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2022年 11月 12日

武蔵野Sはギルデッドミラーが圧倒的人気のレモンポップを差し切り待望の重賞初制覇

今日、東京競馬場で行われた武蔵野S(GIII、3歳上・ダート1600m)は、三浦皇成騎手騎乗の2番人気ギルデッドミラーが、中団7番手追走から直線馬場の真ん中から鋭く伸びて、好位3番手から伸びた1番人気レモンポップをゴール直前ハナ差交わして優勝しました。
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ギルデッドミラーが直線、メンバー最速タイの上り34.8秒の素晴らしい末脚で差し切って、待望の重賞初制覇を飾りました。

☆武蔵野S結果
1着○ギルデッドミラー (三 浦)1'35'6(良)
2着◎レモンポップ   (戸 崎)ハナ
3着 バスラットレオン (坂 井)1/2
4着△スマッシングハーツ(鮫島駿)2 1/2
5着▲ハヤブサナンデクン(福 永)クビ

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 プルデプスリーダー B
  普通
2 セキフウ      B+
  落ち着いて動き良し
3 アシャカトブ    C
  落ち着きなし
4 アドマイヤルプス  B
  普通
5 サンライズノヴァ  B
  普通
6 エアスピネル    B
  普通
7 レモンポップ    B+
  前走より落ち着いてキビキビと動き良し
8 バスラットレオン  B
  普通
9 タガノビューティー B
  普通
10 デュードヴァン   B
  普通
11 ギルデッドミラー  B+
  落ち着いて動き良し
12 スマッシングハーツ B+
  パドックの最後尾を落ち着いて周回
13 ブラッティーキッド B
  普通
14 ハヤブサナンデクン B
  普通、首高い
15 デュープロセス   B
  普通
16 ケイデンスコール  B
  普通

今年の武蔵野Sは、東京コース6戦6勝、破竹の4連勝中のレモンポップが単勝1.7倍の圧倒的1番人気。前走コースレコード決着だったグリーンチャンネルC(L)を0.1秒差の2着に好走したギルデッドミラーが単勝6.0倍で2番人気。この2頭のみが単勝10倍以下の人気を集めていました。レースは期待どおり、この2頭の際どい勝負となりましたが、わずかハナ差制したのはギルデッドミラーでした。

ギルデッドミラーのパドックは、落ち着いて動きも上々、好気配でした。レースは、バスラットレオンが1000m通過60.1秒と平均ペースで逃げる展開となりましたが、ギルデッドミラーは中団7番手を追走。最後の直線は後続を突き離して逃げ込みを図るバスラットレオンを追って、3番手から脚を伸ばしたレモンポップと共に鋭く伸び、最後レモンポップがバスラットレオンを競り落とした直後、さらに外からギルデッドミラーがレモンポップをハナ差交わすという、大変エキサイティングなレースとなりました。

ギルデッドミラーは、3歳時NHKマイルC(GI)3着など芝のマイル路線で好走をしながらも、なかなか勝ちきれないレースが続いていましたが、今夏からダート路線に参戦するとNST賞(L)1着、グリーンチャンネルC(L)2着と連続好走し、ついに今日嬉しい重賞初制覇を飾りました。なお、牝馬が武蔵野Sを勝ったのは長い歴史で史上初の快挙。オルフェーヴル産駒の牝馬といえば、昨年マルシュロレーヌがアメリカダートG1の最高峰ブリーダーズカップフィリー&メアターフを勝ったのが記憶に新しいですが、偉大な彼女に続く活躍を期待したいです。

2着は、圧倒的1番人気のレモンポップ。パドックは前走、ペルセウスS(L)で見た時よりも落ち着きがあり、中1週でもキビキビと動きも良く好気配でした。レースは前述のとおり、好位3番手追走から、直線で逃げ粘るバスラットレオンをきっちり捉えたのですが、惜しくも勝ち馬に外からゴール直前でハナ差交わされてしまいました。ただ、今後の大舞台出走に向けて、賞金を加算できたのは良かったです。

レモンポップ
父Lemon Drop Kid 母Unreachable(母の父Giants Causeway)
2018年2月15日生 牡4 美浦・田中博康厩舎
9戦6勝(2022年11月12日現在)
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3着は7番人気のバスラットレオンが健闘。パドックは普通に落ち着いて周回していました。レースは果敢にハナを奪ってマイペースの逃げに持ち込むと、直線もしぶとく粘って勝ち馬から0.1秒差の3着と好走しました。昨年の武蔵野Sは13着に大敗しましたが、海外遠征を経て大きく成長したことを改めて示しましたね。1・2着馬より重い斤量58キロを背負って、この内容なら、更なる大舞台でも引き続き楽しみな存在になりそうです。

バスラットレオン
父キズナ 母バスラットアマル(母の父New Approach)
2018年3月25日生 牡4 栗東・矢作芳人厩舎
17戦4勝(2022年11月12日現在)
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なお、3番人気のハヤブサナンデクンは好位4番手追走も、直線は切れ負けて5着まで。期待に応えられなかったのは残念でした。
それでは、最後に見事優勝したギルデッドミラーちゃんを掲載します。
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パドックはメンバー中、唯一の牝馬でしたが、物怖じすることなく落ち着いて周回していました。
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鞍上の三浦皇成騎手は、2017年インカンテーションに続く武蔵野S2度目の制覇。レース後のインタビューでは「ゴールした後、どっちが勝ったかわからない形でしたけど、本当に率直に、最後、1番苦しいところをもうひと伸びしてくれたなと、馬に感謝しかありません。どうしてもレモンポップの後ろだけはキープしたいという、皆そうだと思いますが、あの馬を目標にというのは決めていた事でした。位置を取りに行ったぶん、折り合いを欠くところがありましたが、すぐ我慢してくれて、そこに関しては、この馬に色々携わってくれた方々のおかげだと思います。僕はダートに変わってからしか乗っていないので比較はできませんが、初めてダートで跨った時から、これは一つ違うなという気持ちがありました。こんなに早く重賞を勝てて良かったと思っています。この先も楽しみですが、まずは無事に行ってほしいと思います。」とコメントしていました。
武蔵野Sはギルデッドミラーが圧倒的人気のレモンポップを差し切り待望の重賞初制覇_b0015386_00524351.jpg
まだ、ダートでは底を見せていないだけに、ぜひとも次走はチャンピオンズC(GI)に向かってほしいと思います。今日は待望の重賞初制覇、本当におめでとうございました!

ギルデッドミラー
父オルフェーヴル 母タイタンクイーン(母の父Tiznow)
2017年2月19日生 牝5 鹿毛 安平 ノーザンファーム生産 栗東・松永幹夫厩舎
21戦4勝(2022年11月12日現在)
(重賞勝利)2022年武蔵野S(GIII)


by Yuuichiro_K | 2022-11-12 23:58 | 22年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)


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