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カテゴリ:レース回顧( 555 )


2018年 12月 16日

牡馬の意地を見せた!朝日杯FSはアドマイヤマーズが圧倒的人気のグランアレグリアを破り4連勝でGI制覇

今日、阪神競馬場で行われた2歳マイル王決定戦・朝日杯フューチュリティS(GI、芝1600m)は、M.デムーロ騎手騎乗の2番人気アドマイヤマーズが3番手追走から直線早めに抜け出し、4番手から脚を伸ばした9番人気クリノガルディーに2馬身差をつけて優勝しました。

☆朝日杯フューチュリティS結果
1着△アドマイヤマーズ (M.デムーロ)1'33'9(良)
2着 クリノガウディー (藤岡佑) 2
3着◎グランアレグリア (C.ルメール) 1/2
4着△ファンタジスト  (武 豊) 1 1/2
5着 ディープダイバー (川 田) 1 1/4

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 クリノガウディー   B
  2人引き、普通
2 グランアレグリア   B+
  時折小走りも、まずまず動き良し
3 アスターペガサス   C
  落ち着きなし
4 ドゴール       B
  普通、首高い
5 マイネルサーパス   B
  普通、時折小走り
6 アドマイヤマーズ   B+
  2人引き、落ち着いて力強い動き
7 ソルトイブキ     B
  普通
8 ディープダイバー   B+
  落ち着いて動き良し
9 イッツクール     B
  普通
10 ヒラソール      B
  落ち着きなし
11 ケイデンスコール   B+
  2人引き、落ち着いて力強い動き
12 コパノマーティン   C
  2人引き、落ち着きなし
13 ニホンプロヘンソン  B
  2人引き、普通
14 ファンタジスト    B
  2人引き、時折小走りも動き良し
15 エメラルファイト   B
  普通、時折小走り

今年の朝日杯フューチュリティSは、新馬戦で後の2歳女王ダノンファンタジーを破り2歳コースレコード勝ち、前走サウジアラビアRC(GIII)で牡馬相手に圧勝したデビュー2連勝の牝馬グランアレグリアが、牡馬をさしおいて単勝1.5倍の圧倒的人気を集めました。しかし、そんな彼女を真っ向勝負で打ち負かし、牡馬の意地を見せつけて優勝したのは、デイリー杯2歳S(GII)の覇者・2番人気のアドマイヤマーズでした。

アドマイヤマーズのパドックは、2人引きでも大変落ち着いて周回。動きも力強く、上位人気3頭の中では最も良く見えました。レースはグランアレグリアをマークするように3番手を追走。直線で外からグランアレグリアに並びかけると、きっちり競り落としての完勝となりました。
デイリー杯2歳Sの覇者とはいえ、勝ち方もそれほど強いと感じなかったこともあり、昨日の予想では△までしかつけられなかったのですが、彼には謝らないといけないですね。勝負根性があり、思っていた以上に強かったです。なお、これでデビューから無傷の4連勝。父が名マイラー・ダイワメジャーということでクラシックに向けて距離延長が課題になりそうですが、気性も悪くなさそうですし、中距離までは問題ないように感じました。今後の活躍が楽しみです。

2着は9番人気のクリノガウディーが大健闘。パドックは2人引きでも普通に落ち着いて周回していました。レースは好位4番手を追走。勝ち馬には突き放されたものの、直線末脚を伸ばし内で粘るグランアレグリアをゴール直前で交わしたのは見事でした。

3着は圧倒的1番人気のグランアレグリア。パドックは前走よりやや煩いところを見せていましたが、動きは良かったです。ただ、レースは2番手からレースを進めたものの、直線で前走のように突き放すことができず3着となったのは案外でした。

なお、3番人気のファンタジストは7番手から直線外追い上げるも4着まで。阪神コースで行われるようになってからマイル未経験馬は勝つことができないジンクスを今年も破ることはできませんでした。

アドマイヤマーズ
父ダイワメジャー 母ヴィアメディチ(母の父Medicean)
2016年3月16日生 牡3 栗毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・友道康夫厩舎
4戦4勝(2018年12月16日現在)
(重賞勝利)2018年朝日杯フューチュリティS(GI)、デイリー杯2歳S(GII)

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by Yuuichiro_K | 2018-12-16 22:33 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 12月 09日

阪神JFは、ダノンファンタジーが人気に応え3連勝で2歳女王に輝く

今日、阪神競馬場で行われた2歳女王決定戦・阪神ジュベナイルフィリーズ(GI、芝1600m)は、C.デムーロ騎手騎乗の1番人気ダノンファンタジーが、後方3番手から直線外鋭く伸び、最後方から大外追い込んだクロノジェネシスに1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆阪神ジュベナイルフィリーズ結果
1着◎ダノンファンタジー(C.ルメール)1'34'1(良)
2着▲クロノジェネシス (北村友)1/2
3着○ビーチサンバ   (福 永)クビ
4着△シェーングランツ (武 豊)3/4
5着 プールヴィル   (秋 山)1/2

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ベルスール     B
  2人引き、つる首、普通
2 ジョディー     B
  2人引き、普通
3 プールヴィル    B
  2人引き、普通
4 シェーングランツ  B
  普通
5 メイショウショウブ B
  普通
6 スタークォーツ   B
  普通
7 ウインゼノビア   B+
  落ち着いて動き良し
8 ラブミーファイン  B
  普通
9 クロノジェネシス  B
  普通、時折小走り
10 タニノミッション  B+
  好馬体、落ち着いて動き良し
11 ビーチサンバ    A
  落ち着いて力強い動き、前走アルテミスS2着好走時と同じような雰囲気
12 レッドアネモス   B
  普通
13 ダノンファンタジー B
  普通、時折小走り
14 サヴォワールエメ  B
  普通
15 ローゼンクリーガー B
  普通
16 グレイシア     B
  普通
17 トロシュナ     B
  普通
18 メイショウケイメイ B
  普通

今年の阪神ジュベナイルフィリーズは、新馬戦で今日1番人気に推されたダノンファンタジーを破ったグランアレグリアが、来週の朝日杯FS(GI)出走のため回避したのは残念でしたが、無敗馬6頭を含む18頭の精鋭が集いました。そんな素質馬が揃った一戦を制したのは未勝利、ファンタジーS(GIII)を連勝してきたダノンファンタジーでした。

ダノンファンタジーのパドックは、新馬戦で見た時よりもチャカチャカと落ち着きがなく正直心配だったのですが、全く問題なかったですね。レースは引っ掛かることなく後方からじっくりレースを進めると、直線で上がり34.0秒の末脚を繰り出して外から一気に伸びての快勝となりました。ディープインパクト産駒らしい安定した末脚、お見事でした。なお、鞍上のC.デムーロ騎手、管理する中内田充正厩舎は阪神JF初制覇ということで、共におめでとうございました!

2着は2番人気のクロノジェネシスが人気どおりの好走。パドックは時折小走りになる場面がありました。レースはスタートで痛恨の出遅れ。4コーナー最後方からの追い込み策となりましたが、勝ち馬と併せ馬の形でメンバー最速の上がり33.9秒の末脚で大外一気に伸びたのは見事でした。スタートで後手を踏まずに前2走のように前で競馬ができていれば勝つチャンスもあったかもしれません。北村友一騎手も初GI制覇ならず悔しい2着だったと思います。

3着は4番人気のビーチサンバ。パドックは上位人気馬の中で1番落ち着きがあり、前走アルテミスSの時と同様、とても良く見えました。レースは中団やや後ろからレースを進めると、直線で馬場の中央から力強く抜け出し、切れ味に勝る1・2着に外から交わされたとはいえ、最後まで抵抗するしぶとい走りを披露。前走に続いて、良い走りを見せてくれました。

なお、3番人気のシェーングランツは後方から追い込むも4着まで。上位人気馬がほぼ順当に好走したレースでしたが、彼女はあと一歩、期待に応えられなかったのは残念でした。

ダノンファンタジー
父ディープインパクト 母ライフフォーセール(母の父Not For Sale)
2016年1月30日生 牝2 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・中内田充正厩舎
4戦3勝(2018年12月9日現在)
(重賞勝利)2018年阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)、ファンタジーS(GII)

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by Yuuichiro_K | 2018-12-09 20:52 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 12月 02日

世代交代を告げる完勝劇!チャンピオンズCは、3歳馬ルヴァンスレーヴがGI級4勝目を飾る

今日、中京競馬場で行われた秋のダート王決定戦・チャンピオンズC(GI、3歳上・ダート1800m)は、M.デムーロ騎手騎乗の圧倒的1番人気に推されたルヴァンスレーヴが好位3番手追走から直線早めに抜け出し、後方から追い込んだ8番人気ウェスタールンドに2 1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆チャンピオンズC結果
1着◎ルヴァンスレーヴ (M.デムーロ)1'50'1(良)
2着△ウェスタールンド (藤岡佑) 2 1/2
3着△サンライズソア  (J.モレイラ) クビ
4着 アンジュデジール (横山典) 1 1/4
5着△オメガパフューム (C.デムーロ)2 1/2

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 アンジュデジール  B
  普通
2 ルヴァンスレーヴ  B
  2人引き、普通、時折小走り
3 パヴェル      B
  普通、首高い
4 アポロケンタッキー B
  普通
5 ノンコノユメ    B
  普通
6 アスカノロマン   B
  普通
7 サンライズノヴァ  B+
  2人引き、落ち着いて力強い動き、前走武蔵野Sと同じような雰囲気
8 ケイティブレイブ  B
  普通
9 サンライズソア   B
  普通
10 センチュリオン   B
  普通
11 オメガパフューム  B+
  落ち着いて動き良し
12 ウェスタールンド  B
  普通
13 ミツバ       B
  普通目立つ
14 ヒラボクラターシュ B+
  落ち着いて力強い歩様
15 インカンテーション B+ 
  落ち着いて動き良し

今年のチャンピオンズCは、前年覇者のゴールドドリームが残念ながら直前で回避したこともあり、前走南部杯(JpnI)でゴールドドリームを降した3歳馬ルヴァンスレーヴが単勝1.9倍の圧倒的1番人気を集めました。その期待どおりの強さでルヴァンスレーヴが完勝、見事GI(級)4勝目を飾りました。

ルヴァンスレーヴのパドックは2人引きで時折小走りになるなど気合いを表に出して周回。発送直前のゲート前では発汗も目立っていましたが、全く問題なかったですね。レースは、内から好スタートを切ると、これまでのような待機策ではなく、逃げたアンジュデジールの直後2番手を追走。直線は余裕十分に抜け出し手後続を突き放す文句なしの横綱相撲での快勝となりました。なお、3歳馬の優勝は2006年アロンダイト以来、12年振りの快挙。勝ち時計も過去2年同様のレースレコードタイの好タイムということで、まだ3歳だけにこれからの活躍が本当に楽しみです。GI(級)4勝目、本当におめでとうございました!

2着は8番人気のウェスタールンドが健闘。パドックは前走武蔵野S同様、落ち着いて周回していました。レースは3コーナーまで最後方。4コーナーでも後方3番手とかなり後ろの位置取りだったのですが、最内を突いてメンバー最速の34.4秒の末脚を繰り出したのは見事でした。藤岡佑介騎手のロスのないレース運びが光りました。

3着は3番人気のサンライズソア。前走逃げた一杯になったJBCクラシックとは違い、スタートで行き脚がつかず5・6番手からの競馬となりましたが、しぶとく脚を伸ばして人気どおりの好走となりました。

なお、2番人気のケイティブレイブは中団追走も伸びを欠き11着と凡走。パドックはあまり目立つ感じがなかったので、前走の疲れが残っていたのかもしれません。人気を裏切ったのは残念でした。

ルヴァンスレーヴ(撮影日2018年6月17日・ユニコーンS)
父シンボリクリスエス 母マエストラーレ(母の父ネオユニヴァース)
2015年1月26日生 牡3 鹿毛 白老・(有)社台コーポレーション白老ファーム生産 美浦・萩原清厩舎
8戦7勝(2018年12月2日現在)
(重賞勝利)2018年チャンピオンズC(GI)、南部杯(JpnI)、ジャパンダートダービー(JpnI)、全日本2歳優駿(JpnI)、ユニコーンS(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2018-12-02 22:16 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 11月 18日

マイルCSは3歳馬ステルヴィオがGIホース7頭を降しGI初制覇!

今日、京都競馬場で行われた秋のマイル王決定戦・マイルチャンピオンシップ(GI、3歳上・芝1600m)は、W.ビュイック騎手騎乗の5番人気ステルヴィオが好位追走から直線内の狭いところをついて鋭く伸び、同じく好位から最内を突いて伸びた3番人気ペルシアンナイトの叩き合いをアタマ差制し、優勝しました。

☆マイルCS結果
1着 ステルヴィオ   (W.ビュイック)1'33'3(良)
2着△ペルシアンナイト (M.デムーロ) アタマ
3着▲アルアイン    (川 田) 1 1/4
4着 カツジ      (松 山) アタマ
5着 ミッキーグローリー(戸 崎) クビ

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ステルヴィオ    A
  2人引きでも落ち着いて力強い踏み込み目に付く
2 ペルシアンナイト  B
  普通
3 アルアイン     B+
  落ち着いて力強い歩様
4 ブラックムーン   B
  普通
5 ヒーズインラブ   B
  普通
6 ジュールポレール  B
  普通
7 ロジクライ     B+
  落ち着いて動き良し
8 モズアスコット   C
  時折小走り、発汗がひどく目立つ
9 ウインブライト   B
  普通
10 ミッキーグローリー B
  2人引き、普通
11 ジャンダルム    B
  普通
12 レーヌミノル    B
  普通
13 レッドアヴァンセ  B+
  落ち着いて伸びやかな動き
14 エアスピネル    B+
  2人引き、キビキビと動き良し
15 アエロリット    B+
  2人引き、落ち着いて動き良し
16 カツジ       B
  普通
17 ロードクエスト   B
  2人引き、普通
18 ケイアイノーテック B
  普通

今年のマイルCSは、18頭中7頭がGIホース、前年1・2着馬も出走するなど素晴らしいメンバーが揃った一戦となりました。人気は今年の安田記念馬モズアスコット(1番人気・単勝3.4倍)や同2着馬アエロリット(2番人気・単勝5.1倍)、前年の覇者ペルシアンナイト(3番人気・単勝6.5倍)、皐月賞馬アルアイン(4番人気・単勝6.6倍)と、やはりGIホースが上位人気を占めていましたが、これら実績馬を破って見事優勝したのは、GI未勝利馬ながら5番人気に推されていた3歳馬ステルヴィオでした。

ステルヴィオのパドックは、プラス10キロでも太め感はなく、2人引きでも堂々と落ち着いて周回。力強い歩様が目に付き、この日一番良く見えた馬でした。レースはこれまでのような後方待機策ではなく、好位4・5番手の最内をロスなく追走。最後の直線は狭い内を突いて鋭く伸び、最内を突っ込んできたペルシアンナイトとの激しい叩き合いをアタマ差制しました。

今日がテン乗りだった今年のイギリスダービージョッキー・W.ビュイック騎手はJRAGI初制覇。これで外国人騎手は6週連続のGI制覇と勢いが止まりませんね。差し馬を先行させて勝たせてしまうとは、本当に見事な好騎乗でした。
なお、3歳馬のマイルCS制覇はサッカーボーイ、タイキシャトル、アグネスデジタル、ペルシアンナイトに続く史上5頭目の快挙。管理する木村哲也厩舎も開業8年目で初のGI制覇ということで、本当におめでとうございました!

2着は前年覇者のペルシアンナイト。パドックは普通に落ち着いて周回していました。いつもどおり一叩きして順調に良化したようで、レースはステルヴィオの直後を追走。最後の直線で最内の狭いところを突き、ステルヴィオとの大接戦にもちこみましたが、惜しくも頭差届きませんでした。連覇まであと一歩でしたね、本当に惜しい2着でした。

3着は4番人気のアルアイン。パドックはいつも良く見せる馬ですが、今日も落ち着き十分、力強い歩様が目に付きました。レースは先行策から直線いったんは先頭に躍り出る場面もありましたが、1・2着馬に内から一気に交わされてしまいました。

なお、1番人気のモズアスコットはレース前の発汗がひどくあまり良く見えなかったのですが、レースは後方侭、4コーナーでは接触もある不利もあって伸びを欠き13着に大敗。2番人気アエロリットは果敢に先手を奪って逃げたものの、スタート直後に脚を使ってしまった影響か、直線で早々と一杯になってしまい12着と完敗。共に人気を裏切ってしまったのは残念でした。

余談ですが、パドックでステルヴィオの気配がとても良く見えたので、運良く単複馬券を的中することができました。血統を辿ると四代前の母が、自分の大好きな思い出の名馬・三冠馬シンボリルドルフの全姉ということもあり、以前から気になる馬ではあったのですが、ステルヴィオの記念すべき初GI制覇を馬券的中という形で祝うことができて、個人的にも本当に嬉しい勝利となりました。ありがとうステルヴィオ!

ステルヴィオ(撮影日2018年10月7日・毎日王冠)
父ロードカナロア 母アズサユミ(母の父ファルブラヴ)
2015年1月15日生 牡3 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・木村哲也厩舎
9戦4勝(2018年11月18日現在)
(重賞勝利)2018年マイルCS(GI)、スプリングS(GII)
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by Yuuichiro_K | 2018-11-18 22:16 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 11月 11日

惜敗続きにピリオド!エリザベス女王杯は、リスグラシューが悲願のGI初制覇

今日は、京都競馬場で秋の牝馬頂上決戦・エリザベス女王杯(GI、3歳上牝・芝2200m)が行われました。レースは、J.モレイラ騎手騎乗の3番人気リスグラシューが、中団追走から直線外鋭く伸び、逃げ粘った9番人気クロコスミアをクビ差交わして優勝しました。

☆エリザベス女王杯結果
1着▲リスグラシュー (J.モレイラ) 2'13'1(良)
2着 クロコスミア  (岩 田) クビ
3着◎モズカッチャン (M.デムーロ) 3
4着△レッドジェノヴァ(池 添) クビ
5着○ノームコア   (C.ルメール) クビ

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ハッピーユニバンス B
  普通
2 フロンテアクイーン B
  2人引き、普通、いつになく落ち着いて周回
3 レイホーロマンス  B
  普通
4 プリメラアスール  B
  普通
5 レッドジェノヴァ  B+
  落ち着いて動き良し
6 アドマイヤリード  B
  普通
7 モズカッチャン   B+
  2人引き、落ち着いて動き良し
8 カンタービレ    B
  普通
9 クロコスミア    B
  普通
10 ヴァフラーム    B
  普通、首高い
11 スマートレイアー  B
  普通
12 リスグラシュー   B
  2人引き、普通
13 ノームコア     C
  落ち着きなし
14 ワンブレスアウェイ B
  普通
15 エテルナミノル   B
  普通
16 コルコバード    B
  2人引き、普通
17 ミスパンテール   B
  普通、時折小走り

今年のエリザベス女王杯は、今年の3歳三冠牝馬アーモンドアイを筆頭に、府中牝馬Sの覇者で前年の秋華賞馬ディアドラ、国内外GI2勝のヴィブロス、毎日王冠の覇者で前年のNHKマイルC馬アエロリット、ヴィクトリアマイルの覇者ジュールポレールといった有力馬の出走がなく、GIホースはモズカッチャンとアドマイヤリードの2頭のみと、例年よりやや寂しいメンバーとなりました。人気は、上位5番人気までが単勝10倍以下で、6番人気以下の馬が単勝23.5倍以上とオッズ的には5頭の争いと見られていましたが、勝ったのは上位人気の一頭、3番人気のリスグラシューでした。

リスグラシューのパドックは、2人引きでも落ち着いて周回していました。レースは、クロコスミアが1000m通過61.4秒とスローペースで逃げる展開となりましたが、リスグラシューは中団を追走。有力馬の多くが4コーナー手前から早めに動く中、ワンテンポ貯めてから直線満を持して追い出すと、逃げ切り濃厚だったクロコスミアを目がけ、ただ1頭外一気に伸びて、ゴール直前できっちり交わしました。これまで堅実な末脚を発揮しながらも、GIレースで2着4回と惜敗が続いていましたが、本日5勝と絶好調だったJ.モレイラ騎手の素晴らしい騎乗もあり、ついに悲願のGI初制覇を飾りました。人馬とも本当におめでとうございました!

2着は昨年に続き9番人気のクロコスミアが逃げ粘って穴を空けました。パドックは特に目立つ感じはなかったですが、普通に落ち着いて周回していました。騎手は昨年の和田騎手から岩田騎手に代りましたが、今年も前年同様、絶妙のペースで逃げましたね。リスグラシュー以外の馬を完封したのは見事でした。

3着は昨年の覇者・1番人気のモズカッチャン。パドックは休み明けでも動きは上々、気配は良かったです。ただ、レースは好位5番手追走から直線脚を伸ばすも3着が精一杯でした。元来、叩き良化タイプであるので、次走有馬記念を使ってくるなら、引き続き要注意だと思います。

なお、2番人気のノームコアはパドックで落ち着きがなくあまり良く見えなかったのですが、レースは好位追走も伸びを欠き4着まで。人気を裏切ってしまったのは残念でした。

リスグラシュー(撮影日2018年10月13日・府中牝馬S)
父ハーツクライ 母リリサイド(母の父American Post)
2014年1月18日生 牝4 黒鹿毛 早来・ノーザンファーム生産 栗東・矢作芳人厩舎
16戦4勝(2018年11月11日現在)
(重賞勝利)2018年エリザベス女王杯(GI)、2016年アルテミスS(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2018-11-11 22:14 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 10月 21日

菊花賞はフィエールマンがハナ差の激戦を制し、史上最少キャリアV

今日、京都競馬場で行われたクラシック三冠最終戦・菊花賞(GI、3歳・芝3000m)は、中団やや前からレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の7番人気フィエールマンが、最後の直線馬場の真ん中から鋭く伸び、2番人気エタリオウとの接戦をハナ差制し優勝しました。

☆菊花賞結果
1着 フィエールマン  (C.ルメール) 3'06'1(良)
2着▲エタリオウ    (M.デムーロ)ハナ
3着△ユーキャンスマイル(武 豊) 1 1/2
4着◎ブラストワンピース(池 添) 3/4
5着 グローリーヴェイズ(福 永) 1/2

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 アイトーン C
  2人引き、首高い、落ち着きなし
2 グレイル      B
  普通、時折小走り
3 ブラストワンピース B+
  落ち着いて動き良し
4 ジェネラーレウーノ B
  発汗目立つ、時折小走り
5 エポカドーロ    B
  2人引き、前走より落ち着きなし
6 メイショウテッコン B
  2人引き、煩さはいつもよりまし
7 ユーキャンスマイル B
  普通、首高い
8 カフジバンガード  B
  普通
9 エタリオウ     B+
  2人引きでも落ち着いて動き良し
10 アフリカンゴールド B+ 
  2人引き、動き良し
11 コズミックフォース B+
  落ち着いて動き良し
12 フィエールマン   B+
  落ち着いてキビキビと力強い動き
13 タイムフライヤー  B
  2人引き、普通
14 グロンディオーズ  B+
  落ち着いて動き良し
15 オウケンムーン   B+
  落ち着いて動き良し、首高い
16 ステイフーリッシュ B
  2人引き、首を振るがいつもよりまし
17 シャルドネゴールド B
  2人引き、発汗目立つ
18 グローリーヴェイズ B
  2人引き、普通

今年の菊花賞は、トライアル神戸新聞杯(GII)を制したダービー馬ワグネリアンが回避したのは残念でしたが、春の実績馬と夏の上がり馬が揃い、どの馬にもチャンスがありそうな注目の一戦となりました。人気は、古馬相手の新潟記念(GIII)を完勝したブラストワンピースが単勝3.4倍で1番人気。前走神戸新聞杯(GII)でワグネリアンを上回る末脚で2着に好走したエタリオウが単勝3.6倍で2番人気。皐月賞馬エポカドーロが単勝5.5倍で3番人気。意外にも人気はこの3頭に集中しましたが、これら人気馬を破って優勝したのは、前走ラジオNIKKEI賞(GIII)2着以来の休み明けで挑んだ7番人気の伏兵フィエールマンでした。

フィエールマンのパドックは、落ち着いてキビキビと動きは良く、事前予想では無印でしたが買い目に加えることができたほどの好気配でした。レースはジェネラーレウーノが1000m通過62.7秒と超スローペースで逃げる展開となりましたが、フィエールマンは中団を追走。直線は馬場の真ん中からメンバー最速タイの上がり33.9倍の末脚を繰り出して、先に抜け出したエタリオウとの大接戦をハナ差制しました。わずかキャリア3戦、距離経験は1800mまでしかなかったにも関わらず優勝した馬の実力は、もちろんのこと、先週から土日重賞を勝ちまくり、神がかった活躍が続いている鞍上のC.ルメール騎手の好騎乗も光りました。なお、4戦目の菊花賞制覇は史上最少キャリアの快挙、関東馬の優勝は2001年マンハッタンカフェ以来17年振り、手塚貴久厩舎は初のクラシック制覇ということで、本当におめでとうございました!

2着は2番人気のエタリオウが人気どおりの好走。パドックは2人引きでも落ち着いて動きも良く、素晴らしいデキだったと思います。レースも勝ち馬とほぼ同じ位置から、メンバー最速タイの末脚を繰り出したものの、わずかハナ差及びませんでした。敗れたとはいえ勝ち馬に負けず劣らずの強い競馬を見せてくれたと思います。

3着は10番人気の伏兵ユーキャンスマイルが大健闘。パドックはやや首の高いところはありましたが落ち着いて周回していました。レースは後方から1・2着馬と同じ上がり3ハロンの末脚で伸びて上位に食い込みました。鞍上の武豊騎手は今秋GI3度目の3着。ベテランらしい素晴らしい手綱捌きが光りました。

なお、1番人気のブラストワンピースはパドックは上々の気配に見えたのですが、レースはエタリオウをマークする競馬も、外を回ったロスもあり4着まで。3番人気エポカドーロはパドックで落ち着きがなく、レースは好位から伸びを欠き8着。共に人気を裏切ってしまったのは残念でした。

終わってみれば上位を占めたのはリーディング上位のC.ルメール、M・デムーロ、4000勝ジョッキー武豊騎手で、「長距離戦は騎手で買え」の教訓をいやでも思い知らされる結果となった今年の菊花賞でした。

フィエールマン
父ディープインパクト 母リュヌドール(母の父Green Tune)
2015年1月20日生 牡3 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・手塚貴久厩舎
4戦3勝(2018年10月21日現在)
(重賞勝利)2018年菊花賞(GI)

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by Yuuichiro_K | 2018-10-21 22:27 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 10月 14日

おめでとう!アーモンドアイ!怒濤の末脚で秋華賞を制し史上5頭目の牝馬三冠達成

今日、京都競馬場で行われた3歳牝馬三冠レースの最終戦・秋華賞(GI、3歳牝・芝2000m)は、C.ルメール騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.3倍)に推されたアーモンドアイが後方追走から直線馬場の中央を豪快に鋭く伸び、逃げ粘った4番人気ミッキーチャームに1 1/4馬身差をつけて優勝。見事、1986年メジロラモーヌ、2003年スティルインラブ、2010年アパパネ、2012年ジェンティルドンナに続く史上5頭目の牝馬三冠競走制覇を達成しました。

☆秋華賞結果
1着◎アーモンドアイ  (C.ルメール)1'58'5(良)
2着 ミッキーチャーム (川 田)1 1/2
3着△カンタービレ   (武 豊)1
4着△サラキア     (池 添)3/4
5着 ラテュロス    (秋 山)ハナ

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 ラテュロス     B
  普通、首高い
2 カンタービレ    B
  普通、時折小走り
3 スカーレットカラー
  出走取消
4 ランドネ      B
  普通
5 サラキア      B
  普通
6 パイオニアバイオ  B+
  落ち着いて動き良し
7 ラッキーライラック B+
  休み明けでも太め感なし、動き良し
8 トーセンブレス   B
  2人引き、普通
9 サトノガーネット  B
  普通
10 オールフォーラヴ  B
  普通
11 アーモンドアイ   A
  2人引き、休み明けでも太め感なく力強い動き。迫力ある馬体目に付く
12 オスカールビー   B
  普通
13 ミッキーチャーム  B
  普通
14 ゴージャスランチ  B
  普通
15 ハーレムライン   B
  普通
16 プリモシーン    B
  2人引き、普通
17 サヤカチャン    B
  普通、時折小走り
18 ダンサール
  普通

今年の秋華賞は、春の牝馬クラシックを楽勝してきたアーモンドアイが、圧倒的人気を集めました。パドックは、オークス以来ということもありプラス14キロ。しかし、太め感はなく逆にパワーアップした印象で、2人引きでも落ち着いて周回しており好気配に見えました。ただ、スタート直前のゲート前では首を振っていた場面はありました。

レースは、ミッキーチャームが1000m59.6秒とスローペースで逃げたにも関わらず、縦長の展開となりましたが、アーモンドアイは慌てず騒がずじっくりと後方を追走。4コーナーでもまだ後方4番手で、先頭のミッキーチャームとはかなりの差があったのですが、直線で1頭次元の違う爆発的な末脚を繰り出し、先行馬群をまとめて交わしての完勝となりました。鞍上のC.ルメール騎手の馬を信じ切った手綱捌きも本当に素晴らしかったです。

また、国枝栄厩舎は、2010年のアパパネに続く2度目の牝馬三冠達成、これも本当に凄いことだと思います。完全に前残りの展開だったにも関わらず後方一気で力でねじ伏せる今日の勝ちっぷりは、まるでディープインパクトのようで、とにかくしびれました。この内容なら牡馬相手でもきっといい勝負になるはずで、今後の強豪牡馬との対決が本当に楽しみです。三冠レースの危なげない勝ちっぷりは歴代の中でも1番だと思いますし、ジェンティルドンナのような歴史的名牝になるのも夢ではないでしょう。どうか今後も無事に活躍してもらいたいと思います。

アーモンドアイの強さばかりが目立つレースとなりましたが、マイペースの逃げで2着に好走したミッキーチャームとアーモンドアイに次ぐ末脚を繰り出して3着に好走したカンタービレは、共に力を出し切った良い走りを見せてくれたと思います。
逆に2番人気のラッキーライラックは、いつになくゲートで煩いところを見せ、馬が苛立っていた影響か中団追走も伸びを欠き9着と完敗。力を出し切れなかったのは残念でした。

最後に今日は三冠達成を祝ってオークス優勝時のアーモンドアイの写真をいつもより大き目のサイズで掲載します。
歴史に残る牝馬三冠制覇、本当におめでとうございました!

アーモンドアイ(撮影日2018年5月20日・オークス)
父ロードカナロア 母フサイチパンドラ(母の父サンデーサイレンス)
2015年3月10日生 牝3 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・国枝栄厩舎
6戦5勝(2018年10月14日現在)
(重賞勝利)2018年桜花賞(GI)、オークス(GI)、秋華賞(GI)、シンザン記念(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2018-10-14 21:55 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 10月 09日

南部杯は3歳王者ルヴァンスレーヴが前年最優秀ダート馬ゴールドドリームを破り交流GI3勝目を飾る

昨日、岩手競馬場で行われた秋のダートマイル王決定戦・マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI、3歳上・ダート1600m)は、M.デムーロ騎手騎乗の2番人気ルヴァンスレーヴが好位追走から直線早めに抜け出し、ルヴァンスレーヴの直後からレースを進めていた1番人気ゴールドドリームの追撃を振り切り、1 1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆マイルCS南部杯結果(事前予想なし)
1着 ルヴァンスレーヴ (M.デムーロ)1'35'3(良)
2着 ゴールドドリーム (C.ルメール) 1 1/2
3着 メイショウウタゲ (酒 井) 3
4着 ノンコノユメ   (内 田) 4
5着 オールブラッシュ (田 辺) クビ

※パドックはチェックできませんでした。

早くも実現した3歳ダート王ルヴァンスレーヴVS前年の最優秀ダート馬ゴールドドリームの注目の対決は、期待どおり2頭のマッチレースとなりましたが、3歳馬ルヴァンスレーヴが危なげないレース運びで快勝、交流GI2連勝を飾りました。

2キロ軽い斤量差もあったので、まだ世代交代と言うのは早いかもしれませんが、王者ゴールドドリームを寄せ付けなかったのは見事でしたね。久しぶりに関東馬で出現したダート王の今後の活躍が本当に楽しみです。

ルヴァンスレーヴ(撮影日2018年6月17日・ユニコーンS)
父シンボリクリスエス 母マエストラーレ(母の父ネオユニヴァース)
2015年1月26日生 牡3 鹿毛 白老・(有)社台コーポレーション白老ファーム生産 美浦・萩原清厩舎
7戦6勝(2018年10月9日現在)
(重賞勝利)2018年マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)、ジャパンダートダービー(JpnI)、2017年全日本2歳優駿(JpnI)、2018年ユニコーンS(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2018-10-09 21:49 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 10月 08日

京都大賞典はサトノダイヤモンドが1年7ヶ月振りの復活V、重賞6勝目を飾る

今日、京都競馬場で行われた京都大賞典(GII)は、川田将雅騎手騎乗の1番人気サトノダイヤモンドが中団追走から直線鋭く伸び、後方3番手から追い込んだ4番人気レッドジェノヴァに1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆京都大賞典結果
1着▲サトノダイヤモンド (川 田)2'25'4(良)
2着 レッドジェノヴァ  (池 添)1/2
3着 アルバート     (J.モレイラ)1 3/4
4着○シュヴァルグラン  (福 永)1
5着 ブレスジャーニー  (和 田)3/4

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 モンドインテロ   B
  普通、時折小走り
2 サトノダイヤモンド A
  落ち着いて後肢の踏み込み力強い
3 ブレスジャーニー  B
  落ち着きないがいつものこと
4 レッドジェノヴァ  B
  普通
5 アルバート     B
  普通
6 ケントオー     B
  普通
7 プラチナムバレット B
  普通
8 シュヴァルグラン  C
  落ち着きなし
9 スマートレイアー  B
  普通
10 サンエイゴールド  B
  普通
11 ウインテンダネス  B+
  首高いが落ち着いて前走目黒記念と同じような雰囲気

今年の京都大賞典は、サトノダイヤモンドとシュヴァルグランの2頭のGIホースが出走。人気もこの2頭に集中していましたが、勝ったのは2番人気のサトノダイヤモンドでした。

サトノダイヤモンドのパドックは、後肢の踏み込みが力強く大変良く見えました。レースは、ウインテンダネスが大逃げを打つ展開となりましたが、サトノダイヤモンドはライバル・シュヴァルグランをマークするように中団を追走。直線で早め3番手に上がったシュヴァルグランら先行した馬達を外から楽々と交わし、一気に抜け出す正攻法の競馬で快勝となりました。

昨年のフランス遠征後、凡走が続いてピークを過ぎてしまったのかと心配していましたが、久しぶりに彼らしい素晴らしい末脚を見せてくれましたね。今年の宝塚記念でファン投票1番人気に推された人気馬の復活、嬉しく思います。1年7ヶ月振りの重賞制覇、本当におめでとうございました!

2着は4番人気の4歳牝馬レッドジェノヴァが健闘。パドックは初の重賞挑戦でも臆することなく落ち着いて周回していました。レースは序盤好位の内を追走、直線入り口で前が狭くなり後方3番手まで下がる場面もありましたが、再度内から馬群を割って伸びてきた末脚は目を見張るものがあり、勝ち馬に1/2馬身差まで迫ったのは見事でした。この内容なら(出走できれば)エリザベス女王杯(GI)でも好勝負できそうで今後が本当に楽しみです。

3着は3番人気の7歳の古豪アルバートが人気どおりの好走。パドックはいつもどおり落ち着いて周回していました。レースは後方でじっくり脚をためると、直線外から末脚を伸ばしてきました。相変わらずの長距離戦での安定した走り、お見事でした。

なお、1番人気のシュヴァルグランは好位追走も直線伸びを欠き4着に凡走。今日のパドックは、最近見られなかった落ち着きのなさで、あまり良く見えませんでした。目標が先ということで仕上がり途上だったのでしょうが、期待に応えられなかったのは残念でした。

サトノダイヤモンド(撮影日2016年12月25日・有馬記念)
父ディープインパクト 母マルペランサ(母の父Orpen)
2013年1月30日生 牡5 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・池江泰寿厩舎
16戦7勝(2018年10月8日現在)
(重賞勝利)2016年有馬記念(GI)、菊花賞(GI)、2018年京都大賞典(GII)、2017年阪神大賞典(GII)、2016年神戸新聞杯(GII)、きさらぎ賞(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2018-10-08 18:31 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 09月 23日

東西でダービー馬が貫禄の勝利!神戸新聞杯はワグネリアン、オールカマーはレイデオロが制す

今日、阪神競馬場で行われた菊花賞トライアル・神戸新聞杯(GII)は、藤岡康太騎手騎乗の2番人気ワグネリアンが、後方追走から直線力強く伸び、最後方から追い込んだエタリオウに1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆神戸新聞杯結果
1着○ワグネリアン   (藤岡康) 2'25'6(良)
2着 エタリオウ    (M.デムーロ)1/2
3着▲メイショウテッコン(松 山) アタマ
4着◎エポカドーロ   (戸 崎) 2 1/2
5着 ステイフーリッシュ(川 田) 1 3/4

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 ゴーフォザサミット B+
  落ち着いて動き良し
2 エタリオウ     B
  普通
3 ワグネリアン    B+
  2人引き、時折小走りもいつものこと、踏み込み力強い
4 ステイフーリッシュ B
  2人引き、首高く、小刻みに振って時折小走り
5 タイムフライヤー  B
  普通
6 メイショウテッコン B
  メンバー中、一番落ち着きないが、いつものこと
7 ビッグスモーキー  C
  2人引き、落ち着きなし
8 エポカドーロ    B+
  2人引き、落ち着いて力強い動き
9 アドマイヤアルバ  B
  2人引き、普通
10 ハーベストムーン  C
  落ち着きなし

今年の神戸新聞杯(GII)は、なんと18年振りにダービー馬と皐月賞馬が激突する注目の一戦となりました。人気もこのクラシックホース2頭(ワグネリアン、エポカドーロ)に集まりましたが、両馬の明暗はくっきり分かれる結果となり、勝ったのはダービー馬のワグネリアンでした。

ワグネリアンのパドックは、いつもどおり時折小走りになるなど気合いを表に出して周回。プラス10キロでも太め感はなく、馬体の成長を感じ、好気配だったと思います。レースは、メイショウテッコンが1000m通過61.9秒とスローペースで逃げる展開となりましたが、ワグネリアンは後方からじっくりレースを進めると、直線で上がり34.2秒の末脚を繰り出して、逃げ粘るメイショウテッコンをきっちり捕らえ、後方から追い込んできたエタリオウの追撃もおさえこみました。
福永騎手のアクシデントで急遽乗り代わった藤岡康太騎手、プレッシャーもあったでしょうが満点の騎乗だったと思います。また、ワグネリアンの母ミスアンコールは、先日の北海道胆振東部地震で命を落としており、母に捧げる勝利になりましたね。ダービー馬に相応しい強さを見せつけての重賞3勝目、本当におめでとうございました!

2着は3番人気のエタリオウ。パドックはプラス14キロでも太め感はなく、普通に落ち着いて周回していました。レースは最後方からの追い込み策となりましたが、直線の末脚はワグネリアンを上回る上がり33.9秒の鬼脚で勝ち馬に1/2馬身差まで迫りました。ダービー4着はフロックではなかったようですね。父がステイゴールドなら距離延長も望むところでしょうし、菊花賞は最有力候補の1頭になりそうです。それにしても友道康夫厩舎のワンツーフィニッシュ、お見事でした。

3着は6番人気のメイショウテッコンが健闘。パドックはメンバー中、一番落ち着きがありませんでしたが、いつものこと。気合いを表に出して周回していました。レースはスローのマイペースの逃げが打てたことで最後まで良く粘り、ワグネリアンとエタリオウにゴール直前差されてしまいましたが、力は出し切ってくれたと思います。

なお、1番人気のエポカドーロは、パドックは落ち着き十分で良い気配だったのですが、スタート直後躓いて出遅れる痛恨のアクシデント。ワグネリアンの後ろからレースを進めるという、いつもと違う競馬を強いられ4着と人気を裏切ってしまったのは残念でした。しかし菊花賞に向けて悲観する内容ではなかったです。引き続きマークは必要でしょう。

ワグネリアン(撮影日2018年5月27日・日本ダービー)
父ディープインパクト 母ミスアンコール(母の父キングカメハメハ)
2015年2月10日生 牡3 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・友道康夫厩舎
7戦5勝(2018年9月23日現在)
(重賞勝利)2018年日本ダービー(GI)、神戸新聞杯(GII)、2017年東京スポーツ杯2歳S(GIII)
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一方、中山競馬場で行われた天皇賞(秋)のステップレース・オールカマー(GII)は、C.ルメール騎手騎乗の1番人気レイデオロが、後方追走から直線最内を突いて力強く伸び、早めに抜け出した3番人気アルアインを首差交わして優勝しました。

☆オールカマー結果(事前予想なし)
1着 レイデオロ    (C.ルメール)2'11'2(良)
2着 アルアイン    (北村友)クビ
3着 ダンビュライト  (武 豊)3
4着 エアアンセム   (田 辺)クビ
5着 ショウナンバッハ (三 浦)アタマ

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 アルアイン     B+
  落ち着いて動き良し
2 ダンビュライト   B+
  落ち着いて動き良し
3 ガンコ       B
  普通
4 マイネルミラノ   B
  普通
5 ブライトバローズ  B
  普通
6 ショウナンバッハ  B
  普通
7 レイデオロ     C
  落ち着きなし
8 ゴールドアクター  B
  2人引き、普通
9 ミライヘノツバサ  C
  落ち着きなし
10 ブラックバゴ    B
  普通
11 エアアンセム    B
  落ち着きないがいつものこと
12 マイネルフロスト  B
  普通

3月のドバイシーマクラシック(首G1)以来、半年振りの出走だったレイデオロが、ダービー馬の貫禄を見せつけ快勝。秋の大一番に向けて幸先良いスタートを切りました。

パドックは、ジャパンCの時と比べ、テンションが高く正直良く見えなかった(馬券はダンビュライトの単複で勝負しました)のですが、全く問題なかったですね。レースは引っ掛かることなく中団やや後ろからレースを進めると、早めに抜け出したアルアインを直線できっちり捕らえたのは見事でした。

2着馬アルアイン(3番人気)、3着馬ダンビュライト(2番人気)のパドックは素晴らしい状態に見えただけに、人気どおりの好走は納得。ただ、決して本調子には見えなかったレイデオロに完敗した3着以下の馬は、今後の秋のGIでレイデオロを逆転するのはなかなか厳しそうです。

レイデオロ(撮影日2017年11月26日・ジャパンC)
父キングカメハメハ 母ラドラーダ(母の父シンボリクリスエス)
2014年2月5日生 牡3 安平・ノーザンファーム生産 美浦・藤沢和雄厩舎
9戦6勝(2018年9月23日現在)
(重賞勝利)2017年日本ダービー(GI)、2018年オールカマー(GII)、2017年神戸新聞杯(GII)、2016年ホーフプルS(GII)

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by Yuuichiro_K | 2018-09-23 23:53 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)