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2009年 02月 21日

クイーンCは、オークス馬のひ孫・ディアジーナが制す!

今日、東京競馬場では、過去10年で2頭のオークス馬(ウメノファイバー、ダイワエルシエーロ)、エリザベス女王杯馬(リトルアマポーラ)、ヴィクトリアマイル馬(コイウタ)を出している注目の牝馬限定重賞・クイーンC(GIII、3歳牝・芝1600m)が行われました。
レースは、内田博幸騎手騎乗の4番人気ディアジーナが、好スタートから2番手追走から抜け出し、内を突いて追い上げたダノンベルベールをクビ差抑えて優勝しました。

☆クイーンC結果
1着 ディアジーナ   (内田博)1'35'7(良)
2着 ダノンベルベール (後 藤)クビ
3着 エイブルインレース(戸 崎)3/4
4着 ミクロコスモス  (武 豊)クビ
5着 アンジュアイル  (吉田豊)1/2

ディアジーナが初の重賞挑戦ながら積極的なレース運びで、見事嬉しい初重賞制覇を飾りました。昨秋から内田博幸騎手とのコンビで3戦1勝2着1回3着1回と安定した成績を残してきましたが、阪神JF(JpnI)2・3着馬を相手に勝ったのですから今後が楽しみになりました。なお、彼女は産駒も数少なくなってきたメジロマックイーンを父に、3代前の母に1969年のオークス馬シャダイターキンがいる古き良き伝統ある内国産血統です。こういう馬は応援したいですねえ、今後も活躍を期待したいと思います。

2着は、ダノンベルベールが2着を確保、阪神JF2着の底力を見せてくれました。今日のパドックは、ちょっと気合が入りすぎているように見えたのですが、レースは勝ち馬同様、好位2・3番手追走から内を突いて勝ち馬にあと一歩まで迫りました。これでデビューから5戦連続連対となり見事な成績です。彼女も本番の桜花賞に向けて視界良好といえるでしょう。

ダノンベルベール
父アグネスタキオン 母ミスベルベール(母の父Bering)
2006年1月26日生 牝3 美浦・国枝栄厩舎
5戦2勝(2009年2月21日現在)
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3着は、地方競馬(大井)の8番人気エイブルインレースが大健闘しました。パドックは、落ち着きもあり、伸びやかな歩様を見せていて調子は良かったと思います。彼女も京王杯2歳Sで掲示板を外した以外は全て3着以内に好走していた堅実派でした。今日は惜しくも連対できませんでしたが、また中央競馬に挑戦してもらいたいと思います。

エイブルインレース
父フジキセキ 母フサイチエイブル(母の父Deputy Minister)
2006年5月9日生 牝3 大井・栗田裕光厩舎
7戦2勝(2009年2月21日現在)
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なお、圧倒的1番人気に推されたミクロコスモスは、パドックで相変わらず良く見せ、悪いデキではなかったと思うのですが、好位追走から思ったよりも伸びきれず4着に敗れました。最後の直線でちょっと不利もあったのですが、案外な結果で残念でした。

それでは、最後に見事優勝したディアジーナちゃんを掲載します。

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パドックは、落ち着いてのびのびと周回していました。
 
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鞍上の内田博幸騎手は、この勝利がJRA重賞、節目の10勝目となりました。

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関東からダノンベルベールに続く有力馬が出てきて良かったと思います、今日はおめでとうございました!

ディアジーナ
父メジロマックイーン 母アイネスターキン(母の父ビショップボブ)
2006年6月2日生 牝3 芦毛 浦河・南部功生産 美浦・田村康仁厩舎
8戦3勝(2009年2月21日現在)
(重賞勝利)2009年クイーンC(GIII)

by Yuuichiro_K | 2009-02-21 23:59 | 09年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)


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