カテゴリ:12年GI優勝馬写真( 16 )


2013年 01月 08日

2012年度JRA賞発表、年度代表馬はジェンティルドンナ

今日、JRAは「2012年度JRA賞」の選考委員会を開き、年度代表馬にジェンティルドンナ号を選出しました。競走馬部門の受賞馬は以下のとおりです。未公開写真と共にお楽しみください^^

年度代表馬・最優秀3歳牝馬 ジェンティルドンナ(撮影日2012年11月29日・ジャパンC)
父ディープインパクト 母ドナブリーニ(母の父Bertolini)
2009年2月20日生 牝4 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・石坂正厩舎
(2012年成績)7戦6勝
(2012年重賞勝利)ジャパンC(GI)、桜花賞(GI)、オークス(GI)、秋華賞(GI)、ローズS(GII)、シンザン記念(GIII)
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最優秀2歳牡馬 ロゴタイプ(撮影日2012年12月17日・朝日杯フューチュリティS)
父ローエングリン 母ステレオタイプ(母の父サンデーサイレンス)
2010年3月10日生 牡3 黒鹿毛 千歳・社台ファーム生産 美浦・田中剛厩舎
(2012年成績)6戦3勝
(2012年重賞勝利)朝日杯フューチュリティS(JpnI)
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最優秀2歳牝馬 ローブティサージュ
父ウォーエンブレム 母プチノワール(母の父Singspiel)
2010年1月28日生 牝3 青毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・須貝尚介厩舎
(2012年成績)3戦2勝
(2012年重賞勝利)阪神ジュベナイルフィリーズ(JpnI)


最優秀3歳牡馬 ゴールドシップ(撮影日2012年12月24日・有馬記念)
父ステイゴールド 母ポイントフラッグ(母の父メジロマックイーン)
2009年3月6日生 牡4 芦毛 日高・出口牧場生産 栗東・須貝尚介厩舎
(2012年成績)6戦5勝
(2012年重賞勝利)有馬記念(GI)、菊花賞(GI)、皐月賞(GI)、神戸新聞杯(GII)、共同通信杯(GIII)
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最優秀4歳以上牡馬 オルフェーヴル(撮影日2012年11月29日・ジャパンC)
父ステイゴールド 母オリエンタルアート(母の父メジロマックイーン)
2008年5月14日生 牡5 栗毛 (有)社台コーポレーション白老ファーム生産 栗東・池江泰寿厩舎
(2012年成績)6戦2勝
(2012年重賞勝利)宝塚記念(GI)、フォア賞(仏GII)
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最優秀4歳以上牝馬 カレンチャン(撮影日2012年9月30日・スプリンターズS)
父クロフネ 母スプリングチケット(母の父トニービン)
2007年3月31日生 牝6 芦毛 千歳・社台ファーム生産 栗東・安田隆行厩舎
(2012年成績)5戦1勝
(2012年重賞勝利)高松宮記念(GI)
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最優秀短距離馬 ロードカナロア(撮影日2012年9月30日・スプリンターズS)
父キングカメハメハ 母レディブラッサム(母の父Storm Cat)
2008年3月11日生 牡5 鹿毛 新ひだか・ケイアイファーム生産 栗東・安田隆行厩舎
(2012年成績)6戦3勝
(2012年重賞勝利)香港スプリント(香GI)、スプリンターズS(GI)、シルクロードS(GIII)
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最優秀ダートホース ニホンピロアワーズ
父ホワイトマズル 母ニホンピロルピナス(母の父アドマイヤベガ)
2007年5月3日生 牡6 青鹿毛 新ひだか町・片岡牧場生産 栗東・大橋勇樹厩舎
(2012年成績)7戦3勝
(2012年重賞勝利)ジャパンCダート(GI)、2012年名古屋大賞典(JpnIII)、白山大賞典(JpnIII)


最優秀障害馬 マジェスティバイオ
父オペラハウス 母ハイグレードバイオ(母の父ヘクタープロテクター)
2007年3月9日生 牡6 鹿毛 平取・清水牧場生産 美浦・田中剛厩舎
(2012年成績)5戦3勝
(2012年重賞勝利)中山グランドジャンプ(JGI)


史上4頭目の3歳牝馬三冠馬で、強豪揃いの古馬との初対決だったジャパンC(GI)も制したジェンティルドンナが、文句なしの支持を集め、年度代表馬に輝きました。今年は、ドバイデューティーフリー(首GI)、凱旋門賞(仏GI)に挑戦するとのことで、世界の大舞台での活躍が期待されます。
今年も現役を続け、昨年2着の雪辱に燃えるオルフェーヴルと共に日本競馬の悲願達成なるか、今年こそ世界制覇を期待したいと思います。

他の部門も順当な選出といってよいでしょう。なお、今回の表彰馬は、カレンチャンを除き、今年も現役生活を続行する予定です。競馬界の主役として今年もいい走りを見せてもらいたいと思います。受賞馬及び受賞馬の関係者の皆様、本当におめでとうございました!
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by Yuuichiro_K | 2013-01-08 23:10 | 12年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2012年 12月 29日

東京大賞典は、GIハンター岩田騎手に導かれたローマンレジェンドが初GI制覇!

今日、大井競馬場ではダート路線の1年を締めくくる大一番・東京大賞典(GI、3歳上・ダート2000m)が行われました。
レースは、岩田康誠騎手騎乗の2番人気ローマンレジェンドが、4番手追走から最後の直線、並んで抜け出した1番人気ワンダーアキュートとの競り合いを制し、内から伸びた3番人気ハタノヴァンクールに1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆東京大賞典結果(予想はツイッターで掲載したもの)
1着○ローマンレジェンド(岩 田)2'05'9(重)
2着 ハタノヴァンクール(内田博)1/2
3着◎ワンダーアキュート(和 田)アタマ
4着 ナムラタイタン  (太 宰)7
5着▲エスポワールシチー(松 岡)3/4

今年の東京大賞典は、ジャパンCダート(GI)優勝馬ニホンピロアワーズの出走はありませんでしたが、2着馬ワンダーアキュートを筆頭に、同4着のローマンレジェンド、7着ナムラタイタン、8着ハタノヴァンクール、10着エスポワールシチー、16着トランセンドが出走。さらに長年地方競馬を引っ張ってきたフリオーソが、引退レースとして7ヵ月ぶりに出走、素晴らしいメンバーが揃った一戦となりました。

そんな好メンバーの一戦を制したのは、前走ジャパンCダートで1番人気に推されながら4着に敗れたローマンレジェンドでした。パドックは、時折小走りになる仕草を見せ気合を表に出して周回していましたが、眼光鋭く元気いっぱいといった感じでした。

レースは、フリオーソと共に逃げると思われたエスポワールシチーが大きく出遅れる波乱のスタート。フリオーソが単騎逃げを打ち、モエレビクトリー、ナムラタイタン、ハタノヴァンクール、ローマンレジェンドが先行、1番人気のワンダーアキュートは中団からの競馬となりました。勝負どころの4コーナーで逃げるフリオーソをローマンレジェンドが楽な手ごたえで捕えにかかるとワンダーアキュートもその外から併せてきて、直線はこの人気2頭の激しい叩き合いになりました。この競り合いを制したのは、ローマンレジェンドで、ワンダーアキュートはゴール前で脚が鈍って最内から伸びたハタノヴァンクールにも交わされて3着に敗退。なお、3着と4着との差は7馬身も開き、結果的に3頭の強さが目立った一戦でした。

ローマンレジェンドは嬉しいGI初制覇、まだまだ伸び盛りの4歳馬ですし、今後は日本ダート界を引っ張る存在になりそうですね。今後の活躍が楽しみです。

2着は、好位追走から最後最内を突いて勝ち馬に1/2馬身差まで迫った3歳馬・3番人気のハタノヴァンクールが健闘しました。パドックは落着きもあり良い雰囲気でした。今年の3歳世代のダート馬はかなりレベルが高いと見ているのですが、春の3歳ダート王がようやく秋の不振を脱して結果を出してくれましたね。鞍上は初騎乗の内田博幸騎手でしたが、こちらも流石の好騎乗でした。

ハタノヴァンクール
父キングカメハメハ 母ハタノプリエ(母の父ブライアンズタイム)
2009年5月16日生 牡3 栗東・昆貢厩舎
10戦5勝(2012年12月29日現在)
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3着は、ローマンレジェンドとの激しい叩き合いに敗れた1番人気のワンダーアキュート。パドックは落着きもあり大変良く見えたのですが、勢いのある若い馬にしてやられた印象です。昨年ハナ差2着の雪辱ならず残念でした。

ワンダーアキュート
父カリズマティック 母ワンダーヘリテージ(母の父Pleasant Tap)
2006年3月14日生 牡6 栗東・佐藤正雄厩舎
29戦10勝(2012年12月29日現在)
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なお、残念ながら敗れたものの、引退レースだった地方競馬の雄・交流GI6勝のフリオーソ(6着)と2007年帝王賞馬で10歳馬のボンネビルレコード(9着)は、共に長い現役生活本当にお疲れ様でした!

それでは最後に優勝したローマンレジェンド君を掲載します。

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パドックは眼光の鋭さがとても目につきました。なお、馬体重はマイナス13キロでしたが、細め感はありませんでした。

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鞍上の岩田康誠騎手は、今年国内外のGIレース8勝(フェブラリーS、桜花賞、日本ダービー、スプリンターズS、秋華賞、ジャパンC、香港スプリント、東京大賞典)という金字塔を打ち立てました。本当に大舞台で強い騎手ですねえ。素晴らしい1年でした。

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また、岩田騎手はレース後のインタビューで「今日は勝ちに来た。直線並ばれて交わされるかと思ったところから、もう一度頑張ってくれました。」とコメント。かなり自信を持っていたようです。なお、岩田騎手も東京大賞典は嬉しい初制覇となりました。

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今年の大井競馬のダート2000mのGIレースは、帝王賞でゴルトブリッツが勝っており、スペシャルウィーク産駒が独占しましたね。今は亡きゴルトブリッツの分までローマンレジェンド君には来年以降も頑張ってもらいたいと思います。今日は初GI制覇、本当におめでとうございました!

ローマンレジェンド
父スペシャルウィーク 母パーソナルレジェンド(母の父Awesome Again)
2008年2月24日生 牡4 黒鹿毛 千歳・社台ファーム生産 栗東・藤原英昭厩舎
13戦9勝(2012年12月29日現在)
(重賞勝利)2012年東京大賞典(GI)、エルムS(GIII)、みやこS(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2012-12-29 23:59 | 12年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2012年 12月 23日

最後方から圧巻の追い込み!有馬記念はゴールドシップが制しGI3勝目!

今日、中山競馬場では2012年の中央競馬を締めくくる暮れの大一番・グランプリ・有馬記念(GI)が行われました。
レースは、内田博幸騎手騎乗の1番人気ゴールドシップが最後方追走から徐々に進出すると、直線大外を一気に力強く伸び、内を割って伸びた10番人気オーシャンブルーに1 1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆有馬記念結果
1着◎ゴールドシップ  (内田博) 2'31'9(良)
2着 オーシャンブルー (ルメール ) 1 1/2
3着○ルーラーシップ  (ウィリアムズ)クビ
4着▲エイシンフラッシュ(三浦皇) 1 1/2
5着 スカイディグニティ(スミヨン ) 1/2

今年の有馬記念は、ジャパンCで世紀の三冠馬対決を演じた1・2着馬(ジェンティルドンナとオルフェーヴル)が回避したものの、それでもGIホース7頭が出走。今年もグランプリに相応しい素晴らしいメンバーが揃いました。

そんな豪華メンバーの中から1番人気に推されたのは、今年の牡馬クラシック二冠馬ゴールドシップでした。パドックは今春の日本ダービー以来、久々に見ましたが、相変わらず落着き十分で堂々と周回していました。

レースは、ルーラーシップがスタートで大きく立ち上がって大きく出遅れする波乱のスタート。ゴールドシップもあまりスタートダッシュがつかず後方からの競馬となりました。アーネストリーが平均よりやや早いペースで逃げる中、ゴールドシップは大きく出遅れたルーラーシップが追いついてきても動かず2コーナーで最後方。3コーナーでも後方2番手で果たして前に届くのか、正直ドキドキさせられましたが、3コーナー過ぎから前走菊花賞同様ぐんぐん前に進出。最後の直線で大外から豪快な末脚を繰り出して先行馬群をまとめて交わし去ったのは正に圧巻の一言、大変強い競馬を見せてくれました。

さすがはオルフェーヴルと同じ黄金配合(父ステイゴールド、母の父メジロマックイーン)の血統馬だなあと感嘆しました。この強さならオルフェーヴル同様、世界相手でも十分勝負になると思います。来年の活躍が本当に楽しみです。

2着は、10番人気の伏兵・オーシャンブルーが健闘しました。パドックはチャカチャカと一番落着きがありませんでしたが、気合を表に出すタイプのようです。レースは中団追走から直線内を突いて鋭く伸びてきました。彼も勝ち馬と同じステイゴールド産駒、改めて血統って侮れないなあと痛感しました。

オーシャンブルー
父ステイゴールド 母プアプー(母の父Dashing Blade)
2008年3月26日生 牡4 栗東・池江泰寿厩舎
14戦6勝(2012年12月23日現在)
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3着は、スタートで大きく出遅れながら、直線大外から追い込んだ2番人気のルーラーシップ。パドックは相変わらず落着き十分で良い雰囲気でしたが、スタートでまたしても大失敗。1秒近い大出遅れでこの着順ですから、まともだったら勝ち負けだったでしょう。悔やんでも悔やみきれないスタートの失敗でした。

ルーラーシップ
父キングカメハメハ 母エアグルーヴ(母の父トニービン)
2007年5月15日生 牡5 栗東・角居勝彦厩舎
20戦8勝(2012年12月23日現在)
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他の人気馬ですが、3番人気のエイシンフラッシュは、三浦皇成騎手に急きょ乗り替わりとなりましたが、レースは天皇賞の再現とばかりに直線最内を突いていったんは先頭に抜け出す見せ場十分の4着。4番人気ダークシャドウはパドックで大変良く見えたのですが、伸びを欠いて6着だったのは案外でした。

それでは、最後に見事優勝したゴールドシップ君を掲載します。

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パドックは、初の古馬相手にも関らず、堂々と落ち着いて周回していました。いい雰囲気でした。

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鞍上の内田博幸騎手は、度胸満点の好騎乗、絶妙の仕掛けで見事ゴールドシップを勝利に導きました。なお、レース後のインタビューで「スタートは良くなかったが、いつも通り後ろからと腹を括っていた。3、4コーナーでは多少の無理があっても外を回って突き抜けると思い馬を信じていた。やはり今年は「金」の年だったので、ゴールドで締めくくれて良かったです」とコメントしていました。

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内田騎手は有馬記念初制覇。開業5年目の須貝尚介厩舎は、今年重賞9勝目(GI4勝目)を挙げました。

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祖父のメジロマックイーンを髣髴させる白い馬体、息の長い末脚には本当に惚れ惚れします。来年はオルフェーヴル、ジェンティルドンナと共にぜひとも世界に羽ばたいて欲しいと思います。GI3勝目、本当におめでとうございました!

ゴールドシップ
父ステイゴールド 母ポイントフラッグ(母の父メジロマックイーン)
2009年3月6日生 牡3 芦毛 日高・出口牧場生産 栗東・須貝尚介厩舎
10戦7勝(2012年12月23日現在)
(重賞勝利)2012年有馬記念(GI)、皐月賞(GI)、菊花賞(GI)、神戸新聞杯(GII)、共同通信杯(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2012-12-23 23:33 | 12年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2012年 12月 17日

父ローエングリンの悲願を仔が叶える!朝日杯FSはロゴタイプが制す

今日は12月にしては暖かな好天の下、中山競馬場で2歳王者決定戦・朝日杯フューチュリティS(GI、2歳・芝1600m)が行われました。
レースはM.デムーロ騎手騎乗の7番人気ロゴタイプが、好位追走から直線最内を突いて抜け出すと、圧倒的人気を集めた1番人気コディーノとの一騎打ちをクビ差制し、優勝しました。

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2頭の直線の叩き合いは大変見ごたえがありました。

☆朝日杯FS結果
1着○ロゴタイプ    (デムーロ) 1'33'4(良)
2着◎コディーノ    (横山典) クビ
3着△ゴットフリート  (スミヨン ) 2 1/2
4着△フラムドグロワール(ウィリアムズ)3/4
5着 ティーハーフ   (武 豊) クビ

今年の朝日杯FSは、3戦3勝で札幌2歳S、東京スポーツ杯2歳S(レコード勝ち)と重賞2連勝中のコディーノが単勝1.3倍の圧倒的人気を集めました。しかし、そのコディーノの追撃を振り切って勝ったのは、前走ベゴニア賞(500万下)を東京マイルの2歳レコードで勝ってきたロゴタイプでした。

パドックの気配は、前走ベゴニア賞で見た時と同様、首をぐっと下げて気合を表に出しながらも、落ち着いて周回していました。レースは、3・4番手追走から直線残り200mで先頭に立つ正攻法の競馬。外からコディーノが交わす勢いで迫ってきましたが、鞍上のデムーロ騎手の激しいアクションに応え最後までこれを抜かせず、振り切ったのはお見事でした。
札幌2歳Sではコディーノから0.7秒離された4着に敗れましたが、そこから一息入れて馬体も成長(札幌2歳S時からプラス14キロ)していたのでしょうね。外枠の不利を跳ね返し、コディーノを破ったのですから、本当に素晴らしい走りを見せてくれました。

2着は、圧倒的人気に推されたコディーノ。パドックは初めて見ましたが、堂々と落ち着いて周回していましたし、良いデキだったと思います。レースは好位追走から満を持して直線伸びてきたのですが、ロゴタイプを交わすことができませんでした。それだけに陣営にとってはかなりショックな敗戦だと思いますが、今日は勝った馬を褒めるしかないでしょう。彼も非凡な実力馬であることは間違いないですし、巻き返しを期待したいですね。

コディーノ
父キングカメハメハ 母ハッピーパス(母の父サンデーサイレンス)
2010年2月15日生 牡2 美浦・藤沢和雄厩舎
4戦3勝(2012年12月16日現在)
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3着は、3番人気で勝ち馬と同じローエングリン産駒のゴットフリートが、中団追走から直線鋭く伸びてきました。パドックは、力強い歩様は大変目につき、良いデキに見えました。人気どおりの力を発揮してくれましたね。

ゴットフリート
父ローエングリン 母マチカネエンジイロ(母の父サンデーサイレンス)
2010年4月23日生 牡2 美浦・斎藤誠厩舎
3戦2勝(2012年12月16日現在)
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なお、2番人気の京王杯2歳Sの覇者・エイシントップは、パドックの印象は普通でしたが、レースは先行するも直線伸びを欠き8着に敗れました。マイルはちょっと長かったのかもしれませんね。

それでは、最後に見事優勝したロゴタイプ君を掲載します。

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パドックは、前述したとおり首をぐっと下げて気合を表に出して周回していました。迫力を感じる好馬体でした。

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鞍上のデムーロ騎手は、さすがの剛腕で見事ロゴタイプを勝利に導きました。なお、レース後のインタビューでは、「いいポジションでスムースな競馬ができた。道中はコディーノより前にいられましたし包まれずにすみました。この距離でもいいですし、さらに延びてもいけますよ」とコメントしていました。

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父ローエングリンは、数少ない産駒にもかかわらず、このレース1着、3着と上位を占めました。そして、自身が果たせなかった悲願のGI制覇の夢を産駒が叶えました。

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相変わらず劣勢の関東からチャンピオンが誕生したのは嬉しいですね。来年のクラシックも頑張ってほしいと思います。また、田中剛厩舎は開業3年目で嬉しい平場GI初制覇となりました。本当におめでとうございました!

ロゴタイプ
父ローエングリン 母ステレオタイプ(母の父サンデーサイレンス)
2010年3月10日生 牡2 黒鹿毛 千歳・社台ファーム生産 美浦・田中剛厩舎
6戦3勝(2012年12月16日現在)
(重賞勝利)2012年朝日杯フューチュリティS(GI)
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by Yuuichiro_K | 2012-12-17 00:01 | 12年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2012年 11月 25日

ジェンティルドンナが三冠馬対決を制し、日本3歳牝馬史上初のジャパンC制覇!

今日、東京競馬場では史上初の牡牝2頭の三冠馬(オルフェーヴルとジェンティルドンナ)対決、欧州最高峰レースの凱旋門賞馬(ソレミア)の参戦、国内外のGIホース11頭が出走と見どころ満載の注目の大一番・ジャパンC(GI、3歳上・芝2400m)が行われました。
この歴史的一戦を観戦しようと11万人を超す観衆が集まり、自分も始発電車に乗って、毎日王冠(GII)以来、久々に競馬観戦に行ってきました。

レースは、好位追走から最後の直線でやや強引に内を突いた岩田康誠騎手騎乗の3番人気ジェンティルドンナが、中団追走から直線外から早めに追い上げた1番人気オルフェーヴルとの一騎打ちを激しい叩き合いの末ハナ差制し、優勝しました。

☆ジャパンC結果
1着△ジェンティルドンナ(岩 田)2'23'1(良)
2着◎オルフェーヴル  (池 添) ハナ
3着○ルーラーシップ  (ウィリアムズ)2 1/2
4着△ダークシャドウ  (デムーロ )アタマ
5着▲フェノーメノ   (蛯 名)2 1/2

今年のジャパンCは、久しぶりにどんなレースになるのか、本当にわくわくさせられる素晴らしいメンバーが揃いました。
特に史上初の牡馬と牝馬の三冠馬対決、凱旋門賞で悔しい2着に敗れたオルフェーヴルと勝ち馬ソレミアとの再対決が大きな見どころでした。

レースは、2番人気のルーラーシップがまたしても出遅れ。春の天皇賞馬ビートブラックが絶好の最内枠を活かして積極的に逃げる展開となりました。1番人気のオルフェーヴルは中団から、ジェンティルドンナは早め3番手のインコースをロスなく追走しました。直線は離して逃げたビートブラックめがけて、まずはオルフェーヴルが一気に2番手に上がって抜け出しを図ったのですが、これに唯一食らいついたのが今年の牝馬三冠馬ジェンティルドンナでした。

2頭の三冠馬の激しい叩き合いは、まさに日本競馬史に刻まれる歴史的なものだったと思います。わずかにハナ差、ジェンティルドンナがオルフェーヴルを抑えたところがゴールでした。
なお、ジェンティルドンナが、最後の直線でオルフェーヴルとの併せ馬を挑んだ場面、すなわち逃げバテたビートブラックを交わして外に持ち出す際、すぐ横を走っていたオルフェーヴルの進路を妨害、さらに激しく接触してしまい審議(結果、降着処分はなかったが岩田騎手は2日間の騎乗停止処分)となったのは大変残念でした。
ただ、鞍上のラフプレイはあったものの、ワールドクラスの五冠馬オルフェーヴルを真っ向勝負で打ち破ったジェンティルドンナの能力の高さには改めて脱帽しました。本当に素晴らしいレースをしてくれたと思います。

2着のオルフェーヴルは、パドックの印象は宝塚記念の時よりも少し静かな印象で、完調ではない感じを受けました。ただ、落ち着いていましたし、そんなに悪いレースにはならないだろうという印象でした。レースは、苦手な大外枠からの発走も道中上手く折り合っていたと思います。
それだけに最後の直線ジェンティルドンナにぶつけられる不利もあり、ハナ差2着敗退となったのは、鞍上の池添騎手を始め関係者は本当に悔しいでしょうね。
1番人気の期待に応えられなかったのは残念でしたが、遠征帰りで調子を整えるのが困難な状況の中、良く頑張ったと思います。

オルフェーヴル
父ステイゴールド 母オリエンタルアート(母の父メジロマックイーン)
2008年5月14日生 牡4 栗東・池江泰寿厩舎
17戦9勝(2012年11月25日現在)
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3着は、メンバー中最速の上がり32.7秒の末脚を繰り出したルーラーシップ。
パドックは、相変わらず落着き十分で、踏み込みも力強く良く見えました。しかし、スタートでまたしても出遅れてしまい、前走同様流れに乗れなかったのが痛かったです。

ルーラーシップ
父キングカメハメハ 母エアグルーヴ(母の父トニービン)
2007年5月15日生 牡5 栗東・角居勝彦厩舎
19戦8勝(2012年11月25日現在)
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その他の有力馬ですが、4番人気フェノーメノは5着。パドックはちょっとチャカつき気味であまり良く見えませんでした。5番人気の秋の天皇賞馬エイシンフラッシュ(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)は、パドックは相変わらず良く見えましたが9着。凱旋門賞馬の7番人気ソレミア(牝4、仏・C.ラフォンパリアス厩舎)は先行したものの直線はいいところなく13着に敗れたのは残念でした。

それでは最後に、見事優勝したジェンティルドンナちゃんを掲載します。

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パドックは、今年のオークスで見た時より大分落ち着いて周回して良い雰囲気でした。なお、馬体重はマイナス14キロでしたが、全く細め感はありませんでした。

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鞍上の岩田康誠騎手は、レース後のインタビューで4コーナーまでは完璧な競馬ができたとコメント。ただ、最後の直線で接触し、2日間騎乗停止となったことから笑顔のないインタビューとなったのは残念でした。

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ジェンティルドンナは、日本の3歳牝馬初のジャパンC制覇、同一年GI4勝という大快挙を達成しました。

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世界的名馬となった日本現役最強馬オルフェーヴルを破ったのは凄いの一言。一躍年度代表馬の最有力候補になりましたね!また、彼女も海外競馬でどんな走りをするのか見たくなりました。歴史的勝利、本当におめでとうございました!


ジェンティルドンナ
父ディープインパクト 母ドナブリーニ(母の父Bertolini)
2009年2月20日生 牝3 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・石坂正厩舎
9戦7勝(2012年11月25日現在)
(重賞勝利)2012年ジャパンC(GI)、桜花賞(GI)、オークス(GI)、秋華賞(GI)、ローズS(GII)、シンザン記念(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2012-11-25 23:59 | 12年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2012年 09月 30日

カレンチャン、スプリントGI3連覇ならず、スプリンターズSはロードカナロアがレコードで新短距離王!

今日、中山競馬場では秋の短距離王を決めるグローバルスプリントチャレンジ第8戦・スプリンターズS(GI、3歳上・芝1200m)が行われました。レースは、岩田康誠騎手騎乗の2番人気ロードカナロアが、中団追走から直線外から鋭く伸び、先に抜け出したディフェンディングチャンピオン・カレンチャンとの競り合いを制し、3/4馬身差をつけて優勝しました。

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☆スプリンターズS結果
1着▲ロードカナロア  (岩 田)1'06'7(良)レース&コースレコード
2着◎カレンチャン   (池 添)3/4
3着 ドリームバレンチノ(松 山)クビ
4着 エピセアローム  (武 豊)3/4
5着 ラッキーナイン  (プレブル)ハナ

今年のスプリンターズSは、史上初のスプリントGI3連覇の大偉業を狙うカレンチャンに注目が集まりましたが、勝ったのは、今年高松宮記念(GI)で1番人気に推されながら3着に敗れ、雪辱を狙っていたカレンチャンと同厩舎の伸び盛りの4歳馬・ロードカナロアでした。

事前予想では坂のあるコースで勝ちきれないレースが続いていたので、単穴評価でしたが、パドックは落着き十分でありながら活気のある力強い歩様で周回、春の高松宮記念(GI)で見た時よりも馬体に成長を感じました。これならカレンチャンを逆転できる(馬券はロードカナロアの単複1点勝負を決断できました)と予感させるほどの素晴らしい状態でした。

レースは、マジンプロスパー、パドトロワにダッシャーゴーゴー、エーシンヴァーゴウまで絡んで激しい先行争いとなったため、1000m通過32.7秒の超ハイペースとなり、先行馬には大変きつい展開になりました。ロードカナロアは、ハイペースの流れをあせらず中団でじっくりと脚をためると、4コーナーでは手綱をしごいて1番人気の女王カレンチャンの直後につけ、上がり33.7秒の末脚で堂々抜け出したカレンチャンを更に上回る末脚(上がり33.4秒)を爆発させて、見事優勝しました。
なお、勝ち時計は、従来の記録を0.2秒更新する驚異的なコースレコードと文句なしの内容でした。

スプリントGI3連覇を目指したカレンチャンは、本当に惜しい2着。パドックは、一叩きして馬体も絞れ順調に良化、高松宮記念優勝時と同じ位良く見え、こちらもロードカナロアとひけをとらない素晴らしいデキでした。
レースは、横綱相撲のレース運びでしたが、ロードカナロアにぴったりマークされて、惜しくも競り負けました。それでもディフェンディングチャンピオンにふさわしい堂々の走りだったと思います。

カレンチャン
父クロフネ 母スプリングチケット(母の父トニービン)
2007年3月31日生 牝4 栗東・安田隆行厩舎
17戦9勝(2012年9月30日現在)
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3着は、9番人気と人気を落としていたドリームバレンチノが健闘しました。パドックは落ち着いて周回して悪くない雰囲気でした。彼は函館スプリントSでロードカナロアを破った実績馬、やはり力があることを証明しました。

ドリームバレンチノ
父ロージスインメイ 母コスモヴァレンチ(母の父マイネルラヴ)
2007年2月22日生 牡5 栗東・加用正厩舎
25戦8勝(2012年9月30日現在)
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その他の馬ですが、実績十分の外国馬はラッキーナインが昨年同様5着(出遅れが響いた)に好走した以外は、高速馬場に対応できなかった印象。サンカルロ、ダッシャーゴーゴーあたりは、年齢的にピークが過ぎたと感じました。

それにしても、人気馬2頭のレコード決着となった叩き合いは本当にしびれました。特にパドックの見立てどおりロードカナロアが期待に応えてくれて、個人的に本当に嬉しかった思い出に残るレースになりました^^

それでは、最後に見事優勝したロードカナロア君を掲載します。

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パドックは、個人的には春の高松宮記念(3着)の時よりも、ずっとずっと良く見えました。

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鞍上の岩田騎手は、レース後のインタビューで「強い馬が強いレースをして勝てた。前回は暑さと馬への過信で負けたが前回の失敗をしないように心がけ、カレンチャンだけを見ながらレースをし使命を果たせた。」とコメント。乗り替わり2戦目でしっかり結果を出したのはさすがでした。

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ロードカナロアはここ3戦、人気で勝ちきれないレースが続いていましたが、この大一番でついに復活、待望の初GI制覇を飾りました。

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これで12戦11連対3着1回と安定した成績は凄いの一言。今日の強さなら、今後はしばらくスプリント路線はロードカナロア時代となりそうです。また、見事な安田隆行厩舎のワンツーフィニッシュでした。今日は本当におめでとうございました!

ロードカナロア
父キングカメハメハ 母レディブラッサム(母の父Storm Cat)
2008年3月11日生 牡4 鹿毛 新ひだか・ケイアイファーム生産 栗東・安田隆行厩舎
12戦7勝(2012年9月30日現在)
(重賞勝利)2012年スプリンターズS(GI)、シルクロードS(GIII)、2011年京阪杯(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2012-09-30 23:49 | 12年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2012年 07月 11日

ジャパンダートダービーは、ハタノヴァンクールが人気に応え初重賞制覇

今日、大井競馬場では地方交流競争・3歳ダート王決定戦、ジャパンダートダービー(JpnI、3歳・ダート2000m)が行われました。レースは、四位洋文騎手騎乗の1番人気ハタノヴァンクールが、後方追走から直線鋭く伸びて、早め先頭で抜け出した4番人気トリップに1馬身差をつけて優勝しました。

☆ジャパンダートダービー結果(予想はツイッターで公開したもの)
1着◎ハタノヴァンクール(四 位)2'05'3(良)
2着△トリップ     (小 牧)1
3着 アートサハラ   (今 野)3
4着○オースミイチバン (川 島)1/2
5着 ホッコータルマエ ( 幸 )1/2

夏競馬で3歳馬がダート戦で古馬相手に勝ちまくっていて、かなりハイレベルな世代と見ているのですが、そんな将来が楽しみな逸材が揃った今年のジャパンダートダービーは、1番人気に推されたハタノヴァンクールが、1番人気の期待に応え快勝しました。パドックは、見映えのする好馬体。気合乗りも上々、良い雰囲気で周回していました。レースは、他の人気馬を見る形で後方でじっくり脚をためると、直線は早めにスパートしたトリップをただ一頭後方から追い詰め、メンバー中最速の上がり36.0秒の末脚で一気に交わしました。これでダート戦は5戦5勝と底を見せていません。今後の古馬との対決が非常に楽しみなる素晴らしい走りを見せてくれました。

2着は、ダート初挑戦だった4番人気のトリップ。今年の日本ダービー(GI)で勝ち馬から0.5秒差の7着に健闘した実力馬が、ダートでも力強い走りを見せてくれました。両親ともダートで活躍しており、血統どおり走りましたね。パドックは落ち着いて周回しており、いい雰囲気でした。レースは、3コーナーで先頭に立つ積極的な競馬で、直線いったんは完全に抜け出したのですが、勝ち馬の強烈な末脚に惜しくも屈しました。でも、この内容なら今後ダート路線でいい活躍を見せてくれそうです。

トリップ
父クロフネ 母ビーポジティブ(母の父サンデーサイレンス)
2009年4月18日生 牡3 栗東・松田博資厩舎
7戦2勝(2012年7月11日現在)
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3着は、地元大井の羽田盃の覇者・アートサハラが大健闘しました。パドックは、まずまず落ち着いて周回しており、彼なりに好調子だったと思います。レースは、3コーナーで2番手につける積極的な競馬で、そのまま粘りきりました。7番人気と評価は低かったものの、地方馬の意地を見せてくれて(馬券は外したけど)個人的に嬉しかったです。

アートサハラ
父マンハッタンカフェ 母アートロマン(母の父ラシアンルーブル)
2009年3月15日生 牡3 大井・荒山勝徳厩舎
10戦4勝(2012年7月11日現在)
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なお、2番人気ストローハットは中団追走も伸びきれず7着、3番人気オースミイチバンは、4番手追走もその侭4着に敗れました。共にパドックは普段うるさいタイプですが、今日はどちらもユニコーンSの時より落ち着いて周回しており、決して悪い状態ではなかったと思います。それだけに案外な結果になったのは残念でした。

それでは、最後に見事優勝したハタノヴァンクール君を掲載します。

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パドックは、気合を秘めつつも、落ち着いて力強い歩様。良い雰囲気で周回していました。

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鞍上の四位騎手は、レース後のインタビューで「1番人気でプレッシャーはありましたが、人気に応えられて良かった。スタートがゆっくりなので、毎回ドキドキしながら乗っているのですが、今日は2000mでスローになると思ったので3コーナーから自分で動いて行こうと考えた。期待した通りの末脚を使ってくれた。」とコメントしていました。

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四位騎手、昆貢調教師は共に、ジャパンダートダービー初制覇となりました。

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前走、端午Sで破った2~4着馬はその後、古馬相手に勝利しており、そんなハイレベルの一戦を勝ったハタノヴァンクールの能力はやはり本物でした。この先の活躍が本当に楽しみです。初重賞制覇、本当におめでとうございました!

ハタノヴァンクール
父キングカメハメハ 母ハタノプリエ(母の父ブライアンズタイム)
2009年5月16日生 牡3 栗毛 日高・有限会社グッドラック・ファーム生産 栗東・昆貢厩舎
7戦5勝(2012年7月12日現在)
(重賞勝利)2012年ジャパンダートダービー(JpnI)
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by Yuuichiro_K | 2012-07-11 23:59 | 12年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2012年 06月 27日

世代交代を告げる完勝劇!帝王賞はゴルトブリッツが交流GI初制覇を飾る

今日、大井競馬場では、春の古馬中距離ダート王決定戦・帝王賞(JpnI、4歳上・ダート2000m)が行われました。レースは、川田将雅騎手騎乗の2番人気ゴルトブリッツが、3番手追走から直線外鋭く伸びて、2着の1番人気エスポワールシチーに3 1/2馬身差をつけて完勝しました。

☆帝王賞結果(予想はツイッターで公開したもの)
1着◎ゴルトブリッツ    (川 田)2'03'0(良)
2着△エスポワールシチー(佐藤哲)3 1/2
3着○テスタマッタ      (岩 田)クビ
4着 シビルウォー     (吉田豊)アタマ
5着 ミラクルレジェンド  (内田博)3

今年に入って仁川S(OP)、アンタレスS(GIII)と2連勝中のゴルトブリッツが、歴戦の古豪エスポワールシチー、テスタマッタらを相手に完勝、世代交代を告げる鮮やかな勝利となりました。今日のパドックは、2010年の東京大賞典(JpnI)以来、2年半振りに直に見ましたが、以前より馬体に迫力を感じましたし、落ち着き十分で踏み込みも力強く、このメンバーの中でも大変良く見えました。レースは、逃げたランフォルセ、2番手追走のエスポワーチシチーに続く3番手を追走、直線は早め先頭に立ったエスポワールを目標に追い出すと、メンバー中最速の上がり36.3秒の末脚を繰り出して一気に突き抜ける大変強い競馬でした。叔父にディープインパクトがいる良血馬が完全本格化したようで、今後の活躍が本当に楽しみになりました。

2着は、1番人気のエスポワールシチーが昨年に続いて2番手追走からそのまま流れ込みました。パドックは多少チャカつき気味で気合を表に出して周回していました。レースは、ゴルトブリッツに直線一気に交わされたものの、その後のテスタマッタ以下の追撃を抑えたのはGI6勝馬の底力、意地を見せたということでしょうね。

エスポワールシチー
父ゴールドアリュール 母エミネントシチー(母の父ブライアンズタイム)
2005年4月22日生 牡7 栗東・安達昭夫厩舎
31戦14勝(2012年6月27日現在)
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3着は3番人気のテスタマッタ。パドックはかなり落ち着きを欠いていました。レースは5番手追走から前を追いましたが、道中掛かる場面もあり、直線は一息伸び切れませんでした。やはり彼の本質はマイラーなのでしょう。中距離レースでは、今年のフェブラリーS(GI)で見せたような爆発的な末脚を繰り出すのは難しいようです。

テスタマッタ
父Tapit 母Difficult(母の父Concern)
2006年3月19日生 牡6 栗東・村山明厩舎
26戦6勝(2012年6月27日現在)
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なお、4着は後方から追い上げたシビルウォー、5着は内でちょっと狭くなる不利のあったミラクルレジェンドが続き、掲示板(上位5頭)は中央馬が独占しました。地方馬は、今年も全く見せ場がなく敗れてまったのは残念でした。

それでは最後に見事優勝したゴルトブリッツ君を掲載します。

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パドックは、他の有力馬が落ち着きのなかったのとは対象的に大変落ち着いて周回していました。とても素晴らしい雰囲気でした。

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川田騎手は大井のGI(級)レースは初勝利となりました。なお、レース後のインタビューでは「パドックも落ち着いていて、返し馬も非常にいいリズムでした。上手にゲートも出て理想的な流れでレースを運ぶことができた。強い馬を相手にGIを獲ることが出来ましたし、秋にはもっと大きいレースを獲れるようにしたいです。」とコメントしていました。

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父スペシャルウィークは、牝馬ではGIホース(ブエナビスタ、シーザリオ)を輩出していたものの、なぜか牡馬のGI馬は出ていませんでしたが、ついに待望の牡馬GI(級)ホースが誕生しました。

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強豪相手に完勝したことで、今後は日本ダート界を牽引していく存在になってくれそうです。初GI(級)制覇、本当におめでとうございました!


ゴルトブリッツ
父スペシャルウィーク 母レディブロンド(母の父Seeking the Gold)
2007年4月11日生 牡5 栗毛 早来・ノーザンファーム生産 栗東・吉田直弘厩舎
19戦10勝(2012年6月27日現在)
(重賞勝利)2012年帝王賞(JpnI)、2012年・2011年アンタレスS(GIII)、マーキュリーC(JpnIII)



最後に今日も記念馬券!

パドックは、ゴルトブリッツが抜けて良く見え、あとはミラクルレジェンドが良く見えました。イレこみがひどかったのはランフォルセで、案の定逃げバテしてしまいましたね。エスポワールシチー、テスタマッタもあまり落ち着きがなかったこともあり、馬券はゴルトブリッツの単複勝負を思いきってすることができました。

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単勝3倍、複勝1.2倍的中で8000円のプラスでした。
上半期最後を気持ち良く締めくくることができて良かったです^^
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by Yuuichiro_K | 2012-06-27 23:59 | 12年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2012年 06月 25日

最強馬堂々の復活、宝塚記念はオルフェーヴルがGI5勝目を飾る

今日、阪神競馬場ではGIホース6頭が出走、国内の名馬がほぼ顔を揃えた、上半期を締めくくるドリームレース・宝塚記念(GI)が行われました。
レースは、池添謙一騎手騎乗の1番人気オルフェーヴルが後方追走から直線内を突いて豪快に伸び、2番人気ルーラーシップに2馬身差をつけ優勝しました。

☆宝塚記念結果
1着△オルフェーヴル   (池 添)2'10'9(良)
2着◎ルーラーシップ   (ウィリアムズ)2
3着△ショウナンマイティ (浜 中)ハナ
4着△ウインバリアシオン (岩 田)1 1/4
5着 マウントシャスタ  (川 田)ハナ

今年の宝塚記念は、今春圧倒的人気を2戦続けて裏切ってしまった四冠馬オルフェーヴルが、はたして輝きを取り戻すことができるのか注目されましたが、見事1番人気に応えて復活の勝利を挙げました。

パドックは、昨年暮れの有馬記念の時より、更に落ち着いて周回していて、元気がないのかなと思えるくらい大人しかったです。しかし外々を大きく周回していましたし、歩様も力強く、報道されていたような7割のデキよりは良いのではないかという印象でした。
レースは、ネコパンチが1000m通過58.4秒とレコード決着となった昨年よりも0.3秒早いハイペースで逃げたこともあり、オルフェーヴルは中団やや後ろで課題の折り合いの不安を全く見せず、手ごたえ十分にレースを進めました。4コーナーは馬群に包まれて一瞬危ないか?と思う場面もありましたが、直線馬場の悪い内を突きながら、そこからメンバー中最速の上がり34.7秒の末脚を繰り出して、一気に突き抜けてみせたのは正に圧巻でした。今日の馬場は良馬場発表とはいえ、先週の大雨でやや力の要る(通常より1秒程度かかる)状態だったのに、それでもレコードタイムと0.8秒差の勝ち時計で、実質レコードといってもよい内容の濃い、本当に強いレースを見せてくれたと思います。これで今年の最大目標・ヨーロッパ最高峰の凱旋門賞(仏GI)挑戦が本当に楽しみになりました。

2着は2番人気のルーラーシップ。パドックは、相変わらず馬体の迫力十分、落ち着きもあり、力強い歩様で大変素晴らしいデキだったと思います。レースは、スタートでやや出負けしましたが、さすが今春絶好調の鞍上のウィリアムズ騎手、すっと前につけると好位追走から正攻法の競馬をさせて、直線外から力強く伸びました。力は出し切ったと思いますが、今日は相手が悪かったとしか言いようがないです。ただ、さすが海外GIを勝ってきただけのことはある、昨年よりも力をつけたことを証明する堂々の2着でした。

ルーラーシップ
父キングカメハメハ 母エアグルーヴ(母の父トニービン)
2007年5月15日生 牡5 栗東・角居勝彦厩舎
17戦8勝(2012年6月24日現在)
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3着はいつもどおり最後方追走から追い込んだ6番人気のショウナンマイティ。パドックは、ちょっと首をツル首にして気合を表に出して周回していました。彼も本当に力をつけましたね。レースはオルフェーヴルの直後を追いかけるように伸び、一線級相手でも自分の競馬が通用したのは自信になったと思います。秋は長い直線の東京コースで大仕事をやってのけるかもしれません。

ショウナンマイティ
父マンハッタンカフェ 母ラグジャリー(母の父Storm Cat)
2008年4月2日生 牡4 栗東・梅田智之厩舎
14戦4勝(2012年6月24日現在)
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なお、3番人気ウインバリアシオン、4番人気エイシンフラッシュ、昨年の覇者アーネストリーは、それぞれパドックの気配は良く見えたのですが、ウインバリアシオンはオルフェーヴルをマークして早めに動くも及ばず4着。エイシンフラッシュは道中引っ掛かって伸びを欠き6着、アーネストリーはピークを過ぎてしまったようで7着といずれも残念な結果に終わりました。5番人気のトゥザグローリーは12着。彼のパドックはチャカつき気味であまり良く見えませんでした。

とにかく今日は、強い馬が強い競馬を見せてくれて、春競馬の頂点を決めるのに相応しい良いレースだったと思います。
それでは、最後に見事優勝したオルフェーヴル君を掲載します。

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パドックは、今まで見た中で一番大人しく見えました。終始落ち着いて周回していました。

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鞍上の池添騎手はレース後、涙のインタビューとなりました。「苦しかったーっ」という第一声が本音だったと思います。「勝てて本当に良かった。この馬の力をやっと見せることができた。メンコを外したこともあって行きっぷりが良くいつでも行けるという手応え。内の馬場は悪かったが関係ありませんでしたね、強かったです。」とコメントしていました。

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レース後の表彰式でオルフェーヴルをなでる池添騎手です。いいシーンですねえ。

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オルフェーヴルは兄ドリームジャーニーに続く史上初の宝塚記念兄弟制覇となりました。それにしても最強馬の復活、心から嬉しく思います。GI5勝目、本当におめでとうございました!


オルフェーヴル
父ステイゴールド 母オリエンタルアート(母の父メジロマックイーン)
2008年5月14日生 牡4 栗毛 白老・(有)社台コーポレーション白老ファーム生産 栗東・池江泰寿厩舎
14戦8勝(2012年6月24日現在)
(重賞勝利)2012年宝塚記念(GI)、2011年有馬記念(GI)、日本ダービー(GI)、皐月賞(GI)、菊花賞(GI)、2011年神戸新聞杯(GII)、スプリングS(GII)



最後に久々の記念馬券。競馬場で購入した馬券は久々の会心の1点的中。(ただし、事前に電話投票で馬単多点買いしたので実はマイナス)


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もうオルフェーヴルの単勝が3.2倍もつくことはないでしょうね。
素直にオルフェーヴルを信じて良かった!
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by Yuuichiro_K | 2012-06-25 00:14 | 12年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2012年 06月 03日

安田記念はストロングリターンが驚異の日本レコードで初GI制覇

今日の東京競馬場は予報された雨がほとんど降らなかったこともあり、パンパンの乾いた良馬場の下、春のマイル王決定戦・安田記念(GI、3歳上・芝1600m)が行われました。レースは、福永祐一騎手騎乗の2番人気ストロングリターンが後方追走から直線鋭く伸び、13番人気グランプリボスとの競り合いをクビ差制して優勝しました。

☆安田記念結果
1着△ストロングリターン (福 永)1'31'3(良)日本レコード
2着 グランプリボス   (内田博)クビ
3着△コスモセンサー   (松 岡)2
4着 ダノンヨーヨー   (武 豊)1/2
5着◎ガルボ       (石橋脩)クビ

今年の安田記念(GI)は、傑出馬が不在という前評判どおり、グレード制導入後GIで最も人気の割れた一戦となりましたが、勝ったのは、昨年のこのレースでクビ差の2着に泣いた2番人気のストロングリターンでした。

今日のストロングリターンのパドックは、多少チャカついていましたが、これはいつものこと。それでも休み明けだった前走京王杯SC(GII)の時より落ち着きがあり、昨年2着の時と同じような雰囲気に見え、一叩きされて確実に調子は上がっていたように見えました。レースは、シルポートが1000m通過56.3秒と超ハイペースで逃げ、2番手に昨年のマイル王リアルインパクトとエイシンアポロンが続く展開になりましたが、やはりこのペースでは最後はきつくなり、この3頭は着外に沈みました。ストロングリターンは、スタートで出遅れることなく、後方でじっくり脚をためると、直線は上手く外に持ち出してGI2勝馬グランプリボスと併せるようにして伸び、見事競り落として優勝しました。昨年はクビ差の2着に泣きましたが、1年振りのレースで見事リベンジを果たしましたね。また、勝ちタイムは驚異的な日本レコード1'31'3という快時計で、文句なしの勝利でした。

2着は、GI2勝の実績馬グランプリボスが、13番人気の低評価を覆し意地を見せました。パドックは、やはりストロングリターン同様、チャカつく場面はあったのですが、京王杯SCの時よりは落ち着きがあり、力強い歩様が目につきました。昨日の予想では無印にしていましたが、思わず馬券を買ってしまったほどの良いデキでした。レースは勝ち馬とほぼ同じ位置からレースを進め、併せ馬の形で伸びました。叩き三戦目でようやく本来の力を発揮したようです。

グランプリボス
父サクラバクシンオー 母ロージーミスト(母の父サンデーサイレンス)
2008年3月28日生 牡4 栗東・矢作芳人厩舎
15戦4勝(2012年6月3日現在)
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3着は15番人気のコスモセンサーが大健闘しました。パドックは落ち着き十分、力強い歩様が目に付き大変晴らしいデキに見えました。レースは、超ハイペースの4番手を追走しながら最後まで良く粘りました。他の先行馬が着外に沈む中、本当に良く頑張ったと思います。

コスモセンサー
父キングカメハメハ 母ケイアイバラード(母の父リヴリア)
2007年3月14日生 牡5 栗東・西園正都厩舎
27戦6勝(2012年6月3日現在)
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なお、1番人気のサダムパテックは8着。パドックの気配は前走同様悪くないデキだったと思いますが、持ち時計(1'33'2)が無いだけに、この高速決着は厳しかったですね。これは香港馬の2頭にも言えることで、力負けというよりスピード負けしたという印象です。4番人気のアパパネは16着。もうこれ以上走らせるのは可哀想な気がしました。

それでは、最後に見事優勝したストロングリターン君を掲載します。

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パドックは気合を表に出すタイプ。チャカつく仕草はいつものことですが、休み明けだった京王杯SCの時ほどひどくはなかったです。また、馬体の迫力を感じました。

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ウイニングラン中のストロングリターンと福永祐一騎手です。福永騎手は、今年のGIで人気馬に騎乗しながら結果を出せずにいただけに、ホッとしたでしょうね。今日は完璧な騎乗ができたと思います。昨日の鳴尾記念(GIII)、今日の安田記念(GI)、ユニコーンS(GIII)と土日の重賞3連勝は本当にお見事でした。

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なお、レース後のインタビューで福永騎手は、「すごく上手にレースをしてくれました。今日はスタートも良く上手く流れに乗れた。去年2着になったように力はある馬ですし、調子の良さを結果に繋げられて嬉しいです」とコメントしていました。

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堀宣行厩舎は、昨年のリアルインパクトに続く安田記念(GI)2連覇を達成しました。6歳馬ですがまだ今日で19戦目とキャリアも浅いので、更なる活躍を期待したいですね。今日は待望の初GI制覇、本当におめでとうございました!

ストロングリターン
父シンボリクリスエス 母コートアウト(母の父Smart Strike)
2006年5月26日生 牡6 鹿毛 千歳・社台ファーム生産 美浦・堀宣行厩舎
19戦7勝(2012年6月4日現在)
(重賞勝利)2012年安田記念(GI)、2011年京王杯スプリングC(GII)
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by Yuuichiro_K | 2012-06-03 23:59 | 12年GI優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)