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2022年 07月 03日

ラジオNIKKEI賞は、ピクシーナイトの半弟フェーングロッテンが2連勝で重賞初制覇

今日、福島競馬場で行われたラジオNIKKEI賞(3歳ハンデ、GIII・芝1800m)は、松若風馬騎手騎乗の3番人気フェーングロッテンが、中団追走から4コーナー3番手にポジションを押し上げると、直線逃げ粘る8番人気ショウナンマグマを最内から交わし、3/4馬身差をつけて優勝しました。

☆ラジオNIKKEI賞結果
1着△フェーングロッテン(松 若)1'46'7(良)
2着△ショウナンマグマ (菅原明)3/4
3着▲サトノヘリオス  (岩田望)クビ
4着 ソネットフレーズ (津 村)2
5着 ゴーゴーユタカ  (田 辺)クビ

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 サトノヘリオス   B
  普通
2 ホウオウノーサイド B
  普通
3 フェーングロッテン B 
  普通
4 オウケンボルト   B
  普通
5 クロスマジェスティ B
  落ち着いて動き良し
6 ボーンディスウェイ B 
  2人引き、普通
7 ショウナンマグマ  B
  普通
8 タガノフィナーレ  B
  普通
9 ベジャール     B
  普通
10 ミッキーブンブン  B
  普通
11 ソネットフレーズ  B
  普通、首高い
12 グランディア    B+
  落ち着いて動き良し
13 ゴーゴーユタカ   B+
  落ち着いて動き良し

今年のラジオNIKKEI賞は、例年以上に人気は割れて、1番人気のボーンディスウェイ(単勝4.2倍)から6番人気タイのグランディア、ゴーゴーユタカ(単勝9.9倍)までの7頭が単勝10倍以下の支持を集め、大混戦模様でしたが、勝ったのは上位人気の一角・前走白百合S(L)を勝っていたフェーングロッテンでした。

フェーングロッテンのパドックは、深いブリンカーをつけ気合を秘めた感じで、まずまず落ち着いて周回。レースは、ショウナンマグマが1000m通過58.8秒とやや早いペースで逃げる展開となりましたが、フェーングロッテンは好スタートを切るも、控えて中団6番手のインを追走。そこから徐々に進出して4角で3番手までポジションを上げると、直線も最内を突いて力強く末脚を伸ばし、逃げ粘るショウナンマグマを内から交わしての快勝となりました。前走白百合Sは大逃げでの勝利でしたが、控える競馬でも結果を出したのは見事でしたね。なお、彼は昨年スプリンターズS(GI)を勝ったピクシーナイトの半弟という良血馬で、兄のような更なる大舞台での活躍を期待したいですね。今日は2連勝で重賞初制覇、おめでとうございました!

2着は8番人気の伏兵ショウナンマグマが健闘。パドックは普通に落ち着いて周回。レースは好スタートから積極的にハナを奪って逃げると、4角で後続を引き寄せて直線も二の脚を使う味のある競馬で逃げ粘り、穴をあけました。鞍上の菅原明良騎手の好騎乗が光りました。

3着は2番人気のサトノヘリオス。パドックの気配は普通。レースは後方のインを追走。直線はメンバー2位タイの上り35.3秒の末脚を繰り出して3番手まで追い込んできました。

なお、1番人気のボーンディスウェイは中団追走から、徐々にポジションを上げるも直線伸び一息で6着まで。期待に応えられなかったのは残念でした。

フェーングロッテン
父ブラックタイド 母ピクシーホロウ(母の父キングヘイロー)
2019年5月15日生 牡3 鹿毛 安平 ノーザンファーム生産 栗東・宮本博厩舎
8戦3勝(2022年7月3日現在)
(重賞勝利)2022年ラジオNIKKEI賞(GIII)


by Yuuichiro_K | 2022-07-03 21:08 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)


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