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2007年 11月 25日

海外GIホースの底力再び。アドマイヤムーンがジャパンCを制す

今日、東京競馬場では、海外の強豪と国内の精鋭が激突した国際レース・ジャパンC(GI、3歳上・芝2400m)が行われました。レースは、岩田康誠騎手騎乗の5番人気アドマイヤムーンが、好位追走から直線最内から早めに抜け出すと、外から差してきたポップロック、メイショウサムソン、ウオッカらの追撃をおさえて優勝しました。

☆ジャパンC結果
1着▲アドマイヤムーン  (岩 田)2'24'7(良)
2着△ポップロック     (ペリエ) 頭
3着△メイショウサムソン (武 豊)クビ
4着△ウオッカ        (四 位) 1
5着  デルタブルース   (川 田) 1 1/4

今年ドバイデューティフリー(ドバイGI)を制し、日本馬最高のレイティング(125ポンド)の評価を受けていたアドマイヤムーンが、その実力を再びこの大一番で見せつけ、ぜひともほしかったクラシックディスタンスのGIレースを制しました。今日は、意外にもチョウサンが逃げてややスロー(前半1000m60.1秒)な流れになりましたが、いつもより前の位置5、6番手を馬場の内ぴったりに追走すると、直線は最内から一気に抜け出して後続の追撃を封じ込めました。コースロスのない競馬をさせた鞍上の岩田騎手の好騎乗でした。前走の天皇賞は不利があって不完全燃焼に終わっただけに嬉しい勝利だと思います。これでアドマイヤムーンは、今年GIレース3勝目となり、年度代表馬の最有力候補になりました。なお、今日のレースを最後に引退、種牡馬入りするとのことで、見事有終の美を飾りました。

2着は、6歳馬ポップロックが健闘しました。今日はスタートからペリエ騎手がムチを入れて先行させていましたが、ペースを考えればこの作戦は大成功だったといえるでしょう。アドマイヤムーンとほぼ同じ位置から良く伸びているのですが、惜しくもあと一歩及びませんでした。やはり2400m前後の距離が彼にはぴったりなんですね。力は出し切ったと思います。

圧倒的1番人気に推されたメイショウサムソンは3着。今日はアドマイヤムーン、ポップロックよりも後ろの中団からの競馬。直線もアドマイヤムーン、ポップロックと同じ上がり33.9秒のいい脚を使っているのですが、外を回った分届きませんでした。わずかなコースロスが致命的になるのですから競馬は怖いです。

4着のウオッカは、最後方からの競馬。直線は内で包まれて苦しい所にいましたが、メイショウサムソンの外に持ち出すと、一瞬まとめて交わすかの勢いで伸び、ダービーの再現かと興奮しました。最後は止まってしまいましたが、上がり3ハロンをメンバー中最速の33.6秒で駆けたのは立派でした。

5着は先行して流れ込んだデルタブルースが入線。角居勝彦厩舎の3頭の出走馬全てが掲示板に載る快挙となりました。これも素晴らしい結果でしたね。また、注目していたインティライミは、パドックでちょっとイレこみ気味、レースもいいところがありませんでした。外国馬も7着のペイパルブルが最高順位と全く見せ場がなく残念な結果となりました。なお、日本調教馬が1着から6着を独占したのは、史上初めての快挙。パート1国となって最初のジャパンCで、改めて日本馬の強さを海外にアピールできたのは良かったと思います。

今日は、見事に優勝したアドマイヤムーン君を掲載します。

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パドックは、大変落ち着いて周回していました。

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レースは、かかる場面もあり息を入れる場面がほとんどなかったとのこと。それで勝つとは大したものです。馬のデキは最高に良かったのでしょう。

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鞍上の岩田騎手は、嬉しい関東の重賞初制覇となりました。レース後は、ムチを場内に投げ込むなど喜びを爆発させていましたが、ちょっと涙ぐんでもいました。

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海外GIホースにふさわしい素晴らしい走りでした。種牡馬としての活躍も期待します。有終を飾るV、本当におめでとうございました!

アドマイヤムーン
父エンドスウィープ 母マイケイティーズ(母の父サンデーサイレンス)
2003年2月23日生 牡4 鹿毛 早来・ノーザンファーム生産 栗東・松田博資厩舎
(通算成績)17戦10勝
(重賞勝利)2007年ジャパンC(GI)、宝塚記念(GI)、ドバイデューティフリー(ドバイGI)、2006年札幌記念(GII)、弥生賞(GII)、共同通信杯(GIII)、2005年ラジオたんぱ杯2歳S(GIII)、札幌2歳S(GIII)

by Yuuichiro_K | 2007-11-25 22:40 | 07年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)


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