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2021年 05月 31日

目黒記念は4歳牝馬ウインキートスが2番手から抜け出し重賞初制覇

昨日、日本ダービーに続いて東京競馬場で行われた目黒記念(GII、4歳上ハンデ・芝2500m)は、丹内祐次騎手騎乗の8番人気ウインキートスが2番手追走から直線抜け出し、好位から伸びた2番人気ヒートオンビートに2馬身差をつけて優勝しました。

☆目黒記念結果
1着 ウインキートス (丹 内)2'32'8(良)
2着○ヒートオンビート(川 田)2
3着 アドマイヤアルバ(北村宏)1 3/4
4着◎グロンディオーズ(C.ルメール)1
5着△ゴールドギア  (田 辺)1 3/4

パドックの個人的な評価は以下の通り。(A良い、B普通、C平凡)

1 ムイトオブリガード B
  普通
2 トラストケンシン  B
  普通
3 アドマイヤアルバ  B
  普通
4 サンアップルトン  B
  普通、首高い
5 ウインキートス   B
  普通、時折小走り
6 アドマイヤポラリス B
  普通
7 サトノルークス   B+
  落ち着いて動き良し
8 ヒートオンビート  B
  2人引き、普通
9 アイスバブル    B
  普通
10 ナムラドノヴァン  B
  普通
11 グロンディオーズ  B+
  落ち着いて動き良し
12 ダンスディライト  B
  普通
13 ディアマンミノル  B
  普通
14 ゴールドギア    B
  普通
15 ミスマンマミーア  B
  普通
16 トップウイナー   B
  普通

今年の目黒記念は前走ダイヤモンドS(GIII)勝ちのグロンディオーズが単勝3.1倍で1番人気。次いで前走大阪ハンブルクC(L)組のヒートオンビート(単勝4.2倍)、ミスマンマミーア(単勝7.8倍)までの3頭が単勝10倍以下の人気を集めていましたが、これら上位人気馬を抑えて勝ったのは8番人気の伏兵・4歳牝馬のウインキートスでした。

ウインキートスのパドックは、時折小走りになるなど気合いを表に出して周回していました。レースはトップウイナーが1000m通過64.0秒と超スローペースで逃げる展開となりましたが、ウインキートスは直後の2番手を追走。3番手以下は少し離れる展開となりました。余力十分で直線に向いた時点で勝負あったという感じで、逃げるトップウイナーを交して先頭に立つと、上がり3ハロンを32.5秒でまとめ、後続を完封する快勝となりました。前走、初の重賞挑戦だった日経賞(GII)は15着に大敗していましたが、今日は52キロの軽量と展開に恵まれたとはいえ、見事な勝ちっぷりでした。重賞初制覇おめでとうございました!

2着は2番人気のヒートオンビートが人気どおりの好走。パドックは2人引きでも普通に落ち着いて周回。レースは、好位5・6番手追走からメンバー最速の上がり32.4秒を繰り出したものの、前も止まらず2着に上がるのが精一杯でした。

3着は16番人気(単勝170.7倍)のアドマイヤアルバが大健闘。パドックは特に目立つ感じはありませんでしたが、レースは好位3番手追走から、直線もしぶとく脚を伸ばし上位に食い込みました。

なお、上位3頭はいずれも前につけていた馬という典型的な前残りの競馬となったことで、中団より後ろからレースを進めていた1番人気のグロンディオーズ(4着)、3番人気のミスマンマミーア(12着)は、勝負にならなかったですね。期待に応えられなかったのは残念でした。

ウインキートス
父ゴールドシップ 母イクスキューズ(母の父ボストンハーバー)
2017年5月4日生 牝4 黒鹿毛 新冠 コスモヴューファーム生産 美浦・宗像義忠厩舎
16戦5勝(2021年5月31日現在)
(重賞勝利)2021年目黒記念(GII)


by Yuuichiro_K | 2021-05-31 21:58 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)


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