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カテゴリ:レース回顧( 567 )


2019年 05月 06日

かしわ記念はゴールドドリームがインティとの一騎打ちを制し、GI(級)5勝目を飾る

今日、船橋競馬場で行われた、春のダートマイル王決定戦・第31回かしわ記念(JpnI、4歳上ダート1600m)は、C.ルメール騎手騎乗の2番人気ゴールドドリームが好位追走から先行した1番人気インティを直線で捕らえて優勝。見事連覇を達成しました。

レース映像を見ましたが、ゴールドドリームは、インティの直後をぴったりマークする競馬。最後の直線は早めに抜け出したインティをきっちり差し切って、フェブラリーS(GI)の借りを見事に返しましたね。GI(級)5勝目、おめでとうございました!

なお、インティはスタートでダッシュがつかず序盤は3番手を追走。フェブラリーSの時のような楽な逃げはできず、地方の深い馬場も初めてでしたが、ゴールドドリーム以外に先着を許さなかったのは流石でした。今後も両馬はいいライバルになりそうですね。

☆かしわ記念結果(事前予想なし)
1着 ゴールドドリーム (C.ルメール)1'40'2(稍)
2着 インティ     (武 豊)1 1/2
3着 アポロケンタッキー(戸 崎)2
4着 オールブラッシュ (田 辺)1 1/2
5着 キタサンミカヅキ ( 森 )1

ゴールドドリーム(撮影日2018年12月29日・東京大賞典)
父ゴールドアリュール 母モンヴェール(母の父フレンチデピュティ)
2013年4月19日生 牡6 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・平田修厩舎
20戦9勝(2019年5月6日現在)
(重賞勝利)2017年フェブラリーS(GI)、チャンピオンズC(GI)、2019・2018年かしわ記念(JpnI)、2018年帝王賞(JpnI)、2016年ユニコーンS(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2019-05-06 21:59 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2019年 04月 28日

天皇賞・春はフィエールマンが史上最少キャリアでV、QE2世Cはウインブライトが制す

まずは、クイーンエリザベス2世C(香G1、3歳上・芝2000m)を優勝し、悲願のGI制覇を見事海外で飾ったウインブライト君、本当におめでとうございました!
しかも、香港芝2000mのレコードタイムでの勝利、父ステイゴールドに続く香港G1制覇、日本人騎手・松岡正海による快挙というのも、本当に嬉しかったです。
それにしても、ウインブライトは父に似て大器晩成ですねえ。今度は国内GIの舞台での活躍を期待したいと思います。

なお、同レースに出走したリスグラシューは3着、ディアドラは6着、チェアマンズスプリントプライズ(芝1200m)に出走したナックビーナスは6着に敗れましたが、皆おつかれさまでした!

☆クイーンエリザベス2世C結果(事前予想なし)
1着 ウインブライト(JPN) (松 岡) 1'58'81レコード
2着 エグザルタント(HK) (Z.バートン)3/4
3着 リスグラシュー (JPN) (O.マーフィー)1
4着 グロリアスフォーエバー(HK) (K.リョン ) 1 3/4
5着 パキスタンスター(HK)  (M.チャドウィック)2

ウインブライト(撮影日2018年10月20日・富士S)
父ステイゴールド 母サマーエタニティ(母の父アドマイヤコジーン)
2014年5月12日生 牡5 芦毛 新冠・コスモヴューファーム生産 美浦・畠山吉宏厩舎
18戦8勝(2019年4月28日現在)
(重賞勝利)2019年クイーンエリザベス2世C(香G1)、2019・2018年中山記念(GII)、2017年スプリングS(GII)、2019年中山金杯(GIII)、2017年福島記念(GIII)
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さて、今日、京都競馬場で行われた古馬の長距離王決定戦・天皇賞・春(GI、4歳上・芝3200m)は、C.ルメール騎手騎乗の1番人気フィエールマンが中団追走から早めに動いて4コーナーで先頭に立つと、外から並びかけてきた6番人気グローリーヴェイズとの一騎打ちをクビ差制し、優勝しました。

☆天皇賞・春結果
1着▲フィエールマン  (C.ルメール) 3'15'0(良)
2着○グローリーヴェイズ(戸 崎) クビ
3着 パフォーマプロミス(北村友) 6
4着◎エタリオウ    (M.デムーロ)クビ
5着 ユーキャンスマイル(岩 田) 3

パドックの個人的な評価は以下の通り。(A良い、B普通、C平凡)

1 チェスナットコート C
  落ち着きなし
2 エタリオウ     B+
  2人引き、つる首、キビキビと動き良いが時折小走り
3 リッジマン     B
  2人引き、普通
4 ヴォージュ     B
  普通
5 メイショウテッコン B+
  2人引き、いつになく落ち着いて周回
6 カフジプリンス   B
  普通
7 グローリーヴェイズ B+
  落ち着いて力強い動き
8 パフォーマプロミス B
  普通、首高い
9 ユーキャンスマイル B
  普通
10 フィエールマン   B+
  落ち着いて伸びやかな動き
11 ケントオー     B
  普通、首高い
12 クリンチャー    B
  普通
13 ロードヴァンドール B
  普通
 
今年の春の天皇賞は、出走馬唯一のGIホース・昨年の菊花賞馬フィエールマンが単勝2.8倍で1番人気。その菊花賞で差のない2着だったエタリオウが単勝3.3倍で2番人気。菊花賞3着馬ユーキャンスマイルが単勝6.4倍で3番人気。一昨年の菊花賞2着馬クリンチャーと前哨戦の日経賞(GII)の覇者メイショウテッコンが並んで単勝9.2倍で4番人気。クリンチャーを除き上位人気馬は4歳馬が占めていました。レースはやはり4歳馬同士の優勝争いとなりましたが、勝ったのはクラシックホースの貫禄を見せつけたフィエールマンでした。

フィエールマンのパドックは、落ち着いて伸びやかな歩様を見せ、好調子に見えました。レースは中団追走から早めに動き、4コーナーで先行馬群を捕らえて先頭に立つ積極策。直線はフィエールマンに唯一食らいついてきたグローリーヴェイズとの完全な一騎打ちとなりましたが、最後まで交わされることなくゴール直前でもう一伸びして、凌ぎきりました。なお、キャリア6戦での天皇賞・春制覇は史上最少キャリアの優勝。勝ったC.ルメール騎手は8大競争完全制覇、父ディープインパクト産駒も初の天皇賞・春制覇と記録ずくめの勝利となりました。
今後は、凱旋門賞に登録しているということですし、ぜひとも世界に羽ばたいてもらいたいと思います。

2着は6番人気の4歳馬グローリーヴェイズが大健闘。こちらもパドックの気配は上々でしたし、鞍上の戸崎騎手は完璧に乗ってくれたと思います。母系にメジロラモーヌ、メジロライアンの血が流れる伝統のメジロの血は確かに受け継がれていましたね。勝ち馬には惜しくもクビ差届かなかったものの、3着馬には6馬身差をつけており、こちらも強いレースを見せてくれました。

3着のパフォーマプロミスは、これまで58キロで実績がなかったので予想は軽視していたのですが、昨秋にアルゼンチン共和国杯(GII)を勝っていたように長距離実績はあった馬、好走はフロックではないでしょう。

なお、2番人気のエタリオウは、道中まさかの最後方からの競馬。残り1000m過ぎからロングスパートするかなり強引な競馬で好位まで押し上げるも、やはり最後の直線は伸び切れず4着まで。3番人気のユーキャンスマイルは、ダイヤモンドS(GIII)軽量勝ち馬は不振というジンクスどおりの5着凡走。共に期待を裏切ってしまったのは残念でした。

それにしても、GIレースのルメール騎手は本当に勝負強いですねえ。来週以降も有力馬の騎乗が続きますし、今年もGI勝ちまくりそうです。

フィエールマン
父ディープインパクト 母リュヌドール(母の父Green Tune)
2015年1月20日生 牡4 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・手塚貴久厩舎
6戦4勝(2019年4月28日現在)
(重賞勝利)2019年天皇賞・春(GI)、2018年菊花賞(GI)、ラジオNIKKEI賞(GIII)


by Yuuichiro_K | 2019-04-28 23:42 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2019年 04月 07日

今年も女傑候補誕生!桜花賞はグランアレグリアがレースレコードで完勝、GI初制覇

今日、阪神競馬場で行われた牝馬クラシック第一弾・桜花賞(GI、3歳牝・芝1600m)は、C.ルメール騎手騎乗の2番人気グランアレグリアが、好位追走から直線早めに先頭に立つと、そのまま後続を突き放し、後方から内を突いて追い込んだ7番人気シゲルピンクダイヤに2 1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆桜花賞結果
1着△グランアレグリア (C.ルメール)1'32'7(良)レースレコード
2着 シゲルピンクダイヤ(和 田)2 1/2
3着◎クロノジェネシス (北村友)クビ
4着▲ダノンファンタジー(川 田)ハナ
5着○ビーチサンバ   (福 永)クビ

※パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 シェーングランツ  B
  普通、時折小走り
2 エールヴォア    B
  2人引き、普通
3 ノーブルスコア   C   
  2人引き、落ち着きなし
4 クロノジェネシス  B
  2人引き、落ち着きないがいつものこと
5 ルガールカルム   B
  普通
6 ホウオウカトリーヌ B
  2人引き、普通、時折小走り
7 アウィルアウェイ  B
  普通
8 グランアレグリア  A
  新馬、サウジアラビアRC、朝日杯FSの時と比べると落ち着き十分、力強い動き目に付く
9 アクアミラビリス  B
  2人引き、普通
10 フィリアプーラ   B
  普通
11 メイショウケイメイ B
  普通
12 ノーワン      B
  普通
13 ジュランビル    B
  普通
14 ビーチサンバ    B+
  落ち着いて伸びやかな動き
15 ダノンファンタジー B+
  落ち着いて動き良し
16 シゲルピンクダイヤ B
  普通
17 レッドアステル   B
  2人引き、普通
18 プールヴィル    B
  2人引き、普通、つる首

今年の桜花賞は、昨年の2歳女王でトライアルのチューリップ賞(GII)を快勝したダノンファンタジーが単勝2.8倍で1番人気。そのダノンファンタジーを新馬戦で破り、サウジアラビアRC(GIII)で牡馬相手に優勝しているグランアレグリアが単勝3.4倍で2番人気。阪神JF(GI)は出遅れながら2着、前走クイーンC(GIII)優勝のクロノジェネシスが単勝5.7倍で3番人気。10倍以下の人気はこの3頭のみでオッズ的には3強対決の様相でした。しかし、終わってみればグランアレグリアが素晴らしいスピードで他馬を圧倒、1強だったことを証明した一戦となりました。

グランアレグリアのパドックは、昨年の朝日杯FS(GI)以来の休み明けでも、落ち着きがあり、力強い歩様が目に付きました。新馬戦(ダノンファンタジーの方が良く見えたが結果はグランアレグリアが圧勝)や、サウジアラビアRCで見た時より、気性の成長と動きの良さが感じられ、予想では△でしたが馬券は単複勝負してしまったほどの素晴らしいデキに見えました。レースはプールヴィルが1000m通過59.4秒と平均より遅めのペースで逃げたこともあり、レース序盤は抑えるのに苦労する場面もありましたが、4コーナーで早々と2番手に進出すると上がり3ハロンを33.3秒で駆け抜け、後続の追い上げを完封。2着に影をも踏ませぬ完勝となりました。

なお、勝ち時計の1'32'7は昨年アーモンドアイの記録した1'33'1を0.4秒上回る驚異的な桜花賞レコード。新馬戦レコード1'33'6を記録した実力はやはり本物でしたね。また、鞍上のC.ルメール騎手は昨年に続く連覇を達成。レース後のインタビューでは距離延長は厳しいとのコメントがあったので、オークスは回避する可能性もありそうですが、規格外のスピードを持っているだけに、できれば牝馬三冠を目指して欲しいと思います。

2着は7番人気のシゲルピンクダイヤが健闘。パドックは前走チューリップ賞同様、落ち着いて周回していました。レースは後方待機策から直線内を突いてメンバー最速の上がり32.7秒の末脚で鋭く伸び穴を空けました。和田騎手のコース取りの巧みさが光りました。

3着は3番人気のクロノジェネシスが人気どおりの好走。パドックは相変わらず煩いとことをみせていました。レースは行きたがる場面がありながらも好位を追走。直線は良く伸びてきましたが、外に持ち出すのに手間取った分、3着に上がるのが精一杯でした。

なお、1番人気のダノンファンタジーは4着。パドックの気配は落ち着いて良い雰囲気でした。ただ、レースはグランアレグリアを追って早めに動いた分、最後脚色が鈍って後続に差された印象。残念ながら新馬戦に続きグランアレグリアに完敗となってしまいました。

それにしても昨年のアーモンドアイに続き、とんでもないスピードを武器に持つ新たな女傑候補が誕生しましたね。今後の活躍が本当に楽しみです。

グランアレグリア(撮影日2018年10月6日・サウジアラビアロイヤルC)
父ディープインパクト 母タピッツフライ(母の父Tapit)
2016年1月24日生 牝3 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・藤沢和雄厩舎
4戦3勝(2019年4月7日現在)
(重賞勝利)2019年桜花賞(GI)、2018年サウジアラビアロイヤルC(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2019-04-07 21:44 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2019年 03月 31日

皐月賞馬復活!大阪杯はアルアインが約2年振りのV、北村友一騎手悲願のGI初制覇

まずは昨日深夜に行われたドバイ国際競争ですが、ドバイターフ(首G1)に出走したアーモンドアイが圧倒的人気に応えて見事優勝。海外でも変わらぬ強さに痺れました。同レースはヴィブロスが2着、ディアドラが4着と日本牝馬の活躍が目立ったのも嬉しかったです。
その他にもマテラスカイがドバイゴールデンシャヒーン(首G2)で2着、シュヴァルグランとスワーヴリチャードがドバイシーマクラシック(首G1)で2・3着に好走。勝てなかったのは残念でしたが、皆良く頑張ったと思います。本当にお疲れさまでした!

さて、今日、阪神競馬場で行われた春の中距離王決定戦・大阪杯(GI、4歳上・芝2000m)は、北村友一騎手騎乗の9番人気アルアインが、好位4番手追走から直線内を突いて抜け出し、2番手から伸びた2番人気キセキの追撃をクビ差おさえて優勝しました。

☆大阪杯結果
1着 アルアイン  (北村友)2'01'0(良)
2着◎キセキ    (川 田)クビ
3着 ワグネリアン (福 永)クビ
4着 マカヒキ   (岩 田)3/4
5着△エアウィンザー(浜 中) クビ

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 マカヒキ      B
  普通
2 ワグネリアン    B
  2人引き、前走神戸新聞杯の時より落ち着きないがこれでも走るタイプ。
3 アルアイン     B+
  大変落ち着いて伸びやかな動き
4 エポカドーロ    B+
  2人引き、落ち着いて動き良し
5 ムイトオブリガード B
  普通
6 キセキ       B+
  まずまず落ち着いて動き良し
7 ブラストワンピース B
  普通、時折小走り
8 サングレーザー   C
  落ち着きなし
9 エアウインザー   B+
  2人引き、普通
10 ステイフーリッシュ B
  普通、いつもよりは落ち着いている
11 ペルシアンナイト  B+
  落ち着いて動き良し
12 ステルヴィオ    B+
  2人引き、つる首、動き良し
13 スティッフェリオ  B
  普通
14 ダンビュライト   B
  普通

今年の大阪杯(GI)は、ドバイ遠征したアーモンドアイ、レイデオロ、スワーヴリチャードが不在となりましたが、それでも14頭中8頭がGIホースという豪華メンバーが揃った注目の一戦となりました。

人気は昨年の有馬記念(GI)馬ブラストワンピースが単勝3.2倍で1番人気。昨年の秋に逃げ馬として覚醒した菊花賞馬キセキが単勝4.1倍で2番人気。昨年2着馬・一昨年のマイルCS馬ペルシアンナイトが単勝7.3倍で3番人気。昨年のダービー馬ワグネリアンが単勝8.2倍で4番人気。前哨戦の金鯱賞(GII)で1番人気3着だったエアウィンザーが単勝9.3倍で5番人気。5頭が単勝10倍以下の人気を集めていましたが、これら上位人気馬を破って優勝したのは、昨年の3着馬ながら一昨年の皐月賞(GI)優勝以来、約2年間勝利から遠ざかっていて、9番人気と人気を落としていた伏兵アルアインでした。

アルアインのパドックは、いつも良く見せる馬ですが、今日も大変落ち着いて伸びやかな歩様を見せて、好調子に見えました。レースはエポカドーロが1000m通過61.3秒とスローペースで逃げる展開となりましたが、アルアインは好位3・4番手の内目を追走。直線で逃げたエポカドーロを内から交わして早めに抜け出すと、外から迫るキセキ、最内を突いて伸びたワグネリアンの追走をおさえての快勝となりました。今日は9番人気と評価を落としていましたが、阪神コースは3戦して2勝3着1回、右回り全体でも(4322)とほとんど崩れたことはなく、得意の舞台で底力を見せてくれましたね。なお、鞍上の北村友一騎手はデビュー14年目で悲願のGI初制覇ということで、人馬共々本当におめでとうございました!

2着は2番人気のキセキが人気どおりの好走。パドックはまずまず落ち着いて動きも良く、気配は上々でした。レースは逃げたエポカドーロを行かせて2番手を追走。直線は内から早めにスパートしたアルアインに外からじわじわと伸びてきたものの、ゴール直前でワグネリアンをクビ差交わすのが精一杯、勝ち馬にはクビ差届きませんでした。ただ、敗れたとはいえ先行して危なげないレース運びだったと思いますし、今年も活躍してくれそうです。

3着は4番人気のワグネリアン。パドックは2人引きでチャカチャカと煩かったですが、これはいつものこと。神戸新聞杯以来、約半年振りのレースでしたが、レースは後方から最内を突いて鋭く伸び、力を示してくれました。

なお、1番人気のブラストワンピースは、後方から伸びを欠き6着、3番人気ペルシアンナイトは中団から伸びを欠き11着に完敗。共にパドックはそれほど悪くは見えなかったので案外な凡走で、人気を裏切ってしまったのは残念でした。

アルアイン(撮影日2018年10月28日・天皇賞・秋)
父ディープインパクト 母ドバイマジェスティ(母の父Essence of Dubai)
2014年5月1日生 牡5 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・池江泰寿厩舎
16戦5勝(2019年3月31日現在)
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by Yuuichiro_K | 2019-03-31 22:49 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2019年 03月 17日

スプリングSは伏兵エメラルファイトが重賞初制覇

今日、中山競馬場で行われた皐月賞トライアル・スプリングS(GII)は、石川裕紀人騎手騎乗の10番人気エメラルファイトが、好位7番手追走から直線力強く伸び、後方から追い込んだ1番人気ファンタジストの追撃をアタマ差おさえて優勝しました。

☆スプリングS結果
1着 エメラルファイト (石 川)1'47'8(良)
2着 ファンタジスト  (武 豊)ハナ
3着△ディキシーナイト (石 橋)3 1/2
4着○タガノディアマンテ(田 辺)1 1/4
5着△ヒシイグアス   (F.ミナリク)ハナ

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 ファンタジスト   B
  2人引き、普通
2 クリノガウディー  B
  普通
3 ユニコーンライオン B
  普通、首を時折ぐっと下げる
4 ニシノカツナリ   B
  普通
5 ゲバラ       B
  普通
6 コスモカレンドゥラ B
  2人引き、普通、首高い
7 リーガルメイン   B+
  落ち着いて力強い動き
8 ヒシイグアス    C
  2人引き、落ち着きなし
9 エメラルファイト  B
  普通
10 ディキシーナイト  B
  普通
11 リバーシブルレーン B
  2人引き、普通
12 タガノディアマンテ B+
  落ち着いて動き良し
13 シークレットラン  B+
  相変わらずの好馬体、動き良し
14 カラテ       B
  普通
15 ロジャーバローズ  C
  落ち着きなし
16 フィデリオグリーン B
  2人引き、普通

今年のスプリングSは2013年以来、久しぶりにフルゲート16頭が出走。重賞2勝馬ファンタジスト(1番人気)を筆頭に、朝日杯FS(GI)2着馬クリノガウディー(4番人気)、きさらぎ賞(GIII)2着馬タガノガウディー(9番人気)といった重賞好走馬や、ロジャーバローズ(2番人気)やヒシイグアス(3番人気)など前走500万下勝ちの好調馬が激突する注目の一戦となりました。
しかし、これら上位人気馬を破って優勝したのは、前走白梅賞(500万下)勝ち馬ながら、10番人気(単勝27.1倍)と人気薄だった伏兵・エメラルファイトでした。

エメラルファイトのパドックは特に目立つ感じはなかったですが、普通に落ち着いて周回していました。レースは好位7番手を追走、直線で内から抜け出したディキシーナイトと併せ馬の形で伸びて、これを競り落とすと、最後は外から追い上げてきた1番人気ファンタジストの追撃を振り切っての快勝となりました。
今日は人気はありませんでしたが、2走前の朝日杯FS(GI)では後方3番手からメンバー最速の上がり33.5秒の末脚で伸びて6着に好走した実績がありました。なお、鞍上の石川騎手は、2017年ラジオNIKKEI賞以来となる重賞2勝目、しかも所属厩舎である相沢郁厩舎での勝利ということで、師匠にいい恩返しになる嬉しい勝利となりましたね。おめでとうございました!

2着は1番人気のファンタジスト。パドックは2人引きでも、いつもどおり落ち着いて周回していました。レースは中団やや後ろを追走。直線は外からメンバー最速の上がり34.6秒の末脚で追い込んで、きっちり連対を確保しました。

3着は7番人気のディキシーナイトが健闘。こちらもパドックは普通に落ち着いて周回していました。好位追走から4角で3番手に上がると、直線内を突いて勝馬と競り合うように伸び、見事皐月賞の優先出走権を確保しました。

なお、2番人気のロジャーバローズ(7着)、3番人気のヒシイグアス(5着)は、共にパドックで落ち着きがなくあまり良く見えなかったのですが、レースは共に伸びを欠き完敗。期待に応えられなかったのは残念でした。

エメラルファイト
父クロフネ 母セトウチソーラー(母の父スペシャルウィーク)
2016年4月9日生 牡3 芦毛 浦河・金成吉田牧場生産 美浦・相沢郁厩舎
6戦3勝(2019年3月17日現在)
(重賞勝利)2019年スプリングS(GII)


by Yuuichiro_K | 2019-03-17 20:57 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2019年 03月 10日

2歳王者復活!金鯱賞はダノンプレミアムが完勝で重賞4勝目を飾る

今日、中京競馬場で行われた大阪杯(GI)のステップレース・金鯱賞(GII、4歳上・芝2000m)は、川田将雅騎手騎乗の2番人気ダノンプレミアムが3番手追走から直線楽々と抜け出し、後方から追い上げた5番人気リスグラシューに1 1/4馬身差をつけて優勝しました。

☆金鯱賞結果
1着◎ダノンプレミアム (川 田) 2'00'1(稍)
2着△リスグラシュー  (A.シュタルケ)1 1/4
3着○エアウィンザー  (武 豊) 3/4
4着 ペルシアンナイト (M.デムーロ)2 1/2
5着△アルアイン    (柴 山) 1 1/2

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 ダノンプレミアム  C
  2人引き、落ち着きなし
2 ショウナンバッハ  C
  落ち着きなし
3 サトノワルキューレ B
  普通
4 スズカデヴィアス  B
  普通、時折小走り
5 タニノフランケル  B
  普通
6 ペルシアンナイト  B+
  落ち着いて力強い動き
7 ギベオン      B
  普通
8 エアウィンザー   B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
9 ムイトオブリガード B+
  落ち着いて動き良し
10 アルアイン     B
  普通
11 リスグラシュー   B
  普通、2人引き、やや首高い
12 モズカッチャン   B
  2人引き、普通
13 メートルダール   B
  普通

今年の金鯱賞は、GI馬が5頭も出走、例年以上の好メンバーが集まりました。人気はGI馬5頭をさしおいて、4連勝中の上がり馬エアウィンザーが単勝3.0倍で1番人気。一昨年の2歳王者ダノンプレミアムが単勝3.5倍で2番人気。一昨年の皐月賞馬アルアインが単勝6.8倍で3番人気。一昨年のマイルCS優勝馬ペルシアンナイトが単勝7.0倍で4番人気。昨年のエリザベス女王杯優勝馬リスグラシューが単勝8.7倍で5番人気。5頭が単勝10倍以下の人気を集め、混戦模様でしたが、勝ったのは上位人気の一角、昨年の日本ダービー(GI)6着以来、約10ヵ月ぶりの出走だった2歳王者ダノンプレミアムでした。

ダノンプレミアムのパドックは、メンバー中1番落ち着きはありませんでした。ただ、これは元々気合いを表に出すタイプということで、走る気満々だったようです。レースは、タニノフランケルが1000m通過61秒とスローペースで逃げる展開となりましたが、ダノンプレミアムは好位3番手を追走。楽な手応えで直線に向くと、先に抜け出したギベオンを目標に一気に加速。メンバー最速タイの上がり34.1秒の末脚を繰り出してあっさり交わし去ると、最後はおさえる余裕を見せての完勝となりました。流石は強い現世代の頂点に立ったことのある実績馬、長期休養の不利をものともしない素晴らしい走りでした。この内容なら大阪杯は1番人気になりそうですね。実力馬の鮮やかな復活、本当におめでとうございました!

2着は香港ヴァーズ(香G1)2着以来のレースだった5番人気のリスグラシューが健闘。パドックはまずまず落ち着いて周回していました。レースは後方追走からダノンプレミアムと同じ上がり34.1秒の末脚で追い込んできました。強豪牡馬相手に堂々のレースで、次走予定している香港遠征に向けて上々の前哨戦になったと思います。

3着は1番人気のエアウィンザー。パドックは落ち着いて動きも上々、なかなか良い雰囲気で周回していました。レースは中団追走から上がり34.2秒の末脚で伸びたものの3着が精一杯。GI馬の底力に屈した感じですが、力は出し切ったと思います。

なお、3番人気のアルアインは5番手追走もそのまま流れ込んだだけの5着。4番人気ペルシアンナイトは相変わらず休み明けは走らず4着まで。共に一息の結果に終わったのは残念でした。

ダノンプレミアム(撮影日2018年5月27日・日本ダービー)
父ディープインパクト 母インディアナギャル(母の父Intikhab)
2015年4月3日生 牡4 青鹿毛 新ひだか・ケイアイファーム生産 栗東・中内田充正厩舎
6戦5勝(2019年3月10日現在)
(重賞勝利)2017年朝日杯フューチュリティS(GI)、2019年金鯱賞(GII)、2018年弥生賞(GII)、2017年サウジアラビアRC(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2019-03-10 22:20 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2019年 02月 24日

中山記念は、ウインブライトがGI馬5頭を破り連覇達成、重賞5勝目を飾る

今日、中山競馬場で行われた中山記念(GII、4歳上・芝1800m)は、松岡正海騎手騎乗の5番人気ウインブライトが、4番手追走から直線力強く伸び、2番手追走から早めに抜け出した6番人気ラッキーライラックをクビ差差し切って優勝しました。

☆中山記念結果
1着○ウインブライト  (松 岡) 1'45'5(良)
2着△ラッキーライラック(石 橋) クビ
3着▲ステルヴィオ   (丸 山) アタマ
4着△スワーヴリチャード(M.デムーロ)1 1/4
5着△エポカドーロ   (戸 崎) アタマ

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1  ウインブライト   B+
  いつもどおり時折小走りも動き良し
2 マルターズアポジー B+
  連闘でもいつもより落ち着いて動き良し
3 ラッキーライラック B+
  落ち着き十分、後肢の踏み込み力強さ目に付く
4 シベリアンスパーブ B
  普通
5 ディアドラ     B
  普通、2人引き、首高い
6 トルークマクト   B   
  普通
7 ステルヴィオ    B+
  2人引き、つる首、プラス12キロでも太め感なく動き良し
8 ハッピーグリン   B
  普通
9 エポカドーロ    B
  普通、時折小走り
10 スワーヴリチャード B+
  プラス14キロでも太め感なく動き良し
11 マイネルサージュ  B
  普通

今年の中山記念は、11頭中GIホースが5頭と例年以上の豪華メンバーが激突。大阪杯(GI)、ドバイ遠征に向けて注目のレースとなりました。人気は昨年の香港C(香港G1)2着、国内1800m戦3戦3勝のディアドラが単勝2.6倍で1番人気。昨年のマイルCS(GI)優勝馬ステルヴィオが単勝4.6倍で2番人気。昨年の皐月賞(GI)優勝馬エポカドーロが単勝5.3倍で3番人気。昨年の大阪杯(GI)優勝馬スワーヴリチャードが単勝5.6倍で4番人気。昨年の中山記念(GII)優勝馬ウインブライトが単勝7.0倍で5番人気。一昨年の阪神JF(GI)優勝馬、桜花賞(GI)2着のラッキーライラックが単勝8.6倍で6番人気。7番人気のマルターズアポジー以下は単勝51倍以上で、オッズ的には6頭の争いと見られていました。レースは、やはり人気馬6頭の上位争いとなったのですが、勝ったのは上位1~4番人気馬ではなく、前走中山金杯(GIII)を勝ち、前年中山記念優勝馬ながら5番人気と評価を落としていたウインブライトでした。

ウインブライトのパドックは、いつもどおり時折小走りになる場面はありましたが、キビキビと周回。気配は上々に見えました。レースはマルターズアポジーが1000m通過58.2秒とハイペースで離して逃げる展開となりましたが、ウインブライトは好位4番手を追走。直線は先に抜け出したラッキーライラックを追って、メンバー第2位の上がり33.7秒の末脚を繰り出し、ゴール直前できっちり差し切りました。昨年も3頭のGI馬相手に先着する力走を見せましたが、今年はそれ以上のメンバー相手に堂々の勝利。勝ち時計はレース史上3位の好時計でしたし、今日で産駒が重賞100勝目となった父ステイゴールドに似て年を経てまだまだ成長しているようです。また、これで中山芝1800mは4戦4勝となり正に中山千八の鬼ですね。今年こそ悲願のGI制覇を期待したいと思います。強敵相手の重賞5勝目、本当におめでとうございました!

2着は2番手追走から粘った6番人気の4歳牝馬ラッキーライラックが健闘。パドックは後肢の踏み込みが大変力強く、予想では△評価でしたが、思わず単複勝負したほどの好気配でした。レースは2番手追走の積極策から直線早めに抜け出し、最後まで良く粘りました。前走秋華賞(GI)で初めて着外に敗れて以来のレースでしたが、良く立て直して2歳女王の底力を見せてくれたと思います。

3着は2番人気のステルヴィオ。パドックは2人引きでもまずまず落ち着いて動きも上々、気配は良かったです。レースは中団追走から直線ウインブライトと並んで外から追い込み、1・2着馬と同タイムの3着と力を示しました。

なお、1番人気のディアドラは、パドックは普通に落ち着いて周回していましたが、レースは後方侭伸びを欠き6着に凡走。3番人気エポカドーロはパドックでやや煩いところを見せていましたが、レースは好位3番手追走も、そこから伸び一息で5着まで。共に人気を裏切ってしまったのは残念でした。

ウインブライト(撮影日2018年10月20日・富士S)
父ステイゴールド 母サマーエタニティ(母の父アドマイヤコジーン)
2014年5月12日生 牡5 芦毛 新冠・コスモヴューファーム生産 美浦・畠山吉宏厩舎
17戦7勝(2019年2月24日現在)
(重賞勝利)2019・2018年中山記念(GII)、2017年スプリングS(GII)、2018年中山金杯(GIII)、2017年福島記念(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2019-02-24 22:11 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2019年 01月 30日

川崎記念はミツバが悲願の交流JpnI初制覇

今日、川崎競馬場では今年国内最初のGI(級)レース・川崎記念(JpnI、4歳上・ダート2100m)が行われました。レースは、和田竜二騎手騎乗の3番人気ミツバが5番手追走から直線でケイティブレイブとオールブラッシュの間を割って力強く伸び、1番人気ケイティブレイブに2 1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆川崎記念結果(事前予想なし)
1着 ミツバ       (和 田)2'15'0(良)
2着 ケイティブレイブ  (福 永)2 1/2
3着 オールブラッシュ  (田 辺)アタマ
4着 アポロケンタッキー (戸 崎)1 1/2
5着 コパノチャーリー  ( 森 )大差

ミツバが、前年王者ケイティブレイブ、一昨年王者オールブラッシュを破り、7歳でついに悲願のGI(級)初制覇を飾りました。和田騎手の好騎乗も光りましたね、おめでとうございました!

また、ミツバの父カネヒキリは2009年の川崎記念を勝っており、親子制覇達成。カネヒキリ産駒のGI級制覇は、コリアC(韓国G1)優勝のロンドンタウンに次ぐ2頭目、国内では初の優勝となりました。
なお、JRA勢が上位5着までを独占、今年も地方馬は見せ場なく終わったのは残念でした。

ミツバ(撮影日2017年12月29日・東京大賞典)
父カネヒキリ 母セントクリスマス(母の父コマンダーインチーフ)
2012年3月28日生 牡7 鹿毛 日高・タバタファーム生産 栗東・加用正厩舎
43戦10勝(2019年1月30日現在)
(重賞勝利)2019年川崎記念(JpnI)、2018年・2017年マーキュリーC(JpnIII)
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by Yuuichiro_K | 2019-01-30 21:23 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2019年 01月 20日

AJC杯は、1年1ヵ月振り出走のシャケトラが重賞2勝目を挙げる

今日、中山競馬場で行われたAJC杯(GII・4歳上、芝2200m)は、石橋脩騎手騎乗の7番人気シャケトラが、好位追走から直線早めに抜け出し、中団から追い上げた圧倒的1番人気フィエールマンの追撃をアタマ差おさえ優勝しました。

☆AJC杯結果
1着 シャケトラ    (石橋脩) 2'13'7(良)
2着○フィエールマン  (C.ルメール) アタマ
3着 メートルダール  (O.マーフィー)3/4
4着◎ジェネラーレウーノ(田 辺) 1 1/2
5着△サクラアンプルール(蛯 名) 1 1/4

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ジェネラーレウーノ B+
  2人引き、まずまず落ち着いて動き良し
2 アクションスター  B
  普通
3 マイネルミラノ   B
  普通
4 フィエールマン   B+
  休み明けでも落ち着いて伸びやかな歩様
5 ダンビュライト   B+
  落ち着いて動き良し
6 ミライヘノツバサ  C
  落ち着きなし
7 ステイインシアトル B+
  休み明けでも落ち着いて動き良し
8 シャケトラ     B
  普通
9 ショウナンバッハ  B
  普通、時折小走り
10 メートルダール   B
  普通
11 サクラアンプルール B
  普通

今年のAJC杯(GII)は1999年のスペシャルウィーク以来20年振りに前年のクラシックホース(フィエールマン)が出走。強い4歳世代のクラシックホースということで、単勝1.7倍の圧倒的1番人気に推されました。
2番人気も4歳世代、前年の同舞台のセントライト記念優勝馬ジェネラーレウーノ(単勝3.0倍)、昨年の覇者ダンビュライトが3番人気(単勝7.3倍)と続き、単勝10倍以下の馬はこの3頭のみでした。しかし、これら人気馬を破って優勝したのは一昨年の有馬記念(GI)以来、1年1ヵ月ぶりの出走だった7番人気の伏兵シャケトラでした。

シャケトラのパドックは休み明けでも普通に落ち着いて周回していました。レースはステイインシアトルが1000m通過62.2秒とスローペースで逃げる展開となりましたが、シャケトラは好位置4・5番手を追走。4コーナーで3番手に上がると直線抜け出しを図るジェネラレウーノを外から一気に交わして早めに抜け出し、追い上げてきたフィエールマンの追撃を振り切りました。

今日は単勝38.5倍と人気を落としていましたが、一昨年は日経賞(GII)を勝ち、宝塚記念(GI)ではキタサンブラックに次ぐ2番人気の支持を集めていた実力馬。個人的にも一昨年秋、パドックでいつも良く見えたことから、馬券を買い続けていた馬でしたし、この勝利は決してフロックではないと思います。長期休養の不利をはねのけての見事な復活V、本当におめでとうございました!

2着は圧倒的1番人気のフィエールマン。パドックは菊花賞以来の休み明けでも落ち着いて動きも上々。状態は良かったと思います。レースは中団からメンバー最速の上がり34.0秒の末脚で良く追い上げたのですが、一歩先にレースを進めた勝ち馬にあと一歩届きませんでした。しかし、勝ち馬より1キロ重い斤量でこの差なら勝ちに等しい内容だと思いますし、GIホースの底力は見せてくれたと思います。

3着は5番人気のメートルダールが健闘。パドックは普通に落ち着いて周回、レースはフィエールマンに次ぐ上がり34.1秒の末脚を繰り出して上位に食い込みました。

なお、2番人気のジェネラーレウーノは2番手追走も直線伸びを欠き4着まで。スローペースで後続を引き離せない先行策では、切れ味勝負で分が悪いだけに厳しかった感じ。期待に応えられなかったのは残念でした。

シャケトラ(撮影日2017年12月24日・有馬記念)
父マンハッタンカフェ 母サマーハ(母の父Singspiel)
2013年3月17日生 牡6 青鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・角居勝彦厩舎
12戦5勝(2019年1月20日現在)
(重賞勝利)2019年AJC杯(GII)、2017年日経賞(GII)

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by Yuuichiro_K | 2019-01-20 22:21 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2019年 01月 14日

京成杯はラストドラフトがデビュー2連勝で重賞初制覇

今日、中山競馬場で行われた京成杯(GIII、3歳・芝2000m)は、C.ルメール騎手騎乗の4番人気ラストドラフトが2番手追走から直線最内を突いて鋭く伸び、3番手から伸びた2番人気ランフォザローゼスに1 1/4馬身差をつけて優勝しました。

☆京成杯結果
1着 ラストドラフト  (C.ルメール) 2'01'2(良)
2着○ランフォザローゼス(O.マーフィー)1 1/4
3着 ヒンドゥタイムズ (中 谷) クビ
4着◎シークレットラン (内 田) 1 1/4
5着 リーガルメイン  (戸 崎) クビ

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 カイザースクルーン B
  普通
2 ヒドゥタイムズ   B+
  落ち着いて動き良し
3 クリスタルバローズ B+
  プラス16キロでも太め感なく動き良し
4 マードレヴォイス  B
  普通、時折小走り
5 ランフォザローゼス B
  普通
6 カテドラル     B
  普通
7 ラストドラフト   B
  普通、やや首高い、時折小走り
8 カフジジュピター  B
  普通
9 シークレットラン  B+
  見栄えのする好馬体、時折首を振るも踏み込み力強い
10 ナイママ      B
  2人引き、動き良し
11 リーガルメイン   B+
  力強い動きで小さな体を大きく見せる
12 ダノンラスター   B
  普通

今年の京成杯は、前走同舞台の葉牡丹賞(500万下)を2歳レコード勝ちしたシークレットラン(1番人気)と同2着馬ランフォザローゼス(2番人気)の再対決が注目を集めていました。しかし、勝ったのは前走新馬勝ちしたばかりの4番人気ラストドラフトでした。

ラストドラフトのパドックは、時折小走りになる場面がありましたが、新馬戦もこんな感じできっちり勝っており、気合いを表に出すタイプのようです。レースは、カテドラルが1000m通過61.1秒とスローペースで逃げる展開となり、ラストドラフトは2番手をややかかり気味に追走。それでも4コーナーで先頭に立つと、最後の直線も最内からしぶとくもう一伸びしての快勝となりました。
なお、ラストドラフトの父ノヴェリストはJRA重賞初制覇。母も2011年桜花賞馬マルセリーナという良血馬で、今後の活躍が本当に楽しみです。

2着は2番人気のランフォザローゼスが人気どおりの好走。パドックはそれほど目立つ感じはなかったですが、レースは3番手追走からしぶとく伸びてきました。こちらも祖母が天皇賞馬エアグルーヴという良血馬、2015年の牡馬クラシック二冠馬ドゥラメンテと似た血統ですし、将来が楽しみです。

3着は7番人気のヒドゥタイムズが健闘。パドックはキビキビと力強い動きを見せ気配は良かったですが、レースも好位追走から良く伸びてきました。

終わってみれば逃げ馬を除き、上位は先行馬が占め、前残りのレースとなりました。それだけに行きっぷりが悪く中団からの競馬になった1番人気のシークレットラン(4着)と中団からズルズル後退して最下位に敗れた3番人気ダノンラスターの走りは案外でした。

ラストドラフト
父ノヴェリスト 母マルセリーナ(母の父ディープインパクト)
2016年3月11日生 牡3 黒鹿毛 千歳・社台ファーム生産 美浦・戸田博文厩舎
2戦2勝(2019年1月14日現在)
(重賞勝利)2019年京成杯(GIII)


by Yuuichiro_K | 2019-01-14 23:17 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)