カテゴリ:14年GII・GIII優勝馬写真( 11 )


2015年 10月 31日

アルテミスSは12番人気の伏兵デンコウアンジュが大外一気で重賞初制覇

今日、東京競馬場で行われた2歳牝馬の重賞・アルテミスS(GIII、芝1600m)は、田辺裕信騎手騎乗の12番人気デンコウアンジュが、後方4番手から直線大外一気に伸びて、逃げた1番人気メジャーエンブレムをゴール直前、首差交わして優勝しました。

☆アルテミスS結果
1着 デンコウアンジュ (田 辺)1'34'1(良)
2着◎メジャーエンブレム(C.ルメール)クビ
3着△クロコスミア   (勝 浦)1 1/2
4着 ペプチドサプル  (四 位)1 1/4
5着△ウインファビラス (松 岡)1/2

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 ジープルメリア   B
  時折小走り
2 クナウ       C
  落ち着きなし
3 ウインクルサルーテ C
  落ち着きなし
4 ペプチドサプル   B
  普通
5 ビービーバーレル  C
  落ち着きなし
6 マシェリガール   B
  普通
7 トモジャクール   B
  普通
8 ウインファビラス  C
  落ち着きなし
9 テイケイレーヴ   B
  普通
10 クロコスミア    C
  首を下げて周回、落ち着きなし
11 エスティタート   C
  落ち着きなし、やや首高い
12 シトロン      C
  落ち着きなし
13 カイザーバル    B
  普通
14 デンコウアンジュ  B
  普通
15 メジャーエンブレム B+
  落ち着いて後肢の踏み込み力強い
  
前走、京都1800mの未勝利戦を勝ったばかりで、12番人気と全くの人気薄だった伏兵デンコウアンジュが、大外一気に差し切り重賞初制覇を飾りました。

デンコウアンジュのパドックは、全体的に落ち着きのない馬が多い中、普通に落ち着いて周回していました。レースは後方からレースを進め、直線大外に持ち出すと、メンバー中最速の上がり33.3秒の末脚を繰り出して、逃げ切り目前だった人気のメジャーエンブレムをゴール直前差し切りました。なお、彼女の父メイショウサムソンは産駒初のJRA重賞初制覇となりました。おめでとうございました!

2着は、逃げた1番人気のメジャーエンブレム。パドックは落ち着いて力強い歩様が目に付き、良く見えました。レースは当初好位追走も、行きたがって途中からハナを奪って逃げると、直線は楽な手ごたえから抜け出して逃げ切り濃厚と思われたのですが、離れた大外を追い込んできた勝ち馬の末脚に惜しくも屈しました。まあ、力のあるところは見せてくれたと思います。

メジャーエンブレム
父ダイワメジャー 母キャッチータイトル(母の父オペラハウス)
2013年3月26日生 牝2 美浦・田村康仁厩舎
3戦2勝(2015年10月31日現在)
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3着は、6番人気のクロコスミアが健闘。パドックは首を下げ、落ち着きはありませんでしたが、レースは後方追走から、直線で勝ち馬と併せる形で末脚を伸ばしました。前走、牡馬相手の札幌2歳S(GIII)で3着好走したのは伊達ではなかったですね。

クロコスミア
父ステイゴールド 母デヴェロッペ(母の父ボストンハーバー)
2013年5月17日生 牝2 栗東・西浦勝一厩舎
6戦1勝(2015年10月31現在)
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なお、2番人気カイザーバルは4番手好位追走も、レース後のデムーロ騎手のコメントによると道中難しい面を見せ、直線伸びを欠き7着。3番人気ビービーバーレル(13着)、4番人気エスティタート(6着)、5番人気ウインファビラス(5着)は、いずれもパドックで落ち着きがなく、あまり良く見えなかったのですが、案の定いいところなく敗れたのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したデンコウアンジュちゃんを掲載します。

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パドックは特に目立つところはありませんでしたが、普通に落ち着いて周回していました。

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鞍上の田辺裕信騎手は、レース後のインタビューで「出たなりのつもりでいましたが、前半は流れていたので後ろの位置になった。3~4コーナーでペースが遅くなり、イチかバチか早めに仕掛けて行きました。まだオドオドしたり、フラフラしたりと若い面を見せていますが、いいパフォーマンスを見せられたし、この先の成長が楽しみです。」とコメントもありました。

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単勝82.8倍と全く人気はありませんでしたが、そんな低評価を覆す豪快な追い込みはお見事でした。今後の活躍も楽しみです。2連勝で重賞初制覇おめでとうございました!

デンコウアンジュ
父メイショウサムソン 母デンコウラッキー(母の父マリエンバード)
2013年4月8日生 黒鹿毛 浦河町・磯野牧場生産 栗東・荒川義之厩舎
3戦2勝(2015年10月31日現在)
(重賞勝利)2015年アルテミスS(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2015-10-31 21:33 | 14年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2014年 11月 24日

東京スポーツ杯2歳Sは、サトノクラウンがデビュー2連勝で重賞初制覇

今日、東京競馬場では、過去にGI馬を多数輩出している注目の2歳重賞・東京スポーツ杯2歳S(GIII・芝1800m)が行われました。レースはR.ムーア騎手騎乗の4番人気サトノクラウンが、後方追走から直線馬群を割って鋭く伸び、同じく馬群を割って内から抜け出した1番人気アヴニールマルシェをゴール直前でクビ差捕えて優勝しました。

☆東京スポーツ杯2歳S結果
1着△サトノクラウン  (R.ムーア )1'47'9(良)
2着○アヴニールマルシェ(北村宏)クビ
3着△ソールインパクト (福 永)3/4
4着 エミネスク    (田中勝)クビ
5着◎クラージュシチー (戸 崎)ハナ

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 サトノクラウン    B+
  キビキビと元気一杯動き良し
2 アヴニールマルシェ A
  落着き十分、歩様も力強い
3 グリュイエール    B
  普通、二人引き
4 ペガサスボス     C
  落着きなし
5 ストリートキャップ  C
  落着きなし
6 グァンチャーレ    B
  普通
7 マイネルシュバリエ  C
  落着きなし
8 ジャストドゥイング  B
  普通
9 クラージュシチー   B
  前肢の出がやや硬い
10 エミネスク      B
  普通、二人引き
11 ソールインパクト   B
  普通、二人引き、やや首高
12 ディアコンチェルト  B
  普通、二人引き
13 スワーヴジョージ   B+
  力強い歩様

今年の東京スポーツ杯2歳Sは、新潟2歳S(GIII)1番人気2着のアヴニールマルシェが1番人気。前走未勝利戦を10馬身差で圧勝したクラージュシチーが2番人気。前走未勝利戦(京都・芝2000m)を2歳コースレコードで勝ったグリュリエールが3番人気と人気を集めました。しかし、勝ったのは1戦1勝馬ながら、これら実績馬に次ぐ評価を得ていた4番人気サトノクラウンでした。

サトノクラウンのパドックは、キビキビとした歩様が目に付き、大変良く見えました。レースは、ゲートでガタガタと煩い所を見せていたものの、それほど出遅れることなくスタートを切ると、道中は中団後ろのインを追走。直線は横一線に広がった馬群を割って伸び、ゴール直前で人気のアヴニールマルシェを差し切りました。素質馬の揃った出世レースを勝ったということで、今後の活躍が本当に楽しみです。

2着は、1番人気のアヴニールマルシェ。パドックは落着き十分、力強い歩様で素晴らしいデキでした。レースはこれまでのように出遅れることなく好位をスムーズに追走したのですが、直線は前が壁になってなかなか抜け出せず、苦しい競馬となりました。それでも内に進路を取って馬群を抜け出し、ゴール手前でいったんは先頭に立ったのですから、敗れたとはいえ、こちらも強い競馬でした。

アヴニールマルシェ
父ディープインパクト 母ヴィートマルシェ(母の父フレンチデピュティ)
2012年2月4日生 牡2 美浦・藤沢和雄厩舎
3戦1勝(2014年11月24日現在)
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3着は、9番人気の伏兵ソールインパクトが健闘。パドックは二人引きでしたが落ち着いて周回していました。レースは勝ち馬とほぼ同じ位置からレースを進め、直線早めに先頭に立つ積極的なレースで見せ場を作りました。最後は一杯になり上位2頭に交わされてしまいましたが、キャリア1戦で良く頑張ったと思います。

ソールインパクト
父ディープインパクト 母クリームオンリー(母の父Exchange Rate)
2012年1月31日生 牡2 美浦・戸田博文厩舎
2戦1勝(2014年11月24日現在)
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なお、2番人気クラージュシチー(5着)、3番人気グリュイエール(9着)は、共にパドックは目立つところがありませんでした。レースも見せ場なく敗れ、期待に応えられなかったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したサトノクラウン君を掲載します。

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パドックは、落着き十分、後肢の踏み込みも力強く素晴らしいデキでした。

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鞍上のムーア騎手は、レース後のインタビューで「ゲートの中で立ち上がりかけたが、ゲートを出たら落ち着いた。道中もジッと落ち着いて走らせた。直線は前がなかなか開かなかったが、最後は切れるいい脚を使ってくれた。距離は延びた方がいいと思います。体はもっと大きくなって欲しいですね」とコメントしていました。

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サンデーサイレンスの血を持たない(父はノーザンダンサー系、母の父はミスタープロステクター系)馬がクラシックに名乗りを上げたのは良かったと思います。デビュー2連勝で重賞初制覇、おめでとうございました!

サトノクラウン
父Marju 母ジョコンダ2(母の父Rossini)
2012年3月10日生 牡2 黒鹿毛 安平町・ノーザンファーム生産 美浦・堀宣行厩舎
2戦2勝(2014年11月24日現在)
(重賞勝利)2014年東京スポーツ杯2歳S(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2014-11-24 21:45 | 14年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2014年 11月 15日

最後方からの大外一気!武蔵野Sはワイドバッハが初重賞制覇

今日、東京競馬場ではチャンピオンズCの前哨戦・武蔵野S(GIII)が行われました。レースは、武豊騎手騎乗の7番人気ワイドバッハが最後方追走から直線大外一気に伸び、先に抜け出した1番人気エアハリファに1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆武蔵野S結果(事前予想なし)
1着 ワイドバッハ   (武 豊)1'35'2(良)
2着 エアハリファ   (三 浦)1/2
3着 グレープブランデー(北村宏)3
4着 ダノンカモン   (P.ブドー)1/2
5着 フィールザスマート(田中勝)3/4

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完全に抜け出していたエアハリファを、ワイドバッハ(写真左)が外から一気に交わし去りました。


※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 エアハリファ    B
  普通
2 カチューシャ    B
  普通
3 グレープブランデー B
  普通
4 レッドアルヴィス  B+
  落ち着いてキビキビ周回
5 キョウワダッフィー B
  普通
6 レインボーペガサス C
  終始落着きなし
7 グランプリブラッド C
  終始落着きなし
8 トウショウフリーク C
  落着きを欠く
9 メイショウカンパク B
  普通
10 ゴールスキー    B
  普通
11 ワイドバッハ    B+
  踏み込み力強い
12 フィールザスマート C
  落着きを欠く
13 ダノンカモン    C
  いつものことながら落着きなし
14 タールタン     B
  普通
15 アドマイヤロイヤル B
  普通
16 ロイヤルクレスト  B

※ 馬券は、4レッドアルヴィスの単複を買って外れ

前走、エルコンドルパサーメモリアルを勝ち、オープンクラス初勝利を挙げたばかりの上がり馬ワイドバッハが、重賞挑戦4度目で嬉しい初重賞制覇を飾りました。

ワイドバッハのパドックは、落ち着いてスムーズな歩様で、なかなか良い雰囲気でした。レースは、道中最後方付近を追走、じっくり脚をためると、直線は大外からメンバー中唯一の上がり35秒台(35.7秒)の末脚を繰り出し、完全に抜け出していた1番人気のエアハリファを並ぶもなく差し切るという圧巻の走りを見せてくれました。最近1年間はダート1400mのみの出走しかなく距離延長に不安もあったのですが、さすがは武豊騎手、思い切った後方待機策から桁違いの末脚を引き出してみせたのはお見事でした。

2着は、1番人気のエアハリファ。パドックは普通に落ち着いて周回していました。好位3・4番手追走から直線抜け出す正攻法のレースで完全に勝ちパターンだったのですが、惜しくも勝ち馬の鬼脚に屈しました。しかし、敗れたとはいえ強い内容の走りを見せてくれたと思います。

エアハリファ
父Discret Cat 母Chez La Femme(母の父Afternoon Deelites)
2009年2月14日生 牡5 栗東・角居勝彦厩舎
17戦7勝(2014年11月16日現在)
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3着は、同じ舞台の2年前のフェブラリーS(GI)を勝っている実績馬のグレープブランデー。近走不振で全盛期の力はないだろうと11番人気でしたが、GIホースの意地を見せてくれました。それにしても北村宏司騎手は絶好調ですねー、本当に乗れてます。

グレープブランデー
父マンハッタンカフェ 母ワインアンドローズ(母の父ジャッジアンジェルーチ)
2008年4月11日生 牡6 栗東・安田隆行厩舎
23戦7勝(2014年11月16日現在)
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なお、2番人気の今年のユニコーンSの覇者レッドアルヴィスは、パドックは上々の気配に見えたのですが、レースはスタートで後手、早めに2番手に押し上げたものの直線は一杯になり6着。3番人気キョウワダッフィーは、中団侭見せ場なく8着に終わったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したワイドバッハ君を掲載します。

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パドックは落ち着き十分、力強い歩様で周回、良いデキだったと思います。

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鞍上の武豊騎手は、レース後のインタビューで「位置取りは最後方でしたが、思ったより楽について行けた。終いの脚がいい馬なのでゆったり走ろうと思っていた。ここに来て体調がよく力をつけています。(チャンピオンズCの1800mについて)今ならいいのではないか。今日は1600mでしたが、1400mの時よりも感じがよかったです。」と語っていました。

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今日の末脚はなかなか強烈でしたし、本番も楽しみです。初重賞制覇、おめでとうございました!

ワイドバッハ
父アジュディケーティング 母グリーンヒルレッド(母の父スキャン)
2009年4月30日生 牡5 鹿毛 新冠・八木常郎生産 栗東・庄野靖志厩舎
24戦7勝(2014年11月16日現在)
(重賞勝利)2014年武蔵野S(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2014-11-15 23:58 | 14年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2014年 11月 09日

アルゼンチン共和国杯は、フェイムゲームが重賞3勝目を飾る

今日、東京競馬場では、心配された雨も午前で止み、良馬場のコンディションで、近年連対馬が後にGIホースに出世している(アドマイヤジュピタ、アーネストリー、ジャガーメイル、スクリーンヒーロー、トーセンジョーダン、アドマイヤラクティ)注目のアルゼンチン共和国杯(GII、3歳上ハンデ・芝2500m)が行われました。レースは、北村宏司騎手騎乗の2番人気フェイムゲームが、中団後方の内追走から直線で進路を外に持ち出して末脚を伸ばし、先に抜け出した4番人気クリールカイザーを捕らえ、2 1/2馬身差をつけて優勝しました。

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☆アルゼンチン共和国杯結果
1着◎フェイムゲーム  (北村宏)2'30'5(良)
2着△クリールカイザー (吉田豊)2 1/2
3着▲スーパームーン  (内 田)3/4
4着 アドマイヤケルソ (柴田善)ハナ
5着△ラブリーデイ   (R.ムーア )1 3/4

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 サイレントメロディ C
  落着きを欠く
2 モビール      B
  普通
3 フェイムゲーム A
  落着き十分、力強い歩様目に付く
4 デスペラード    B
  二人引き、普通
5 ネオブラックダイヤ B
  普通
6 コスモロビン    B+
  この馬なりに好調
7 サイモントルナーレ B
  普通
8 セイクリッドバレー B
  やや落ち着きを欠く
9 クリールカイザー  B
  普通、落ち着いて周回
10 プレティオラス   C
  落着きを欠く
11 スーパームーン   C
  時折小走り
12 リキサンステルス  B
  普通
13 マイネルメダリスト B+
  大変落ち着いて周回。
14 アドマイヤケルソ  B
  普通
15 ホッコーブレーヴ  B+
  二人引き、休み明けでもまずまず落ち着いて周回
16 スマートギア    B
  普通
17 ラブリーデイ    B
  普通、首高い
18 マイネルジェイド  C
  落着きを欠く


今年、ダイヤモンドS(GIII)優勝、GIの舞台でも僅差のレースを続けてきたフェイムゲームが、秋2戦目で大きな変わり身を見せて快勝、見事重賞3勝目を飾りました。

パドックは落着き十分、力強い歩様が目に付き、大変良く見えました。レースは、中団やや後ろのインでじっくり脚をためてレースを進めたものの、直線内で前が狭くなる場面もありました。しかし、一瞬の判断で思い切って外に進路をとった北村宏司騎手のファインプレーで抜け出すと、あとは一気に末脚を伸ばして先に抜け出したクリールカイザーをあっという間に捕らえ、突き離したのは素晴らしかったです。強い競馬を見せてくれました。

2着は、4番人気のクリールカイザー。パドックは深いブリンカーを着用し、落ち着いて周回していました。道中は大逃げしたデスペラードに続く2番手を追走。直線早めにデスペラードを交わして、いったんは完全に抜け出したものの、惜しくも勝ち馬の末脚に屈しました。しかし、積極的な競馬で見せ場十分の走りを見せてくれました。

クリールカイザー
父キングヘイロー 母スマイルコンテスト(母の父サッカーボーイ)
2009年5月8日生 牡5 美浦・相沢郁厩舎
27戦5勝(2014年11月9日現在)
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3着は、3番人気のスーパームーンが中団追走から直線じわじわ伸びて人気どおりの好走。パドックは時折小走りになる場面があるなど、正直あまり良く見えなかったのですが、それでもこれだけ走ったのですから、気合を表に出すタイプなのかもしれません。

スーパームーン
父ブライアンズタイム 母フェアリーバラード(母の父Sadler's Wells)
2009年4月28日生 牡5 美浦・藤沢和雄厩舎
21戦5勝(2014年11月9日現在)
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なお、1番人気のホッコーブレーヴは、休み明けでもパドックは落着きもあり悪くないデキに見えたのですが、中団から全く伸びず14着に大敗。今春、今日と同じ舞台の目黒記念(GII)を勝っている5番人気マイネルメダリストもパドックは落ち着いて良く見えたのですが、よもやの最下位。共に大きく人気を裏切ったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝した、フェイムゲーム君を掲載します。

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パドックは、落着き十分。力強い歩様が目に付き、今日のメンバーで一番良く見えました。

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鞍上の北村宏司騎手は、先週の天皇賞に続き2週連続の重賞制覇。なお、レース後のインタビューで「スタートは悪くないのですが、二の脚がつかず、後方になりました。折り合いに関しては上手に走ってくれた。しかし、進路がなく四苦八苦してしまい、馬に申し訳ないことをした。目標がいた方がいい馬なので、前を目標にして行きました。気持ちを前に向けるのに苦労しましたが、一生懸命走ってくれました。」とコメントしていました。

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兄のバランスオブゲームはGIIを6勝した名馬でしたが、弟もこれで重賞3勝目。兄弟揃って素晴らしい活躍ですね。後は兄が超えられなかったGIの壁を乗り越えてほしいな。出世レースを勝ったということで、今後の更なる活躍を期待したいです。

フェイムゲーム
父ハーツクライ 母ホールオブフェーム(母の父アレミロード)
2010年5月11日生 牡4 青鹿毛 安平町・ノーザンファーム生産 美浦・宗像義忠厩舎
13戦4勝(2014年11月9日現在)
(重賞勝利)2014年アルゼンチン共和国杯(GII)、ダイヤモンドS(GIII)、2013年京成杯(GIII)


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なお、北村宏司騎手は、アルゼンチン共和国杯を勝って、見事今年の年間100勝目を飾りました。こちらもおめでとうございました!

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by Yuuichiro_K | 2014-11-09 22:46 | 14年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2014年 11月 08日

京王杯2歳Sはセカンドテーブルが鮮やかに逃げ切り初重賞制覇

今日、東京競馬場では2歳の素質馬が出走した京王杯2歳S(GII・芝1400m)が行われました。レースは、戸崎圭太騎手騎乗の11番人気セカンドテーブルが、積極的にハナを奪って逃げると、直線も最後まで脚色衰えず後続の追撃を抑え、後方から直線追い上げた4番人気サフィロスに1 1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆京王杯2歳S結果(事前予想なし)
1着 セカンドテーブル (戸 崎)1'21'5(良)
2着 サフィロス    (三 浦)1 1/2
3着 ニシノラッシュ  (田 辺)1/2
4着 オープンザウェイ (勝 浦)1/2
5着 アポロノシンザン (柴田善)クビ

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積極的に逃げたセカンドテーブルがそのまま鮮やかに逃げ切りました

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 サフィロス     C
  落着きなし
2 アクティブミノル  C
  落着きなし、首高
3 セカンドテーブル  B  
  普通
4 ワキノヒビキ    B
  たびたび厩務員に甘える仕草
5 コウソクコーナー  C  
  落着きなし
6 オープンザウェイ  C
  落着きなし
7 マイネルグルマン  B
  普通
8 ウォリアーズソウル B
  普通
9 ニシノラッシュ  B+
  落着き十分、歩様力強い
10 ゴールドペガサス  C
  落着きなし
11 ロンバルディア   B+
  二人引き、水平首
12 アポロノシンザン  B
  二人引き、普通

※馬券は、9ニシノフラッシュの単複を購入して複勝1.4倍のみ的中。

今年の京王杯2歳Sは、単勝10倍以下の馬が5頭と人気が割れていたように混戦模様でしたが、上位人気馬を一蹴して勝ったのは、11番人気の伏兵セカンドテーブルでした。

セカンドテーブルのパドックは特別目立ったところはありませんでしたが、チャカつく馬が多い中、落ち着いて周回していました。
レースは、好スタートを切った函館2歳Sの覇者アクティブミノルを交わして積極的にハナを奪うと、1000m通過58.9秒のペースで快調に逃げ、直線も上がり34.1秒でまとめて後続の追い上げを完封、鮮やかな逃げ切りでした。前走、小倉2歳Sは後方からの競馬で見せ場なく敗れ人気を落していましたが、新馬戦を先行策で圧勝した実績は伊達ではなかったということでしょう。

2着は、カンナS(OP)の勝ち馬、4番人気のサフィロス。パドックはあまり落着きがありませんでしたが、気合を表に出すタイプのようです。レースは、後方追走からメンバー中最速の上がり33.5秒の末脚を繰り出しきっちり連対を確保。これでデビューから4戦連続連対となりました。安定した走りは見事ですね。

サフィロス
父キンシャサノキセキ 母ダークサファイア(母の父Out of Place)
2012年3月24日生 牡2 美浦・手塚貴久厩舎
4戦2勝(2014年11月8日現在)
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3着は、1番人気ニシノラッシュ。パドックは大変落ち着いて周回、良く見えました。レースは中団追走から直線大外に持ち出して追い込んだものの、前には届きませんでした。ただ、前走くるみ賞とほぼ同じ時計で走っており、力は出してくれたと思います。

ニシノラッシュ
父サクラバクシンオー 母キャッスルブラウン(母の父Silver Hawk)
2012年3月29日生 牡2 美浦・田村康仁厩舎
4戦2勝(2014年11月8日現在)
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なお、2番人気のワキノヒビキ(7着)、3番人気アクティブミノル(6着)は共にパドックの気配はあまりパッとしなかったのですが、レースも見せ場なく終わり期待に応えられなかったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したセカンドテーブル君を掲載します。

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パドックの気配は普通。でも落ち着いて周回していました。

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レース後のインタビューで戸崎圭太騎手は、「スタートだけに気をつけて、出れば前に行こうと思っていた。スタートの速い馬はいたが、こちらも二の脚が速かったですし、道中の手応えも抜群によかった。遊びながら走っていたが、追うごとに反応があって、やれるかなと思いました。初めてのコースを克服するのは能力の証で次も楽しみです。奥が深く、なかなかいいモノを持っていると感じました」と語っていました。

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父トワイニングは、フサイチアソート(2007年東スポ杯2歳S)以来、久しぶりに芝の重賞勝ち馬を輩出しました。血統的にクラシックというよりは短中距離路線で楽しみな存在になりそうです。今日は初重賞制覇おめでとうございました!

セカンドテーブル
父トワイニング 母モカサンデー(母の父サンデーサイレンス)
2012年4月5日生 牡2 栗毛 日高町・川島良一生産 栗東・崎山博樹厩舎
3戦2勝(2014年11月8日現在)
(重賞勝利)2014年京王杯2歳S(GII)

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by Yuuichiro_K | 2014-11-08 23:34 | 14年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2014年 11月 01日

アルテミスSは出遅れを挽回したココロノアイが重賞初制覇

今日は小雨の中、東京競馬場で2歳牝馬の重賞・アルテミスS(GIII、芝1600m)が行われました。レースは横山典弘騎手騎乗の9番人気ココロノアイが、スタートで最後方からの競馬となったものの、早めに3番手に上がると直線で抜け出し、外から追い込んだ1番人気レッツゴードンキの追撃をハナ差おさえて優勝しました。

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16ココロノアイ、道中ひっかかったのが嘘のような直線の伸び!

☆アルテミスS結果(事前予想なし)
1着 ココロノアイ   (横山典)1'34'4(稍)
2着 レッツゴードンキ (岩 田)ハナ
3着 トーセンラーク  (吉田隼)1 1/4
4着 フローレスダンサー(C.ルメール)クビ
5着 スマートプラネット(田 辺)クビ

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 フローレスダンサー B
  普通
2 シングウィズジョイ B
  普通
3 レッツゴードンキ  B
  普通、時折小走り
4 ナイアガラモンロー B
  普通
5 シャルール     B
  普通
6 アールブリュット  B+
  二人引きでも落ち着いて周回
7 タマモルミエール  B
  やや落着きを欠く
8 プリメラアスール  B
  普通
9 トーセンラーク   B
  普通、二人引き、つる首
10 ロゾヴァドリナ   B
  普通
11 ココロノママニ   B
  普通
12 リバークルーズ   B
  普通
13 ステラスターライト B
  普通
14 メイショウメイゲツ B
  やや落ち着きを欠く
15 ハナモモ      B
  二人引きもまずまず落ち着いて周回
16 ココロノアイ    B
  普通、時折小走り
17 スマートプラネット B
  やや落ち着きを欠く
18 テンダリーヴォイス B
  やや落ち着きを欠く

※馬券は、6アールブリュットの単複を買って外れ

前走、札幌の未勝利戦を完勝しながらも9番人気だった伏兵ココロノアイが、破天荒なレースで見事、重賞初制覇を飾りました。
パドックは、時折小走りになる場面もありましたが、イレ込みというほどではなかったです。レースはスタートで出遅れて最後方からの競馬。しかも引っかかって3コーナーで一気に3番手にポジションをあげるという、かなり無茶な走りをしたのにもかかわらず、直線も脚色衰えず抜け出して勝ったのには正直驚きました。着差以上に強い競馬だったと思いますし、名手横山典弘騎手が抑えられないほど勢いのある馬ということで、今後も注目していきたいです。

2着は、後方から伸びた1番人気のレッツゴードンキ。パドックは気合を表に出して周回していました。レースは後方追走から、直線上がり33.6秒の末脚を繰り出して勝ち馬に肉薄、迫力のある追い込みでした。前走札幌2歳S(GIII)3着の実績は伊達ではなかったですね。

レッツゴードンキ
父キングカメハメハ 母マルトク(母の父マーベラスサンデー)
2012年4月6日生 牡2 栗東・梅田智之厩舎
3戦1勝(2014年11月1日現在)
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3着は、11番人気の伏兵トーセンラークが健闘。パドックは二人引きでもまずまず落ちついて周回していました。レースは3番手追走からそつのない競馬で直線きっちり伸びてきました。こちらも前走札幌のオープン・クローバー賞を勝っていただけのことはありました。

トーセンラーク
父アルデバラン2 母タケイチゼット(母の父タバスコキャット)
2012年3月8日生 牡2 美浦・菅原泰夫厩舎
5戦2勝(2014年11月1現在)
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それでは、最後に見事優勝したココロノアイちゃんを掲載します。

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パドックは、時折小走りになるところもありましたが、気合を表に出すタイプなのかもしれません。

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鞍上の横山典弘騎手は、レース後のインタビューで「引っ掛かって大変な競馬になったが我慢してくれた。前向きで、口向きが頑固な馬だと返し馬で感じたので、気をつけようと思っていた。それだけにゲートを出なかったのはラッキーでした。道中はコントロールが出来ないくらいになりましたが、馬の後ろで我慢をさせた。勝ったことは嬉しいですが、次に課題が残る結果。テンションが高く、ヤンチャ娘という感じ。」と語っていました。また、ホクトベガの酒井牧場の馬で勝てて嬉しいと、オールドファンには嬉しいコメントもありました。

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血統を見ると父ステイゴールド、母の父デインヒルは、天皇賞馬フェノーメノと同配合。祖母の母は二冠馬マックスビューティというなかなかの良血馬。大物になる可能性は十分あると思います。今後の活躍を期待したいですね、今日は初重賞制覇おめでとうございました!

ココロノアイ
父ステイゴールド 母ビューティソング(母の父デインヒル)
2012年4月28日生 鹿毛 浦河町・酒井牧場生産 美浦・尾関知人厩舎
3戦2勝(2014年11月1日現在)
(重賞勝利)2014年アルテミスS(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2014-11-01 22:43 | 14年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 25日

富士Sは、3歳の新星ステファノスが重賞初制覇

今日の東京競馬場は爽やかな秋晴れとなり絶好の競馬日和となりました。メインレースのマイルCS(GI)の前哨戦・富士S(GIII、3歳上・芝1600m)は、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気ステファノスが、後方追走から直線外豪快に伸びて、同じく後方から伸びた12番人気シャイニープリンスをゴール直前クビ差差し切って優勝しました。

☆富士S結果(事前予想なし)
1着 ステファノス   (戸 崎)1'33'2(良)
2着 シャイニープリンス(柴田大)クビ
3着 レッドアリオン  (小 牧)3/4
4着 ロサギガンティア (柴田善)ハナ
5着 エキストラエンド  (田 辺)アタマ

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 トーセンレーヴ   B
  普通
2 キングズオブザサン B
  普通
3 インパルスヒーロー B
  普通
4 ロサギガンティア  B
  毎日王冠の時より落着きあり
5 クラリティシチー  B 
  普通
6 コスモソーンパーク C 
  二人引き、終始落着きを欠く
7 シャイニープリンス B 
  落ち着いて周回
8 ダノンヨーヨー   B 
  普通
9 エキストラエンド  B 
  落ち着いて周回
10 メイショウヤタロウ B 
  普通
11 レッドアリオン   B 
  普通
12 ミトラ       B 
  普通
13 ブレイズアトレイル B 
  時折やや煩いところ見せる
14 ダノンシャーク   B
  二人引き。まずまず落ち着いて周回
15 シェルビー     B
  二人引きも落ち着いて周回
16 ステファノス    A
  前への推進力が力強い

馬券は、一番良く見えたステファノスの単複を購入しました。単勝6.1倍、複勝2.5倍もついて嬉しかったです^^
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3歳馬の新星・ステファノスが直線豪快な末脚を繰り出して快勝、嬉しい重賞初制覇を飾りました。春は毎日杯(GIII)3着、皐月賞(GI)5着と素質の高さの片鱗を見せていましたが、ひと夏を越して順調に成長してきたようですね。パドックは、歴戦の古馬に交じっても、身のこなしは力強く大変良く見えました。レースは後方待機策から、直線外から上がり32.9秒とディープインパクト産駒らしい素晴らしい瞬発力を見せてくれました。まだまだ成長が見込めそうですし、今後の活躍が本当に楽しみです。

2着は、12番人気の伏兵・シャイニープリンス。パドックは落ち着いて周回していました。レースは中団追走から直線外力強く伸びたのですが、惜しくも勝ち馬の末脚に屈しました。昨年の富士Sも14番人気で3着に好走していただけのことはありました。

シャイニープリンス
父キングヘイロー 母ダイタクピア(母の父リンドシェーバー)
2010年4月26日生 牡4 美浦・栗田博憲厩舎
17戦5勝(2014年10月25日現在)
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3着は、5番人気のレッドアリオン。パドックはまずまず落ち着いて周回していました。レースは勝ち馬のすぐ後ろから直線追い込んできました。道中は引っかかる場面もありながらメンバー中最速の上がり32.8秒の末脚を繰り出したのは見事でした。

レッドアリオン
父アグネスタキオン 母エリモピクシー(母の父ダンシングブレーヴ)
2010年2月28日生 牡4 栗東・橋口弘次郎厩舎
20戦4勝(2014年10月25日現在)
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なお、昨年の覇者・1番人気のダノンシャークは7着。パドックはイレ込むこともなく、まずまず落ち着いて周回しており悪いデキではなかったと思います。ただ、先行馬が揃ったレースで終始つつかれて展開的に厳しい競馬だったようで、直線早め先頭に立つも最後は一杯になってしまったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したステファノス君を掲載します。

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パドックは落着き十分、力強い歩様が目につき、今日のメンバーの中で一番良く見えました。

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鞍上の戸崎圭太騎手は、レース後のインタビューで「スタートが良く、すぐに好位置につけられて、手応えもずっといいまま。終いの脚はいいモノを持っているので、自信を持って構えていました。乗りやすいし、いい脚を持っているし、さらに上でも期待出来ると思います」とコメントしていました。

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マイル界に新星が誕生しました。本番のマイルCSも期待したいですね。初重賞制覇おめでとうございました!

ステファノス
父ディープインパクト 母ココシュニック(母の父クロフネ)
2011年2月13日生 牡3 鹿毛 安平町・ノーザンファーム生産 栗東・藤原英昭厩舎
10戦4勝(2014年10月25日現在)
(重賞勝利)2014年富士S(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2014-10-25 23:43 | 14年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 18日

府中牝馬Sは、ディアデラマドレが母譲りの豪快な末脚で重賞2勝目を飾る

まずは、海外から嬉しいニュースが飛び込んできました。オーストラリア遠征中のアドマイヤラクティが、オーストラリアのGIコーフィールドC(3歳上・芝2400m)を優勝しました。凱旋門賞敗退のショックを吹き飛ばす快挙です、本当におめでとうございました!

さて、今日、東京競馬場で行われたエリザベス女王杯(GI)のステップレース・府中牝馬S(GII、3歳上牝・芝1800m)は、藤岡康太騎手騎乗の4番人気ディアデラマドレが後方2番手追走から直線外鋭く伸び、最後方から大外を追い込んだ1番人気スマートレイアーに1/2馬身差をつけて優勝しました。

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早めに抜け出した昨年の覇者ホエールキャプチャをめがけてディアデラマドレが外から一気に迫る!

☆府中牝馬S結果(事前予想なし)
1着 ディアデラマドレ (藤岡康)1'45'7(良)
2着 スマートレイアー (横山典)1/2
3着 ホエールキャプチャ(蛯 名)3/4
4着 キャトルフィーユ (福 永)1/2
5着 アイスフォーリス (三 浦)アタマ

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 アミカフルナンバー B
  普通
2 キャトルフィーユ  B
  普通
3 スマートレイアー  B
  普通
4 ウリウリ      B
  普通
5 ディアデラマドレ  B
  やや首高。踏み込みは力強い
6 アイスフォーリス  B
  普通
7 マコトブリジャール B
  普通
8 ウイングドウィール C
  やや落ち着きなし
9 スイートサルサ   B
  普通
10 レイカーラ     B
  普通
11 クッカーニャ    B
  普通
12 ホエールキャプチャ B
  普通
13 オツウ       C
  やや落ち着きなし

※馬券は、ディアデラマドレとキャトルフィーユで迷ったあげく、キャトルフィーユの単複を買って外れ><

今夏マーメイドS(GIII)で初重賞制覇し、4歳になり本格化したディアデラマドレが実績馬を一蹴、重賞2勝目を飾りました。パドックは、少し首が高いところもありましたが踏み込みに力強さを感じました。レースは、後方2番手追走とじっくり脚をためると、直線はメンバー中最速の33.1秒の末脚を繰り出して、先行馬群を外から一気に差し切ったのはお見事でした。本番のレース(次走はエリザベス女王杯又はマイルCSの予定)も楽しみになりましたね。    

2着は1番人気のスマートレイアー。パドックは特に目立つ感じはなかったですが落ち着いて周回していました。レースは、最後方から大外に持ち出して勝ち馬と同じメンバー中最速の上がり33.1秒の末脚で追い込んできました。なかなか勝ちきることができないレースが続いているのは残念ですが、この馬の力は出しきったと思います。

スマートレイアー
父ディープインパクト 母スノースタイル(母の父ホワイトマズル)
2010年5月15日生 牝4 栗東・大久保龍志厩舎
11戦5勝(2014年10月19日現在)
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3着は昨年の覇者ホエールキャプチャ。パドックの気配は普通、落ち着いて周回していました。レースは2番手追走から早め先頭の積極策で逃げ込みを狙いましたが最後は追い込み馬の末脚に屈しました。しかし、ピークは過ぎたと思われる6歳の秋でこれだけ走れば十分良く頑張ったと思います。

ホエールキャプチャ
父クロフネ 母グローバルピース(母の父サンデーサイレンス)
2008年2月24日生 牝6 美浦・田中清隆厩舎
26戦7勝(2014年10月19日現在)
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波乱も多い牝馬重賞ですが、おおむね人気の実力馬が順当に力を発揮した今年の府中牝馬Sでした。
それでは最後に見事優勝したディアデラマドレちゃんを掲載します。

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パドックはちょっと首が高いところもありましたが、踏み込みは力強かったです。

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鞍上の藤岡康太騎手は、レース後のインタビューで「具合はよかったですし、素直に嬉しい。レースはリズムよく運ぼうと思っていた。レベルの高いメンバーで、豪快に差し切ってくれたし今後が楽しみです。去年のエリザベス女王杯は僕自身うまく乗れませんでしたが、今年は馬も成長しています。」と語っていました。

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お母さんのディアデラノビアも東京競馬場で行われたフローラSを豪快に差し切って優勝しましたが、娘も母譲りの末脚を見せて見事に東京の重賞を制覇、なんだかとても嬉しかったです^^重賞2勝目、おめでとうございました!

ディアデラマドレ
父キングカメハメハ 母ディアデラノビア(母の父サンデーサイレンス)
2010年2月22日生 牝4 鹿毛 安平町・ノーザンファーム生産 栗東・角居勝彦厩舎
11戦5勝(2014年10月19日現在)
(重賞勝利)2014年府中牝馬S(GII)、マーメイドS(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2014-10-18 23:58 | 14年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 12日

毎日王冠はエアソミュールが混戦を制し重賞2勝目を飾る

今日、東京競馬場では秋の古馬GI戦線を占う重要なステップレース・毎日王冠(GII、3歳上・芝1800m)が行われました。
レースは、武豊騎手騎乗の8番人気エアソミュールが中団追走から直線馬群を割って鋭く伸び、逃げ粘る11番人気サンレイレーザーをゴール直前クビ差交わして優勝しました。

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逃げ切りを図るサンレイレーザーを猛追する後続馬、大激戦となりました。

☆毎日王冠結果
1着 エアソミュール  (武 豊)1'45'2(良)
2着 サンレイレーザー (田 辺)クビ
3着▲スピルバーグ   (北村宏)クビ
4着△ディサイファ   (四 位)ハナ 
5着△グランデッツァ  (秋 山)1 1/2

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 ディサイファ    B+
  落着き十分、前走優勝したエプソムC時と遜色ないデキ
2 エアソミュール   B+
  落着き十分、白富士S快勝時と遜色ないデキ
3 ウインマーレライ  B
  落着いて周回
4 ダイワマッジョーレ A
  落ち着いて力強い歩様
5 ダノンヨーヨー   B
  普通
6 サンレイレーザー  B
  普通
7 ペルーサ      C
  落着きを欠く
8 スピルバーグ    B+
  落着き十分
9 グランデッツァ   B
  時折小走り
10 ダイワファルコン  B
  普通
11 ロサギガンティア  C
  落着きを欠く
12 ダークシャドウ   B
  普通
13 ミッキードリーム  B
  普通
14 ロゴタイプ     B
  普通
15 ワールドエース   A
  落ち着いて力強い歩様

※馬券は、ワールドエースの単複を買って外れ

今年の毎日王冠(GII)は、GI馬こそロゴタイプ1頭だけだったものの、15頭中13頭が重賞ウィナーというなかなかの好メンバーが揃いました。人気は単勝10倍以下の馬が6頭と割れていましたが、やはりレースも混戦となり、ゴール直前まで続いた激しい叩き合いを制したのは8番人気の伏兵エアソミュールでした。

パドックは、落着き十分、歩様も伸びやかでなかなか良く見えました。レースは中団を追走、直線は前が開かない場面もありましたが、上手く馬群を抜け出してからは鋭い脚を繰り出して、粘るサンレイレーザーをゴール寸前で交わしました。気性的に難しいところのあるエアソミュールを上手く折り合いをつけて末脚を引き出した武豊騎手、さすがの好騎乗でした。

2着は11番人気の伏兵・重賞未勝利馬のサンレイレーザーが大健闘。パドックは特別目立つ感じはなかったですが、落ち着いて周回していました。レースは1000m通過59.1秒と絶妙のペースで逃げ、最後まで良く粘りました。鞍上の田辺騎手の積極的な好騎乗が光りました。

サンレイレーザー
父ラスカルスズカ 母サンレイクイン(母の父Cozzene)
2009年4月23日生 牡5 栗東・高橋義忠厩舎
30戦7勝(2014年10月12日現在)
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3着は、5番人気・こちらも重賞未勝利馬のスピルバーグが健闘。パドックは落着き十分、良い雰囲気でした。レースも後方待機策から直線猛追した脚は素晴らしかったです。直線前が壁になる場面がなければ、もっと際どかったはずで、惜しいレースでした。

スピルバーグ
父ディープインパクト 母プリンセスオリビア(母の父Lycius)
2009年5月12日生 牡5 美浦・藤沢和雄厩舎
12戦5勝(2014年10月12日現在)
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なお、1番人気ワールドエースは、パドックは落ち着いて周回して悪いデキには見えなかったのですが、レースは後方侭、直線伸びを欠き13着と惨敗。2番人気グランデッツァは3番手追走の積極策も直線伸び一息で5着。3番人気ロサギガンティアはスタートでまたしても後手を踏んで流れに乗りきれず7着と上位人気馬は皆、期待を裏切ったのは残念でした。

それでは最後に見事優勝したエアソミュール君を掲載します。

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パドックは、落ち着いて伸びやかな歩様、なかなか良い雰囲気で周回していました。

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鞍上の武豊騎手はレース後のインタビューで、「最後、馬がもう一段伸びてくれた。以前に比べて馬も乗りやすくなり、気性の難しいところも少しおさまって成長していた。この馬で折り合えたのは初めてでした。」とコメント。気性の難しい馬を上手く御したことを説明してくれました。

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彼は近親に二冠馬エアシャカールのいる良血馬。強敵不在の今年の天皇賞なら有力馬の1頭となりそうです。重賞2勝目おめでとうございました。

エアソミュール
父ジャングルポケット 母エアラグーン(母の父サンデーサイレンス)
2009年3月15日生 牡5 黒鹿毛 千歳・社台ファーム生産 栗東・角居勝彦厩舎
23戦10勝(2014年10月12日現在)
(重賞勝利)2014年毎日王冠(GII)、鳴尾記念(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2014-10-12 23:59 | 14年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2014年 10月 11日

いちょうSは、クラリティスカイがレコードタイムで重賞初制覇

今日、東京競馬場で今年から新設された2歳馬の重賞・いちょうS(芝1600m)が行われました。レースは横山典弘騎手騎乗の4番人気クラリティスカイが、好位追走から直線早めに抜け出し、後方から追い上げた2番人気ネオルミエールに2馬身差をつけて快勝しました。

☆いちょうS結果(事前予想なし)
1着 クラリティスカイ (横山典)1'33'5(良)レコード
2着 ネオルミエール  (柴 山)2
3着 ミッキーユニバース(北村宏)クビ
4着 オープンザウェイ (勝 浦)クビ
5着 ニシノクラッチ  (田 辺)クビ

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い、B普通、C平凡)

1 キャピシーヌ    B
  普通
2 ミッキーユニバース B
  普通
3 ニシノクラッチ   B
  普通
4 オープンザウェイ  B
  普通
5 マコトダッソー   B
  普通
6 クラリティスカイ  A
  落着き十分、キビキビと目立つ歩様
7 マイネルグルマン  B+
  動き良し
8 クラウンノキミ   B
  普通
9 タケデンタイガー  B
  時折落着きを欠く
10 ネオルミエール   B
  普通
11 グァンチャーレ   B
  普通
12 サトノフラム    B
  つる首、馬体の雰囲気は良い

前走、未勝利戦を1'46'8の好時計で勝ったクラリティスカイが、今日も素晴らしいスピードを見せつけて完勝しました。
今日のパドックは、中1週とは思えないほどキビキビと力強い歩様が目に付き、大変良く見えました。
よって馬券は、クラリティスカイの単複で勝負しました。(単勝8.1倍、複勝3.0倍的中は嬉しかった^^)

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クラリティスカイのレースは、好位3・4番手追走から直線楽々と抜け出す横綱相撲、しかも勝ち時計は1'33'5のレコードタイムと大変強い内容だったと思います。この勝ちっぷりなら、暮れの朝日杯FS(GI)の有力候補というだけでなくクラシックでも期待できそうで、今後の活躍が本当に楽しみです。

2着は、後方から伸びた4番人気のネオルミエール。パドックは普通に落ち着いて周回していました。新馬戦を勝ったばかりの2戦目のレースでしたが、父がダービー馬、母がオークス馬という良血馬らしい、さすがの底力を見せてくれました。息の長い末脚は今後距離が延びるクラシックに向けて大きな武器になるでしょう。こちらも今後の成長に期待したいですね。

ネオルミエール
父ネオユニヴァース 母シルクプリマドンナ(母の父ブライアンズタイム)
2012年3月1日生 牡2 美浦・藤沢和雄厩舎
2戦1勝(2014年10月11日現在)
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3着は、3番人気のミッキーユニバース。パドックは特に目立つ感じはなかったですが落ちついて周回していました。レースは2番手追走の積極策で粘りこみ、前走札幌2歳S(GIII)で1番人気に推されただけのことはありました。2・3着馬は奇しくも父ネオユニヴァース&藤沢和雄厩舎でした。

ミッキーユニバース
父ネオユニヴァース 母レディオブチャド(母の父Last Tycoon)
2012年2月20日生 牡2 美浦・藤沢和雄厩舎
3戦1勝(2014年10月11現在)
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なお、単勝1.4倍の圧倒的人気を集めたサトノフラムは、中団待機策も直線外から伸びきれず10着に大敗。パドックは馬っぷりの良さを感じましたが、やや気負い気味な感じは受けました。人気を裏切ったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したクラリティスカイ君を掲載します。

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パドックは、キビキビと元気よく周回。素質馬が揃ったこのメンバーの中でも1番良く見えました。

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鞍上の横山典弘騎手は、レース後のインタビューで「切れる脚が使えない馬ですが、描いた通りの位置取り、レースの流れ、直線での伸びでした。この馬場なのでレコード勝ちは当然ですが強い内容でした。距離はさらに延びても心配はないでしょう。2歳離れしたこなれた走りをする馬。」と語っていました。

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父クロフネ、母の父スペシャルウィークということで東京競馬場でGIを勝った馬の血を両親から受け継いでおり、応援したくなる血統です。初重賞制覇おめでとうございました!

クラリティスカイ
父クロフネ 母タイキクラリティ(母の父スペシャルウィーク)
2012年3月7日生 牡2 鹿毛 新冠町・パカパカファーム生産 栗東・友道康夫厩舎
4戦2勝(2014年10月11日現在)
(重賞勝利)2014年いちょうS


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なお、横山典弘騎手は、このレースを勝ってJRA通算2500勝を達成しました。こちらもおめでとうございました!
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by Yuuichiro_K | 2014-10-11 22:11 | 14年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)