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2023年 03月 26日

高松宮記念は古豪ファストフォースが雨中の激戦を制し、人馬とも待望のGI初制覇

今日、中京競馬場で行われた春のスプリント王決定戦・高松宮記念(GI、3歳上・芝1200m)は、団野大成騎手騎乗の12番人気の伏兵ファストフォースが、好位追走から直線馬場の真ん中から力強く伸び、中団から外追い上げた2番人気ナムラクレアに1馬身差をつけて優勝しました。

☆高松宮記念結果
1着 ファストフォース (団 野)1'11'5(不良)
2着△ナムラクレア  (浜 中)1
3着 トゥラヴェスーラ (丹 内)1/2
4着 ナランフレグ  (丸 田)1/2
5着 グレナディアガーズ(岩田望)3/4

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 トゥラヴェスーラ   B
  普通
2 ウォーターナビレラ  B+   
  落ち着いて動き良し
3 キルロード          B    
  普通
4 ダディーズビビッド  B+
  落ち着いて動き良し
5 メイケイエール     B+
  落ち着いて動き良し
6 ナランフレグ      B
  普通
7 ヴェントヴォーチェ  B+
  落ち着いて動き良し
8 ロータスランド    B+
  落ち着いて動き良し
9 ディヴィナシオン    B
  普通
10 オパールシャルム   B
  普通
11 ピクシーナイト    B
  普通
12 アグリ            B+
  落ち着いて動き良し
13 ファストフォース   B+
  落ち着いて動き良し
14 トウシンマカオ    B+
  落ち着いて動き良し
15 ナムラクレア    B+
  落ち着いて動き良し
16 グレナディアガーズ B
  普通、つる首
17 ボンボヤージ    C
  落ち着きなし
18 ウインマーベル     B
  2人引き、普通、首高い

今年の高松宮記念は降り続く雨の影響で、あいにくの不良馬場の下、行われました。その影響か人気は割れ、1番人気は短距離重賞6勝のメイケイエールが単勝4.5倍で1番人気。前走シルクロードS(GIII)の覇者ナムラクレアが単勝5.4倍で2番人気。前走阪急杯(GIII)の覇者アグリが単勝6.3倍で3番人気。前年の高松宮記念2着のロータスランドが単勝7.0倍で4番人気。昨秋の京阪杯(GIII)の覇者トウシンマカオが単勝7.9倍で5番人気。ここまでの5頭が単勝10倍以下の人気を集めていましたが、これら人気馬をまとめて負かしたのは、前走シルクロードSを2着に好走しながらも、12番人気と評価を落としていた7歳の古豪ファストフォースでした。

ファストフォースのパドックは、落ち着き十分、動きも良く好気配に見えました。
レースはキルロードがハナを奪って逃げる展開となりましたが、ファストフォースは好位グループの直後の7番手を追走。4角で5番手にポジションを上げると、直線は馬場の真ん中から力強く末脚を伸ばし、外から伸びてきた人気のナムラクレアとの追い比べを振り切っての快勝となりました。
ファストフォースは、5歳時に2021年CBC賞(GIII)を1'06'0の日本レコード(当時)を記録したように、非凡なスピード能力を見せていましたが、これまでGIの舞台では結果を残せていなかったこともあり、人気はありませんでした。しかし、父ロードカナロア、母の父サクラバクシンオーという日本を代表する名スプリンターの血統の底力は伊達ではなかったですね。泥んこ馬場を全く苦にしない力強い走りは本当に見事でした。また、鞍上の団野大成騎手はデビュー5年目で初GI制覇、管理する西村真幸厩舎も開業8年目で待望のGI初制覇ということで、人馬とも本当におめでとうございました!

2着は2番人気のナムラクレアが人気どおりの好走。パドックは落ち着いて動きも上々、良い雰囲気でした。レースは中団やや後ろを追走。直線は勝ち馬の外から脚を伸ばすも、最後は脚色が同じになってしまいました。それでも不良馬場に苦しむ馬が多い中、良く走ったと思います。

3着は13番人気のトゥラヴェスーラドが大健闘。レースは最内枠を活かし、ただ1頭最内を突き、しぶとく脚を伸ばして穴を空けました。思い切ってロスのない競馬をさせた丹内騎手の好判断が光りました。

なお、1番人気のメイケイエールは、道中折り合いを欠く場面があり、直線も伸び切れず12着に完敗。3番人気のアグリは好位2・3番手追走から直線早めに先頭に立つも、差し馬に捉まり7着。両馬ともスピード勝負に自信を持つ馬だけに、不良馬場に泣いた感はありますが、期待に応えられなかったのは残念でした。

ファストフォース(撮影日2022年10月2日・スプリンターズS)
父ロードカナロア 母ラッシュライフ(母の父サクラバクシンオー)
2016年5月9日生 牡7 黒鹿毛 浦河 三嶋牧場生産 栗東・西村真幸厩舎
29戦7勝(2023年3月26日現在)
(重賞勝利)2023年高松宮記念(GI)、2021年CBC賞(GIII)
高松宮記念は古豪ファストフォースが雨中の激戦を制し、人馬とも待望のGI初制覇_b0015386_22524179.jpg


by Yuuichiro_K | 2023-03-26 22:52 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)


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