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2014年 11月 02日

大外一気の豪脚炸裂!天皇賞・秋はスピルバーグがGI初制覇

今日の東京競馬場は昨日までの雨もあがって爽やかな秋晴れとなりました。馬場も午後から良馬場に回復し、まずまずのコンディションで18頭中17頭が重賞勝ち馬(うちGIホース6頭)という素晴らしいメンバーが出走した秋の中距離王決定戦・天皇賞・秋(GI)が行われました。

レースは、北村宏司騎手騎乗の5番人気スピルバーグが後方追走から直線大外一気に伸び、最内を突いて伸びた2番人気ジェンティルドンナを3/4馬身交わして優勝しました。

☆天皇賞・秋結果
1着▲スピルバーグ   (北村宏)1'59'7(良)
2着△ジェンティルドンナ(戸 崎)3/4
3着○イスラボニータ  (C.ルメール)アタマ
4着 ラブイズブーシェ (古 川)1/2
5着 ヒットザターゲット(武 豊)ハナ

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ジェンティルドンナ B+
  いつになく大変落ち着いて周回
2 ヒットザターゲット B
  落ち着いて周回
3 デニムアンドルビー B
  時折小走り
4 スピルバーグ    B+
  落着き十分。前走毎日王冠時と遜色ないデキ
5 エピファネイア   B
  休み明けでもまずまず落ち着いて周回
6 ダークシャドウ   B
  二人引き、普通
7 サトノノブレス   B
  普通
8 ディサイファ    B
  普通、首高い
9 フェノーメノ    B
二人引き、休み明けでもまずまず
10 ペルーサ      B
  普通
11 ラブイズブーシェ  B
  水平首、落ち着いて周回
12 フラガラッハ    B
  普通
13 カレンブラックヒル B
  普通
14 マーティンボロ   B
  二人引き、時折小走り、普通
15 イスラボニータ   B+
  落ち着いて力強い歩様
16 トーセンジョーダン B+
  この馬なりに好調
17 アスカクリチャン  C
  二人引き、やや落着きを欠く
18 マイネルラクリマ  C
  二人引き、首高い、落着きを欠く


今年の天皇賞・秋は、3歳馬12年振りの天皇賞制覇を狙うイスラボニータが1番人気、GI7勝目を狙う女傑ジェンティルドンナが2番人気、天皇賞春秋連覇を狙うフェノーメノが3番人気、昨年の菊花賞馬エピファネイアが4番人気とGIホース4頭が10倍を切る人気を集めましたが、勝ったのは18頭中唯一の重賞未勝利馬・5番人気の伏兵スピルバーグでした。

スピルバーグのパドックは、前走毎日王冠(GII)で見た時同様、落ち着いて周回、相変わらず良い状態に見えました。
レースは、カレンブラックヒルが1000m通過60.7秒とスローペースで逃げる展開となりましたが、後方でじっくり脚をためると直線は大外に持ち出して、メンバー中最速の上がり3ハロン33.7秒の強烈な末脚を繰り出し、内で激しく競り合っていた人気のジェンティルドンナとイスラボニータを並ぶ間もなく一気に交わし去ったのは本当に見事でした。
前走、毎日王冠は3着に敗れましたが、直線前が壁になる不利がなければ突き抜けていたのではないかと感じるレース内容だったので、予想でも単穴評価していましたが、期待どおりの走りを見せてくれて、最後の直線は本当にしびれました。おかげさまで3連単232.9倍を的中することができました^^

2着は、昨年に続きジェンティルドンナ。パドックは、これまで見た中で一番落ち着いていました。前走、宝塚記念の内容が今一で正直ピークをすぎたんじゃないかと疑っていたのですが、パドックを見てそんな気持ちは吹き飛んでしまいました。素晴らしい状態だっと思います。レースは好位の内をしっかり折り合って追走すると、最後の直線最内を突いて伸び、勝ち馬には一気に交わされたとはいえ、早めに抜け出した1番人気のイスラボニータをきっちり競り落としたのは流石でした。まだまだ衰え知らず、これなら前人未到のジャパンC3連覇も夢ではないでしょう。

ジェンティルドンナ
父ディープインパクト 母ドナブリーニ(母の父Bertolini)
2009年2月20日生 牝5 栗東・石坂正厩舎
17戦9勝(2014年11月2日現在)
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3着は1番人気の3歳馬イスラボニータ。パドックは初の古馬相手でも、皐月賞、日本ダービーで見たとき同様、堂々と落ち着いて周回、素晴らしいデキだったと思います。レースは不利な外枠15番からの発走でしたが、早めに好ポジションをキープ。直線いったんは先頭に立つ場面もありましたし、敗れたとはいえ力のあるところを見せてくれました。ただ、ルメールによると早く抜け出して馬が遊んだとのこと、乗り替わりがなければなあという気持ちになりました。

イスラボニータ
父フジキセキ 母イスラコジーン(母の父Cozzene)
2011年5月21日生 牡3 美浦・栗田博憲厩舎
9戦6勝(2014年11月2日現在)
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なお、3番人気のフェノーメノはパドックはまずまずの状態に見えたのですが、レースは後方追走も直線全く伸びず14着に大敗。4番人気のエピファネイアは、中団から伸び一息で6着と期待に応えられなかったのは残念でした。逆に16番人気4着のラブイズブーシェと10番人気5着のヒットザターゲットはデキの良さを活かし、人気よりも走ったのは見事でした。

それでは、最後に見事優勝したスピルバーグ君を掲載します。

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パドックは、良く見えた前走毎日王冠と同じ印象。相変わらずいい状態だったと思います。

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鞍上の北村宏司騎手は、2006年ヴィクトリアマイル以来8年振り2度目の久しぶりのGI制覇となりました。

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北村騎手はレース後のインタビューで「スタートはそれほど速くないので、出たなりにどうコースを取るか考えていた。内がかなり馬群が固まっていたので、手応えを信じて思い切って外から行きました。前走はスムースに行きませんでしたが、いつもいい脚を使ってくれる馬です。新馬を使う前から調教に乗せてもらって、競馬に乗るたびに次が楽しみでした。ここまで休み休みで来ていますが、大分たくましくなってきた。今後も無事にいってくれれば結果は出ると思います」とコメントしていました。

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今回で重賞通算91勝目となった名門・藤沢和雄厩舎ですが、2006年ヴィクトリアマイル以来8年振りとなる久しぶりのGI制覇となりました。

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全兄に昨年のマイルCS(GI)優勝馬トーセンラーがいる良血馬がついに素質を開花させましたね。徐々に力をつけての嬉しいGI初制覇、本当におめでとうございました!

スピルバーグ
父ディープインパクト 母プリンセスオリビア(母の父Lycius)
2009年5月12日生 牡5 鹿毛 千歳・社台ファーム生産 美浦・藤沢和雄厩舎
13戦6勝(2014年11月2日現在)
(重賞勝利)2014年天皇賞・秋(GI)

by Yuuichiro_K | 2014-11-02 23:59 | 14年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)


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