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2018年 08月 05日

レパードSは、グリムが逃げ切って重賞初制覇

今日、新潟競馬場で行われたレパードS(GIII、3歳・ダート1800m)は、内田博幸騎手騎乗の5番人気グリムが、好スタートからハナを奪って逃げると、最後までしぶとく粘って、好位から伸びた10番人気ヒラボクラターシュとの競り合いをクビ差制して優勝しました。

☆レパードS結果
1着 グリム      (内 田)1'52'0(良)
2着 ヒラボクラターシュ(福 永)クビ
3着 ビッグスモーキー (大 野)3
4着◎ドンフォルティス (石 橋)アタマ
5着 アルクトス    (田 辺)1 3/4

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 バクハツ      B
  普通
2 アルクトス     B
  普通
3 イダペガサス    B
  普通
4 ドンフォルティス  B+
  落ち着いて動き良し
5 アドマイヤビクター B+
  パドックの外目を大きく周回
6 グリム       B
  普通
7 オノリス      B
  普通、首高い
8 プロスパラスデイズ C
  2人引き、落ち着きなし
9 エングローサー   B
  普通、時折小走り
10 フロリアヌス    B
  普通
11 ビッグスモーキー  B
  普通、時折小走り
12 クレディブル    B
  普通
13 ミックベンハー   B
  普通
14 グレートタイム   B+
  パドックの外目を大きく周回
15 ヒラボクラターシュ B
  普通

前走、ユニコーンS(GIII)は、直線前が壁になって2番人気の期待に応えられなかったグリムが、内田博幸騎手の完璧なエスコートもあり、改めて実力を示し、嬉しい重賞初制覇を飾りました。

パドックは、時折小走りになる場面があったユニコーンS(GIII)の時よりは落ち着いて周回していました。レースは好スタートから無理に抑えることなく果敢にハナに立つと、4コーナーを回っても、もったままの楽な手応えで直線に向いた時点で勝負あり。外からヒラボクラターシュが馬体を併せてきても、もう一伸びする底力を見せての快勝となりました。
2走前の青竜S(OP)でヒヤシンスS勝ちのスマハマや後にジャパンダートダービーで2着に好走するオメガパフュームに先着した実力は本物だったということでしょう。

2・3着は共に人気薄だったヒラボクラターシュとビッグスモーキー(9番人気)が好位からしぶとく伸びて大健闘。両馬とも前残りとなった展開の流れに上手く乗って穴を空けました。

逆に位置取りがかなり後ろになった人気のグレートタイム(1番人気6着)やアドマイヤビクター(3番人気9着)は、その時点で全く勝負にならなかった印象。共にパドックの気配は決して悪く見えなかっただけに、力を出し切れなかったのは残念でした。
また、2番人気ドンフォルティスは中団から伸び一息で4着まで。石橋脩騎手のコメントでは暑さの影響か成長途上かよくわからないとのこと。いずれにしても2走前にルヴァンスレーヴを破った時の状態ではなかったようです。

グリム(撮影日2018年6月17日・ユニコーンS)
父ゼンノロブロイ 母ブランシュネージュ(母の父サクラバクシンオー)
2015年4月28日生 牡3 芦毛 新ひだか・服部牧場生産 栗東・野中賢二厩舎
7戦4勝(2018年8月5日現在)
(重賞勝利)2018年レパードS(GIII) 
レパードSは、グリムが逃げ切って重賞初制覇_b0015386_21293449.jpg



by Yuuichiro_K | 2018-08-05 21:37 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)


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