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愛しのサラブレッド写真館 

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2006年 11月 11日

京王杯2歳Sは、マイネルレーニアが親子制覇を達成

今日、東京競馬場では、あいにくの小雨降る中、朝日杯FS(GI)の前哨戦・京王杯2歳S(GⅡ)が行われました。
レースは、松岡正海騎手騎乗の3番人気マイネルレーニアが、先団追走から直線早めに先頭に立つと6番人気マイネルフォーグとの接戦をクビ差抑えて優勝しました。

☆京王杯2歳S結果
1着 マイネルレーニア(松 岡)1’22’ 6(稍重)
2着 マイネルフォーグ(北村宏) クビ
3着 アロマンシェス  (勝 浦) 1/2
4着 ゴールドアグリ  (安藤勝)2 1/2
5着 アドマイヤヘッド (岩 田)  ハナ

勝ったマイネルレーニアは、前走新潟2歳S(GⅢ)で1番人気3着に敗れた雪辱を晴らす勝利でした。馬場がしぶったこともありますが、前に行ってそのまま粘りきりました。そして、1997年に勝った父グラスワンダーに続く見事な親子制覇となりました。父ほどの圧倒的な力を見せたわけではありませんが、しぶとい先行力と勝負強さを見せてくれました。

2着のマイネルフォーグも先行して、直線マイネルレーニアとの激しい叩き合いに持ち込み、勝ち馬をあと一歩まで追い詰めた惜しい2着でした。やはり馬場が悪かっただけに積極的に前に行ったことが良かったのでしょう。

3着のアロマンシェスは、人気薄でしたが中団からしぶとく伸びてきました。父は1999年の東京1400m時代のニュージーランドトロフィー(GⅡ)を勝ったザカリヤ。数少ない産駒から父の活躍した舞台で好走したのは立派でした。

マイネルレーニアを除く人気馬は、いずれも位置取りが後ろ過ぎました。1番人気に推された新潟2歳S(GⅢ)の覇者ゴールドアグリは、なかなか良く見えたのですが、中団より後ろからの競馬となり、先に抜け出した先行馬に直線引き離され、見せ場なく敗れてしまいました。ただ、最後は良く伸びていただけに、もう少し前につけていればという内容でした。着差ほど悲観する内容ではなかったと思います。

札幌2歳S(GⅢ)2着の実績で2番人気に推されたアドマイヤヘッドは、後方2番手から直線差を詰めたものの5着まで、4番人気のサンダーアロングは大きく出遅れて10着と競馬になりませんでした。

今日は、見事重賞初制覇を飾ったマイネルレーニア君を掲載します。

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パドックは、落ち着いて周回していました。雰囲気もなかなか良く見えました。

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松岡騎手は、この秋、スワンS(GⅡ)に続く2個目の重賞制覇となりました。海外遠征から帰ってきてから一皮むけたかもしれませんね。お見事でした!

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今度は朝日杯FSで親子制覇を目指して頑張ってほしいと思います。おめでとうございました!

マイネルレーニア
父グラスワンダー 母チェリーラブ(母の父サクラユタカオー)
2004年2月24日生 牡2 栗毛 静内・岡田スタッド生産 栗東・西園正都厩舎
5戦3勝(2006年11月11日現在)
(重賞勝利)2006年京王杯2歳S(GⅡ)


「福島記念(GⅢ)は、サンバレンティン(牡5)が初重賞制覇」
今日、福島競馬場で行われた福島記念(GⅢ・ハンデ・芝2000m)は、佐藤哲三騎手騎乗の4番人気サンバレンティンが中団から直線外から伸びて、優勝しました。

☆福島記念結果
1着 サンバレンティン (佐藤哲)2’03’9(重)
2着 フォルテベリーニ (中 舘) 1 1/4
3着 ワンモアチャッター(福 永)  クビ
4着 ロフティーエイム (石橋脩)  クビ
5着 ダンツジャッジ   (江田照)  アタマ

サンバレンティンは、父スペシャルウィークを彷彿させる長くいい脚を使っての快勝でした。成績は全弟のインティライミ(日本ダービー2着、京都新聞杯優勝)に差をつけられていましたが、これで少しは兄の面目も立つことでしょう。なお、お兄さんのオーバーザウォール(父ドクターデヴィアス)も1998年の福島記念を優勝しており、見事な同一重賞兄弟制覇となりました。

2着のフォルテベリーニは、条件馬ながら3番人気に推されての好走でした。パドックの雰囲気は一番良く見えたので、納得の好走です。1番人気のワンモアチャッターは中団後ろから良く伸びてきましたがあと一歩届かず、昨年に続く3着惜敗でした。

サンバレンティン(撮影日2006年10月21日・富士S)
父スペシャルウィーク 母アンデスレディー(母の父ノーザンテースト)
2001年3月9日生 牡5 栗毛 早来・ノーザンファーム生産 栗東・佐々木昌三厩舎
18戦6勝(2006年11月11日現在)
(重賞勝利)福島記念(GⅢ)
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栗毛&金髪が美しい馬ですね^^


「京都ハイジャンプ(JGⅡ)は、圧巻の逃げ切りでスプリングゲントが障害破竹の6連勝」
今日、京都競馬場で行われた京都ハイジャンプ(JGⅡ・芝3930m)は、小坂忠士騎手騎乗の1番人気スプリングゲントが終始先頭でレースを進めると、直線は後続を8馬身突き放して圧勝しました。

☆京都ハイジャンプ結果
1着 スプリングゲント(小 坂)4’28’3(稍重)
2着 マルブツトップ (田中剛) 8
3着 タニノエタニティ(高 田) 1 3/4
4着 クールジョイ  (金 折) 1/2
5着 ノボリハウツー (西 谷) 1/2

勝ったスプリングゲントは今年2月に障害転向後、無傷の6連勝となりました。東京オータムJ(JGⅢ)に続く重賞連覇となりましたが、実に強い競馬で、暮れの中山大障害の有力馬になったといえるでしょう。同じく好調のコウエイトライ(今年障害重賞3勝)との逃げ争いが今から楽しみです。

スプリングゲント
父オペラハウス 母スプリングマドンナ(母の父ニッポーテイオー)
2000年4月30日生 牡6 鹿毛 様似・堀弘康生産 栗東・野村彰彦厩舎
39戦9勝(2006年11月11日現在)
(重賞勝利)2006年京都ハイジャンプ(JGⅡ)、東京ハイジャンプ(JGⅡ)、京都ジャンプS(JGⅢ)

by Yuuichiro_K | 2006-11-11 18:07 | 06年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)


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