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カテゴリ:レース回顧( 560 )


2019年 01月 30日

川崎記念はミツバが悲願の交流JpnI初制覇

今日、川崎競馬場では今年国内最初のGI(級)レース・川崎記念(JpnI、4歳上・ダート2100m)が行われました。レースは、和田竜二騎手騎乗の3番人気ミツバが5番手追走から直線でケイティブレイブとオールブラッシュの間を割って力強く伸び、1番人気ケイティブレイブに2 1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆川崎記念結果(事前予想なし)
1着 ミツバ       (和 田)2'15'0(良)
2着 ケイティブレイブ  (福 永)2 1/2
3着 オールブラッシュ  (田 辺)アタマ
4着 アポロケンタッキー (戸 崎)1 1/2
5着 コパノチャーリー  ( 森 )大差

ミツバが、前年王者ケイティブレイブ、一昨年王者オールブラッシュを破り、7歳でついに悲願のGI(級)初制覇を飾りました。和田騎手の好騎乗も光りましたね、おめでとうございました!

また、ミツバの父カネヒキリは2009年の川崎記念を勝っており、親子制覇達成。カネヒキリ産駒のGI級制覇は、コリアC(韓国G1)優勝のロンドンタウンに次ぐ2頭目、国内では初の優勝となりました。
なお、JRA勢が上位5着までを独占、今年も地方馬は見せ場なく終わったのは残念でした。

ミツバ(撮影日2017年12月29日・東京大賞典)
父カネヒキリ 母セントクリスマス(母の父コマンダーインチーフ)
2012年3月28日生 牡7 鹿毛 日高・タバタファーム生産 栗東・加用正厩舎
43戦10勝(2019年1月30日現在)
(重賞勝利)2019年川崎記念(JpnI)、2018年・2017年マーキュリーC(JpnIII)
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by Yuuichiro_K | 2019-01-30 21:23 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2019年 01月 20日

AJC杯は、1年1ヵ月振り出走のシャケトラが重賞2勝目を挙げる

今日、中山競馬場で行われたAJC杯(GII・4歳上、芝2200m)は、石橋脩騎手騎乗の7番人気シャケトラが、好位追走から直線早めに抜け出し、中団から追い上げた圧倒的1番人気フィエールマンの追撃をアタマ差おさえ優勝しました。

☆AJC杯結果
1着 シャケトラ    (石橋脩) 2'13'7(良)
2着○フィエールマン  (C.ルメール) アタマ
3着 メートルダール  (O.マーフィー)3/4
4着◎ジェネラーレウーノ(田 辺) 1 1/2
5着△サクラアンプルール(蛯 名) 1 1/4

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ジェネラーレウーノ B+
  2人引き、まずまず落ち着いて動き良し
2 アクションスター  B
  普通
3 マイネルミラノ   B
  普通
4 フィエールマン   B+
  休み明けでも落ち着いて伸びやかな歩様
5 ダンビュライト   B+
  落ち着いて動き良し
6 ミライヘノツバサ  C
  落ち着きなし
7 ステイインシアトル B+
  休み明けでも落ち着いて動き良し
8 シャケトラ     B
  普通
9 ショウナンバッハ  B
  普通、時折小走り
10 メートルダール   B
  普通
11 サクラアンプルール B
  普通

今年のAJC杯(GII)は1999年のスペシャルウィーク以来20年振りに前年のクラシックホース(フィエールマン)が出走。強い4歳世代のクラシックホースということで、単勝1.7倍の圧倒的1番人気に推されました。
2番人気も4歳世代、前年の同舞台のセントライト記念優勝馬ジェネラーレウーノ(単勝3.0倍)、昨年の覇者ダンビュライトが3番人気(単勝7.3倍)と続き、単勝10倍以下の馬はこの3頭のみでした。しかし、これら人気馬を破って優勝したのは一昨年の有馬記念(GI)以来、1年1ヵ月ぶりの出走だった7番人気の伏兵シャケトラでした。

シャケトラのパドックは休み明けでも普通に落ち着いて周回していました。レースはステイインシアトルが1000m通過62.2秒とスローペースで逃げる展開となりましたが、シャケトラは好位置4・5番手を追走。4コーナーで3番手に上がると直線抜け出しを図るジェネラレウーノを外から一気に交わして早めに抜け出し、追い上げてきたフィエールマンの追撃を振り切りました。

今日は単勝38.5倍と人気を落としていましたが、一昨年は日経賞(GII)を勝ち、宝塚記念(GI)ではキタサンブラックに次ぐ2番人気の支持を集めていた実力馬。個人的にも一昨年秋、パドックでいつも良く見えたことから、馬券を買い続けていた馬でしたし、この勝利は決してフロックではないと思います。長期休養の不利をはねのけての見事な復活V、本当におめでとうございました!

2着は圧倒的1番人気のフィエールマン。パドックは菊花賞以来の休み明けでも落ち着いて動きも上々。状態は良かったと思います。レースは中団からメンバー最速の上がり34.0秒の末脚で良く追い上げたのですが、一歩先にレースを進めた勝ち馬にあと一歩届きませんでした。しかし、勝ち馬より1キロ重い斤量でこの差なら勝ちに等しい内容だと思いますし、GIホースの底力は見せてくれたと思います。

3着は5番人気のメートルダールが健闘。パドックは普通に落ち着いて周回、レースはフィエールマンに次ぐ上がり34.1秒の末脚を繰り出して上位に食い込みました。

なお、2番人気のジェネラーレウーノは2番手追走も直線伸びを欠き4着まで。スローペースで後続を引き離せない先行策では、切れ味勝負で分が悪いだけに厳しかった感じ。期待に応えられなかったのは残念でした。

シャケトラ(撮影日2017年12月24日・有馬記念)
父マンハッタンカフェ 母サマーハ(母の父Singspiel)
2013年3月17日生 牡6 青鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・角居勝彦厩舎
12戦5勝(2019年1月20日現在)
(重賞勝利)2019年AJC杯(GII)、2017年日経賞(GII)

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by Yuuichiro_K | 2019-01-20 22:21 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2019年 01月 14日

京成杯はラストドラフトがデビュー2連勝で重賞初制覇

今日、中山競馬場で行われた京成杯(GIII、3歳・芝2000m)は、C.ルメール騎手騎乗の4番人気ラストドラフトが2番手追走から直線最内を突いて鋭く伸び、3番手から伸びた2番人気ランフォザローゼスに1 1/4馬身差をつけて優勝しました。

☆京成杯結果
1着 ラストドラフト  (C.ルメール) 2'01'2(良)
2着○ランフォザローゼス(O.マーフィー)1 1/4
3着 ヒンドゥタイムズ (中 谷) クビ
4着◎シークレットラン (内 田) 1 1/4
5着 リーガルメイン  (戸 崎) クビ

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 カイザースクルーン B
  普通
2 ヒドゥタイムズ   B+
  落ち着いて動き良し
3 クリスタルバローズ B+
  プラス16キロでも太め感なく動き良し
4 マードレヴォイス  B
  普通、時折小走り
5 ランフォザローゼス B
  普通
6 カテドラル     B
  普通
7 ラストドラフト   B
  普通、やや首高い、時折小走り
8 カフジジュピター  B
  普通
9 シークレットラン  B+
  見栄えのする好馬体、時折首を振るも踏み込み力強い
10 ナイママ      B
  2人引き、動き良し
11 リーガルメイン   B+
  力強い動きで小さな体を大きく見せる
12 ダノンラスター   B
  普通

今年の京成杯は、前走同舞台の葉牡丹賞(500万下)を2歳レコード勝ちしたシークレットラン(1番人気)と同2着馬ランフォザローゼス(2番人気)の再対決が注目を集めていました。しかし、勝ったのは前走新馬勝ちしたばかりの4番人気ラストドラフトでした。

ラストドラフトのパドックは、時折小走りになる場面がありましたが、新馬戦もこんな感じできっちり勝っており、気合いを表に出すタイプのようです。レースは、カテドラルが1000m通過61.1秒とスローペースで逃げる展開となり、ラストドラフトは2番手をややかかり気味に追走。それでも4コーナーで先頭に立つと、最後の直線も最内からしぶとくもう一伸びしての快勝となりました。
なお、ラストドラフトの父ノヴェリストはJRA重賞初制覇。母も2011年桜花賞馬マルセリーナという良血馬で、今後の活躍が本当に楽しみです。

2着は2番人気のランフォザローゼスが人気どおりの好走。パドックはそれほど目立つ感じはなかったですが、レースは3番手追走からしぶとく伸びてきました。こちらも祖母が天皇賞馬エアグルーヴという良血馬、2015年の牡馬クラシック二冠馬ドゥラメンテと似た血統ですし、将来が楽しみです。

3着は7番人気のヒドゥタイムズが健闘。パドックはキビキビと力強い動きを見せ気配は良かったですが、レースも好位追走から良く伸びてきました。

終わってみれば逃げ馬を除き、上位は先行馬が占め、前残りのレースとなりました。それだけに行きっぷりが悪く中団からの競馬になった1番人気のシークレットラン(4着)と中団からズルズル後退して最下位に敗れた3番人気ダノンラスターの走りは案外でした。

ラストドラフト
父ノヴェリスト 母マルセリーナ(母の父ディープインパクト)
2016年3月11日生 牡3 黒鹿毛 千歳・社台ファーム生産 美浦・戸田博文厩舎
2戦2勝(2019年1月14日現在)
(重賞勝利)2019年京成杯(GIII)


by Yuuichiro_K | 2019-01-14 23:17 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2019年 01月 13日

日経新春杯は4歳馬グローリーヴェイズが重賞初制覇

今日、京都競馬場で行われた日経新春杯(GII、4歳上ハンデ・芝2400m)は、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気グローリーヴェイズが中団追走から直線内を突いて鋭く伸び、後方から大外一気に伸びた5番人気ルックトゥワイスの追撃を1/2馬身差おさえて優勝しました。

☆日経新春杯結果
1着▲グローリーヴェイズ(M.デムーロ)2'26'2(良)
2着 ルックトゥワイス (岩 田) 1/2
3着△シュペルミエール (北村宏) 1/2
4着 ノーブルマーズ  (高 倉) クビ
5着 エーティーサンダー(酒 井) クビ

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 マサハヤドリーム  C
  2人引き、落ち着きなし
2 グローリーヴェイズ B
  普通
3 エーティーサンダー B
  普通、時折小走り
4 アフリカンゴールド B
  普通、時折小走り
5 シュペルミエール  B
  普通
6 サラス       B
  普通
7 ガンコ       B
  普通
8 ウインテンダネス  B
  普通
9 ケントオー     B
  普通
10 ルックトゥワイス  B+
  2人引き、落ち着いて力強い動き
11 ノーブルマーズ   B
  普通
12 メイショウテッコン B
  2人引き、普通、時折小走り
13 ダッシングブレイズ B
  普通
14 アイトーン     B
  普通、時折小走り
15 ロードヴァンドール B
  2人引き、普通
16 ムイトオブリガード B+
  落ち着いて動き良し

今年の日経新春杯は、単勝オッズ10倍以下の馬が6頭と人気は割れ、混戦模様でした。そんな混戦を制したのは、昨秋から古馬重賞で活躍が目立つ現4歳世代・1番人気に推されていたグローリーヴェイズでした。

グローリーヴェイズのパドックは、普通に落ち着いて周回していました。レースは序盤こそ1000m通過58.3秒と早いペースでしたが、そこから3ハロンのラップは12.6-12.9-12.8と急にペースが落ち、出遅れて後方にいたメイショウテッコンが3コーナーで一気に先頭に立つという変速的な流れとなりました。グローリーヴェイズはそんな乱ペースに惑わされることなく、道中は中団のインをロスなく追走。直線は冷静に内を突き、スムースに抜け出しての快勝となりました。

これまで重賞ではきさらぎ賞(GIII)2着、京都新聞杯(GII)4着、菊花賞(GI)5着と果敢に関東から遠征するも惜敗が続いていましたが、4度目の正直で待望の重賞初制覇を飾りました。血統的にも母系に三冠牝馬メジロラモーヌがいる良血馬ですし、強い4歳世代からまた1頭、楽しみな馬が出てきましたね。今後の活躍が本当に楽しみです。

2着は5番人気のルックトゥワイスが健闘。パドックは2人引きでも落ち着いて力強い動きが目に付き、予想では無印でしたが馬券の買い目に加えたほどの好気配でした。レースは4コーナー後方4番手からメンバー最速の上がり36.7秒の末脚で大外一気に伸びて2着まで良く追い上げました。

3着は3番人気のシュペルミエールが人気どおりの好走。レースは中団追走から直線末脚を伸ばして、ノーブルマーズ、エーティーサンダーとの激しい3着争いを制しました。

なお、2番人気のムイトオブリガードは、パドックの気配は相変わらず落ち着いて上々の気配でしたが、レースは後方から追い上げ一息で6着まで。馬体重がプラス14キロで太め残りだったためでしょうか?期待に応えられなかったのは残念でした。

グローリーヴェイズ
父ディープインパクト 母メジロツボネ(母の父スウェプトオーヴァーボード)
2015年3月2日生 牡4 黒鹿毛 洞爺湖・レイクヴィラファーム生産 美浦・尾関知人厩舎
7戦3勝(2019年1月13日現在)
(重賞勝利)2019年日経新春杯(GII)


by Yuuichiro_K | 2019-01-13 20:26 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2019年 01月 05日

中山金杯は、ステイゴールド産駒のワンツー・ウインブライトが重賞4勝目を飾る


今日、中山競馬場では、中央競馬今年最初の重賞・中山金杯(GIII、ハンデ・芝2000m)が行われました。
レースは、松岡正海騎手騎乗の3番人気ウインブライトが中団追走から直線外から力強く伸び、4角早め2番手からしぶとく伸びた7番人気ステイフーリッシュに1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆中山金杯結果
1着 ウインブライト  (松 岡)1'59'2(良)
2着△ステイフーリッシュ(藤岡佑)1/2
3着 タニノフランケル (内 田)クビ
4着△アドマイヤリード (横山典)ハナ
5着◎タイムフライヤー (和 田)クビ

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 タニノフランケル  B+
  落ち着いて力強い動き
2 アドマイヤリード  B+
  落ち着いて動き良し
3 コズミックフォース B+
  落ち着いて動き良し
4 ランカディア    B+
  2人引きでも落ち着いて力強い動き
5 サンマルティン   B
  普通
6 エアアンセム    B
  落ち着きないがいつものこと
7 マイネルハニー   B
  普通、時折小走り
8 マウントゴールド  B+
  落ち着いて動き良し
9 ストロングタイタン B
  普通
10 ヤングマンパワー  B
  普通
11 ウインブライト   B
  普通、時折小走り
12 タイムフライヤー  B
  2人引き、普通
13 ナスノセイカン   B
  普通
14 ブラックバゴ    B
  普通
15 ステイフーリッシュ B
  2人引き、首を振っているが、イレ込みというほどではない
16 マイネルサージュ  B
  普通

今年の中山金杯(GIII)は、6頭が単勝10倍以下の人気を集め、混戦模様でしたが、勝ったのは上位人気の一角・3番人気ウインブライトでした。

ウインブライトのパドックは、いつもどおり時折小走りになるなど気合いを表に出して周回していました。レースはタニノフランケルが1000m通過59.9秒と平均ペースで逃げる展開となりましたが、道中は中団を追走。直線は外から鋭く伸びて、先に抜け出したステイフーリッシュ以下をきっちり差し切りました。
これまで57キロ以上で勝ったことがなく、予想では無印と軽視してしまったのですが、トップハンデの58キロを克服しての勝利は見事の一言。中山コースはこれで7戦4勝2着2回と本当に相性抜群ですね。重賞4勝目、おめでとうございました!

2着は7番人気のステイフーリッシュが健闘。パドックは首を振って周回も、この馬にしては落ち着いている方だったと思います。レース序盤は12番手からレースを進めていましたが、3コーナー手前から早めに動いて4コーナーでは2番手に上がる積極策が功を奏しました。最後までしぶとく伸びて2着を確保したのは見事でした。

3着は9番人気のタニノフランケルが大健闘。パドックは落ち着き十分、動きも上々でなかなか良く見せていました。レースは最内枠を利して、マイペースの逃げができたことで最後まで良く粘ったと思います。名牝ウオッカの子が初めて重賞で好走。個人的には嬉しかったですね。

なお、1番人気のマウントゴールドはパドックの気配は悪くは見えなかったのですが、レースは中団追走も、ずるずる下がり12着に大敗。2番人気タイムフライヤーは後方から早めにポジションを上げるも直線伸び一息で5着まで。共に人気を裏切ったのは残念でした。

終わってみれば、1・2・4着がステイゴールド産駒。相変わらず冬の中山競馬で激走する血統だなあと思い知らされました。

ウインブライト(撮影日2018年10月20日・富士S)
父ステイゴールド 母サマーエタニティ(母の父アドマイヤコジーン)
2014年5月12日生 牡5 芦毛 新冠・コスモヴューファーム生産 美浦・畠山吉宏厩舎
16戦6勝(2019年1月5日現在)
(重賞勝利)2018年中山記念(GII)、2017年スプリングS(GII)、2019年中山金杯(GIII)、2017年福島記念(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2019-01-05 22:53 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 12月 16日

牡馬の意地を見せた!朝日杯FSはアドマイヤマーズが圧倒的人気のグランアレグリアを破り4連勝でGI制覇

今日、阪神競馬場で行われた2歳マイル王決定戦・朝日杯フューチュリティS(GI、芝1600m)は、M.デムーロ騎手騎乗の2番人気アドマイヤマーズが3番手追走から直線早めに抜け出し、4番手から脚を伸ばした9番人気クリノガルディーに2馬身差をつけて優勝しました。

☆朝日杯フューチュリティS結果
1着△アドマイヤマーズ (M.デムーロ)1'33'9(良)
2着 クリノガウディー (藤岡佑) 2
3着◎グランアレグリア (C.ルメール) 1/2
4着△ファンタジスト  (武 豊) 1 1/2
5着 ディープダイバー (川 田) 1 1/4

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 クリノガウディー   B
  2人引き、普通
2 グランアレグリア   B+
  時折小走りも、まずまず動き良し
3 アスターペガサス   C
  落ち着きなし
4 ドゴール       B
  普通、首高い
5 マイネルサーパス   B
  普通、時折小走り
6 アドマイヤマーズ   B+
  2人引き、落ち着いて力強い動き
7 ソルトイブキ     B
  普通
8 ディープダイバー   B+
  落ち着いて動き良し
9 イッツクール     B
  普通
10 ヒラソール      B
  落ち着きなし
11 ケイデンスコール   B+
  2人引き、落ち着いて力強い動き
12 コパノマーティン   C
  2人引き、落ち着きなし
13 ニホンプロヘンソン  B
  2人引き、普通
14 ファンタジスト    B
  2人引き、時折小走りも動き良し
15 エメラルファイト   B
  普通、時折小走り

今年の朝日杯フューチュリティSは、新馬戦で後の2歳女王ダノンファンタジーを破り2歳コースレコード勝ち、前走サウジアラビアRC(GIII)で牡馬相手に圧勝したデビュー2連勝の牝馬グランアレグリアが、牡馬をさしおいて単勝1.5倍の圧倒的人気を集めました。しかし、そんな彼女を真っ向勝負で打ち負かし、牡馬の意地を見せつけて優勝したのは、デイリー杯2歳S(GII)の覇者・2番人気のアドマイヤマーズでした。

アドマイヤマーズのパドックは、2人引きでも大変落ち着いて周回。動きも力強く、上位人気3頭の中では最も良く見えました。レースはグランアレグリアをマークするように3番手を追走。直線で外からグランアレグリアに並びかけると、きっちり競り落としての完勝となりました。
デイリー杯2歳Sの覇者とはいえ、勝ち方もそれほど強いと感じなかったこともあり、昨日の予想では△までしかつけられなかったのですが、彼には謝らないといけないですね。勝負根性があり、思っていた以上に強かったです。なお、これでデビューから無傷の4連勝。父が名マイラー・ダイワメジャーということでクラシックに向けて距離延長が課題になりそうですが、気性も悪くなさそうですし、中距離までは問題ないように感じました。今後の活躍が楽しみです。

2着は9番人気のクリノガウディーが大健闘。パドックは2人引きでも普通に落ち着いて周回していました。レースは好位4番手を追走。勝ち馬には突き放されたものの、直線末脚を伸ばし内で粘るグランアレグリアをゴール直前で交わしたのは見事でした。

3着は圧倒的1番人気のグランアレグリア。パドックは前走よりやや煩いところを見せていましたが、動きは良かったです。ただ、レースは2番手からレースを進めたものの、直線で前走のように突き放すことができず3着となったのは案外でした。

なお、3番人気のファンタジストは7番手から直線外追い上げるも4着まで。阪神コースで行われるようになってからマイル未経験馬は勝つことができないジンクスを今年も破ることはできませんでした。

アドマイヤマーズ
父ダイワメジャー 母ヴィアメディチ(母の父Medicean)
2016年3月16日生 牡3 栗毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・友道康夫厩舎
4戦4勝(2018年12月16日現在)
(重賞勝利)2018年朝日杯フューチュリティS(GI)、デイリー杯2歳S(GII)


by Yuuichiro_K | 2018-12-16 22:33 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 12月 09日

阪神JFは、ダノンファンタジーが人気に応え3連勝で2歳女王に輝く

今日、阪神競馬場で行われた2歳女王決定戦・阪神ジュベナイルフィリーズ(GI、芝1600m)は、C.デムーロ騎手騎乗の1番人気ダノンファンタジーが、後方3番手から直線外鋭く伸び、最後方から大外追い込んだクロノジェネシスに1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆阪神ジュベナイルフィリーズ結果
1着◎ダノンファンタジー(C.ルメール)1'34'1(良)
2着▲クロノジェネシス (北村友)1/2
3着○ビーチサンバ   (福 永)クビ
4着△シェーングランツ (武 豊)3/4
5着 プールヴィル   (秋 山)1/2

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ベルスール     B
  2人引き、つる首、普通
2 ジョディー     B
  2人引き、普通
3 プールヴィル    B
  2人引き、普通
4 シェーングランツ  B
  普通
5 メイショウショウブ B
  普通
6 スタークォーツ   B
  普通
7 ウインゼノビア   B+
  落ち着いて動き良し
8 ラブミーファイン  B
  普通
9 クロノジェネシス  B
  普通、時折小走り
10 タニノミッション  B+
  好馬体、落ち着いて動き良し
11 ビーチサンバ    A
  落ち着いて力強い動き、前走アルテミスS2着好走時と同じような雰囲気
12 レッドアネモス   B
  普通
13 ダノンファンタジー B
  普通、時折小走り
14 サヴォワールエメ  B
  普通
15 ローゼンクリーガー B
  普通
16 グレイシア     B
  普通
17 トロシュナ     B
  普通
18 メイショウケイメイ B
  普通

今年の阪神ジュベナイルフィリーズは、新馬戦で今日1番人気に推されたダノンファンタジーを破ったグランアレグリアが、来週の朝日杯FS(GI)出走のため回避したのは残念でしたが、無敗馬6頭を含む18頭の精鋭が集いました。そんな素質馬が揃った一戦を制したのは未勝利、ファンタジーS(GIII)を連勝してきたダノンファンタジーでした。

ダノンファンタジーのパドックは、新馬戦で見た時よりもチャカチャカと落ち着きがなく正直心配だったのですが、全く問題なかったですね。レースは引っ掛かることなく後方からじっくりレースを進めると、直線で上がり34.0秒の末脚を繰り出して外から一気に伸びての快勝となりました。ディープインパクト産駒らしい安定した末脚、お見事でした。なお、鞍上のC.デムーロ騎手、管理する中内田充正厩舎は阪神JF初制覇ということで、共におめでとうございました!

2着は2番人気のクロノジェネシスが人気どおりの好走。パドックは時折小走りになる場面がありました。レースはスタートで痛恨の出遅れ。4コーナー最後方からの追い込み策となりましたが、勝ち馬と併せ馬の形でメンバー最速の上がり33.9秒の末脚で大外一気に伸びたのは見事でした。スタートで後手を踏まずに前2走のように前で競馬ができていれば勝つチャンスもあったかもしれません。北村友一騎手も初GI制覇ならず悔しい2着だったと思います。

3着は4番人気のビーチサンバ。パドックは上位人気馬の中で1番落ち着きがあり、前走アルテミスSの時と同様、とても良く見えました。レースは中団やや後ろからレースを進めると、直線で馬場の中央から力強く抜け出し、切れ味に勝る1・2着に外から交わされたとはいえ、最後まで抵抗するしぶとい走りを披露。前走に続いて、良い走りを見せてくれました。

なお、3番人気のシェーングランツは後方から追い込むも4着まで。上位人気馬がほぼ順当に好走したレースでしたが、彼女はあと一歩、期待に応えられなかったのは残念でした。

ダノンファンタジー
父ディープインパクト 母ライフフォーセール(母の父Not For Sale)
2016年1月30日生 牝2 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・中内田充正厩舎
4戦3勝(2018年12月9日現在)
(重賞勝利)2018年阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)、ファンタジーS(GII)


by Yuuichiro_K | 2018-12-09 20:52 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 12月 02日

世代交代を告げる完勝劇!チャンピオンズCは、3歳馬ルヴァンスレーヴがGI級4勝目を飾る

今日、中京競馬場で行われた秋のダート王決定戦・チャンピオンズC(GI、3歳上・ダート1800m)は、M.デムーロ騎手騎乗の圧倒的1番人気に推されたルヴァンスレーヴが好位3番手追走から直線早めに抜け出し、後方から追い込んだ8番人気ウェスタールンドに2 1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆チャンピオンズC結果
1着◎ルヴァンスレーヴ (M.デムーロ)1'50'1(良)
2着△ウェスタールンド (藤岡佑) 2 1/2
3着△サンライズソア  (J.モレイラ) クビ
4着 アンジュデジール (横山典) 1 1/4
5着△オメガパフューム (C.デムーロ)2 1/2

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 アンジュデジール  B
  普通
2 ルヴァンスレーヴ  B
  2人引き、普通、時折小走り
3 パヴェル      B
  普通、首高い
4 アポロケンタッキー B
  普通
5 ノンコノユメ    B
  普通
6 アスカノロマン   B
  普通
7 サンライズノヴァ  B+
  2人引き、落ち着いて力強い動き、前走武蔵野Sと同じような雰囲気
8 ケイティブレイブ  B
  普通
9 サンライズソア   B
  普通
10 センチュリオン   B
  普通
11 オメガパフューム  B+
  落ち着いて動き良し
12 ウェスタールンド  B
  普通
13 ミツバ       B
  普通目立つ
14 ヒラボクラターシュ B+
  落ち着いて力強い歩様
15 インカンテーション B+ 
  落ち着いて動き良し

今年のチャンピオンズCは、前年覇者のゴールドドリームが残念ながら直前で回避したこともあり、前走南部杯(JpnI)でゴールドドリームを降した3歳馬ルヴァンスレーヴが単勝1.9倍の圧倒的1番人気を集めました。その期待どおりの強さでルヴァンスレーヴが完勝、見事GI(級)4勝目を飾りました。

ルヴァンスレーヴのパドックは2人引きで時折小走りになるなど気合いを表に出して周回。発送直前のゲート前では発汗も目立っていましたが、全く問題なかったですね。レースは、内から好スタートを切ると、これまでのような待機策ではなく、逃げたアンジュデジールの直後2番手を追走。直線は余裕十分に抜け出し手後続を突き放す文句なしの横綱相撲での快勝となりました。なお、3歳馬の優勝は2006年アロンダイト以来、12年振りの快挙。勝ち時計も過去2年同様のレースレコードタイの好タイムということで、まだ3歳だけにこれからの活躍が本当に楽しみです。GI(級)4勝目、本当におめでとうございました!

2着は8番人気のウェスタールンドが健闘。パドックは前走武蔵野S同様、落ち着いて周回していました。レースは3コーナーまで最後方。4コーナーでも後方3番手とかなり後ろの位置取りだったのですが、最内を突いてメンバー最速の34.4秒の末脚を繰り出したのは見事でした。藤岡佑介騎手のロスのないレース運びが光りました。

3着は3番人気のサンライズソア。前走逃げた一杯になったJBCクラシックとは違い、スタートで行き脚がつかず5・6番手からの競馬となりましたが、しぶとく脚を伸ばして人気どおりの好走となりました。

なお、2番人気のケイティブレイブは中団追走も伸びを欠き11着と凡走。パドックはあまり目立つ感じがなかったので、前走の疲れが残っていたのかもしれません。人気を裏切ったのは残念でした。

ルヴァンスレーヴ(撮影日2018年6月17日・ユニコーンS)
父シンボリクリスエス 母マエストラーレ(母の父ネオユニヴァース)
2015年1月26日生 牡3 鹿毛 白老・(有)社台コーポレーション白老ファーム生産 美浦・萩原清厩舎
8戦7勝(2018年12月2日現在)
(重賞勝利)2018年チャンピオンズC(GI)、南部杯(JpnI)、ジャパンダートダービー(JpnI)、全日本2歳優駿(JpnI)、ユニコーンS(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2018-12-02 22:16 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 11月 18日

マイルCSは3歳馬ステルヴィオがGIホース7頭を降しGI初制覇!

今日、京都競馬場で行われた秋のマイル王決定戦・マイルチャンピオンシップ(GI、3歳上・芝1600m)は、W.ビュイック騎手騎乗の5番人気ステルヴィオが好位追走から直線内の狭いところをついて鋭く伸び、同じく好位から最内を突いて伸びた3番人気ペルシアンナイトの叩き合いをアタマ差制し、優勝しました。

☆マイルCS結果
1着 ステルヴィオ   (W.ビュイック)1'33'3(良)
2着△ペルシアンナイト (M.デムーロ) アタマ
3着▲アルアイン    (川 田) 1 1/4
4着 カツジ      (松 山) アタマ
5着 ミッキーグローリー(戸 崎) クビ

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ステルヴィオ    A
  2人引きでも落ち着いて力強い踏み込み目に付く
2 ペルシアンナイト  B
  普通
3 アルアイン     B+
  落ち着いて力強い歩様
4 ブラックムーン   B
  普通
5 ヒーズインラブ   B
  普通
6 ジュールポレール  B
  普通
7 ロジクライ     B+
  落ち着いて動き良し
8 モズアスコット   C
  時折小走り、発汗がひどく目立つ
9 ウインブライト   B
  普通
10 ミッキーグローリー B
  2人引き、普通
11 ジャンダルム    B
  普通
12 レーヌミノル    B
  普通
13 レッドアヴァンセ  B+
  落ち着いて伸びやかな動き
14 エアスピネル    B+
  2人引き、キビキビと動き良し
15 アエロリット    B+
  2人引き、落ち着いて動き良し
16 カツジ       B
  普通
17 ロードクエスト   B
  2人引き、普通
18 ケイアイノーテック B
  普通

今年のマイルCSは、18頭中7頭がGIホース、前年1・2着馬も出走するなど素晴らしいメンバーが揃った一戦となりました。人気は今年の安田記念馬モズアスコット(1番人気・単勝3.4倍)や同2着馬アエロリット(2番人気・単勝5.1倍)、前年の覇者ペルシアンナイト(3番人気・単勝6.5倍)、皐月賞馬アルアイン(4番人気・単勝6.6倍)と、やはりGIホースが上位人気を占めていましたが、これら実績馬を破って見事優勝したのは、GI未勝利馬ながら5番人気に推されていた3歳馬ステルヴィオでした。

ステルヴィオのパドックは、プラス10キロでも太め感はなく、2人引きでも堂々と落ち着いて周回。力強い歩様が目に付き、この日一番良く見えた馬でした。レースはこれまでのような後方待機策ではなく、好位4・5番手の最内をロスなく追走。最後の直線は狭い内を突いて鋭く伸び、最内を突っ込んできたペルシアンナイトとの激しい叩き合いをアタマ差制しました。

今日がテン乗りだった今年のイギリスダービージョッキー・W.ビュイック騎手はJRAGI初制覇。これで外国人騎手は6週連続のGI制覇と勢いが止まりませんね。差し馬を先行させて勝たせてしまうとは、本当に見事な好騎乗でした。
なお、3歳馬のマイルCS制覇はサッカーボーイ、タイキシャトル、アグネスデジタル、ペルシアンナイトに続く史上5頭目の快挙。管理する木村哲也厩舎も開業8年目で初のGI制覇ということで、本当におめでとうございました!

2着は前年覇者のペルシアンナイト。パドックは普通に落ち着いて周回していました。いつもどおり一叩きして順調に良化したようで、レースはステルヴィオの直後を追走。最後の直線で最内の狭いところを突き、ステルヴィオとの大接戦にもちこみましたが、惜しくも頭差届きませんでした。連覇まであと一歩でしたね、本当に惜しい2着でした。

3着は4番人気のアルアイン。パドックはいつも良く見せる馬ですが、今日も落ち着き十分、力強い歩様が目に付きました。レースは先行策から直線いったんは先頭に躍り出る場面もありましたが、1・2着馬に内から一気に交わされてしまいました。

なお、1番人気のモズアスコットはレース前の発汗がひどくあまり良く見えなかったのですが、レースは後方侭、4コーナーでは接触もある不利もあって伸びを欠き13着に大敗。2番人気アエロリットは果敢に先手を奪って逃げたものの、スタート直後に脚を使ってしまった影響か、直線で早々と一杯になってしまい12着と完敗。共に人気を裏切ってしまったのは残念でした。

余談ですが、パドックでステルヴィオの気配がとても良く見えたので、運良く単複馬券を的中することができました。血統を辿ると四代前の母が、自分の大好きな思い出の名馬・三冠馬シンボリルドルフの全姉ということもあり、以前から気になる馬ではあったのですが、ステルヴィオの記念すべき初GI制覇を馬券的中という形で祝うことができて、個人的にも本当に嬉しい勝利となりました。ありがとうステルヴィオ!

ステルヴィオ(撮影日2018年10月7日・毎日王冠)
父ロードカナロア 母アズサユミ(母の父ファルブラヴ)
2015年1月15日生 牡3 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・木村哲也厩舎
9戦4勝(2018年11月18日現在)
(重賞勝利)2018年マイルCS(GI)、スプリングS(GII)
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by Yuuichiro_K | 2018-11-18 22:16 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 11月 11日

惜敗続きにピリオド!エリザベス女王杯は、リスグラシューが悲願のGI初制覇

今日は、京都競馬場で秋の牝馬頂上決戦・エリザベス女王杯(GI、3歳上牝・芝2200m)が行われました。レースは、J.モレイラ騎手騎乗の3番人気リスグラシューが、中団追走から直線外鋭く伸び、逃げ粘った9番人気クロコスミアをクビ差交わして優勝しました。

☆エリザベス女王杯結果
1着▲リスグラシュー (J.モレイラ) 2'13'1(良)
2着 クロコスミア  (岩 田) クビ
3着◎モズカッチャン (M.デムーロ) 3
4着△レッドジェノヴァ(池 添) クビ
5着○ノームコア   (C.ルメール) クビ

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ハッピーユニバンス B
  普通
2 フロンテアクイーン B
  2人引き、普通、いつになく落ち着いて周回
3 レイホーロマンス  B
  普通
4 プリメラアスール  B
  普通
5 レッドジェノヴァ  B+
  落ち着いて動き良し
6 アドマイヤリード  B
  普通
7 モズカッチャン   B+
  2人引き、落ち着いて動き良し
8 カンタービレ    B
  普通
9 クロコスミア    B
  普通
10 ヴァフラーム    B
  普通、首高い
11 スマートレイアー  B
  普通
12 リスグラシュー   B
  2人引き、普通
13 ノームコア     C
  落ち着きなし
14 ワンブレスアウェイ B
  普通
15 エテルナミノル   B
  普通
16 コルコバード    B
  2人引き、普通
17 ミスパンテール   B
  普通、時折小走り

今年のエリザベス女王杯は、今年の3歳三冠牝馬アーモンドアイを筆頭に、府中牝馬Sの覇者で前年の秋華賞馬ディアドラ、国内外GI2勝のヴィブロス、毎日王冠の覇者で前年のNHKマイルC馬アエロリット、ヴィクトリアマイルの覇者ジュールポレールといった有力馬の出走がなく、GIホースはモズカッチャンとアドマイヤリードの2頭のみと、例年よりやや寂しいメンバーとなりました。人気は、上位5番人気までが単勝10倍以下で、6番人気以下の馬が単勝23.5倍以上とオッズ的には5頭の争いと見られていましたが、勝ったのは上位人気の一頭、3番人気のリスグラシューでした。

リスグラシューのパドックは、2人引きでも落ち着いて周回していました。レースは、クロコスミアが1000m通過61.4秒とスローペースで逃げる展開となりましたが、リスグラシューは中団を追走。有力馬の多くが4コーナー手前から早めに動く中、ワンテンポ貯めてから直線満を持して追い出すと、逃げ切り濃厚だったクロコスミアを目がけ、ただ1頭外一気に伸びて、ゴール直前できっちり交わしました。これまで堅実な末脚を発揮しながらも、GIレースで2着4回と惜敗が続いていましたが、本日5勝と絶好調だったJ.モレイラ騎手の素晴らしい騎乗もあり、ついに悲願のGI初制覇を飾りました。人馬とも本当におめでとうございました!

2着は昨年に続き9番人気のクロコスミアが逃げ粘って穴を空けました。パドックは特に目立つ感じはなかったですが、普通に落ち着いて周回していました。騎手は昨年の和田騎手から岩田騎手に代りましたが、今年も前年同様、絶妙のペースで逃げましたね。リスグラシュー以外の馬を完封したのは見事でした。

3着は昨年の覇者・1番人気のモズカッチャン。パドックは休み明けでも動きは上々、気配は良かったです。ただ、レースは好位5番手追走から直線脚を伸ばすも3着が精一杯でした。元来、叩き良化タイプであるので、次走有馬記念を使ってくるなら、引き続き要注意だと思います。

なお、2番人気のノームコアはパドックで落ち着きがなくあまり良く見えなかったのですが、レースは好位追走も伸びを欠き4着まで。人気を裏切ってしまったのは残念でした。

リスグラシュー(撮影日2018年10月13日・府中牝馬S)
父ハーツクライ 母リリサイド(母の父American Post)
2014年1月18日生 牝4 黒鹿毛 早来・ノーザンファーム生産 栗東・矢作芳人厩舎
16戦4勝(2018年11月11日現在)
(重賞勝利)2018年エリザベス女王杯(GI)、2016年アルテミスS(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2018-11-11 22:14 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)