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2020年 02月 22日

重賞史上に残る大波乱!ダイヤモンドSは単勝325.5倍のミライヘノツバサが悲願の重賞初制覇

今日、東京競馬場では、天皇賞・春(GI)に向けて注目の長距離重賞・ダイヤモンドS(GIII・ハンデ、芝3400m)が行われました。
レースは、木幡巧也騎手騎乗の最低16番人気のミライヘノツバサが中団追走から直線鋭く伸び、後方から伸びたメイショウテンゲンとの一騎打ちをハナ差制し、優勝しました。
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単勝325.5倍の最低人気ミライヘノツバサがメイショウテンゲンとの芦毛馬同士の大接戦を制し、悲願の重賞初制覇を飾りました。

☆ダイヤモンドS結果
1着 ミライヘノツバサ (木幡巧)3'31'2(良)
2着 メイショウテンゲン(池 添)ハナ
3着○オセアグレイト  (野 中)5
4着△レノヴァール   (横山典)ハナ
5着 タイセイトレイル (中 谷)3

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 オセアグレイト   B+
  落ち着いて動き良し
2 ウインテンダネス  B
  普通、首高い
3 ポポカテペトル   B
  普通
4 ロサグラウカ    B
  普通
5 リッジマン     B
  普通
6 レノヴァール    B+
  落ち着いて力強い動き目に付く
7 タガノディアマンテ B+
  落ち着いて動き良し
8 アドマイヤジャスタ C
  落ち着きなし
9 ステイブラビッシモ B
  普通、つる首
10 サトノティターン  C
  2人引き、落ち着きなし
11 タイセイトレイル  C
  アルゼンチン共和国杯2着好走時と比べ落ち着きなし
12 ダノンキングダム  B
  普通
13 ヴァントシルム   B
  普通
14 メイショウテンゲン B
  以前より落ち着いて周回
15 バレリオ      B    
  普通、首高い
16 ミライヘノツバサ  C
  前脚をかき込み、集中してない感じ

今年のダイヤモンドSは前走万葉S(OP)を完勝したタガノディアマンテが単勝2.1倍でやや抜けた1番人気。以下、前走迎春S(3勝クラス)勝ちの上がり馬オセアグレイト(2番人気単勝4.9倍)、弥生賞馬メイショウテンゲン(3番人気単勝8.2倍)と4歳馬が上位人気を占めていましたが、勝ったのはあっと驚く最低16番人気の古豪・7歳馬ミライヘノツバサでした。

ミライヘノツバサのパドックは、前脚をかきこむように周回。集中してない感じに見えたのですが、案外リラックスしていたのかもしれません。
レースは、ロサグラウカが1000m62.6秒、2000m通過2分4秒と淀みないペースで逃げる展開となりましたが、ミライヘノツバサは中団10番手を追走。直線はメンバー中2番目の上がり37.4秒の末脚を繰り出して一気に抜け出し、後方から伸びたメイショウテンゲンとの激しい叩き合いをハナ差制しました。
ミライヘノツバサは、2017年AJC杯でシャケトラの2着に好走したこともある実績馬ですが、その後、脚部不安を発症し長期休養。復帰後は凡走が続き、正直もう厳しいと思っていたので、この復活劇には驚きました。なお、単勝325.5倍の勝利は、グレード制導入後、1989年エリザベス女王杯のサンドピアリス(単勝430.6倍)、1998年日経賞のテンジンショウグン(単勝355.7倍)に続く重賞史上3位の高額配当。青森県生産馬の重賞制覇は2008年マイネレーツェル以来の快挙と歴史的な勝利となりました。脚部不安を克服しての勝利ということで関係者の喜びは本当に大きいと思います。7歳で悲願の重賞初制覇、本当におめでとうございました!

2着は3番人気のメイショウテンゲンが勝ちに等しい内容の好走。パドックはいつも煩い馬なのですが、今日は今まで見た中で一番落ち着きがあるように見えました。レースは後方からメンバー最速の上がり37.2秒で鋭く伸びたものの、惜しくもハナ差届きませんでした。それでも3着とは5馬身も差をつけ、勝ち馬より1キロ重い斤量でこの結果なら勝ち馬以上の評価を与えてもいいでしょう。流石はGII弥生賞馬というところを見せてくれました。

メイショウテンゲン
父ディープインパクト 母メイショウベルーガ(母の父フレンチデピュティ)
2016年3月10日生 牡4 栗東・池添兼雄厩舎
7戦2勝(2020年2月22日現在)
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3着は、2番人気のオセアグレイト。パドックは落ち着いて動きも上々、なかなか良く見えました。レースは好位4番手を追走。直線内を突いて早めに抜け出したものの、上位2頭には一気に交わされてしまいました。

オセアグレイト
父オルフェーヴル 母ブルーダヌーブ(母の父Bahri)
2016年5月29日生 牡4 美浦・菊川正達厩舎
11戦4勝(2020年2月22日現在)
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なお、1番人気のタガノディアマンテは7着に凡走。パドックは落ち着き十分、状態は悪く見えなかったのですが、レースは離れた最後方追走で全く流れに乗れなかった印象。人気を裏切ってしまったのは残念でした。

それでは最後に見事優勝したミライヘノツバサ君を掲載します。

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パドックは時折前脚をかきこむ仕草を見せていましたが、イレ込みという感じではなかったです。

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鞍上の木幡巧也騎手は、2017年レパードS(GIII)以来となる久しぶりの重賞2勝目となりました。レース後のインタビューでは「ビックリしました。馬には感謝しかありません。正直ゴール前は負けたという第一印象でした。追っている感覚としては、相手が伸びているように感じましたが、良く踏ん張ってくれました。先生に感謝しています。」とコメントしていました。
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ミライヘノツバサという馬名は素敵な名前だと思います。脚部不安で苦しんだ馬と聞いていたので、馬券が外れても嬉しい気持ちになったのは久しぶりかもしれません。また、オルフェーヴル産駒が1・2番人気を集めたレースでしたが、勝ったのはオルフェーヴルの兄ドリームジャーニー産駒というのも面白かったです。ドリームジャーニー産駒はJRA重賞初制覇ということで、こちらも本当におめでとうございました!

ミライヘノツバサ
父ドリームジャーニー 母タムロブライト(母の父シルバーチャーム)
2013年4月27日生 牡7 芦毛 青森・諏訪牧場生産 美浦・伊藤大士厩舎
23戦5勝(2020年2月23日現在)
(重賞勝利)2020年ダイヤモンドS(GIII)


by Yuuichiro_K | 2020-02-22 23:58 | 20年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
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