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2011年 08月 07日

関屋記念はレインボーペガサス、函館2歳Sはファインチョイスが制す

「関屋記念(GIII)は、レインボーペガサス(牡6)が3年6ヶ月振りの重賞V」
今日、新潟競馬場で行われた関屋記念(GIII、3歳上・芝1600m)は、安藤勝己騎手騎乗の4番人気レインボーペガサスが、好位4番手追走から直線早めに抜け出し、外から追い込んだ2番人気エアラフォンに3/4馬差をつけて優勝しました。

☆関屋記念結果
1着▲レインボーペガサス(安藤勝)1'32'6(良)
2着○エアラフォン   (福 永)3/4
3着 サトノフローラ  (北村宏)1/2
4着 マイネルクラリティ(田 辺)クビ
5着◎セイクリッドバレー(丸 山)クビ

2月の飛鳥S以来、半年振りのレースだったレインボーペガサスが、休み明けをものともせず先行策から鮮やかに抜け出して、2008年2月のきさらぎ賞以来となる嬉しい3年ぶりの重賞制覇を飾りました。今日のパドックは、休み明けでしたが落ち着いて周回していました。また、レース後のインタビューで安藤勝己騎手が「これくらいは走って当然の馬です」と語っていたように、元々は2008年クラシックで皐月賞4着、日本ダービー5着に好走した実力馬でした。なお、元POG馬として応援していた馬でしたので、(馬券は外れたけど)久々の重賞制覇は個人的にも嬉しかったです。復活Vおめでとうございました!

2着は2番人気のエアラフォン。前走58キロで完勝した実力は、重賞でも十分通用することを証明しました。父は遅咲きの名マイラー・デュランダルということで、彼も今後マイル路線で目が離せない存在になりそうです。

期待したセイクリッドバレーは、最後方からの競馬で、直線外からそれなりに伸びたものの、なし崩し的に脚を使ったためか伸びを欠いて5着に敗れました。パドックはこの馬にしては落ち着いて周回しており、悪い状態ではなかったと思いますが、人気に応えられず残念でした。

レインボーペガサス(撮影日2008年6月1日・日本ダービー)
父アグネスタキオン 母ギャンブルローズ(母の父デインヒル)
2005年3月30日生 牡6 鹿毛 浦河・村下明博生産 栗東・鮫島一歩厩舎
20戦5勝(2011年8月7日現在)
(重賞勝利)2011年関屋記念(GIII)、2008年きさらぎ賞(JpnIII)
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「函館2歳S(JpnIII)は、アドマイヤムーン初年度産駒ファインチョイスが制す」
今日、函館競馬場で行われた函館2歳S(JpnIII、2歳・芝1200m)は、上村洋行騎手騎乗の2番人気ファインチョイスが、4番手追走から直線力強く伸びて5番人気アイムユアーズに1 1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆函館2歳S結果
1着 ファインチョイス(上 村)1'10'8(良)
2着 アイムユアーズ (古 川)1 1/2
3着 ナイスヘイロー (池 添)1 1/2
4着 コスモメガトロン(丹 内)1/2
5着 エクスクライム (四 位)クビ

アドマイヤムーンの初年度産駒・ファインチョイスが、見事デビュー2連勝で重賞初制覇を飾りました。新馬戦は1'10'3の好時計で3馬身差で完勝しましたが、最終週で多少力の要る馬場になっても、強い競馬でしたね。近年、函館2歳Sの覇者はクラシックに繋がらない傾向が続いていますが、久しぶりにそんなジンクスを吹き飛ばす大物となる可能性は十分あると思います。今後の活躍期待したいですね!


ファインチョイス
父アドマイヤムーン 母アフレタータ(母の父タイキシャトル)
2009年1月24日生 牝2 鹿毛 浦河・富田牧場生産 栗東・領家政蔵厩舎
2戦2勝(2011年8月7日現在)
(重賞勝利)2011年函館2歳S(JpnIII)

by Yuuichiro_K | 2011-08-07 20:50 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)


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