人気ブログランキング | 話題のタグを見る

愛しのサラブレッド写真館 

prekrasnie.exblog.jp
ブログトップ
2021年 10月 30日

アルテミスSは、サークルオブライフが後方一気に差し切り重賞初制覇

今日、東京競馬場では、過去の連対馬から6頭のGIホース(アユサン、レッツゴードンキ、メジャーエンブレム、リスグラシュー、ラッキーライラック、ソダシ)を輩出した注目の2歳牝馬重賞・アルテミスS(GIII、芝1600m)が行われました。
レースは、M.デムーロ騎手騎乗の7番人気サークルオブライフが後方4番手から直線外鋭く伸びて、好位から抜け出した2番人気ベルクレスタをゴール直前クビ差捕らえて優勝しました。

アルテミスSは、サークルオブライフが後方一気に差し切り重賞初制覇_b0015386_23193297.jpg
後方からレースを進めたサークルオブライフが外から目を見張る末脚を爆発させ、鮮やかに差し切りました。

☆アルテミスS結果
1着 サークルオブライフ(M.デムーロ)1'34'0(良)
2着◎ベルクレスタ   (松 山) クビ
3着△シゲルイワイザケ (福 永) 3/4
4着 シンシアウィッシュ(武 豊) 1 1/4
5着○フォラブリューテ (C.ルメール) 1 1/4

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 シゲルイワイザケ  B 
    普通
2 ベルクレスタ    B 
  普通、時折首をグッと下げる
3 ボンクラージュ   C
  落ち着きなし
4 シンティレーション B 
  普通、首を小刻みに振る
5 トーセンシュシュ  B+
  落ち着いて動き良し
6 フォラブリューテ  B
  普通
7 サークルオブライフ B
  普通
8 ヴァンルーラー   B+
  落ち着いて動き良し
9 ロムネヤ      C
  落ち着きなし
10 シンシアウィッシュ B 
  2人引き、普通
11 ミント       B
  普通、首高い

近年、後のGI馬を数多く輩出しているアルテミスSですが、今年は前走1着馬が11頭中10頭、関西馬も5頭も出走。例年どおり素質馬が揃った注目の一戦となりました。
人気は、前走新潟の芝マイルの新馬戦を優勝、母がマイルCS優勝馬ブルーメンブラッドのフォラブリューテが単勝2.1倍で1番人気。半姉がヴィクトリアマイル優勝馬アドマイヤリードのベルクレスタが単勝4.8倍で2番人気。良血馬の2頭が支持を集めていました。以下、ロムネヤ(単勝8.6倍)、シンシアウィッシュ(単勝9.1倍)の4頭が単勝10倍以下の人気を集めていましたが、これら人気馬をまとめて負かしたのは7番人気の伏兵・サークルオブライフでした。

サークルオブライフのパドックは、普通に落ち着いて周回していましたが、眼光の鋭さは目につきました。レースはボンクラージュが1000m通過59.2秒と平均ペースで逃げる展開となりましたが、サークルオブライフは序盤は中団のインをロスなく追走。直線は外に持ち出すと、好位から先に抜け出したベルクレスタとシゲルイワイザケの2頭をただ一頭、後方から鋭く脚を伸ばして鮮やかに差し切りました。上り3ハロンはメンバー中唯一の33秒台(33.5秒)と素晴らしい瞬発力を見せてくれました。

2着は、2番人気のベルクレスタが人気どおりの好走。パドックは時折首をグッと下げ、気合の入った仕草を見せて周回していました。レースは好スタートから、ボンクラージュとシゲルイワイザケを先に行かせて絶好のポジションの好位3番手を追走。直線逃げ粘るシゲルイワイザケを交わして先頭に立つ危なげないレース運びで勝利目前でしたが、勝ち馬の強烈な末脚の前に、惜しくもゴール直前で交わされてしまいました。

ベルクレスタ
父ドゥラメンテ 母ベルアリュールII(母の父Numerous)
2019年2月6日生 牝2 栗東・須貝尚介厩舎
3戦1勝(2021年10月30日現在)
アルテミスSは、サークルオブライフが後方一気に差し切り重賞初制覇_b0015386_23193435.jpg

3着は、8番人気の伏兵シゲルイワイザケが大健闘。パドックは普通に落ち着いて周回していました。レースは2番手追走から直線早めに抜け出し懸命に粘るも、直後から伸びてきたベルクレスタ、外一気に伸びたサークルオブライフに捕まってしまいました。しかし、出走馬中、唯一前走敗れていた馬だったにも関わらず、よく頑張ったと思います。

シゲルイワイザケ
父エピファネイア 母ボンジュールココロ(母の父リンカーン)
2019年4月18日生 牝2 栗東・渡辺薫彦厩舎
3戦1勝(2020年10月30日現在)
アルテミスSは、サークルオブライフが後方一気に差し切り重賞初制覇_b0015386_23193655.jpg

なお、1番人気のフォラブリューテはパドックは特に目立つところはなかったですが、レースは後方追走も直線伸びを欠き6着。3番人気のロムネヤはパドックで落ち着きがなくあまり良く見えませんでしたが、レースは最後方から伸びを欠き8着に凡走。共に期待に応えられなかったのは残念でした。

それでは最後に見事優勝したサークルオブライフちゃんを掲載します。
アルテミスSは、サークルオブライフが後方一気に差し切り重賞初制覇_b0015386_23193847.jpg
パドックは、普通に落ち着いて周回していました。ただ、眼光は鋭かったです。
アルテミスSは、サークルオブライフが後方一気に差し切り重賞初制覇_b0015386_23194190.jpg
鞍上のM.デムーロ騎手は、アルテミスS初制覇。なお、この勝利が記念すべき史上10人目のJRA重賞100勝目となりました。レース後のインタビューでは、「気持ちが良かったです。過去の2戦では、デビュー戦はボーっとしていて、前走はイライラしていて出遅れてしまいました。今回も少しイライラはしていましたが、その中でも落ち着いていて、うまくスタートを出て良いところにつけられました。直線を向いた時は反応が鈍くて焦りましたが、ラスト200mで脚が違い、勝てると思いました。この馬は未勝利を勝った時の勝ち方がとても良かったですし、期待しています。」とコメントしていました。
アルテミスSは、サークルオブライフが後方一気に差し切り重賞初制覇_b0015386_23194366.jpg
彼女を管理する国枝栄厩舎は、アーモンドアイ、カレンブーケドール、マジックキャッスル、アカイトリノムスメと毎年、本当に素晴らしい牝馬が出てきますね。出世レースを勝ったことで、彼女も偉大な先輩に続く活躍を期待したいです。今日は重賞初制覇おめでとうございました!

サークルオブライフ
父エピファネイア 母シーブリーズライフ(母の父アドマイヤジャパン)
2019年3月24日生 牝2 鹿毛 新ひだか 千代田牧場生産 美浦・国枝栄厩舎
3戦2勝(2021年10月30日現在)
(重賞勝利)2021年アルテミスS(GIII)


by Yuuichiro_K | 2021-10-30 23:24 | 21年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)


<< 第164回天皇賞・秋(GI)予想      第10回アルテミスS(GIII)予想 >>