人気ブログランキング | 話題のタグを見る

愛しのサラブレッド写真館 

prekrasnie.exblog.jp
ブログトップ
2010年 08月 30日

オグリキャップの好敵手、スーパークリークが死亡

☆今日のニュース
「オグリキャップの好敵手、スーパークリークが死亡」
今日、また1頭の名馬がこの世を去りました。怪物オグリキャップと同世代の最大のライバルだった名馬スーパークリーク(牡25)が、29日夕方、繋養先の浦河町・日高スタリオンステーションで老衰のために死亡しました。

スーパークリークのエピソードは、当ブログでは2004年10月24日の記事で牧場訪問の写真と併せてご紹介したところですが、やはりデビュー2年目の武豊騎手に最初のGI制覇をプレゼントした馬ということで印象深いです。もちろん競争馬としても重賞を6勝、特に天皇賞を秋春連覇した実力は、オグリキャップのライバルに相応しい素晴らしいものがありました。それにしても先月死亡したオグリキャップの後を追うように亡くなってしまったのは、本当に残念です。心からご冥福をお祈りします。

最後に今日は、2004年牧場見学で会ったときの勇姿をいつもより大き目のサイズで掲載します。

スーパークリーク(撮影日2004年8月21日・日高スタリオンステーション)
父ノーアテンション 母ナイスデイ(母の父インターメゾ)
1985年5月27日生 牡25 鹿毛 門別・柏台牧場生産 栗東・伊藤修司厩舎
(通算成績)16戦8勝
(重賞勝利)1990年天皇賞・春(GI)、1989年天皇賞・秋(GI)、1988年菊花賞(GI)、1990年、1989年京都大賞典(GII)、1990年大阪杯(GII)
オグリキャップの好敵手、スーパークリークが死亡_b0015386_22102045.jpg

この日のスーパークリークは、本当に穏やかで優しい眼差しが印象に残りました。

by Yuuichiro_K | 2010-08-30 22:10 | 天国に旅立った名馬 | Trackback | Comments(2)
Commented by kozou_17 at 2010-08-30 22:39
ご無沙汰です。
スーパークリークは、母の父がグリーングラスの父と同じインターメゾという印象が強いです。そうやって考えると、確実にひと時代の血は淘汰されたという感じがしますね。寂しいですが、これも競馬の宿命でしょう。考えてみると、このスーパークリークが活躍した頃に、どのレースの馬柱の父欄に必ず居たノーザンテーストのサイアーラインも危ういですもんね。
Commented by Yuuichiro_K at 2010-08-31 00:19
☆Kozouさん
おっしゃるとおり、スーパークリークの血統はオールドファンなら懐かしいグリーングラスの父インターメゾが入ったステイヤー血統でした。それでも中距離の秋の天皇賞を勝っていたように全くスピードが不足していたわけではなかったので、種牡馬として後世に血が残せなかったのは残念でした。
古くからの父内国産のラインといえば、テスコボーイ系がサクラユタカオーのラインが健闘していますが、ノーザンテーストのライン、パーソロン~シンボリルドルフ~トウカイテイオーなどが危うくなっていて、本当に残念です。なんとか生き残ってほしいものです。


<< ブロードストリート(10’ヴィ...      キーンランドCは、ワンカラット... >>