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カテゴリ:12年GII・GIII優勝馬写真
  • 京王杯SCは、サダムパテックが復活の重賞3勝目
    [ 2012-05-12 23:59 ]
  • 青葉賞は、東京コース得意のフェノーメノが人気に応え初重賞制覇
    [ 2012-04-28 22:23 ]
  • フローラSはミッドサマーフェアが人気に応え完勝、いざオークスへ!
    [ 2012-04-22 23:16 ]
  • ダイヤモンドS(GIII)は、単勝190倍のケイアイドウソジンが逃げ切り大金星の初重賞制覇
    [ 2012-02-18 21:11 ]
  • 共同通信杯は、ゴールドシップが圧倒的人気のディープブリランテを破り初重賞制覇
    [ 2012-02-12 23:01 ]
  • クイーンCは、またもディープインパクトの仔、ヴィルシーナが制す
    [ 2012-02-11 21:43 ]
  • 東京新聞杯は、ガルボが約2年ぶりの勝利で重賞2勝目を飾る
    [ 2012-02-05 22:07 ]
  • 鮮やかな最後方からの大外一気!根岸Sはシルクフォーチュンが豪快に差し切り重賞2勝目
    [ 2012-01-29 21:55 ]

2012年 05月 12日
京王杯SCは、サダムパテックが復活の重賞3勝目
今日、東京競馬場では安田記念の前哨戦・京王杯SC(GII・芝1400m)が行われました。レースは、C.ウィリアムズ騎手騎乗の4番人気サダムパテックが中団追走から直線豪快に伸びて、後方から追い込んだ11番人気レオプライムに3/4馬身差をつけて優勝しました。

☆京王杯SC結果
1着 サダムパテック   (ウィリアムズ)1'20'1(良)
2着 レオプライム    (三浦皇) 3/4
3着 インプレスウィナー (田中勝) クビ
4着 ストロングリターン (福 永) 1 1/4
5着 ヤマカツハクリュウ (川 須) クビ

昨年の弥生賞(GII)以来、1年以上勝利から遠ざかっていたサダムパテックが、久々に彼らしい豪脚を繰り出して復活の勝利、重賞3勝目を飾りました。パドックは、特に目立つ感じはありませんでしたが、まずまず落ち着いて周回していました。レースは、中団追走から直線上がり33.3秒の末脚を繰り出しての完勝。正直言うと早熟馬だったのかなと思っていたので、調教で坂路51.2秒といい動きを見せていたのに、この好走を読めなかったのは残念でした。これで一転して、本番の安田記念(GI)も楽しみになりましたね。

2着は、11番人気のレオプライムが健闘。パドックは2人引きでも落ち着いて周回していました。前走準オープンを勝って初の重賞挑戦でしたが、メンバー中最速の上がり3ハロン32.8秒の末脚を繰り出したのはお見事でした。血統(サクラバクシンオー×サンデーサイレンス)的にも、この距離がぴったりだったのでしょう。

レオプライム
父サクラバクシンオー 母トゥハーモニー(母の父サンデーサイレンス)
2007年3月29日生 牡5 栗東・友道康夫厩舎
20戦5勝(2012年5月12日現在)


3着は、これまた人気薄の13番人気インプレスウィナーが大健闘しました。パドックの印象は落ち着いていたけど普通の印象。3歳時同じ舞台のクロッカスSを制した実績があったとはいえ、前走11番人気で準オープンを勝ったばかりでしたし、この好走は驚きました。

インプレスウィナー
父フサイチコンコルド 母ケリーズビューティ(母の父ブライアンズタイム)
2007年4月4日生 牡5 美浦・宗像義忠厩舎
20戦4勝(2012年5月12日現在)



なお、1番人気のサンカルロは10着。絶好調に見えた高松宮記念(GI)より気配が落ちていた印象で2年連続で1番人気を裏切ってしまいました。2番人気の昨年の覇者ストロングリターンは4着。相変わらずパドックはうるさかったでしたが、これはいつもの彼のスタイルで、休み明けだったことを考えれば次走に繋がる走りでした。唯一のGIホース・グランプリボスは7着。パドックは相変わらずチャカつき気味。後方からのレースで大外を回ったのでは厳しかったです。

それでは、最後に見事優勝したサダムパテック君を掲載します。


パドックは、まずまず落ち着いて周回していました。


鞍上のウィリアムズ騎手は、テン乗りでしたが流石の豪腕振りで見事サダムパテックを久々の勝利に導きました。西園調教師もレース後のインタビューで「次もウィリアムズ騎手を乗せたい」とコメントしていました。


昨年の皐月賞(GI)2着馬が、ようやく復活してくれました。まだ伸び盛りの4歳馬、本番も頑張ってほしいと思います。久々の重賞勝利、本当におめでとうございました!

サダムパテック
父フジキセキ 母サマーナイトシティ(母の父エリシオ)
2008年3月30日生 牡4 鹿毛 白老・(有)社台コーポレーション白老ファーム生産 栗東・西園正都厩舎生産
13戦4勝(2012年5月13日現在)
(重賞勝利)2012年京王杯SC(GII)、2011年弥生賞(GII)、2010年東京スポーツ杯2歳S(JpnIII)

by Yuuichiro_K | 2012-05-12 23:59 | 12年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 28日
青葉賞は、東京コース得意のフェノーメノが人気に応え初重賞制覇
今日、東京競馬場では日本ダービー(GI)の出走権を賭けた注目の一戦、ダービートライアル・青葉賞(GII)が行われました。
レースは、蛯名正義騎手騎乗の1番人気フェノーメノが、中団追走から直線外を鋭く伸びて、10番人気エタンダールに2 1/2馬身差をつけて快勝しました。

☆青葉賞結果(事前予想なし)
1着 フェノーメノ   (蛯 名)2'25'7(良)
2着 エタンダール   (松 岡)2 1/2
3着 ステラウインド  (北村宏)1 1/4
4着 ヤマニンファラオ (藤 田)1 1/4
5着 タムロトップステイ(北村友)3/4

今年の青葉賞は、前走弥生賞(GII)で2番人気に推されるも脚を余して不完全燃焼の6着に敗れていたフェノーメノが、1番人気に推され、期待どおり前走の鬱憤を晴らす鮮やかな末脚を繰り出して完勝、堂々ダービー候補に名乗りを挙げました。

パドックは、昨年暮れのホープフルS以来、久々に見ましたが、当時と比べてパドックで迫力を感じました。2人引きで気合をじわっと秘めながら、しっかり落ち着いて周回しており、大変良く見えました。レースは、スタートであまり行き脚がつきませんでしたが、道中は中団の内でじっくり脚をためると、直線外に持ち出してからはメンバー中最速の上がり34.1秒の末脚を繰り出し、一気に突き抜ける大変強い競馬を見せてくれました。
なお、勝ち時計は、レース史上4番目に早い好タイム。また、これで東京コースは3戦3勝となり、同舞台で行われる本番の日本ダービーが本当に楽しみになりました。

2着は、10番人気の伏兵エタンダールが健闘。パドックは、特に目立つところはなかったのですが、落ち着いて周回していました。レースは、先行策から直線半ばで先頭に立つ積極的な走りを見せ、勝ち馬には一気に交わされたものの、最後までしぶとく伸びて、見事ダービー出走権を確保しました。

エタンダール
父ディープインパクト 母ミスペンバリー(母の父Montjeu)
2009年2月24日生 牡3 栗東・藤原英昭厩舎
7戦2勝(2012年4月28日現在)



3着は、これまた13番人気の伏兵・ステラウインドが低評価を覆し、好走しました。パドックはメンバー中、一番煩かったので、この激走は正直驚きました。気合を表に出すタイプのようです。なお、ゼンノロブロイの仔は、2400~2600m戦で強い傾向があります。

ステラウインド
父ゼンノロブロイ 母ビーウインド(母の父スピニングワールド)
2009年3月1日生 牡3 美浦・尾関知人厩舎
5戦1勝(2011年4月30日現在)



それでは、最後に見事優勝したフェノーメノ君を掲載します。


パドックは、2人引きでちょっとつる首にする場面もありましたが、落ち着いて力強く周回しており、今日のメンバーの中では1頭抜けて大変良く見えました。


鞍上の蛯名正義騎手は、先週のフローラS(GII)に続き2週連続の重賞制覇を飾りました。また、レース後のインタビューで「少し行きたがるところがあったが、それでもこれだけ走るのですから大したもの。大きな馬でトビが大きく、追っていいタイプの馬で広いコースが合っており、ダービーも楽しみです。」とコメントしていました。


皐月賞馬ゴールドシップに続き、またしてもステイゴールド産駒からクラシック候補が誕生しました。本番は関東のエース格として頑張ってほしいと思います。今日は初重賞制覇おめでとうございました!

フェノーメノ
父ステイゴールド 母ディラローシェ(母の父Danehill)
2009年4月20日生 牡3 青鹿毛 平取・追分ファーム生産 美浦・戸田博文厩舎
5戦3勝(2012年4月28日現在)
(重賞勝利)2012年青葉賞(GII)

by Yuuichiro_K | 2012-04-28 22:23 | 12年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2012年 04月 22日
フローラSはミッドサマーフェアが人気に応え完勝、いざオークスへ!
今日は、メインレース直前に降りだしたあいにくの雨の中、東京競馬場でオークストライアル・フローラS(GII、3歳牝・芝2000m)が行われました。
レースは、蛯名正義騎手騎乗の1番人気ミッドサマーフェアが中団追走から直線鋭く伸びて、2番人気アイスフォーリスに2 1/2馬身差をつけて快勝しました。

☆フローラS結果
1着◎ミッドサマーフェア(蛯 名)2'02'0(良)
2着▲アイスフォーリス (松 岡)2 1/2
3着 ダイワデッセー  (武士沢)3/4
4着 ターフデライト  (中 谷)1/2
5着 セコンドピアット (石橋脩)ハナ

今年のフローラS(GII)は、前走君子蘭賞を圧勝したミッドサマーフェアが人気を集めましたが、期待どおりの強い競馬で今日も完勝。オークス候補に名乗りを挙げました。パドックは、以前はうるさいタイプでしたが、今日は落ち着いており、良く見えました。レースは、ヘレナモルフォが1000m通過62.1秒とスローペースで逃げ、2番手追走のダイワデッセー、3番手追走のアイスフォーリスがそのまま上位に入線する前残りの展開となりましたが、中団できっちり折り合ってレースを進めると、直線でメンバー中最速の上がり33.4秒の末脚を繰り出して、あっさり前を捕らえました。このメンバーでは実力が1枚も2枚も抜けていた印象です。

2着は、2番人気のアイスフォーリス。芦毛のステイゴールド産駒ということで、先週の皐月賞を制したゴールドシップを彷彿させるキャラでしたが、人気どおりきっちり連対を確保しました。パドックはやや前肢の出が足りない感じを受けましたが、これはいつものこと。落ち着いて周回していましたし、力を出せる状態だったと思います。ただ、勝ち馬とは切れ味でかなりの差を見せつけられました。

アイスフォーリス
父ステイゴールド 母リリウム(母の父クロフネ)
2009年1月17日生 牝3 美浦・相沢郁厩舎
7戦1勝(2012年4月22日現在)



3着は最低18番人気のダイワデッセーが大健闘しました。パドックはチャカつき気味でしたが、気合を表に出すタイプのようです。今日は2番手追走の積極的なレース運びでしたがこれが大正解。スローペースに上手く乗じて最後まで良く粘り込みました。

ダイワデッセー
父スペシャルウィーク 母ダイワエンジェル(母の父タイキシャトル)
2009年3月14日生 牝3 栗東・松田国英厩舎
5戦1勝(2012年4月22日現在)



今日のレースは、とにかく勝ち馬の強さばかりが目立った一戦でした。彼女なら桜花賞組とも良い勝負をしてくれそうな予感がします。
それでは、最後に見事優勝したミッドサマーフェアちゃんを掲載します。



パドックは、まずまず落ち着いて周回していました。以前よりうるさくなくなり、気性の成長を感じました。


鞍上の蛯名正義騎手は今週落馬負傷から復帰したばかりでしたが、昨日に続くメインレース制覇、土日で5勝と早速大活躍、本当にお見事でした。


父タニノギムレット(GI7勝馬ウオッカの父)、母の父Kingmambo(エルコンドルパサー、キングカメハメハの父)という配合は、大舞台を狙える魅力的な血統だと思います。本番は関東のエースとして頑張ってくれそうです。今日は初重賞制覇本当におめでとうございました!

ミッドサマーフェア
父タニノギムレット 母ストロベリーフェア(母の父Kingmambo)
2009年2月23日生 牝3 青鹿毛 日高・ダーレー・ジャパン・ファーム(有)生産 美浦・小島太厩舎
8戦3勝(2012年4月22日現在)
(重賞勝利)2012年フローラS(GII)

by Yuuichiro_K | 2012-04-22 23:16 | 12年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2012年 02月 18日
ダイヤモンドS(GIII)は、単勝190倍のケイアイドウソジンが逃げ切り大金星の初重賞制覇
今日、東京競馬場では冬の名物マラソンレース・ダイヤモンドS(GIII・ハンデ、芝3400m)が行われました。
レースは、吉田豊騎手騎乗の15番人気ケイアイドウソジンが、スタートから積極的にハナを奪って逃げると、そのまま後続の追撃を振り切って1番人気ギュスターヴクライに1/2馬身差をつけて快勝しました。



☆ダイヤモンドS結果
1着 ケイアイドウソジン(吉田豊)3'36'8(良)
2着◎ギュスターヴクライ(蛯 名)1/2
3着○スマートロビン  (安藤勝)1 1/2
4着 ヤングアットハート(後 藤)1 3/4
5着 ピエナファンタスト(木 幡)クビ

昨年4月のメトロポリタンS(OP)優勝後、5戦連続2桁着順の敗戦が続いていた単勝190倍の超人気薄・ケイアイドウソジンが、積極的なレースで鮮やかに逃げ切り、嬉しい重賞初制覇を飾りました。今日の勝因は、思い切って離して逃げたことにつきますが、1000m通過1分3秒5、2000m通過2分11秒4と超スローペースの楽な逃げだったことで、ラスト5ハロンを12.2-11.4-11.2-11.5-12.5の58.8秒で乗り切って、後続の追い上げを封じ込めました。思えば昨年の目黒記念(GII)では3番人気に推されたこともあった馬でしたが、近走の不振から流石に買うのは難しかったですね。

2着は、2連勝中の上がり馬で1番人気に推されたギュスターヴクライ。後方6番手からメンバー中最速の上がり34.4秒の末脚でよく追い込んできました。中1週の厳しいローテーションでしたが、パドックは前走と変わらず落ち着いて良い雰囲気で周回していました。ハーツクライ産駒らしく長距離戦で安定して息の長い末脚を繰り出しますね。昨年の青葉賞(GII)以来の重賞挑戦でしたが、クラスの壁を感じさせない力強い競馬を見せてくれました。これなら、これまで活躍馬に恵まれなかった母ファビラスラフィンに初重賞制覇をプレゼントするのも時間の問題でしょう。

ギュスターヴクライ
父ハーツクライ 母ファビラスラフィン(母の父Fabulous Dancer)
2008年3月21日生 牡4 栗東・荒川義之厩舎
15戦4勝(2012年2月18日現在)



3着は、2着馬と同じ4歳の2番人気スマートロビン。パドックは2人引きでも落ち着いて周回していましたが、とにかく馬体の迫力が目に付き、マイナス12キロでも大変良く見えました。レースは、逃げたケイアイドウソジンから少し離れた2番手を楽な手ごたえで追走していましたが、逃げたケイアイドウソジンを捕まえることはできず、逆にギュスターヴクライに差されてしまいました。ただ、馬っぷりの良さから今後も注目したい馬です。

スマートロビン
父ディープインパクト 母キーブギー(母の父Lyphard)
2008年3月5日生 牡4 栗東・松田国英厩舎
12戦4勝(2012年2月18日現在)



なお、3番人気のオウケンブルースリは、落ち着いて周回していましたが、往年の力はもうなく14着。天皇賞馬マイネルキッツも見せ場なく10着といいところなく敗れました。共にもう大舞台での活躍は残念ながら厳しそうです。

それでは、最後に見事優勝したケイアイドウソジン君を掲載します。


パドックは、比較的気合を表に出して元気一杯に周回していました。


鞍上の吉田豊騎手は、レース後のインタビューで「行く馬がいなかったので逃げる形になりました。3コーナー過ぎから追い上げてこられたが、また伸びてくれましたし、まだ余裕を感じました。でも、直線が長いのでどうかと思いましたが、最後までよくがんばってくれました。」とコメント。本当に上手く逃げましたね、好騎乗でした。


それにしても競馬は何があるか分からないですねえ。3頭のGIホースや人気の4歳馬を振り切っての初重賞制覇、本当におめでとうございました!

ケイアイドウソジン
父キングカメハメハ 母ブリーダーズフライト(母の父Cutlass)
2006年4月12日生 牡6 鹿毛 新冠・村田牧場生産 美浦・田村康仁厩舎
28戦8勝(2012年2月18日現在)
(重賞勝利)2012年ダイヤモンドS(GIII)

by Yuuichiro_K | 2012-02-18 21:11 | 12年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback(1) | Comments(2)
2012年 02月 12日
共同通信杯は、ゴールドシップが圧倒的人気のディープブリランテを破り初重賞制覇
今日、東京競馬場では素晴らしい好天の下、クラシックの登竜門・共同通信杯(GIII・3歳・芝1800m)が行われました。レースは、内田博幸騎手騎乗の2番人気ゴールドシップが、好位追走から直線力強く伸び、逃げ切りを狙った圧倒的1番人気のディープブリランテに1 3/4馬身差をつけて快勝しました。

☆共同通信杯結果
1着◎ゴールドシップ  (内田博)1'48'3(良)
2着○ディープブリランテ(岩 田)1 3/4
3着▲スピルバーグ   (北村宏)ハナ
4着△ストローハット  (クウィリー )1/2
5着 コスモオオゾラ  (柴田大)1 1/4

今年の共同通信杯は、デビューから圧勝続きの2戦2勝のディープインパクト産駒・ディープブリランテが圧倒的な支持を集めていましたが、勝ったのは鋭い決め手を持ちながら出遅れ癖があり、重賞で2着惜敗が続いていた2番人気のゴールドシップでした。今日のパドックは、気性の激しいタイプの多いステイゴールド産駒にしては落ち着き十分、力強い歩様が目に付き、大変良く見えました。レースは、初めて出遅れることなくスタートを決めると、鞍上の内田騎手は手綱をしごいて逃げたディープブリランテの直後の好位置につけて、ぴったりこれをマーク。直線は内田騎手の激しいアクションに応えて、逃げ切りを狙うディープブリランテを一気に交わして完勝となりました。初めて先行しましたが、しっかり上がり3ハロン33.3秒の鋭い決め手を繰り出したのは本当に見事。血統的にもクラシックが楽しみになる大変強い勝ち方を見せてくれました。


2着は単勝1.4倍と圧倒的人気を集めたディーブブリランテ。今日のパドックは、前走東京スポーツ杯2歳Sの時と比べると馬体に余裕が感じられ、プラス12キロということでしたが、やはり太く見えました。また、落ち着きを欠く仕草もあり、今日はちょっと危ないぞと感じさせるデキでした。レースは、スタートから先頭に立って逃げたものの、折り合いを欠く場面があり、1000m通過62.6秒と楽なペースで逃げながら、最後まで粘ることができませんでした。明らかに万全の調子ではなかったので、巻き返すチャンスはあると思いますが、大物という評価もあっただけに残念な結果となってしまいました。

ディープブリランテ
父ディープインパクト 母ラヴアンドバブルズ(母の父Loup Sauvage)
2009年5月8日生 牡3 栗東・矢作芳人厩舎
3戦2勝(2012年2月12日現在)



3着は、中団からメンバー中最速の上がり33.2秒で外から伸びた3番人気のスピルバーグ。パドックは多少小走りする場面もありましたが、好馬体が目に付き、なかなか良い雰囲気で周回していました。レース後のインタビューで北村宏騎手は、「内の馬に張られて、前の馬と内外離された」とコメントしていましたが、2着とはハナ差だっただけに痛いロスでしたね。わずかの差でクラシック出走に向けて賞金を加算できなかったのは残念でした。

スピルバーグ
父ディープインパクト 母プリンセスオリビア(母の父Lycius)
2009年5月12日生 牡3 美浦・藤沢和雄厩舎
3戦1勝(2012年2月12日現在)



それでは最後に見事優勝したゴールドシップ君を掲載します。


パドックは、人気を二分したディープブリランテよりも落ち着きがあり、1番良く見えました。


鞍上の内田博幸騎手は、大怪我による長期休養から今月復帰したばかりですが、完全復活を強烈にアピールする嬉しい約1年1ヶ月振りの重賞制覇を飾りました。また、レース後のインタビューで「ゲートが難しい馬だがスローになるのはわかっていたので、本命馬をマークできる位置に行きたかった。直線モタモタするので早めに仕掛けたが、追えば追うほど伸びる感じで、並べば交わせると思いました。」とコメント。思ったとおりの好騎乗で惜敗続きのゴールドシップを見事初重賞制覇に導きました。


父ステイゴールド、母の父メジロマックイーンという血統は三冠馬オルフェーヴルと同じ。本番のクラシックの活躍が本当に楽しみになりました。また、須貝尚介厩舎は開業5年目で待望の初重賞制覇となりました。人馬とも本当におめでとうございました!

ゴールドシップ
父ステイゴールド 母ポイントフラッグ(母の父メジロマックイーン)
2009年3月6日生 牡3 芦毛 日高・出口牧場生産 栗東・須貝尚介厩舎
5戦3勝(2012年2月12日現在)
(重賞勝利)2012年共同通信杯(GIII)

by Yuuichiro_K | 2012-02-12 23:01 | 12年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2012年 02月 11日
クイーンCは、またもディープインパクトの仔、ヴィルシーナが制す
今日、東京競馬場では、3歳牝馬のクラシックの登竜門・クイーンC(GIII・芝1600m)が行われました。
レースは、岩田康誠騎手騎乗の2番人気ヴィルシーナが、2番手追走から直線早めに抜け出し、中団から伸びた1番人気イチオクノホシに1 3/4馬身差をつけて快勝しました。

☆クイーンC結果
1着 ヴィルシーナ   (岩 田)1'36'6(良)
2着◎イチオクノホシ  (蛯 名)1 3/4
3着 エクセラントカーヴ(石橋脩)1 3/4
4着 プレノタート   (後 藤)1 3/4
5着 エミーズパラダイス(戸 崎)アタマ

今年のクイーンCは、阪神JF(JpnI)で4着に好走したイチオクノホシ、牡馬相手のエリカ賞(500万下)を快勝したヴィルシーナ、フェアリーS(GIII)1番人気4着のオメガハートランドなど素質馬が多数出走し混戦が予想されましたが、勝ったのは、またしても今春の3歳重賞を席巻しているディープインパクトの産駒・ヴィルシーナでした。

予想では初のマイル戦と遠征競馬に不安があると見て無印にしていましたが、パドックは落ち着き十分、予定していなかった馬券を追加で購入してしまうほど大変良く見えました。レースは、1000m通過62.7秒と超スローペースで逃げたアラフネの直後を楽な手ごたえで追走すると、直線では上がり33.6秒の末脚を繰り出して、後続の追い上げを危なげなく退けての完勝となりました。それにしても今年のクラシック戦線におけるディープインパクト産駒の活躍は目を見張るものがあります。これで昨年の東京スポーツ杯2歳S(ディープブリランテ)から3歳重賞出走機会7連勝となりました。

2着は、1番人気のイチオクノホシが中団追走から上がり33.5秒の末脚を繰り出したものの、早めに抜け出した勝ち馬に及びませんでした。パドックは気合を表に出し、ちょっとチャカつく仕草を見せていましたが、力は出せたと思います。レース後の蛯名騎手のインタビューでは1戦ごとに成長しているとのことですし、数少ない関東期待の星としてクラシックで頑張ってもらいたいと思います。

イチオクノホシ
父ゼンノロブロイ 母レディイン(母の父Kendor)
2009年4月2日生 牝3 美浦・矢野英一厩舎
4戦2勝(2012年2月11日現在)



3着は、キャリア1戦の6番人気エクセラントカーヴが健闘。パドックは、首をグッと下げて気合十分で周回していました。レースは2着のイチオクノホシとほぼ同じ位置から上がり33.6秒で良く伸びてきました。2戦目でこれだけ走れば上々でしょう。こちらも今後の活躍が楽しみです。

エクセラントカーヴ
父ダイワメジャー 母インディアナカーヴ(母の父A.P.Indy)
2009年4月20日生 牝3 美浦・堀宣行厩舎
2戦1勝(2012年2月11日現在)



それでは、最後に見事優勝したヴィルシーナちゃんを掲載します。


パドックは落ち着き十分、伸びやかで力強い歩様を見せていて、大変良く見えました。
 

鞍上の岩田騎手はレース後のインタビューで、「本当に乗りやすく調教でもレースでも素直。ハミを抜いて折り合いもついて賢い馬。この後、すごく成長すると思います。」と語っていました。


ヴィルシーナの馬主は元ベイスターズのハマの大魔神こと佐々木主浩氏。持ち馬の初の重賞制覇ということで、とても嬉しそうでした。


勝ち時計は超スローペースだったこともあり平凡でしたが、阪神JF(JpnI)4着馬に完勝したことで、彼女もまたクラシックの有力候補の1頭になったといってよいでしょう。同じディープ産駒のジョワドヴィーヴル、ジェンティルドンナとの対決が楽しみですね。馬名の意味(ロシア語で「頂上」)どおり、頂上目指して頑張ってほしいと思います。初重賞制覇、おめでとうございました!

ヴィルシーナ
父ディープインパクト 母ハルーワスウィート(母の父Machiavellian)
2009年3月5日生 青毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・友道康夫厩舎
4戦3勝(2012年2月11日現在)

by Yuuichiro_K | 2012-02-11 21:43 | 12年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2012年 02月 05日
東京新聞杯は、ガルボが約2年ぶりの勝利で重賞2勝目を飾る
今日、東京競馬場では、今年のマイル路線を占う好メンバーが揃った東京新聞杯(GIII、4歳上・芝1600m)が行われました。
レースは、石橋脩騎手騎乗の8番人気ガルボが、3番手追走から直線逃げ粘る4番人気のコスモセンサーをゴール直前クビ差捕らえて優勝しました。

☆東京新聞杯結果
1着 ガルボ      (石橋脩)1'32'7(良)
2着△コスモセンサー  (蛯 名)クビ
3着 ヒットジャポット (後 藤)2 1/2
4着▲フミノイマージン (太 宰)クビ
5着◎ダノンシャーク  (内田博)クビ

今年の東京新聞杯は、1月に行われた京都金杯(GIII)とニューイヤーS(OP)の上位馬が顔を揃え、人気はかなり割れて混戦が予想されましたが、結果は、前走ニューイヤーSで上位を争った2頭(コスモセンサーとガルボ)の一騎打ちとなり、勝ったのは短距離路線で勝てないまでも堅実なレースを続けてきた5歳馬・ガルボでした。レースは好スタートを切ると、逃げたコスモセンサーから少し離れた3番手を追走。直線は逃げ粘るコスモセンサーをただ1頭追い詰め、前走ニューイヤーSでは小回りの中山コースで逃げ切りを許したコスモセンサーを長い直線を生かしてゴール直前できっちり差し切りました。積極的かつコースロスのないレース運びをした石橋脩騎手の好騎乗が光りました。

2着は、ニューイヤーSの覇者コスモセンサー。パドックは落ち着き十分、なかなか良く見せていました。レースは、好スタートから積極的にハナを奪って1000m通過56.9秒とやや早いペースで後続を離して逃げながら直線を向いても手ごたえは十分、そのまま逃げ切る勢いでしたが惜しくも最後捕まってしまいました。レース後の蛯名騎手のインタビューでは前に馬を置いての競馬が理想で、逃げたのは不本意だったようですが、それでも良く粘っていましたし、強い内容だった思います。

コスモセンサー
父キングカメハメハ 母ケイアイバラード(母の父リヴリア)
2007年3月14日生 牡5 栗東・西園正都厩舎
25戦6勝(2012年2月5日現在)


3着は、前走ニューイヤーS(OP)3着の7番人気ヒットジャポットが健闘。この馬もパドックは落ち着いて良い雰囲気で周回しており、力を出せる状態だったと思いますが、前走同様上位2頭には及びませんでした。ただ、格上の重賞勝ち馬相手には先着しましたし、重賞でもやれる目処は立ちましたね。

ヒットジャポット
父フジキセキ 母タイキトゥインクル(母の父リアルシャダイ)
2007年3月31日生 牡5 栗東・領家政蔵厩舎
18戦5勝(2012年2月5日現在)


なお、1番人気のダノンシャークは、パドックでやや煩いところがありましたが、またしてもスタートで大きく出遅れ、直線良く伸びたものの5着まで。2番人気フレールジャックは、相変わらずパドックでチャカつき気味(それでもラジオNIKKEI賞の時よりはマシになっていたのですが)。レースは道中行きたがって末脚不発で7着。3番人気サダムパテックは、パドックの気配は悪くなかったのですが、やはり道中行きたがり13着と大敗。京都金杯の覇者・5番人気マイネルラクリマも中団侭8着と上位人気馬は、コスモセンサー以外いいところがなかったのは残念でした。

終わってみれば、前走ニューイヤーS組が上位を占めました。また、5歳馬の奮闘と4歳馬の不甲斐なさが目立った一戦でしたね。
それでは、最後に見事優勝したガルボ君を掲載します。


パドックは、首をぐっと下げる仕草で気合を表に出しながら元気一杯に周回していました。


鞍上の石橋脩騎手はインタビューで「直線に向いて、前にいたコスモセンサーが強いというのは自分も乗ったことがあって分かっていたので、この馬を交わせばというレースをしました。」とコメント。また、ガルボは去年の秋より状態が良く力をつけていると語っていました。


2010年1月のシンザン記念(GIII)以来、約2年1ヶ月振りの勝利は、嬉しい2つ目の重賞制覇となりました。久々の勝利本当におめでとうございました!


ガルボ
父マンハッタンカフェ 母ヤマトダマシイ(母の父ジェネラス)
2007年5月5日生 牡5 青毛 様似・高村伸一生産 美浦・清水英克厩舎
22戦3勝(2012年2月5日現在)
(重賞勝利)2012年東京新聞杯(GIII)、2010年シンザン記念(GIII)

by Yuuichiro_K | 2012-02-05 22:07 | 12年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2012年 01月 29日
鮮やかな最後方からの大外一気!根岸Sはシルクフォーチュンが豪快に差し切り重賞2勝目
今日、東京競馬場ではフェブラリーS(GI)の前哨戦・根岸S(GIII、4歳上・ダート1400m)が行われました。レースは、藤岡康太騎手騎乗の4番人気のシルクフォーチュンが、最後方追走から直線大外を豪快に伸び、3番手から伸びた9番人気トウショウカズンに1 1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆根岸S結果
1着△シルクフォーチュン(藤岡康)1'23'5(良)
2着△トウショウカズン (田 辺)1 1/2
3着 テスタマッタ   (岩 田)ハナ
4着◎タイセイレジェンド(内田博)クビ
5着○ダノンカモン   (福 永)クビ

昨年のプロキオンS(GIII)で見せた強烈な末脚が印象深いシルクフォーチュンが、今日はその再現とばかりにプロキオンSと全く同じ上がり34.9秒の末脚で最後方から大外一気に豪快に追い込んで快勝、見事重賞2勝目を飾りました。パドックは首をつる首にして、ややうるさい感じに見えましたが、気合を表に出して状態は悪くなかったようです。昨年の秋の南部杯(JpnI)でもトランセンド相手に差のない3着に追い込んでいましたし、この内容なら次走のフェブラリーSも楽しみです。

2着は、3番手追走から内を突いて伸びた9番人気のトウショウカズンが健闘しました。パドックは落ち着いて外々を大きく周回しており、状態は良かったと思います。レースは、直線逃げ粘るタイセイレジェントと併せ馬の形で伸びて、勝ち馬には一気に交わされたものの、しぶとく2着を確保しました。前残りの展開が向いたとはいえ、初の重賞挑戦で良く頑張ったと思います。

トウショウカズン
父クロフネ 母バージントウショウ(母の父フジキセキ)
2007年2月15日生 牡5 栗東・領家政蔵厩舎
16戦6勝(2012年1月29日現在)


3着は、後方3番手からレースを進めた5番人気テスタマッタが勝ち馬に次ぐ上がり35.3秒の末脚で追い込んできました。パドックは、東京大賞典(JpnI)同様、気合を表に出して周回していました。レースは岩田騎手が抑えるのに苦労する場面もありましたが、直線末脚は切れました。彼は2000mのJpnIホースですが、1400mから1600mのレースの方が安定して走りますね。

テスタマッタ
父Tapit 母Difficult(母の父Concern)
2006年3月19日生 牡6 栗東・村山明厩舎
17戦4勝(2012年1月29日現在)


なお、1番人気のダノンカモンは、いつもどおりチャカついて落ち着きのないパドック。ただ、昨年見た南部杯や武蔵野Sの時より集中力がない感じで、馬券を買う気にはなれませんでした。はたしてレースは中団から一息伸び切れず5着と人気を裏切ってしまいました。2番人気のヒラボクワイルドは12着。パドックは、ダノンカモンほどではなかったですが、落ち着きがなく、あまり良く見えませんでした。昨年の覇者・3番人気のセイクリムズンは、上位からやや離された6着。パドックは落ち着いて周回していましたが、昨年ほどぴりっとした感じはなかったです。もしかするとピークは過ぎたのかもしれません。

それでは最後に見事優勝したシルクフォーチュンを掲載します。


パドックはつる首になる場面が目立ち、気合を表に出して周回していました。いつもよりやや煩い感じに見えましたが、問題ありませんでしたね。


鞍上の藤岡康太騎手は、レース後のインタビューで「道中は自分から走る気を見せていたので、直線でいい脚を使ってくれると思っていました。次(フェブラリーS)も面白いレースになると思います」と語っていました。


最後方からの大外一気は本当に鮮やかでした!次走のフェブラリーSは、逃げるトランセンド相手にどこまで追い込めるか楽しみです。重賞2勝目おめでとうございました!


シルクフォーチュン
父ゴールドアリュール 母シルクエスペランサ(母の父Alwuhush)
2006年2月14日生 牡6 鹿毛 新冠・中地義次生産 栗東・藤沢則雄厩舎
25戦7勝(2012年1月29日現在)
(重賞勝利)2012年根岸S(GIII)、2011年プロキオンS(GIII)

by Yuuichiro_K | 2012-01-29 21:55 | 12年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)