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2015年 07月 19日

函館記念はダービーフィズが接戦を制し、待望の重賞初制覇

今日、函館競馬場で行われた函館記念(GIII、3歳上ハンデ・芝2000m)は、岩田康誠騎手騎乗の3番人気ダービーフィズが中団追走から徐々に前に進出して4角で好位につけると、直線先に抜け出した10番人気ハギノハイブリッドとの激しい追い比べを頭差制し、優勝しました。

☆函館記念結果
1着 ダービーフィズ  (岩 田)1'59'1(良)
2着 ハギノハイブリッド(藤岡康)アタマ
3着▲ヤマカツエース  (池 添)3 1/2
4着 エアソミュール  (M.デムーロ)1/2
5着○レッドレイヴン  (北村宏)3

※パドックはテレビ観戦のため、全頭チェックできませんでした。
 テレビで映った上位人気馬の個人的な評価<エアソミュールB+、マイネルミラノB(普通)、ダービーフィズB+、レッドレイヴンC(落着きなし)>

近親にマンハッタンカフェがいる良血馬・ダービーフィズがデビュー25戦目で待望の初重賞制覇を飾りました。パドックはいつも良く見せる馬ですが、今日も落ち着いて力強い歩様を見せていました。レースは中団追走から早めに好位にとりついて直線はハギノハイブリッドとの一騎打ちとなりましたが、激しい競り合いの末、頭差先着しました。鞍上の岩田康誠騎手の好騎乗が光りました。3歳時セントライト記念(GII)2着に好走した素質馬ながら、その後出世が遅れていましたが、ついに重賞を掴みましたね。おめでとうございました!

2着は10番人気のハギノハイブリッドが大健闘。今日は好位の内をロスなく追走し、直線は勝ち馬との競り合いとなりましたが、惜しくも頭差敗れました。勝ち馬とは2キロ重いハンデだったことを考えれば勝ちに等しい内容でした。京都新聞杯(GII)以来凡走が続いていましたが、久しぶりにいい走りを見せてくれました。

3着は7番人気の3歳馬ヤマカツエースが健闘しました。前走のNHKマイルCで良く見えた馬で注目していましたが、初の2000mのレースながら2番手追走からしぶとく粘りましたね。こちらも今後に向けて楽しみです。

なお、1番人気のエアソミュールはパドックの気配は落ち着きもあり悪くなかったのですが、後方からの競馬となり流れに乗りきれず最後差を詰めたものの4着まで。2番人気マイネルミラノは果敢に逃げたものの、4コーナーで早々と一杯になり8着と、共に人気を裏切ったのは残念でした。

ダービーフィズ(撮影日2015年5月31日・目黒記念)
父ジャングルポケット 母マンハッタンフィズ(母の父サンデーサイレンス)
2010年2月24日生 牡5 栗毛 千歳市・社台ファーム生産 美浦・小島太厩舎
25戦5勝(2015年7月19日現在)
(重賞勝利)2015年函館記念(GIII)
函館記念はダービーフィズが接戦を制し、待望の重賞初制覇_b0015386_2341125.jpg


by Yuuichiro_K | 2015-07-19 23:41 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)


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