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2017年 04月 09日

桜花賞は、伏兵レーヌミノルが圧倒的人気のソウルスターリングを破り、大金星の初GI制覇

今日、阪神競馬場で行われた牝馬クラシック第一弾・桜花賞(GI、3歳牝・芝1600m)は、池添謙一騎手騎乗の8番人気レーヌミノルが、好位4番手追走から直線馬場の真ん中から力強く伸び、中団から追い上げた3番人気リスグラシューの追撃を1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆桜花賞結果
1着 レーヌミノル   (池 添)1'34'5(稍重)
2着△リスグラシュー  (武 豊)1/2
3着◎ソウルスターリング(C.ルメール)クビ
4着 カラクレナイ   (田 辺)クビ
5着△アエロリット   (横山典)クビ

※パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 ミスエルテ     C
  2人引き、首高い、落着きなし
2 ライジングリーズン B
  普通、前走より落ち着いて周回
3 サロニカ      -      
  出走取消
4 ジューヌエコール  B
  普通
5 ベルカプリ     B
  普通、首高い
6 リスグラシュー   C
  2人引き、落着きなし
7 ショーウェイ    B
  普通
8 カラクレナイ    B+
  落ち着いて歩様力強い
9 ゴールドケープ   B
  普通
10 レーヌミノル    B+
  落ち着いて力強い歩様
11 アロンザモナ    B
  普通
12 アエロリット    B
  2人引き、普通
13 ヴゼットジョリー  B
  普通
14 ソウルスターリング B+
  2人引き、時折小走りも馬体の迫力目立つ
15 アドマイヤミヤビ  A
  落ち着いて力強い歩様。前走クイーンCと遜色ないデキ
16 ミスパンテール   C
  2人引き、落着きなし
17 ディアドラ     B
  普通、2人引き、首高い
18 カワキタエンカ   C
  落着きなし

今年の桜花賞は、トライアル・チューリップ賞を圧勝した、4戦4勝の2歳女王ソウルスターリングが単勝1.4倍の圧倒的1番人気。百日草特別で後の弥生賞馬カデナを破り、前走クイーンCを好時計で快勝した3連勝中のアドマイヤミヤビが単勝5.1倍の2番人気。この2頭だけが単勝10倍以下の人気を集め、2強対決が注目されていたのですが、両馬はまさかの共倒れとなり、勝ったのは昨年の阪神JF3着馬ながら8番人気馬だったレーヌミノルでした。

レーヌミノルのパドックは、いつも良く見せる馬ですが、今日も落ち着いて力強い歩様を見せていました。レースはカワキタエンカが1000m通過58.3秒と、雨で渋った馬場にしては速いペースで逃げましたが、レーヌミノルは好位5番手の絶好位を追走。直線は伸び悩む人気馬達を尻目にスムースに馬場の真ん中から早めに抜け出し、後続の追撃を振り切りました。雨に強いダイワメジャー産駒の本領発揮といった感じで、馬場を味方に大金星となりましたね。小倉2歳S優勝以来の久しぶりの勝利を見事GI制覇で飾り、本当におめでとうございました!

2着は3番人気のリスグラシュー。パドックはいつもより落着きがなく、あまり良く見えなかったのですが、レースはソウルスターリングの直後から併せ馬の形で伸びて、クビ差ソウルスターリングを交わしました。多少煩くても大丈夫だということ覚えておこうと思います。相変わらずの堅実な走りは見事の一言。ハーツクライ産駒なら勝ち馬以上に距離が伸びて、さらに良いはずで、オークスは一躍優勝候補となりそうです。

圧倒的1番人気に推されたソウルスターリングは3着。パドックは時折小走りになる場面がありましたが、馬体の迫力は目立っており状態は決して悪くなかったと思います。しかし、レースは軽快なスピードが影を潜め、じりじりとしか伸びず、馬場に切れ味を殺された印象。欧州血統で力の要る馬場はプラスと思われたのですが、案外重馬場は向いていなかったのかもしれません。

なお、2番人気のアドマイヤミヤビは12着に惨敗。パドックは前走クイーンCと遜色ないデキに見えたのですが、レースはいきっぷりが悪く最後方からの競馬となり全く見せ場なく終わったのは案外でした。デムーロ騎手のコメントでは何度も躓いたとのことで重馬場が全くダメだったようです。

レーヌミノル(撮影日2017年2月11日・クイーンC)
父ダイワメジャー 母ダイワエンジェル(母の父タイキシャトル)
2014年4月24日生 牝3 栗毛 新ひだか・フジワラファーム生産 栗東・本田優厩舎
7戦3勝(2017年4月9日現在)
(重賞制覇)2017年桜花賞(GI)、小倉2歳S(GIII)
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by Yuuichiro_K | 2017-04-09 22:50 | レース回顧
2017年 04月 02日

大阪杯はキタサンブラックが人気に応え貫禄V、GI4勝目を飾る

今日、阪神競馬場で行われた大阪杯(GI、4歳上・芝2000m)は、武豊騎手騎乗の1番人気キタサンブラックが、好位3番手追走から直線楽々抜け出すと、内を突いて伸びた7番人気ステファノスに3/4馬身をつけて優勝しました。

☆大阪杯結果
1着▲キタサンブラック (武 豊) 1'58'9(良)
2着△ステファノス   (川 田) 3/4
3着△ヤマカツエース  (池 添) 1/2
4着◎マカヒキ     (C.ルメール) 1 1/2
5着△アンビシャス   (福 永) アタマ

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ミッキーロケット  B
  普通
2 アングライフェン  B
  普通、時折小走り
3 スズカデヴィアス  B
  普通、時折小走り
4 ステファノス    B
  普通、時折小走り
5 キタサンブラック  B
  2人引き、普通、首高い
6 サクラアンプルール B
  2人引き、普通
7 サトノクラウン   B
  2人引き、普通、首高い
8 ロードヴァンドール B
  2人引き、普通
9 ディサイファ    B
  普通
10 モンドインテロ   B
  普通、時折小走り
11 マルターズアポジー B
  普通、時折小走り
12 アンビシャス    B
  普通、首を振り振り
13 ヤマカツエース   B
  普通
14 マカヒキ      B
  2人引き、普通

今年からGIに昇格した注目の大阪杯(GI)は、昨年の年度代表馬キタサンブラックが単勝2.4倍で1番人気、昨年の日本ダービー馬マカヒキが単勝3.8倍で2番人気、昨年の香港ヴァーズ優勝馬サトノクラウンが単勝4.6倍で3番人気。この3頭に人気が集中しましたが、3頭の明暗はくっきり別れ、キタサンブラックの強さばかりが目立つ結果となりました。

キタサンブラックのパドックは、2人引きで首を高くしていましたが、前走有馬記念とほぼ同じような雰囲気で落ち着いて周回していました。レースは宣言どおりマルターズアポジーが後続を大きく引き離して飛ばして逃げましたが、前半1000m通過は59.6秒と見かけほど速くはない平均ペース。キタサンブラックは好位3番手から楽な手応えでレースを進めると、直線は楽々と抜け出して後続を完封する完勝劇となりました。
他馬の目標となる不利な立場をものともしない走りは、さすが年度代表馬。鞍上の武豊騎手も完璧な騎乗を見せてくれました。GI4勝目、おめでとうございました!

2着は7番人気のステファノスが健闘。今日はいつもより前の位置・キタサンブラックの直後からレースを進め、直線もロスなく内を突いた川田騎手の好判断が光りました。天皇賞・秋(GI)で2年連続上位に好走してきた実力は伊達ではなかったですね。

3着は前哨戦の金鯱賞(GII)の覇者・4番人気のヤマカツエース。中団追走からマカヒキを上回るメンバー中第2位の上がり33.8秒の末脚を繰り出し、改めて本格化したことを証明しました。

なお、2番人気のマカヒキは、後方から末脚を伸ばしたものの、前走京都記念同様、前には届かず4着まで。どうもピークを過ぎてしまった感じがします。3番人気のサトノクラウンは道中キタサンブラックをマークしてレースを進めるも伸びを欠いて6着まで。昨年の覇者アンビシャスは最後方からの競馬では勝負にならず、メンバー中最速の上がり33.6秒をもってしても5着までが精一杯。キタサンブラック以外の人気馬は一息の結果に終わったのは残念でした。

キタサンブラック(撮影日2016年12月25日・有馬記念)
父ブラックタイド 母シュガーハート(母の父サクラバクシンオー)
2012年3月10日生 牡5 鹿毛 日高・ヤナガワ牧場生産 栗東・清水久詞厩舎
15戦9勝(2017年4月2日現在)
(重賞勝利)2017年大阪杯(GI)、2016年ジャパンC(GI)、天皇賞・春(GI)、2015年菊花賞(GI)、2016年京都大賞典(GII)、2015年セントライト記念(GII)、スプリングS(GII)
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by Yuuichiro_K | 2017-04-02 22:20 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 01日

第61回大阪杯(GI)予想

明日は、阪神競馬場で今年からGIに昇格した注目の中距離GI、大阪杯(GI)が行われます。今週も各種データで予想します。

1 好走データ
(1)前年秋以降に古馬混合芝2000m以上のGIで連対
   キタサンブラック、サトノクラウン
(2)過去に阪神芝2000mの牡馬混合別定GIIで連対
   アンビシャス、キタサンブラック
(3)同年に芝1800~2200mのGII以上で5着以内
   アングライフェン、アンビシャス、サクラアンプルール、サトノクラウン、スズカデヴィアス、マカヒキ、ミッキーロケット、ヤマカツエース、ロードヴァンドール
(4)同年にオープンクラスの芝1600m以上で1着
   サトノクラウン、スズカデヴィアス、マルターズアポジー、ミッキーロケット、ヤマカツエース
(5)過去1年以内に芝2000m以上の牡馬混合GIで連対
   キタサンブラック、サトノクラウン、マカヒキ
(6)過去1年以内に1000万クラス以上の芝2000mで1着
   アングライフェン、アンビシャス、サクラアンプルール、スズカデヴィアス、マルターズアポジー、ミッキーロケット、ヤマカツエース、ロードヴァンドール

2 消しデータ
(1)前5走内に芝のGI戦連対歴がなく、前3走とも日本のレースで6着以下敗退
   ディサイファ
(2)キャリア20戦以上で、前走GIII以下戦10着以下
   アングライフェン
(3)前3走内に芝の重賞戦1着歴がない馬で、芝を15回以上走って3勝以下
   サクラアンプルール

3 スピード指数上位馬
(1)キタサンブラック
(2)マカヒキ
(3)ステファノス
(4)ミッキーロケット
(5)モンドインテロ
(6)アンビシャス

☆大阪杯予想
◎マカヒキ
○サトノクラウン
▲キタサンブラック
△アンビシャス
△ステファノス
△ミッキーロケット
△ヤマカツエース

本命は、日本ダービー馬マカヒキ。心配された馬場もそれほど悪化しなかったことで、得意の切れ味を発揮できるとみました。相手筆頭は本命馬を前走の京都記念で破ったサトノクラウン。単穴に久しぶりの中距離戦&他馬の目標になるのが不安も、実績は上位のキタサンブラック。以下、印の馬をおさえます。

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by Yuuichiro_K | 2017-04-01 21:41 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 26日

高松宮記念はセイウンコウセイが重賞初制覇をGIで飾る

今日、中京競馬場で行われた春のスプリント王決定戦・高松宮記念(GI、3歳上・芝1200m)は、幸英明騎手騎乗の5番人気セイウンコウセイが、好位4番手追走から直線馬場の真ん中から力強く伸び、後方追走から最内を突いて伸びた2番人気レッツゴードンキに1 1/4馬身をつけて優勝しました。

☆高松宮記念結果
1着 セイウンコウセイ ( 幸 ) 1'08'7(稍重)
2着◎レッツゴードンキ (岩 田) 1 1/4
3着▲レッドファルクス (M.デムーロ)クビ
4着 ティーハーフ   (国分優) 1 3/4
5着 フィエロ     (内 田) ハナ

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 ティーハーフ    B
  普通
2 フィエロ      B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
3 レッツゴードンキ  B+
  時折小走りも力強い歩様
4 ラインスピリット  B
  普通
5 レッドアリオン   B
  普通、時折小走り
6 セイウンコウセイ  B
  普通
7 レッドファルクス  B
  普通、前肢の出がやや堅い
8 バクシンテイオー  B+
  後肢の踏み込み力強い
9 シュウジ      C
  落着きなし
10 クリスマス     C
  落着きなし
11 スノードラゴン   B
  普通
12 メラグラーナ    C
  落着きなし
13 ソルヴェイグ    B+
  落ち着いて踏み込み力強い
14 トーキングドラム  B+
  落ち着いて伸びやかな歩様
15 ヒルノデイバロー  B
  普通
16 トウショウピスト  C
  落着きなし
17 ナックビーナス   B+
  2人引き、首振りながらも動き良し
18 ワンスインナムーン B+
  落ち着いて力強い動き

今年の高松宮記念(GI)は、単勝10倍以下の馬が6頭と人気が割れて混戦模様でしたが、勝ったのは上位人気の一角・5番人気セイウンコウセイでした。

セイウンコウセイのパドックは、特に目立つ感じはなかったのですが、普通に落ち着いて周回していました。レースはラインスピリット、シュウジと共に好スタートを切ると、逃げたラインスピリットが刻んだ1000m通過56.5秒の稍重馬場にしては速いペースを好位4番手で楽な手応えで追走。直線は先頭に立ったシュウジを外から交わすと、そこから馬場の真ん中を力強い脚で一気に抜け出しての完勝となりました。昨年秋、東京競馬場で準オープンのレース(白秋S)で13着と苦戦していた姿を見ていたこともあり、いつの間にこんなに強くなったのかと正直驚かされました。ただ、重馬場の渡月橋Sを圧勝した実績があったように、渋った馬場が向いたことも勝因でしょう。

セイウンコウセイは、昨年3月21日に初勝利でしたから、わずか1年でGIウイナーに登り詰めたことになります。短期間で素晴らしい成長を見せてくれましたね。また、彼の父アドマイヤムーンは産駒初のGIウイナーとなりました。なお、上原博之厩舎は2007年ダイワメジャー以来、鞍上の幸英明騎手は2014年チャンピオンズC以来、と共に久しぶりのGI制覇となりました。人馬共に本当におめでとうございました!

2着のレッツゴードンキは、パドックで力強い動きが目に付き、良い雰囲気で周回していました。レースは後方待機策から直線は岩田騎手らしく思い切って最内を強襲、勝ち馬には離されたものの、メンバー中最速の上がり33.9秒の末脚を繰り出し、1番人気レッドファルクスの追撃をおさえ2着を確保しました。桜花賞以来長いスランプの時期がありましたが、完全に復活しましたね。今日は力を出し切ってくれたと思います。

3着は1番人気の昨年のスプリンターズS優勝馬レッドファルクス。パドックは、前肢の出がやや堅かったですが普通に落ち着いて周回していました。香港遠征以来、久しぶりのレースで不安もありましたが、直線はきっちり伸びてなんとか馬券圏内を確保しました。

なお、3番人気のメラグラーナは、落ち着いてどっしり周回していた前走オーシャンSの時と比べて落着きがなく、あまり良く見えませんでしたが、案の定直線伸びを欠き10着。4番人気のシュウジも前走に続いてパドックで落着きがなく15着。共に人気を裏切ったのは残念でした。

セイウンコウセイ
父アドマイヤムーン 母オブザーヴァント(母の父Capote)
2013年3月8日生 牡4 栗毛 新ひだか・桜井牧場生産 美浦・上原博之厩舎
15戦6勝(2017年3月26日現在)
(重賞勝利)2017年高松宮記念(GI)

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by Yuuichiro_K | 2017-03-26 22:26 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 20日

フラワーCは、ファンディーナが圧勝!無傷の3連勝で重賞初制覇

今日、中山競馬場で行われたフラワーC(GIII、3歳牝・芝1800m)は、岩田康誠騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.3倍)に推されたファンディーナが、2番手追走から直線早めに先頭に立つと後続を一気に突き放し、後方から追い上げた8番人気シーズララバイに5馬身差をつけ圧勝しました。

☆フラワーC結果
1着▲ファンディーナ  (岩 田) 1'48'7(良)
2着 シーズララバイ  (柴田善) 5
3着△ドロウアカード  (武 豊) クビ
4着 エバープリンセス (吉田豊) クビ
5着◎ハナレイムーン  (A.シュタルケ)3/4

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 ディーパワンサ   B+
  2人引き、力強い歩様
2 ブライトムーン   B+
  キビキビと動き良し
3 モリトシラユリ   B
  普通、クビを振り振り
4 サンティール    B
  普通、首高い
5 デアレガーロ    B
  2人引き、普通
6 シーズララバイ   C
  落着きなし
7 トーホウアイレス  C
  落着きなし
8 ドロウアカード   B
  普通、首高い
9 サクレエクスプレス B
  普通
10 ハナレイムーン   B
  普通、時折小走り
11 ヴィーナスアロー  B
  普通
12 ファンディーナ   B
  雄大な好馬体も時折小走り
13 エバープリンエス  B
  普通、首高い

今年のフラワーCは、デビュー戦から先行して圧勝続きのファンディーナが単勝1.3倍の圧倒的人気を集めましたが、期待どおりファンディーナが圧巻の強さで初重賞制覇を飾りました。

ファンディーナのパドックは、時折小走りになるなどあまり落着きはありませんでしたが、気合を表に出すタイプのようです。ただ、牝馬らしからぬ雄大な馬体は目に付きました。レースは2番手追走から直線入り口で早め先頭に立つ時の早さは目を見張るものがありました。最後は後続を突き放すばかりという圧勝で、正に力の違いを見せつけました。

今日の走りを見ると同じディープインパクト産駒の女版エイシンヒカリといった感じ。非常にハイレベルな今年の3歳牝馬クラシック路線にまた1頭凄い馬が加わりましたね。2歳女王ソウルスターリング、クイーンCの覇者アドマイヤミヤビとの対決が今から本当に楽しみです。

なお、2着以下は勝ち馬から大きく引き離されたこともあり、特に語ることはないです。勝ち馬の強さばかりが目立った今年のフラワーCでした。それにしても今年の3歳牝馬トップクラスは、牡馬相手でも互角以上に戦えそうな強さを感じます。皆、無事に本番に向かってほしいと思います。願わくば、ソウルスターリング、アドマイヤミヤビ、ファンディーナはダービーの舞台で見てみたいなあ!

ファンディーナ
父ディープインパクト 母ドリームオブジェニー(母の父Pivotal)
2014年3月10日生 牝3 青鹿毛 浦河・谷川牧場生産 栗東・高野友和厩舎
3戦3勝(2017年3月20日現在)
(重賞勝利)2017年フラワーC(GIII)

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by Yuuichiro_K | 2017-03-20 17:04 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 19日

スプリングSは、上がり馬ウインブライトが差し切り重賞初制覇

今日、中山競馬場で行われた皐月賞トライアル・スプリングS(GII、3歳・芝1800m)は、松岡正海騎手騎乗の5番人気ウインブライトが、後方追走から直線力強く伸びて、同じく後方から馬群を割って伸びた2番人気アウトライアーズに1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆中山記念結果
1着◎ウインブライト  (松 岡) 1'48'4(良)
2着▲アウトライアーズ (田 辺) 1/2
3着 プラチナヴォイス (和 田) 1/2
4着○サトノアレス   (戸 崎) 3/4
5着△トリコロールブルー(M.デムーロ)クビ

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 ダノンケンリュウ  B
  普通
2 サウンドテーブル  B
  普通
3 オールザゴー    B
  2人引き、時折小走り
4 ストロングレヴィル C
  落着きなし
5 エトルディーニュ  B
  普通
6 モンドキャンノ   B+
  2人引き、キビキビと動き良し
7 プラチナヴォイス  B
  2人引き、時折小走り
8 アウトライアーズ  B+
  やや首高いが動き良し
9 サトノアレス    C
  尻っ跳ねするなど、前走より落着きがない
10 ウインブライト   B
  2人引き、時折小走り
11 トリコロールブルー B
  2人引き、時折小走り

今年のスプリングSは、2歳王者サトノアレスが登場、クラシックに向けて注目のレースとなりました。そのサトノアレスを含む5頭が単勝10倍以下の人気が集めましたが、勝ったのは人気の一角、5番人気ウインブライトでした。

ウインブライトのパドックは、2人引きで時折小走りになるなど、あまり落着きはなかったです。ステイゴールド産駒らしく気合を表に出しても問題ないタイプと覚えておこうと思います。レースは今日と同舞台の前走・若竹賞の再現といった感じのレース運びで、中団追走から直線力強く伸びての快勝となりました。全姉のウインファビラスはGI2着の実績がありますし、皐月賞でも面白い存在になりそうです。

2着は2番人気のアウトライアーズが人気どおりの好走。パドックは人気を集めた5頭の中で一番落着きがあり、なかなか良く見せていました。レースは勝ち馬とほぼ同じ位置からレースを進めましたが、直線馬群に包まれて、抜け出すのに手間取った分、届かなかった印象。それでも持ち味の切れ味を十分発揮してくれたと思います。

3着は逃げ粘った6番人気プラチナヴォイスが健闘。単騎逃げで展開に恵まれた面もありましたが、2歳時に阪神芝1800mのレコードタイムを出したのは伊達ではなかったということでしょう。

なお、1番人気のサトノアレスはパドックで前走・前々走に比べると落着きがなく、あまり良く見えませんでしたが、案の定最後方から伸び一息で4着まで。3番人気のトリコロールブルーもパドックであまり落着きがなく、レースも伸び一息で5着と共に人気を裏切ったのは残念でした。

ウインブライド
父ステイゴールド 母サマーエタニティ(母の父アドマイヤコジーン)
2014年5月12日生 牡3 芦毛 新冠・コスモヴューファーム生産 美浦・畠山吉宏厩舎
6戦3勝(2017年3月19日現在)
(重賞勝利)2017年スプリングS(GII)

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by Yuuichiro_K | 2017-03-19 21:42 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 12日

フィリーズレビューは、カラクレナイが大外一気に差し切り3連勝で重賞初制覇

今日、阪神競馬場で行われた桜花賞トライアル・フィリーズレビュー(GII、3歳牝・芝1400m)は、M.デムーロ騎手騎乗の2番人気カラクレナイが、後方2番手追走から直線外鋭く伸び、直線早めに抜け出した圧倒的1番人気のレーヌミノルを差し切り、1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆フィリーズレビュー結果
1着△カラクレナイ    (M.デムーロ)1'21'0(良)レースレコード
2着◎レーヌミノル    (浜 中) 1/2
3着○ゴールドケープ   (丸 山) 1 1/4
4着▲ジューヌエコール  (北村友) 2
5着 ヤマカツグレース  (国分優) 1 1/4

※ パドックはテレビ観戦のため全頭チェックできませんでした。

今年のフィリーズレビューは、阪神JF(GI)3着馬レーヌミノルが単勝1.8倍の圧倒的1番人気に推されていましたが、勝ったのは後方から大外一気に伸びた2番人気のカラクレナイでした。

レースは、アズールムーンが1000m通過57.3秒とハイペースで逃げ、中団からレースを進めたレーヌミノルが早めに動いて直線早めに先頭に立ったことから終始速い流れとなりました。よって、最後方から追い込んだ2頭が1着、3着を占めたように、展開も嵌まりました。6週連続日曜メインレース制覇となった鞍上のM.デムーロ騎手、相変わらずの好判断・好騎乗が光りました。
なお、カラクレナイはローエングリン産駒ということで、距離がマイルに伸びても問題ないはずで、本番の桜花賞も楽しみです。3連勝での重賞初制覇、おめでとうございました!

2着のレーヌミノルは、浜中騎手が勝ちを焦ったのか、中団追走から脚を一気に使い直線早め先頭。直線内に切れ込んでジューヌエコールの進路を妨害した挙げ句、カラクレナイに差し切られるという大変酷い競馬(浜中騎手は8日間の騎乗停止)でした。ハイペースでも2着に粘ったのは地力の証で馬は良く頑張りましたが、浜中騎手は昨年のマイルCSのミッキーアイルに続く大失態で大いに反省してもらいたいです。

カラクレナイ
父ローエングリン 母バーニングレッド(母の父アグネスタキオン)
2014年4月29日生 牝3 栗毛 千歳・社台ファーム生産 栗東・松下武士厩舎
3戦2勝(2017年3月12日現在)
(重賞勝利)2017年フィリーズレビュー(GII)

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by Yuuichiro_K | 2017-03-12 21:16 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 05日

弥生賞は、カデナが大外一気に差し切り重賞2連勝

今日、中山競馬場で行われた皐月賞トライアル・弥生賞(GII、3歳・芝2000m)は、福永祐一騎手騎乗の1番人気カデナが、中団追走から直線大外一気に伸びて、逃げ粘った8番人気マイスタイルに1/2馬身差をつけて優勝しました。

☆中山記念結果
1着▲カデナ      (福 永) 2'03'2(良)
2着△マイスタイル   (横山典) 1/2
3着△ダンビュライト  (C.ルメール) 1 1/4
4着 ベストアプローチ (戸 崎) ハナ
5着 サトノマックス  (A.シュタルケ)クビ

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 ベストアプローチ  C
  2人引き、落着きなし
2 テーオーフォルテ  B
  2人引き、普通
3 グローブシアター  A
  キビキビと動き良し
4 ダンビュライト   B
  普通、時折小走り
5 サトノマックス   B+
  2人引き、力強い歩様
6 キャッスルクラウン B
  2人引き、首高い、普通
7 コマノインパルス  B+
  前走同様落ち着いて周回
8 スマートエレメンツ B
  普通
9 ダイワキャグニー  B+
  2人引き、首高い、時折小走りも歩様は力強い
10 マイスタイル    B
  2人引き、時折小走り
11 カデナ       A
  2人引き、落ち着いて力強い歩様
12 ディアシューター  B
  2人引き、普通

今年の弥生賞は、単勝10倍以下の馬が6頭と人気が割れ、混戦模様でしたが、1枚上の力を見せつけて勝ったのは、1番人気に推されていたカデナでした。

カデナのパドックは、初めて見ましたが、休み明けとは思えないほど落着き十分、力強い歩様が目に付き、とても良く見えました。レースはマイスタイルが1000m通過63.4秒と超スローペースで逃げる展開となりましたが、カデナは後方5番手でじっくり脚をためると、直線外からメンバー中最速の上がり34.6秒の末脚を繰り出して、逃げ粘るマイスタイルを一気に交わしての快勝となりました。クラシックの有力候補に名乗りを挙げましたね。重賞2連勝、おめでとうございました!

2着は8番人気の伏兵マイスタイルが健闘。パドックは時折小走りになるなど気合いを表に出して周回していました。レースは先述のとおり、超スローペースで逃げることができたことで、最後までしぶとく粘りました。横山典弘騎手の積極的なレース運びが光りました。

3着は5番人気のダンビュライト。パドックは、気合いを表に出して周回。レースは中団追走から直線内を突くロスのない競馬で上位に食い込みました。

なお、2番人気のダイワキャグニーは2番手追走も直線失速して9着。パドックは首が高くまだ馬が若いなあという印象、若干テンションも高かったのも影響したかもしれません。3番人気のコマノインパルスは6着。パドックの気配は京成杯(GIII)を優勝した時同様、落ち着き十分。悪くないデキに見えたのですが、レースは後方2番手から道中早めに動くも直線伸びを欠くという、チグハクな内容の競馬となってしまいました。共に人気を裏切ってのは残念でした。

それにしても、カデナの末脚は見事だったとはいえ、勝ち時計の2'03'2は過去10年で3番目に遅いタイム。正直本番に繋がるかは微妙な感じがした今年の弥生賞でした。

カデナ
父ディープインパクト 母フレンチリヴィエラ(母の父French Deputy)
2014年3月30日生 牡3 鹿毛 新ひだか・グランド牧場生産 栗東・中竹和也厩舎
5戦3勝(2017年3月5日現在)
(重賞勝利)2017年弥生賞(GII)、2016年京都2歳S(GIII)

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by Yuuichiro_K | 2017-03-05 22:01 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2017年 02月 26日

人気のディープ産駒は馬群に沈む!中山記念はネオリアリズムが重賞2勝目を飾る

今日、中山競馬場で行われた中山記念(GII、4歳上・芝1800m)は、M.デムーロ騎手騎乗の3番人気ネオリアリズムが、3番手追走から直線力強く伸び、中団追走から内を突いて伸びた8番人気サクラアンプルールに3/4馬身差をつけて優勝しました。

☆中山記念結果
1着▲ネオリアリズム  (M.デムーロ)1'47'6(良)
2着 サクラアンプルール(横山典) 3/4
3着 ロゴタイプ    (田 辺) 1/2
4着◎アンビシャス   (C.ルメール) クビ
5着 ヴィブロス    (内 田) 1/2

※ パドックの個人的な評価は以下のとおり(A良い B普通 C平凡)

1 ネオリアリズム   B
  首高、気合いを表に出して周回
2 マイネルミラノ   B
  普通
3 ヴィブロス     B
  首高、普通
4 リアルスティール  B
  普通
5 サクラアンプルール B
  普通
6 ヒラボクディープ  B
  普通
7 アンビシャス    B+
  2人引きでも落ち着いて力強い歩様
8 ツクバアズマオー  B
  普通
9 ロゴタイプ     B+
  2人引き、まずまず落ち着いて伸びやかな歩様
10 ヌーヴォレコルト  B
  普通
11 クリールカイザー  B
  普通

今年の中山記念は、11頭立てながらGIホース4頭を含む重賞勝ち馬10頭が出走。人気は昨年の2着馬アンビシャスと同3着馬リアルスティールに集まりましたが、まさかの共倒れ。勝ったのは香港帰りの3番人気ネオリアリズムでした。

ネオリアリズムのパドックは、時折気合いを表に出しながらもイレ込むことなく周回していました。レースはマイネルミラノ、ロゴタイプに続く3番手を追走。直線で伸び悩む人気馬を尻目に力強く抜け出しての快勝となりました。
昨年の札幌記念(GII)で世界のモーリスを負かしたのは伊達ではなかったですね。改めて力のあるところを見せつけてくれました。また、鞍上のM.デムーロ騎手は東京新聞杯(GIII)、京都記念(GII)、フェブラリーS(GI)、昨日のアーリントンC(GIII)に続く4週連続重賞制覇。今月の彼の活躍は凄いですね、本当にお見事でした。

2着は今日が重賞初挑戦だった8番人気のサクラアンプルールが大健闘。パドックは特に目立つ感じはありませんでしたが、レースはアンビシャスと並ぶメンバー中最速の33.8秒の末脚を繰り出して勝ち馬に迫りました。彼は半兄に宝塚記念(GI)2着のサクラメガワンダーがいる良血馬、久しぶりにサクラの冠名の馬が重賞で存在感を見せてくれました。

3着は4年連続の中山記念出走だった7番人気のロゴタイプ。パドックは落ち着いてなかなか良く見せていましたが、レースは先行策から直線早めに抜け出して良く粘りました。昨年のレース回顧で衰えたと書いたのは謝りたいですね。まだまだ彼の先行力に陰りはないです。

なお、人気を集めたディープインパクト産駒の3頭、アンビシャス、リアルスティール、ヴィブロスはいずれも伸びを欠き、アンビシャス4着、ヴィブロス5着、リアルスティール8着と期待を裏切ってしまいました。中山記念は過去、ディープインパクト産駒にとって鬼門のレースで、これまで優勝馬はいなかったのですが、今年もジンクスが生きていましたね。
大阪杯が今年からGIに昇格したこと、ドバイ国際競争前の一叩きということで、仕上がりきっていなかったことが敗因でしょうか。来年以降もこの傾向が続くはずで、注意していこうと思います。

ネオリアリズム
父ネオユニヴァース 母トキオリアリティー(母の父Meadowlake)
2011年3月22日生 牡6 栗毛 安平町・ノーザンファーム生産 美浦・堀宣行厩舎
17戦7勝(2017年2月26日現在)
(重賞勝利)2017年中山記念(GII)、2016年札幌記念(GII)

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by Yuuichiro_K | 2017-02-26 22:23 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)
2017年 01月 23日

第58回AJC杯予想結果分析

レース予想は1月21日の記事をご覧下さい。

☆レース結果
1着▲タンタアレグリア
2着○ゼーヴィント
3着△ミライヘノツバサ
4着△ルミナスウォリアー
5着 ワンアンドオンリー
6着 ナスノセイカン
7着 シルクドリーマー
8着 ショウナンバッハ
9着 マイネルメダリスト
10着 クラリティスカイ
11着 マイネルフロスト
12着 クリールカイザー
13着◎リアファル
14着 ヤマニンボワラクテ
15着 サイモントルナーレ
16着 ホッコーブレーヴ
中止△シングウィズジョイ

馬券
ルミナスウォリアーの複勝(外れ)。

パドック評価
B+評価のミライヘノツバサ3着、ルミナスウォリアー4着、ワンアンドオンリー5着とまずまず好走もクラリティスカイは着外、(シングウィズジョイ)は競争中止。

好走データ
1~3着馬を推奨できた。

消しデータ
該当馬は全て8着以下、完全的中。

スピード指数
1位のタンタアレグリアが1着も、2・3着馬は推奨できず。

感想
パドックで本命対抗が今一つピンとこなかったので、ルミナスウォリアーの複勝を買ったが4着まで。素直に3番手評価のタンタアレグリアをなぜ買わなかったか。
馬体重プラス12キロの発表を見て、太め残りという先入観を持ってしまったのが原因ですが、タンタアレグリアはずっと追っかけてきたパドックの特注馬だっただけに本当に悔しかったです。

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by Yuuichiro_K | 2017-01-23 20:29 | レース回顧 | Trackback | Comments(0)