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2022年 06月 12日

エプソムCは4歳の上り馬ノースブリッジが混戦を制し、2連勝で重賞初制覇

今日の東京競馬場は、一度は良馬場に回復したものの、午後短時間ながら滝のような激しい雷雨となった影響で、あいにくの重馬場のコンディションの下、重賞・エプソムC(GIII、3歳上・芝1800m)が行われました。レースは岩田康誠騎手騎乗の4番人気ノースブリッジが、好位3番手追走から直線早めに抜け出し、馬場の外から伸びてきた8番人気ガロアクリークの追撃をクビ差抑えて優勝しました。
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3勝クラスを勝ったばかりの上り馬ノースブリッジが重賞勝ち馬2頭の追撃を振り切り、嬉しい重賞初制覇を飾りました。

☆エプソムC結果
1着◎ノースブリッジ  (岩田康)1'46'7(重)
2着 ガロアクリーク  (石 橋)クビ
3着△ダーリントンホール(C.ルメール)クビ
4着▲ジャスティンカフェ(横山典)クビ
5着△タイムトゥヘヴン (戸 崎)アタマ

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 シャドウディーヴァ  B+
  落ち着いて動き良し
2 タイムトゥヘヴン   B
  普通、時折小走り
3 コルテジア      B
  普通
4 ヤマニンサンパ    B
  普通、力みを感じる
5 ダーリントンホール  C
  2人引き、落ち着きなし
6 ノースブリッジ    B
  普通
7 トーセングラン    B+
  落ち着いて動き良し
8 ガロアクリーク    B
  普通
9 ハッピーアワー    B
  普通
10 トーラスジェミニ   B
  普通
11 ジャスティンカフェ  B+
  落ち着いて動き良し
12 ザダル        B
  普通、時折煩いところ見せる

今年のエプソムCは、前走湘南S(3勝クラス)を外一気に豪快に差し切った上り馬ジャスティンカフェが単勝3.2倍で1番人気。2年前、同舞台の共同通信杯(GIII)勝ち馬ダーリントンホールが単勝3.7倍で2番人気。昨年の覇者ザダルが単勝6.7倍で3番人気。以下、ノースブリッジ(4番人気、単勝7.3倍)、タイムトゥヘヴン(5番人気、単勝9.4倍)の5頭が単勝10倍以下の人気を集め、混戦模様でしたが、勝ったのは上位人気の一角・ノースブリッジでした。

ノースブリッジのパドックは、普通に落ち着いて周回していました。レースは、トーラスジェミニが1000m通過59.6秒と平均ペースで後続を少し離して逃げる展開となりましたが、ノースブリッジはかかりそうになりながらも、岩田騎手が上手くなだめながら3番手の絶好位を追走。直線は楽な手応えで馬場の真ん中から早めに抜け出すと、最後まできっちり脚を伸ばして、外から迫るガロアクリークの追撃をクビ差振り切っての勝利となりました。
デビュー2連勝、3歳時はラジオNIKKEI賞(GIII)3着の実績もある実力馬が、好位から抜け出す正攻法の競馬で快勝。高い素質を改めて証明したと思います。今日は2連勝で重賞初制覇、本当におめでとうございました!

2着は8番人気のガロアクリークが健闘。パドックは普通に落ち着いて周回していました。レースは、序盤中団を追走。直線は外から力強く末脚を伸ばし、勝ち馬にクビ差まで迫りました。3歳時はスプリングS(GII)を勝ち、皐月賞(GI)3着、日本ダービー(GI)6着、菊花賞(GI)9着と三冠レースで好走した実力馬も、4歳以降、脚部不安もあって一息のレースが続いていましたが、ようやく本来の力を取り戻したようです。

ガロアクリーク
父キンシャサノキセキ 母ゴールドレリック(母の父Kingmambo)
2017年2月27日生 牡5 美浦・上原博之厩舎
13戦2勝(2022年6月12日現在)
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3着は2番人気のダーリントンホール。パドックは2人引きで時折小走りになるなど、あまり落ち着きはありませんでした。レースは勝ち馬の直後の好位4・5番手追走から前を追うも、勝ち馬には届かず、外からガロアクリークに差し込まれ、3着が精一杯でした。

ダーリントンホール
父New Approach 母Miss Kenton(母の父Pivotal)
2017年3月14日生 牡5 美浦・木村哲也厩舎
12戦2勝(2022年6月12日現在)
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なお、1番人気のジャスティンカフェは、いつもどおり最後方を追走。直線で馬場の悪い内を突かざるを得ず、いったんは2番手まで押し上げるも最後は外2頭に差されて4着。3番人気のザダルは昨年同様、中団外から追い上げるも伸び一息で6着。2頭とも良馬場で切れる脚を使うタイプだけに重馬場になったのは痛かったと思います。共に期待を裏切ってしまったのは残念でした。

それでは最後に見事優勝したノースブリッジ君を掲載します。
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パドックは、あまり目立つ感じはなく、普通に落ち着いて周回していました。
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鞍上の岩田康誠騎手は、2013年クラレント以来となる2度目のエプソムC初制覇。レース後のインタビューでは「向正面、3~4コーナーと随所で我慢も利いて、直線半ばまで馬なりで行けました。いつもの癖で遊んでフラフラして、ゴール前で邪魔をしてしまうところもありましたが、奥の深い馬です。一週前の感触では調子がどうかと思いましたが、その後の一週間で厩舎の力を見せてくれました。今日は長い直線も食いしばって頑張ってくれましたし、これから一緒に上を目指せる馬です。」とコメントしていました。
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伝統的にこのレースで強い4歳馬の勝利となりました。出世レースを制し、今後も更なる活躍を期待したいです。

ノースブリッジ
父モーリス 母アメージングムーン(母の父アドマイヤムーン)
2018年1月24日生 牡4 鹿毛 新冠 村田牧場生産 美浦・奥村武厩舎
9戦5勝(2022年6月12日現在)
(重賞勝利)2022年エプソムC(GIII)


by Yuuichiro_K | 2022-06-12 23:33 | 22年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)


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