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2015年 03月 01日

中山記念はヌーヴォレコルトが皐月賞馬2頭を破り、牝馬24年振りの勝利

今日、中山競馬場で行われた中山記念(GII、4歳上・芝1800m)は、岩田康誠騎手騎乗の3番人気ヌーヴォレコルトが、好位追走から直線最内を突いて伸び、早め先頭から抜け出した2番人気ロゴタイプとの競り合いをクビ差制し、優勝しました。

☆中山記念結果
1着△ヌーヴォレコルト (岩 田)1'50'3(稍重)
2着○ロゴタイプ    (C.デムーロ)クビ
3着▲ステファノス   (A.シュタルケ)1 1/2
4着△マイネルフロスト (松 岡)クビ
5着◎イスラボニータ  (蛯 名)1/2

※パドックは、全頭チェックできませんでした。

今年の中山記念は、皐月賞馬2頭(ロゴタイプ、イスラボニータ)とオークス馬ヌーヴォレコルトが参戦、このクラシックホース3頭が上位人気を集めましたが、勝ったのは、皐月賞馬2頭に続く人気を集めていた4歳牝馬ヌーヴォレコルトでした。
パドックは、気合を表に出して周回、落ち着きを欠いているように見えたのですが、問題なかったようですね。レースは、最後の直線で狭い最内に突っ込んで勝ちパターンだったロゴタイプに競り勝つ、自分の想像以上に強い競馬を見せてくれました。岩田騎手お得意のイン突き、見事だったと思います。
なお、牝馬による中山記念制覇は、1991年ユキノサンライズ以来、24年振りの快挙(あの時はメジロライアン相手に勝ったんだよなあ、懐かしい)、ということで快挙といってよいでしょう。重賞3勝目、おめでとうございました!

2着は2番手から4コーナー早め先頭の積極策で粘ったロゴタイプが人気どおりの好走。C.デムーロのレース運びは問題なかったと思いますし、力は出し切ったと思います。

3着は後方から末脚を伸ばした4番人気のステファノス。イスラボニータを目標にレースを進めた分、仕掛けが遅れた印象ですが、上がりタイムは勝ち馬と並ぶ最速タイ。こちらも今後重賞戦線で目が離せない存在になりそうです。

なお、1番人気のイスラボニータは好位追走も直線で伸びを欠き5着まで。パドックは落ち着いて悪くない雰囲気でしたが、目標が先の分、中身は仕上がっていなかったのかもしれません。らしくない走りで人気を裏切ったのは残念でした。

ヌーヴォレコルト
父ハーツクライ 母オメガスピリット(母の父スピニングワールド)
2011年2月25日生 牝4 栗毛 千歳・社台ファーム生産 美浦・斎藤誠厩舎
10戦5勝(2015年3月1日現在)
(重賞勝利)2014年オークス(GI)、2015年中山記念(GII)、2014年ローズS(GII)

by Yuuichiro_K | 2015-03-01 19:30 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)


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