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カテゴリ:レース回顧( 522 )


2018年 01月 08日

シンザン記念は、アーモンドアイが大外一気に差し切り、ロードカナロア産駒重賞初制覇

今日、京都競馬場では、3歳マイル重賞・シンザン記念(GIII・芝1600m)が行われました。
レースは、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気アーモンドアイが後方2番手追走から直線大外鋭く伸び、2番手から早めに抜け出した7番人気ツヅミモンに1 3/4馬身差をつけてクビ差交わして優勝しました。

☆シンザン記念結果
1着 アーモンドアイ  (戸 崎) 1'37'1(稍重)
2着 ツヅミモン    (秋 山) 1 3/4
3着○カシアス     (浜 中) クビ
4着◎ファストアプローチ(M.デムーロ)2 1/2
5着 カフジバンガード (藤岡康) 1/2

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 スターリーステージ B
  普通、体細く見える
2 ファストアプローチ B+
  落ち着いて力強い動き
3 アーモンドアイ   B+
  落ち着いて踏み込み力強い
4 ベルガド      B
  普通
5 マイネルエメ    C
  落ち着きなし
6 ブランモンストル  B
  普通
7 ツヅミモン     B
  普通
8 プリュス      B
  普通
9 カフジバンガード  B+
  落ち着いて動き良し
10 ヒシコスマー    B
  普通
11 カシアス      B
  普通

今年のシンザン記念はあいにくの雨となり、稍重馬場発表とはいえ、時計のかかるコンディションとなりました。人気は、前走未勝利戦を圧勝した関東牝馬アーモンドアイが単勝2.9倍の1番人気。札幌2歳S(GIII)2着のファストアプローチが単勝3.1倍の2番人気。東京スポーツ杯2歳S(GIII)4着&前走こうやまき賞(500万下)勝ちのカフジバンガードが単勝6.6倍の3番人気。函館2歳S優勝馬カシアスが単勝7.5倍の4番人気。この4頭が単勝10倍以下の人気を集めましたが、断然の末脚を繰り出して勝ったのは1番人気に推されたアーモンドアイでした。

アーモンドアイのパドックは、落ち着いて踏み込みも力強く、なかなか良く見えました。レースはスタートで出遅れて後方2番手からの競馬となりましたが、直線大外に持ち出すと、メンバー中最速の上がり34.4秒の末脚を爆発させて、先行して抜け出したツヅミモンとカシアスを並ぶ間もなく一気に差し切る圧巻の走りを見せてくれました。
なお、彼女の父ロードカナロアは産駒重賞初制覇。血統も母がエリザベス女王杯勝ちのフサイチパンドラという良血馬。牝馬がシンザン記念を勝つのは2012年ジェンティルドンナ以来、関東馬の勝利も2010年ガルボ以来の快挙ということで、今後の活躍が本当に楽しみです。また、鞍上の戸崎圭太騎手は中山金杯、フェアリーS、シンザン記念と破竹の重賞3連勝、これまたお見事でした。

アーモンドアイの強さばかりが目立ったレースでしたが、7番人気2着のツヅミモンもキャリア1戦ながら、2番手追走からしぶとく粘り、逃げた函館2歳S馬カシアスに競り勝ったのは立派でした。

アーモンドアイ
父ロードカナロア 母フサイチパンドラ(母の父サンデーサイレンス)
2015年3月10日生 牝3 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 美浦・国枝栄厩舎
3戦2勝(2018年1月8日現在)
(重賞勝利)2018年シンザン記念(GIII)

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by Yuuichiro_K | 2018-01-08 17:14 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2018年 01月 06日

中山金杯は、セダブリタンテスが人気に応え重賞2勝目を飾る

今日、中山競馬場では、中央競馬今年最初の重賞・中山金杯(GIII、ハンデ・芝2000m)が行われました。
レースは、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気セダブリランテスが好位追走から直線力強く伸び、3番手から内を突いて伸びた2番人気ウインブライトをクビ差交わして優勝しました。

☆中山金杯結果
1着△セダブリランテス (戸 崎)1'59'8(良)
2着◎ウインブライト  (松 岡)クビ
3着△ストレンジクォーク(柴 山)クビ
4着○ブラックバゴ   (岩 田)クビ
5着▲ダイワキャグニー (横山典)1

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ウインブライト   B
  2人引き、普通、時折小走り
2 レアリスタ     B+
  落ち着いて力強い動き
3 トーセンマタコイヤ B
  2人引き、落ち着きないがいつものこと
4 アウトライアーズ  B+
  落ち着いて力強い動き
5 デニムアンドルビー B+
  落ち着いて伸びやかな動き
6 セダブリランテス  B+
  落ち着いて力強い動き
7 ブラックバゴ    B
  普通
8 パリカラノテガミ  B
  普通
9 ダイワキャグニー  C
  2人引き、落ち着きなし
10 タイセイサミット  B+
  落ち着いて伸びやかな動き
11 ストレンジクォーク B
  普通
12 フェルメッツァ   B
  普通
13 ジョルジュサンク  B
  普通
14 マイネルミラノ   B
  普通
15 ショウナンマルシェ B+
  落ち着いて伸びやかな動き
16 ケントオー     B
  普通
17 カデナ       B
  普通

今年の中山金杯(GIII)は、4戦3勝のセダブリランテスが単勝2.5倍の1番人気。10戦4勝のウインブライトと7戦4勝のダイワキャグニーが並んで単勝4.9倍で2番人気。同舞台の京成杯(GIII)2着、ホープフルS3着のブラックバゴが単勝9.3倍の4番人気。この4頭が単勝10倍以下の人気を集めていましたが、勝ったのは1番人気に推された4歳馬セタブリランテスでした。

セタブリランテスのパドックは、上位人気3頭の中では最も落ち着いて周回、動きも上々で良い雰囲気でした。レースは序盤、逃げたトーセンマタコイヤの2番手を追走。3~4コーナーでふらついて4番手に下がる場面もありましたが、直線は力強く伸びて、好位からそつのない競馬で内を突いて伸びたウインブライトをきっちり交わしました。これで5戦4勝と安定した成績はお見事。今後の活躍がますます楽しみです。

2番人気2着のウインブライトは、パドックはやや落ち着きを欠いていましたが、元々気合いを表に出すタイプ。レースは好位からロスのないレース運びをするも2着惜敗。勝ち馬より1キロ重い斤量でクビ差なら勝ち馬と同等の評価をしてもよいでしょう。

なお、2番人気5着のダイワキャグニーは、パドックで落ち着きがなかったのですが、それでも差のない5着。力のあるところは見せました。
他では、後方から鋭く伸びた10番人気3着のストレンジクォークと最後方から大外一気に伸びたブラックバゴの末脚は見所がありました。
ただ、1・2着を占めた4歳馬が今後主役になるのかな、そんな予感を感じさせた今年最初の重賞レースでした。

セダブリランテス(撮影日2017年11月5日・アルゼンチン共和国杯)
父ディープブリランテ 母シルクユニバーサル(母の父ブライアンズタイム)
2014年1月12日生 牡4 鹿毛 白老・(有)社台コーポレーション白老ファーム生産 美浦・手塚貴久厩舎
5戦4勝(2018年1月6日現在)
(重賞勝利)2018年中山金杯(GIII)、2017年ラジオNIKKEI賞(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2018-01-06 22:32 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2017年 12月 17日

朝日杯FSはダノンプレミアムが無傷の3連勝&レースレコードでGI初制覇

今日、阪神競馬場で行われた2歳マイル王決定戦・朝日杯フューチュリティS(GI、芝1600m)は、川田将雅騎手騎乗の1番人気ダノンプレミアムが好位追走から直線早めに抜け出すと後続を一気に突き放し、後方から追い込んだ3番人気ステルヴィオに3 1/2馬身差をつけ、レースレコードで圧勝しました。

☆朝日杯フューチュリティS結果
1着◎ダノンプレミアム (川 田) 1'33'3(良)レースレコード
2着△ステルヴィオ   (C.デムーロ)1 1/4
3着○タワーオブロンドン(C.ルメール) クビ
4着△ケイアイノーテック( 幸 ) ハナ
5着▲ダノンスマッシュ (福 永) 3/4

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ダノンプレミアム   B+
  休み明けでも落ち着いて前走サウジアラビアRCと同じような雰囲気
2 フロンティア     B+
  見栄えのする好馬体、動きもよい
3 タワーオブロンドン  B+
  首を振る頻度は京王杯2歳Sより多いが、歩様は相変わらず力強い
4 ライトオンキュー   B
  普通
5 ケイアイノーテック  B+
  落ち着いて力強い動き
6 アサクサゲンキ    B
  普通、時折小走り
7 ヒシコスマー     B
  普通、時折小走り
8 ファストアプローチ  B
  普通
9 ムスコローソ     B
  普通
10 ステルヴィオ     B+
  2人引き、気合いを表に出しながらも動き良し、前走サウジアラビアRCと同じような雰囲気
11 カシアス       B+
  2人引き、落ち着いて動き良し、前走京王杯2歳Sと同じような雰囲気
12 ダノンスマッシュ   B+
  2人引き、落ち着いて力強い動き
13 アイアンクロー    C
  落ち着きなし
14 ダブルシャーク    B
  普通
15 ケイティクレバー   B
  普通、時折小走り
16 イシマツ       C
  落ち着きなし

今年の朝日杯フューチュリティSは、前走サウジアラビアRC(GIII)を2歳コースレコードで勝ったデビュー2連勝中のダノンプレミアムが単勝2.3倍で1番人気。京王杯2歳S(GII)を完勝したタワーオブロンドンが単勝3.9倍で2番人気。サウジアラビアRCで勝ち馬を上回る末脚で2着したステルヴィオが単勝5.3倍で3番人気。もみじS(OP)を3馬身差で圧勝したダノンスマッシュが単勝8.7倍で4番人気。この4頭のみが10倍を切る人気を集め、5番人気以下は単勝26倍以上とオッズ的には4強対決となっていましたが、レースはやはり上位人気馬同士の争いとなりました。しかし、1枚も2枚も上の力を見せつけて勝ったのは1番人気のダノンプレミアムでした。

ダノンプレミアムのパドックは、休み明けでも落ち着いて周回。前走サウジアラビアRC(GIII)優勝時と同じような雰囲気に見えました。レースはケイティクレバーが1000m通過59.3秒と平均ペースで逃げる展開となりましたが、ダノンプレミアムは前半やや行きたがって引っかかる場面がありました。それでも好位3・4番手で上手くなだめて直線に向くと、メンバー中最速の上がり33.6秒の末脚を繰り出し、サウジアラビアRC同様、直線あっという間に先頭に立って後続を置き去りにする圧巻の走りで完勝となりました。なお、勝ち時計は、直前に行われた古馬準オープンの元町Sの勝ち時計を0.5秒も上回る1'33'3の朝日杯FSレースレコードでした。また、中内田充正厩舎は開業4年目で嬉しい初GI制覇となりました。この内容ならホープフルS(GI)の結果を待たずして最優秀2歳牡馬は間違いないでしょう。底を見せないまま来年のクラシックに向かうことになり、来年の活躍が本当に楽しみです。無傷の3連勝でGI初制覇、本当におめでとうございました!

2着は3番人気のステルヴィオ。パドックは2人引きで気合いを表に出して周回。前走サウジアラビアRC2着好走時と同じような感じでデキは良かったと思います。レースは後方待機策から直線大外鋭く伸び、ゴール直前でタワーオブロンドンをクビ差交わしました。前走同様ダノンプレミアムには完敗も、休み明けをものともせず良く走ったと思います。

3着は2番人気のタワーオブロンドン。パドックは相変わらず見栄えのする好馬体、動きも良く絶好の状態に見えましたが、レースは好位追走から直線内を突くも伸び一息。マイルは少し長かったのかもしれません。いずれにしても、勝ち馬の強さばかりが目立った一戦でした。

ダノンプレミアム(撮影日2017年10月7日・サウジアラビアRC)
父ディープインパクト 母インディアナギャル(母の父Intikhab)
2015年4月3日生 牡2 青鹿毛 新ひだか・ケイアイファーム生産 栗東・中内田充正厩舎
3戦3勝(2017年12月17日現在)
(重賞勝利)2017年朝日杯フューチュリティS(GI)、サウジアラビアRC(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2017-12-17 22:32 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2017年 12月 10日

阪神JFは、オルフェーヴル産駒ラッキーライラックが無傷の3連勝で2歳女王に輝く

今日、阪神競馬場で行われた2歳女王決定戦・阪神ジュベナイルフィリーズ(GI、芝1600m)は、石橋脩騎手騎乗の2番人気ラッキーライラックが、中団追走から直線外鋭く伸び、好位から直線内を突いて伸びた3番人気リリーノーブルに3/4馬身差をつけて優勝しました。

☆阪神ジュベナイルフィリーズ結果
1着◎ラッキーライラック(石 橋) 1'34'3(良)
2着▲リリーノーブル  (川 田) 3/4
3着 マウレア     (戸 崎) 1/2
4着 トーセンブレス  (柴田善) 2 1/2
5着 モルトアレグロ  (吉田隼) 3/4

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 サヤカチャン    B
  落ち着きないが前走と同じ
2 ラテュロス     B
  普通、時折小走り
3 グリエルマ     B
  普通
4 マウレア      B
  普通
5 ラスエモーショネス B
  普通
6 マドモアゼル    B+
  落ち着いて伸びやかな動き
7 リリーノーブル   B+
  落ち着いて力強い動き
8 トーセンブレス   B
  普通、2人引き
9 レグルドール    B
  普通
10 ハイヒール     B
  普通
11 ラッキーライラック B+
  落ち着いて力強い動き、前走アルテミスS優勝時と同じような雰囲気
12 ソシアルクラブ   B
  普通
13 トーセンアンバー  B
  普通
14 ノーブルアース   B
  普通
15 ナディア      B
  普通
16 モルトアレグロ   B+
  落ち着いて動き良し
17 コーディエライト  B
  2人引き、首高く落ち着きないが、前走と同じ
18 ロックディスタウン B+
  2人引き、好馬体目につく

今年の阪神ジュベナイルフィリーズは、今年初年度産駒がデビューした三冠馬オルフェーヴルの仔の2頭、札幌2歳S(GIII)の覇者ロックディスタウンと、アルテミスS(GIII)の覇者ラッキーライラックが人気を集めましたが、両馬の明暗は分かれる結果となり、勝ったのは2番人気のラッキーライラックでした。

ラッキーライラックのパドックは、前走同様、落ち着いて力強い動きを見せ、なかなか良く見えました。レースは、レースはラスエモーショネスが1000m通過59.9秒で逃げ、スローペースとなりましたが、中団追走から直線外に持ち出すと、メンバー中最速の上がり33.7秒の末脚を繰り出して、内から伸びたリリーノーブルを外からきっちり捕らえての快勝となりました。なお、鞍上の石橋脩騎手は2012年天皇賞・春(GI)以来、久しぶりのGI制覇。この時はビートブラックで圧倒的人気のオルフェーヴルを破ったのですが、今度は5年後にオルフェーヴル産駒を初のGI制覇に導くことになるとは、ちょっと不思議な縁を感じました。願わくば来年のクラシックも外国人騎手に乗り変わることなくコンビ継続を強く希望したいです。今日は無傷の3連勝でGI初制覇、本当におめでとうございました!

2着は3番人気のリリーノーブルが好走。パドックは中1週でも疲れを感じさせず、力強い動きを見せていて、好気配でした。中1週の馬は勝てないジンクスこそ覆すことはできませんでしたが、堂々の2着でした。3着は4番人気のマウレア。こちらは2013年桜花賞馬アユサンの全妹という良血馬だけあって、姉が活躍した同じ舞台でこれまでの持ち時計を一気に2.6秒も縮めてみせたのはお見事でした。

なお、1番人気のロックディスタウンは好位追走も直線伸びを欠き9着。パドックは好馬体が目につき雰囲気は良かったと思ったのですが、本馬場に入ってからひどくテンションが高くなってしまい、レースでも引っかかってスムースな走りができませんでした。人気に応えられなかったのは残念でした。

ラッキーライラック(撮影日2017年10月28日・アルテミスS)
父オルフェーヴル 母ライラックスアンドレース(母の父Flower Alley)
2015年4月3日生 牝2 栗毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・松永幹夫厩舎
3戦3勝(2017年12月10日現在)
(重賞勝利)2017年阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)、アルテミスS(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2017-12-10 22:20 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2017年 12月 03日

チャンピオンズCは、ゴールドドリームが大外一気に差し切り、史上3頭目のJRAダートGI春秋連覇達成

今日、中京競馬場で行われた秋のダート王決定戦・チャンピオンズC(GI、3歳上・ダート1800m)は、R.ムーア騎手騎乗の8番人気ゴールドドリームが、後方追走から直線外鋭く伸び、2番手から伸びた1番人気テイエムジンソクをゴール直前で一気に交わし、クビ差をつけて優勝しました。

☆チャンピオンズC結果
1着 ゴールドドリーム (R.ムーア )1'50'1(良)
2着◎テイエムジンソク (古 川)クビ
3着 コパノリッキー  (田 辺)クビ
4着▲ケイティブレイブ (福 永)1 1/4
5着 アウォーディー  (武 豊)1/2

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 コパノリッキー   B+
  落ち着いて力強い動き
2 ケイティブレイブ  B+
  落ち着いて力強い動き
3 ミツバ       B
  普通
4 ノンコノユメ    B
  時折小走り、前走、武蔵野Sの状態をキープ
5 メイショウスミトモ B
  普通
6 モルトベーネ    B
  普通
7 ロンドンタウン   B+
  落ち着いて力強い動き
8 グレンツェント   B+
  落ち着いて力強い動き
9 ゴールドドリーム  B
  時折小走り、気合いを表に出すタイプ
10 キングズガード   C
  落ち着きなし
11 アウォーディー   B+
  昨年より落ち着いて周回
12 カフジテイク    B+
  前走、武蔵野Sの状態をキープ
13 テイエムジンソク  B
  落ち着きないが、気合いを表に出すタイプ
14 サウンドトゥルー  B+
  2人引き、落ち着いて力強い歩様
15 アポロケンタッキー 
  出走取消
16 ローズプリンスダム B
  普通、2人引き、時折小走り

今年のチャンピオンズCは、アポロケンタッキーが出走取消となったものの、それでもダートGI(級)馬6頭が出走。素晴らしいメンバーが揃った一戦になりました。1番人気はGIホースを抑えて、前哨戦のみやこS(GIII)を圧勝したテイエムジンソクが推されましたが、単勝4.8倍とそれほどの支持ではありませんでした。以下、サウンドトゥルー、ケイティブレイブ、アウォーディー、カフジテイクが単勝10倍以下の支持を集め、混戦模様でしたが、勝ったのは今年のフェブラリーS(GI)の覇者ながら、3連敗中で8番人気と評価を落としていたゴールドドリームでした。

ゴールドドリームのパドックはチャカチャカと煩かったですが、気合いを表に出すタイプで、これはいつものこと。レースは、最内から好スタートを切ったコパノリッキーの単騎逃げとなり、1000m通過61.7秒とスローペースになりました。完全に前残りの展開(終わってみれば、2着は3番手追走のテイエムジンソク、3着は逃げ粘ったコパノリッキーでした)となりましたが、ゴールドドリームは後方のインでじっと脚をため、直線でローズプリンスダムとカフジテイクの間を抜けて外に上手く持ち出すと、ただ1頭、逃げ込みを図る前2頭を追ってR.ムーア騎手の豪快なアクションに応え、大外一気に伸びて並ぶ間もなく差し切りました。前年2番人気で12着に大敗した借りを返す、見事なリベンジでした。なお、JRAダートGI同一年連覇は、ウイングアロー、トランセンドに続く史上3頭目の快挙。これで今年のJRA最優秀ダートホースも決まりですね、本当におめでとうございました!

2着は1番人気のテイエムジンソク。パドックは落ち着きがありませんでしたが、前走みやこSと同じような感じで、こちらも勝ち馬同様、気合いを表に出すタイプのようです。レースは行きたがるのを抑えて2番手を追走。直線は二の足を使って粘るコパノリッキーを捕まえるのに苦労しましたが、なんとかゴール直前で捕らえたところを、外から強襲してきた勝ち馬の鬼脚に惜しくも屈しました。

3着のコパノリッキーは、スローペースで逃げて最後まで良く粘りました。2・3着馬は自分の競馬ができて力を出し切ったと思います。逆にサウンドトゥルーを始め、後方待機策をとった馬には厳しい展開となり、全く勝負にならなかったのは残念でした。

ゴールドドリーム(撮影日2017年2月19日・フェブラリーS)
父ゴールドアリュール 母モンヴェール(母の父フレンチデピュティ)
2013年4月19日生 牡4 鹿毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・平田修厩舎
13戦6勝(2017年12月3日現在)
(重賞勝利)2017年チャンピオンズC(GI)、フェブラリーS(GI)、2016年ユニコーンS(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2017-12-03 22:23 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2017年 11月 19日

神懸かるミルコの手綱捌き、マイルCSはペルシアンナイトが17年振りの3歳馬V

今日、京都競馬場で行われた秋のマイル王決定戦・マイルチャンピオンシップ(GI、3歳上・芝1600m)は、M.デムーロ騎手騎乗の4番人気ペルシアンナイトが後方追走から馬群の間をぬって鋭く伸び、先に抜け出した2番人気エアスピネルをゴール直前ハナ差交わして優勝しました。

☆マイルCS結果
1着 ペルシアンナイト (M.デムーロ)1'33'8(稍)
2着◎エアスピネル   (R.ムーア )ハナ
3着 サングレーザー  (福 永) 1/2
4着 レーヌミノル   (和 田) 3/4
5着△イスラボニータ  (C.ルメール) クビ

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ブラックムーン   B
  普通
2 アメリカズカップ  B
  普通
3 ヤングマンパワー  B
  普通
4 サングレーザー   C
  落ち着きなし
5 サトノアラジン   B+
  落ち着いて力強い歩様
6 ダノンメジャー   B
  普通
7 レッドファルクス  B
  普通
8 マルターズアポジー B
  2人引き、いつになく落ち着いて周回
9 レーヌミノル    B
  普通
10 クルーガー     B
  2人引き、普通
11 エアスピネル    B+
  2人引きでも落ち着いて力強い歩様、富士Sと同じような雰囲気
12 イスラボニータ   B+
  まずまず落ち着いて富士Sと同じような雰囲気
13 グランシルク    B
  2人引き、普通
14 ガリバルディ    C
  2人引き、落ち着きなし
15 ムーンクレスト   B
  普通
16 ウインガニオン   C
  2人引き、落ち着きなし
17 ジョーストリクトリ B
  普通
18 ペルシアンナイト  B
  普通

今年のマイルCSは、18頭中14頭が重賞勝ち馬という好メンバーが揃った一戦となりました。人気はメンバー中最多の重賞5勝馬イスラボニータが単勝3.9倍で1番人気。前哨戦の富士S(GIII)を勝つなど、今年マイル重賞2勝のエアスピネルが単勝4.2倍で2番人気。スプリンターズ(GI)2連覇のレッドファルクスが単勝5.0倍で3番人気。今年の皐月賞(GI)2着馬ペルシアンナイトが単勝8.8倍で4番人気。春のマイル王者サトノアラジンが単勝9.1倍で5番人気。この5頭までが単勝10倍以下の人気を集め、混戦模様でしたが、勝ったのは、今年絶好調のGIハンター・M.デムーロ騎手騎乗のペルシアンナイトでした。

ペルシアンナイトは、パドックでいつも良く見せる馬ですが、今日は口から泡を吹いていて、いつもより気合いを出していたように見えました。レースは後方4・5番手を追走。直線もまだ後方馬群の狭いところにいたのですが、先に抜け出したエアスピネルとこれを追って中団から伸びたサングレーザーの間という、勝つためにはここしかないという最高の進路を確保して末脚を伸ばし、完全に勝ちパターンだったエアスピネルをゴール直前で差し切りました。

3歳馬のマイルCS制覇はアグネスデジタル以来、17年振りの快挙でペルシアンナイトの能力の高さはもちろん素晴らしいのですが、完璧な騎乗で勝利に導いたM.デムーロ騎手の神懸かり的な好騎乗にただただ脱帽です。なお、M.デムーロ騎手は、これで今年のGI6勝目で歴代最多タイ。オークスから10戦連続JRAGIで騎乗馬を全て3着以内に好走させたことになりました。本当に凄いの一言です。

2着は2番人気のエアスピネル。パドックは、相変わらず落ち着き十分、力強い動きで素晴らしいデキでした。レースも完璧なレース運びで好位から早めに抜け出して完全に勝ちパターンだったのですが、ペルシアンナイトの強襲に惜しくもハナ差敗れました。内容的には勝ちに等しい内容だったと思いますが、運がないとしか言いようがない悔しい惜敗でした。

3着は7番人気の3歳馬サングレーザーが健闘。パドックはあまり落ち着きはありませんでしたが、気合いを表に出すタイプのようです。レースは中団から直線エアスピネルをマークするように追い上げ0.1秒差まで迫りました。4連勝でスワンS(GII)を勝ったのは伊達ではなかったですね。

なお、1番人気のイスラボニータは直線ウインガニオンに接触する不利があり5着、3番人気のレッドファルクスは直線内を突くも馬群を割るまでは至らず8着まで。共に人気を裏切ったのは残念でした。

また、10番人気4着の桜花賞馬レーヌミノルの頑張りも見事でした。鞍上の和田騎手はM.デムーロ騎手の活躍の影に隠れていますが、今秋のGIで人気薄の馬をきっちり上位に走らせているのは本当に素晴らしいです。それにしても、上位入線5頭のうち3頭を占めた3歳馬のレベルの高さを再確認できた今年のマイルCSでした。

ペルシアンナイト(撮影日2017年4月16日・皐月賞)
父ハービンジャー 母オリエントチャーム(母の父サンデーサイレンス)
2014年3月11日生 牡3 黒鹿毛 安平・追分ファーム生産 栗東・池江泰寿厩舎
9戦4勝(2017年11月19日現在)
(重賞勝利)2017年マイルCS(GI)、アーリントンC(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2017-11-19 22:14 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2017年 11月 12日

エリザベス女王杯は、絶好調のM.デムーロに導かれた3歳馬モズカッチャンが嬉しいGI初制覇

今日は、京都競馬場で秋の牝馬頂上決戦・エリザベス女王杯(GI、3歳上牝・芝2200m)が行われました。レースは、M.デムーロ騎手騎乗の5番人気モズカッチャンが、好位追走から直線内を突いて鋭く伸び、2番手から抜け出して粘った9番人気クロコスミアをクビ差交わして優勝しました。

☆エリザベス女王杯結果
1着▲モズカッチャン  (M.デムーロ)2'14'3(良)
2着△クロコスミア   (和 田) クビ
3着△ミッキークイーン (浜 中) アタマ
4着 マキシマムドパリ (藤岡祐) 1 1/4
5着◎ヴィブロス    (C.ルメール) 3/4

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 クインズミラーグロ B
  2人引き、普通
2 ハッピーユニバンス B
  普通
3 トーセンビクトリー B
  普通
4 クロコスミア    B
  普通
5 モズカッチャン   B+
  2人引き、落ち着いて力強い歩様
6 リスグラシュー   B+
  2人引き、落ち着いて力強い歩様
7 クイーンズリング  B+
  落ち着いて動き良し
8 タッチングスピーチ B+
  落ち着いて動き良し
9 デンコウアンジュ  B
  普通
10 ミッキークイーン  B
  普通
11 ディアドラ     B+
  2人引き、動き良し
12 スマートレイアー  B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
13 ジュールポレール  C
  落ち着きなし
14 ウキヨノカゼ    B
  普通
15 マキシマムドパリ  B
  普通
16 ヴィブロス     B+
  2人引き、動き良し
17 ルージュバック   B+
  2人引きでも落ち着いて周回
18 エテルナミノル   C
  落ち着きなし

今年のエリザベス女王杯は、3世代の秋華賞馬、昨年の覇者などGIホース4頭を含む重賞勝ち馬が14頭も出走。豪華メンバーが揃った一戦となりましたが、勝ったのは3歳牝馬クラシック路線で惜敗が続いていたモズカッチャンでした。

モズカッチャンのパドックは、2人引きでも落ち着いて力強い歩様を見せ、秋華賞に続き好気配に見えました。レースは、クインズミラーグロが1000m通過62秒のスローペースで逃げる展開となりましたが、モズカッチャンは、4・5番手の絶好位をきっちり折り合って追走。最後の直線は内を突いて鋭く伸びて、2番手から抜け出したクロコスミアをゴール直前クビ差捕らえました。昨年のレースを再現したかのようなM・デムーロ騎手の素晴らしい好騎乗が光りました。なお、鮫島一歩厩舎は、開業18年目で悲願の初GI制覇となりました。人馬共本当におめでとうございました!

2着は9番人気のクロコスミアが前走府中牝馬S(GII)に続き積極策で健闘しました。鞍上の和田騎手は元パートナーのモズカッチャンにクビ差交わされたのは本当に悔しかったでしょうが、スローペースに上手く乗って2番手から直線抜け出す完璧なレースを見せてくれました。力は出し切ってくれたと思います。

3着は3番人気のミッキークイーンが人気どおりの昨年に続く好走。パドックは休み明けでも落着いて周回していました。レースは先行有利の展開をものともせず、ただ1頭後方からメンバー最速の上がり33.7秒の末脚を繰り出して、上位に食い込みました。

なお、1番人気ヴィブロスは道中折り合いを欠いた影響か好位につけながらも直線伸びを欠き5着。2番人気ルージュバック(9着)、4番人気ディアドラ(12着)は前残りの展開で位置取りが後ろ過ぎて、共に後方侭見せ場なく終わったのは残念でした。

モズカッチャン(撮影日2017年4月23日・フローラS)
父ハービンジャー 母サイトディーラー(母の父キングカメハメハ)
2014年2月27日生 牝3 黒鹿毛 日高・目黒牧場生産 栗東・鮫島一歩厩舎
9戦4勝(2017年11月13日現在)
(重賞勝利)2017年エリザベス女王杯(GI)、フローラS(GII)
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by Yuuichiro_K | 2017-11-12 23:59 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2017年 11月 03日

ニシケンモノノフ、サウンドトゥルー

今日、大井競馬場で行われたJBC(JpnI)3競争は、いずれも接戦の好レースで見応え十分でした。今日はその勝ち馬の中から2頭、ニシケンモノノフ君とサウンドトゥルー君を掲載します。

なお、最初に行われた第7回レディスクラシック(JpnI、3歳以上牝馬・ダート1800m)は、真島大輔騎手騎乗の5番人気ララベルが、好位追走から最後の直線、JRA所属の4番人気プリンシアコメータとの接戦をアタマ差制して優勝しました。勝ち時計は、1'54'2(重)。地方所属馬のJBCレディスクラシック優勝は、史上初の快挙ということで、本当におめでとうございました!

ララベル
父ゴールドアリュール 母ブリージーウッズ(母の父ティンバーカントリー)
2012年5月9日生 牝5 千歳・社台ファーム生産 大井・荒山勝徳厩舎
17戦8勝(2017年11月3日現在)
(重賞勝利)JBCレディスクラシック(JpnI)

続いて行われた第17回JBCスプリント(JpnI、3歳以上・ダート1200m)は、横山典弘騎手騎乗の2番人気ニシケンモノノフが、好位追走から直線内を突いて伸び、1番人気コパノリッキーをゴール直前アタマ差差しきって優勝しました。勝ち時計は1'11'4(重)。6歳秋で待望の初GI制覇、おめでとうございました!

ニシケンモノノフ(撮影日2017年2月19日・フェブラリーS)
父メイショウボーラー 母グリーンヒルコマチ(母の父アフリート)
2011年3月11日生 牡6 新冠・八木常郎生産 栗東・庄野靖志厩舎
37戦12勝(2017年11月3日現在)
(重賞勝利)2017年JBCスプリント(JpnI)、2013年兵庫JG(JpnII)、2016年兵庫GT(JpnIII)、2017年北海道SC(JpnIII)
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GIホース4頭が激突したメインレースのJBCクラシック(JpnI、3歳以上・ダート2000m)は、後方からレースを進めた4番人気サウンドトゥルーが直線外鋭く伸びて、中団から脚を伸ばした3番人気ケイティブレイブに1馬身差をつけて優勝しました。勝ち時計は、2'04'5(重)。サウンドトゥルーは、東京大賞典(JpnI)、チャンピオンズC(GI)に続くGI3勝目。JBCクラシックは3度目の正直で嬉しい初制覇となりました。本当におめでとうございました!

サウンドトゥルー(撮影日2017年2月19日・フェブラリーS)
父フレンチデピュティ 母キョウエイトルース(母の父フジキセキ)
2010年5月15日生 騸7 新ひだか・岡田スタッド生産 美浦・高木登厩舎
44戦10勝(2017年11月3日現在)
(重賞勝利)2016年チャンピオンズC(GI)、2015年東京大賞典(GI)、2017年JBCクラシック(JpnI)、2015年日本テレビ盃(JpnII)
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by Yuuichiro_K | 2017-11-03 22:16 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2017年 10月 22日

極悪馬場を突き抜けた!菊花賞はキセキが人気に応え重賞初制覇

今日、京都競馬場で行われた3歳牡馬三冠レースの最終戦・菊花賞(GI、3歳・芝3000m)は、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気キセキが後方追走から直線外から一気に伸び、直線早めに先頭に立って直線も粘った10番人気クリンチャーに2馬身差をつけて優勝しました。

☆菊花賞結果
1着 キセキ      (M.デムーロ)3'18'9(不)
2着◎クリンチャー   (藤岡佑) 2
3着 ポポカテペトル  (和 田) ハナ
4着 マイネルヴンシュ (柴田大) 1 1/2
5着 ダンビュライト  (武 豊) 1

パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ブレスジャーニー  B+
  いつになく落ち着いて周回
2 ウインガナドル   B
  普通、時折小走り
3 スティッフェリオ  B+
  落ち着いて動き良し
4 クリンチャー    B+
  時折小走りも動き良し
5 トリコロールブルー C
  落ち着きなし
6 マイネルヴンシュ  B
  普通、時折小走り
7 アダムバローズ   B+
  落ち着いて力強い動き
8 サトノアーサー   B+
  落ち着いて動き良し
9 クリノヤマトノオー B
  普通、時折小走り
10 ベストアプローチ  B
  2人引き、落ち着きないがいつものこと
11 サトノクロニクル  C
  2人引き、落ち着きなし
12 ミッキースワロー  B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
13 キセキ       B+
  時折小走りも、伸びやかな動き
14 ポポカテペトル   B
  普通
15 ダンビュライト   B+
  2人引きでも落ち着いて動き良し
16 アルアイン     B+
  相変わらず落ち着いて見栄え良し
17 プラチナヴォイス  B+
  落ち着いて動き良し
18 マイスタイル    B+
  キビキビと動き良し

今年の菊花賞は、台風の影響による大雨のため、史上空前の極悪馬場となりました。勝ち時計(3'18'9)がグレード制導入後、最も遅くなったように馬場適性とタフさが問われる一戦となりました。そんな厳しいレースを制したのは、神戸新聞杯(GII)2着から本番に挑んだ1番人気のキセキでした。

キセキのパドックは、時折小走りになる場面もありましたが、動きは力強く状態は良かったと思います。不良馬場になって自慢の末脚が削がれるのではないかと予想で無印にしたのですが、レースは後方から直線大外一気に鋭く伸びて、最後は突き抜ける実に強い競馬を見せてくれました。なお、キセキの父であるルーラーシップは産駒初のGI制覇。M.デムーロ騎手も菊花賞初制覇ということで、共におめでとうございました!

2着は個人的にも期待していた10番人気のクリンチャーが大健闘。当初後方からレースを進めていましたが、早めに仕掛けて4コーナーでは3番手に上がり、直線もしぶとく粘ったのは見事でした。不良馬場の弥生賞を圧勝した祖父アグネスタキオンの血はどうやら孫にも受け継がれたようです。

3着も13番人気の伏兵ポポカテペトルが大健闘。パドックは特に目立つ感じはなかったのですが、レースは好位追走から直線もしっかり脚を伸ばして上位に食い込みました。

なお、共にパドックは上々の気配に見えた2番人気皐月賞馬アルアインは7着、3番人気ミッキースワローは6着と敗れましたが、いずれもレース後のコメントでは不良馬場が厳しかったとのこと。期待に応えられなかったのは残念でした。

キセキ
父ルーラーシップ 母ブリッツフィナーレ(母の父ディープインパクト)
2014年5月13日生 牡3 黒鹿毛 日高・下河辺牧場生産 栗東・角居勝彦厩舎
8戦4勝(2017年10月22日現在)
(重賞勝利)2017年菊花賞(GI)

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by Yuuichiro_K | 2017-10-22 22:35 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2017年 10月 21日

第20回富士S(GIII)予想

今日は、東京競馬場でマイルCS(GI)の重要ステップレース・富士S(GIII)が行われます。今週も各種データで予想します。

1 好走データ
(1)単勝6番人気以内の3~5歳馬(オッズは21日8時現在)
   エアスピネル、グランシルク、サトノアレス、ペルシアンナイト、ロードクエスト
(2)3走前までに芝1800m以上のレースで4着以下に敗れていた3~5歳馬
   エアスピネル、クルーガー、サトノアレス、ジョーストリクトリ、ペルシアンナイト、ミュゼエイリアン

2 消しデータ
(1)4着以下が20回以上ある6歳以上(ただし、前走オープン戦1着又は重賞戦3着以内好走馬除く)
   マイネルアウラート
(2)東京芝5戦以上連対1回以下又は10戦以上連対2回以下(ただし、前3走内に東京芝の重賞3着以内又はオープン戦連対又は条件戦1着歴ある馬除く)
   ジョーストリクトリ、ダイワリベラル
(3)左回り5戦以上連対なし又は10戦以上連対2回以下
   ダイワリベラル、ミュゼエイリアン
(4)前2走ともGII以下の左回り芝敗退の馬(ただし、3走前に左回り芝1着の馬除く)
   ブラックムーン、ロードクエスト
(5)前4走内に東京芝のGII以下戦で3着以下敗退が2回以上ある馬
   ロードクエスト
(6)左回り6戦以上0勝かつ連対が1回以下
   ダイワリベラル
(7)前走2200m以下の芝で1.5秒以上の大敗馬
   クラリティシチー、マイネルアウラート
(8)前走9月以降の芝の1600m戦で10着以下の大敗馬
   マイネルアウラート
(9)前3走ともGIII以下戦・5番人気以下かつ5着以下
   ダイワリベラル、ミュゼエイリアン

3 スピード指数上位馬
(1)ブラックムーン
(2)エアスピネル
(3)イスラボニータ
(4)ペルシアンナイト
(5)グランシルク

☆富士S予想
◎グランシルク
○ペルシアンナイト
▲エアスピネル
△イスラボニータ

本命は今年完全に本格化、前走京成杯AH(GIII)を快勝したサマーマイルシリーズ王者グランシルクとしました。重賞2連勝を期待します。相手筆頭は、今年の皐月賞(GI)2着、重馬場のシンザン記念でも2着の実績があるペルシアンナイト。単穴に惜敗が続くもマイル戦は安定して走るエアスピネル。おさえに重賞5勝と実績断然の皐月賞馬イスラボニータまで。

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by Yuuichiro_K | 2017-10-21 11:24 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)