人気ブログランキング | 話題のタグを見る

愛しのサラブレッド写真館 

prekrasnie.exblog.jp
ブログトップ
2016年 08月 28日

新潟2歳Sは、ヴゼットジョリーがデビュー2連勝で重賞初制覇

今日、新潟競馬場で行われた新潟2歳S(GIII・芝1600m)は、福永祐一騎手騎乗の3番人気ヴゼットジョリーが中団やや後ろ追走から直線外鋭く伸び、最後方から追い込んだ6番人気オーバースペックに1 1/4馬身差をつけて優勝しました。

☆新潟2歳S結果
1着△ヴゼットジョリー(福 永)1'34'3(良)
2着△オーバースペック(岩 部)1 1/4
3着○イブキ     (田 辺)クビ
4着 アピールバイオ (木幡巧)クビ
5着▲キャスパリーグ (藤岡祐)1 1/4

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 チシャーキャット  B
  普通、やや首高い
2 モーヴサファイア  B+
  落ち着いて後肢の踏み込み力強い
3 イブキ       B
  2人引き、踏み込み力強いが時折小走り
4 マテラフィールド  B
  普通
5 ワールドツアラー  B
  首高い、時折小走り
6 アンジュシャルマン B
  普通
7 ウインシトリン   B
  普通、時折小走り
8 アピールバイオ   B
  普通
9 サンライズソア   B
  落ち着きなし
10 ヴゼットジョリー  B+
  落ち着いて踏み込み力強い
11 キャスパリーグ   B
  普通
12 オーバースペック  B
  普通、時折小走り
13 クイントゥプール  B+
  落ち着いて力強い歩様
14 マイネルバールマン B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
15 マイネルパラディ  B
  普通

今年の新潟2歳Sは、単勝10倍を切る馬が6頭と人気が割れていました。そんな混戦模様のレースを制したのは、3番人気ヴゼットジョリーでした。

ヴゼットジョリーのパドックは、落ち着いて踏み込みも力強く、なかなか良く見せていました。レースは中団追走から、直線で上がり33.2秒の末脚を繰り出して一気に突き抜ける完勝でした。彼女の血統は、父ローエングリン、母の父サンデーサイレンスで、今年の安田記念を勝ったGI3勝のロゴタイプと同配合。姉にスプリント路線で活躍しているベルルミエールがおり、今後の活躍が楽しみです。

2着は6番人気のオーバースペックが大健闘。パドックは時折小走りになる場面もありましたが普通に周回していました。レースは最後方からメンバー中最速の上がり32.9秒で大外一気に追い込んできました。23年目の岩部騎手、初重賞制覇まであと少しでした、惜しかったですね。

3着は2番人気のイブキ。パドックは2人引きで時折小走りになる場面もありましたが、歩様は力強かったです。レースは好位4番手から早めに抜け出す競馬を見せましたが、1、2着馬の末脚に屈しました。

なお、1番人気のモーヴサファイアは、パドックの気配は上々だったのですが、レースは痛恨の出遅れ。流れに乗りきれず完敗でした。人気に応えられなかったのは残念でした。

ヴゼットジョリー
父ローエングリン 母フレンチビキニ(母の父サンデーサイレンス)
2014年2月28日生 牝2 黒鹿毛 千歳・社台ファーム生産 栗東・中内田充厩舎
2戦2勝(2016年8月28日現在)
(重賞勝利)2016年新潟2歳S(GIII)

by Yuuichiro_K | 2016-08-28 18:21 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)


<< 第36回新潟2歳S予想結果分析      第36回新潟2歳S(GIII)予想 >>