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2024年 10月 27日
今日、東京競馬場では、秋の中距離王決定戦・天皇賞・秋(GI)が行われました。 レースは、武豊騎手騎乗の2番人気ドウデュースが、後方2番手追走から直線大外一気に鋭く伸び、好位から脚を伸ばした9番人気タスティエーラに1 1/4馬身差をつけて優勝しました。 大ベテラン武豊騎手に導かれたドウデュースが大外から目の覚めるような末脚を爆発させて快勝、見事な復活Vを飾りました。 ☆天皇賞・秋結果 1着 ドウデュース (武 豊)1'57'3(良) 2着 タスティエーラ (松 山)1 1/4 3着 ホウオウビスケッツ(岩田望)1/2 4着△ジャスティンパレス(坂 井)クビ 5着 マテンロウスカイ (横山典)クビ ※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡) 1 ベラジオオペラ B+ 2人引き、落ち着いて動き良し 2 マテンロウスカイ B 普通 3 ステラヴェローチェ B 普通 4 タスティエーラ B+ 2人引き、落ち着いて動き良し 5 ノースブリッジ B 普通 6 ソールオリエンス B 普通 7 ドウデュース B+ 落ち着いて動き良し 8 キングズパレス B 普通 9 ホウオウビスケッツ B+ 2人引き、落ち着いて動き良し 10 ダノンベルーガ B 2人引き、普通、時折首を振る 11 ジャスティンパレス B+ 落ち着いて動き良し 12 リバティアイランド B+ パドックの外目を大きく周回 13 シルトホルン B 普通 14 レーベンスティール B+ 2人引き、いつもより落ち着いて周回 15 ニシノレヴナント B 普通 今年の天皇賞・秋は、今年の皐月賞馬ジャスティンミラノが故障で回避したのは残念でしたが、GIホース6頭を含む15頭中12頭が重賞勝ち馬という素晴らしいメンバーが揃った注目の一戦となりました。 人気は今年3月のドバイシーマクラシック(首G1)3着以来のレースとなった昨年の牝馬三冠馬リバティアイランド(1番人気・単勝2.3倍)、GI3勝のドウデュース(2番人気・単勝3.8倍)、エプソムC(GIII)、オールカマー(GII)と重賞連勝中のレーベンスティール(3番人気・単勝4.7倍)の3頭のみが単勝10倍以下の支持を集めました。しかし、上位人気馬の明暗はくっきりと分かれる結果となり、期待に応えて勝ったのは、大ベテラン・武豊騎手に導かれたドウデュースでした。 ドウデュースのパドックは宝塚記念(GI)以来のレースでしたが、落ち着いて動きも良く好調子に見えました。レースは、ホウオウビスケッツが1000m通過59.9秒とスローペースで逃げる展開となりましたが、ドウデュースは後方2番手でじっくり脚を溜めると、直線はメンバー最速の上り32.5秒の強烈な末脚を爆発させて大外一気に先行馬群を豪快に差し切りました。 スローペースでも慌てず騒がず、ドウデュースの力を信じて末脚勝負に賭けた大ベテラン武豊騎手の度胸満点の素晴らしい好騎乗がとにかく光りました。昨年、武豊騎手がアクシデントによる急遽の乗り替わりがあって7着に敗れたリベンジを見事果たしましたね。今日はGI4勝目おめでとうございました! 2着は9番人気のタスティエーラが健闘。パドックは2人引きでも落ち着いて動きも良く、好気配に見えました。レースは序盤3番手を楽な手応えで追走。直線もしぶとく脚を伸ばして、勝ち馬には外から一気に交わされたものの、逃げ粘るホウオウビスケッツはきっちり捕らえて、昨年の菊花賞(GI)以来となるGI連対を果たしました。勝ったドウデュースもそうですが、栄光の日本ダービー馬の意地を見せてくれました。 タスティエーラ 父サトノクラウン 母パルティトゥーラ(母の父マンハッタンカフェ) 2020年3月22日生 牡4 鹿毛 美浦・堀宣行厩舎 10戦3勝(2024年10月27日現在) 3着も8番人気のホウオウビスケッツが健闘。パドックは、2人引きでも落ち着いて力強い歩様が目に付き、前走毎日王冠(GII)2着好走時と遜色ないデキに見えました。レースは、前述のとおりスローペースで逃げれたことで、最後までしぶとく粘って上位に食い込みました。力を出し切った見事な走りを見せてくれました。 ホウオウビスケッツ 父マインドユアビスケッツ 母ホウオウサブリナ(母の父ルーラーシップ) 2020年6月5日生 牡4 鹿毛 美浦・奥村武厩舎 12戦4勝(2024年10月27日現在) なお、1番人気のリバティアイランドは、パドックは外目を大きく周回して、調子良さそうに見えたのですが、レースは4角3番手の絶好のポジションにつけたものの、直線は伸び切れずまさかの13着に大敗。3番人気レーベンスティールもパドックはいつもより落ち着きがあって悪くない雰囲気でしたが、レースは中団やや後ろ追走も、こちらも直線伸びを欠き見せ場なく8着に凡走。共に期待に応えられなかったのは残念でした。 それでは最後に見事優勝したドウデュース君を掲載します。 パドックは、落ち着いて動きも良く好気配。予想は叩き良化タイプだからと思いきって無印にしたのですが、失敗したなあと正直思いました。 鞍上の武豊騎手は、天皇賞・秋(GI)は1989年スーパークリーク、1997年エアグルーヴ、1999年スペシャルウィーク、2007年メイショウサムソン、2008年ウオッカ、2017年キタサンブラックに続く7度目の制覇となりました。レース後のインタビューでは「ある程度腹を括って、ラストにかけるレースをしたいと思っていました。(ペースは)遅かったですが、これしかないと思っていました。何とか届いてほしいという気持ちだったのですが、ものすごい末脚だったので、この馬の本来の末脚が使えたので大丈夫だと思いました。本当に強いですね。もうすごく強い馬ですが、いつも結果を出せる馬ではなくて、もちろん今まで僕も上手くエスコートできないレースもありました。今日は絶対に結果を出さなければいけないという強い気持ちで乗りました。今日の勝利は本当に嬉しいですね。ドウデュースと勝てたことが本当に嬉しいです。今日はやっとこの馬本来の力を出すことができて、改めて強い馬だなと思いました。多くても残り2戦になると思いますが、またこの馬のパフォーマンスを出して、良いラストシーズンにしたいと思います。」とコメントしていました。 ウイニングラン中のドウデュース&武豊騎手です。何度も手を挙げて本当に嬉しそうでした。それにしても、今日のレースは1999年のスペシャルウィークを思い出させる見事な後方一気の差し切りでした。 友道康夫厩舎は、天皇賞・秋初制覇。レース後のインタビューでは「勝って、改めてこの馬が一番強いのだという気持ちになりました。武豊騎手とはレースについての話はせず、状態についてだけ伝えました。今年はドバイと宝塚記念を使いましたが、その時は馬っけやイレ込みがありました。今回は装鞍所からパドックまですごく落ち着いていることは伝えました。夏を牧場で過ごしてこちらに戻ってきた時は、普段はやんちゃなところがあるのですが、本当に落ち着いていて大人になったのかなと感じました。レースはこのメンバーにしては流れが遅いかなと思い、後方2頭目の位置で大丈夫かなと思っていました。4コーナーで外に出した時には、なんとか届くのではないかと思って見てました。この馬は来年から種牡馬になることが決まっているので、まだ勝ったことのない2000mでGIを取れたことはすごく大きなことだと思います。 次はジャパンカップを目指してやっていきたいと思います。今年は海外から強豪がやってくるようなので、日本代表として頑張りたいと思います。また応援をよろしくお願いします。」とコメントしていました。 ドウデュースは、これで牡馬としては史上初めて2歳時から4年連続GIを勝つという快挙を達成しました。若い時期から強さを維持しているのは本当に素晴らしいと思います。今日は見事な復活V、おめでとうございました! ドウデュース 父ハーツクライ 母ダストアンドダイヤモンズ(母の父Vindication) 2019年5月7日生 牡5 鹿毛 安平 ノーザンファーム生産 栗東・友道康夫厩舎 15戦7勝(2024年10月27日現在) (重賞勝利)2024年天皇賞・秋(GI)、2023年有馬記念(GI)、2022年日本ダービー(GI)、2021年朝日杯FS(GI)、2023年京都記念(GII)
by Yuuichiro_K
| 2024-10-27 23:59
| 24年GI優勝馬写真
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