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カテゴリ:レース回顧( 606 )


2020年 04月 05日

大阪杯は、牝馬のワンツー!ラッキーライラックがクロノジェネシスとの争いを制しGI3勝目を飾る

今日は、阪神競馬場で春の中距離王決定戦・大阪杯(GI、4歳上牝・芝2000m)が行われました。レースは、M.デムーロ騎手騎乗の2番人気ラッキーライラックが、好位追走から直線内の馬群を割って力強く伸び、同じく好位から伸びた4番人気クロノジェネシスをクビ差捕らえて優勝しました。

☆大阪杯結果
1着△ラッキーライラック(M.デムーロ)1'58'4(良)
2着△クロノジェネシス (北村友) クビ
3着◎ダノンキングリー (横山典)  クビ
4着 カデナ      (鮫 島) 3/4
5着○ワグネリアン   (福 永) 1 1/4

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ロードマイウェイ  B
  普通
2 サトノソルタス   B
  普通
3 ブラストワンピース B+
  落ち着いて動き良し
4 ワグネリアン    B+
  2人引き、いつもより落ち着きあり動き良し
5 ラッキーライラック B+
  落ち着いて動き良し
6 レッドジェニアル  B
  いつもになく落ち着いて動き良し
7 ステイフーリッシュ B
  2人引き、普通
8 ダノンキングリー  B+
  2人引き、気合いを表に出し力強い動き
9 マカヒキ      B
  普通
10 ジナンボー     B
  普通、首高い
11 カデナ       B
  普通
12 クロノジェネシス  B+
  時折小走りも、いつものこと。動き良し。

今年の大阪杯は、前哨戦の中山記念(GII)を完勝したダノンキングリーが単勝3.8倍で1番人気。同レースで2着、前年のエリザベス杯の覇者ラッキーライラックが単勝4.1倍で2番人気。前走AJC杯(GII)を快勝したグランプリホース・ブラストワンピースが単勝4.3倍で3番人気。以下、前走京都記念(GII)勝ち、秋華賞馬クロノジェネシスと一昨年の日本ダービー馬ワグネリアンが並んで単勝5.2倍の人気で続き、この5頭に人気が集中していましたが、勝ったのは上位人気の一角、ラッキーライラックでした。

ラッキーライラックのパドックは、落ち着いて動きも上々、気配は良かったです。レースは、ダノンキングリーが1000m通過60.4秒の平均ペースで逃げる展開となりましたが、ラッキーライラックは好位3番手を追走。手応え良く4角を回ると、外から先に仕掛けたクロノジェネシスをすぐには追わずギリギリまで追い出しを我慢したM.デムーロ騎手の好判断が光りました。そこで脚をためたことで、クロノジェネシスとの追い比べを制することができたと思います。なお、父オルフェーヴルも2013年の大阪杯(GI)を優勝しており、見事親子制覇となりました。また、牝馬が大阪杯を制したのは、2015年ラキシス以来の快挙となりました。GI3勝目、本当におめでとうございました!

2着は4番人気のクロノジェネシス。パドックはいつもどおり時折小走りになるなど、気合いを表に出して周回していました。レースは、終始好位3番手を追走。逃げたダノンキングリーを直線できっちり差し切ったのですが、内を強襲したラッキーライラックに惜しくも及びませんでした。外目を通ってわずかクビ差ですから、負けて強しの内容でした。

3着は1番人気のダノンキングリー。パドックは2人引きでもイレ込むことなくほどよい気合いで周回。中山記念優勝時と遜色ない好気配でした。レースはまさかの逃げとなりましたが、最後までしぶとく粘って勝ち馬から0.1秒差ですから力は出し切ったと思います。ただ、今日の走りを見ると前走から200m延長したのはプラスにならなかった感じがしました。

なお、3番人気のブラストワンピースは道中は後方から、4角では好位に押し上げたものの、直線は脚色が悪くなり7着に完敗。ワグネリアンも後方から伸び一息で5着が精一杯と共にいいところがありませんでした。相変わらず牝馬が強いなあと感じさせた今年の大阪杯(GI)でした。

ラッキーライラック(撮影日2019年10月14日・府中牝馬S)
父オルフェーヴル 母ライラックスアンドレース(母の父Flower Alley)
2015年4月3日生 牝4 栗毛 安平 ノーザンファーム生産 栗東・松永幹夫厩舎
15戦6勝(2020年4月5日現在)
(重賞勝利)2020年大阪杯(GI)、2019年エリザベス女王杯(GI)、2017年阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)、2018年チューリップ賞(GII)、2017年アルテミスS(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2020-04-05 21:17 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2020年 03月 29日

高松宮記念はモズスーパーフレアが繰り上がりで悲願のGI初制覇

今日、中京競馬場で行われた春のスプリント王決定戦・高松宮記念(GI、3歳上・芝1200m)は、松若風馬騎手騎乗の9番人気モズスーパーフレアが、積極的にハナを奪って逃げると最後まで脚色衰えず、後方から追い込んだグランアレグリアの追撃をハナ差抑え優勝しました。

☆高松宮記念結果
1着 モズスーパーフレア(松 若)1'08'7(重)
2着▲グランアレグリア (池 添)ハナ
3着 ダイアトニック  (北村友)アタマ
4着△クリノガウディー (和 田)1位降着
5着 シヴァージ    (藤岡佑)2

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ステルヴィオ    B+
  落ち着いて動き良し
2 アウィルアウェイ  B     
  普通、時折小走り
3 ダイアトニック   B    
  普通
4 ティーハーフ    B
  普通
5 ラブカンプー    B
  普通
6 ダノンスマッシュ  B+
  落ち着いて動き良し
7 グルーヴィット   B
  普通
8 グランアレグリア  B+
  2人引き、休み明けでも落ち着いて動き良し
9 タワーオブロンドン B+
  パドックの外目を大きく周回
10 アイラブテーラー  B
  普通
11 クリノガウディー  B+
  落ち着いて力強い動き目に付く
12 セイウンコウセイ  B
  普通
13 ダイメイプリンセス B
  普通
14 モズアスコット   B
  普通
15 ナックビーナス   B
  普通
16 モズスーパーフレア B
  普通
17 シヴァージ     B
  普通
18 ノームコア     B+
  落ち着いて動き良し

今年の高松宮記念(GI)は、18頭中GI馬が6頭と豪華メンバーが揃いましたが、残念ながらコロナウイルス流行の影響で史上初めて無観客で実施となりました。人気は昨年のスプリンターズSの覇者タワーオブロンドンが単勝3.8倍で1番人気。前走阪神C(GII)圧勝の桜花賞馬グランアレグリアと前走オーシャンS完勝のダノンスマッシュが並んで単勝4.1倍で2番人気。昨年のスワンS(GII)の覇者ダイアトニックが単勝9.2倍で4番人気。前走フェブラリーS(GI)勝ちのモズアスコットが単勝9.8倍で5番人気。ここまでの5頭が単勝10倍以下の人気を集めていましたが、勝ったのは前年のスプリンターズS(GI)2着の実績がありながら9番人気(単勝32.3倍)と人気を落としていた5歳牝馬モズスーパーフレアでした。

モズスーパーフレアのパドックは、いつも気合いを表に出すタイプですが、今日は比較的落ち着いて周回していました。レースは大外枠スタートでしたが、内に切れ込んで先頭に立つと、前半3ハロンを34.2秒、後半3ハロン34.5秒と絶妙のペースで逃げ続け、最後の直線クリノガウディーの斜行にあいながらも最後までしぶとく粘ってクリノガウディーにハナ差交わされたところがゴール。しかし、クリノガウディーがモズスーパーフレアとダイアトニックの進路を妨害したため4着に降着となったことから、繰り上がりで優勝となりました。
馬場が渋っても持ち味の軽快な逃げ足は微塵も揺るぎませんでしたね。不利な大外枠スタートだからと予想で軽視してしまったのは本当に大反省です。なお、牝馬による高松宮記念制覇はフラワーパーク、ビリーヴ、カレンチャンに次ぐ史上4頭目の快挙、鞍上の松若風馬騎手はデビュー7年目で悲願の初GI制覇となりました。人馬とも本当におめでとうございました!

2着は2番人気のグランアレグリアが人気どおりの好走。パドックは休み明けでも落ち着いて気配は良好でした。レースはスタートでダッシュがつかず後方からの競馬となりましたが、直線でメンバー最速の上がり33.1秒の末脚で鋭く伸びて勝ち馬にハナ差まで迫りました。初のスプリント戦でしたが、全く問題なかったですね。負けて強しの内容でした。

3着は4番人気のダイアトニック。パドックは普通に落ち着いて周回していました。レースは好位4番手の絶好位を追走。直線は内からいい脚で伸びてきたのですが、クリノガウディーの斜行でブレーキが掛かる不利が痛く、優勝馬と同タイムで駆けただけに、本当に悔しい3着惜敗でした。

なお、1番人気のタワーオブロンドンは、パドックの気配は上々に見えたのですが、レースはグランアレグリアの直後のポジションから伸びを欠き12着に凡走。2番人気のダノンスマッシュも4コーナーで4番手といい位置にいながら直線伸びを欠き10着と共に人気を裏切ったのは残念でした。なお、1位入線4着のクリノガウディーはパドックでいつになく落ち着きがあり、馬券の買い目に加えたほどの好気配。レースも好位から良い脚を使って15番人気の低評価を覆し先頭で入線したのですが、直線の斜行で栄光を掴み損ねたのは痛恨でした。ゴール直前の攻防は4頭が横一戦の大接戦で大変見応えのあるレースだっただけに、この降着劇は残念でしたね。

モズスーパーフレア(撮影日2019年9月29日・スプリンターズS)
父Speightstown 母Christies Treasure(母の父Belong to Me)
2015年4月1日生 牝5 栗毛 アメリカ・Alpha Delta Stables,LLC
20戦7勝(2020年3月29日現在)
(重賞勝利)2020年高松宮記念(GI)、2019年オーシャンS(GIII)
高松宮記念はモズスーパーフレアが繰り上がりで悲願のGI初制覇_b0015386_21512317.jpg


by Yuuichiro_K | 2020-03-29 21:52 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2020年 03月 22日

スプリングSは、伏兵ガロアクリークが重賞初制覇

今日、中山競馬場で行われたスプリングS(GII、3歳・芝1800m)は、L.ヒューイットソン騎手騎乗の6番人気ガロアクリークが中団追走から直線外鋭く伸び、好位から伸びた圧倒的1番人気のヴェルトライゼンデに1 1/4馬身差をつけて優勝しました。

☆スプリングS結果(事前予想なし)
1着△ガロアクリーク  (L.ヒューイットソン)1'49'8(良)
2着▲ヴェルトライゼンデ(池 添)  1 1/4
3着◎サクセッション  (三 浦)  1 3/4
4着 ファルコニア   (M.デムーロ)  ハナ
5着○アオイクレアトール(田 辺)  1/2

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 エン        B
  2人引き、普通
2 シルバーエース   B+
  落ち着いて動き良し
3 ヴェルトライゼンデ B+
  やや首高いがキビキビと動き良し
4 ココロノトウダイ  B+
  落ち着いて動き良し
5 ファルコニア    B
  普通
6 ガミラスジャクソン B
  2人引き、普通
7 ガロアクリーク   B
  普通、首高い
8 アオイクレアトール B
  普通、首高い
9 サクセッション   B+
  落ち着いて動き良し
10 ラグビーボーイ   B
  普通、2人引き、首高い
11 クリスティ     B
  普通、首高い

今年のスプリングSは、前走ホープフルS(GI)2着馬ヴェルトライゼンデが単勝1.7倍と圧倒的人気を集め、以下ジュニアC(L)勝ちのサクセッション(2番人気、単勝4.6倍)、2連勝中のファルコニア(3番人気、単勝6.3倍)の3頭のみが単勝10倍以下の人気を集めていましたが、勝ったのは6番人気(単勝16.6倍)の伏兵ガロアクリークでした。

ガロアクリークのパドックはやや首の高いところがありましたが、普通に落ち着いて周回していました。レースはアオイクレアトールが1000m通過63.2秒と超スローペースで逃げる展開となりましたが、ガロアクリークは人気のヴェルトライゼンデの直後を追走。直線はメンバー最速の上がり33.8秒の末脚を繰り出し、ヴェルトライゼンデを外から一気に交わしての完勝となりました。父がスプリンターのキンシャサノキセキということで距離短縮も良かったようです。また、鞍上のヒューイットソン騎手はJRA重賞初制覇ということで、人馬共におめでとうございました!

2着は圧倒的1番人気のヴェルトライゼンデ。パドックは落ち着き十分、動きも上々で調子は良かったと思います。レースは好位追走から抜け出す正攻法の競馬でしたが、勝ち馬の切れ味に屈しました。

3着は2番人気のサクセッション。後方追走から4角では1・2着馬と同じ4番手まで押し上げましたが、上位2頭に突き離され、3番人気ファルコニアとの3着争いを制するのが精一杯でした。

それにしても、ホープフルSでヴェルトライゼンデから2.4秒も遅れをとったガロアクリークが、距離を200m縮めただけで、こうも鮮やかに逆転するとは正直驚きました。血統的に本番の皐月賞に向けて距離延長が課題になると思いますが、偉大な同厩舎の先輩ダイワメジャーに続けるよう頑張ってほしいと思います。

ガロアクリーク(撮影日2019年12月28日・ホープフルS)
父キンシャサノキセキ 母ゴールドレリック(母の父Kingmambo)
2017年2月27日生 牡3 鹿毛 浦河 笠松牧場生産 美浦・上原博之厩舎
4戦2勝(2020年3月22日現在)
(重賞勝利)2020年スプリングS(GII)
スプリングSは、伏兵ガロアクリークが重賞初制覇_b0015386_22242396.jpg


by Yuuichiro_K | 2020-03-22 22:25 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2020年 03月 20日

フラワーCは、キズナ産駒アブレイズがデビュー2連勝で重賞初制覇

今日、中山競馬場で行われたフラワーC(GIII、3歳牝・芝1800m)は、藤井勘一郎騎手騎乗の12番人気アブレイズが好位2番手追走から直線内を突いて抜け出し、中団から外追い上げた4番人気レッドルレーヴに3/4馬身差をつけて優勝しました。

☆フラワーC結果(事前予想なし)
1着 アブレイズ    (藤 井)  1'48'2(良)
2着 レッドルレーヴ  (L.ヒューイットソン)3/4
3着 シーズンズギフト (横山典)  1 1/2
4着 チェスナットドレス(石 橋)  1 1/4
5着 クリスティ    (吉田隼)  クビ

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 エンジョイ     B
  普通
2 トリンカデイラ   B
  普通
3 チェスナットドレス B
  普通
4 アミークス     B+
  落ち着いて動き良し
5 ナリノクリスティー B
  普通
6 キングスタイル   B
  普通
7 ショウナンハレルヤ B
  普通
8 フラワリングナイト C
  落ち着きなし
9 ミアマンテ     B
  気合いを秘めた感じで動き良し
10 ポレンティア    B
  普通
11 クリスティ     B
  普通、首高い
12 シーズンズギフト  B
  普通
13 アブレイズ     B
  普通
14 レッドルレーヴ   B
  普通

今年のフラワーCは、単勝10倍以下の馬が6頭と混戦模様でしたが、勝ったのは12番人気(単勝79.3倍)の伏兵、キャリア1戦のアブレイズでした。

アブレイズのパドックは普通に落ち着いて周回していました。レースは外枠から好スタートを切り2番手につけると、直線早めに抜け出し後続を完封する快勝となりました。
デビュー戦を人気薄で勝ったばかりということもあり、人気はありませんでしたが、新種牡馬として大活躍中のキズナ産駒(これで4頭目の重賞勝ち馬輩出)の底力を感じました。
終始内を通ってロスのない競馬をした藤井騎手の好騎乗が光りました。なお、藤井騎手はJRA騎手免許を取得して2年目で嬉しい重賞初制覇ということで、本当におめでとうございました!

2着は4番人気のレッドルレーヴ。レースは中団追走から直線外鋭く伸びてきました。祖母が名牝エアグルーヴという良血馬、血統的にも魅力十分でこちらも今後の活躍が楽しみです。

3着は1番人気のシーズンズギフト。レースは勝ち馬の直後の好位につけ、直線懸命に前を追いましたが、先に抜け出した勝ち馬には及ばず3着が精一杯でした。
なお、2番人気のクリスティは5着、3番人気のミアマンテは6着と共に一息の結果。クリスティは上位入線馬とほぼ同じ位置にいただけに力負けした印象。ミアマンテは前残りの展開だっただけに位置取りが後ろ過ぎた感じ。期待に応えられなかったのは残念でした。

アブレイズ
父キズナ 母エディン(母の父ジャングルポケット)
2017年4月18日生 牝3 青鹿毛 新冠 (株)ノースヒルズ生産 栗東・池江泰寿厩舎
2戦2勝(2020年3月20日現在)
(重賞勝利)2020年フラワーC(GIII)


by Yuuichiro_K | 2020-03-20 21:06 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2020年 03月 15日

金鯱賞は昨年の最優秀3歳牡馬サートゥルナーリアが貫禄勝ち、重賞4勝目を飾る

今日、中京競馬場で行われた大阪杯(GI)のステップレース・金鯱賞(GII、4歳上・芝2000m)は、C.ルメール騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.3倍)に推されたサートゥルナーリアが好位5番手追走から直線楽々と抜け出し、3番手から伸びた8番人気サトノソルタスに2馬身差をつけて優勝しました。

☆金鯱賞結果
1着◎サートゥルナーリア(C.ルメール)2'01'6(良)
2着 サトノソルタス  (藤岡康)2
3着 ダイワキャグニー (内 田)3/4
4着 ギベオン     (福 永)ハナ
5着△ラストドラフト  (吉田隼)クビ

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 ケイデンスコール  B+
  落ち着いて動き良し
2 ラストドラフト   B
  普通
3 ニシノデイジー   B
  普通
4 ダイワキャグニー  B
  2人引き、普通
5 サトノガーネット  B
  普通
6 サートゥルナーリア A
  落ち着いて力強い動き目に付く
7 ギベオン      B
  普通、首をグッと下げて周回
8 サトノソルタス   B
  普通
9 ブレスジャーニー  B
  普通
10 ロードマイウェイ  B
  普通
11 ジュンヴァルカン  B
  普通
12 マイネルファンロン B
  普通

今年の金鯱賞は、GI馬が昨年の最優秀3歳牡馬サートゥルナーリアただ1頭。サートゥルナーリアの1強ムードで、単勝1.3倍と圧倒的な支持を集めましたが、期待どおりの強さで完勝。春の大舞台に向けて順調なスタートを切りました。

サートゥルナーリアのパドックは、いつも良く見せる馬ですが、今日も落ち着いて力強い動きが目に付き、素晴らしい雰囲気でした。レースはダイワキャグニーが1000m通過63.6秒と超スローペースで逃げる展開となりましたが、サートゥルナーリアは好位5番手をスムースに追走。直線はもったままの楽な手応えで外から楽々と先行馬群を交わしての完勝となりました。
これまで左回りは日本ダービー(GI)4着、天皇賞・秋(GI)6着と結果を出せなかったのですが、今日の勝利で不安を完全に払拭しましたね。4歳世代のトップホースに相応しい強さを見せてくれて、今後の走りが本当に楽しみです。重賞4勝目、おめでとうございました!

2着は8番人気のサトノソルタスが大健闘。パドックは普通に落ち着いて周回していました。レースは好位3番手追走からしぶとく脚を伸ばし、穴を空けました。3歳時にわずか2戦しか出走できなかったこともあり、5歳馬ながらキャリアは今日でまだ8戦。まだまだ伸び代はありそうで、こちらも今後が楽しみです。

3着は6番人気のダイワキャグニーが健闘。パドックは煩いタイプなのですが、今日は落ち着いて周回していました。レースは超スローペースで単騎逃げできたことで最後までしぶとく粘り込みました。

なお、2番人気のロードマイウェイはスタートで後手を踏み、流れに乗れないまま10着に凡走。3番人気のラストドラフトは中団侭伸びを欠き5着と見せ場なく終わりました。共に期待に応えられなかったのは残念でした。

とにかくサートゥルナーリアの強さばかりが目立った今年の金鯱賞でした。

サートゥルナーリア(撮影日2019年10月27日・天皇賞・秋)
父ロードカナロア 母シーザリオ(母の父スペシャルウィーク)
2016年3月21日生 牡4 黒鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・角居勝彦厩舎
9戦6勝(2020年3月15日現在)
(重賞勝利)2019年皐月賞(GI)、2018年ホープフルS(GII)、2020年金鯱賞(GII)、2019年神戸新聞杯(GII)
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by Yuuichiro_K | 2020-03-15 21:11 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2020年 03月 08日

弥生賞ディープインパクト記念はゆかりのディープ産駒&武豊!サトノフラッグが3連勝で重賞初制覇

今日、中山競馬場で行われた皐月賞トライアル・弥生賞ディープインパクト記念(GII)は、武豊騎手騎乗の2番人気サトノフラッグが、後方追走から4コーナーで2番手に上がると、直線力強く伸び、後方から伸びた1番人気ワーケアに1 3/4馬身差をつけて優勝しました。

☆弥生賞ディープインパクト記念結果
1着▲サトノフラッグ  (武 豊)  2'02'9(重)
2着◎ワーケア     (C.ルメール)  1 3/4
3着○オーソリティ   (L.ヒューイットソン)1/2
4着 ブラックホール  (石 川)  アタマ
5着 オーロアドーネ  (三 浦)  1 1/4

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 サトノフラッグ   B+
  落ち着いて力強い動き目に付く
2 エンデュミオン   B
  普通
3 パンサラッサ    B
  普通
4 オーロアドーネ   B+
  落ち着いて動き良し
5 ブラックホール   B+
  落ち着いて動き良し
6 ウインカーネリアン B
  普通
7 メイショウボサツ  C
  落ち着きなし
8 ワーケア      B+
  やや首高いが動き良し
9 アラタ       B
  普通
10 オーソリティ    B+
  2人引きでも落ち着いて動き良し
11 ディヴィナシオン  B
  普通

武豊騎手との名コンビで無敗の三冠馬になるなどGI7勝、種牡馬としても数多くのGIホースを出してリーディングサイヤーとなった歴史的名馬ディープインパクトを称え、今年から名称が変わった報知杯弥生賞ディープインパクト記念(GII)。人気は前走ホープフルS(GI)3着のワーケア(単勝2.5倍)、未勝利と1勝馬クラスを共に圧勝してきたサトノフラッグ(単勝2.8倍)、前走ホープフルS5着のオーソリティ(単勝3.9倍)の3頭に人気が集中していました。レースはやはりその3頭の争いとなりましたが、勝ったのは、レース名に一番相応しいディープインパクト産駒、武豊騎手騎乗のサトノフラッグでした。

サトノフラッグのパドックは、大変落ち着いて力強い歩様が目に付き、素晴らしい状態に見えました。レースはウインカーネリアンが1000m通過61.1秒と平均ペースで逃げる展開となりましたが、サトノフラッグは後方4番手を追走。3コーナー過ぎから動いて4コーナーで2番手に上がると、直線楽々と抜け出し後続を完封する完勝となりました。前走、ホープフルS(GI)と同タイムで1勝クラスを勝ったのは伊達ではなかったですね。父を彷彿させるレース振りで、クラシックが楽しみになる素晴らしい走りを見せてくれたと思います。なお、ディープインパクト産駒は本レース5連覇、武豊騎手は34年連続の重賞勝利と記録ずくめの勝利、流石の一言です。

2着は1番人気のワーケア。パドックは動きも良く上々の気配。レースは後方4番手から直線良く伸びてきましたが、3番手から伸びた3番人気オーソリティを捕らえるのが精一杯。ワーケアもオーソリティもパドックの気配は上々に見えただけに、共に完敗といってよいでしょう。サトノフラッグの強さばかりが目立った今年の弥生賞でした。

サトノフラッグ
父ディープインパクト 母バラダセール(母の父Not For Sale)
2017年2月26日生 牡3 鹿毛 安平 ノーザンファーム生産 美浦・国枝栄厩舎
4戦3勝(2020年3月8日現在)
(重賞勝利)2020年弥生賞ディープインパクト記念(GII)


by Yuuichiro_K | 2020-03-08 18:18 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2020年 03月 01日

中山記念は、ダノンキングリーがGI馬5頭を破り完勝、重賞3勝目を飾る

今日、中山競馬場で行われた中山記念(GII、4歳上・芝1800m)は、横山典弘騎手騎乗の1番人気ダノンキングリーが、先団から離れた3番手追走から直線力強く伸び、同じく好位4番手から伸びた2番人気ラッキーライラックに1 3/4馬身差をつけて優勝しました。

☆中山記念結果
1着◎ダノンキングリー (横山典) 1'46'3(良)
2着○ラッキーライラック(M.デムーロ)1 3/4
3着 ソウルスターリング(北村宏) クビ
4着△インディチャンプ (福 永) 1/2
5着△ペルシアンナイト (池 添) 1

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1  インディチャンプ  B+
  いつもより落ち着いて周回、動き良し
2 エンジニア     B
  普通
3 ダノンキングリー  B+
  2人引きでも落ち着いて力強い動き目に付く
4 ソウルスターリング B
  普通
5 ペルシアンナイト  B
  普通
6 マルターズアポジー B   
  普通
7 ラッキーライラック B
  普通
8 ウインブライト   B
  普通、いつもより落ち着いて周回
9 ゴールドサーベラス B
  普通

今年の中山記念は、コロナウィルスの影響のため、残念ながらグレード制導入後、史上初めて重賞の無観客レースとなりましたが、9頭中GIホースが5頭と豪華メンバーが激突。今年も大阪杯(GI)、ドバイ遠征に向けて注目のレースとなりました。人気は充実の4歳を迎えた昨年の毎日王冠(GII)優勝馬ダノンキングリーが単勝2.5倍で1番人気。昨年の2着馬で、昨秋エリザベス女王杯(GI)優勝、香港ヴァーズ(香G1)2着と充実著しい5歳牝馬ラッキーライラックが単勝3.0倍で2番人気。中山記念3連覇を狙う、香港GI2勝、昨年の最優秀4歳以上牡馬ウインブライトが単勝5.1倍で3番人気。昨年の春秋マイルGI連覇のインディチャンプが単勝5.4倍で4番人気。3年前のマイルCS(GI)優勝馬ペルシアンナイトが単勝9.3倍で5番人気。6番人気のソウルスターリング以下は単勝38.6倍以上で、オッズ的には5頭の争いと見られていましたが、勝ったのは1番人気のダノンキングリーでした。

ダノンキングリーのパドックは、2人引きでもまずまず落ち着いて、じわっと気合いを秘めた感じで周回。力強い歩様が目に付き、素晴らしい状態に見えました。レースは、マルターズアポジーが1000m通過59.3秒と平均ペースで離して逃げる展開となりましたが、ダノンキングリーは好位3番手を楽な手応えで追走。4コーナーで先行した2頭を射程圏に捕らえると、直線は楽々と抜け出しての完勝となりました。この強力メンバーを相手に完勝したことで、やはり能力はGI級であることを証明したと思います。春の大舞台での活躍が本当に楽しみです。

2着は4番手追走から差してきた2番人気のラッキーライラックが2年連続で好走。パドックは普通に落ち着いて周回していました。レースは好位4番手からきっちり末脚を伸ばして、強豪牡馬相手に堂々の2着でした。昨年秋からの充実振りは本物といった感じで、こちらも今後の活躍が楽しみです。

3着は6番人気のソウルスターリングが健闘。パドックは普通に落ち着いて周回していました。レースは2番手追走の積極策から直線もロスなく最内を回って良く粘りました。近2走連続で直前にレースの出走を取消して順調さを欠いていましたが、久しぶりにオークス馬の意地を見せてくれました。

なお、3連覇を狙った3番人気のウインブライトは、後方から伸びを欠き7着に凡走。主戦の松岡騎手の落馬負傷による乗り替わりが響いたかもしれません。見せ場なく終わったのは残念でした。

ダノンキングリー(撮影日2019年10月6日・毎日王冠)
父ディープインパクト 母マイグッドネス(母の父Storm Cat)
2016年3月25日生 牡4 黒鹿毛 浦河 三嶋牧場生産 美浦・萩原清厩舎
8戦5勝(2020年3月1日現在)
(重賞勝利)2020年中山記念(GII)、2019年毎日王冠(GII)、共同通信杯(GIII)
中山記念は、ダノンキングリーがGI馬5頭を破り完勝、重賞3勝目を飾る_b0015386_22482706.jpg


by Yuuichiro_K | 2020-03-01 22:50 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2020年 01月 26日

AJC杯は、グランプリホース・ブラストワンピースが貫禄勝ち、重賞5勝目を飾る

今日、中山競馬場で行われたAJC杯(GII・4歳上、芝2200m)は、川田将雅騎手騎乗の1番人気ブラストワンピースが、好位追走から直線内を突いて力強く伸び、2番手から先に抜け出した5番人気ステイフーリッシュに1 1/4馬身差をつけて優勝しました。

☆AJC杯結果
1着○ブラストワンピース(川 田) 2'15'0(稍)
2着 ステイフーリッシュ(C.ルメール) 1 1/4
3着 ラストドラフト  (O.マーフィー)1 3/4
4着◎ミッキースワロー (横山典) 3/4
5着 サトノクロニクル (大 野) 2 1/2

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ウラヌスチャーム  B
  普通
2 ラストドラフト   B
  普通、時折小走り
3 ミッキースワロー  B
  普通、時折小走り
4 マイネルフロスト  B
  普通
5 スティッフェリオ  B+
  落ち着いて動き良し
6 クロスケ      B
  普通
7 ルミナスウォリアー B
  2人引き、普通
8 グローブシアター  B
  普通
9 ニシノデイジー   B
  普通、時折小走り
10 ステイフーリッシュ B
  普通
11 ブラストワンピース B
  2人引き、普通
12 サトノクロニクル  C
  落ち着きなし

今年のAJC杯(GII)は、凱旋門賞以来の出走となった一昨年のグランプリホース・ブラストワンピースが唯一のGIホースとして出走。1番人気に推されていましたが、見事期待に応え重賞5勝目を飾りました。

ブラストワンピースのパドックは、前々走札幌記念(GII)と比べプラス10キロの546キロ。少し余裕残しの馬体に見えましたが、全く問題なかったですね。レースは昨年のオールカマーを逃げ切っているスティッフェリオが単騎で逃げましたが、ブラストワンピースはそれほど離れされずに好位4・5番手を追走。最後の直線は、最内を突いて先に抜け出したステイフーリッシュを目標にメンバー最速の上がり36.1秒の末脚を繰り出し、きっちり差し切りました。GI馬の底力を見せつける流石の走りを見せてくれました。

2着は5番人気のステイフーリッシュが健闘。パドックは以前のように煩くなく、普通に落ち着いて周回していました。レースは2番手追走の積極策から、直線最内を突くロスのない競馬で重賞4度目の2着好走となりました。なかなか勝ちきれないレースが続きますが、今日のような走りができれば今後もチャンス十分でしょう。

3着は後方から外追い込んできた4番人気のラストドラフト。パドックは気合いを表に出して周回していました。レースは後方から勝ち馬に次ぐメンバー中第2位の上がり36.3秒の末脚で良く伸びてきました。

なお、2番人気のミッキースワローはラストドラフトと併せる形で中団から追い上げるも4着まで。昨年、重馬場のエプソムCで凡走しているように、渋った馬場だと持ち味の切れ味が鈍ってしまうようです。3番人気のスティッフェリオは得意の単騎逃げに持ち込みましたが、後続が早めに迫ってきたこと、直線外に持ち出したのも裏目に出て直線で一杯になり8着に凡走。共に人気を裏切ってしまったのは残念でした。

最後にレース中にマイネルフロストが4コーナーで右第1指関節脱臼のため競争を中止して予後不良となり、残念ながらこの世を去りました。2014年毎日杯(GIII)を勝ち、日本ダービーでも3着に健闘した実力馬のご冥福を心からお祈りいたします。

ブラストワンピース(撮影日2019年5月26日・目黒記念)
父ハービンジャー 母ツルマルワンピース(母の父キングカメハメハ)
2015年4月2日生 牡5 鹿毛 安平 ノーザンファーム生産 美浦・大竹正博厩舎
(通算成績)12戦7勝
(重賞勝利)2018年有馬記念(GI)、2020年AJC杯(GII)、2019年札幌記念(GIII)、2018年新潟記念(GIII)、毎日杯(GIII)
AJC杯は、グランプリホース・ブラストワンピースが貫禄勝ち、重賞5勝目を飾る_b0015386_21441843.jpg


by Yuuichiro_K | 2020-01-26 21:45 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2020年 01月 19日

京成杯はクリスタルブラックが外一気に差し切りデビュー2連勝で重賞初制覇

今日、中山競馬場で行われた京成杯(GIII、3歳・芝2000m)は、吉田豊騎手騎乗の7番人気クリスタルブラックが後方追走から直線外一気に鋭く伸び、2番手から早めに抜け出した1番人気スカイグルーヴをゴール直前で1/2馬身差交わして優勝しました。

☆京成杯結果
1着 クリスタルブラック(吉田豊) 2'02'1(稍重)
2着▲スカイグルーヴ  (C.ルメール) 1/2
3着△ディアスティマ  (A.シュタルケ)2 1/2
4着○ビターエンダー  (津 村) クビ
5着 キングオブドラゴン(田 辺) 1 1/2

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 クリスタルブラック B
  2人引き、普通
2 リメンバーメモリー B
  普通
3 チュウワジョーダン C
  2人引き、落ち着きなし
4 ロールオブサンダー B+
  パドックの外目を大きく周回
5 キングオブドラゴン B
  普通
6 ゼノヴァース    B+
  落ち着いて動き良し
7 ディアスティマ   B+
  落ち着いて動き良し
8 ヒュッゲ      C
  パドックを小さく周り元気なし
9 キムケンドリーム  B
  普通
10 ビターエンダー   B+
  落ち着いて動き良し
11 ヴィアメント    B
  普通
12 スカイグルーヴ   B+
  2人引き、見栄えのする好馬体、動き良し

今年の京成杯は、前走新馬戦を5馬身で圧勝した名牝アドマイヤグルーヴの孫、スカイグルーヴが牝馬ながら単勝2.1倍の1番人気。以下、前走エリカ賞勝ちのヒュッゲ、前走未勝利戦を快勝してきたゼノヴァース、ビターエンダー、京都2歳S(GIII)3着のロールオブサンダーまでが単勝10倍以下の人気を集めていましたが、勝ったのは7番人気の伏兵・前走同舞台の新馬戦を勝ったばかりのクリスタルブラックでした。

クリスタルブラックのパドックは、2人引きでも普通に落ち着いて周回していました。レースはロールオブサンダーが1000m通過61.5秒とスローペースで逃げる展開となりましたが、クリスタルブラックは新馬戦と同じように後方をじっくり追走。直線大外に持ち出すと、メンバー最速の上がり35.4秒の末脚を繰り出し、2番手から早めに抜け出した人気のスカイグルーヴを鮮やかに差し切りました。なお、吉田豊騎手は2017年中山金杯以来、約3年振りの重賞制覇。2017年頸椎骨折の大怪我から復帰後初の重賞勝ち、本当に良かったと思います。人馬とも本当におめでとうございました。

2着は1番人気のスカイグルーヴ。パドックは2人引きでも落ち着き十分、見栄えのする好馬体が目に付き、さすが良血馬といった雰囲気。レースも2番手追走から堂々抜け出して逃げ込みを図るも勝ち馬の末脚に惜しくも屈しました。敗れたとはいえ、牡馬相手にこれだけ走れれば、こちらも今後が楽しみです。

3着は6番人気のディアスティマが健闘。パドックは落ち着いて動きも上々、好気配でしたが、レースも好位4番手から直線しっかり伸びてきました。

なお、2番人気のヒュッケはパドックで元気がないように見えたのですが、案の定レースは2番手追走も4角で苦しくなり10着に完敗。3番人気のゼノヴァースはパドックの気配は上々に見えたのですが、後方侭伸びを欠き9着に凡走。共に人気に応えられなかったのは残念でした。

それにしても、エピファネイアの子(スカイグルーヴ)をゴール直前でキズナの子(クリスタルブラック)が差し切るとは、2013年日本ダービーの再現といった感じで、胸が熱くなりました。競馬を続けていると、たまにこういうことがあるから本当に面白いですね!

クリスタルブラック
父キズナ 母アッシュケーク(母の父タイキシャトル)
2017年4月25日生 牡3 黒鹿毛 新冠 大狩部牧場生産 美浦・高橋文雅厩舎
2戦2勝(2020年1月19日現在)
(重賞勝利)2020年京成杯(GIII)


by Yuuichiro_K | 2020-01-19 23:02 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2020年 01月 13日

フェアリーSはスマイルカナが鮮やかに逃げ切り重賞初制覇

今日、中山競馬場では、3歳牝馬重賞・フェアリーS(GIII・芝1600m)が行われました。
レースは、柴田大知騎手騎乗の3番人気スマイルカナが、スタートからハナを奪って逃げると、そのまま後続を寄せ付けず、中団から追い上げた7番人気チェーンオブラブに2 1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆フェアリーS結果(事前予想なし)
1着 スマイルカナ   (柴田大) 1'34'0(良)
2着 チェーンオブラブ (石 橋) 2 1/2
3着 ポレンティア   (池 添) 1 1/4
4着 シャインガーネット(O.マーフィー)アタマ
5着 ソーユーフォリア (武 藤) 1/2

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 スマイルカナ    C
  2人引き、落ち着きなし
2 ウィーンソナタ   B
  2人引き、普通
3 ソーユーフォリア  B
  つる首、普通
4 ダイワクンナナ   B
  普通
5 ポレンティア    B
  普通
6 セイウンヴィーナス B
  普通
7 ペコリーノロマーノ B
  普通
8 チェーンオブラブ  B
  前肢の出は硬いが後肢の踏み込みは力強い
9 ウインドラブリーナ C
  落ち着きなし
10 シャインガーネット B+
  見栄えの良い好馬体目に付く
11 アヌーラダプラ   B
  普通
12 フルートフルデイズ B
  普通
13 メイプルプレゼント B
  普通
14 カインドリー    B+
  落ち着いて動き良し
15 ニシノステラ    B
  普通
16 ハローキャンディ  C
  尻っぱねするなど落ち着きなし

今年のフェアリーSはデビュー2連勝中のアヌーラダプラ(単勝2.0倍)とシャインガーネット(単勝3.9倍)の2頭が人気を集めていましたが、レースは、両馬とも最後の直線伸びを欠いて共倒れとなり、勝ったのは前走同舞台のひいらぎ賞を勝っていた3番人気(単勝8.4倍)のスマイルカナでした。

スマイルカナのパドックは、2人引きで落ち着きがなく、あまり良く見えなかったのですが、気合いを表に出すタイプのようで、全く問題なかったですね。レースは前走同様、単騎逃げに持ち込むと、最後まで後続を寄せ付けず楽々逃げ切って、今日は彼女の強さばかりが光った一戦となりました。
なお、血統を見ると近親に海外G12勝のエイシンヒカリがおり、イレ込みやすい気性、毛色、脚質と非常に良く似ていると思いました。同じ逃げ脚質の2歳女王レシステンシアとの対決が今から楽しみです。

なお、やや離された2・3着は、ハーツクライ産駒のチェーンオブラブ(7番人気)とポレンティア(5番人気)が健闘。共に良い末脚を繰り出してきましたが、成長力が期待できる血統ですし、どちらも今後が楽しみです。

スマイルカナ
父ディープインパクト 母エーシンクールディ(母の父Distorted Humor)
2017年3月22日生 牝3 芦毛 新ひだか 木田牧場生産 美浦・高橋祥泰厩舎
4戦3勝(2020年1月13日現在)
(重賞勝利)2020年フェアリーS(GIII)


by Yuuichiro_K | 2020-01-13 22:31 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)