2007年 07月 15日
「アイビスサマーダッシュ(JpnIII)は、人気薄サンアディユが制す」 今日、新潟競馬場で行われたサマースプリントシリーズ第2戦・アイビスサマーダッシュ(JpnIII)は、村田一誠騎手騎乗の13番人気サンアディユが、馬群の内から伸びて、先に抜け出したクーヴェルチュール、外から伸びた1番人気ナカヤマパラダイスの追撃をおさえて優勝しました。 ☆アイビスサマーダッシュ結果 1着 サンアディユ (村 田)55'1(重) 2着 ナカヤマパラダイス(木 幡) 1/2 3着▲クーヴェルチュール(後 藤)クビ 4着◎アイルラヴァゲイン(吉田隼)1/2 5着 サチノスイーティー(吉田豊)3/4 あっと驚くサンアディユの差し切りでした。スタートはやや出負けして前に行けませんでしたが、馬場の内からメンバー中最速の上がり32.9秒の末脚を繰り出しての快勝でした。それにしてもオープン入り後は大敗続きで、芝のレース初挑戦だったこの馬が勝つとは思いませんでした。重馬場となって時計がかかるレースになったことが有利に働いたのでしょう。なお、鞍上の村田騎手は、昨日同コースの9R閃光特別(芝1000m)も15番人気のカルパントラスで勝っており、2日続けて人気薄を勝利に導きました、お見事でした。 2着は、1番人気のナカヤマパラダイスが、しぶとく外から伸びてきました。前走のCBC賞(GIII)で先行馬に厳しい流れを唯一脚色衰えず2着に好走した実力は本物でした。惜しくも重賞初制覇はなりませんでしたが、サマースプリントシリーズの優勝候補の1頭だと思います。 3着は、3歳牝馬クーヴェルチュールが先行早めに抜け出して粘りこみました。こちらは、内枠で外に切れ込むように走ったロスも考えると強い競馬をしたと思います。彼女もスプリント能力はなかなかのものがありますね、マイPOG馬の健闘、嬉しいです。こちらもサマースプリントシリーズのチャンス十分でしょう。 なお、2番人気のジョイフルハート、3番人気のアイルラヴァゲインは、共にパドックでイレこみがきつく、案の定伸び切れませんでした。今後もこの2頭は直前のパドックの気配を注意する必要があるでしょう。 サンアディユ 父フレンチデピュティ 母シェリーザ(母の父Caerleon) 2002年3月26日生 牝5 鹿毛 門別・下河辺牧場生産 栗東・音無秀孝厩舎 13戦6勝(2007年7月15日現在) (重賞勝利)2007年アイビスサマーダッシュ(JpnIII)
by Yuuichiro_K
| 2007-07-15 21:06
| レース回顧
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