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2014年 02月 23日

フェブラリーSは歴史に残る大波乱、最低人気のコパノリッキーが大金星の初GI制覇

今日、東京競馬場では冬のダートマイル王決定戦・フェブラリーS(GI、4歳上・ダート1600m)が行われました。レースは、田辺裕信騎手騎乗の最低16番人気の超人気薄(単勝272.1倍)だったコパノリッキーが2番手追走から直線早め先頭に立つと、好位から伸びた2番人気ホッコータルマエの追撃を1/2馬身差おさえて優勝しました。

☆フェブラリーS結果
1着 コパノリッキー  (田 辺)1'36'0(良)
2着○ホッコータルマエ ( 幸 )1/2
3着◎ベルシャザール  (C.デムーロ)1 3/4
4着 ノーザンリバー  (戸 崎)クビ
5着▲ブライトライン  (福 永)クビ

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ゴールスキー  B
  時折気合を表に出す
2 ベストウォーリア A
  馬っぷりの良さ目立つ
3 ソロル C
  落着きを欠く
4 ワンダーアキュート B
  いつもより落ち着いて周回
5 エーシントップ B
  普通
6 ノーザンリバー B+
  相変わらずキビキビと良い動き
7 ニホンピロアワーズ B
  東京大賞典時に比べると目立たない印象
8 グランドシチー B
  普通
9 アドマイヤロイヤル C
  落着きなし
10 ドリームバレンチノ B
  落ち着いて周回
11 ベルシャザール A
  迫力ある好馬体が光る。落着きも十分
12 ブライトライン B+
  相変わらず落ち着いて良く見せる
13 コパノリッキー B
  落ち着いて周回
14 ダノンカモン C
  いつもどおり終始チャカついて落着きなし
15 ホッコータルマエ B+
  東京大賞典時に比べるとややうるさいところも見せるも相変わらず馬体の迫力あり。
16 シルクフォーチュン B
  いつもより落ち着いて周回

今年のフェブラリーSは、16頭中14頭が重賞勝ち馬、素晴らしいメンバーが揃いましたが、中でも昨年のジャパンCダート(GI)の覇者・最優秀ダート馬のベルシャザールと交流GI5勝のホッコータルマエが人気を集めていました。しかし2強を尻目に勝ったのは、今日が初のGI挑戦、前2走オープン特別で2連敗中の最低16番人気のコパノリッキーでした。

コパノリッキーのパドックは、初の大舞台出走の割に落ち着いて周回していたと思います。レースは、1000m通過60.6秒とスローペースで逃げたエイシントップの直後2番手からレースを進めると、直線は余力十分に早めに抜け出し、人気のホッコータルマエを振り切っての快勝となりました。スローペースの展開が嵌ったのが最大の勝因でしょうが、思えば3歳時、伏竜S(OP)を勝ち、骨折せず無事だったら3歳ダート王決定戦ジャパンダートダービーの有力候補になっていたはずの馬でしたし、今日3番人気に推されていたベストウォーリアを3走前の兵庫CS(JpnII)で1秒差をつけて圧勝した実績もある実力馬でした。ただやはり、ここ2戦の内容から、とてもGIでは厳しいと思っていたので、本当にまさかまさかという結果でした。なお、単勝272.1倍は、グレード制導入後のGIでは1989年エリザベス女王杯のサンドピアリス(430.6倍)に次ぐ史上2番目の高配当でした。

2着のホッコータルマエは、使い詰めながら今日もパドックの雰囲気は疲れを感じさせず、相変わらず良く見えました。レースも好位からスムーズなレース運びで、唯一勝ち馬に迫りましたが、後ろから来る人気馬を意識する必要があったことと、早めに抜け出すと気を抜く癖もあることから、コパノリッキーを早めに交わしに行けなかったのは不運でした。強い競馬をしたと思いますが、今日はとにかく勝ち馬が走りすぎました。

ホッコータルマエ
父キングカメハメハ 母マダムチェロキー(母の父Cherokee Run)
2009年5月26日生 牡5 栗東・西浦勝一厩舎
24戦12勝(2014年2月23日現在)
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3着は1番人気のベルシャザール。パドックは前走ジャパンCダート(GI)同様、迫力のある馬体が大変目立っていましたし、良いデキだったと思います。ただ、今日はスタートでやや行き脚がつかず、思ったより後方からの競馬。スローペースの中、後方から良く追い上げましたが、上位2頭には届きませんでした。

ベルシャザール
父キングカメハメハ 母マルカキャンディ(母の父サンデーサイレンス)
2008年4月25日生 牡6 栗東・松田国英厩舎
17戦6勝(2014年2月23日現在)
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他の馬では好位からそつなく伸びた4着ノーザンリバー、5着ブライトラインは自分の競馬ができ見せ場を作りました。ただ、3番人気のベストウォーリアは、パドックの雰囲気は垢抜けた馬体が大変目に付き良く見えたのですが、レースは中団から下がる一方で大敗。GIホースのニホンピロアワーズ(8着)とワンダーアキュート(6着)は、共に中団待機策もスローペースで末脚不発となり、見せ場なく敗れたのは残念でした。


それでは、最後に見事優勝したコパノリッキー君を掲載します。

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パドックの気配は普通。ただ、とにかく落ち着いて周回していました。

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鞍上の田辺騎手はデビュー13年目で悲願の初GI制覇となりました。レース後のインタビューでは「まだちょっと実感が沸かないです。今まで好走していた先行策を小細工なしで、道中で息を入れられればと思っていた。エーシントップを目標にしながら折り合いもつきました。4コーナーを回って横にズラッと並んできましたが、ゴーサインを待つ余裕がまだありましたし、その分凌ぎ切ってくれたと思います。」とコメント。テン乗りながら冷静な手綱さばきで見事コパノリッキーを勝利に導きました。

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ウイニングランの田辺騎手とコパノリッキーです。ガッツポーズで嬉しそうでしたね^^

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勝たれてみて、改めてじっくり見てみると、栗毛が美しくいい馬だなあと感じました(遅い)。

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村山明厩舎は、2012年テスタマッタに続きフェブラリーS(GI)2度目の制覇。そのテスタマッタは先日故障で引退しましたが、たちまち後継となる強豪馬を出したのはお見事です。また馬主は風水の本で有名なDrコパさんで、こちらは中央GI初制覇となりました。本当におめでとうございました!

コパノリッキー
父ゴールドアリュール 母コパノニキータ(母の父ティンバーカントリー)
2010年3月24日生 牡4 栗毛 日高・ヤナガワ牧場生産 栗東・村山明厩舎
9戦5勝(2014年2月23日現在)
(重賞勝利)2014年フェブラリーS(GI)、2013年兵庫CS(JpnII)
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by Yuuichiro_K | 2014-02-23 23:44 | 14年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
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