人気のレイデオロ。パドックは、ややテンションの高いところを見せ、隊列の一番後ろを周回。途中から2人引きになりましたが、イレ込みというほどではなかったです。レースは、マイスタイルが1000m通過63.2秒の超スローペースで逃げる展開となり、当初レイデオロは後方を追走していたのですが、向こう正面で一気に2番手に上がったのが鞍上のC.ルメール騎手の大ファインプレイでした。直線は何の不利もなく馬場の良い中央に進路を取って堂々抜け出し、上がり3ハロンを33.8秒でまとめて、外から追いすがるスワーヴリチャードの追撃を難なく押さえ込みました。これで3週連続GI制覇となったC.ルメール騎手ですが、相変わらずの素晴らしい手綱さばきが光りました。

2着は3番人気のスワーヴリチャード。今日もパドックは落ち着き十分、力強い歩様で素晴らしいデキでした。レースは好位追走から直線で早めに抜け出したレイデオロの外から上がり33.5秒と勝ち馬を凌ぐ末脚を繰り出して懸命に追いましたが、勝ち馬に並びかけることはでませんでした。それでも得意の東京コースで皐月賞6着から見事に巻き返しましたね。力は出し切ったと思います。

スワーヴリチャード
父ハーツクライ 母ピラミマ(母の父Unbridled's Song)
2014年3月10日生 牡3 栗東・庄野靖志厩舎
6戦2勝(2017年5月28日現在)
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3着は、1番人気のアドミラブル。パドックは青葉賞の時より落着いて普通に周回していました。レースは前走同様、後方待機策。直線大外からメンバー中最速の上がり33.3秒の末脚を繰り出しましたが、3番手に上がるのが精一杯でした。超スローペースと大外枠に泣いた印象ですが、力があるところは見せてくれたと思います。

アドミラブル
父ディープインパクト 母スカーレット(母の父シンボリクリスエス)
2014年3月23日生 牡3 栗東・音無秀孝厩舎
5戦3勝(2017年5月28日現在)
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なお、皐月賞馬アルアインは5着。パドックの気配は上々、レースの位置取りも悪くなかったと思いますが、直線で伸び一息でした。大健闘だったのは14番人気4着のマイスタイル。横山典弘騎手が超スローペースで上手く逃がして直線も内を突いて良く粘りました。

それでは、最後に見事優勝したレイデオロ君を掲載します。
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パドックは、ややテンション高めでしたが、迫力のある好馬体は目に付きました。
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鞍上のC.ルメール騎手は、ダービー3度目の騎乗で悲願のダービー初制覇。しかも3週連続GI制覇の大快挙となりました。レース後のインタビューでは「フランスでダービーを1回勝っていますが、日本のダービーを勝つことが出来て嬉しいです。普通の乗り方でも良いのですが、スタートが良くないので後ろのポジションになりました。ペースが遅かったので、馬もリラックスしていたのでポジションを上げて行きました。直線もよく反応してくれました。ファンの声もすごかったです。ラスト100mで勝ったと思いました。」とコメントしていました。
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JRA重賞101勝目を挙げた名伯楽・藤沢和雄厩舎は悲願のダービー初制覇となりました。なお、レイデオロの母方の血統は祖母レディブロンド(6戦5勝)、母ラドラーダ(18戦4勝)、母の父シンボリクリスエス(15戦8勝GI4勝)といずれも藤沢厩舎所属の馬で、関係者の喜びは大きいと思います。
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レイデオロの父キングカメハメハは一昨年のドゥラメンテに続き、ダービー親子制覇達成となりました。
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藤沢和雄厩舎は、先週のオークスに続くクラシックレース勝利。名伯楽がついにビッグタイトルをつかんでくれて、ファンとして嬉しく思います。今後はソウルスターリングと共に日本競馬を牽引するような活躍を期待したいですね。今日は素晴らしい走りをありがとう!本当におめでとうございました!

レイデオロ
父キングカメハメハ 母ラドラーダ(母の父シンボリクリスエス)
2014年2月5日生 牡3 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・藤沢和雄厩舎
5戦4勝(2017年5月28日現在)
(重賞勝利)2017年日本ダービー(GI)、2016年ホープフルS(GII)


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by Yuuichiro_K | 2017-05-28 23:03 | 17年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)