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2018年 10月 07日 ( 2 )


2018年 10月 07日

毎日王冠は、紅一点アエロリットが逃げ切り完勝、重賞3勝目を飾る

まずは、凱旋門賞(仏G1)に出走したクリンチャー&武豊騎手ですが、優勝馬したエネイブルと同じ好位から競馬を進めたものの、最後は力尽き17着と完敗に終わり残念でした。なお、エネイブルは史上7頭目の連覇達成、お見事でした!

さて、今日、東京競馬場では、GIホース3頭を含む好メンバーが出走、秋の古馬GI戦線を占う重要なステップレース・毎日王冠(GII、3歳上・芝1800m)が行われました。
レースは、J.モレイラ騎手騎乗の1番人気アエロリットが、好スタートからハナを奪うと、最後まで脚色衰えず中団から追い込んだ3番人気ステルヴィオに1 1/4馬身差をつけて鮮やかに逃げ切りました。
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紅一点のアエロリットがスピードの違いを見せつけ、強豪牡馬を完封、鮮やかに逃げ切りました。

☆毎日王冠結果
1着◎アエロリット   (J.モレイラ)1'44'5(良)
2着△ステルヴィオ   (c.ルメール)1 1/4
3着 キセキ      (川 田)クビ
4着 ステファノス   (福 永)ハナ
5着○ケイアイノーテック(藤岡佑)1

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 キセキ       A
  2人引き、落ち着いて踏み込み大変力強い
2 ケイアイノーテック B+
  落ち着いて動き良し、前走NHKマイルC優勝時と同じような雰囲気
3 ステファノス    B+
  落ち着いて動き良し
4 サトノアーサー   B 
  普通
5 ステルヴィオ    B+
  2人引きでも、以前よりも落ち着きあり、動き良し
6 サンマルティン   B
  普通、首を下げ傾けて周回
7 ダイワキャグニー  B 
  普通、いつもより大人しい
8 アクションスター  B 
  普通
9 アエロリット    B+
  落ち着いて堂々と周回
10 スズカデヴィアス  B 
  普通
11 サウンズオブアース B 
  普通
12 カツジ       C
  落ち着きなし
13 レアリスタ     B
  普通

今年の毎日王冠(GII)は、前走安田記念(GI)2着馬アエロリットが単勝2.3倍で1番人気。前走同舞台のエプソムC(GIII)を勝ったサトノアーサーが単勝4.7倍で2番人気。芝1800m2戦2勝の3歳馬ステルヴィオが単勝5.3倍で3番人気。前走NHKマイルCを勝ったケイアイノーテックが単勝7.5倍で4番人気。東京1800m3勝のダイワキャグニーが単勝8.5倍で5番人気。この5頭が単勝10倍以下の人気を集めていましたが、人気どおりの力を発揮して見事優勝したのは紅一点の4歳牝馬アエロリットでした。

アエロリットのパドックは、以前のようにテンションが高いところを見せず、どっしりと落ち着いて周回していました。レースは好スタートからすぐにハナを奪い、1000m通過59秒と平均ペースで逃げて楽な手応えで直線に向くと、最後の上がり3ハロンを33.8秒でまとめて、後続に影を踏ませぬ完勝となりました。なお、勝ち時計の1'44'5は、同じように毎日王冠を逃げ切った伝説の逃げ馬サイレンススズカが記録したタイムを0.4秒も上回る素晴らしいもの。非凡なスピードで強豪牡馬勢を完封するという本当に強い競馬を見せてくれました。

2着は3番人気の3歳馬ステルヴィオが初の古馬相手に健闘。パドックは2人引きでも以前より落ち着きがあり、気性の成長を感じました。レースは結果的に前残りとなった展開をものともせず、唯一中団から直線脚を伸ばし、上位に食い込みました。前走は日本ダービーに出走し8着と結果を出せませんでしたが、血統的どおり距離はこれくらいの方が良いようです。NHKマイルCに出走していれば、おそらく勝ち負けだったのだろうなあと感じさせる素晴らしい末脚でした。

ステルヴィオ
父ロードカナロア 母ラルケット(母の父ファルブラヴ)
2015年1月15日生 牡3 美浦・木村哲也厩舎
8戦3勝(2018年10月7日現在)
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3着は昨年の菊花賞馬ながら6番人気と評価を下げていたキセキ。今日のパドックは1番良く見え、予想では無印でしたが思わず単複勝負してしまったほど。落ち着き十分で力強い動きが目に付きました。レースはアエロリットを目標に2番手追走の積極策。直線で懸命に前を追ったのですが、最後は脚色が鈍ってしまいました。ただ、昨年暮れから続いたスランプをようやく脱し、復調して良かったと思います。

キセキ
父ルーラーシップ 母ブリッツフィナーレ(母の父ディープインパクト
2014年5月13日生 牡4 栗東・中竹和也厩舎
11戦4勝(2018年10月7日現在)
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なお、2番人気サトノアーサーはスタートでダッシュがつかず後方からの競馬となり、見せ場なく6着まで。前残りの展開で位置取りが後ろになった時点で厳しかったですね。人気を裏切ってしまったのは残念でした。

それでは最後に見事優勝したアエロリットちゃんを掲載します。
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パドックは13頭の最後尾を落ち着いて周回。前走安田記念(GI)2着好走時と同じような雰囲気でした。
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鞍上のJ.モレイラ騎手はキーンランドCに続く今年のJRA重賞2勝目。菊沢隆徳厩舎は毎日王冠初制覇となりました。なお、レース後のモレイラ騎手のインタビューでは「先頭に立つ予定ではなかったのですが、スタートしてから流れを見て先頭に行かせました。先頭に立ってからはリラックスしてスムースなレースでした。直線で他馬のプレッシャーを受けてもいい反応で最後まで伸びました。体の作りも性格もいい特別な牝馬です。またGIを勝てると思います。」とコメントしていました。
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牡馬相手に連続で好走したことですし、天皇賞・秋やマイルCSに出走しても、いい勝負をしてくれそうです。ぜひ挑戦してもらいたいな。今日は1年3ヶ月振りの重賞制覇、本当におめでとうございました!

アエロリット
父クロフネ 母アステリックス(母の父ネオユニヴァース)
2014年5月17日生 牝4 芦毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・菊沢隆徳厩舎
12戦4勝(2018年10月8日現在)
(重賞勝利)2017年NHKマイルC(GI)、2018年毎日王冠(GII)、2017年クイーンC(GIII)

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by Yuuichiro_K | 2018-10-07 23:59 | 18年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2018年 10月 07日

第69回毎日王冠(GII)予想

今日は、東京競馬場で天皇賞・秋(GI)、マイルCS(GI)に向けた重要ステップレース・毎日王冠(GII)が行われます。今週も各種データで予想します。

1 好走データ
(1)前年10月以降に芝1600m以上の3歳以上のGIで5着以内
   アエロリット、キセキ、ケイアイノーテック、ステファノス、ステルヴィオ
(2)同年に芝1800~2000mのGII以上で3着以内
   アエロリット、ステルヴィオ
(3)過去1年以内に芝1800mの重賞で連対
   アエロリット、サトノアーサー、ステルヴィオ

2 消しデータ
(1)前3走内に5月以降の芝(良・稍重)の1800~2000mの非重賞戦・斤量57キロ以下で敗退歴がある馬(ただし、前走GI戦3着内又はGII戦連対馬を除く)
   サトノアーサー、レアリスタ
(2)前走芝の1600~1800m戦で10着以下かつ0.8秒以上敗退馬
   ダイワキャグニー
(3)前3走内に芝(良・稍重)の1800~2000mの非重賞戦で4着以下がある馬
   レアリスタ
(4)前2走とも6着以下かつ1秒以上敗退の斤量56キロ以上馬
   アクションスター、レアリスタ
(5)前3走とも3月以降の芝(良・稍重)を使用し、その中に1600~2000mのGI戦1着歴又はGII戦1馬身以上1着歴又は対古馬GIII戦2馬身以上1着歴がない3歳馬
   カツジ、ステルヴィオ

3 スピード指数上位馬
(1)アエロリット
(2)ステファノス
(3)サンマルティン
(4)ダイワキャグニー
(5)ススカデヴィアス

☆毎日王冠予想
◎アエロリット
○ケイアイノーテック
▲サトノアーサー
△サンマルティン
△ステルヴィオ
△ダイワキャグニー

本命は前走安田記念(GI)クビ差2着、牡馬顔負けのスピードを誇るアエロリットとしました。相手筆頭は前走NHKマイルCを豪快に差し切ったケイアイノーテック。単穴に消しデータ該当も2000m以下戦は8戦して3着内を外したことがないサトノアーサー。以下、印の馬をおさえます。

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by Yuuichiro_K | 2018-10-07 08:38 | データ予想 | Trackback | Comments(0)