2021年 06月 16日
今週も、昨年引退した重賞勝ち馬の写真を掲載します。 本日登場は、2020年12月11日付けで競走馬登録を抹消した、2018年安田記念(GI)、2020年フェブラリーSを制するなど、芝・ダートを問わず活躍した名馬モズアスコット君です。 モズアスコットは、アメリカ生まれの外国産馬で2017年6月の3歳未勝利戦でデビュー(結果4着)。3戦目で初勝利を挙げると、そこから破竹の4連勝。初の重賞挑戦だった阪神C(GII)は4着に敗れるも、4歳となった2018年は、阪急杯(GIII)、マイラーズC(GII)、安土城Sと3戦連続2着に好走すると、連闘で挑んだ安田記念は、9番人気の低評価を覆し1'31'3のレースレコードタイの好時計で優勝。重賞初制覇を見事GI制覇で飾りました。 その後は、主に芝の短距離重賞を使われ続けるも8連敗と結果を出すことができず、2020年からダート路線に転向。すると初戦の根岸S(GIII)をいきなり勝利。続くフェブラリーSも1番人気に応え快勝。クロフネ、イーグルカフェ、アグネスデジタル、アドマイヤドンに続く史上5頭目の芝・ダート両GI制覇の快挙達成となりました。秋は南部杯(JpnI)を2着に好走するも勝利を挙げることはできず、チャンピオンズC(GI)5着が最後のレースとなりました。 また、引退後は、新ひだか町のアロースタッドで種牡馬入りしました。欧州の歴史的名馬Frankelの後継種牡馬として頑張ってほしいと思います。長い現役生活、お疲れさまでした! なお、優勝した2018年安田記念優勝時の雄姿は2018年6月3日の記事を、フェブラリーS(GI)優勝時の雄姿は2020年2月23日の記事をご覧ください。、 モズアスコット(撮影日2020年2月23日・フェブラリーS) 父Frankel 母India(母の父Hennessy) 2014年3月31日生 牡7 栗毛 アメリカ・Summer Wind Farm生産 栗東・矢作芳人厩舎 (通算成績)26戦7勝 (重賞勝利)2018年安田記念(GI)、2020年フェブラリーS(GI)、根岸S(GIII)
by Yuuichiro_K
| 2021-06-16 19:55
| パドック写真
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