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カテゴリ:13年GI・GII優勝馬写真( 12 )


2014年 01月 07日

2013年度JRA賞発表、年度代表馬はロードカナロア

今日、JRAは「2013年度JRA賞」の選考委員会を開き、年度代表馬にロードカナロア号を選出しました。競走馬部門の受賞馬は以下のとおりです。今年はオークス、日本ダービーの観戦ができなかったので、一部の馬だけとなりますが、未公開写真と共にお楽しみください^^


年度代表馬・最優秀短距離馬 ロードカナロア(撮影日2013年9月29日・スプリンターズS)
父キングカメハメハ 母レディブラッサム(母の父Storm Cat)
2008年3月11日生 牡6 鹿毛 新ひだか・ケイアイファーム生産 栗東・安田隆行厩舎
(2013年成績)6戦5勝
(2013年重賞勝利)香港C(香港GI)、スプリンターズS(GI)、安田記念(GI)、高松宮記念(GI)、阪急杯(GIII)
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最優秀2歳牡馬 アジアエクスプレス(撮影日2013年12月15日・朝日杯フューチュリティS)
父Henny Hughes 母Running Bobcats(母の父Running Stag)
2011年2月9日生 牡3 栗毛 アメリカ・Ocala Stud生産 美浦・手塚貴久厩舎
(2013年成績)3戦3勝
(2013年重賞勝利)朝日杯フューチュリティ(GI)
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最優秀2歳牝馬 レッドリヴェール
父ステイゴールド 母ディソサード(母の父Dixieland Ban)
2011年2月19日生 牝3 黒鹿毛 千歳・社台ファーム生産 栗東・須貝尚介厩舎
(2013年成績)3戦3勝
(2013年重賞勝利)阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)、札幌2歳S(GIII)


最優秀3歳牡馬 キズナ
父ディープインパクト 母キャットクイル(母の父Storm Cat)
2010年3月5日生 牡4 青鹿毛 新冠・ノースヒルズ生産 栗東・佐々木晶三厩舎
(2013年成績)6戦4勝
(2013年重賞勝利)日本ダービー(GI)、ニエル賞(仏GII)、京都新聞杯(GII)、毎日杯(GIII)


最優秀3歳牝馬 メイショウマンボ
父スズカマンボ 母メイショウモモカ(母の父グラスワンダー)
2010年2月25日生 牝4 鹿毛 浦河・高昭牧場生産 栗東・飯田明弘厩舎
(2013年成績)8戦5勝
(2013年重賞勝利)エリザベス女王杯(GI)、オークス(GI)、秋華賞(GI)、フィリーズレビュー(GII)


最優秀4歳以上牡馬 オルフェーヴル(撮影日2013年12月22日・有馬記念)
父ステイゴールド 母オリエンタルアート(母の父メジロマックイーン)
2008年5月14日生 牡6 栗毛 (有)社台コーポレーション白老ファーム生産 栗東・池江泰寿厩舎
(2013年成績)4戦3勝
(2013年重賞勝利)有馬記念(GI)、フォア賞(仏GII)、大阪杯(GII)
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最優秀4歳以上牝馬 ジェンティルドンナ(撮影日2013年11月24日・ジャパンC)
父ディープインパクト 母ドナブリーニ(母の父Bertolini)
2009年2月20日生 牝5 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・石坂正厩舎
(2013年成績)4戦1勝
(2013年重賞勝利)ジャパンC(GI)
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最優秀ダートホース ベルシャザール
父キングカメハメハ 母マルカキャンディ(母の父サンデーサイレンス)
2008年4月25日生 牡6 青鹿毛 千歳・社台ファーム生産 栗東・松田国英厩舎
(2013年成績)6戦4勝
(2013年重賞勝利)ジャパンCダート(GI)、武蔵野S(GIII)


最優秀障害馬 アポロマーべリック
父アポロキングダム 母オメガファスター(母の父Theatrical)
2009年4月15日生 牡5 鹿毛 日高・藤本友則生産 美浦・堀井雅広厩舎
(2013年成績)8戦3勝
(2013年重賞勝利)中山大障害(JGI)


国内外の短距離GI4勝を挙げた日本競馬史上に残る名スプリンター・ロードカナロアが、最優秀短距離馬と年度代表馬に輝きました。短距離馬がJRA年度代表馬を受賞するのは、1998年のタイキシャトル以来となる快挙です。最優秀4歳以上牡馬のオルフェーヴルと共に今年からは種牡馬として、自身のような世界に通用する産駒の誕生を期待したいですね。

他の部門も概ね順当な選出といってよいでしょう。(個人的には最優秀4歳上牡馬はロードカナロア、最優秀ダートホースはホッコータルマエだと思っていますが)。なお、ロードカナロアとオルフェーヴルを除く他の表彰馬は、今年も現役生活を続行する予定です。競馬界の主役として今年もいい走りを見せてもらいたいと思います。受賞馬及び受賞馬の関係者の皆様、本当におめでとうございました!
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by Yuuichiro_K | 2014-01-07 22:02 | 13年GI・GII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2013年 12月 29日

東京大賞典は、ホッコータルマエが人気に応えGI4勝目を飾る

今日、大井競馬場ではダート路線の1年を締めくくる大一番・東京大賞典(GI、3歳上・ダート2000m)が行われました。
レースは、幸英明騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.6倍)に推されたホッコータルマエが、4番手追走から最後の直線、2番人気ワンダーアキュートとの叩き合いを制し、1 1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆東京大賞典結果
1着◎ホッコータルマエ ( 幸 )2'06'6(良)
2着○ワンダーアキュート(武 豊)1 1/2
3着▲ニホンピロアワーズ(酒 井)2 1/2
4着 サトノプリンシパル(北村宏)1 3/4
5着 カキツバタロイヤル(本 田)1 3/4

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 トウホクビジン B
  普通
2 カキツバタロイヤル B
  普通
3 プロディージュ 出走取消
4 ワンダーアキュート B+
  いつもより落ち着いて周回
5 ホッコータルマエ A
  力強い踏み込みが目に付く
6 ニホンピロアワーズ B+
  落ち着いて堂々と周回
7 ローマンレジェンド B
  時折小走りも前走よりは落ち着いて周回
8 ガンズオブナバロン B
  普通
9 サトノプリンシパル B
  時折小走り、やや落ち着き欠く
10 プレティオラス B
  普通

今年の東京大賞典は、プロディージュが直前で故障のため回避し、出走馬9頭とちょっと寂しい頭数になりました。それでも前走ジャパンCダート(GI)に出走したGI(級)馬4頭(ワンダーアキュート、ホッコータルマエ、ニホンピロアワーズ、ローマンレジェンド)の再戦が注目された一戦になりました。

そんな少数精鋭の一戦を制したのは、前走ジャパンCダートで1番人気に推されながら3着に敗れたホッコータルマエ。今日も前走ジャパンCダートに続き圧倒的1番人気に推されましたが、パドックは、程良い気合乗り、かつ力強い踏み込みが目に付き、大変素晴らしいデキに見えました。

レースは、逃げるサトノプリンシパル、2番手ワンダーアキュート、3番手ニホンピロアワーズを見る形で4番手を追走。4コーナーでは外に振られバランスを崩す場面もありましたが、アクシデントをものともせず、最後の直線で先行策から抜け出しを図ったニホンピロアワーズ、ワンダーアキュートを力強い末脚でねじ伏せたのはお見事でした。前走ジャパンCダートこそ取りこぼしたものの、もはや現在の国内ダート界のトップホースと言っても過言ではないでしょう。今後はドバイ遠征も視野に入れるとのことで、期待したいですね。

2着は2番手追走から勝ち馬との叩き合いに敗れた2番人気のワンダーアキュート。パドックは前走より落着きもあり良く見えました。しかし、良く走っているのですが、今年もあと一歩届きませんでした。東京大賞典4度目の挑戦も悲願の制覇ならず、本当に残念でした。

ワンダーアキュート
父カリズマティック 母ワンダーヘリテージ(母の父Pleasant Tap)
2006年3月14日生 牡7 栗東・佐藤正雄厩舎
36戦11勝(2013年12月29日現在)
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3着は3番人気のニホンピロアワーズ。パドックの気配は落着き十分、踏み込みも力強く、休み明けだったジャパンCダートを一叩きされて調子は上向いていたように見えました。それでも最後の直線で1、2着馬との競り合いに完敗したところを見ると、ちょっとピークが過ぎてしまったのかもしれません。

ニホンピロアワーズ
父ホワイトマズル 母ニホンピロルピナス(母の父アドマイヤベガ)
2007年5月3日生 牡6 栗東・大橋勇樹厩舎
27戦11勝(2013年12月29日現在)
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なお、昨年の覇者4番人気ローマンレジェンドは大きく離された6着に惨敗。今日はゲートで暴れて走りたくないような感じを受けました。こちらもどうやら全盛期を過ぎてしまったようです。

それでは最後に見事優勝したホッコータルマエ君を掲載します。

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パドックは、程よい気合乗りで落着きもあり、力強い歩様で大変素晴らしいデキに見えました。

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鞍上の幸英明騎手は、レース後のインタビューで「本当に嬉しいです。強い競馬ができました。手応えもありましたし、最後まで押し切れると思いました。強かっただけに、前走のジャパンカップダートで負けた悔いが残ります。申し訳ないと思います。馬はどんどん良くなっていますし、4歳で力を付けてきています。来年もホッコータルマエとともに、ダート界を盛り上げたいと思います。」と語っていました。

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管理する西浦勝一調教師は東京大賞典初制覇、鞍上の幸英明騎手は、2006年ブルーコンコルド以来となる2度目の優勝となりました。

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ホッコータルマエは、今年ダート重賞7勝目。来年も日本のダート界を引っ張る存在になりそうです。GI4勝目本当におめでとうございました!

ホッコータルマエ
父キングカメハメハ 母マダムチェロキー(母の父Cherokee Run)
2009年5月26日生 牡4 鹿毛 浦河・市川ファーム生産 栗東・西浦勝一厩舎
22戦11勝(2013年12月29日現在)
(重賞勝利)2013年東京大賞典(GI)、JBCクラシック(JpnI)、帝王賞(JpnI)、かしわ記念(JpnI)、アンタレスS(GIII)、名古屋大賞典(JpnIII)、佐賀記念(JpnIII)、2012年レパードS(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2013-12-29 23:47 | 13年GI・GII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2013年 12月 22日

素晴らしい走りをありがとう!有馬記念はオルフェーヴルが8馬身差の圧勝で引退の花道を飾る

今日は、中山競馬場でグランプリ有馬記念(GI)が行われました。歴史的名馬オルフェーヴルの現役最後のレースを見ようと12万人を超える大観衆が集まり、場内は大変盛り上がった一日になりました。

レースは、池添謙一騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.6倍)に推されたオルフェーヴルが、後方追走から3コーナー過ぎで進出を開始すると、直線入り口で早々先頭に立ち、そのまま後続を一気に突き放して8馬身差をつける圧巻の走りで優勝しました。

☆有馬記念結果
1着△オルフェーヴル  (池 添)2'32'3(良)
2着 ウインバリアシオン(岩 田)8
3着▲ゴールドシップ  (ムーア)1 1/2
4着 ラブイズブーシェ (武 豊)2 1/2
5着 タマモベストプレイ(和 田)クビ

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ダノンバラード B+
  伸びやかな歩様
2 ヴェルデグリーン B+
  キビキビと動き良し
3 カレンミロティック A
  落着き十分、踏み込み力強く目に付く
4 ウインバリアシオン B
  伸びやかな歩様
5 デスペラード B
  普通
6 オルフェーヴル B
  普通
7 タマモベストプレイ B
  普通
8 ラブリーデイ B
  普通
9 ルルーシュ B
  普通
10 アドマイヤラクティ B
  普通
11 ラブイズブーシェ B
  普通
12 テイエムイナズマ B
  やや落着きなし
13 トゥザグローリー B+
  力強い歩様
14 ゴールドシップ B
  JCより気合乗り感じるが普通
15 ナカヤマナイト B
  普通
16 トーセンジョーダン A
  パドック大きく回る。JCに続き良い気配

クラシック三冠をいずれも圧勝、世界の舞台でも凱旋門賞(仏GI)2年連続2着に好走するなど、これまで多くの夢と感動を与えてくれたオルフェーヴルが、最後のレースも桁違いの強さで伝説に花を添える見事なラストランを飾りました。

フランス遠征帰りで久々の国内のレースでしたが、パドックはまずまず落ち着いて周回していました。レースは、ルルーシュとカレンミロティックが先行して淀みないペースで流れる中、オルフェーヴルは後方待機策から、残り600mで進出を開始すると、先行馬群をあっという間に外から交わし去り、直線は後続を突き離すばかりの圧倒的な強さで完勝となりました。戦前、調教師のコメントでは8割のデキと語っていましたが、絶好調でなくても普通以上のデキなら、やはりモノが違いましたね。

2着は、オルフェーヴルと同世代のライバル・4番人気ウインバリアシオンが健闘。パドックは、前走30キロ増と大幅に増えた馬体重からマイナス4キロと微減でしたが、太目感はありませんでした。レースは、勝ち馬には離されましたが直線力強く伸びて2着確保。調教で好時計を出していたように完全復活したようですね。屈腱炎を克服しての復活はお見事、彼も本当に良く頑張ったと思います。

ウインバリアシオン
父ハーツクライ 母スーパーバレリーナ(母の父Storm Bird)
2008年4月10日生 牡5 栗東・松永昌博厩舎
16戦3勝(2013年12月22日現在)
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3着は、昨年の覇者2番人気ゴールドシップ。パドックは前走ジャパンC出走時よりは若干気合乗りが良くなった印象。レースは、ムーア騎手が懸命に叩いて初騎乗ながら、なかなかエンジンがかからない馬を良く動かしたと思います。やはり時計のかかる馬場は彼に向くようです。

ゴールドシップ
父ステイゴールド 母ポイントフラッグ(母の父メジロマックイーン)
2009年3月6日生 牡4 栗東・須貝尚介厩舎
16戦9勝(2013年12月22日現在)
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その他の馬では、6着に敗れたとはいえ先行馬で唯一崩れなかったカレンミロティックは、パドックも良く見えましたし、今後も注目したいと思いました。

それにしてもオルフェーヴルは、記録にも記憶にも残る偉大な名馬でした。最後まで素晴らしい走りを見せてくれて本当にありがとうと言いたいです!
それでは、最後に見事引退の花道を飾ったオルフェーヴル君を掲載します。

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パドックは、昔に比べると大人しくなったなあと感じました。でも終わってみればこの圧勝劇、気性的に成長したんですね。

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池添謙一騎手は、レース後のインタビューで「競馬場に集まってくれたファンの皆さんに、オルフェーヴルが一番強いということを見せられて嬉しいです。レースはゴールドシップの後ろで我慢して、若干動くのが早いかなと思ったけど、自信を持って乗りました。菊花賞でもこういう乗り方をしているので、大丈夫だと思いました。一頭になってからも、しっかりと反応して頑張ってくれましたね。ラストランでもこんなに強いレースを見せてくれて本当にお疲れ様でしたと言いたいです。僕はオルフェーヴルが世界で一番強いと思います!オルフェーヴルに出会えて、本当に良かったです。」と語りました。また、競馬ファンに向けた熱いメッセージもあり、心が熱くなりました。素晴らしいインタビューでした。

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オルフェーヴルはGI6勝目、そしてその全てで騎乗した名パートナーの池添謙一騎手は、圧倒的人気のプレッシャーに負けず、最高の騎乗を見せてくれました。

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永遠に語り継がれるであろう、伝説がまた一つ生れました。期待以上の強さでラストランを飾った最高の大団円、本当におめでとうございました!

オルフェーヴル
父ステイゴールド 母オリエンタルアート(母の父メジロマックイーン)
2008年5月14日生 牡5 栗毛 白老・(有)社台コーポレーション白老ファーム生産 栗東、池江泰寿厩舎
(通算成績)21戦12勝
(重賞勝利)2013年、2011年有馬記念(GI)、2012年宝塚記念(GI)、2011年日本ダービー(GI)、皐月賞(GI)、菊花賞(GI)、2013年、2012年フォア賞(仏GII)、2013年大阪杯(GII)、2011年神戸新聞杯(GII)、スプリングS(GII)

なお、レース後の引退式は約6万人の観衆が残って、オルフェーヴル君の最後の勇姿を見守りました。
その模様は明日のブログで掲載したいと思います。
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by Yuuichiro_K | 2013-12-22 23:59 | 13年GI・GII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2013年 12月 15日

初芝の不利を克服する歴史的勝利!朝日杯FSはアジアエクスプレスが制す

今日、中山競馬場では2歳王者決定戦・朝日杯フューチュリティS(GI、2歳・芝1600m)が行われました。
レースはR.ムーア騎手騎乗の4番人気アジアエクスプレスが、中団追走から直線外を力強く伸び、好位から伸びた6番人気ショウナンアチーヴに1 1/4馬身差をつけて優勝しました。

☆朝日杯FS結果
1着 アジアエクスプレス(R.ムーア)1'34'7(良)
2着○ショウナンアチーヴ(後 藤) 1 1/4
3着△ウインフルブルーム(和 田) クビ
4着 マイネディアベル (M.デムーロ) 3/4
5着▲アトム      (川 田) ハナ

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ベルカント B
  ひどいイレ込みではなかったが時折小走り
2 テイエムキュウコー B
  普通
3 アトム B
  落ち着いていたが普通
4 マイネルディアベル B
  やや落ち着きを欠く
5 サトノロブロイ B
  普通
6 アジアエクスプレス A
  迫力のある好馬体が目に付く
7 エルカミーノレアル B
  普通
8 ニシノデンジャラス B
  普通
9 ツィンクルソード B
  普通
10 グリサージュ B
  普通
11 ショウナンアチーヴ B
  普通
12 アポロスターズ B
  普通
13 プレイアンドリアル A
  前走、東スポ杯と同様、気合を秘めた好気配
14 ウインフルブルーム B+
  眼光鋭く気合を表に出して周回
15 ハイアーレート B
  普通
16 ショウワンワダチ B+
  時折小走りも馬体に迫力あり

来年から阪神競馬場に開催地変更となることから、中山競馬場で行われる最後の朝日杯FSは、史上初めてこれまで芝レースを使ったことのない馬が優勝するという歴史的なレースとなりました。
勝ったのは前走ダートで古馬1000万クラス並の破格の時計で勝ってきた2戦2勝の外国産馬アジアエクスプレス。パドックは迫力十分の好馬体が目立ち、このレースがダートだったら文句なく買うのになあというのが正直な感想でした。(つまりは、大変良く見えたのに、GIレースで初芝の馬が勝てるわけがないという先入観で馬券は買えませんでした><)

レースは、ベルカントが1000m通過58.6秒とそれほど速くないペースで逃げる中、アジアエクスプレスは中団やや後ろから内ラチ沿いを道中ロスなくレースを進めると、直線馬場の外から力強く末脚を伸ばし、ダート戦で見せた強さを芝でも問題なく発揮しての完勝劇となりました。また、ムーア騎手の手綱さばきも素晴らしかったです。道中は結構追いどおしでしたが、さすがの剛腕でアジアエクスプレスを勝利に導きましたね、人馬とも本当にお見事でした!

2着は、6番人気のショウナンアチーヴが健闘。パドックは特に目立つ感じはありませんでした。レースは好位追走から4角で先団にとりつき、直線はウインフルブルームと併せるように伸びて競り落としたのですが、勝ち馬の豪脚に屈しました。それにしても朝日杯FSはこれで6年連続母の父サンデーサイレンスが連対、マイナー種牡馬ショウナンカンプ産駒までも好走させるサンデーの血、改めて恐れいりました。(でも来年からはこのデータは使えなくなりますねえ、残念)。

ショウナンアチーヴ
父ショウナンカンプ 母ショウナンパントル(母の父サンデーサイレンス)
2011年1月24日生 牡2 美浦・国枝栄厩舎
5戦2勝(2013年12月15日現在)
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3着は5番人気のウインフルブルーム。パドックは眼光鋭く程よい気合乗り、中1週でも力を出せそうな好気配でした。レースは、外枠スタートながら上手く好位にとりつき、直線もしぶとく脚を伸ばしてきたのは見事でした。内枠スタートだったらもっと際どい競馬になってかもしれませんね、惜しい3着でした。

ウインフルブルーム
父スペシャルウィーク 母ハナノメガミ(母の父サクラユタカオー)
2011年3月25日生 牡2 栗東・宮本博厩舎
4戦2勝(2013年12月15日現在)
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なお、1番人気のアトムはパドックは落ち着いていたものの、直線の伸び一息で5着まで。今の時計のかかる馬場で持ち味の切れ味が削がれた印象。2番人気のプレイアンドリアルは7着。パドックは前走東京スポーツ日2歳Sの時と同じくらい良く見えたのですが、レースは序盤若干行きたがる場面があり、直線半ばで力尽きてしまったのは案外でした。前走レコード激走の反動が出たのかもしれません。武豊騎手全GI制覇が期待された3番人気ベルカントは10着。やはり彼女の本質はスプリンターでしょう。好スタートからそんなに早いペースで逃げたわけではないのですが、直線坂の手前で一杯になってしまいました。

それでは、最後に見事優勝したアジアエクスプレス君を掲載します。

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パドックは、垢抜けた好馬体が大変目に付きました。素晴らしい好気配でした。

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鞍上のムーア騎手は、ソラを使うところがあるので常に追わなければならないというアジアエクスプレスを見事勝利に導きました。なお、レース後のインタビューでは、「スタートは少し遅かったが、内ラチ沿いを上手く走れて、外に持ち出した時に凄く反応が良かった。よく走ってくれました。」とコメントしていました。

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父Henny Hughesは、日本では産駒初のGI制覇。また、手塚貴久厩舎は一昨年のアルフレードに続く2度目の朝日杯FS制覇となりました。

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ダートでも芝でも強い、新たな怪物候補が関東から誕生したのは嬉しいですね。更なる成長を期待したいと思います。歴史的勝利、本当におめでとうございました!

アジアエクスプレス
父Henny Hughes 母Running Bobcats(母の父Running Stag)
2011年2月9日生 牡2 栗毛 アメリカ・Ocala Stud生産 美浦・手塚貴久厩舎
3戦3勝(2013年12月15日現在)
(重賞勝利)2013年朝日杯フューチュリティ(GI)
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by Yuuichiro_K | 2013-12-15 22:59 | 13年GI・GII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2013年 11月 24日

得意の舞台で最強女王復活!ジャパンCはジェンティルドンナが史上初の連覇達成

今日、東京競馬場では穏やかな秋晴れに恵まれた絶好のコンディションの下、国内外のGIホース7頭が出走した秋の大一番・ジャパンC(GI、3歳上・芝2400m)が行われました。レースは、R.ムーア騎手騎乗の1番人気ジェンティルドンナが、好位追走から直線早めに抜け出すと、後方から外追い込んだ7番人気デニムアンドルビーの追撃をハナ差おさえて優勝しました。

☆ジャパンC結果
1着○ジェンティルドンナ(ムーア)2'26'1(良)
2着 デニムアンドルビー(浜 中)ハナ
3着 トーセンジョーダン(ビュイック)クビ
4着△アドマイヤラクティ(ウィリアムズ)3/4
5着 ドゥーナデン   (スペンサー) クビ

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ヴィルシーナ B+
  優勝したヴィクトリアマイルと同じくらい良い雰囲気
2 ナカヤマナイト B
  前走天皇賞の時よりは落着いていたが時折小走り
3 アンコイルド B
  普通
4 エイシンフラッシュ B+
  いつもどおり見栄えのする好気配
5 トーセンジョーダン B+
  前走天皇賞時同様、パドックの外々を大きく回る
6 アドマイヤラクティ B
  普通
7 ジェンティルドンナ B+
  前走天皇賞の好調子をキープ
8 ファイヤー B
  普通
9 デニムアンドルビー B
  落ち着いているが歩様の伸びやかさを欠く
10 ドゥーナデン B
  普通
11 ルルーシュ B
  普通
12 ホッコーブレーヴ B
  普通
13 ゴールドシップ B
  落ち着いているが、パドックを小さく回る
14 シメノン B
  時折小走りで落着きを欠く
15 スマートギア B
  普通
16 ヒットザターゲット B
  普通
17 ジョシュアツリー B
  やや落ち着きを欠く


今年のジャパンCは、昨年の覇者&年度代表馬ジェンティルドンナ、今年の宝塚記念(GI)圧勝のゴールドシップ、昨年の天皇賞・秋(GI)馬エイシンフラッシュの3頭が10倍を切るオッズ、以下は離された人気で例年に比べるとやや寂しいメンバーでした。また、人気を集めた上位2頭もジェンティルドンナは今年未勝利、ゴールドシップは前走京都大賞典(GI)で高速の上がり勝負に脆さを見せたことから、共に不安があり、戦前は意外と波乱の予感を感じていました。

レースは、逃げ馬不在で展開が注目されましたが、基本差し馬の3番人気エイシンフラッシュが逃げるというまさかの展開になりました。よって1000m通過は62.4秒という超スローペース、完全に直線の上がり勝負となりました。ジェンティルドンナは、前半はやや行きたがる場面はありましたが、さすがはイギリスの名手ムーア騎手、1コーナーで前に馬を入れて上手く折り合い、予期せぬ逃げになったエイシンフラッシュ、超スローなのに最後方追走となったゴールドシップとは対照的な絶好の好位置からレースを進めることができました。直線は内から早めにエイシンフラッシュを捕えて一気に抜け出すと、デニムアンドルビーの猛追をなんとか抑え込みました。最後は苦しくなりましたが正攻法の強い競馬で、さすがの走りを披露してくれました。

2着は3歳牝馬の7番人気デニムアンドルビーが大健闘の2着。パドックは落ち着いていたものの、使い詰めの影響か歩様に伸びやかさがなく、正直絶好調には見えませんでした。しかし、レースは後方でじっくり脚をためると、直線外からメンバー最速の上がり33.2秒の繰り出して勝ち馬にあと一歩まで迫る強い競馬を見せてくれました。長い直線を味方に持ち味の末脚を存分に生かせたこと、53キロの軽量に恵まれたのが好走の原因でしょうか。改めて今年の3歳牝馬のレベルの高さを示してくれました。

デニムアンドルビー
父ディープインパクト 母ベネンシアドール(母の父キングカメハメハ)
2010年1月31日生 牝3 栗東・角居勝彦厩舎
9戦3勝(2013年11月24日現在)
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3着は、11番人気の一昨年の天皇賞・秋優勝&ジャパンC2着の実績馬トーセンジョーダンが久々の好走。パドックは、前走の天皇賞・秋で良く見えたのに見せ場なく敗れたことから、今日のパドックも引き続き同じような良い気配でしたが、もう終わった馬だと勝手に思い込んで軽視してしまいました。レースは2番手追走からスムーズに流れに乗ってそのまま流れ込むという一昨年のジャパンCの再現したような走りでまだまだ元気なことを証明しました。もう終わったと言ってしまって彼には謝りたいです。

トーセンジョーダン
父ジャングルポケット 母エヴリウィスパー(母の父ノーザンテースト)
2006年2月4日生 牡7 栗東・池江泰寿厩舎
25戦9勝(2013年11月24日現在)
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なお、2番人気ゴールドシップは後方侭15着惨敗。パドックは落ち着いて周回していたものの、小さく回っていたのは気になりました。レースは超スローペースを最後方追走した時点で勝負あり、あまりに見せ場のない無残な結果でした。馬の気持ちが競馬に向いていない感じで、ちょっと深刻な状況になってきました。3番人気のエイシンフラッシュは10着。スローペースは大歓迎だったはずですが、逃げてしまったことで自分の競馬ができなかったのは残念でした。

それでは最後に見事優勝したジェンティルドンナちゃんの勇姿を掲載します。

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パドックは、天皇賞・秋同様、時折小走りする場面もありましたが、以前より落ち着いて周回、前走天皇賞の調子を維持した良い気配でした。

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鞍上のムーア騎手は、初騎乗ながら見事ジェンティルドンナを勝利に導きました。レース後のインタビューで「道中、早めに前へ行ってしまい心配したが、彼女が良く頑張ってくれた。今年になって勝ち星はありませんでしたが、常に悪い結果はなく、率直に彼女の力を信じて乗りました」とコメントしていました。

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ジェンティルドンナは、史上初のジャパンC連覇の大偉業を達成しました。

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東京2400mはこれで3戦3勝。得意の舞台で見事な復活劇を見せてくれました。GI5勝目、本当におめでとうございました!

ジェンティルドンナ
父ディープインパクト 母ドナブリーニ(母の父Bertolini)
2009年2月20日生 牝4 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・石坂正厩舎
13戦8勝(2013年11月24日現在)
(重賞勝利)2013年・2012年ジャパンC(GI)、桜花賞(GI)、オークス(GI)、秋華賞(GI)、ローズS(GII)、シンザン記念(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2013-11-24 23:59 | 13年GI・GII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2013年 10月 27日

惜敗続きの鬱憤晴らす圧勝劇!天皇賞はジャスタウェイがGI初制覇!

今日の東京競馬場は台風一過の爽やかな秋晴れとなって、昨日の不良馬場も急速に良馬場に回復。絶好のコンディションの下、秋の中距離王決定戦・天皇賞・秋(GI)が行われました。

レースは、福永祐一騎手騎乗の5番人気ジャスタウェイが中団追走から直線馬場の中央を豪快に伸び、2番手から抜け出した1番人気ジェンティルドンナに4馬身差をつけて圧勝しました。

☆天皇賞・秋結果
1着○ジャスタウェイ  (福 永)1'57'5(良)
2着△ジェンティルドンナ(岩 田)4
3着◎エイシンフラッシュ(M.デムーロ)2
4着 アンコイルド   (吉田隼)3/4
5着 コディーノ    (リスポリ)1 1/4

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 コディーノ B+
  以前より落ち着いて周回
2 ナカヤマナイト C
  いつになく落着きを欠く
3 ダイワファルコン B
  普通
4 トゥザグローリー B
  普通
5 レインスティック C
  イレコミ気味、発汗目立つ
6 エイシンフラッシュ B+
  相変わらず落着き十分
7 ジャスタウェイ B+
  時折小走りも後肢の踏み込み力強い
8 ヒットザターゲット B
  普通
9 ジェンティルドンナ B+
  時折小走りも以前より落ち着いて周回
10 トーセンジョーダン B+
  パドックの外々を大きく回る
11 トウケイヘイロー B+
  落着き十分、力強い歩様
12 フラガラッハ B
  普通
13 アンコイルド B
  普通
14 オーシャンブルー B
  時折小走り。昨年の有馬記念時よりは落ち着いていた。
15 レッドスパーダ B
  普通
16 ダノンバラード B
  普通
17 ヴェルデグリーン B
  普通


ここ3戦、重賞で3戦連続2着と惜敗続きだったジャスタウェイが、これまでの鬱憤を晴らすような豪快な末脚を爆発させ、待望の初GI制覇を飾りました。
パドックは、時折小走りになる場面もありましたが、どっしりと力強い後肢の踏み込みは目に付きました。レースは、2番人気トウケイヘイローが1000m通過58.4秒とやや早いペースで逃げる中、中団やや後ろからじっくりレースを進めると、直線は持ち味の切れ味を存分に発揮、メンバー中最速の上がり34.6秒の脚を繰り出し、ジェンティルドンナを外から一気に交わして突き抜けました。これまでの惜敗続きが嘘のような、想像を超える素晴らしい爆発力、驚きの強さを見せてくれました。

2着は1番人気のジェンティルドンナ。今日のパドックは時折小走りになる場面もありましたが、これはいつものことで上々のデキだったと思います。レースは好スタートを切ったためか、いつもより早めの2番手追走。直線はトウケイヘイローを競り落とし懸命にゴールを目指しましたが、やはり前半のハイペースがたたり勝ち馬の豪脚に屈しました。ただ、トウケイヘイローが10着に大敗する厳しいペースにも関わらず2着に粘ったのですから、敗れたとはいえ強い競馬をしたと思います。

ジェンティルドンナ
父ディープインパクト 母ドナブリーニ(母の父Bertolini)
2009年2月20日生 牝4 栗東・石坂正厩舎
12戦7勝(2013年10月27日現在)
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3着は、昨年の覇者エイシンフラッシュ。今日のパドックは相変わらず落着き十分、衰えを感じさせない絶好の気配でした。中団からレースを進め直線も良く伸びましたが、緩みない流れとなって得意の瞬発力勝負にならなかった(それでも上がり3ハロンはメンバー中2位の35.5秒でした)ので、昨年のように突き抜けることはできませんでしたね。

エイシンフラッシュ
父King's Best 母ムーンレディ(母の父Platini)
2007年3月27日生 牡6 栗東・藤原英昭厩舎
26戦6勝(2013年10月27日現在)
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なお、2番人気トウケイヘイローは、落着き十分でとても良い気配でしたが、ちょっと逃げたペースが早すぎました。4着アンコイルドは相変わらず相手なりに走る堅実なレースを見せてくれました。一瞬3着もあるかと思えた4番人気5着のコディーノは、最後パタッと脚が止まったのを見ると本質はマイラーなのかもしれません。

それでは、最後に見事優勝したジャスタウェイ君を掲載します。

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パドックは、やや煩いところもありましたが、後肢の踏込はなかなか力強く良いデキだったと思います。

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鞍上の福永騎手は、先週の菊花賞に続く2週連続のGI制覇。また、嬉しい天皇賞初制覇となりました。レース後のインタビューでは「いいスタートを切れて最高のポジションを取れた。後肢の力がついて本格化してきたと感じていて、自分が上手く乗ればいい勝負になると思っていた。」とコメントしていました。

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須貝尚介厩舎は、嬉しい天皇賞初制覇。また、ハーツクライ産駒も初GI制覇となりました。

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ジャスタウェイは、個人的にこれまでパドックで良く見えたことの多かった馬で、ずっと注目していたので、ついにGIホースまで上り詰めてくれてとても嬉しいです。(おかげさまで久々に3連単も的中しました^^)本当におめでとうございました!

ジャスタウェイ
父ハーツクライ 母シビル(母の父Wild Again)
2009年3月8日生 牡4 鹿毛 浦河・(有)社台コーポレーション白老ファーム生産 栗東・須貝尚介厩舎
16戦3勝(2013年10月27日現在)
(重賞勝利)2013年天皇賞・秋(GI)、2012年アーリントンC(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2013-10-27 23:45 | 13年GI・GII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2013年 09月 29日

スプリンターズSは世界のロードカナロアが堂々の連覇でGI5連勝!

今日、中山競馬場では秋の短距離王を決めるグローバルスプリントチャレンジ第8戦・スプリンターズS(GI、3歳上・芝1200m)が行われました。レースは、圧倒的1番人気に推された岩田康誠騎手騎乗のロードカナロアが、中団追走から直線外を力強く伸び、逃げ粘った2番人気ハクサンムーンに3/4馬身差をつけて優勝しました。

☆スプリンターズS結果
1着◎ロードカナロア   (岩 田)1'07'2(良)
2着○ハクサンムーン  (酒 井)3/4
3着 マヤノリュウジン (池 添)クビ
4着 マジンプロスパー (福 永)クビ
5着 アドマイヤセプター(四 位)クビ

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)
 
1 グランプリボス B+
  休み明けでも落着いていた。力強い動き
2 フォーエバーマーク C
  終始落着きを欠く
3 アドマイヤセプター B
  普通
4 サンカルロ B+
  落ち着いて元気よく周回   
5 マヤノリュウジン B
  時折小走りも踏込み力強い
6 ドリームバレンチノ B
  普通
7 ハクサンムーン B+
  前走よりも落着きがあり好気配
8 パドトロワ B
  普通
9 サドンストーム B+
  キビキビと力強い歩様
10 ロードカナロア A
   落着き十分、重厚で迫力を感じる
11 スギノエンデバー B
   普通
12 アウトクラトール B
   普通
13 サクラゴスペル B
   首を細かく振っていた
14 マイネルエテルネル B
   普通 
15 マジンプロスパー B+
   休み明けも動きの良さ目立つ
16 シルクフォーチュン B
   いつもより落ち着いていた


今年のスプリンターズSは、短距離GI4連勝中のディフェンディングチャンピオン・ロードカナロアが史上2頭目の連覇なるか注目されましたが、期待通りの力強い走りで王者の底力を見せつけ、貫録勝ちを収めました。

今日のパドックは、相変わらず落着き十分でありながら重戦車のような迫力、やはりこのメンバーでは抜けた存在感があり、素晴らしいデキに見えました。
レースは、やや後手を踏んだものの、すぐ中団につけてレースの流れに乗ると、最後の直線は岩田騎手の激しいアクションに応えて力強く伸び、先行した馬たちを外から一気に交わし去り、まさに世界レベルの末脚を見せつけてくれました。
日本競馬史に残るであろう短距離部門の史上最強クラスのチャンピオンホースに相応しい、見事な走りでした。

2着は、2番人気に推された今年のサマースプリント王者ハクサンムーン。パドックは、前走のセントウルSの時よりも落着きがあり、良く見えました。本馬場入場の際は、グルグル旋回を繰り返していましたが、これはいつものこと。
レースは素晴らしいスタートダッシュでハナを奪い、快調に単騎で逃げると、最後までしぶとく粘りきりました。最初の3ハロンを32.9秒のハイペースで飛ばしながらの2着、敗れたとはいえ彼も強い競馬を見せてくれました。
前走ロードカナロアを破った実力は本物でしたね。今日は惜しくも敗れましたが、力は出し切ったと思います。

ハクサンムーン
父アドマイヤムーン 母チリエージェ(母の父サクラバクシンオー)
2009年2月14日生 牡4 栗東・西園正都厩舎
18戦7勝(2013年9月29日現在)
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3着は、15番人気のマヤノリュウジンが大健闘しました。パドックは時折小走りになる場面もありましたが、力強い踏み込みは目に付きましたし、調子は良かったと思います。
レースはロードカナロアとほぼ同じ位置からレースを進め、直線内鋭く伸びてハクサンムーンにクビ差まで迫りました。調教で好時計を出していましたし、フロックではないと思います。重賞未勝利馬ながら良く頑張りました。

マヤノリュウジン
父キングヘイロー 母ポットブリリアンス(母の父キンググローリアス)
2007年3月22日生 牡6 栗東・庄野靖志厩舎
23戦13勝(2013年9月29日現在)
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なお、3番人気のGI2勝馬グランプリボスはスタートの後手が響き、流れに乗り切れず7着。4番人気のサクラゴスペルは積極的に勝ちに行くレースを見せたものの最後は伸びを欠き11着と期待に応えられなかったのは残念でした。

それにしても、短距離におけるロードカナロアの強さは、サクラバクシンオーやタイキシャトルに匹敵する日本競馬史上最高クラスだといっても過言ではないでしょう。ラストランはどうやら香港国際競争らしく、国内で彼の走りを見るのは、もう最後になりそうで残念ですが、このような強い馬を直に見ることができて本当に良かったと思います。

それでは、最後に見事優勝したロードカナロア君を掲載します。

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パドックは、相変わらず落ち着いた力強い歩様で大変良く見えました。

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鞍上の岩田騎手は、レース後のインタビューで「今日負けたら引退というプレッシャーの中で勝つことができて良かった。いつも通り馬は落ち着いて、すごくレースに集中していた。スタートでリズムを崩しても好位につけられる力を持っているので、馬の邪魔をしないように乗った。勝って当たり前の馬で勝つことができて本当に良かったです」とコメントしていました。

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安田隆行厩舎は、藤沢和雄調教師(天皇賞秋、有馬記念)以来、史上3例目となる同一JRAGI3連覇を達成しました。

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海外も含めた短距離GI5勝は、タイキシャトルに並ぶ歴代1位タイ、スプリンターズS連覇は、サクラバクシンオー以来19年振り2頭目、芝1200m以下の重賞勝利6は単独トップと記録尽くめの勝利となりました。歴史的勝利、本当におめでとうございました!

ロードカナロア
父キングカメハメハ 母レディブラッサム(母の父Storm Cat)
2008年3月11日生 牡5 鹿毛 新ひだか・ケイアイファーム生産 栗東・安田隆行厩舎
18戦12勝(2013年9月29日現在)
(重賞勝利)2013年・2012年スプリンターズS(GI)、2013年安田記念(GI)、高松宮記念(GI)、2012年香港C(香港GI)、2013年阪急杯(GIII)、2012年シルクロードS(GIII)、2011年京阪杯(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2013-09-29 23:59 | 13年GI・GII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2013年 05月 12日

5度目のGI挑戦で悲願達成!ヴィクトリアマイルは、ヴィルシーナが接戦を制す

今日、東京競馬場では夏のような強い日差しの下、春の古馬牝馬の頂点を競うヴィクトリアマイル(GI、4歳上牝・芝1600m)が行われました。レースは、内田博幸騎手騎乗の1番人気ヴィルシーナが2番手追走からゴール直前マイネイサベルとホエールキャプチャとの激戦を制し、最後は際どく迫ってきたホエールキャプチャをハナ差おさえて優勝しました。

☆ヴィクトリアマイル結果
1着△ヴィルシーナ   (内田博) 1'32'4(良)
2着 ホエールキャプチャ(蛯 名) ハナ
3着▲マイネイサベル  (柴田大) 1/2
4着 ジョワドヴィーヴル(川 田) 1/2
5着 ドナウブルー   (ウィリアムズ)1/2

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)
 予想           評価 コメント
1 ▲ マイネイサベル   A  落着き十分、キビキビした動き
2   オールザットジャズ B  やや落着きなし
3   ジョワドヴィーヴル B
4 ○ ハナズゴール    B  いつものことだが終始落着きなし   
5   ザッハトルテ    B 
6   ドナウブルー    B
7   アドマイヤセプター B
8   ホールキャプチャ  B
9   アイムユアーズ   B
10 △ イチオクノホシ   C  終始落着きなし
11 △ ヴィルシーナ    A  落着き十分、力強い踏み込み
12   ゴールデングローブ B
13   レインボーダリア  B+ 落着き十分、元気よく周回
14   アロマティコ    B
15   フミノイマージン  B
16   メーデイア     B
17 ◎ サウンドオブハート C  終始落着きなし
18   エーシンメンフィス B  

今年のヴィクトリアマイルは、上位人気を4歳世代が占め、中でも昨年の3歳牝馬三冠レースとエリザベス女王杯で全て2着と悲劇のヒロインとなったヴィルシーナが1番人気に推されましたが、見事期待に応え嬉しい初GI制覇を飾りました。

パドックは、いつも良く見せる馬ですが、今日も落着き十分、踏み込みも力強く大変良く見えました。レースは、好スタートから先頭に立つ場面もありましたが、アイムユアーズに先頭を譲って道中は2番手を追走、直線はぎりぎりまで追い出しを我慢して、まずはほぼ同じ位置にいたマイネイサベルとの競り合いを制して先頭に立つも、ゴール直前で昨年の覇者ホエールキャプチャが後方から一気に強襲、首の上げ下げの大激戦となりました。写真判定でヴィルシーナがわずかにハナだけ出たところがゴールという大変際どい勝負でしたが、もう2着は嫌だという執念が実ったとしか言いようがないですね。5度目のGI挑戦で悲願の初GI制覇、本当におめでとうございました!

2着は、昨年の覇者ホエールキャプチャが、12番人気の低評価を覆し女王の意地を見せました。パドックは落ち着いて周回していました。マイル戦はこれまで5戦5連対と得意の距離、調教も好時計を出していたとはいえ、近走二桁着順続きでもうピークは過ぎたと思いこんでいました。彼女には謝りたいと思います。奇しくも昨年勝った時と同タイムで走破、まだまだ力が衰えていなかったことを証明した見事な走りでした。

ホエールキャプチャ
父クロフネ 母グローバルピース(母の父サンデーサイレンス)
2008年2月24日生 牝5 美浦・田中清隆厩舎
19戦4勝(2013年5月12日現在)
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3着は、5番人気のマイネイサベル。パドックは、ヴィルシーナと甲乙つけがたいくらい、落着き十分で大変良く見えました。レースは3番手追走から直線勝ち馬との競り合いに持ち込み、いったんは先頭に立って柴田大知騎手の2週連続Vなるかという場面もありましたが、最後はヴィルシーナに差し返されて力尽きました。しかし、近走の充実ぶりを証明する見せ場十分のいい走りでした。

マイネイサベル
父テレグノシス 母マイネレジーナ(母の父サンデーサイレンス)
2008年4月11日生 牝5 美浦・水野貴広厩舎
21戦4勝(2013年5月12日現在)
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なお、個人的にも期待していた2番人気のハナズゴール、3番人気のサウンドオブハート、6番人気のイチオクノホシは、いずれもパドックで終始落着きを欠き、あまり良く見えませんでしたが、案の定いいところなく敗れたのは残念でした。また、昨年の札幌記念(GII)など重賞4勝の名牝フミノイマージンが、レース中の故障で予後不良となってしまいました。とても悲しいです、心からご冥福をお祈りします。

それでは、最後に見事優勝したヴィルシーナちゃんを掲載します。

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パドックは、いつもどおり落着き十分。首はほぼ水平で、力強くグイグイと周回する姿は、これだけのメンバーの中でも際立って良く見えました。

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鞍上の内田博幸騎手は、表彰式のあと2度のバック転を決めるなど喜びを爆発させていました。ここ2週1番人気の期待に応えられなかった無念と2着続きだったヴィルシーナの無念を一度に晴らしたのですから、当然でしょうね。なお、レース後のインタビューでは、「今日も2着だときついと思っていたので勝ててよかった。」とコメントしていました。

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管理する友道康夫厩舎は、2009年皐月賞(アンライバルド)以来となる3年振りのGI制覇。また、ディープインパクト産駒もこのレース初制覇となりました。

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GI4戦連続2着、5度目の挑戦で掴んだ勝利ということで、関係者の喜びは本当に大きかったと思います。悲願の初GI制覇、本当におめでとうございました!

ヴィルシーナ
父ディープインパクト 母ハルーワスィート(母の父Machiavellian)
2009年3月5日生 牝4 青毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・友道康夫厩舎
11戦4勝(2013年5月12日現在)
(重賞勝利)2013年ヴィクトリアマイル(GI)、2012年クイーンC(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2013-05-12 23:21 | 13年GI・GII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2013年 05月 05日

苦労人・柴田大知涙の平地初GI勝利!NHKマイルCは、マイネルホウオウが制す

今日の東京競馬場は、気持ちの良い爽やかな五月晴れとなり、絶好のコンディションで3歳マイル王決定戦・NHKマイルC(GI・芝1600m)が行われました。

レースは、柴田大知騎手騎乗の10番人気マイネルホウオウが、後方追走から直線大外から末脚を伸ばし、同じく後方から伸びた6番人気インパルスヒーローとの競り合いをクビ差制して優勝しました。

☆NHKマイルC結果
1着 マイネルホウオウ  (柴田大)1'32'7(良)
2着△インパルスヒーロー (田中勝)クビ
3着 フラムドクロワール (横山典)クビ
4着○レッドアリオン   (川 須) 1 1/4
5着◎ガイヤースヴェルト (ウィリアムズ)クビ

パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良いB普通C平凡)
  印
 1 アットウィル    B
 2 ザラストロ     B
 3 ストーミングスター B
 4 マイネルエテルネル C 落着きなし
 5 ディアセルヴィス  C 
 6○レッドアリオン   B+落着き十分
 7△ゴットフリート   B 首高い
 8 マイネルホウオウ  B+つる首、時折小走りも馬体に迫力あり
 9▲コパノリチャード  B+やや首高いがキビキビした動き
10◎ガイヤースヴェルト B+首を小刻みにリズムよく歩様、落着き十分
11 カシノピカチュウ  C 時折小走り、落着きなし
12 フラムドグロワール B+好馬体、力強い歩様目に付く
13 シャイニープリンス B+
14 ローガンサファイア B+キビキビと良い動き
15△エーシントップ   B いつもどおり目立たないが落着きあり
16 サトノネプチューン B 首高い
17△インパルスヒーロー B+落着き十分
18 モグモグパクパク  B

今年のNHKマイルC(GI)は、重賞3勝のエーシントップが1番人気も単勝オッズは2.9倍と今一つの評価。以下、重賞未勝利のガイヤースヴェルト、レッドアリオンが人気を集め、例年以上に混戦ムードの一戦となりました。はたしてレースは大激戦となり、勝ったのは重賞未勝利の10番人気の伏兵・マイネルホウオウでした。

パドックは、つる首&時折小走りであまり落着きはありませんでしたが、馬体に迫力を感じました。レースは、アーリントンCを逃げ切った4番人気コパノリチャードが1000m通過57.8秒とやや早いペースで逃げ、2番人気のガイヤースヴェルトが2番手、1番人気のエーシントップが3番手で続き、前に行った馬にはかなり厳しい展開になりました。果たして人気馬は最後の200mで苦しくなり、後方で待機していたマイネルホウオウとインパルスヒーローが外から一気に逆転しました。
マイネルホウオウは、スプリングS(GII)3着で皐月賞の優先出走権を得ながら、あえてマイル路線を選んだ選択が実を結びましたね。おめでとうございました!

2着は、ファルコンS(GIII)の覇者・6番人気インパルスヒーロー。パドックは、落着き十分で良く見えました。レースは、後方待機策から外から鋭く伸びていったんは先頭に立つ場面もあったのですが、更に外から伸びた勝ち馬にゴール直前でわずかに交わされてしまい本当に惜しい2着でした。それでもデビューからパーフェクト連対を継続し、初のマイル戦でこれだけやれたのですから、敗れたとはいえこちらも今後が楽しみです。

インパルスヒーロー
父クロフネ 母クラシカルテースト(母の父サンデーサイレンス)
2010年2月27日生 牡3 美浦・国枝栄厩舎
5戦3勝(2013年5月5日現在)
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3着は、8番人気のフラムドグロワール。京成杯(GIII)10着以来久々のレースでしたが、パドックは落着き十分で良く見せていました。レースは人気馬の直後からレースを進め、直線は最内を突いて際どい勝負に持ち込みました。東京コースは2戦2勝、京成杯では1番人気に推された実力馬が底力を発揮しました。

フラムドグロワール
父ダイワメジャー 母シルクプリマドンナ(母の父ブライアンズタイム)
2010年3月31日生 牡3 美浦・藤沢和雄厩舎
6戦2勝(2013年5月5日現在)
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なお、1番人気のエーシントップは7着。パドックの気配はいつもどおり、位置取りも悪くなかったと思いますが、切れる脚も持ち時計も無かったですし、こんなものでしょう。2番人気のガイヤースヴェルトは5着。パドックの気配は上々、レースも2番手から最後まで良く踏ん張っているのですが、ハイペースの流れを早め先頭ではやはり厳しかったです。3番人気のレッドアリオンは、スタートで大きく出遅れたのが響きました。最後メンバー中最速の上がり33.6秒の末脚で4着にまで追い込んできただけにもったいなかったです。

それにしても関東馬のワンツースリー、そして苦労人・柴田大知騎手の勝利は、馬券は外したけどとっても嬉しかったですねえ。色々な意味でいいレースでした^^
それでは、最後に見事優勝したマイネルホウオウ君を掲載します。

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パドックは、つる首で時折小走り。気合を表に出すタイプのようです。また、どっしりと迫力を感じる馬体が目につきました。

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柴田大知騎手は、2011年の中山グランドジャンプ優勝時に続いて、涙の感動のインタビューとなりました。「よく覚えていないです。本当に嬉しいですし、結果を出せて良かった。最後も夢中に追った。折り合いもつくようになり、テンションも落ち着いてきて、これからもっともっと成長していくと思います。」とコメントしていました。

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マイネルホウオウの父スズカフェニックス(2007年高松宮記念優勝馬)は、産駒初の重賞制覇が嬉しいGI制覇となりました。

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柴田大知騎手は、平地GI初制覇、史上2人目の平地・障害のGIジョッキーとなると共に、節目の200勝を見事GI制覇で決めました。また、畠山吉宏厩舎も嬉しい初GI制覇となりました。共に今日は本当におめでとうございました!

マイネルホウオウ
父スズカフェニックス 母テンザンローズ(母の父フレンチデピュティ)
2010年4月23日生 牡3 栗毛 新冠・ヒカル牧場生産 美浦・畠山吉宏厩舎
(通算成績)10戦4勝
(重賞勝利)2013年NHKマイルC(GI)
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by Yuuichiro_K | 2013-05-05 23:59 | 13年GI・GII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2013年 04月 27日

青葉賞は、ディープインパクト産駒・ヒラボクディープが初重賞制覇

今日、東京競馬場では日本ダービー(GI)の出走権を賭けた注目の一戦、ダービートライアル・青葉賞(GII)が行われました。
レースは、蛯名正義騎手騎乗の7番人気ヒラボクディープが、好位4番手追走から直線末脚を伸ばし、逃げ粘る9番人気アポロソニックをゴール直前頭差捕え優勝しました。

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☆青葉賞結果(事前予想なし)
1着 ヒラボクディープ (蛯 名)2'26'2(良)
2着 アポロソニック  (勝 浦)アタマ
3着 ラストインパクト (北村友)クビ
4着 サトノノブレス  (北村宏)1 1/4
5着 アウォーディー  (松 山)クビ

まずは、パドックの個人的な評価は以下の通り。(A良い、B普通、C平凡)

            評価
1 テイエムブシドー  C  やや落着きなし
2 ヘイローフォンテン B
3 アポロソニック   B
4 トウシンモンステラ B+
5 ヒラボクディープ  B
6 カリスマサンタイム B  
7 ラストインパクト  B
8 カフェリュウジン  B
9 ツクバローレル   C  落着きなし
10 サトノノブレス   B+
11 マイネルマエストロ B
12 アルヴェロン    B  
13 アウォーディー   B
14 アウトオブシャドウ B
15 レッドレイヴン   C  やや落ち着きなし
16 バンデ       B
17 ダービーフィズ   B+
18 アドマイヤスピカ  B

今年の青葉賞は、東京スポーツ杯2歳S(JpnIII)2着以来のレッドレイヴンが1番人気、2200m戦連勝中のラストインパクトが2番人気、弥生賞(GII)7着馬ダービーフィズが3番人気に推されていましたが、勝ったのは、7番人気の伏兵・ヒラボクディープでした。

パドックの気配は、特に目立つところはありませんでしたが、落ち着いて周回していました。レースは、好位4番手の内を追走し、楽な手ごたえで直線に向くと、逃げ粘るアポロソニックをじわじわ追いつめてゴール直前差し切りました。今週の調教で放馬するトラブルがありながら、その影響もなく勝ったのはお見事でした。また、彼の血統は父ディープインパクト×母の父Storm Catですが、この配合は桜花賞(GI)優勝馬アユサン、毎日杯(GIII)優勝馬キズナと同じということで、ニックス(相性の良い配合)なのかもしれません。本番のダービーも期待したいですね。

2着は、9番人気の伏兵・外国産馬アポロソニックが大健闘。パドックは、つる首でしたがイレ込むはことなく落ち着いて周回してました。レースは1000m通過61.9秒と上手くスローペースで逃げて、ゴール直前まで良く粘りましたね。積極的なレースで見事ダービー出走権を確保しました。

アポロソニック
父Big Brown 母Purely Surprized(母の父Pure Prize)
2010年4月2日生 牡3 美浦・堀井雅広厩舎
6戦2勝(2013年4月27日現在)
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3着は、2番人気のラストインパクト。パドックはやや首が高いところがありましたが、落ち着いて周回していました。レースは勝ち馬のすぐ後ろから上がり33.7秒の末脚を繰り出して追い上げたものの、ダービー出走権までわずかクビ差届きませんでした。

ラストインパクト
父ディープインパクト 母スペリオルパール(母の父ティンバーカントリー)
2010年1月21日生 牡3 栗東・松田博資厩舎
6戦2勝(2013年4月27日現在)
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なお、1番人気のレッドレイヴンは11着。パドックは落着きを欠き、良く見えませんでした。3番人気のダービーフィズは12着。パドックはなかなか見栄えのする好馬体でしたが、出遅れが響きました。共に人気を裏切ったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したヒラボクディープ君を掲載します。

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パドックは、特に目立つところはありませんでしたが、落ち着いて周回してました。

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鞍上の蛯名正義騎手は、昨年に続きこのレース2連覇。レース後のインタビューでは、「余裕を持って坂を上がって、これならいい競馬をしてくれると思いました。気持ちも体もまだ子どもっぽいところがあり、芯が入ってくればさらにいいパフォーマンスが見せられると思う。」とコメントしていました。

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世代リーディング上位種牡馬が強い傾向の青葉賞ですが、やっぱりディープインパクト産駒は強かったですねえ!国枝栄厩舎は同厩の弥生賞馬カミノタサハラのリタイアの無念を晴らす勝利になりました。本番も頑張ってほしいと思います。今日は初重賞制覇おめでとうございました!

ヒラボクディープ
父ディープインパクト 母キャットアリ(母の父Storm Cat)
2010年4月26日生 牡3 黒鹿毛 日高・下河辺牧場生産 美浦・国枝栄厩舎
5戦3勝(2013年4月27日現在)
(重賞勝利)2013年青葉賞(GII)
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by Yuuichiro_K | 2013-04-27 23:59 | 13年GI・GII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)