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2025年 11月 09日

大逃げからの2枚腰!アルゼンチン共和国杯はミステリーウェイが逃げ切り、松本騎手共々重賞初制覇

今日、東京競馬場では、雨が降ったり止んだりの悪天候の肌寒い中、近年連対馬が後にGIレースで多数活躍している注目のアルゼンチン共和国杯(GII、3歳上ハンデ・芝2500m)が行われました。
レースは、松本大輝騎手騎乗の9番人気ミステリーウェイが、後続を大きく離しての逃げを打つと、最後まで後続を寄せ付けず、4角8番手から脚を伸ばした1番人気スティンガーグラスに1/2馬身差をつけて優勝しました。
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大逃げを打ちながら、最後までしぶとく粘ったミステリーウェイが人馬とも嬉しい重賞初制覇を飾りました。

☆アルゼンチン共和国杯結果
1着 ミステリーウェイ   (松 本)2'30'2(良)
2着▲スティンガーグラス(C.ルメール)1/2
3着○ディマイザキッド (岩田望)アタマ
3着△セレシオン    (荻野極)1/2
5着 シュトルーヴェ  (鮫島駿)クビ

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ワイドエンペラー  B
  普通
2 ギャラクシーナイト B
  普通
3 ローシャムパーク  B
  2人引き、普通
4 サスツルギ     B
  普通、やや首高
5 セレシオン     B
  普通、厩務員に甘えながら周回
6 ディマイザキッド  B
  普通
7 シュトルーヴェ   B
  普通、首を小刻みに振る
8 ボーンディスウェイ B
  普通
9 ショウナンアデイブ B
  普通
10 マイネルカンパーナ B
  2人引き、普通、時折小走り
11 ホーエリート    B
  普通
12 プラダリア     B
  普通
13 ミステリーウェイ  B+
  落ち着いて力強い動き
14 ボルドグフーシュ  B
  普通
15 メイショウブレゲ  B
  普通
16 ニシノレヴナント  B+
  首高もキビキビと動き良し
17 ハギノアルデバラン B
  普通、首高い
18 スティンガーグラス B
  2人引き、普通

今年のアルゼンチン共和国杯は、重賞勝ち馬が18頭中3頭のみ、初重賞制覇を狙う馬が多数出走した一戦となりました。人気は、前走札幌日経賞(L)勝ちのスティンガーグラスが単勝3.4倍で1番人気。今春、同舞台の目黒記念(GII)を2着に好走したホーエリートが単勝4.2倍で2番人気。前走毎日王冠(GII)4着のディマイザキッドが単勝5.4倍で3番人気。この3頭のみが単勝10倍以下の人気を集めていましたが、これら人気馬をまとめて負かしたのは、単勝27.7倍の伏兵・7歳の古豪ミステリーウェイでした。

ミステリーウェイのパドックは、落ち着き十分、力強い歩様が目に付き、予想では無印でしたが思わず単複馬券を買ってしまったほどの好気配でした。
レースは、ミステリーウェイが前走丹頂S(OP)同様、後続を大きく離す大逃げを打つと、4コーナーで後続に迫られる場面がありながらも、最後の直線は内ラチ沿いを通って粘りに粘って、最後まで後続を寄せ付けずに鮮やかに逃げ切りました。思いきった大逃げを打ちながら、最後までもたせた鞍上の松本騎手の好騎乗が光りました。なお、松本騎手はデビュー5年目で待望の重賞初制覇ということで、本当におめでとうございました!

2着は、1番人気のスティンガーグラス。パドックは2人引きでも普通に落ち着いて周回していました。レースは序盤後方を追走も、早めに中団までポジションを上げると、最後の直線は息の長い末脚でじわじわと伸びて、勝ち馬に1/2馬身差まで迫りました。前々走、同舞台で行われた目黒記念は11着に敗れていましたが、それが嘘のような良い走りを見せてくれました。

スティンガーグラス
父キズナ 母ライフフォーセール(母の父Not For Sale)
2021年3月12日生 牡4 鹿毛 美浦・木村哲也厩舎
10戦5勝(2025年11月9日現在)
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3着は、3番人気のディマイザキッドが人気どおりの好走。レースは、中団10番手追走から直線はメンバー2位タイの上り34.0秒の末脚を繰り出して、上位に食い込みました。

ディマイザキッド
父ディーマジェスティ 母ミスミーチャン(母の父ファスリエフ)
2021年2月21日生 牡4 鹿毛 美浦・清水英克厩舎
14戦4勝(2025年11月9日現在)
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なお、2番人気のホーエリートは好位3番手を追走も、直線伸び切れず6着。人気を裏切ってしまったのは残念でした。
それでは最後に見事優勝したミステリーウェイ君を掲載します。
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パドックは、力強い動きが目に付き、素晴らしい状態に見えました。
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鞍上の松本大輝騎手は、嬉しい重賞初制覇。なお、レース後のインタビューでは「正直そこまで自信はなく、ただ自信のあるなしに関係なくこの馬の気持ちを最大限に走る方向に向かせることだけが僕の仕事だと思っていたので、それがうまくいったのかなと思います。前走も今回も大逃げを打つ形になりましたが、この馬のペースがそうなっているだけで、プランというよりも『この馬と一緒に走れたらいいな』ということしか考えていませんでした。馬が地道に力をつけていってくれて、僕自身も5年目で成績を残せていない中で乗せていただいたことに感謝ですし、その中で結果を出せたことを嬉しく思います。直線を向いて一旦並ばれた時はちょっと反応が鈍いかなと思ったのですが、それまでのお釣りがあったぶん伸びてくれていました。ここまでサポートしてくれているすべての方と、今まで技術をつけさせてくれた馬たちに感謝の気持ちです。」とコメントしていました。
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最期の直線の粘り腰は、7歳馬とは思えない素晴らしい走りで感動しました。近年では珍しい長距離の逃げ馬ということで、これからも逃げまくってレースを盛り上げてほしいと思います。

ミステリーウェイ
父ジャスタウェイ 母ジプシーハイウェイ(母の父High Chaparral)
2018年3月12日生 騙7 黒鹿毛 千歳 社台ファーム生産 栗東・小林真也厩舎
36戦6勝(2025年11月9日現在)
(重賞勝利)2025年アルゼンチン共和国杯(GII)


by Yuuichiro_K | 2025-11-09 23:56 | 25年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)


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