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2012年 01月 05日

中山金杯はフェデラリスト、京都金杯はマイネルラクリマが制す

「中山金杯は、母ダンスパートナーの良血フェデラリストが3連勝で重賞初制覇」
今日、中山競馬場で行われた第61回中山金杯(GIII、4歳上ハンデ・芝2000m)は、蛯名正義騎手騎乗の2番人気フェデラリストが中団追走から直線鋭く伸び、4番人気ダイワファルコンとの一騎打ちをクビ差制して優勝しました。

☆中山金杯結果
1着△フェデラリスト  (蛯 名)1'59'4(良)
2着 ダイワファルコン (北村宏)クビ
3着▲コスモファントム (丹 内)2 1/2
4着△エーシンジーライン(田 辺)3/4
5着○エクスペディション(浜 中)ハナ

1000万、1600万条件と2連勝中の上がり馬・フェデラリストが、昇級初戦&初の重賞挑戦を克服して見事な勝利を飾りました。今日のパドック(録画したテレビの映像で確認)は、まずまず落ち着いて周回していました。前走東京ウェルカムプレミアム優勝時と遜色ないデキだったと思います。レースは、3コーナーから徐々に進出すると4コーナーで先頭集団に取り付くと、上がり34.1秒の末脚できっちり差し切りました。父がアメリカGI3勝のEmpire Maker、母がGI2勝のダンスパートナーという良血馬がいよいよ本格化したようで、今後が本当に楽しみです。

2着は、4番人気のダイワファルコン。前走のディセンバーSは、パドックで落ち着きがなく1番人気を裏切ってしまいましたが、今日は落ち着いて周回していました。持てる力を十分発揮できたと思います。まともなら重賞でも十分やれる器だということを改めて示してくれました。

3着は昨年の覇者コスモファントム。57.5キロを背負いながらも3・4番手追走からしぶとく粘り、自分の競馬はできたと思います。

なお、1番人気のアドマイヤコスモスは、パドックは大変良く見えましたが、レース中に骨折したため、最下位に敗れたのは本当に残念でした。今日は、仕事でパドック中継を見ることができないので、馬券を買わなかったのですが、買うとしたらアドマイヤコスモスを選んでいたと思うので、ある意味運が良かったです。また、3番人気のエクスペディションは5着。パドックはかなりイレ込んでいて、あまり良く見えませんでした。


フェデラリスト
父Empire Maker 母ダンスパートナー(母の父サンデーサイレンス)
2007年6月6日生 牡5 黒鹿毛 千歳・社台ファーム生産 美浦・田中剛厩舎
9戦6勝(2012年1月5日現在)
(重賞勝利)2012年中山金杯(GIII)



「京都金杯は、関東馬マイネルラクリマが待望の初重賞制覇」
今日、京都競馬場で行われた第50回京都金杯(GIII、4歳上ハンデ・芝1600m)は、松岡正海騎手騎乗の3番人気マイネルラクリマが、好位追走から直線抜け出し、後方2番手から大外追い込んだダノンシャークに1 1/4馬身差をつけて優勝しました。

☆京都金杯結果(予想なし)
1着 マイネルラクリマ (松 岡)1'32'9(良)
2着 ダノンシャーク  (安藤勝)1 1/4
3着 アスカトップレディ(酒 井)クビ
4着 ショウリュウムーン(小 牧)1/2
5着 サダムパテック  (岩 田)ハナ

明け4歳の伸び盛りの関東馬マイネルラクリマが、重賞挑戦8度目で待望の初重賞制覇を飾りました。好位追走から早めに抜け出す危なげのない勝ち方で、なかなか強い競馬を見せてくれました。なお、勝ちタイムの1'32'9はレースレコードタイの好時計。今後のマイル路線での活躍が本当に楽しみになりました。

他では、やはり2着ダノンシャークの末脚が光りましたね。ゲート難を克服できれば、こちらも重賞制覇は近そうです。

それにしても、新年開幕の重賞を東西とも関東馬が制したというのは、嬉しかったですね。この調子で今年こそ関東馬の奮起を期待しています。


マイネルラクリマ(撮影日2011年5月8日・NHKマイルC)
父チーフベアハート 母ティアドロップス(母の父サンデーサイレンス)
2008年2月20日生 牡4 栗毛 新ひだか町・武牧場生産 美浦・上原博之厩舎
12戦3勝(2012年1月5日現在)
(重賞勝利)2012年京都金杯(GIII)
中山金杯はフェデラリスト、京都金杯はマイネルラクリマが制す_b0015386_22352245.jpg


by Yuuichiro_K | 2012-01-05 22:35 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)


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