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2012年 09月 13日

史上3頭目の3歳牝馬三冠・GI5勝の名牝アパパネが引退、繁殖入り

大変残念なニュースです。2010年に史上3頭目の3歳牝馬三冠に輝くなどGI(級)5勝を挙げた名牝・アパパネが、右前浅屈腱炎を発症したため引退することになりました。

アパパネは、蛯名騎手とのコンビ(その後も2012年阪神牝馬S以外は全てのレースで蛯名騎手が騎乗)で2009年7月福島競馬場でデビュー(3着)。3ヶ月の休養明けの未勝利戦で初勝利を挙げると、3戦目の赤松賞を2歳レコードの1'34'5で優勝。続く2歳女王決定戦・阪神ジュベナイルフィリーズは、重賞初挑戦ながら早め先頭の横綱相撲で完勝、見事2歳女王に輝くと共に父キングカメハメハに初のGI(級)タイトルをプレゼントしました。

翌2010年は、初戦のチューリップ賞(GIII)は2着に敗れたものの、本番の桜花賞(GI)は1番人気に応え1'33'3の桜花賞レコードで優勝。続くオークスはゴール直前までサンテミリオンとの激しい追い比べとなりましたが、GIレース史上初となる1着同着で二冠目を制覇。秋初戦のローズSは4着に敗れたものの、秋華賞(GI)は危なげのない競馬で完勝し、堂々史上3頭目の3歳牝馬三冠を達成しました。なお、エリザベス女王杯(GI)はスノーフェアリーの3着に敗れたものの、文句なしに2010年最優秀3歳牝馬に輝きました。

2011年は、初戦のマイラーズC(GII)は4着に敗れたものの、続く春の女王決定戦ヴィクトリアマイル(GI)は、2010年年度代表馬の女傑ブエナビスタとの世紀の一騎打ちを首差制して優勝、牝馬として史上最速でGI5勝目を飾りました。

その後のアパパネは、燃え尽きてしまったたのか、勝ち星を挙げることはできませんでしたが、彼女の栄光は決して色褪せることはありません。特に奇跡のレースとなった1着同着のオークス、ブエナビスタとの1度きりの女王対決にはしびれました。関西馬に押されっぱなしだった関東から、これほど強い馬が誕生して本当に嬉しかったです。今後は母として、自身のような強い仔を出して欲しいと思います。長い現役生活、本当にお疲れさまでした!

今日は、歴史的名牝の引退を惜しみ、アパパネをいつもより大きめの写真で掲載します。
なお、アパパネがGI制覇した勇姿は、2010年5月23日の記事(オークス)及び2011年5月15日の記事(ヴィクトリアマイル)もご覧ください。

アパパネ(撮影日2011年5月15日・ヴィクトリアマイル)
父キングカメハメハ 母ソルティビッド(母の父Salt Lake)
2007年4月20日生 牝5 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・国枝栄厩舎
(通算成績)19戦7勝
(重賞勝利)2011年ヴィクトリアマイル(GI)、2010年桜花賞(GI)、オークス(GI)、秋華賞(GI)、2009年阪神ジュベナイルフィリーズ(JpnI)
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彼女のベストレースを選ぶなら、やはりブエナビスタとの死闘を制した2011年ヴィクトリアマイルだと思います。その時のパドック写真です。素晴らしい筋肉に惚れ惚れしました^^
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by Yuuichiro_K | 2012-09-13 23:50 | パドック写真 | Trackback | Comments(0)
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