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2022年 02月 06日

マイル界に新星誕生!東京新聞杯はイルーシヴパンサーが大外一気に突き抜け重賞初制覇

今日、東京競馬場では、今年のマイル路線を占う注目の重賞・東京新聞杯(GIII、4歳上・芝1600m)が行われました。
レースは、田辺裕信騎手騎乗の4番人気イルーシヴパンサーが後方追走から直線大外一気に外鋭く伸び、中団追走から馬群を割って伸びてきた1番人気ファインルージュに1 3/4馬身差をつけて優勝しました。
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後方から大外一気に伸びたイルーシヴパンサーが豪快に差し切り、重賞初制覇を飾りました

☆東京新聞杯結果
1着△イルーシヴパンサー(田 辺) 1'32'3(良)
2着◎ファインルージュ (C.ルメール) 1 3/4
3着○カラテ      (菅原明) クビ
4着 カレンシュトラウス(津 村) 2
5着 ドナアトラエンテ (M.デムーロ)1 1/2

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 アオイクレアトール B
  2人引き、普通
2 ワールドバローズ  B+
  まずまず落ち着いて動き良し
3 ディアンドル    B
  2人引き、普通  
4 マルターズディオサ B
  普通
5 トーラスジェミニ  B
  普通
6 ファインルージュ  B+
  落ち着いて動き良し
7 ケイデンスコール  B
  普通
8 ドナアトラエンテ  B
  普通、首高い、時折小走り
9 カラテ       B
  普通
10 エイシンチラー   B
  普通、時折小走り
11 イルーシヴパンサー B
  普通
12 ヴェロックス    B
  2人引き、普通
13 ホウオウアマゾン  B
  普通
14 カテドラル     B
  普通、時折小走り
15 カレンシュトラウス B
  普通

今年の東京新聞杯は、昨年の桜花賞(GI)3着、秋華賞(GI)2着のファインルージュが単勝3.3倍で1番人気。前年覇者で今年初戦のニューイヤーSを快勝してきたカラテが単勝4.1倍で2番人気。前走阪神C(GII)2着のホウオウアマゾンが単勝4.9倍で3番人気。1勝クラスから3連勝中の上り馬イルーシヴパンサーが単勝5.3倍で4番人気。5番人気のカテドラル以下は単勝18.4倍以上で、4強対決の様相でしたが、優勝したのは上位人気の一角イルーシヴパンサーでした。

イルーシヴパンサーのパドックは、3か月振りのレースでしたが普通に落ち着いて周回していました。レースはトーラスジェミニが1000m通過58.0秒と平均ペースで逃げる展開となりましたが、イルーシヴパンサーは後方2番手からの競馬。じっくり脚を溜めると、直線はメンバー最速の上り33.1秒の鬼脚を繰り出し、大外一気に鋭く伸びて豪快に差し切りました。マイル路線にも、また4歳世代から楽しみな新星が出てきましたね。並みいる重賞勝ち馬相手に突き抜けたのですから実に強い競馬でした。破竹の4連勝で重賞初制覇、本当におめでとうございました!

2着は1番人気のファインルージュ。パドックはプラス16キロでも太目感はなく、大変落ち着いて力強い歩様を見せていました。レースは中団追走から直線馬群を割って伸びてきましたが、勝ち馬の爆発的な末脚に屈しました。それでもレコード決着の桜花賞で差のない3着だった実績どおり、マイル戦はやはり向いているようです。まだまだ成長しているようですし、こちらもヴィクトリアマイルが楽しみになる好走だったと思います。

ファインルージュ
父キズナ 母パシオンルージュ(母の父ボストンハーバー)
2018年3月11日生 牝4 美浦・木村哲也厩舎
8戦3勝(2022年2月6日現在)
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3着は2番人気のカラテ。パドックは普通に落ち着いて周回していました。レースは後方5番手から直線メンバー2位の上り33.9秒の末脚で馬場の真ん中から追い込んできましたが、3着に上がるのが精一杯。残念ながら連覇はなりませんでした。

カラテ
父トゥザグローリー 母レディーノパンチ(母の父フレンチデピュティ)
2016年5月27日生 牡6 美浦・高橋祥泰厩舎
28戦6勝(2022年2月6日現在)
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なお、3番人気のホウオウアマゾンは、パドックはあまり目立つ感じはなかったのですが、レースは好位5番手追走も直線一杯になり12着に凡走。期待に応えられなかったのは残念でした。

それでは最後に見事優勝したイルーシヴパンサー君を掲載します。
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パドックは普通に落ち着いて周回していました。

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鞍上の田辺裕信騎手、管理する久保田貴士厩舎は共に東京新聞杯初制覇。なお、田辺騎手はレース後のインタビューで「僕もびっくりしました。もともとオープンで走っていた馬で、自己条件から連勝してきたのですが、1回また同じ(オープンの)舞台に立ってどれだけやれるかと思っていました。成長は感じていたものの、これほどあっさり差し切ってくれるとは驚きました。レース前は前回のレースの形がいいのかと考えていたのですが、折り合いなど課題のあった馬なので、馬のリズムを一番に考えて進めました。この馬とコンビを組むようになって、1戦ごとに成長を感じています。元々カーッとするところのあった馬がレースに落ち着いて臨めるようになりました。やっとまたオープンで一線級の馬と戦えるようになりました。もちろんGIに向けて今後楽しみです」とコメントしていました。
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1勝クラスを勝った時のタイムが安田記念の勝ち時計とわずか0.3秒差だったことから能力は相当なモノだと感じていましたが、やはり只者ではなかったですね。この内容ならGIの大舞台でも期待できそうで、今後が本当に楽しみです。

イルーシヴパンサー
父ハーツクライ 母イルーシヴキャット(母の父キングカメハメハ)
2018年2月15日生 牡4 黒鹿毛 安平 追分ファーム生産 美浦・久保田貴士厩舎
9戦5勝(2022年2月6日現在)
(重賞勝利)2022年東京新聞杯(GIII)


by Yuuichiro_K | 2022-02-06 22:38 | 22年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)


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