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2015年 11月 05日

中距離重賞3勝のグランデッツァが引退、種牡馬入り

今日、2012年スプリングS(GII)など重賞3勝を挙げたグランデッツァが明日6日付で競争馬登録を抹消することが発表されました。今後は北海道沙流郡日高町の社台ブルーグラスファームで種牡馬となる予定です。

グランデッツァは、母がフランスGI馬、半姉に桜花賞馬マルセリーナがいる良血馬。ゴールドシップ、ディープブリランテらと同世代で、2012年皐月賞(GI)で1番人気(結果5着)に推されるなど高い資質が認められた馬でした。しかし、3歳秋に左前脚屈腱炎を発症。それでも長期休養から復帰すると2014年都大路S(OP)で1'43'9の芝1800mの日本レコードVで鮮やかに復活。その後も2014年マイルCS(GI)3着、2015年七夕賞(GIII)でスプリングS以来となる3年4ヵ月振りの重賞制覇を飾るなど活躍しました。今秋はマイルCSに向け調教を進めていましたが、再び屈腱炎を発症したため、引退となりました。

アグネスタキオン産駒最高傑作の期待も高かった馬でしたが、脚部不安でその才能をフルに発揮できずに終わったのは残念です。この無念は種牡馬として活躍することで晴らしてほしいと思います。

今日は、最後のレースとなった毎日王冠出走時のパドック写真を掲載します。長い現役生活お疲れさまでした!

グランデッツァ(撮影日2015年10月11日・毎日王冠)
父アグネスタキオン 母マルバイユ(母の父Marju)
2009年3月3日生 牡6 栗毛 千歳・社台ファーム生産 栗東・平田修厩舎
(通算成績)19戦5勝
(重賞勝利)2012年スプリングS(GII)、2015年七夕賞(GIII)、2011年札幌2歳S(GIII)
中距離重賞3勝のグランデッツァが引退、種牡馬入り_b0015386_20203815.jpg

結果として最後となってしまった毎日王冠でしたが、思わず馬券を買ってしまったほど、とても良い雰囲気で周回していました。

by Yuuichiro_K | 2015-11-05 20:20 | パドック写真 | Trackback | Comments(0)


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