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2016年 11月 19日

東京スポーツ杯2歳Sは、ブレスジャーニーが豪快に差し切り重賞2連勝!

今日、東京競馬場では、あいにくの小雨の中、過去にGI馬を多数輩出している注目の2歳重賞・東京スポーツ杯2歳S(GIII・芝1800m)が行われました。レースは柴田善臣騎手騎乗の2番人気ブレスジャーニーが、後方4番手追走から直線大外から鋭く伸び、後方2番手から先に抜け出したスワーヴリチャードをゴール直前クビ差差し切り優勝しました。

☆東京スポーツ杯2歳S結果
1着◎ブレスジャーニー   (柴田善)1'48'3(稍重)
2着 スワーヴリチャード  (四 位)クビ
3着○ムーヴザワールド   (C.ルメール)ハナ
4着 キングズラッシュ   (田 辺)2 1/2
5着▲トラスト       (柴田大)クビ

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ムーヴザワールド  A
  2人引き、時折気合いを表に出すも力強い歩様目に付く
2 ショワドゥロワ   B
  普通、首高い  
3 キングズラッシュ  B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
4 マイネルエパティカ B
  普通
5 トラスト      B
  普通、時折小走り
6 ブレスジャーニー  B
  相変わらず落ち着きないが前走サウジアラビアロイヤルCと同じ雰囲気
7 ジュンヴァリアス  B
  普通
8 エルデュクラージュ B
  普通
9 スワーヴリチャード B
  普通、好馬体
10 オーバースペック  C
  落ち着きなし

今年の東京スポーツ杯2歳Sは、阪神芝1800mの新馬戦過去最速のタイムで勝ってきたローズS優勝馬タッチングスピーチの全弟ムーヴザワールドが1番人気。サウジアラビアロイヤルC(GIII)の覇者ブレスジャーニーが2番人気。札幌2歳S(GIII)の覇者トラストが3番人気。きさらぎ賞2着馬バンドワゴンの弟という良血馬スワーヴリチャードが4番人気。この4頭が単勝10倍以下の人気を集めましたが、勝ったのは東京コースで重賞を含む2連勝中の実績最上位馬ブレスジャーニーでした。

ブレスジャーニーのパドックは、あまり落ち着きはありませんでしたが、これは前走サウジアラビアロイヤルCの時と同じ。力を出せる雰囲気に見えました。レースは後方4番手追走。すぐ前にいたムーヴザワールドに先に前のスペースを塞がれ、仕掛けが遅れた感じに見えたのですが、先にスパートして抜け出したムーヴザワールドとスワーヴリチャードを追って直線外に持ち出すと、素晴らしい瞬発力で一気に末脚を伸ばし、ゴール直前まとめて交わしました。これで東京コースは3連勝、得意の舞台で素質馬の揃った出世レースを見事制しました。

2着は、4番人気スワーヴリチャードが健闘。パドックは好馬体が目に付き、普通に落ち着いて周回していました。レースは後方2番手追走から直線先に抜け出したムーヴザワールドを目標に一気に仕掛けて、メンバー中最速の上がり33.6秒の末脚を繰り出し、人気のムーヴザワールドとの競り合いを制したのですが、いったん置き去りにしたはずのブレスジャーニーに惜しくもゴール直前交わされての2着惜敗でした。しかし敗れたとはいえ、ハーツクライ産駒なら距離が伸びて良さそうですし、今後が本当に楽しみです。

スワーヴリチャード
父ハーツクライ 母ピラミマ(母の父Unbridled's Song)
2014年3月10日生 牡2 栗東・庄野靖志厩舎
3戦1勝(2016年11月19日現在)
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3着は、1番人気のムーヴザワールド。パドックは2人引きでもまずまず落ち着いて力強い歩様が目に付き、大変良く見えました。レースはブレスジャーニーの直後をぴったりマーク。直線入り口では先に仕掛けてブレスジャーニーの前に出て早めにスパート、いったんは先頭に立つ場面もありましたが、早仕掛けの分、最後は勝ち馬に一気に交わされ、スワーヴリチャードに差し返されてしまいました。ただ、キャリア1戦でこの内容なら血統的にも本格化はこれからのはずで、こちらも将来が楽しみです。

ムーヴザワールド
父ディープインパクト 母リッスン(母の父Sadler's Wells)
2014年3月9日生 牡2 栗東・石坂正厩舎
2戦1勝(2016年11月19日現在)
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なお、3番人気トラストは、パドックであまり落ち着きがなく、レースも2番手からレースを進めるも折り合いを欠いて直線一杯となって5着。人気を裏切ったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したブレスジャーニー君を掲載します。

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パドックは、チャカつき気味でしたが、前走サウジアラビアロイヤルCと同じ感じで、彼はこれでも走ります。気合いを表に出すタイプです。

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鞍上の柴田善臣騎手は、東京スポーツ杯2歳S初制覇。レース後のインタビューでは「返し馬の時から少し気持ちが入りすぎるところがあるので、これが課題です。レースでは普通に自分のリズムで走っていて、直線での手応えが十分だったので、差し切れると思いました。このまま無事にいってほしいです。」とコメントしていました。

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確実に繰り出す末脚は本当に目を見張るものがありますね。3連勝&重賞2連勝、本当におめでとうございました!


ブレスジャーニー
父バトルプラン 母エルフィンパーク(母の父タニノギムレット)
2014年4月2日生 牡2 鹿毛 新冠町・競優牧場生産 美浦・本間忍厩舎
4戦3勝(2016年11月19日現在)
(重賞勝利)2016年東京スポーツ杯2歳S(GIII)、サウジアラビアロイヤルカップ(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2016-11-19 23:37 | 16年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
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