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2010年 12月 08日

国内最多GI(級)9勝のダート王・ヴァーミリアン(牡8)引退、種牡馬入り

今日は、重賞を勝った実績馬引退のニュースが多く発表されました。特にGI(級)レース9勝を挙げたヴァーミリアンの引退については、彼の功績を惜しんで、別枠で本日2度目の更新としました。

☆今日のニュース
「国内最多のGI(級)9勝のダート王・ヴァーミリアン(牡8)引退、種牡馬入り」
今日、日本競馬歴代史上最多となるGI(級)競争9勝を挙げたヴァーミリアンが現役を引退することが判明しました。今後は、安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りする予定です。

ヴァーミリアンは、2004年10月にデビュー勝ち、同年のラジオたんぱ杯2歳S(GIII)で重賞初制覇を飾りましたが、その後芝では勝ち星を挙げられず、2005年秋にダート路線に転向しました。すると初ダートのエニフS(OP)を快勝、続く浦和記念(JpnII)も制してダート重賞初制覇を飾ると、その後は中央・地方のダートレースの強豪として息の長い活躍を見せてくれました。特に充実していたのは2007年から2008年にかけてで、初GI(級)制覇を川崎記念で飾ると、続くドバイWC(首G1)でも4着に好走。帰国後はJBCクラシック(JpnI)、ジャパンCダート(GI)、東京大賞典(JpnI)を制し、文句なしに2007年度の最優秀ダートホースに輝きました。翌2008年もフェブラリーS(GI)優勝、JBCクラシック連覇と活躍。2009年は帝王賞(JpnI)優勝、JBCクラシック3連覇の偉業を達成、今年も川崎記念レコード勝ちと8歳馬ながら元気なところを当初見せていましたが、その後は年齢的なものか大敗が続いていました。

個人的にPOG馬として彼を2歳時から応援していたこともあり、思い入れのある馬でした。また、貴重なエルコンドルパサーの血を後世にぜひ伝えてもらいたいと思います。長い現役生活、本当にお疲れさまでした!

なお、ヴァーミリアンの勝った重賞レースの写真は、以下の記事にもありますので、よろしければご覧ください。

2007年11月24日の記事(ジャパンCダート)

2008年2月24日の記事(フェブラリーS)

2009年6月24日の記事(帝王賞)

ヴァーミリアン(撮影日2009年2月22日・フェブラリーS)
父エルコンドルパサー 母スカーレットレディ(母の父サンデーサイレンス)
2002年4月10日生 牡8 黒鹿毛 早来・ノーザンファーム生産 栗東・石坂正厩舎
(通算成績)34戦15勝
(重賞勝利)2007年ジャパンCダート(GI)、2008年フェブラリーS(GI)、2009年帝王賞(JpnI)、2009年・2008年・2007年JBCクラシック(JpnI)、2007年東京大賞典(JpnI)、2010年・2007年川崎記念(JpnI)、2006年名古屋グランプリ(GII)、ダイオライト記念(GII)、2005年彩の国浦和記念(GII)、2004年ラジオたんぱ杯2歳S(GIII)
国内最多GI(級)9勝のダート王・ヴァーミリアン(牡8)引退、種牡馬入り_b0015386_23193652.jpg


by Yuuichiro_K | 2010-12-08 23:19 | パドック写真 | Trackback | Comments(0)


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