カテゴリ:16年GII・GIII優勝馬写真( 21 )


2016年 12月 26日

またも藤沢和雄厩舎からクラシック候補!ホープフルSは、レイデオロが無傷の3連勝で重賞初制覇

今日は昨日、中山競馬場で有馬記念(GI)の一つ前の第9レースに行われた注目の2歳重賞・ホープフルS(GII、芝2000m)の写真を掲載します。

レースは、C.ルメール騎手騎乗の1番人気レイデオロが、後方追走から直線鋭く伸び、中団追走から最内を突いて伸びた8番人気マイネルスフェーンに1 1/4馬身差をつけて優勝しました。

☆ホープフルS結果
1着◎レイデオロ    (C.ルメール) 2'01'3(良)
2着 マイネルスフェーン(V.シュミノー)1 1/4
3着○グローブシアター (福 永) 1 1/4
4着 ベストリゾート  (北村宏) 1/2
5着△サングレーザー  (武 豊) クビ

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 ディアシューター   B
  2人引き、普通
2 レイデオロ      B+
  気合いを秘めながらも落ち着いた歩様
3 エンドゲーム     B
  普通
4 アドマイヤウイナー  B
  普通
5 サングレーザー    C
  落ち着きなし
6 グローブシアター   B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
7 ビルズトレジャー   B
  普通
8 ニシノアップルパイ  B
  普通
9 ショワドゥロワ    B
  普通
10 ミスディレクション  B
  普通
11 マイネルスフェーン  B
  普通
12 メリオラ       B
  普通
13 ベストリゾート    C
  落ち着きなし
14 コスモス       B
  2人引き、普通

今年のホープフルSは、前走、同じコースで行われた葉牡丹賞(500万下)を豪快な末脚で圧勝したレイデオロが1番人気。キャリア1戦ながら兄にGI馬エピファネイア、リオンディーズがいる良血馬グローブシアターが2番人気。デイリー杯2歳S(GII)3着馬サングレーザーが3番人気。この3頭が単勝10倍以下の人気を集めましたが、期待どおりの強さで優勝したのは、圧倒的1番人気(単勝1.5倍)に推されたレイデオロでした。

レイデオロのパドックは、気合いをじわっと秘めた感じで、まずまず落ち着いて周回していました。馬場入場から返し馬の際は煩いところを見せて、少し心配したのですが、レースは後方5番手を引っ掛かることなく追走。直線外に持ち出すと、前走同様、素晴らしい末脚を繰り出して一気に突き抜けました。来年のクラシックが楽しみになる素晴らしい走りを見せてくれました。

2着は、今日がキャリア7戦目の8番人気の伏兵マイネルスフェーンが大健闘。パドックは特に目立つ感じはありませんでしたが、レースは中団のインを追走、直線も内の狭いところを突いて、ロスのない進路を終始通って上位に食い込みました。豊富なレース経験が好走の一因だと思いますが、鞍上のV.シュミノー騎手の好騎乗も光りました。

マイネルスフェーン
父ステイゴールド 母マイネジャーダ(母の父Jade Robbery)
2014年4月16日生 牡2 美浦・手塚貴久厩舎
7戦1勝(2016年12月26日現在)
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3着は2番人気のグローブシアター。パドックは落ち着いて伸びやかな歩様が目に付き、良血馬らしい雰囲気の良さを感じました。レースは勝ち馬とほぼ同じ位置にいたのですが、最後の直線、一気に突き離されてしまい3着が精一杯でした。それでもキャリア1戦を考えれば良く走ったと思いますし、今後も注目したい馬です。

グローブシアター
父キングカメハメハ 母シーザリオ(母の父スペシャルウィーク)
2014年2月14日生 牡2 栗東・角居勝彦厩舎
2戦1勝(2016年12月26日現在)
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なお、3番人気のサングレーザーはパドックであまり落ち着きがなく、あまり良く見えなかったのですが、レースは先行策も直線伸びを欠き5着まで。人気を裏切ったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したレイデオロ君を掲載します。

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パドックは気合いを秘めつつも、落ち着いて周回していました。

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鞍上のC.ルメール騎手は、この日は有馬記念も勝って1日2重賞制覇の偉業を達成しました。なお、レース後のインタビューでは「競馬が上手です。新馬戦から徐々に良くなっています。今日も能力を発揮しました。以前から話していますが、2400mも大丈夫だと思います。」とコメントしていました。

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藤沢和雄厩舎からは、阪神JF(GI)のソウルスターリング、朝日杯FS(GI)のサトノアレスに続き、またしてもクラシックの有力候補が出てきました。来年のクラシックが本当に楽しみですね。デビュー3連勝で重賞初制覇、おめでとうございました!

レイデオロ
父キングカメハメハ 母ラドラーダ(母の父シンボリクリスエス)
2014年2月5日生 牡2 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・藤沢和雄厩舎
3戦3勝(2016年12月26日現在)
(重賞勝利)2016年ホープフルS(GII)
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by Yuuichiro_K | 2016-12-26 22:21 | 16年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 19日

東京スポーツ杯2歳Sは、ブレスジャーニーが豪快に差し切り重賞2連勝!

今日、東京競馬場では、あいにくの小雨の中、過去にGI馬を多数輩出している注目の2歳重賞・東京スポーツ杯2歳S(GIII・芝1800m)が行われました。レースは柴田善臣騎手騎乗の2番人気ブレスジャーニーが、後方4番手追走から直線大外から鋭く伸び、後方2番手から先に抜け出したスワーヴリチャードをゴール直前クビ差差し切り優勝しました。

☆東京スポーツ杯2歳S結果
1着◎ブレスジャーニー   (柴田善)1'48'3(稍重)
2着 スワーヴリチャード  (四 位)クビ
3着○ムーヴザワールド   (C.ルメール)ハナ
4着 キングズラッシュ   (田 辺)2 1/2
5着▲トラスト       (柴田大)クビ

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ムーヴザワールド  A
  2人引き、時折気合いを表に出すも力強い歩様目に付く
2 ショワドゥロワ   B
  普通、首高い  
3 キングズラッシュ  B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
4 マイネルエパティカ B
  普通
5 トラスト      B
  普通、時折小走り
6 ブレスジャーニー  B
  相変わらず落ち着きないが前走サウジアラビアロイヤルCと同じ雰囲気
7 ジュンヴァリアス  B
  普通
8 エルデュクラージュ B
  普通
9 スワーヴリチャード B
  普通、好馬体
10 オーバースペック  C
  落ち着きなし

今年の東京スポーツ杯2歳Sは、阪神芝1800mの新馬戦過去最速のタイムで勝ってきたローズS優勝馬タッチングスピーチの全弟ムーヴザワールドが1番人気。サウジアラビアロイヤルC(GIII)の覇者ブレスジャーニーが2番人気。札幌2歳S(GIII)の覇者トラストが3番人気。きさらぎ賞2着馬バンドワゴンの弟という良血馬スワーヴリチャードが4番人気。この4頭が単勝10倍以下の人気を集めましたが、勝ったのは東京コースで重賞を含む2連勝中の実績最上位馬ブレスジャーニーでした。

ブレスジャーニーのパドックは、あまり落ち着きはありませんでしたが、これは前走サウジアラビアロイヤルCの時と同じ。力を出せる雰囲気に見えました。レースは後方4番手追走。すぐ前にいたムーヴザワールドに先に前のスペースを塞がれ、仕掛けが遅れた感じに見えたのですが、先にスパートして抜け出したムーヴザワールドとスワーヴリチャードを追って直線外に持ち出すと、素晴らしい瞬発力で一気に末脚を伸ばし、ゴール直前まとめて交わしました。これで東京コースは3連勝、得意の舞台で素質馬の揃った出世レースを見事制しました。

2着は、4番人気スワーヴリチャードが健闘。パドックは好馬体が目に付き、普通に落ち着いて周回していました。レースは後方2番手追走から直線先に抜け出したムーヴザワールドを目標に一気に仕掛けて、メンバー中最速の上がり33.6秒の末脚を繰り出し、人気のムーヴザワールドとの競り合いを制したのですが、いったん置き去りにしたはずのブレスジャーニーに惜しくもゴール直前交わされての2着惜敗でした。しかし敗れたとはいえ、ハーツクライ産駒なら距離が伸びて良さそうですし、今後が本当に楽しみです。

スワーヴリチャード
父ハーツクライ 母ピラミマ(母の父Unbridled's Song)
2014年3月10日生 牡2 栗東・庄野靖志厩舎
3戦1勝(2016年11月19日現在)
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3着は、1番人気のムーヴザワールド。パドックは2人引きでもまずまず落ち着いて力強い歩様が目に付き、大変良く見えました。レースはブレスジャーニーの直後をぴったりマーク。直線入り口では先に仕掛けてブレスジャーニーの前に出て早めにスパート、いったんは先頭に立つ場面もありましたが、早仕掛けの分、最後は勝ち馬に一気に交わされ、スワーヴリチャードに差し返されてしまいました。ただ、キャリア1戦でこの内容なら血統的にも本格化はこれからのはずで、こちらも将来が楽しみです。

ムーヴザワールド
父ディープインパクト 母リッスン(母の父Sadler's Wells)
2014年3月9日生 牡2 栗東・石坂正厩舎
2戦1勝(2016年11月19日現在)
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なお、3番人気トラストは、パドックであまり落ち着きがなく、レースも2番手からレースを進めるも折り合いを欠いて直線一杯となって5着。人気を裏切ったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したブレスジャーニー君を掲載します。

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パドックは、チャカつき気味でしたが、前走サウジアラビアロイヤルCと同じ感じで、彼はこれでも走ります。気合いを表に出すタイプです。

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鞍上の柴田善臣騎手は、東京スポーツ杯2歳S初制覇。レース後のインタビューでは「返し馬の時から少し気持ちが入りすぎるところがあるので、これが課題です。レースでは普通に自分のリズムで走っていて、直線での手応えが十分だったので、差し切れると思いました。このまま無事にいってほしいです。」とコメントしていました。

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確実に繰り出す末脚は本当に目を見張るものがありますね。3連勝&重賞2連勝、本当におめでとうございました!


ブレスジャーニー
父バトルプラン 母エルフィンパーク(母の父タニノギムレット)
2014年4月2日生 牡2 鹿毛 新冠町・競優牧場生産 美浦・本間忍厩舎
4戦3勝(2016年11月19日現在)
(重賞勝利)2016年東京スポーツ杯2歳S(GIII)、サウジアラビアロイヤルカップ(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2016-11-19 23:37 | 16年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 12日

武蔵野Sはタガノトネールが圧巻のレコードで逃げ切り勝ち!

今日、東京競馬場では、チャンピオンズCの前哨戦・武蔵野S(GIII)が行われました。レースは、田辺裕信騎手騎乗の8番人気タガノトネールが2番手追走から4コーナーで早めに先頭に立つと、そのまま後続を寄せ付けず、後方から伸びてきた2番人気ゴールドドリームに1 1/4馬身差をつけて逃げ切りました。

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積極的なレース運びを見せたタガノトネールが圧巻のレコードで見事逃げ切りました。

☆武蔵野S結果
1着 タガノトネール  (田 辺) 1'33'8(重)レコード
2着△ゴールドドリーム (M.デムーロ)1 1/4
3着 カフジテイク   (津 村) 1 1/2
4着○キングズガード  (横山典) 1
5着 ドリームキラリ  ( 黛 ) 1 1/2

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ワイドバッハ    B
  普通
2 ロンドンタウン   B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
3 カフジテイク    B
  普通
4 ブラゾンドゥリス  B
  普通
5 メイショウスミトモ B
  普通
6 ブライトライン   B
  普通
7 ノボバカラ     B+
  キビキビと動き良し
8 ゴールドドリーム  B
  普通、時折小走りもユニコーンSと同じ雰囲気
9 モーニン      B
  2人引き、普通
10 ドリームキラリ   B
  普通、時折小走り
11 タガノトネール   B
  普通
12 ソルティコメント  C
  落ち着きなし
13 キングズガード   B
  普通
14 スズカセクレターボ B
  普通
15 ジェベルムーサ   B
  2人引き、普通
16 ディーズプラネット B
  普通


昨年、逃げ粘ってノンコノユメのハナ差2着に好走歴がありながら、1年3ヶ月勝利から遠ざかっていたこともあり、今日は単勝36.6倍と人気を落としていたタガノトネールが、圧巻のレコードタイムで鮮やかに逃げ切りました。

タガノトネールのパドックは、特に目立つ感じはありませんでしたが、普通に落ち着いて周回していました。レースは、ドリームキラリが1000m通過58.3秒とハイペースで逃げた2番手を追走。4コーナーで交わして先頭に立つと、昨年の再現とばかりに直線もペースを落とすことなく11.7秒-11.6秒-12.2秒の上がり35.5秒でまとめて、鮮やかに逃げ切りました。なお、勝ち時計は、今年のフェブラリーSでモーニンが記録したレコードを0.2秒上回る1'33'8の圧巻のレコードタイム。東京のダート1600mで1'33秒台の時計を出したのは2001年のクロフネ(1'33'3、コース改修前)以来の快挙で、素晴らしい走りを見せてくれました。

2着は、2番人気の3歳馬ゴールドドリームが人気どおりの好走。パドックは時折小走りになる場面もありましたが、これはいつものことで、優勝したユニコーンSと同じような雰囲気でした。レースはモーニンをマークするように後方からレースを進めたことで、前が狭くなる場面があり抜け出すのに手間取りながらも、タガノトネールに0.2秒差まで迫ったのですから、負けて強しといった印象。この内容なら本番のチャンピオンズCも楽しみです。

ゴールドドリーム
父ゴールドアリュール 母モンヴェール(母の父フレンチデピュティ)
2013年4月19日生 牡3 栗東・平田修厩舎
7戦4勝(2016年11月12日現在)
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3着は、6番人気のカフジテイクが健闘。パドックは普通に落ち着いて周回していました。レースはスタートで後手を踏み最後方からの競馬となりましたが、直線大外に持ち出すとメンバー中最速の上がり34.2秒の鬼脚を繰り出して、上位に食い込んだのはお見事でした。

カフジテイク
父プリサイスエンド 母テイクザケイク(母の父スキャン)
2012年5月13日生 牡4 栗東・湯窪幸雄厩舎
20戦6勝(2016年11月12日現在)
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なお、今年のフェブラリーS(GI)の覇者で1番人気に推されたモーニンは7着に凡走。パドックは2人引きでも落ち着いて周回しており、それほど悪くない気配に見えました。しかし、レースは好位追走も直線全く伸びを欠き見せ場なく終わったのは案外でした。初の59キロが応えたのでしょうか?全くらしくない競馬でした。3番人気のノボバカラもパドックはなかなか良く見せていたのですが、3番手追走も直線一杯になり9着に完敗。やはりベストは1400mなのでしょうか?共に人気を裏切ったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したタガノトネール君を掲載します。

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パドックの気配は普通に落ち着いて周回していました。

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鞍上の田辺裕信騎手は、安田記念のロゴタイプを思い出させるような思い切った逃げでまたしても穴を開けました。なお、レース後のインタビューでは「逃げることも考えていましたが柔軟に対応する気でした。上がりが切れるタイプではないので直線に入る手前から早めに追い出しました。馬場もありましたがレコードを出したのは立派です。次も楽しみです。」とコメントしていました。

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昨年ハナ差2着の無念を見事晴らしましたね。なお、JRA重賞は初制覇ということで、本当におめでとうございました!

タガノトネール
父ケイホーム 母タガノレヴェントン(母の父キングカメハメハ)
2010年5月12日生 騸6 鹿毛 (有)新冠タガノファーム生産 栗東・鮫島一歩厩舎
38戦8勝(2016年11月12日現在)
(重賞勝利)2016年武蔵野S(GIII)、2015年サマーチャンピオン(JpnIII)
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by Yuuichiro_K | 2016-11-12 22:33 | 16年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 06日

休み明けも関係なし!アルゼンチン共和国杯は、シュヴァルグランが重賞2勝目を飾る

今日、東京競馬場では、近年連対馬が後にGIホースに出世している(アドマイヤジュピタ、アーネストリー、ジャガーメイル、スクリーンヒーロー、トーセンジョーダン、アドマイヤラクティ、ゴールドアクター)注目のアルゼンチン共和国杯(GII、3歳上ハンデ・芝2500m)が行われました。

レースは、福永祐一騎手騎乗の2番人気シュヴァルグランが中団追走から直線力強く伸び、後方から追い上げた4番人気アルバートに1/2馬身差をつけて優勝しました。

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シュヴァルグランが直線外から一気に伸びて突き抜けました。

☆アルゼンチン共和国杯結果
1着◎シュヴァルグラン (福 永) 2'33'4(良)
2着 アルバート    (戸 崎) 1/2
3着▲ヴォルシェーブ  (M.デムーロ)アタマ
4着○モンドインテロ  (C.ルメール) 1/2
5着 フェイムゲーム  (北村宏) 1 1/4

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 モンドインテロ   B+
  2人引き、動き良し
2 トレジャーマップ  C
  落ち着きなし
3 ワンアンドオンリー B
  普通
4 ショウナンバッハ  C
  落ち着きなし
5 アルバート     A
  落ち着いて力強い歩様
6 クリールカイザー  B
  普通
7 コスモロビン    B
  普通
8 フェイムゲーム   B+
  2人引き、落ち着いて動き良し
9 マイネルメダリスト B
  普通
10 プレストウィック  B
  普通
11 シュヴァルグラン  B+
  2人引き、当初小走り、伸びやかな歩様
12 レコンダイト    B
  普通
13 ヴォルシェーブ   B
  普通
14 フェスティヴイェル C
  落ち着きなし
15 ムスカテール    B
  普通


今年のアルゼンチン共和国杯は、今日騎乗機会10連続連対のJRA新記録を達成した絶好調のC.ルメール騎手騎乗のモンドインテロが1番人気。今年の阪神大賞典(GII)を制したシュヴァルグランが2番人気。4戦連続連対中の上がり馬ヴォルシェーブが3番人気。昨年のステイヤーズS(GII)優勝馬アルバートが4番人気。この4頭が単勝10倍以下の人気を集め、レースはその人気馬4頭の争いとなりましたが、見事勝利したのは今年の天皇賞・春(GI)3着になるなど実績は1番だったシュヴァルグランでした。

シュヴァルグランのパドックは、気合いを表に出すタイプですが、この日も当初小走りになる場面がありました。しかし、ほどなく落ち着くと、伸びやかな歩様を見せ、休み明けでもなかなかの好調子に見えました。レースは、クリールカイザーが1000m通過62.9秒とスローペースで逃げる展開となりましたが、シュヴァルグランは中団で上手く折り合いをつけてレースを進めると、直線は外から上がり33.7秒の末脚を繰り出し、先行馬群を一気に捕らえての快勝となりました。当初は京都大賞典から始動する予定が今日まで伸びた不安もあったのですが、そんな不安を完全に払拭する着差以上に強い勝ち方を見せてくれました。

2着は、4番人気のアルバート。パドックは落ち着いて力強い動きが大変目に付き、予想では無印にしていましたが単複馬券で勝負したほど、この日のメンバーで1番良く見えました。レースは後方追走から直線で勝ち馬と3着ヴォルシェーブの間を割って鋭く伸びてきました。天皇賞・春以来久しぶりのレースでしたが、きっちり仕上がっていましたね。

アルバート
父アドマイヤドン 母フォルクローレ(母の父ダンスインザダーク)
2011年2月7日生 牡5 美浦・堀宣行厩舎
20戦6勝(2016年11月6日現在)
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3着は、3番人気のヴォルシェーブが人気どおりの好走。パドックは気合いを表に出しながらもイレ込むことはなく普通に周回していました。レースは後方からメンバー中最速の上がり33.5秒の末脚で伸び、同一馬主同一厩舎のワンツーフィニッシュ目前でしたが、最後は2着馬に内から交わされての3着惜敗でした。

ヴォルシェーブ
父ネオユニヴァース 母ヴェイルオブアヴァロン(母の父Thunder Gluch)
2011年3月16日生 牡5 栗東・友道康夫厩舎
14戦5勝(2016年11月6日現在)
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なお、1番人気のモンドインテロは、パドックは2人引きでも落ち着いて周回し、気配は上々でしたが、レースは好位追走から内を突いて伸びるも、差し馬にゴール手前で一気に交わされて4着まで。人気を裏切ったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝した、シュヴァルグラン君を掲載します。

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パドックは、当初小走りになる場面もありましたが、気合いを表に出しながらもイレ込むことなく、伸びやかな歩様を見せていました。

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鞍上の福永祐一騎手はアルゼンチン共和国杯初制覇。レース後のインタビューでは「ペースは速くならないと思ったので、好位につけようと思ってスタートだけはうまく出して行きました。休み明けで気負っているところもありましたが、馬の後ろに入れて3番手で我慢してくれました。直線追い出した時の反応はそんなに良くありませんでした。休み明け、58キロもあったのでしょう。でも加速がついてからはいい脚でしたし、着差以上に強かったです。GIに向けていいレースが出来ました。妹にGIは先を越されてしまいましたが、秋に期待している1頭ですので応援よろしくお願いします。」とコメントしていました。

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シュヴァルグランの姉ヴィルシーナ、妹ヴィブロスは共にGI馬となりましたが、今日の内容ならジャパンC、有馬記念で好勝負できそうな予感がします。今後の活躍が本当に楽しみです、重賞2勝目、おめでとうございました!

シュヴァルグラン
父ハーツクライ 母ハルーワスウィート(母の父Machiavellian)
2012年3月14日生 牡4 栗毛 安平町・ノーザンファーム生産 栗東・友道康夫厩舎
15戦6勝(2016年11月6日現在)
(重賞勝利)2016年阪神大賞典(GII)、アルゼンチン共和国杯(GII)
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by Yuuichiro_K | 2016-11-06 22:50 | 16年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2016年 11月 05日

京王杯2歳Sは、モンドキャンノが差し切り重賞初制覇

今日、東京競馬場では2歳王者決定戦に向けた重要ステップレース・京王杯2歳S(GII・芝1400m)が行われました。レースは、C.ルメール騎手騎乗の3番人気モンドキャンノが中団追走から直線外鋭く伸びて、2番手から抜け出した1番人気レーヌミノルを交わし1/2馬身差をつけて優勝しました。

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レースは、モンドキャンノとレーヌミノルとの完全な一騎打ちとなりました。

☆京王杯2歳S結果
1着 モンドキャンノ  (C.ルメール)1'21'9(良)
2着○レーヌミノル   (浜 中)1/2
3着△ディヴァインコード(柴田善)3
4着◎コウソクストレート(戸 崎)ハナ
5着△タイセイブレーク (柴 山)クビ

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 タイセイブレーク  B
  2人引き、普通
2 ダノンハイパワー  C
  落ち着きなし
3 ジョーストリクトリ B+
  キビキビと動き良し
4 ドウディ      B
  普通
5 マテラスカイ    B
  普通
6 ダイイチターミナル B+
  パドックの外を大きく周回
7 タイムトリップ   C
  落ち着きなし
8 レーヌミノル    B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
9 ディバインコード  B+
  キビキビと動き良し
10 スズカゼ      B
  2人引き、普通
11 コウソクストレート B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
12 レヴァンテライオン B+
  力強い歩様、時折小走り
13 モンドキャンノ   B+
  前走同様、時折小走りも力強い歩様

今年の京王杯2歳Sは、小倉2歳S(GIII)を6馬身差で圧勝した紅一点・レーヌミノルが単勝2.0倍の圧倒的人気を集めました。他にも函館2歳S(GIII)やカンナS(OP)の1・2着馬も出走、なかなかの好メンバーが揃った一戦となりました。そんな素質馬の争いを制したのは、前走、函館2歳S1番人気2着惜敗以来、久しぶりの出走だったモンドキャンノでした。

モンドキャンノのパドックは、気合いを表に出して時折小走りになる場面もありましたが、前走、函館2歳Sと同じような雰囲気で、なかなか好調子に見えました。
レースは、タイムトリップが1000m通過59秒とスローペースで逃げる展開となりましたが、モンドキャンノは道中、中団やや後ろでじっくり脚をためると、直線外からメンバー中最速の上がり33.7秒の末脚を繰り出し、2番手から抜け出した人気のレーヌミノルをあっさり交わしての快勝となりました。父(キンシャサノキセキ)も母の父(サクラバクシンオー)も日本が誇る名スプリンターということで、今後も短距離路線の活躍を期待したいですね。

2着は、1番人気のレーヌミノル。パドックは落ち着いて動きも良く、なかなか良く見せていました。レースはスローペースの2番手追走から楽な手応えで抜け出したものの、勝ち馬の強烈な末脚に屈しました。ただ、3着馬には3馬身差をつけており、力のあるところは見せてくれたと思います。

レーヌミノル
父ダイワメジャー 母ダイワエンジェル(母の父タイキシャトル)
2014年4月24日生 牝2 栗東・本田優厩舎
3戦2勝(2016年11月5日現在)
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3着は、4番人気のディバインコード。パドックはキビキビと動きよく、好調子に見えました。レースは好位追走から4コーナーで3番手にあがると、1・2着馬には突き離されたものの、しぶとく粘りこみました。

ディバインコード
父マツリダゴッホ 母ツーデイズノーチス(母の父ヘクタープロテクター)
2014年2月28日生 牡2 美浦・栗田博憲厩舎
4戦2勝(2016年11月5日現在)
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なお、2番人気コウソクストレートはパドックの気配は上々に見えましたが、スタートの出遅れが響き、後方3番手から良く追い上げたものの4着まで。函館2歳Sの覇者で5番人気のレヴァンテライオンは、プラス16キロでも太め感はなかったですが、前走より煩かったせいか、直線の伸びを欠き11着に完敗。力を出せなかったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したモンドキャンノ君を掲載します。

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パドックは、前走函館2歳Sの時同様、気合いを表に出し、力強い歩様で周回していました。

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今日がテン乗りだったC.ルメール騎手は京王杯2歳S初制覇。レース後のインタビューでは「最初、少し引っ掛かりましたが、馬の後ろに入れることが出来て、4コーナーでリラックスして息が入ったので、直線を向いてからの反応も良かったです。1400mはちょうどいいですが、いいスピードを持っているので、リラックス出来ればマイルもいけます。」とコメントしていました。

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函館2歳Sは圧倒的人気に応えられず2着に敗れましたが、見事なリベンジとなりました。今後は、血統的にクラシックというよりは短距離路線で楽しみな存在になりそうです。初重賞制覇、おめでとうございました!

モンドキャンノ
父キンシャサノキセキ 母レイズアンドコール(母の父サクラバクシンオー)
2014年2月8日生 牡2 鹿毛 安平町・ノーザンファーム生産 栗東・安田隆行厩舎
3戦2勝(2016年11月5日現在)
(重賞勝利)2016年京王杯2歳S(GII)
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by Yuuichiro_K | 2016-11-05 21:59 | 16年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2016年 10月 29日

アルテミスSは、リスグラシューが人気に応え2連勝で重賞初制覇

今日、東京競馬場では、過去4回の連対馬から3頭のGIホース(アユサン、レッツゴードンキ、メジャーエンブレム)を輩出した注目の2歳牝馬重賞・アルテミスS(GIII、芝1600m)が行われました。レースは、武豊騎手騎乗の1番人気リスグラシューが中団追走から直線外鋭く伸びて、後方から追い上げたフローレスマジックの追撃を1/2馬身差おさえ優勝しました。

☆アルテミスS結果
1着◎リスグラシュー   (武 豊) 1'35'5(良)
2着△フローレスマジック (C.ルメール) 1/2
3着 シグルーン     (M.デムーロ)3 1/2
4着△アピールバイオ   (内 田) 1
5着△サトノアリシア   (池 添) 1/2

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 トワイライトライフ  B+
 伸びやかな歩様、動き良し
2 トーホウアイレス   B
  普通、時折小走り
3 ヴィーナスフローラ  B
  普通
4 パフォーム      B
  普通、2人引き
5 ヒストリア      B
  普通、首高い
6 シグルーン      C
  落ち着きなし
7 ライジングリーズン  B
  普通
8 ウインシトリン    C
  落ち着きなし
9 ツヅク        B
  普通
10 アピールバイオ    C
  落ち着きなし
11 コーラルプリンセス  B
  普通、首高い
12 フローレスマジック  B+
  伸びやかで力強い歩様
13 メローブリーズ    B
  普通
14 マルモレイナ     C
  落ち着きなし
15 サトノアリシア    B
  普通
16 リスグラシュー    B+
  落ち着いて力強い歩様
17 ハートオブスワロー  C
  落ち着きなし
18 クイントゥープル   B
  普通、時折小走り

前走、阪神1800mの未勝利戦を2歳コースレコード(1'46'2)で勝ってきたリスグラシューが、今日も素晴らしいスピードで抜け出す危なげないレース運びで人気に応え、2連勝で重賞初制覇を飾りました。
リスグラシューのパドックは、単勝10倍以下の人気を集めていた3頭(リスグラシュー、フローレスマジック、トーホウアイレス)の中では、1番落ち着いていました。歩様も力強く、安心して単複勝負ができるくらいの好気配でした。レースは中団やや前目につけると、直線は外から上がり33.5秒の末脚を繰り出し、2着馬と共に後続を突き放して一気に突き抜けました。期待どおり、スピードの違いを見せつけてくれました。

2着は、2番人気のフローレスマジック。パドックは最初だけ小走りになる場面もありましたが、すぐに落ち着くと、伸びやかで力強い歩様で周回、こちらも好調子に見えました。レースは中団やや後ろから直線大外に持ち出すと、勝ち馬を追って良く伸び1/2馬身差まで迫りました。さすがはラキシス、サトノアラジンの全妹。敗れたとはいえ、良血馬らしい素晴らしい走りを見せてくれました。

フローレスマジック
父ディープインパクト 母マジックストーム(母の父Storm Cat)
2014年4月15日生 牝2 美浦・木村哲也厩舎
3戦1勝(2016年10月29日現在)
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3着は、5番人気のシグルーンが健闘。パドックはあまり落ち着きはありませんでしたが、レースは2番手追走の積極策から、直線で最内を突いて粘りこみました。ただ、1・2着馬には一気に交わされたように完敗の3着でした。

シグルーン
父アイルハヴアナザー 母ワルキューレ(母の父ステイゴールド)
2014年1月26日生 牝2 栗東・宮徹厩舎
2戦1勝(2016年10月29日現在)
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なお、3番人気のトーホウアイレスは、パドックでやや落ち着きがなく、レースもダッシュがつかず4コーナー最後方で見せ場なく12着に大敗。人気を裏切ったのは残念でした。
いずれにしても、今日は1・2着馬の強さが光った一戦でした。

それでは最後に優勝したリスグラシューちゃんを掲載します。

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パドックは落ち着いて、伸びやかな歩様を見せていました。前走レコード勝ちの反動も心配されましたが、好調子だったと思います。

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鞍上の武豊騎手は、レース後のインタビューで「レースには初めて乗りましたが、理想的なレースでした。向正面でペースが落ちたので、つき合う必要はないと思って行きました。まだ右に左に行くところはありますが、抜け出す時の脚は良かったです。現時点でも素質はあふれていますが、これから楽しみな馬です」とコメントしていました。

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前走の未勝利戦レコード圧勝は伊達ではなかったですね。ハーツクライ産駒ですから距離が伸びても良さそうですし、今後が楽しみな逸材です。重賞初制覇、おめでとうございました!

リスグラシュー
父ハーツクライ 母リリサイド(母の父American Post)
2014年1月18日生 牝2 黒鹿毛 安平町・ノーザンファーム生産 栗東・矢作芳人厩舎
3戦2勝(2016年10月29日現在)
(重賞勝利)2016年アルテミスS(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2016-10-29 21:55 | 16年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2016年 10月 22日

GIホース2頭を引き連れての完勝!富士Sはヤングマンパワーが重賞2連勝

今日、東京競馬場で行われたマイルCS(GI)の前哨戦・富士S(GIII、3歳上・芝1600m)は、戸崎圭太騎手騎乗の3番人気ヤングマンパワーが、好位3番手追走から直線早めに抜け出し、中団から最内を突いて伸びた4番人気イスラボニータに3/4馬身差をつけて優勝しました。

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ぽっかり空いたインを突いたヤングマンパワーが好位から抜け出し快勝となりました

☆富士S結果
1着○ヤングマンパワー  (戸 崎)1'34'0(良)
2着△イスラボニータ  (C.ルメール)3/4
3着▲ダノンプラチナ  (蛯 名)1/2
4着 マイネルアウラート(柴田大)クビ
5着 ガリバルディ    (福 永)クビ

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1ブラックムーン   B
普通、時折小走り
2ダノンプラチナ   B+
落ち着いて伸びやかな歩様
3ヤングマンパワー  B
普通
4イスラボニータ   B
普通、首高い
5テイエムイナズマ  B
普通
6マイネルアウラート B
普通
7フルーキー     B
普通、エプソムCの時より歩様の力強さ劣る
8ガリバルディ    B
普通、2人引き、時折小走り
9ミュゼエイリアン  C
落ち着きなし
10ブラックスピネル  B  
普通
11ロードクエスト   B
普通、2人引き

今年の富士Sは、GIホース2頭(イスラボニータ、ダノンプラチナ)を含む8頭が重賞勝ち馬という好メンバーが揃った一戦となりました。人気は秋初戦の京王杯AH(GIII)で古馬を一蹴した3歳馬ロードクエスト(単勝2.1倍)に集まりましたが、よもやの9着。勝ったのは、充実の4歳馬・3番人気ヤングマンパワーでした。

ヤングマンパワーのパドックは、普通に落ち着いて周回していました。レースは、テイエムイナズマが1000m通過59.8秒とスローペースで逃げる展開となりましたが、ヤングマンパワーは好位3番手の内を追走。直線は先行したテイエムイナズマ、マイネルアウラートが馬場の真ん中に進路を取る中、内を突いて早めに抜け出し、後続を完封する快勝劇となりました。鞍上の戸崎騎手の好判断が光りましたね。昨年はこのレース12着といいところがありませんでしたが、見事なリベンジでした。

2着は、4番人気のイスラボニータ。パドックは休み明けということもあり、絶好調という感じではありませんでしたが、首を上げ気合いを表に出して周回していました。レースは、中団追走から直線最内を突くロスのない競馬で2着に食い込みました。これで東京コースは11戦して9回3着以内と流石の安定感です。

イスラボニータ
父フジキセキ 母イスラコジーン(母の父Cozzene)
2011年5月21日生 牡5 美浦・栗田博憲厩舎
18戦6勝(2016年10月22日現在)
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3着は、昨年の覇者で2番人気のダノンプラチナ。パドックは落ち着いて伸びやかな歩様が目に付き、上位人気馬の中では1番良く見えました。レースはスタートの出が悪いながらも、すぐに好位4番手につけて、直線外から追い上げましたが、内を突いた1・2着馬には届かず3着が精一杯でした。

ダノンプラチナ
父ディープインパクト 母バディーラ(母の父Unbridled's Song)
2012年3月23日生 牡4 美浦・国枝栄厩舎
11戦4勝(2016年10月22日現在)
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なお、1番人気のロードクエストは9着に凡走。パドックは特に目立つ感じはありませんでした。レースはスタートでダッシュがつかず最後方からの競馬。スローペースの展開で前も止まらず、後方侭いいところなく敗れ、人気を裏切ったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したヤングマンパワー君を掲載します。

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パドックは、普通に落ち着いて周回していました。

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鞍上の戸崎圭太騎手は、富士Sは一昨年のステファノスに続く2度目の制覇。レース後のインタビューでは「強かったですね。道中から手応えも良く、どういう競馬も出来るので強気に行きました。これだけ力をつけていますし、京都のレースも楽しみです。」とコメントしていました。

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GIホース2頭を引き連れての堂々のV。本番のマイルCS(GI)も楽しみです。関屋記念に続く重賞2連勝&マイル重賞3勝目、おめでとうございました!

ヤングマンパワー
父スニッツェル 母スナップショット(母の父サンデーサイレンス)
2012年4月14日生 牡4 黒鹿毛 安平町・ノーザンファーム生産 美浦・手塚貴久厩舎
15戦5勝(2016年10月22日現在)
(重賞勝利)2016年富士S(GIII)、関屋記念(GIII)、2015年アーリントンC(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2016-10-22 23:29 | 16年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2016年 10月 15日

府中牝馬Sはクイーンズリングが好位から差し切り重賞3勝目を挙げる

今日、東京競馬場ではエリザベス女王杯、マイルCSへの重要なステップレース・府中牝馬S(GII、3歳上牝・芝1800m)が行われました。
レースは、M.デムーロ騎手騎乗の3番人気クイーンズリングが好位4番手追走から直線外鋭く伸びて、同じく好位から伸びた2番人気マジックタイムに1 1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆府中牝馬S結果
1着◎クイーンズリング (M.デムーロ)1'46'6(良)
2着△マジックタイム  (C.ルメール) 1 1/2
3着▲スマートレイアー (武 豊) 1/2
4着△アスカビレン   (松 田) 1/2 
5着△シュンドルボン  (吉田豊) 3/4

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 マジックタイム   B
  普通、首を上げてやや煩い
2 シングウィズジョイ B
  普通、時折小走り
3 リーサルウェポン  B
  普通、時折小走り
4 メイショウマンボ  B
  普通
5 カフェブリリアント B
  普通
6 スマートレイアー  B+
  2人引きでも落ち着いて力強い歩様
7 ハピネスダンサー  B
  普通、首高い
8 カレンケカリーナ  B
  普通
9 アスカビレン    B
  普通、首高い、時折小走り
10 シュンドルボン   B
  普通、時折小走り
11 メイショウスザンナ B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
12 シャルール     B
  普通、時折小走り
13 クイーンズリング  B
  普通

今年の府中牝馬Sは、単勝10倍以下の馬が5頭と混戦模様でしたが、終わってみれば上位人気馬が順当に好走、勝ったのは3番人気クイーンズリングでした。
クイーンズリングのパドックは、4ヶ月振りのレースでも普通に落ち着いて周回していました。レースは、逃げると思われたスマートレイアーのハナを叩いてシャルールが先手を奪い、1000m通過60.6秒のスローペースとなりましたが、クイーンズリングは絶好位の3・4番手を追走。楽な手応えで直線に向くと、内から抜け出したマジックタイムを外から一気に交わしての完勝となりました。これまで左回りコースの実績はなかったのですが問題なかったようですね。今後が楽しみになる強い競馬を見せてくれました。

2着は2番人気マジックタイムが人気どおりの好走。パドックは時折小走りになるなど落ち着きはあまりなかったのですが、ギリギリイレ込みではないかなという感じでした。レースは好位3番手から内を突いて抜け出す、そつのない競馬でしたが、勝ち馬の決め手に屈しました。京都牝馬Sに続き、クイーンズリングの前に再び苦杯を喫してしまいました。

マジックタイム
父ハーツクライ 母タイムウィルテル(母の父ブライアンズタイム)
2011年2月15日生 牝5 美浦・中川公成厩舎
20戦5勝(2016年10月15日現在)
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3着は昨年、一昨年の2着馬・1番人気のスマートレイアー。パドックはいつも良く見せる馬ですが、今日も落ち着き十分、動きも良く好調子に見えました。レースは優勝した東京新聞杯や阪神牝馬Sのように逃げることができず、久しぶりに中団で控える競馬。直線もそれなりに伸びてきたのですが3着が精一杯でした。

スマートレイアー
父ディープインパクト 母スノースタイル(母の父ホワイトマズル)
2010年5月15日生 牝6 栗東・大久保龍志厩舎
22戦8勝(2016年10月15日現在)
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それでは最後に優勝したクイーンズリングちゃんを掲載します。

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パドックは、馬体をスッキリと見せ、普通に落ち着いて周回していました。

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鞍上のM.デムーロ騎手は府中牝馬S初制覇。なお、レース後のインタビューでは「今日は4ヶ月ぶりでしたが状態が良く、道中はすごくいい手応えで行けました。去年のエリザベス女王杯は最後の直線でスペースがなくて8着だったが、今年は4歳になってさらに馬が良くなっていますので、本番は頑張ります。」とコメントしていました。

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好メンバーが揃った一戦を完勝、昨年の秋華賞(GI)2着の実力馬が改めて能力の高さを証明しました。本番のエリザベス女王杯も楽しみです。重賞3勝目、おめでとうございました!

クイーンズリング
父マンハッタンカフェ 母アクアリング(母の父Anabaa)
2012年5月25日生 牝4 黒鹿毛 千歳市・社台ファーム生産 栗東・吉村圭司厩舎
12戦5勝(2016年10月15日現在)
(重賞勝利)2016年府中牝馬S(GII)、2015年フィリーズレビュー(GII)、2016年京都牝馬S(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2016-10-15 22:37 | 16年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2016年 10月 09日

毎日王冠は、紅一点ルージュバックが再び強豪牡馬を破り、重賞2連勝!

今日、東京競馬場では秋の古馬GI戦線を占う重要なステップレース・毎日王冠(GII、3歳上・芝1800m)が行われました。
レースは、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気ルージュバックが、後方2番手追走から直線外鋭く伸び、同じく後方から伸びた3番人気アンビシャスとの一騎打ちを制し、クビ差交わして優勝しました。

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 ヒストリカル     B
  普通
2 ステファノス     B+
  2人引き、落ち着いて力強い歩様
3 クラレント      B
  普通
4 ロンギングダンサー  B
  普通、時折小走り
5 ディサイファ     B+
  落ち着いて力強い歩様
6 マイネルミラノ    B
  普通
7 アンビシャス     B
  2人引き、普通
8 ダノンシャーク    B
  2人引き、普通   
9 ロゴタイプ      B+
  2人引き、伸びやかな歩様 
10 ルージュバック    B+
  2人引き、落ち着いて力強い歩様。
11 ウインフルブルーム  B
  普通、時折小走り
12 ロサギガンティア   B
  普通、時折小走り

今年の毎日王冠(GII)は、GI馬2頭(ダノンシャークとロゴタイプ)を含む12頭中11頭が重賞ウィナーという素晴らしいメンバーが出走。そんな好メンバーが揃った一戦を制したのは、紅一点ながら1番人気に推されたルージュバックでした。

ルージュバックのパドックは、二人引きでも大変落ち着いて周回。休み明けでしたが、優勝した前走エプソムC出走時と遜色ないデキに見えました。レースは、マイネルミラノが1000m通過60.3秒とやや遅いペースで逃げる展開となりましたが、後方2番手からレースを進め、じっくり脚をためると、直線は外からメンバー中最速の上がり32.8秒の鬼脚を繰り出し、併せ馬の形で伸びたアンビシャスに競り勝ちました。これで1800m戦の重賞は3勝目、いずれも牡馬相手の勝利で、男勝りの強さは本当に素晴らしいですね。この内容ならエリザベス女王杯ではなく、ぜひとも天皇賞に挑戦してもらいたいと思いました。

2着は3番人気のアンビシャス。パドックは入ってきた最初だけ煩い仕草を見せていましたが、すぐに落ち着いて周回していました。レースは後方3番手から中山記念で見せたような鋭い伸びを見せて、ルージュバックと接戦を演じました。前走、宝塚記念は先行して大敗しましたが、相性の良いC.ルメール騎手(これで5戦全て連対)に乗り代わって、改めて力を見せてくれました。天皇賞に向けて視界良好といえる内容の走りを見せてくれました。

アンビシャス
父ディープインパクト 母カーニバルソング(母の父エルコンドルパサー)
2012年2月17日生 牡4 栗東・音無秀孝厩舎
12戦5勝(2016年10月9日現在)
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3着は11番人気の7歳馬・古豪ヒストリカルが大健闘。パドックは特に目立つ感じはありませんでしたが、レースは最後方待機からの追い込みが嵌まりました。思い切った騎乗で見事上位に食い込みました。

ヒストリカル
父ディープインパクト 母ブリリアントベリー(母の父ノーザンテースト)
2009年5月21日生 牡7 栗東・音無秀孝厩舎
29戦5勝(2016年10月9日現在)
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なお、2番人気ステファノスは、パドックは力強い歩様が目に付いて上々のデキに見えたのですが、レースは内の狭いところに入ってしまい脚を余した印象の5着。力を出し切れなかったのは残念でした。

それでは最後に見事優勝したルージュバックちゃんを掲載します。

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パドックは、2人引きでも堂々と落ち着いて周回。休み明けでも良い雰囲気で周回していました。

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鞍上の戸崎圭太騎手は毎日王冠初制覇。レース後のインタビューでは「あまり位置取りは気にせず、末脚を信じて乗りました。思ったよりスローになりましたが、いい形でタメが利きましたし、この馬のいいところを生かせたと思います。久々を一度叩いたことでまた良くなってくるでしょう。この馬はずっと乗ってきている馬ですから、是非一緒にGIを取りたいですね。」とコメントしていました。

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エプソムC、毎日王冠と連勝したことで、いよいよ次は悲願のGI取りですね。この調子なら決して夢ではないでしょう。重賞3勝目、本当におめでとうございました!

ルージュバック
父マンハッタンカフェ 母ジンジャーパンチ(母の父Awesome Again)
2012年4月22日生 牝4 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・大竹正博厩舎
11戦5勝(2016年10月9日現在)
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by Yuuichiro_K | 2016-10-09 19:43 | 16年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2016年 10月 08日

サウジアラビアRCは、ブレスジャーニーが大外一気に差し切り2連勝で重賞初制覇

今日、東京競馬場では、秋の東京競馬開幕を飾る2歳マイル重賞・サウジアラビアロイヤルカップ(GIII)が行われました。レースは柴田善臣騎手騎乗の3番人気ブレスジャーニーが、後方追走から直線大外一気に伸び、同じく後方から伸びた2番人気ダンビュライトに1 1/4馬身差をつけて優勝しました。

☆サウジアラビアロイヤルC結果
1着◎ブレスジャーニー (柴田善) 1'34'5(稍重)
2着▲ダンビュライト  (C.ルメール) 1 1/4
3着○クライムメジャー (M.デムーロ)3
4着 ウィンドライジズ (木幡巧) アタマ
5着 バリンジャー   (北村宏) 1/2

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 ロジムーン     B
  普通
2 バリンジャー    B+
  2人引き、動きよし
3 クライムメジャー  B
  普通、好馬体目立つ
4 ウィンドライジズ  B
  2人引き、普通
5 サクセスムーン   C
  2人引き、首高い、時折小走り
6 ブレスジャーニー  C
  落ち着きなし
7 ダンビュライト   B+
  落ち着いて力強い歩様
8 セイウングロリアス C
  落ち着きなし
9 シャイニードライヴ B
  普通、やや首高い

前走未勝利戦を鮮やかな末脚で差し切って快勝したブレスジャーニーが、今日も後方から素晴らしい切れ味を見せて、見事2連勝で重賞初制覇を飾りました。
パドックは、あまり落ち着きはなかったのですが、気合を表に出すタイプのようです。レースは4角後方2番手から直線外に持ち出すと、稍重馬場をものともせずメンバー中最速の上がり33.8秒の末脚を繰り出して、先行馬をまとめて交わしました。3着に敗れた新馬戦でも出遅れながら上がり32.9秒の鬼脚を見せていたように瞬発力は非凡なものがありますね。今後の活躍が楽しみになる完勝劇でした。

2着は、2番人気のダンビュライト。パドックは落ち着き十分、力強い歩様が目に付き、自分の目には、1番良く見えました。レースは中団やや後ろからレースを進めると、勝ち馬と併せ馬の形で外から鋭く伸びて2着を確保しました。新馬戦は不良馬場だったこともあり、持ち時計がなかったのは不安でしたが、一気に6秒もタイムを短縮したのですから、良く頑張ったと思います。

ダンビュライト
父ルーラーシップ 母タンザナイト(母の父サンデーサイレンス)
2014年3月3日生 牡2 栗東・音無秀孝厩舎
2戦1勝(2016年10月8日現在)
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3着は、1番人気のクライムメジャー。パドックの動きは普通でしたが、ダイワメジャー産駒らしく好馬体が目に付きました。レースは好位3番手から抜け出し早め先頭に立つも、1・2着馬に外から一気に交わされてしまいました。瞬発力勝負は分が悪かったようで、今日のところは完敗でした。

クライムメジャー
父ダイワメジャー 母クライウィズジョイ(母の父トニービン)
2014年3月31日生 牡2 栗東・池江泰寿厩舎
2戦1勝(2016年10月8日現在)
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それでは、最後に見事優勝したブレスジャーニー君を掲載します。

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パドックは、小走りを繰り返していたのですが、レースは問題なかったですね。煩くても走るタイプと覚えておこうと思います。

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鞍上の柴田善臣は2014年クイーンC以来、久しぶりの重賞制覇となりました。なお、レース後のインタビューでは「馬の後ろで我慢をさせて、直線に入って脇に出してゴーサインを出しました。スムーズに反応してくれました。スタートして思ったよりも前にいけませんでしたが、先々のことを見据えて、ゆっくり行きました。調教でもうまく折り合いをつけて走っていますし、距離は伸びても大丈夫そうです。」とコメントしていました。

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クライムメジャーの父バトルプランは産駒初のJRA重賞制覇。また、管理する本間忍厩舎も開業17年目で嬉しい重賞初制覇となりました。共におめでとうございました!

ブレスジャーニー
父バトルプラン 母エルフィンパーク(母の父タニノギムレット)
2014年4月2日生 牡2 鹿毛 新冠町・競優牧場生産 美浦・本間忍厩舎
3戦2勝(2016年10月8日現在)
(重賞勝利)2016年サウジアラビアロイヤルカップ(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2016-10-08 22:39 | 16年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)