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2022年 05月 14日

京王杯SCは、メイケイエールが人気に応え重賞5勝目を挙げる

今日、東京競馬場では、安田記念の前哨戦・京王杯SC(GII、4歳上・芝1400m)が行われました。レースは、池添謙一騎乗の1番人気メイケイエールが中団追走から直線力強く伸び、同じく中団から脚を伸ばした2番人気スカイグルーヴに1/2馬身差をつけて優勝しました。
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道中折り合いに苦しみながらもメイケイエールが底力を見せつけ完勝。2着にはスカイグルーヴが入線し、牝馬のワンツーフィニッシュとなりました。

☆京王杯SC結果
1着◎メイケイエール (池 添)1'20'2(良)
2着▲スカイグルーヴ (C.ルメール)1/2
3着 タイムトゥヘヴン(大 野)3/4
4着 ワールドバローズ(和田竜)クビ
5着 ラウダシオン  (M.デムーロ)アタマ

パドックの個人的な評価は以下の通り。(A良い、B普通、C平凡)

1 ミッキーブリランテ B
  普通、首高い
2 リフレイム     B+
  落ち着いて動き良し
3 ギルデッドミラー  B
  普通
4 スカイグルーヴ   B+
  2人引き、気合を表に出し踏み込み力強い
5 クリスティ     C
  落ち着きなし
6 ワールドバローズ  A
  落ち着いて力強い動き目に付く
7 リレーションシップ B
  普通
8 シャインガーネット B
  普通
9 タイムトゥヘヴン  B
  普通、時折小走り
10 ラウダシオン    B
  普通、時折小走り
11 ビオグラフィー   B
  普通
12 メイケイエール   B+
  落ち着いて動き良し

今年の京王杯SCは、1992年以来となる12頭立て。例年より少頭数のやや寂しいメンバーで行われました。人気は近走スプリント戦で安定した走りを続けている重賞5勝目を目指すメイケイエールで単勝3.1倍で1番人気。前々走同舞台の白秋S勝ち、前走京都牝馬S(GIII)2着のスカイグルーヴが単勝4.0倍で2番人気。以下、シャインガーネット(3番人気・単勝6.4倍)、リフレイム(4番人気・単勝8.3倍)までの4頭が単勝10倍以下の支持を集めていましたが、レースは上位人気馬2頭の争いとなり、期待に応えて勝ったのは1番人気のメイケイエールでした。

メイケイエールのパドックは、落ち着いて動きも上々、好気配に見えました。
レースは、リフレイムがハナを奪って逃げる展開となりましたが、メイケイエールは序盤中団で首を上げて折り合いを欠いていました。それでもなんとかなだめて直線に向くと、上り3ハロン33.6秒の末脚を繰り出して、先行馬群をきっちり差し切りました。スムーズな競馬ができなくても勝ちきったのですから、このメンバーでは能力が1枚抜けていたといってよいでしょう。気性的に難しいところを抱えながら重賞5勝目、おめでとうございました!

2着は、2番人気のスカイグルーヴが人気どおりの好走。パドックは2人引きで気合を表に出して周回。また、好馬体が目に付きました。レースは中団7番手追走から勝ち馬を上回る上り33.5秒の末脚で外から伸びてきました。これで1400m戦は3戦連続の連対で、この距離は本当に安定して走りますね。祖母がアドマイヤグルーヴという良血馬、完全に本格化したようです。

スカイグルーヴ
父エピファネイア 母アドマイヤセプター(母の父キングカメハメハ)
2017年1月23生 牝5 美浦・木村哲也厩舎
10戦2勝(2022年5月14日現在)
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3着は5番人気のタイムトゥヘヴンが健闘。パドックは時折小走りになるなど少しうるさいところを見せていました。レースは後方追走からメンバー2位の33.2秒の末脚を繰り出して、上位に食い込みました。前走ダービー卿CT(GIII)を勝ちながらも人気はあまりありませんでしたが末脚は堅実ですね。伸び盛りの4歳馬ですし、今後もマイル路線で目は離せません。

タイムトゥヘヴン
父ロードカナロア 母キストゥヘヴン(母の父アドマイヤベガ)
2018年2月3日生 牡4 美浦・戸田博文厩舎
15戦2勝(2022年5月14日現在)
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なお、3番人気シャインガーネットは好位5番手追走も直線伸びを欠き、7着に凡走。期待を裏切ってしまったのは残念でした。
それでは、最後に見事優勝したメイケイエールちゃんを掲載します。
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レースは気性の難しいところを見せる馬ですが、パドックは、落ち着いて周回していました。
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鞍上の池添謙一騎手は京王杯SC初制覇。レース後のインタビューでは「手応え的には、直線に向いた時良い形でしたし、追い出したらしっかり反応して伸びてくれる馬。伸びてくれると信じて追い出しました。折り合いはきつかったですね。メイケイエールにとって今後を占う意味でも大事な1ハロン延長だと思っていましたが、1ハロン違うだけでここ2走よりもきつかったですが、何とかなだめながら進めました。僕自身、上手く乗れなかったところはありましたし、ちょっとしんどかったです。実績的にはGIを獲れるレベルだと思っていますし、順調に行ってほしいです。この馬には一生つきまとうテーマですが、(今後も)折り合いが大事になってくると思います。」とコメントしていました。
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表彰式はみんなからナデナデされていたメイケイエールちゃんですが、折り合いに苦しんだ結果を受け、優先出走権を得た安田記念(GI)は回避するとのこと。最大目標は秋のスプリンターズSになるそうです。それにしても、レース後の彼女に対する拍手は大きかったです。折り合いをひどく欠きながらも勝ちきったのは凄かった。これからもファンをドキドキさせるレース、期待しています!

メイケイエール
父ミッキーアイル 母シロインジャー(母の父ハービンジャー)
2018年2月23日生 牝4 鹿毛 安平 ノーザンファーム生産 栗東・武英智厩舎
11戦6勝(2022年5月15日現在)
(重賞勝利)2022年京王杯スプリングC(GII)、2021年チューリップ賞(GII)、2022年シルクロードS(GIII)、2020年ファンタジーS(GIII)、小倉2歳S(GIII)


by Yuuichiro_K | 2022-05-14 23:30 | 22年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)


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