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2021年 11月 06日

京王杯2歳Sは、伏兵キングエルメスが早め先頭から抜け出し重賞初制覇

今日、東京競馬場で行われた京王杯2歳S(GII、芝1400m)は、坂井瑠星騎手騎乗の8番人気キングエルメスが、2番手追走から直線早めに抜け出すと、そのまま後続の追撃を寄せ付けず、同じく好位から脚を伸ばした4番人気トウシンマカオに1 1/4馬身差をつけて優勝しました。
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先行策から抜け出したキングエルメスが、そのまま押し切って快勝となりました。

☆京王杯2歳S結果
1着 キングエルメス  (坂 井)1'21'3(良)
2着△トウシンマカオ  (戸 崎)1 1/4
3着○ラブリイユアアイズ(団 野)3/4
4着◎コラリン     (C.ルメール)クビ
5着 レッツリブオン  (杉 原)1 3/4

☆パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 スズカコテキタイ  B
  普通
2 テーオースパロー  B+
  落ち着いて力強い動き
3 キングエルメス   B
  普通
4 ファンデル     B
  普通
5 ベルウッドブラボー B+
  落ち着いて動き良し
6 セルバーグ     B
  普通
7 アポロルタ     C
  落ち着きなし
8 トウシンマカオ   B
  普通、つる首
9 レッツリブオン   C
  2人引き、落ち着きなし
10 コラリン      B+
  2人引き、気合を秘めながらも動き良し
11 ラブリイユアアイズ B
  普通、首高い
12 ジャスパークローネ B
  普通、時折小走り
13 ヴィアドロローサ  B
  普通
14 シゲルファンノユメ B+
  時折煩い仕草も力強い動き

今年の京王杯2歳Sは、例年活躍している前走重賞出走馬が不在。人気は割れ気味で、1番人気は前走カンナS(OP)勝ちのコラリンで単勝3.4倍。2番人気は前走ダリア賞(OP)勝ちのベルウッドブラボーで単勝7.1倍。3番人気は前走クローバー賞(OP)勝ちのラブリイユアアイズで単勝7.6倍。前走オープン勝ちの馬が上位人気を集めていましたが、これらの人気馬をおさえて優勝したのは、前走クローバー賞5着、8番人気(単勝16.4倍)の伏兵キングエルメスでした。

キングエルメスのパドックは、プラス18キロでも太目感はなく、普通に落ち着いて周回していました。レースはスズカコテキタイが前半3ハロン35.1秒と緩いペースで逃げる展開となりましたが、キングエルメスは好スタートから差のない2番手追走の積極策。直線400m過ぎで早々と先頭に立つと、最後の3ハロンを34.1秒でまとめて、後続の追撃を許さずそのまま押し切りました。前走クローバー賞は序盤不利があり1番人気に応えらなかったのですが、今日は新馬勝ちした時同様、先行策で改めて能力の高さを証明したと思います。勝ち時計の1'21'3もレース史上第3位の好タイムでしたし、今後の活躍が楽しみです。

2着は、4番人気のトウシンマカオが健闘。パドックはつる首で気合を表に出して周回していました。こちらもレースは3・4番手追走の積極策でレースの流れに乗ると、先に抜け出したキングエルメスを追いかけて、しぶとく脚を伸ばし2着を確保しました。キャリア1戦でこれだけ走れたのですから、こちらも今後が楽しみです。なお、父がスプリントGIホースのビッグアーサー、母の父スペシャルウィークという血統は、キングエルメスと良く似た感じの配合で、似た者同士のワンツーフィニッシュとなりました。

トウシンマカオ
父ビッグアーサー 母ユキノマーメイド(母の父スペシャルウィーク)
2019年5月1日生 牡2 美浦・高橋瑞樹厩舎
2戦1勝(2021年11月6日現在)
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3着は3番人気のラブリイユアアイズが人気どおりの好走。パドックは普通に落ち着いて周回していました。レースは逃げた前走とは違って5番手で控える競馬。好位追走から上り33.9秒の末脚を繰り出して上位入線となりました。こちらの父はやはり新種牡馬のロゴタイプ。今後も応援したい馬です。

ラブリイユアアイズ
父ロゴタイプ 母オープンユアアイズ(母の父ヴィクトワールピサ)
2019年3月19日生 牝2 美浦・黒岩陽一厩舎
3戦2勝(2021年11月6日現在)
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なお、1番人気のコラリンは、中団追走から上り33.6秒の末脚で脚を伸ばすも、前残りの競馬となったこともあり4着まで。2番人気のベルウッドブラボーは後方12番手の競馬となり、全く見せ場なく9着。共に期待に応えられなかったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したキングエルメス君を掲載します。
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パドックは、プラス18キロでも太目感はなく、普通に落ち着いて周回していました。
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鞍上の坂井瑠星騎手は、東京競馬場で行われる重賞初制覇となりました。なお、レース後のインタビューでは「返し馬の時に前走より馬が良くなっていると感じたので、自信を持って正攻法の競馬をしました。気分良く走っていたのでペースは気にしないで馬のリズムで走らせました。直線では手応えが十分にありましたし、このまま振り切って欲しいと思いました。新馬の時から素質を感じていました。前走はうまく噛み合いませんでしたが、今回重賞を勝つことができました。良い形で次の舞台へ向かえます。」とコメントしていました。
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父がロードカナロア、母が函館2歳S勝ちのステラリードという血統から、今後も短距離路線での活躍が期待できそうです。今日は重賞初制覇、おめでとうございました!

キングエルメス
父ロードカナロア 母ステラリード(母の父スペシャルウィーク)
2019年2月5日生 牡2 鹿毛 新ひだか 木村秀則生産 栗東・矢作芳人厩舎
3戦2勝(2021年11月6日現在)
(重賞勝利)2021年京王杯2歳S(GII)


by Yuuichiro_K | 2021-11-06 22:56 | 21年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)


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