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2012年 01月 09日

フェアリーSは、トーセンベニザクラが混戦を制し重賞初制覇

今日、中山競馬場で行われた3歳牝馬限定重賞・フェアリーS(GIII)は、津村昭秀騎手騎乗の3番人気トーセンベニザクラが、中団追走から直線馬群を割って鋭く伸び、14番人気マイネエポナをクビ差を抑え優勝しました。

☆フェアリーS結果
1着▲トーセンベニザクラ(津 村)1'35'5(良)
2着 マイネエポナ   (吉田隼)クビ
3着 ダイワミストレス (北村宏)ハナ
4着○オメガハートランド(福 永)ハナ
5着 チェリーメドゥーサ(田 辺)1/2

前走、阪神JF(JpnI)で10着に敗れていたトーセンベニザクラが、過去2戦2連対と得意の中山マイル戦で見事巻き返し、嬉しい初重賞制覇を飾りました。パドックは、イレ込んでいた前走と違い、落ち着いて周回しており、今日の出走馬の中で1番良く見えました。レースは、中団やや後ろでじっくり脚をためると、直線は馬群を割って力強く伸びて、大混戦を制しました。津村騎手は赤松賞(1着)以来、2回目のコンビでしたが、今回もしっかり彼女の持ち味を引き出す好騎乗でした。

2着のマイネエポナは、2番手追走から最内をロスなく回って2着を確保。パドックは、うるさいところを見せていましたが、内枠を利して粘り込み14番人気の低評価を覆す好走を見せました。3着は5番人気のダイワミストレス。パドックは、落ち着いてなかなか良く見せていました。初のマイル戦でしたが、好位追走から最後までしぶとく伸びました。

なお、1番人気のオメガハートランドは、パドックは落ち着きもあり悪くはなかったと思いますが、やはり不利な外枠だった分、わずかに届かなかった印象。2番人気のパストフォリアは、パドックで激しくイレ込み、良く見えませんでしたが、案の定スタートで大きく出遅れ最下位と、全くレースにならなかったのは残念でした。


トーセンベニザクラ
父ダイワメジャー 母トーセンブリリアン(母の父ホワイトマズル)
2009年3月7日生 牝3 黒鹿毛 日高・(有)エスティファーム生産 美浦・柴崎勇厩舎
8戦3勝(2011年1月9日現在)
(重賞勝利)2011年フェアリーS(GIII)

by Yuuichiro_K | 2012-01-09 21:23 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)


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