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愛しのサラブレッド写真館 

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2019年 12月 31日

2019年もたくさんのご訪問、ありがとうございました!

2019年もあとわずかになりました。
今日は、今年、印象に残った競馬界の話題を振り返りたいと思います。

騎手の話題としては、今年も外国人ジョッキーの活躍が光りました。C.ルメール騎手は春秋の天皇賞、桜花賞、皐月賞、スプリンターズSのGI5勝を含む164勝を挙げ3年連続のリーディングジョッキー。M.デムーロ騎手はNHKマイルC、オークス、東京大賞典と国内GIを3勝。短期免許で来日したジョッキーもGIレースで存在感を見せつけ、D.レーン騎手がヴィクトリアマイル、宝塚記念、有馬記念を、C.スミヨン騎手がエリザベス女王杯を、O.マーフィー騎手がジャパンCを、R.ムーア騎手が朝日杯FSを勝利しました。

一方、日本人騎手は、川田将雅騎手がリーディング2位&最高勝率の活躍。50歳となった武豊騎手は、2015年以来4年振りに100勝を越えるリーディング3位の111勝と見事復活。藤田菜七子騎手が、史上初の女性騎手によるJRA重賞制覇&関東リーディング10位と大躍進したのも素晴らしかったです。

競走馬の話題としては、古馬牝馬の2頭、リスグラシューとアーモンドアイの強さが印象に残りました。昨年エリザベス女王杯(GI)を勝ってGIホースとなったリスグラシューは、今年更にパワーアップ。オーストラリア最高峰レースの一つコックスプレート(豪G1)を日本馬として初制覇。国内でも牝馬として史上初めて宝塚記念(GI)と有馬記念(GI)の両グランプリを制覇、今年の年度代表馬の最有力候補となりました。昨年の年度代表馬アーモンドアイは、初の海外遠征となったドバイDF(首G1)と天皇賞・秋(GI)を完勝。スピード&切れ味勝負なら世界で彼女に勝てる馬はそうはいないだろうと思わせる強さを今年も見せつけてくれました。

また、リスグラシュー、アーモンドアイ以外にも香港でウインブライト、アドマイヤマーズ、グローリーヴェイズが、オーストラリアでメールドグラースが、イギリスでディアドラが海外G1初制覇。日本馬の海外G1制覇年間8勝は史上最多記録となったのも嬉しいニュースでした。

一方で悲しいニュースもありました。昨年の種牡馬リーディング1位のディープインパクト、同2位のキングカメハメハの急死。共に日本競馬を牽引してきた大種牡馬だっただけに、生産界にとって大きな損失となりました。他にも往年の名馬ウオッカ、マヤノトップガン、ヒシアマゾン、サクラキャンドル、キングヘイロー、チョウカイキャロル、ウイングアロー、現役馬ではシャケトラ、ファンタジストなどが今年この世を去りました。今はただ心からご冥福を祈りたいと思います。

最後に、今年も当ブログに沢山の方々のご訪問をいただき、本当にありがとうございました。おかげさまで、今年も関東GIレース&東京競馬の平地重賞を全て現地観戦することができました。来年も健康第一で頑張りますので、引き続きよろしくお願いします。

本日は年度代表馬の有力候補であるリスグラシューちゃんの写真をいつもより大きめのサイズで掲載します。
それでは、皆様良いお年をお迎えください!

リスグラシュー(撮影日2019年12月22日・有馬記念)
父ハーツクライ 母リリサイド(母の父American Post)
2014年1月18日生 牝5 黒鹿毛 安平 ノーザンファーム生産 栗東・矢作芳人厩舎
22戦7勝(2019年12月23日現在)
(重賞勝利)2019年有馬記念(GI)、コックスプレート(豪G1)、宝塚記念(GI)、2018年エリザベス女王杯(GI)、東京新聞杯(GIII)、2016年アルテミスS(GIII)
2019年もたくさんのご訪問、ありがとうございました!_b0015386_21415740.jpg


by Yuuichiro_K | 2019-12-31 21:44 | ごあいさつ | Trackback | Comments(0)


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