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2014年 12月 28日

歴史的名牝が魅せた底力!有馬記念は、ジェンティルドンナが見事引退の花道を飾る!

今日は、中山競馬場で10頭のGIホースを含む16頭の素晴らしいメンバーが集結したグランプリ・有馬記念(GI)が行われました。

レースは、戸崎圭太騎手騎乗の4番人気ジェンティルドンナが、3番手追走から最後の直線で早め先頭のエピファネイアを交わすと、後続の追い上げも封じ、中団内から馬群を割って伸びた9番人気トゥザワールドに3/4馬身差をつけて優勝しました。

☆有馬記念結果
1着 ジェンティルドンナ(戸 崎) 2'35'3(良)
2着 トゥザワールド  (W.ビュイック)3/4
3着○ゴールドシップ  (岩 田) ハナ
4着◎ジャスタウェイ  (福 永) クビ
5着▲エピファネイア  (川 田) ハナ

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 トーセンラー    B
  前肢の出がやや硬い
2 ヴィルシーナ    B
  普通
3 ワンアンドオンリー B+
  前走同様、落着いて周回
4 ジェンティルドンナ B
  首を上下に振ってやや煩い仕草
5 ラキシス      B
  普通
6 トゥザワールド   B
  普通
7 ラストインパクト  C
  小走りで落着きなし
8 メイショウマンボ  B
  普通
9 ウインバリアシオン B
  普通
10 フェノーメノ    B
  普通
11 サトノノブレス   B
  普通
12 デニムアンドルビー B
  普通
13 エピファネイア   A
  迫力ある馬体目立つ、ジャパンCの状態をキープ
14 ゴールドシップ   B+
  落着き十分、昨年の有馬記念より動き良し
15 ジャスタウェイ   B+
  前走ジャパンCより落着いて周回、更に上昇気配
16 オーシャンブルー  B
  普通

3歳牝馬三冠、ジャパンC(GI)史上初の連覇、世界の舞台でもドバイシーマクラシック(首GI)を勝った歴史的名牝ジェンティルドンナが、最後のレースも流石の底力を見せつけ、引退に花を添える見事なラストランを飾りました。

パドックは、前走ジャパンCの時のように首を上下に激しく振るシーンもあるなど落着きはあまりなかったのですが、小走りはなく、イレ込みというほどではなかったです。レースは好スタートを切ると、1000m通過63秒の超スローペースで逃げたヴィルシーナ、エピファネイアに続く絶好の3番手の位置をキープ。スローペースでもきっちり折り合い、直線は先頭に立ったエピファネイアを目標に末脚を伸ばし、きっちり差し切りました。初の中山コース、近走凡走ばかりの右回りも不安と感じ、予想で無印にしたことを彼女に謝りたいです。有力馬の中で1番好枠に恵まれた幸運もありましたが、そのチャンスを活かし切って最高の結果を出したジェンティルドンナに脱帽です。

2着は、9番人気3歳馬のトゥザワールドが大健闘しました。パドックはいつも良く見せる馬ですが、今日も落ち着いて周回していました。レースは、中団追走から直線内を割って伸び、ゴールドシップ、ジャスタウェイ、エピファネイアに先着したのはお見事でした。母トゥザヴィクトリーと兄トゥザグローリーが有馬記念で3着に好走した一族の血は伊達ではありませんでしたね。

トゥザワールド
父キングカメハメハ 母トゥザヴィクトリー(母の父サンデーサイレンス)
2011年4月12日生 牡3 栗東・池江泰寿厩舎
10戦4勝(2014年12月28日現在)
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1番人気のゴールドシップは2年連続の3着。パドックは、海外遠征帰りでしたが、落ち着いて力強い歩様で周回しており、良いデキだったと思います。レースは出遅れることなく中団からレースを進め、4コーナー手前で早めに捲って直線外から追い上げましたが、あと一歩届きませんでした。超スローペースだっただけに、道中もう少し早く前につけたかったですね。

ゴールドシップ
父ステイゴールド 母ポイントフラッグ(母の父メジロマックイーン)
2009年3月6日生 牡5 栗東・須貝尚介厩舎
22戦11勝(2014年12月28日現在)
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なお、2番人気のジャパンC馬エピファネイアは5着。パドックの気配は迫力十分、大変良かったと思います。川田騎手も上手く折り合いをつけてレースを進めていたと思いますが、直線入り口で早々と先頭に立たされ、他馬の目標になった分、最後苦しくなってしまいました。

3番人気のジャスタウェイは4着。パドックの気配は前走ジャパンCよりも良く見え、こちらも悪いデキではなかったです。レースは後方追走から、最後の直線でメンバー最速の上がり33.4秒の末脚を繰り出し外から差を詰めたのですが、惜しくも届きませんでした。3~5着に終わった人気の3頭は、1・2着馬との差はほんのわずかでしたし、いずれも外枠の不利に泣きました、決して力負けではなかったと思います。

それでは最後に見事優勝したジェンティルドンナちゃんを掲載します。

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パドックは、首を上下に激しく振る場面があったのですが、元々気合を表に出すタイプで問題なかったようです。

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見事な騎乗でジェンティルドンナを栄光に導いた鞍上の戸崎圭太騎手は、初のリーディングジョッキーのタイトルに花を添えました。レース後のインタビューでは、「前回の天皇賞(秋)で賢くて乗りやすい馬だと分かりましたし、枠順も良く、不安なくレースに臨めた。レースでは先行してしぶとさを生かすことを考えていたが、前に壁が作れず、初めは多少気負うところはあったが、我慢してくれていいリズムで行けた。先頭に立ってからは後ろからの馬の足音も聞こえてきましたが、最後の力を振り絞って頑張ってくれました。最高の牝馬だと言っていいと思います。」とコメントしていました。

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ジェンティルドンナはJRA史上最多タイのGI7勝目を達成。また、石坂正厩舎、戸崎圭太騎手共々、嬉しい有馬記念初制覇となりました。

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父ディープインパクトに続いて、親子共々GI7勝というのは、空前絶後の大記録だと思います。日本競馬史上最強の名牝といっても過言ではないでしょう。今後は母として良い仔をターフに送り出してほしいと思います。劇的なファイナルウィン、本当におめでとう!そして、長い現役生活、本当にお疲れさまでした!

ジェンティルドンナ
父ディープインパクト 母ドナブリーニ(母の父Bertolini)
2009年2月20日生 牝5 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・石坂正厩舎
19戦10勝(2014年12月28日現在)
(重賞勝利)2014年有馬記念(GI)、ドバイシーマクラシック(首GI)、2013年・2012年ジャパンC(GI)、2012年桜花賞(GI)、オークス(GI)、秋華賞(GI)、ローズS(GII)、シンザン記念(GIII) 


なお、レース後に行われたジェンティルドンナ引退式の模様は、後日掲載します!

by Yuuichiro_K | 2014-12-28 23:59 | 14年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)


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