愛しのサラブレッド写真館 

prekrasnie.exblog.jp
ブログトップ
2018年 10月 20日

富士Sはロジクライが2年9ヶ月振りの重賞Vをレースレコードで制す

今日、東京競馬場では、好天の下、マイルCS(GI)の前哨戦・富士S(GIII、3歳上・芝1600m)が行われました。レースは、C.ルメール騎手騎乗の2番人気ロジクライが、2番手追走から直線早めに抜け出し、後方から追い込んだ3番人気ワントゥワンに2馬身差をつけて優勝しました。
b0015386_00545392.jpg
2番手追走から直線一気に抜け出したロジクライが、久しぶりの重賞制覇を完勝で飾りました。

☆富士S結果
1着△ロジクライ     (C.ルメール) 1'31'7(良)レースレコード
2着 ワントゥワン   (J.モレイラ) 2
3着◎レッドアヴァンセ (北村友) ハナ
4着○エアスピネル   (福 永) 1/2
5着▲ペルシアンナイト  (M.デムーロ)3/4

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ガリバルディ    B
  普通、2人引き、首高い
2 ストーミーシー   B  
  普通
3 デンコウアンジュ  B
  普通
4 ウインブライト   B
  普通、時折小走り
5 ゴールドサーベラス B
  普通、2人引き、時折小走り
6 エアスピネル    B+
  2人引き、落ち着いて動き良し
7 ウインガニオン   B
  普通、いつもよりおとなしい
8 ロジクライ     B+
  首やや高いが落ち着いて周回
9 ハクサンルドルフ  B
  普通
10 ヤングマンパワー  B
  普通
11 ワントゥワン    B
  普通
12 クルーガー     B
  普通、時折小走り
13 ペルシアンナイト  B+
  時折小走りも動き良し
14 レッドアヴァンセ  B+
  前走VM同様、落ち着いて伸びやかな動き。ただ最後の1周は騎手を乗せずに煩くなる
15 マルターズアポジー B
  普通
16 ハッピーグリン   B
  普通
17 ヒーズインラブ   B
  普通
18 ジャンダルム    B
  普通、時折小走り

今年の富士Sは、GIホース・ペルシアンナイトを筆頭に18頭中12頭が重賞勝ち馬となかなかの好メンバーが揃った一戦となりました。人気はマイラーズC(GII)以来半年振りの出走となった昨年の覇者エアスピネルが単勝4.1倍で1番人気。次いでサマーマイルシリーズで安定した走りを続けたロジクライ(単勝4.5倍)とワントゥワン(単勝6.1倍)が続き、以下、ペルシアンナイト(単勝6.3倍)、レッドアヴァンセ(単勝6.8倍)、ジャンダルム(単勝7.3倍)の6頭までが単勝10倍以下と人気は割れました。そんな混戦模様のレースを制したのは上位人気の一頭、絶好調のC.ルメール騎手騎乗のロジクライでした。

ロジクライのパドックは、夏競馬を休みなく使われた疲れは感じさせず、いつもどおり落ち着いて周回していました。レースはマルターズアポジーが1000m通過57.4秒とハイペースで飛ばす展開となりましたが、ロジクライは2番手を楽な手応えで追走。直線は最内をつき、マルターズアポジーを交わして早めに抜け出すと、上がり3ハロン33.9秒でまとめて後続には影をも踏ませぬ完勝となりました。なお、勝ち時計はコースレコードとわずか0.4秒差の富士Sレースレコードという素晴らしいタイム。疲れが出なければ本番のマイルCS(GI)も本当に楽しみです。

2着は、勝ち馬同様、サマーマイルシリーズから休みなく使われ続けていたワントゥワン。今日はいつもの最後方付近ではなく、後方5番手からレースを進めると、直線はメンバー最速の上がり33.2秒の末脚を繰り出して、後方待機組では唯一上位に食い込んできました。重賞未勝利馬とは思えない相変わらずの牡馬顔負けの安定した末脚、こちらも見事な走りを見せてくれました。

ワントゥワン
父ディープインパクト 母ワンカラット(母の父ファルブラヴ)
2013年3月21日生 牝5 栗東・藤岡健一厩舎
25戦5勝(2018年10月20日現在)
b0015386_00544606.jpg

3着は、5番人気のレッドアヴァンセが健闘。パドックは休み明けでしたが、落ち着いて動きも良く、3着に好走した前走ヴィクトリアマイル同様、良く見えました。レースは中団からレースを進めると、直線は馬場の中央から力強く伸びて、実力馬ペルシアンナイト、エアスピネルに先着。休み明けとしては上々の内容で、こちらも重賞未勝利馬ながら良く走ったと思います。

レッドアヴァンセ
父ディープインパクト 母エリモピクシー(母の父ダンシングブレーヴ)
2013年4月24日生 牝5 栗東・音無秀孝厩舎
19戦4勝(2018年10月20日現在)
b0015386_00543730.jpg

なお、1番人気のエアスピネルは4着まで。休み明けでも、状態はなかなか良く見えただけに物足りない内容でピークを過ぎてしまったのかもしれません。唯一のGIホース・ペルシアンナイトは昨年同様5着まで。相変わらず休み明けは走らないですね。しかし、道中不利もあったようですし、一叩きすると一変するタイプなのでこちらは本番も要注意でしょう。

それでは、最後に見事優勝したロジクライ君を掲載します。
b0015386_00542706.jpg
パドックは、やや首は高かったものの落ち着いて周回していました。
b0015386_00541814.jpg
鞍上のC.ルメール騎手は3週連続の重賞制覇で富士S初制覇。レース後のインタビューでは「逃げ馬の後ろでいいポジションが取れました。この馬の前走を観察して、良いペースを維持出来る馬だと思い、いいポジションを取りたいと思っていました。段々ペースアップをして、馬の反応も良かったです。能力があるのでGIでもチャンスがありそうです。」とコメントしていました。
b0015386_00540274.jpg
シンザン記念優勝後、故障で約2年の休養を挟みながら良く復活したと思います。関係者の喜びは大きいことでしょう。2年9ヶ月振りの重賞制覇、本当におめでとうございました!

ロジクライ
父ハーツクライ 母ドリームモーメント(母の父Machiavellian)
2013年2月22日生 牡5 黒鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・須貝尚介厩舎
13戦5勝(2018年10月20日現在)
(重賞勝利)2018年富士S(GIII)、2016年シンザン記念(GIII)

[PR]

by Yuuichiro_K | 2018-10-20 23:59 | 18年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://prekrasnie.exblog.jp/tb/28748194
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< 第79回菊花賞(GI)予想      第21回富士S(GIII)予想 >>