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カテゴリ:レース回顧( 531 )


2018年 04月 30日

天皇賞・春はレインボーラインが、GI10度目の挑戦で悲願の初制覇

昨日、京都競馬場で行われた古馬の長距離王決定戦・天皇賞・春(GI、4歳上・芝3200m)は、岩田康誠騎手騎乗の2番人気レインボーラインが後方追走から直線内を突いて鋭く伸び、早めに抜け出した1番人気シュヴァルグランをゴール直前クビ差交わして優勝しました。

☆天皇賞・春結果
1着▲レインボーライン (岩 田) 3'16'2(良)
2着◎シュヴァルグラン (H.ボウマン)クビ
3着○クリンチャー   (三 浦) 1/2
4着 ミッキーロケット (和 田) クビ
5着 チェスナットコート(蛯 名) 3/4

パドックの個人的な評価は以下の通り。(A良い、B普通、C平凡)

1 ミッキーロケット  B
  普通
2 チェスナットコート B
  普通、時折小走り
3 シホウ       B
  普通
4 カレンミロティック B+
  落ち着いて力強い動き
5 ヤマカツライデン  B
  普通、時折小走り
6 ガンコ       B+
  首高いが落ち着いて動き良し
7 ピンポン      B
  普通
8 クリンチャー    B+
  時折気合いを表に出すも伸びやかな動き
9 ソールインパクト  B
  普通
10 サトノクロニクル  C
  2人引き、落ち着きなし
11 シュヴァルグラン  B+
  落ち着いて動き良し
12 レインボーライン  A
  2人引きでもいつもより落ち着いて踏み込み力強い
13 トウシンモンステラ B
  普通
14 アルバート     B
  普通、時折小走り
15 トーセンバジル   B
  普通、時折小走り
16 スマートレイアー  B
  普通
17 トミケンスラーヴァ B
  普通
 
今年の春の天皇賞は、出走馬唯一のGIホースで、一昨年3着、昨年2着のシュヴァルグランが単勝3.0倍で1番人気。前哨戦の阪神大賞典(GII)の覇者レインボーラインが単勝6.0倍で2番人気。日経賞(GII)の覇者ガンコが単勝6.6倍で3番人気。京都記念(GII)の覇者クリンチャーが単勝8.0倍で4番人気。前走阪神大賞典2着のサトノクロニクルが単勝9.8倍の5番人気。ここまでが単勝10倍以下の人気を集めていました。レースは期待どおり、1・2番人気馬の争いとなりましたが、勝ったのはこれまでGIでは一息足りないレースが続いていたレインボーラインでした。

レインボーラインのパドックは、気合いを表に出しすぎることが多く、昨秋は一度もB+以上の評価をしなかったのですが、昨日のパドックは素晴らしかったです。2人引きでもどっしり落ち着いて、なにより力強い歩様が目につき、今まで見た中で一番良かったと思います。レースはヤマカツライデンが1000m通過60.1秒、1600m通過1分37秒6、2000m通過2分02秒8と昨年よりスピードを落としての逃げとなりましたが、レインボーラインはいつもどおり中団やや後ろを追走。勝負所の3~4コーナーで人気馬が早めに仕掛ける中、一呼吸置いてから追い出すと、岩田騎手得意の直線のイン突きが決まり、1番人気のシュヴァルグランをきっちりゴール直前で差し切りました。

ただ、ゴール後に岩田騎手が下馬するアクシデントが発生。大変心配されましたが、診断結果は右前肢跛行とのことで、精密検査の結果が判明しないとなんとも言えませんが、予後不良になるような重度の骨折ではなかったようで本当に良かったです。故障は残念でしたが、GI挑戦10度目で悲願の初制覇、おめでとうございました!

2着は1番人気のシュヴァルグラン。パドックは、昨年の天皇賞の時よりも落ち着きがあり、馬券は安心して(?)この馬から流せば大丈夫だろうと感じる上々の気配でした。レースは好位4番手を追走。2週目3コーナーで3番手、最終4コーナーでは2番手と早めに先頭にとりついて、直線抜け出す堂々の競馬でしたが、惜しくも末脚勝負の勝ち馬に内からすくわれてしまいました。3度目の正直ならず悔しい2着となりましたが、流石はジャパンC優勝馬、敗れたとはいえ、強い競馬を見せてくれたと思います。

3着は4番人気のクリンチャー。パドックはほどよく気合いを表に出しながらも、伸びやかな歩様で良く見せていました。レースは、好位追走から直線シュヴァルグランを目標に末脚を伸ばしましたが、上位2頭には及びませんでした。それでも、急遽、武豊騎手から乗り代わった三浦皇成騎手は、テン乗りながら気性的に行きたがる難しい馬を良く御していたと思います。

なお、3番人気のガンコは、前走日経賞同様、積極的なレース運びで4角先頭も最後は脚をなくして14着に大敗。初のGI戦でしたし、仕方のないところでしょうか。5番人気サトノクロニクルは阪神大賞典の時より落ち着きがなかったですね、共に期待に応えられなかったのは残念でした。

それにしても、ステイゴールド産駒は春の天皇賞は強いですねえ。これで過去6年で4度目の勝利となりました。そして長距離戦に強いハーツクライ産駒ですが、またしても2着まで。毎年のように上位入線馬を出しているのですが、勝ちきれないのは本当に不思議です。

レインボーライン(撮影日2017年12月24日・有馬記念)
父ステイゴールド 母レーゲンボーゲン(母の父フレンチデピュティ)
2013年4月1日生 牡5 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・浅見秀一厩舎
22戦5勝(2018年4月30日現在)
(重賞勝利)2018年天皇賞・春(GI)、阪神大賞典(GII)、2016年アーリントンC(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2018-04-30 09:47 | レース回顧 | Trackback | Comments(2)
2018年 04月 08日

後方一気の剛脚炸裂!桜花賞はアーモンドアイがレースレコードで完勝、3連勝でGI初制覇

今日、阪神競馬場で行われた牝馬クラシック第一弾・桜花賞(GI、3歳牝・芝1600m)は、C.ルメール騎手騎乗の2番人気アーモンドアイが、後方2番手追走から直線大外一気に鋭く伸び、好位から抜け出した1番人気ラッキーライラックをに1 3/4馬身差をつけて優勝しました。

☆桜花賞結果
1着▲アーモンドアイ  (C.ルメール)1'33'1(良)レースレコード
2着◎ラッキーライラック(石 橋)1 3/4
3着△リリーノーブル  (川 田)1/2
4着△トーセンブレス  (柴田善)1 3/4
5着△マウレア     (武 豊)ハナ

※パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 ラッキーライラック B+
  落ち着いて動き良し
2 アマルフィコースト
  出走取消
3 リバティハイツ   B+   
  前走フィリーズレビューと同様落ち着いて力強い動き
4 アンコールプリュ  B
  普通
5 レッドサクヤ    B
  普通、時折小走り
6 スカーレットカラー B
  普通
7 トーセンブレス   B+
  2人引き、踏み込み力強い
8 ハーレムライン   B
  普通、時折小走り
9 リリーノーブル   B+
  落ち着いて力強い動き
10 アンヴァル     B
  2人引き、普通
11 コーディエライト  C
  落ち着きなし
12 デルニエオール   C
  落ち着きなし
13 アーモンドアイ   B+
  落ち着いて伸びやかな動き
14 レッドレグナント  B
  普通
15 プリモシーン    B
  2人引き、普通、時折小走り
16 フィニフティ    A
  2人引き、小さな身体を大きく見せる力強い動き
17 マウレア      B
  普通
18 ツヅミモン     B
  2人引き、落着きなし

今年の桜花賞は、トライアル・チューリップ賞(GII)を圧勝した4戦4勝の2歳女王ラッキーライラックが単勝1.8倍の圧倒的1番人気。牡馬相手のシンザン記念(GIII)で豪快な末脚で完勝したアーモンドアイが単勝3.9倍で2番人気。阪神JF(GI)2着、チューリップ賞(GII)と堅実なレースを続けているリリーノーブルが単勝7.4倍で3番人気。この3頭のみが単勝10倍以下の人気を集めていました。レースは人気3頭が上位を占めたのですが、圧巻の走りで勝利したのはアーモンドアイでした。

アーモンドアイのパドックは、休み明けでも大変落ち着いて伸びやかな歩様を見せ、なかなか良く見えました。レースはコーディエライトが1000m通過58.7秒と澱みのないペースで逃げる展開となりましたが、アーモンドアイは後方2番手をじっくり追走。4コーナーでもまだ後方2番手でしたが、直線大外からメンバー中ダントツの上がり33.2秒の爆発的な末脚を繰り出して、好位から抜け出した無敗の2歳女王ラッキーライラックを並ぶ間もなく差し切ったのは見事でした。なお、勝ち時計は厩舎の先輩・三冠馬アパパネが記録した桜花賞レコードを0.2秒更新する素晴らしいタイム。また、父ロードカナロアは初年度産駒からいきなりクラシックホース輩出となりました。レース後のC.ルメール騎手が語っていたように、彼女は牝馬三冠を狙える逸材のようです。どうか無事にクラシック路線を歩んでもらいたいと思います。

2着は1番人気のラッキーライラック。パドックはいつもどおり落ち着いて歩様も力強く好調子に見えました。レースも好スタートから好位3番手を追走。直線で満を持して抜け出す万全のレース運びだったのですが、勝ち馬の桁外れの末脚に屈しました。相手が悪かったとしかいいようがないですね。

3着は3番人気のリリーノーブルが人気どおりの好走。パドックは相変わらず落ち着いて踏み込み力強く、ラッキーライラック、アーモンドアイにも負けない好気配でした。レースは中団から良く伸びているのですが、上位2頭には及びませんでした。力は出し切ったと思います。

それにしても、人気馬がほぼ上位を占めたように、実力馬が持てる力を出し切った素晴らしいレースとなった今年の桜花賞でした。

アーモンドアイ
父ロードカナロア 母フサイチパンドラ(母の父サンデーサイレンス)
2015年3月10日生 牝3 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・国枝栄厩舎
4戦3勝(2018年4月8日現在)
(重賞勝利)2018年桜花賞(GI)、シンザン記念(GIII)

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by Yuuichiro_K | 2018-04-08 21:51 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 03月 25日

新短距離王誕生!高松宮記念はファインニードルが重賞2連勝でGI初制覇

今日、中京競馬場で行われた春のスプリント王決定戦・高松宮記念(GI、3歳上・芝1200m)は、川田将雅騎手騎乗の2番人気ファインニードルが、中団追走から直線外鋭く伸び、同じく中団追走から内を突いて先に抜け出した3番人気レッツゴードンキをゴール直前ハナ差交わして優勝しました。

☆高松宮記念結果
1着△ファインニードル (川 田) 1'08'5(良)
2着△レッツゴードンキ (岩 田) ハナ
3着 ナックビーナス  (三 浦) 1/2
4着◎ダンスディレクター(武 豊) 1/2
5着△ブリザード    (K.ティータン)クビ

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 セイウンコウセイ  B
  普通
2 リエノテソーロ   B     
  普通
3 ブリザード     B    
  2人引き、普通
4 スノードラゴン   B
  普通、時折小走り
5 ノボバカラ     B
  普通
6 レッドファルクス  B
  普通、前肢の出がやや硬い
7 ナックビーナス   B
  普通
8 レッツゴードンキ  B+
  フェブラリーSの時より落ち着いて伸びやかに周回
9 ファインニードル  A
  落ち着いて後肢の踏み込みが大変力強い
10 ダイアナヘイロー  B
  落ち着きないがいつものこと
11 ダンスディレクター B
  普通
12 ネロ        B
  普通
13 レーヌミノル    B+
  落ち着いてゆったりと周回
14 ラインミーティア  B
  普通
15 ジューヌエコール  B+
  2人引きでも落ち着いて伸びやかな動き
16 シャイニングレイ  C
  落ち着きなし
17 キングハート    B
  普通
18 ラインスピリット  B
  普通、首高い

今年の高松宮記念(GI)は、昨年の最優秀短距離馬レッドファルクスが単勝2.3倍で1番人気。前哨戦のシルクロードS(GIII)の覇者ファインニードルが単勝5.5倍で2番人気。昨年の春秋スプリントGIで連続2着のレッツゴードンキが単勝6.3倍で3番人気。スプリント重賞2勝、前走阪神C(GII)2着のダンスディレクターが単勝8.1倍で4番人気。この4頭が単勝10倍以下の人気を集めていましたが、勝ったのは上位人気の一角、ファインニードルでした。

ファインニードルのパドックは、昨年初めて直に見たスプリンターズS(GI)の時と比べると、後肢の踏み込みが大変力強く、前に進む推進力が目に付き、予想では△評価でしたが本命馬に代えて単複馬券を購入してしまうくらい大変素晴らしいデキに見えました。レースは昨年の覇者セイウンコウセイが前半33.3秒とやや早いペースで逃げましたが、ファインニードルは先行グループの直後7.8番手を追走。直線外に進路を取ると、ほぼ同じ位置にいたナックビーナスと併せ馬の形で力強く伸びて、内を突いて抜け出したレッツゴードンキをゴール直前で交わしました。これで昨年秋以降、セントウルS(GII)、シルクロードS(GIII)に続くスプリント重賞制覇となり、新たなスプリント王者が誕生したと言っても過言ではないでしょう。今後もスプリント界を引っ張る存在になってほしいと思います。また、川田将雅騎手は高松宮記念初勝利、高橋義忠厩舎は開業8年目で初のGI制覇ということで、共におめでとうございました!

2着のレッツゴードンキは、小走りになる場面が多かった前走フェブラリーSの時より落ち着きがあり、なかなか良い雰囲気で周回していました。レースは先行グループの直後追走から、直線内を突いて、いったんは完全に抜け出したのですが、惜しくも勝ち馬にハナ差交わされてしまいました。それでも昨年から国内スプリントGI3戦連続2着と相変わらずの堅実な走り、本当に立派だと思います。

3着は10番人気の伏兵ナックビーナスが大健闘。パドックは連戦(12月以降4戦目)の疲れも見せず、普通に落ち着いて周回していました。レースは勝ち馬とほぼ同じ位置から併せ馬の形で良く伸びてきました。こちらもスプリント戦で安定した成績を残してきましたが、GIの舞台でも通用することを見せてくれましたね、良く頑張ったと思います。

なお、1番人気のレッドファルクスは8着に凡走。パドックは前肢の出が硬く万全には見えませんでしたが、レースもスタートから行き脚がつかず、4コーナー後方2番手では勝負にならなかったですね。ぼちぼち年齢的な衰えが出てきたのかもしれません。個人的に期待していた4番人気ダンスディレクターは4着。レース前半コーナーでスムースに走れず(ブレーキがかかるような場面があった)位置取りが悪くなってしまったのが痛恨、直線内から良く追い上げただけにもったいないレースでした。

ファインニードル(撮影日2017年10月1日・スプリンターズS)
父アドマイヤムーン 母ニードルクラフト(母の父Mark of Esteem)
2013年4月26日生 牡5 鹿毛 日高・ダーレー・ジャパン・ファーム(有)生産 栗東・高橋義忠厩舎
24戦8勝(2018年3月25日現在)
(重賞勝利)2018年高松宮記念(GI)、2017年セントウルS(GII)、2018年シルクロードS(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2018-03-25 22:37 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 03月 18日

スプリングSはステルヴィオが人気に応え重賞初制覇

今日、中山競馬場で行われた皐月賞トライアル・スプリングS(GII)は、C.ルメール騎手騎乗の1番人気ステルヴィオが、中団やや後ろ追走から直線力強く伸び、2番手から抜け出した3番人気エポカドーロをゴール直前ハナ差捕らえて優勝しました。

☆スプリングS結果
1着○ステルヴィオ    (C.ルメール)1'48'1(良)
2着◎エポカドーロ    (戸 崎)ハナ
3着 マイネルファンロン (柴田大)3 1/2
4着 バールドバイ    (北村宏)ハナ
5着 レノヴァール    (北村友)アタマ

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 バールドバイ    C
  2人引き、落ち着きなし
2 ルーカス      B
  普通、首高い、時折小走り
3 コスモイグナーツ  B
  普通、時折小走り
4 レノヴァール    B+
  首小刻みに振るも動き良し
5 エポカドーロ    B+
  2人引きでも落ち着いて力強い動き
6 ハッピーグリン   A
  パドックの外を大きく周回して踏み込み力強い
7 ビッグスモーキー  B
  普通
8 ステルヴィオ    B
  2人引き、つる首、普通
9 ファルツァエフ   B
  普通、時折小走り
10 カフジバンガード  B
  2人引き、普通
11 ゴーフォザサミット B
  普通、共同通信杯の時より動き目立たない
12 マイネルファンロン B
  普通
13 ライトカラカゼ   B
  普通、時折小走り

今年のスプリングSは、朝日杯FS(GI)2着以来のステルヴィオが単勝2.3倍で1番人気。GI6勝馬モーリスの全弟・良血馬ルーカスが単勝4.6倍で2番人気。未勝利、あすなろ賞(500万下)連勝中のエポカドーロが単勝5.3倍で3番人気。前走共同通信杯(GIII)4着馬ゴーフォザサミットが単勝7.8倍で4番人気。この4頭が単勝10倍以下の人気を集めていましたが、レースは上位人気の2頭、ステルヴィオとエポカドーロの一騎打ちとなり、ハナ差の接戦をわずかにステルヴィオが制しました。

ステルヴィオのパドックは、つる首で気合いを表に出して周回していましたが、チャカつくことはなく、休み明けでも気配は悪くなかったです。レースはここ2戦、後方からの競馬でしたが、今日はいつもより前の中団やや後ろを追走。直線はいつもどおり力強い末脚を繰り出し、メンバー中最速の上がり34.1秒で伸びて、早めに抜け出したエポカドーロをゴール直前できっちり差し切りました。さすが、2歳王者ダノンプレミアム以外には負けていない馬だけのことはありました。なお、父ロードカナロアはスプリント・マイルGIを制したように短距離馬のイメージがありますが、産駒は1800m戦になっても末脚が鈍りませんでしたね。更に距離が伸びる皐月賞も同じような走りができるのか引き続き注目していきたいです。

2着は3番人気のエポカドーロ。パドックは2人引きでも落ち着き十分、歩様も力強く、なかなか良く見えました。レースは大逃げを打ったコスモイグナーツから離れた2番手を追走。いつもどおりマイペースで先行できたこともあり、最後の直線も余力十分に2番手から力強く抜け出して後続を突き放し、勝ち馬と最後まで大接戦を演じました。惜しくもハナ差敗れたとはいえ、強い競馬を見せてくれたと思います。

3着は6番人気のマイネルファンロンが健闘。パドックは普通に落ち着いて周回していました。レースは好位4・5番手を追走すると、最後までしぶとく伸びて見事皐月賞優先出走権を獲得しました。相手なりに走るいつもどおりの走りができましたね。

なお、2番人気のルーカスは、パドックで首を高くして時折小走り、あまり目立つ感じはなかったです。レースも後方侭、見せ場なく終わってしまいました。まだ馬が若い印象で、前走ホープフルSに続き人気を裏切ってしまったのは残念でした。
それにしても、2着馬と3着馬との差が3 1/2馬身も開いたように、今日のところは1・2着馬の力が抜けていた今年のスプリングSでした。

ステルヴィオ(撮影日2017年10月7日・サウジアラビアRC)
父ロードカナロア 母ラルケット(母の父ファルブラヴ)
2015年1月15日生 牡3 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・木村哲也厩舎
5戦3勝(2018年3月18日現在)
(重賞勝利)2018年スプリングS(GII)
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by Yuuichiro_K | 2018-03-18 19:04 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 03月 11日

またも強い4歳世代!金鯱賞はスワーヴリチャードが重賞3勝目を飾る

今日、中京競馬場で行われた大阪杯(GI)のステップレース・金鯱賞(GII、4歳上・芝2000m)は、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気スワーヴリチャードが2番手追走から直線力強く伸び、逃げ粘った8番人気サトノノブレスに1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆金鯱賞結果
1着○スワーヴリチャード(M.デムーロ)2'01'6(良)
2着 サトノノブレス  ( 幸 ) 1/2
3着◎サトノダイヤモンド(C.ルメール) 1
4着 ヤマカツエース  (池 添) 2 1/2
5着△ダッシングブレイズ(北村宏) 1/2

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 ヤマカツエース   B
  普通
2 メートルダール   B
  普通
3 ブレスジャーニー  B+
  以前より落ち着いてキビキビと動き良し
4 サトノノブレス   B
  普通
5 サトノダイヤモンド B+
  大変落ち着いて堂々と周回
6 ダッシングブレイズ C
  2人引き、落ち着きなし
7 デニムアンドルビー B
  普通
8 アクションスター  B
  普通
9 スワーヴリチャード B+
  落ち着いて力強い動き

今年の金鯱賞は、昨年のダービー2着、有馬記念4着など4歳世代トップクラスの実力馬スワーヴリチャードが単勝1.6倍の圧倒的人気を集めました。GI2勝と実績最上位のサトノダイヤモンドは、凱旋門賞(仏G1)15着大敗以来ということもあり単勝3.3倍の2番人気。オッズ的にはこの2頭の一気討ちムードでしたが、人気に応えたのは伸び盛りの4歳馬スワーヴリチャードでした。

スワーヴリチャードのパドックは、相変わらず落ち着いて力強い動きを見せ、なかなか良く見えました。レースはサトノノブレスが1000m通過63秒と超スローペースで逃げる展開となりましたが、首を高くして行きたがる場面もありながらも3コーナーで早めに2番手に上がると、最後の直線できっちり逃げたサトノノブレスを捕らえました。これで左回りは5戦3勝2着2回とパーフェクト連対、安定した走りは本当に見事です。本番の大阪杯(GI)は右回りとなりますが、おそらく1番人気になるでしょう。悲願のGI制覇に向けて上々の走りを見せてくれたと思います。

2着は凱旋門賞16着大敗から久しぶりのレースだった8番人気の古豪サトノノブレスが逃げ粘って大健闘。超スローの単騎逃げで展開が向いたということでしょう。それにしても、これまでサトノダイヤモンドのラビット役を務めることが多く、脇役に甘んじていた馬がサトノダイヤモンドに先着してしまうとは、なかなかに痛快ではありました。8歳になっても、これだけ走れたのは本当に立派、まだまだ元気ですね。良く頑張ったと思います。

3着は2番人気のサトノダイヤモンド。一週前追い切りで遅れをとるなど本調子には程遠いと言われていたので、パドックを注目していましたが落ち着き十分で思っていたより雰囲気は良かったです。レースも後方4番手からメンバー中最速の上がり33.7秒の末脚を繰り出してGI馬の意地は見せました。ただ物足りなかったのも確かで、復調途上なのかそれともピークを過ぎてしまったのかは次走ではっきりするでしょう。

なお、3連覇を狙った3番人気のヤマカツエースは3番手追走も伸び一息で4着まで。こちらは近走成績からもピークを過ぎてしまったのでしょう。力は出し切ったと思います。
それにしても、AJC杯のダンビュライト、京都記念のクリンチャー、中山記念のウインブライトに続くスワーヴリチャードの金鯱賞制覇ということで、中距離重賞で4歳馬の活躍が目覚ましいですね。同世代のライバル達の再戦が今から本当に楽しみです。

スワーヴリチャード(撮影日2017年11月5日・アルゼンチン共和国杯)
父ハーツクライ 母ピラミマ(母の父Unbridled's Song)
2014年3月10日生 牡3 栗毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・庄野靖志厩舎
9戦4勝(2018年3月11日現在)
(重賞勝利)2018年金鯱賞(GII)、2017年アルゼンチン共和国杯(GII)、共同通信杯(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2018-03-11 22:23 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 03月 04日

2歳王者の貫禄!弥生賞はダノンプレミアムが無敗対決を制し4連勝で皐月賞に王手

今日、中山競馬場で行われた皐月賞トライアル・弥生賞(GII、3歳・芝2000m)は、川田将雅騎手騎乗の1番人気ダノンプレミアムが、2番手追走から直線力強く伸びて、中団から追い込んだ2番人気ワグネリアンに1 1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆中山記念結果
1着○ダノンプレミアム(川 田) 2'01'2(良)
2着◎ワグネリアン  (福 永) 1 1/2
3着△ジャンダルム  (武 豊) 1/2
4着 サンリヴァル  (藤岡佑) ハナ
5着 リビーリング  (戸 崎) 3

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 オブセッション   B+
  落着いて伸びやかな歩様
2 アウラン      B
  普通
3 ジャンダルム    B
  普通、時折小走り
4 リビーリング    C
  2人引き、落ち着きなし
5 ヘヴィータンク   B+
  初出走でも落ち着いて力強い歩様
6 アサクサスポット  B+
  2人引き、好馬体目に付く
7 トラストケンシン  C
  2人引き、落ち着きなし
8 ワグネリアン    B
  2人引き、落ち着きないが前走東京スポーツ杯2歳Sと同じような雰囲気
9 ダノンプレミアム  B
  2人引き、時折小走りになるなどサウジアラビアRCの時より煩い
10 サンリヴァル    B
  普通

今年の弥生賞は、前走朝日杯FS(GI)をレコード勝ちした3戦3勝の2歳王者ダノンプレミアムが単勝1.8倍で1番人気。前走東京スポーツ杯2歳S(GIII)を3馬身差で圧勝した3戦3勝のワグネリアンが単勝3.6倍で2番人気。前走シクラメン賞(500万下)を2歳レコード勝ちした2戦2勝のオブセッションが単勝4.7倍で3番人気。この3頭が単勝5倍以下の人気を集め、底を見せていない3頭の無敗対決が大注目のレースとなりましたが、終わってみれば1番人気に推されたダノンプレミアムの強さが断然光った一戦となりました。

ダノンプレミアムのパドックは、いつになく落ち着きがなく、正直それほど良いとは思えませんでした。しかし、レースは逃げたサンリヴァルの離れた2番手をそれほど掛かることなくスムースに追走。4角で早々と射程圏に捕らえると馬場の良い外めに進路をとる余裕十分の走りで一気に抜け出しての完勝となりました。素質馬が集結したレースを制し、本番の皐月賞(GI)も1番人気になるのは間違いないでしょう。無敗の快進撃がどこまで続くのか、今後の走りが本当に楽しみです。

2着は2番人気のワグネリアン。パドックは終始小走りで落ち着きがありませんでしたが、前走と同じような雰囲気でした。レースは5番手を追走、直線メンバー最速の上がり33.7秒の末脚を繰り出すもダノンプレミアムの影を踏むことはできませんでした。ただ、皐月賞はともかく、直線の長い日本ダービーではダノンプレミアムの脅威になりそうだと思わせる走りを見せてくれたと思います。

3着は4番人気のジャンダルム。パドックは、時折小走りになるもイレ込みという感じではなかったです。レースは好位追走から4角で3番手に上がりましたが、逃げ粘るサンリヴァルを交わすのが精一杯で勝ち馬には突き放され、ワグネリアンに差し込まれてしまいました。武豊騎手は完璧なレース運びをしていただけに、2強には完敗の内容でした。

なお、3番人気のオブセッションは、パドックで3強の中で一番落ち着いて良く見せていましたが、レースは4コーナーで大きく膨れるロスもあって7着に完敗。若さを露呈して全く勝負になりませんでした。ただ、将来性はあると思うので、なんとか巻き返してもらいたいです。

ダノンプレミアム(撮影日2017年10月7日・サウジアラビアRC)
父ディープインパクト 母インディアナギャル(母の父Intikhab)
2015年4月3日生 牡3 青鹿毛 新ひだか・ケイアイファーム生産 栗東・中内田充正厩舎
4戦4勝(2018年3月4日現在)
(重賞勝利)2017年朝日杯FS(GI)、2018年弥生賞(GII)、2017年サウジアラビアRC(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2018-03-04 22:34 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 02月 25日

中山記念は、ウインブライトがGI馬3頭を退け快勝、重賞3勝目を飾る

今日、中山競馬場で行われた中山記念(GII、4歳上・芝1800m)は、松岡正海騎手騎乗の2番人気ウインブライトが、4番手追走から直線力強く伸び、2番手追走から粘り強く伸びた5番人気アエロリットをクビ差おさえて優勝しました。

☆中山記念結果
1着◎ウインブライト  (松 岡) 1'47'6(良)
2着△アエロリット   (横山典) クビ
3着△マルターズアポジー(柴田善) アタマ
4着 サクラアンプルール(蛯 名) 1 1/4
5着▲ペルシアンナイト (M.デムーロ)クビ

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 マイネルサージュ  B
  普通
2 サクラアンプルール B
  普通
3 ヴィブロス     B
  2人引き、普通
4 ペルシアンナイト  A
  落ち着いて歩様力強い
5 ウインブライト   B+
  以前よりも落ち着いて力強い踏み込み
6 マイネルハニー   B   
  普通
7 ディサイファ    B
  普通
8 マルターズアポジー B
  小走りで落ちつきないがいつものこと
9 ショウナンバッハ  B
  普通
10 アエロリット    B
  2人引き、時折小走り

今年の中山記念は、10頭立てながらGIホース3頭を含む重賞勝ち馬8頭が出走。大阪杯(GI)、ドバイ遠征に向けて注目のレースとなりました。人気は昨年のマイルCS(GI)の覇者ペルシアンナイトが単勝2.1倍で1番人気。以下、ウインブライト、ヴィブロス、サクラアンプルール、アエリロットが単勝10倍以下の人気を集め、混戦模様のオッズとなっていましたが、勝ったのは上位人気の一角、2番人気ウインブライトでした。

ウインブライトのパドックは、以前は煩いところのあった馬でしたが、今日も前走中山金杯(GIII)の時と同様、ほとんどチャカつくことなく、落ち着いて力強い歩様で周回。GIホースに混じっても遜色ない好気配に見えました。レースはマルターズアポジー、アエロリット、ディサイファに続く4番手を追走。4コーナー手前で先行馬の直後まで追い上げると、直線は逃げ粘るマルターズアポジーを目標に力強く伸びて、きっちり差し切りました。これで中山1800mは3戦3勝、得意の舞台とはいえ、GIホース相手に快勝したことで今後が楽しみです。重賞3勝目、おめでとうございました!

2着は2番手追走から粘った5番人気のアエロリット。パドックは2人引きで小走りになるなど煩かったですが、気合いを表に出すタイプでいつものこと。レースは逃げたマルターズアポジーの2番手追走から、直線は早々とウインブライトに交わされたのですが、内からもう一度懸命に伸びて逃げたマルターズアポジーとの接戦を制しました。秋華賞以来の休み明けでしたが、上手く立ち回ってGI馬の底力を見せてくれたと思います。

3着は逃げ粘った6番人気のマルターズアポジーが健闘。パドックは一番落ち着きがなかったですが、こちらもいつものこと。同型のマイネルハニーが出遅れたことで単騎逃げとなり、後続を大きく離しながらも1000m通過は59.2秒と彼にとっては楽なペース。最後の直線も余力十分でした。ウインブライト、アエロリットには差されたものの、最後まで良く粘りました。

なお、1番人気のペルシアンナイトは、休み明けでもパドックは力強い歩様を見せ、大変良く見せていたのですが、前残りの展開にもかかわらず最後方からの競馬では厳しかったです。メンバー中最速の上がり34.4秒で追い込むも5着が精一杯でした。3番人気のヴィブロスは8着。前走引っかかったことから、折り合いに専念する感じで後方からの競馬となって、前年同様上位争いできませんでした。共に人気を裏切ったのは残念でした。

ウインブライト(撮影日2017年10月8日・毎日王冠)
父ステイゴールド 母サマーエタニティ(母の父アドマイヤコジーン)
2014年5月12日生 牡4 芦毛 新冠・コスモヴューファーム生産 美浦・畠山吉宏厩舎
12戦5勝(2018年2月25日現在)
(重賞勝利)2018年中山記念(GII)、2017年スプリングS(GII)、福島記念(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2018-02-25 20:22 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 01月 31日

ケイティブレイブとスーパーブルーブラッドムーン

今日、川崎競馬場で行われた今年最初の国内GI(級)レース・川崎記念(JpnI、4歳上・ダート2100m)は、福永祐一騎手騎乗の1番人気ケイティブレイブが好スタートから先手を奪って逃げると、最後まで後続を寄せ付けず、4番人気アポロケンタッキーに1 1/2馬身差をつけて、鮮やかに逃げ切りました。

☆川崎記念結果(事前予想なし)
1着 ケイティブレイブ (福 永)2'14'9(稍重)
2着 アポロケンタッキー(内 田)1 1/2
3着 アウォーディー  (武 豊)1
4着 グレンツェント  ( 森 )1/2
5着 サウンドトゥルー (大 野)5

昨年秋、日本テレビ盃(JpnII)3着、JBCクラシック(JpnI)2着、チャンピオンズC(GI)4着、東京大賞典(GI)3着と惜敗が続いていたケイティブレイブが、今日は思い切った逃げで帝王賞(JpnI)以来となる2度目の交流GI制覇を飾りました。昨秋はもどかしいレースが続いていただけに、開き直ったかのような積極策が功を奏した感じがしました。
なお、2着は2番手追走のアポロケンタッキーということで、行った行ったの競馬となりましたね。また、今年も上位はJRA勢が独占、地方馬は見せ場なく終わったのは残念でした。

ケイティブレイブ(撮影日2017年12月29日・東京大賞典)
父アドマイヤマックス 母ケイティローレル(母の父サクラローレル)
2013年5月11日生 牡5 栗毛 新ひだか・岡野牧場生産 栗東・目野哲也厩舎
26戦8勝(2018年1月31日現在)
(重賞勝利)2018年川崎記念(JpnI)、2017年帝王賞(JpnI)、2016年浦和記念(JpnII)、兵庫チャンピオンシップ(JpnII)、2017年名古屋大賞典(JpnIII)、2016年白山大賞典(JpnIII)
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それから、今日は3年振りに皆既月食が観測されました。東京は曇り予報でしたが、無事見ることができました!珍しいスーパーブルーブラッドムーンということで、月の写真もどうぞ!
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皆既月食直前の月です。

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皆既月食。赤みがかった血のような色となり、正にブラッドムーンとなりました。

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by Yuuichiro_K | 2018-01-31 23:44 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 01月 21日

4歳馬ワンツーで世代交代をアピール!AJC杯はダンビュライトが重賞初制覇

今日、中山競馬場で行われたAJC杯(GII・4歳上、芝2200m)は、M.デムーロ騎手騎乗の2番人気ダンビュライトが、2番手追走から直線早めに抜け出し、4コーナー離された3番手から追い上げた1番人気ミッキースワローに2馬身差をつけて優勝しました。

☆AJC杯結果
1着○ダンビュライト  (M.デムーロ)2'13'3(良)
2着◎ミッキースワロー (横山典) 2
3着 マイネルミラノ  (柴田大) 1/2
4着 ディサイファ   (蛯 名) 3/4
5着 トーセンビクトリー(田 辺) 1 1/2

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 レジェンドセラー  B+
  2人引き、力強い歩様
2 トミケンスラーヴァ B
  普通
3 ミッキースワロー  B
  普通、時折小走り
4 シホウ       B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
5 ゴールドアクター  B
  2人引き、つる首、普通
6 ディサイファ    B
  普通
7 ダンビュライト   B+
  2人引き、落ち着いて伸びやかな歩様
8 ショウナンバッハ  B
  普通
9 マイネルミラノ   B
  普通
10 マイネルディーン  B
  普通
11 トーセンビクトリー B
  普通

昨年の牡馬クラシック路線で堅実な走りを続けてきたダンビュライトが、好位から危なげないレース運びで完勝、待望の重賞初制覇を飾りました。
パドックはいつも良く見せる馬ですが、今日も2人引きでも落ち着いて力強い歩様を見せ、好気配だったと思います。
レースはマイネルミラノが1000m通過61.3秒とスローペースで逃げながらも、後続を大きく引き離す展開となりましたが、ダンビュライトは3番手以下を大きく引き離して2番手を追走。4コーナーではマイネルミラノを射程圏に捕らえると、直線で早々と捕らえての快勝となりました。ライバルが休み明けで走らなかった感もありますが、レースセンスの高さで人気馬を完封したのはお見事でした。重賞初制覇、おめでとうございました!

2着は1番人気のミッキースワロー。パドックは時折小走りになる場面はありましたが、イレ込みというほどではなかったです。レースは後方追走から、早めに動いて4コーナーでは3番手まで押し上げたものの、早めに抜け出した勝ち馬の影を踏むことはできず2着に上がるのが精一杯でした。それでもメンバー中最速の上がり34.8秒の末脚を繰り出し、力は示したと思います。

なお、3番人気のゴールドアクターはよもやの11着に大敗。宝塚記念以来、久しぶりのレースの割にパドックは落ち着いていたものの、調教の動きが本来の動きではなかったように本調子とは程遠かったようです。ただ、年齢的にもピークを過ぎた感もあり、今後の巻き返しは厳しいかもしれません。

ダンビュライト(撮影日2017年5月28日・日本ダービー)
父ルーラーシップ 母タンザナイト(母の父サンデーサイレンス)
2014年3月3日生 牡4 黒鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・音無秀孝厩舎
11戦3勝(2018年1月21日現在)
(重賞勝利)2018年AJC杯(GII)
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by Yuuichiro_K | 2018-01-21 20:09 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 01月 08日

シンザン記念は、アーモンドアイが大外一気に差し切り、ロードカナロア産駒重賞初制覇

今日、京都競馬場では、3歳マイル重賞・シンザン記念(GIII・芝1600m)が行われました。
レースは、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気アーモンドアイが後方2番手追走から直線大外鋭く伸び、2番手から早めに抜け出した7番人気ツヅミモンに1 3/4馬身差をつけてクビ差交わして優勝しました。

☆シンザン記念結果
1着 アーモンドアイ  (戸 崎) 1'37'1(稍重)
2着 ツヅミモン    (秋 山) 1 3/4
3着○カシアス     (浜 中) クビ
4着◎ファストアプローチ(M.デムーロ)2 1/2
5着 カフジバンガード (藤岡康) 1/2

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 スターリーステージ B
  普通、体細く見える
2 ファストアプローチ B+
  落ち着いて力強い動き
3 アーモンドアイ   B+
  落ち着いて踏み込み力強い
4 ベルガド      B
  普通
5 マイネルエメ    C
  落ち着きなし
6 ブランモンストル  B
  普通
7 ツヅミモン     B
  普通
8 プリュス      B
  普通
9 カフジバンガード  B+
  落ち着いて動き良し
10 ヒシコスマー    B
  普通
11 カシアス      B
  普通

今年のシンザン記念はあいにくの雨となり、稍重馬場発表とはいえ、時計のかかるコンディションとなりました。人気は、前走未勝利戦を圧勝した関東牝馬アーモンドアイが単勝2.9倍の1番人気。札幌2歳S(GIII)2着のファストアプローチが単勝3.1倍の2番人気。東京スポーツ杯2歳S(GIII)4着&前走こうやまき賞(500万下)勝ちのカフジバンガードが単勝6.6倍の3番人気。函館2歳S優勝馬カシアスが単勝7.5倍の4番人気。この4頭が単勝10倍以下の人気を集めましたが、断然の末脚を繰り出して勝ったのは1番人気に推されたアーモンドアイでした。

アーモンドアイのパドックは、落ち着いて踏み込みも力強く、なかなか良く見えました。レースはスタートで出遅れて後方2番手からの競馬となりましたが、直線大外に持ち出すと、メンバー中最速の上がり34.4秒の末脚を爆発させて、先行して抜け出したツヅミモンとカシアスを並ぶ間もなく一気に差し切る圧巻の走りを見せてくれました。
なお、彼女の父ロードカナロアは産駒重賞初制覇。血統も母がエリザベス女王杯勝ちのフサイチパンドラという良血馬。牝馬がシンザン記念を勝つのは2012年ジェンティルドンナ以来、関東馬の勝利も2010年ガルボ以来の快挙ということで、今後の活躍が本当に楽しみです。また、鞍上の戸崎圭太騎手は中山金杯、フェアリーS、シンザン記念と破竹の重賞3連勝、これまたお見事でした。

アーモンドアイの強さばかりが目立ったレースでしたが、7番人気2着のツヅミモンもキャリア1戦ながら、2番手追走からしぶとく粘り、逃げた函館2歳S馬カシアスに競り勝ったのは立派でした。

アーモンドアイ
父ロードカナロア 母フサイチパンドラ(母の父サンデーサイレンス)
2015年3月10日生 牝3 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・国枝栄厩舎
3戦2勝(2018年1月8日現在)
(重賞勝利)2018年シンザン記念(GIII)

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by Yuuichiro_K | 2018-01-08 17:14 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)