カテゴリ:15年GII・GIII優勝馬写真( 20 )


2015年 12月 28日

ホープフルSは、キャリア1戦のハートレーが2連勝で重賞初V

今日、サンデーサイレンスの初年度産駒の傑作、種牡馬としても活躍した名馬・フジキセキが亡くなりました。追悼記事は、ゴールドシップの引退式の写真ともども30日以降、掲載したいと思います。今はただただご冥福をお祈りします。

さて、今日は昨日、中山競馬場で有馬記念(GI)の一つ前の第9レースに行われた注目の2歳重賞・ホープフルS(GII、芝2000m)の写真を掲載します。
レースは、H.ボウマン騎手騎乗の3番人気ハートレーが後方追走から直線鋭く伸び、同じく後方から追い上げた1番人気ロードクエストに1 1/4馬身差をつけて優勝しました。

☆ホープフルS結果(事前予想なし)
1着 ハートレー    (H.ボウマン)2'01'8(良)
2着 ロードクエスト  (M.デムーロ)1 1/4
3着 バティスティーニ (C.ルメール )1 3/4
4着 ブラックスピネル (松 若) 1/2
5着 アドマイヤエイカン(岩 田) 1/2

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 アドマイヤエイカン B
  普通
2 プランスシャルマン B
  普通
3 ネコダンサー    B
  普通、首高い
4 オンザロックス   B
  普通
5 ラブレオ      B
  普通、2人引き、時折小走り
6 ハートレー     A
  落ち着き十分、踏み込みがメンバー中一番力強かった
7 ディーマジェスティ
  出走取消
8 バティスティーニ  B+
  2人引きでも落ち着いて周回、後肢迫力あり
9 ロードクエスト   B+
  2人引き、つる首でじわっと気合いを秘めた感じで周回
10 プレイヤーサムソン B
  2人引き、普通
11 ブレイブスマッシュ C
  2人引き、落ち着きなし
12 クラウンスカイ   B
  普通
13 ブラックスピネル  B
  普通

※馬券はハートレー、バティスティーニ、ロードクエストの馬連ボックスを購入(3点、12.2倍的中)

今年のホープフルSは、新潟2歳S(GIII)を4馬身差で圧勝したロードクエスト、デビュー2連勝中のバティスティーニ、札幌2歳S(GIII)の覇者アドマイヤエイカン、サウジアラビアRC(重賞)の覇者ブレイブスマッシュなど素質馬が多数出走。先週の朝日杯フューチュリティS(GI)に負けず劣らずの素晴らしいメンバーが揃った注目の一戦となりましたが、これら実績馬を抑えて優勝したのは、キャリア1戦ながら3番人気に推されていた素質馬・ハートレーでした。

ハートレーのパドックは、落ち着き十分。力強い踏み込みが目につき、これほどのメンバーが揃った中でも1番良く見えました。レースは、スタートでヨレて新馬戦同様、後方からの競馬となりましたが、4コーナーで外からロードクエストが迫ってきたところでスパートすると、直線は一気に抜け出して後続を完封しました。ディープインパクト産駒らしい、鋭い末脚は素晴らしいものがあります。劣勢だった関東馬から有力馬が出てきたのは嬉しいですね。

2着は、1番人気のロードクエスト。パドックは久しぶりのレースでも、まずまず落ち着いて周回していました。レースは、スタートでバティスティーニと接触して最後方からの競馬となりましたが、直線大外からメンバー中最速の上がり34.1秒の末脚を繰り出し、しっかり2着を確保しました。これで3戦連続でメンバー中最速の上がり時計を記録、敗れたとはいえ力のあるところを見せました。

ロードクエスト
父マツリダゴッホ 母マツリダワルツ(母の父チーフベアハート)
2013年3月6日生 牡2 美浦・小島茂之厩舎
3戦2勝(2015年12月28日現在)
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3着は2番人気のバティスティーニ。パドックは2人引きでも落ち着いて周回、鍛えられた後肢が目につき、なかなか良く見えました。レースは、バティスティーニと接触してスタート直後は後方にいたものの、4コーナーでは6番手まで上がり、直線は内に進路をとって末脚を伸ばしましたが、1・2着馬に外から一気に交わされてしまいました。

バティスティーニ
父キングカメハメハ 母バプティスタ(母の父サンデーサイレンス)
2013年2月9日生 牡2 栗東・松田国英厩舎
3戦2勝(2015年12月28日現在)
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それでは、最後に見事優勝したハートレー君を掲載します。

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パドックは落ち着き十分。踏み込みの力強さが大変目につき、素晴らしいデキに見えました。

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鞍上のH.ボウマン騎手はJRA重賞初制覇となりました。レース後のインタビューでは「飛んでいました。すごい馬です。頭のいい馬で、すべきことを理解しています。ディープインパクトの仔で走る馬はこういうタイプが多いです。」とコメントしていました。

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キャリア1戦で、実績馬を相手に完勝したことで、来年のクラシックの有力候補に名乗りをあげました。朝日杯FS(GI)上位2頭との対決が今から本当に楽しみです。デビュー2連勝で重賞初制覇、おめでとうございました!

ハートレー
父ディープインパクト 母ウィキッドリーパーフェクト(母の父Congrats)
2013年4月11日生 牡2 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・手塚貴久厩舎
2戦2勝(2015年12月28日現在)
(重賞勝利)2015年ホープフルS(GII)
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by Yuuichiro_K | 2015-12-28 19:48 | 15年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2015年 11月 23日

東京スポーツ杯2歳Sは、スマートオーディンが大外一気に差し切り重賞初制覇

今日、東京競馬場では、過去にGI馬を多数輩出している注目の2歳重賞・東京スポーツ杯2歳S(GIII・芝1800m)が行われました。レースは武豊騎手騎乗の4番人気スマートオーディンが、後方追走から直線大外一気に鋭く伸び、中団から伸びた2番人気プロディガルサンに1馬身差をつけて優勝しました。

☆東京スポーツ杯2歳S結果
1着◎スマートオーディン(武 豊)1'49'5(良)
2着○プロディガルサン (戸 崎)1
3着△マイネルラフレシア(柴田大)クビ
4着 キラージョー   (藤岡康)クビ
5着▲ハレルヤボーイ  (横山典)1/2

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 マイネルラフレシア  B
  普通
2 アグレアーブル    B
  普通、小走りになる場面あり
3 ハレルヤボーイ    B
  普通、つる首
4 ロスカボス      B+
  落着ついて周回
5 ダイワリアクション  B
  普通
6 キラージョー     B
  普通
7 カミノライデン    C
  落ち着きなし
8 レインボーライン   C
  落ち着きなし
9 プロディガルサン   B+
  2人引き、落ち着いて周回
10 スマートオーディン  B+
  2人引き、落ち着いて力強い歩様
11 タイセイサミット   B+
  落ち着いて周回

今年の東京スポーツ杯2歳Sは、2戦2勝で近親に名馬マンハッタンカフェがいる良血馬ロスカボスが1番人気。同じく2戦2勝で今年の菊花賞・皐月賞2着馬リアルスティールの弟という良血馬プロディガルサンが2番人気。新馬戦を上がり33.8秒の末脚で快勝した紅一点のアグレアーブルが3番人気と人気を集めました。しかし、勝ったのは2戦1勝でこの日は4番人気で出走してきたスマートオーディンでした。

スマートオーディンのパドックは、2人引きでも落ち着いて力強い歩様で、なかなか良く見えました。レースは、後方2番手を追走してじっくり脚をためると、直線は大外最後方からメンバー中最速の上がり32.9秒の末脚で、内にささりながらも豪快に差し切りました。素質馬の揃った出世レースを勝ったということで、今後の活躍が本当に楽しみです。

2着は、2番人気のプロディガルサン。パドックは落ち着いて伸びやかに周回しており、良い雰囲気でした。レースは中団から33.4秒の末脚を繰り出して人気どおりの好走でした。全兄リアルスティールに続く活躍、今後も期待したいですね。

プロディガルサン
父ディープインパクト 母ラヴズオンリーミー(母の父Storm Cat)
2013年2月22日生 牡2 美浦・国枝栄厩舎
3戦2勝(2015年11月23日現在)
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3着は、2戦2勝馬ながらも6番人気だったマイネルラフレシアが健闘。パドックは落ち着いて周回していました。レースは好スタートから2番手を追走、スローペースを先行し上手く立ち回っての好走でした。

マイネルラフレシア
父ジャングルポケット 母フライングメリッサ(母の父ダンスインザダーク)
2013年2月9日生 牡2 美浦・高橋裕厩舎
3戦2勝(2014年11月24日現在)
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なお、1番人気ロスカボスはパドックの気配は落ち着いて悪くないと思ったのですが、3番手追走も伸びを欠き8着。3番人気アグレアーブルはパドックは目立つところがありませんでしたが、レースもロスカボス同様、先行するも伸びを欠き、期待に応えられなかったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したスマートオーディン君を掲載します。

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パドックは、2人引きでも落着いて伸びやかに周回していました。

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鞍上の武豊騎手は、レース後のインタビューで「スタートして、向正面ではペースが遅くて行きたがりましたが、馬の後ろにつけて我慢させようとしました。直線に向くまで我慢させて、最後は期待通りでした。よく伸びて、本当にいい切れ味でした。かなりいい馬です。今後が楽しみです」とコメントしていました。
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スマートオーディンの父ダノンシャンティは、産駒初の重賞勝ちとなりました。NHKマイルCをレコードで豪快に差し切った父を彷彿させる末脚でしたね。初重賞制覇、おめでとうございました!

スマートオーディン
父ダノンシャンティ 母レディアップステージ(母の父Alzao)
2013年2月20日生 牡3 黒鹿毛 新冠町・スカイビーチステーブル生産 栗東・松田国英厩舎
3戦2勝(2015年11月23日現在)
(重賞勝利)2015年東京スポーツ杯2歳S(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2015-11-23 18:19 | 15年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2015年 11月 14日

武蔵野Sはノンコノユメが大外一気に差し切り重賞3連勝!

今日、東京競馬場ではあいにくの雨の中、チャンピオンズCの前哨戦・武蔵野S(GIII)が行われました。レースは、C.ルメール騎手騎乗の2番人気ノンコノユメが、後方2番手追走から直線大外一気に伸び、先に抜け出した5番人気タガノトネールをゴール直前ハナ差捕らえて優勝しました。

☆武蔵野S結果
1着◎ノンコノユメ   (C.ルメール)1'34'7(稍)
2着▲タガノトネール  (戸 崎)ハナ
3着○モーニン     (川 田)2
4着 ニシケンモノノフ (横山典)アタマ
5着 グレープブレンデー(T.ベリー)3 1/2

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ツクバコガネオー  B
  普通
2 ニシケンモノノフ  B+
  落ち着いてパドックを大きく周回
3 アドマイヤロイヤル B
  普通
4 フィールザスマート C
  落ち着きなし
5 モーニン      A
  見栄えのする好馬体、落ち着いて力強い歩様、2人引き
6 オーブルチェフ   B
  普通
7 グレープブランデー B
  普通、気合を表に出して周回
8 ベルゲンクライ   B
  普通
9 ナガラオリオン   B
  普通
10 ノンコノユメ    B
  普通、2人引き
11 ゴールデンバローズ C
  ユニコーンSの時ほどではないが、落ち着きなし
12 チャーリーブレイヴ B
  普通
13 タガノトネール   B
  普通
14 セカンドテーブル  B
  普通

デビューから全戦、最速の上がり3ハロンの末脚を記録しているノンコノユメが、今日もメンバー中最速の末脚で豪快に差し切り、見事重賞3連勝を飾りました。

ノンコノユメのパドックは、ユニコーンS(GIII)の時と同様、まずまず落ち着いて周回していました。休み明けでもスッキリ仕上がっていましたが、馬体はスマートで、正直58キロは可哀そうだなあと感じました。

しかし、レースは、いつもどおり後方待機策でじっくり脚をためると、直線は後方2番手からメンバー中唯一の上がり35秒台(35.2秒)の驚異的な末脚を爆発させ、先に抜け出したタガノトネールをゴール直前差し切るという圧巻の走りを見せてくれました。さすがは3歳ダート王!次走、最優秀ダートホースの座を賭けた本番のチャンピオンC(GI)の走りが、今から本当に楽しみです。

2着は、5番人気のタガノトネールが健闘。パドックは普通に落ち着いて周回していました。レースは逃げたセカンドテーブルの2番手から直線早めに抜け出し、圧倒的人気のモーニンの追撃を振り切って大金星かと思われたのですが、勝ち馬の鬼脚に惜しくもハナ差涙を飲みました。それでも前走交流GI・南部杯で2着に好走したのはフロックではなかったことを証明する素晴らしい走りを見せてくれました。

タガノトネール
父ケイホーム 母タガノレヴェントン(母の父キングカメハメハ)
2010年5月12日生 牡5 栗東・鮫島一歩厩舎
32戦7勝(2015年11月14日現在)
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3着は、デビューから4連勝中で圧倒的1番人気(1.7倍)に推された3歳馬モーニン。パドックは好馬体、力強い歩様が目に付き、文句なしのデキに見えました。ただ、レースは先に抜け出したタガノトネールを捕らえることはできず、勝ち馬にも並ぶ間もなく交わされてしまいました。とはいえ前走から0.7秒時計を詰めていましたし、力は出したと思います。

モーニン
父Henny Huges 母Giggly(母の父Distorted humor)
2012年4月14日生 牡3 栗東・石坂正厩舎
5戦4勝(2015年11月14日現在)
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なお、3番人気のゴールデンバローズは、パドックで相変わらず落ち着きがなく、レースも中団から伸びを欠き11着に大敗。いいところなく終わったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したノンコノユメ君を掲載します。

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パドックの気配は普通。休み明けでもスッキリとした馬体。力を出せる状態に見えました。

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鞍上のC.ルメール騎手は、レース後のインタビューで「素晴らしい馬です。今年はレース毎に馬が良くなっている気がします。成長しています。チャンピオンズCに向けていいレースが出来ました。」とコメントしていました。

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可愛い名前とは裏腹な彼の強烈な末脚には、いつも惚れ惚れします。また、58キロを克服しての勝利は本当に素晴らしいですね、重賞3連勝、本当におめでとうございました!

ノンコノユメ
父トワイニング 母ノンコ(母の父アグネスタキオン)
2012年3月28日生 牡3 栃栗毛 千歳市・社台ファーム生産 美浦・加藤征弘厩舎
9戦6勝(2015年11月14日現在)
(重賞勝利)2015年ジャパンダートダービー(JpnI)、武蔵野S(GIII)、ユニコーンS(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2015-11-14 22:28 | 15年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2015年 11月 08日

父に続いた!アルゼンチン共和国杯は、ゴールドアクターが親子制覇達成で重賞初制覇

今日、東京競馬場では、あいにくの雨の中、近年連対馬が後にGIホースに出世している(アドマイヤジュピタ、アーネストリー、ジャガーメイル、スクリーンヒーロー、トーセンジョーダン、アドマイヤラクティ)注目のアルゼンチン共和国杯(GII、3歳上ハンデ・芝2500m)が行われました。

レースは、吉田隼人騎手騎乗の1番人気ゴールドアクターが好位追走から直線力強く伸び、早め先頭の4番人気メイショウカドマツをゴール直前差し切り、アタマ差をつけて優勝しました。

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逃げ込みを図るメイショウカドマツを、ゴールドアクターが外から追い詰める!

☆アルゼンチン共和国杯結果
1着◎ゴールドアクター (吉田隼)2'34'0(重)
2着 メイショウカドマツ(蛯 名)アタマ
3着▲レーヴミストラル (川 田)2 1/2
4着 サトノノブレス  (和 田)1 1/2
5着 スーパームーン  (内 田)3/4

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 スーパームーン   B+
  落着いて力強い歩様
2 プランスペスカ   B
  普通
3 マイネルフロスト  B
  普通
4 ヴァーゲンザイル  B
  普通
5 スズカデヴィアス  B
  普通
6 レコンダイト    B+
  大変落ち着いて周回
7 フラガラッハ    B
  普通
8 プロモントーリオ  B
  普通、時折小走り
9 サトノノブレス   B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
10 ヒラボクディープ  C
  首を激しく振って落着きなし
11 サイモントルナーレ B
  普通
12 ラブイズブーシェ  B
  普通
13 ロンギングダンサー B
  普通、時折小走り
14 メイショウカドマツ B
  普通
15 ゴールドアクター  C
  二人引き、終始小走りで落ち着きなし
16 マイネルメダリスト B
  普通
17 ニューダイナスティ B
  普通
18 レーヴミストラル  B+
  ダービー以来も落ち着いて周回

昨年の菊花賞(GI)3着後、9か月の休みを挟んで1000万下、準オープンを連勝してきたゴールドアクターが、見事1番人気に応え待望の初重賞制覇を飾りました。

ゴールドアクターのパドックは、2人引きで終始小走り気味。落ち着きがありませんでしたが、気合を表に出すタイプのようです。レースは、スズカデヴィアスが1000m通過63.4秒とスローペースで逃げる展開となりましたが、好位3番手をスムースに追走すると、最後の直線で2番手から完全に抜け出したメイショウカドマツを一歩一歩追い詰め、ゴール直前で差し切りました。初めて経験する重馬場を克服し、歴戦の古馬相手に勝利したことで、今後が本当に楽しみになりました。また、中川公成厩舎は開業11年目で嬉しい重賞制覇、人馬とも本当におめでとうございました!

2着は、4番人気のメイショウカドマツ。パドックは特に目立つ感じはありませんでしたが、落ち着いて周回していました。レースは2番手追走から直線いったんは完全に抜け出し、勝利まで本当にあと一歩でした。昨日に続き蛯名騎手の好騎乗が光りましたね。また、これで重・不良馬場は3戦3連対、重馬場の鬼ということ、覚えておこうと思います。

メイショウカドマツ
父ダイワメジャー 母アルペンローズ(母の父KrisS.)
2009年4月25日生 牡6 栗東・藤岡健一厩舎
25戦5勝(2015年11月8日現在)
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3着は、3番人気のレーヴミストラル。パドックは日本ダービー以来でしたが、休み明けでも落ち着いて周回、優勝した青葉賞の時と同じような雰囲気でした。前残りの展開となったレースで後方5番手からメンバー中最速の上がり33.8秒の末脚で上位に食い込んだのは見事でした。こちらも今後が楽しみになる走りを見せてくれました。

レーヴミストラル
父キングカメハメハ 母レーヴドスカー(母の父HighestHonor)
2012年5月8日生 牡3 栗東・松田博資厩舎
7戦3勝(2015年11月8日現在)
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なお、2番人気のプロモントーリオは、パドックでやや煩いところがあり、レースは中団から伸び一息で7着まで。切れ味を武器とする馬だけに重馬場が向かなかったのかもしれません。

それでは、最後に見事優勝した、ゴールデンアクター君を掲載します。

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パドックは、2人引きで終始小走り。落着きはありませんでした。それでもレースは力を発揮したのですから、気合を表に出すタイプと覚えておこうと思います。

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鞍上の吉田隼人騎手は、レース後のインタビューで「4コーナーを回って前の馬を目標にレースをしましたが、結構相手がしぶとくて最後まで気を抜けませんでした。本当にいい時に乗せてもらっていますし、馬も良くなっていました。結果を出すことが出来て良かったです。」とコメントしていました。

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ゴールドアクターの父スクリーンヒーローは2008年アルゼンチン共和国を優勝しており、親子制覇となりました。父はアルゼンチン共和国杯で初重賞制覇を飾ると続くジャパンC(GI)を制覇し、一気にトップホースに上り詰めましたが、ゴールドアクターもそれに続くような活躍を期待したいですね。

ゴールドアクター
父スクリーンヒーロー 母ヘイロンシン(母の父キョウワアリシバ)
2011年5月18日生 牡4 青鹿毛 新冠町・北勝ファーム生産 美浦・中川公成厩舎 
12戦6勝(2015年11月8日現在)
(重賞勝利)2015年アルゼンチン共和国杯(GII)

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by Yuuichiro_K | 2015-11-08 23:03 | 15年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2015年 11月 07日

京王杯2歳Sは、ボールライトニングがデビュー2連勝で重賞初制覇

今日、東京競馬場では2歳王者決定戦に向けた重要ステップレース・京王杯2歳S(GII・芝1400m)が行われました。レースは、蛯名正義騎手騎乗の2番人気ボールライトニングが、好位追走から直線早めに抜け出し、6番人気アドマイヤモラールに1 1/4馬身差をつけて優勝しました。

☆京王杯2歳S結果
1着 ボールライトニング(蛯 名) 1'22'6(良)
2着 アドマイヤモラール(田 辺) 1 1/4
3着◎シャドウアプローチ(C.デムーロ)ハナ
4着 レッドラウダ   (松 若) クビ
5着▲トウショウドラフタ(吉田豊) アタマ

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 レッドカーペット  B
  普通
2 ボーダレス     B
  普通、やや首高い
3 オデュッセウス   B
  普通
4 シャドウアプローチ B
  普通
5 コマノドリーム   B
  普通
6 ヒルダ       C
  落ち着きなし
7 キングライオン   B
  普通
8 レッドラウダ    B+
  2人引き、落ち着いて力強い歩様
9 フリームーヴメント
  普通
10 マザックヤース   B
  2人引き、普通
11 フジマサアクトレス C
  2人引き、落ち着きなし
12 モーゼス      B+
  落ち着いて周回
13 トウショウドラフタ B
  普通、2人引き
14 トップライセンス  B+
  落ち着いて周回
15 アドマイヤモラール B
  2人引き、つる首、普通
16 サイモンゼーレ   B
  普通
17 アンナトルテ    B
  2人引き、普通
18 ボールライトニング B
  普通

今年の京王杯2歳Sは、単勝10倍以下の馬が5頭と人気が割れていたように混戦模様でしたが、勝ったのは、前走新馬戦を勝ったばかりながら2番人気に推されていたボールライトニングでした。

ボールライトニングのパドックは、ダイワメジャー産駒らしい見栄えの良い好馬体が目に付き、落ち着いて周回していました。
レースは、レッドラウダが1000m通過60.5秒とスローペースで逃げる展開となる中、道中好位3・4番手を追走。直線逃げたレッドラウダを交わして早めに抜け出し、後続の追い上げを完封しての快勝となりました。上手く流れに乗った蛯名騎手の好騎乗が光りました。

2着は、前走未勝利を勝ったばかりの6番人気アドマイヤモラールが健闘。パドックは2人引きで気合を秘めた感じ、まずまず落ち着いて周回していました。レースは5番手追走から1番人気のシャドウアプローチと併せ馬の形で伸びてきました。これでデビューから4戦連続3着以内の好走、堅実なレースは見事です。

アドマイヤモラール
父キンシャサノキセキ 母カツラドライバー(母の父ニホンピロウイナー)
2013年2月9日生 牡2 美浦・上原博之厩舎
4戦1勝(2015年11月7日現在)
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3着は、1番人気のシャドウアプローチ。パドックは、まずまず落ち着いて周回していました。レースは勝ち馬とほぼ同じ位置から競馬を進めていましたが、早めにスパートした勝ち馬との差は詰めきれず2着争いが精一杯でした。血統的に距離はもう少し長い方がいいかもしれませんね。

シャドウアプローチ
父ジャングルポケット 母マルカアイチャン(母の父フレンチデピュティ)
2013年4月19日生 牡2 栗東・須貝尚介厩舎
4戦2勝(2015年11月7日現在)
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なお、3番人気のレッドカーペットはスタートで大きく出遅れたのが響き、いいところなく14着に大敗。期待に応えられなかったのは残念でした。
それでは、最後に見事優勝したボールライトニング君を掲載します。

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パドックの気配は普通。好馬体が目に付きました。

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レース後のインタビューで蛯名正義騎手は、「今日は馬も落ち着いていました。ペースが速くなかったので、好位で自分の型で行きました。初めての長い直線で、あまり早く先頭に立ちたくありませんでしたが、後ろから次々に来るので自然とハナに立ちました。距離も2000mくらいまでは大丈夫でしょう。」と語っていました。

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血統的に今後はマイル~中距離路線での活躍が期待できそうです。ところで、栃木県産馬の重賞勝ち馬は珍しいですね!頑張ってほしいな。デビュー2連勝での重賞制覇、おめでとうございました!

ボールライトニング
父ダイワメジャー 母デフィニット(母の父Dehere)
2013年4月21日生 牡2 栗毛 栃木県 恵比寿興業(株)那須野牧場生産 栗東・宮本博厩舎
2戦2勝(2015年11月7日現在)
(重賞勝利)2015年京王杯2歳S(GII)
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by Yuuichiro_K | 2015-11-07 22:50 | 15年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2015年 10月 24日

GI馬5頭出走の富士Sは、昨年の2歳王者ダノンプラチナが制す

今日、東京競馬場で行われたマイルCS(GI)の前哨戦・富士S(GIII、3歳上・芝1600m)は、蛯名正義騎手騎乗の4番人気ダノンプラチナが、後方2番手追走から直線外鋭く伸びて、同じく後方から伸びた1番人気サトノアラジンをゴール直前クビ差交わし優勝しました。

☆富士S結果
1着 ダノンプラチナ   (蛯 名) 1'32'7(良)
2着◎サトノアラジン  (C.ルメール) クビ
3着○ロゴタイプ    (M.デムーロ)1 1/4
4着 シェルビー    (戸 崎) 1/2
5着△フルーキー     (内 田) 1/2

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ブレイズアトレイル B
  普通
2 シャイニープリンス B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
3 ダノンプラチナ   B
  普通、いつになく落ち着いて周回
4 マイネルホウオウ  B
  普通、2人引き
5 ヤングマンパワー  B 
  普通、首高い
6 クラリティスカイ  B 
  普通
7 シェルビー     B 
  普通
8 ヤマカツエース   B 
  普通
9 カレンブラックヒル B 
  普通
10 アルマワイオリ   B 
  普通、つる首
11 サトノアラジン   B 
  普通
12 アルバタックス   B 
  普通、2人引き
13 ワールドエース   B 
  普通、2人引き
14 ロゴタイプ     B
  普通、2人引き
15 シェルビー     B
  やや落ち着きなし、2人引き
16 フルーキー     B
  普通

今年の富士Sは、GIホースが5頭(カレンブラックヒル、クラリティスカイ、ダノンプラチナ、マイネルホウオウ、ロゴタイプ)も出走。マイルCSを占う注目の一戦となりましたが、勝ったのは昨年の2歳王者・ダノンプラチナでした。

今日のダノンプラチナのパドックは、いつもはチャカチャカ煩いのに、いつになく落ち着いて周回、気性の成長を感じました。レースはスタートで馬に寄られて後方からの競馬になりましたが、直線は後方2番手からメンバー中最速の上がり32.8秒の末脚を繰り出して、並み居る強豪を豪快に差し切ったのはお見事でした。この内容なら本番のマイルCS(GI)も本当に楽しみです。

2着は、1番人気のサトノアラジン。パドックは落ち着いて周回していましたが、前走エプソムCの時と比べると、動きはあまり目立つところはありませんでした。それでもレースは後方追走から直線きっちり脚を伸ばして、勝ち馬の強襲に屈したものの、3着以下は離してゴール。並み居るGIホースをおさえ1番人気に推されただけのことはありました。

サトノアラジン
父ディープインパクト 母マジックストーム(母の父Storm Cat)
2011年2月16日生 牡4 栗東、池江泰寿厩舎
15戦5勝(2015年10月24日現在)
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3着は、3番人気のロゴタイプ。パドックはまずまず落ち着いて周回していました。レースは2番手追走から直線内から早めに抜け出したものの、ゴール手前で1・2着馬の差し脚に屈しました。まあ、58キロを背負ってこの内容なら、まずまず頑張ったということでしょう。

ロゴタイプ
父ローエングリン 母ステレオタイプ(母の父サンデーサイレンス)
2010年3月10日生 牡5 美浦・田中剛厩舎
21戦5勝(2015年10月24日現在)
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それでは、最後に見事優勝したダノンプラチナ君を掲載します。

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パドックは、今まで見てきた中で一番落ち着いて周回していました。

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鞍上の蛯名正義騎手は、レース後のインタビューで「スタートで他の馬に寄られて、後方からになりました。朝日杯FSを勝ったときも後ろからでしたし、リズムを崩すよりはいいと思った。前にサトノアラジンを見ながら競馬ができたのがよかったです。厩舎がコンディションを戻してくれて落ち着いて良い状態になっていました。これだけのいい脚を使えるのですから、今後も楽しみです。」とコメントしていました。

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豪華メンバーの一戦を制し、一躍マイルCSの主役候補になりましたね。今日は復活Vおめでとうございました!

ダノンプラチナ
父ディープインパクト 母バディーラ(母の父Unbridled's Song)
2012年3月23日生 牡3 芦毛 新ひだか町・千代田牧場生産 美浦・国枝栄厩舎
7戦4勝(2015年10月24日現在)
(重賞勝利)2014年朝日杯フューチュリティS(GI)、2015年富士S(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2015-10-24 22:56 | 15年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2015年 10月 17日

府中牝馬Sは伏兵ノボリディアーナが初重賞制覇

今日、東京競馬場ではエリザベス女王杯、マイルCSへの重要なステップレース・府中牝馬S(GII、3歳上牝・芝1800m)が行われました。
レースは、C.ルーメル騎手騎乗の11番人気ノボリディアーナが後方追走から直線外から鋭く伸びて、中団から伸びた1番人気スマートレイアーに1 1/4馬身差をつけて優勝しました。

☆府中牝馬S結果
1着 ノボリディアーナ (C.ルメール)1'46'3(稍)
2着 スマートレイアー (M.デムーロ)1 1/4
3着 カフェブリリアント(岩 田)アタマ
4着 フレイムコード  (菱 田)クビ 
5着 リメインサイレント(柴 山)ハナ

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 ケイアイエレガント B
  普通
2 シャトーブランシュ B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
3 レッドリヴェール  B
  普通
4 スマートレイアー  B+
  落ち着いて力強い歩様
5 ケイティバローズ  B
  普通、小走りする場面あり
6 フレイムコード   B
  普通
7 メイショウマンボ  B
  普通
8 リメインサイレント B
  普通
9 ゴールデンナンバー B
  普通
10 ミナレット     B+
  落ち着いてキビキビ周回
11 パワースポット   C
  二人引き、落ち着きなし
12 スイートサルサ   B
  普通、時折小走り
13 イリュミナンス   B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
14 トーセンソレイユ  B
  普通
15 ノボリディアーナ  B
  普通
16 カレンケカリーナ  B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
17 カフェブリリアント B
  普通


夏競馬を使われてきたノボリディアーナが、11番人気の低評価を覆す豪快な末脚を披露し、嬉しい初重賞制覇を飾りました。
ノボリディアーナのパドックは特に目立つ感じはありませんでしたが、落ち着いて周回していました。レースは後方追走から徐々に中団につけると、直線は外から上がり33.9秒の末脚を繰り出しての快勝となりました。左回りが未勝利ということで予想で軽視していましたが、戦績を見ると3歳時白百合Sでウリウリに競り勝ち、西海賞でマーメイドS勝ちのシャトーブランシュに先着していた隠れた実力馬でした。5歳秋で待望の初重賞制覇、おめでとうございました!

2着は昨年に続きスマートレイアーが好走。休み明けでしたが、落ち着き十分、歩様も力強さがあり昨年以上に良い雰囲気だったと思います。レースは直線スペースがなく抜け出すのに苦しむ場面もありましたが、それでも最後は昨年同様2着まで追い上げたのですから、改めて力のあることを証明しました。

スマートレイアー
父ディープインパクト 母スノースタイル(母の父ホワイトマズル)
2010年5月15日生 牝5 栗東・大久保龍志厩舎
17戦6勝(2015年10月17日現在)
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3着は5番人気のカフェブリリアント。パドックは落ち着いて周回していました。レースは直線メンバー中最速の上がり33.7秒の末脚を繰り出し上位に食い込みましたが、岩田騎手のコメントでは大外枠からの発走が厳しく距離も少し長かったとのこと。マイル路線なら次走も要注意でしょう。

カフェブリリアント
父ブライアンズタイム 母シンメイミネルバ(母の父Caerleon)
2010年2月27日生 牝5 美浦・堀宣行厩舎
19戦6勝(2015年10月17日現在)
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なお、2番人気のレッドリヴェールは、パドックの気配は特に目立つ感じはなかったのですが、好位追走も伸びを欠き15着に大敗。3番人気ケイアイエレガントは、果敢に逃げたものの、いつもの粘りを欠き9着と期待に応えられなかったのは残念でした。

それでは最後に優勝したノボリディアーナちゃんを掲載します。

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パドックは特に目立つ感じはなかったのですが、落ち着いて周回していました。

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鞍上のC.ルメール騎手はレース後のインタビューで「強かったです。反応がよかったです。瞬発力はありませんが、長くいい脚を使えます。1800mはちょうどいいくらいです。(エリザベス女王杯の)2200mにもおそらく対応できると思います」とコメントしていました。

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叔父にフジキセキがいる良血馬ということで、今後はGIの舞台でも活躍が期待されます。今日は初重賞制覇おめでとうございました!

ノボリディアーナ
父フレンチデピュティ 母スターリーロマンス(母の父サンデーサイレンス)
2010年3月22日生 牝5 栗毛 千歳・社台ファーム生産 栗東・松永昌博厩舎
21戦6勝(2015年10月18日現在)
(重賞勝利)2015年府中牝馬S(GII)
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by Yuuichiro_K | 2015-10-17 23:59 | 15年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2015年 10月 11日

毎日王冠はエイシンヒカリが鮮やかに逃げ切り重賞2連勝

今日、東京競馬場では秋の古馬GI戦線を占う重要なステップレース・毎日王冠(GII、3歳上・芝1800m)が行われました。
レースは、武豊騎手騎乗の1番人気エイシンヒカリがスタートからハナを奪って逃げると、直線も最後まで後続を寄せ付けず、5番手から伸びた4番人気ディサイファに1 1/4馬身差をつけて逃げ切りました。

☆毎日王冠結果
1着△エイシンヒカリ  (武 豊)1'45'6(良)
2着△ディサイファ   (四 位)1 1/4
3着△イスラボニータ  (蛯 名)クビ
4着 ダノンシャーク  (岩 田)3/4 
5着 トーセンスターダム(内 田)1/2

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 グランデッツァ   A
  キビキビと力強い歩様
2 マーティンボロ   B
  二人引き、普通
3 クラレント     B
  普通
4 ディサイファ    B+
  落ち着いて力強い歩様
5 ヴァンセンヌ    B+
  パドックの外々を大きく周回
6 イスラボニータ   B+
  休み明けもキビキビと動き良し
7 アンビシャス    B+
  落着いて伸びやかな歩様
8 トーセンスターダム B+
  落着いて周回
9 ダノンシャーク   B
  2人引きでもまずまず落ち着いて周回
10 リアルインパクト  B
  普通、やや落ち着きを欠く
11 ステファノス    B
  普通
12 スピルバーグ    B
  普通、昨秋と比べ、前脚の出がスムースでない
13 エイシンヒカリ   B
  2人引き、煩いがイレ込みというほどではない


今年の毎日王冠(GII)は、GI馬4頭を含む出走馬全13頭が重賞ウィナーという素晴らしいメンバーが揃いました。人気は単勝10倍以下の馬が7頭と割れていましたが、勝ったのは1番人気のエイシンヒカリでした。

エイシンヒカリのパドックは、二人引きで煩いところを見せていました。勢いを抑えきれないといった感じで、いい意味で目立っていました。レースは1000m通過59.9秒と他馬を引き付けたマイペースの逃げを打つと、直線も余力十分で上がり3ハロン34.0秒の末脚を繰り出し、後続を完封しました。武豊騎手さすがの手綱さばきでした。

2着は4番人気のディサイファ。パドックは優勝した前走・札幌記念(GII)同様、落ち着いて周回、良い雰囲気でした。レースは好位からしっかり伸びて近走の充実ぶりが本物であることを証明しました。ただ、エプソムCに続きエイシンヒカリを捕らえることはできなかったのは残念でした。

ディサイファ
父ディープインパクト 母ミズナ(母の父Dubai Millennium)
2009年4月20日生 牡6 美浦・小島太厩舎
30戦8勝(2015年10月11日現在)
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3着は、7番人気のイスラボニータ。中山記念以来、久々のレースでしたが、パドックはキビキビと良い雰囲気で周回していました。故障明けで心配していましたが、レースは好位からそつなのない競馬できっちり上位に食い込んだのは流石でした。実力馬の復活、嬉しかったです。

イスラボニータ
父フジキセキ 母イスラコジーン(母の父Cozzene)
2011年5月21日生 牡4 美浦・栗田博憲厩舎
12戦6勝(2015年10月11日現在)
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なお、2番人気アンビシャスはスタートで大きく出遅れて最後方からの競馬となり、いいところなく7着に凡走。3番人気ヴァンセンヌは、いつもと違う3番手追走の積極策も直線伸びを欠き9着と共に人気を裏切ったは残念でした。

それでは最後に見事優勝したエイシンヒカリ君を掲載します。

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パドックは、あまり落ち着きがなかったのですが、これはいつものこと。勢いがありすぎて抑えるのが大変といった感じで周回していました。

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鞍上の武豊騎手はレース後のインタビューで、「馬の状態もよく、スタートも上手に出て折り合いもつきました。今日もイレ込みがきつく、成長はあまり感じられませんでしたが、レースではまっすぐ走りましたし、力はつけています。天皇賞(秋)は距離がいちばん問題でしょうし、楽なレースはできないと思います。条件的にきついので、もう一段階強くなっていかないといけませんね。今日は次につながる勝利だと思います」とコメントしていました。

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武豊騎手で毎日王冠を逃げ切った馬といえば、往年の名馬サイレンススズカを思い出します。まだ、その域には達してないとは思いますが、彼を彷彿させる走りでした。今後が楽しみなる重賞2連勝、おめでとうございました!

エイシンヒカリ
父ディープインパクト 母キャタリナ(母の父Storm Cat)
2011年5月3日生 牡4 芦毛 新ひだか町・木田牧場生産 栗東・坂口正則厩舎
9戦8勝(2015年10月11日現在)
(重賞勝利)2015年毎日王冠(GII)、エプソムC(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2015-10-11 21:28 | 15年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2015年 10月 10日

サウジアラビアRCは、ブレイブスマッシュが重賞初制覇

今日、東京競馬場でいちょうSから名前を変えた2歳重賞・サウジアラビアロイヤルカップ(重賞・芝1600m)が行われました。レースは横山典弘騎手騎乗の4番人気ブレイブスマッシュが、中団追走から直線先行各馬を交わして先頭に立つと、ゴール直前猛追してきた1番人気イモータルをハナ差おさえて優勝しました。

☆サウジアラビアロイヤルC結果
1着▲ブレイブスマッシュ(横山典)1'34'2(良)
2着△イモータル    (戸 崎)ハナ
3着◎アストラエンブレム(浜 中)クビ
4着 リセエンヌ    (蛯 名)1/2
5着○ハレルヤボーイ  (北村宏)3/4

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 トウショウドラフタ B
  やや落ち着きを欠く
2 アポロジョージア  B
  普通
3 リセエンヌ     B
  普通
4 マコトルーメン   B
  普通
5 ゴッドカリビアン  B
  普通
6 ブレイブスマッシュ B
  二人引き、やや落着きを欠く
7 クラウンスカイ   B
  やや落ち着きを欠く
8 コスモプロテア   B+
  落ち着き十分、キビキビと動き良し
9 ハレルヤボーイ   B
  普通
10 シトロン      B
  普通
11 アストラエンブレム B+
  2人引きも気合を秘めた良い雰囲気
12 イモータル     B+
  やや首高も馬体の雰囲気は良い

前走、未勝利戦を5馬身差で圧勝してきたブレイブスマッシュが、いきなりの重賞挑戦ながら見事優勝しました。
パドックは、2人引きでやや落ち着きがなかったのですが、気合を表に出すタイプなんでしょうね。レースは中団から前走同様、直線鋭く伸びて、上位人気馬2頭の追撃を抑え込みました。絶妙のタイミングで抜け出した横山典弘騎手の好騎乗が光りました。なお、彼の父トーセンファントムは産駒初の重賞制覇、母の父トウカイテイオーという血統も個人的に嬉しかったです。今日は本当におめでとうございました!

2着は、1番人気のイモータル。パドックはやや首の高いところがありましたが、好馬体が目に付き、なかなか良く見えました。レースは勝ち馬の直後から鋭く伸びたものの、直線でやや窮屈になった分、わずかに届きませんでした。勝ちに等しい内容といってよく、今後が楽しみです。

イモータル
父マンハッタンカフェ 母ショアー(母の父Acatenango)
2013年1月29日生 牡2 栗東・須貝尚介厩舎
2戦1勝(2015年10月10日現在)
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3着は、2番人気のアストラエンブレム。パドックは2人引きでも気合を秘めた感じで良い雰囲気でした。レースは後方4番手からメンバー中最速の上がり33.0秒の末脚を繰り出し上位に食い込みました。さすがは兄に札幌2歳S優勝馬ブライトエンブレムがいる良血馬、素質の高さを見せてくれました。

アストラエンブレム
父ダイワメジャー 母ブラックエンブレム(母の父ウォーエンブレム)
2013年4月6日生 牡2 美浦・小島茂之厩舎
3戦1勝(2015年10月10日現在)
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それでは、最後に見事優勝したブレイブスマッシュ君を掲載します。

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パドックは、あまり落ち着きがなかったのですが、イレ込みというほどではなかったです。

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鞍上の横山典弘騎手は、レース後のインタビューで「抜け出してから一頭になるとフワフワするところがありますが馬群から離れてしまい、遊ばれてしまった。今日は若干状態が上向いてトモの返りもよくなっていて、どんなレースをするかと思いましたが、いいレースでした。」とコメントしていました。

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父トーセンフリーダムは、2009年にサウジアラビアロイヤルCの前身・いちょうSを優勝しており、変則親子制覇となりました。父が果たせなかったGI制覇目指し、今後も頑張ってほしいと思います。

ブレイブスマッシュ
父トーセンフリーダム 母トーセンスマッシュ(母の父トウカイテイオー)
2013年3月22日生 牡2 鹿毛 日高町・(有)エスティファーム生産 美浦・小笠倫弘厩舎
5戦2勝(2015年10月10日現在)
(重賞勝利)2015年サウジアラビアロイヤルC
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by Yuuichiro_K | 2015-10-10 22:36 | 15年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2015年 06月 21日

ユニコーンSはノンコノユメが大外一気に差し切り重賞初制覇

今日、東京競馬場ではあいにくの雨の中、過去に多くのGIホースを輩出している3歳ダート路線の注目レース、ユニコーンS(GIII・ダート1600m)が行われました。レースは、C.ルメール騎手騎乗の2番人気ノンコノユメが、後方3番手から直線大外一気に鋭く伸びて、好位3番手から抜け出した9番人気ノボバカラを一気に交わし2 1/2馬身差をつけて優勝しました。

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いったんは抜け出したノボバカラ(ゼッケン16)を大外からノンコノユメ(ゼッケン10)が一気に交わしました

☆ユニコーンS結果
1着▲ノンコノユメ   (C.ルメール)1'35'9(稍)
2着 ノボバカラ    (北村宏)2 1/2
3着△アルタイル    (松 岡)2 1/2
4着◎ゴールデンバローズ(戸 崎)ハナ
5着 ブチコ      (石橋脩)1 1/2

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 ラインルーフ    B+
  落着き十分
2 ダイワインパルス  B+
  落ち着いて力強い歩様
3 ピンストライプ   B
  2人引き、普通
4 アキトクレッセント B
  普通
5 ダノングッド    C
  2人引き、落着きなし
6 アルタイル     B
  普通、時折厩務員に甘える仕草
7 イーデンホール   B
  普通
8 ミッキーシーガル  B
  2人引き、普通
9 クワドループル   B
  普通
10 ノンコノユメ    B
  普通
11 マイネルサクセサー B
  普通
12 ゴールデンバローズ B
  落着きないが、ヒヤシンスSと同じような感じ
13 ブチコ       B
  普通
14 タップザット    B
  2人引き、普通
15 マイネルオフィール B
  普通
16 ノボバカラ     B
  普通

今年のユニコーンSは、東京ダート3戦3勝、前走UAEダービー(首G2)でも3着に好走したゴールデンバローズが圧倒的人気(単勝1.5倍)を集めました。しかし、勝ったのは、前走同じ舞台の青竜S(OP)を快勝してきた2番人気ノンコノユメでした。

ノンコノユメのパドックは、人気を分け合ったゴールデンバローズに比べると遥かに落ち着いて周回していました。レースは、スタートでやや後手を踏んで後方からの競馬になったのですが、直線の末脚は桁違いで、メンバー中最速の上がり3ハロン35.5秒(ちなみに上がり2位のアルタイルは36.6秒で1.1秒も上回っていました)の末脚で一気に差し切ったのはお見事でした。前走の青竜Sで上がり3ハロン34.7秒という記録的な末脚を繰り出した実績は伊達ではなかったですね!実に強い競馬でした。

2着は、9番人気のノボバカラが大健闘。パドックは落ち着いて周回していました。レースは好位3番手追走から直線逃げるブチコを捕えて抜け出す完璧なレース運びでしたが、勝ち馬の末脚に惜しくも屈しました。4走前にゴールデンバローズの2着に好走した実績もあった馬でしたが、今日は人気の盲点になっていましたね。改めて力のあるところを見せてくれました。

ノボバカラ
父アドマイヤオーラ 母ノボキッス(母の父フレンチデピュティ)
2012年4月8日生 牡3 美浦・天間昭一厩舎
9戦2勝(2015年6月21日現在)
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3着は、3番人気のアルタイル。パドックはまずまず落ち着いて周回していました。レースは、後方からメンバー中2番目の上がり時計で追い込み、圧倒的人気のゴールデンバローズとの3着争いを制しました。

アルタイル
父カネヒキリ 母トップオブドーラ(母の父Grand Slam)
2012年4月24日生 牡3 美浦・手塚貴久厩舎
9戦2勝(2015年6月21日現在)
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なお、圧倒的人気のゴールデンバローズは4着に凡走。パドックはヒヤシンスSの時同様、落着きがなかったです。馬体重もヒヤシンスSからプラス10キロ、遠征帰りの影響か万全ではなかった感じです。
また、4番人気のアキトクレッセントは逃げ馬なのにスタートで出遅れて競馬にならず12着に大敗。共に人気を裏切ったのは残念でした。

それからパドックの声援は1番だったブチコ(5番人気)は、果敢に逃げて5着に粘り人気どおりの好走。男馬に交じって良く頑張ったと思います。珍しい白毛のブチ模様の馬ということで、特別に掲載します。

ブチコ
父キングカメハメハ 母シラユキヒメ(母の父サンデーサイレンス)
2012年4月27日生 牝3 栗東・音無秀孝厩舎
8戦2勝(2015年6月21日現在)
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それでは、最後に見事優勝したノンコノユメ君を掲載します。

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パドックは、落ち着いて周回していました。

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鞍上のC.ルメール騎手はレース後のインタビューで「最後はすごい脚を使ってくれて、乗っていてビックリした。いつもスタートは速くありませんが、ペースが速かったので心配していませんでした。今日は楽に勝てましたし、今後さらに良くなりそうなので楽しみです。」とコメントしていました。

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ダートでも芝並みの末脚を繰り出すだけに、このまま成長していけば日本ダート界を牽引する存在になるかもしれませんね。今後の活躍が本当に楽しみです。重賞初制覇おめでとうございました!

ノンコノユメ
父トワイニング 母ノンコ(母の父アグネスタキオン)
2012年3月28日生 牡3 栃栗毛 千歳市・社台ファーム生産 美浦・加藤征弘厩舎
7戦4勝(2015年6月21日現在)
(重賞勝利)2015年ユニコーンS(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2015-06-21 22:49 | 15年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)