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2017年 02月 12日

連日のハーツクライ産駒旋風!共同通信杯はスワーヴリチャードが完勝で重賞初制覇

今日、東京競馬場ではクラシックの登竜門・共同通信杯(GIII・3歳・芝1800m)が行われました。レースは、四位洋文騎手騎乗の2番人気スワーヴリチャードが中団追走から直線鋭く伸び、2番手追走から内でしぶとく粘った6番人気エトルディーニュに2 1/2馬身差をつけて優勝しました。
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直線半ばまで楽な手応えでレースを進めたスワーヴリチャードが一気に抜け出し完勝となりました。

☆共同通信杯結果
1着○スワーヴリチャード(四 位)1'47'5(良)
2着 エトルディーニュ (柴 山)2 1/2
3着◎ムーヴザワールド (戸 崎)アタマ
4着▲タイセイスターリー(C.ルメール)ハナ
5着 ディアシューター (田 辺)アタマ

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 スワーヴリチャード A
  落着き十分、前走東京スポーツ杯2歳Sの時より歩様に力強さを感じる
2 ディアシューター  B
  2人引き、普通
3 タイセイスターリー B 
  普通、時折小走り
4 ムーヴザワールド  B 
  2人引き、後肢の踏み込み力強いが、前走より小走りになる時間が長い
5 エアウィンザー   B
  普通
6 エテレインミノル  B
  2人引き、普通
7 ビルズトレジャー  B
  普通
8 エトルディーニュ  B
  2人引き、普通
9 チャロネグロ    B+
  時折小走りも力強い歩様
10 アサギリジョー   B
  首高い、時折小走り
11 サイバーエレキング B
  普通

過去5年で4頭の皐月賞馬(ゴールドシップ、イスラボニータ、ドゥラメンテ、ディーマジェスティ)を輩出しており、クラシックに向けて注目のレースとなった今年の共同通信杯は、前走東京スポーツ杯2歳S(GIII)で上位争いを演じたムーヴザワールドとスワーヴリチャード、エアスピネルの全弟エアウィンザー、ミッキーアイルの弟タイセイスターリーが単勝オッズ10倍以下の人気を集めました。そんな良血馬達を相手に完勝したのは2番人気に推されていたスワーヴリチャードでした。

スワーヴリチャードのパドックは、大変落ち着いて周回。前走東京スポーツ杯2歳Sの時より歩様の力強さがあり、この好メンバーの中でも一際良く見えました。レースは、スタートでやや後手を踏んだものの、最後方待機策だった前走と違い、すぐに中団につけると、直線半ばまで楽な手応えのまま先行馬群を射程圏に捕らえ、四位騎手が仕掛けると一気に突き抜けての完勝となりました。
3ヶ月の休養を経て、更にパワーアップした感じで、今日のメンバーでは力が1枚違っていた印象です。ハーツクライ産駒なら距離延長に不安もありませんし、牡馬クラシック路線の有力候補誕生と言ってよいでしょう。

2着は格上挑戦だった6番人気のエトルディーニュが健闘。パドックは2人引きでもそれほど目立つ感じはありませんでしたが、レースは2番手追走の積極策から、勝ち馬には一気に交わされたものの、逃げたタイセイスターリーとの競り合いを制し、ムーヴザワールドの追撃を押さえ込んだのは立派でした。これまでGI馬相手に好走(アイビーSでソウルスターリングの3着、ベゴニア賞でサトノアレスの2着)してきた実績は伊達ではなかったですね。

エトルディーニュ
父エイシンサンディ 母リスペクトスコール(母の父オペラハウス)
2014年4月8日生 牡3 美浦・小桧山悟厩舎
9戦1勝(2017年2月12日現在)
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3着は1番人気のムーヴザワールド。パドックは後肢の踏み込みは力強かったものの、前走よりパドックで小走りになる時間が長く、ライバル・スワーヴリチャードよりデキは下に感じました。レースは勝ち馬とほぼ同じ位置から競馬をしていましたが、直線で勝ち馬に完全に切れ負け、賞金を上積みできず痛恨の敗戦となってしまいました。

ムーヴザワールド
父ディープインパクト 母リッスン(母の父Sadler's Wells)
2014年3月9日生 牡3 栗東・石坂正厩舎
3戦1勝(2017年2月12日現在)
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なお、3番人気のエアウィンザーは中団侭いいところなく6着と凡走。パドックは兄エアスピネルと比べると目立つ感じはなく、本格化はまだ先のようです。4番人気のタイセイスターリーは積極的に逃げたものの、最後は一杯になり4着。やはりマイル王だったミッキーアイルの弟だけあって、1ハロン長かった印象です。

それでは最後に見事優勝したスワーヴリチャード君を掲載します。
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パドックは、3ヶ月振りでも大変落ち着いて周回。前走より歩様に力強さがあり、とても良く見えました。
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鞍上の四位洋文騎手は、ベテランらしい落ち着いた手綱捌きで2005年ストーミーカフェ以来となる共同通信杯2度目の制覇を飾りました。なお、レース後のインタビューでは「思った通りのレースが出来て良かったです。この3戦続けて出遅れていたので、この後の中山を見すえて、ある程度出して位置を取りに行くレースをしようと庄野調教師と話していました。今日も少し遅れましたが、ある程度の位置で競馬が出来ましたからね。前回のレースを活かし、早く動かないようにしました。順調に階段をのぼっています。春に大きなレースが2つあるので、無事に行ってほしいですね。今の所この馬に関してリクエストはないです。」とコメントしていました。

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出世レースを完勝して前途洋々といった感じでしょうか。昨日のアドマイヤミヤビに続き、またハーツクライ産駒のクラシック候補が出てきましたね。今日は、重賞初制覇おめでとうございました!

スワーヴリチャード
父ハーツクライ 母ピラミマ(母の父Unbridled's Song)
2014年3月10日生 牡3 栗毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・庄野靖志厩舎
4戦2勝(2017年2月12日現在)
(重賞勝利)2017年共同通信杯(GIII)

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by Yuuichiro_K | 2017-02-12 22:24 | 17年GII・GIII優勝馬写真


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