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2017年 11月 05日 ( 2 )


2017年 11月 05日

ダービー2着馬の貫禄!アルゼンチン共和国杯は、スワーヴリチャードが人気に応え3歳馬20年振りV達成

今日、東京競馬場では、近年連対馬が後にGIレースで多数活躍している注目のアルゼンチン共和国杯(GII、3歳上ハンデ・芝2500m)が行われました。レースは、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気スワーヴリチャードが中団追走から直線内を突いて一気に抜け出し、外から伸びた5番人気ソールインパクトに2 1/2馬身差をつけて優勝しました。
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スワーヴリチャードが直線内から突き抜け独走!ダービー2着馬の貫禄を見せつけました。

☆アルゼンチン共和国杯結果
1着◎スワーヴリチャード(M.デムーロ)2'30'0(良)
2着△ソールインパクト (福 永) 2 1/2
3着▲セダブリランテス (戸 崎) 1 1/4
4着 アルバート    (A.シュタルケ)1/2
5着 カレンミロティック(池 添) クビ

※パドックの個人的な評価は以下の通り(A良い B普通 C平凡)

1 セダブリランテス  B
  普通
2 マイネルサージュ  B 
  普通
3 デニムアンドルビー B
  普通
4 スワーヴリチャード B
  普通、落ち着いているがダービーの時と比べ動き目立たず
5 トウシンモンステラ B
  普通
6 プレストウィック  B 
  時折小走りも動きまずまず
7 ソールインパクト  B
  普通
8 カレンミロティック B
  この馬なりに好調に見える
9 シホウ       B
  普通
10 サラトガスピリット B 
  普通
11 アルバート     B
  普通、昨年2着時と比べると動き目立たず
12 トルークマクト   B
  普通
13 ハッピーモーメント B
  普通
14 レコンダイト    B
  普通
15 ヒットザターゲット B
  普通
16 カムフィー     B
  普通

アルゼンチン共和国杯は、例年、4・5歳の人気馬が期待に応えて後々出世する印象のレースですが、今年はそのような馬は見当たらず、代わりに人気を集めたのは、今年の日本ダービー(GI)2着馬スワーヴリチャード(1番人気)と3戦無敗でラジオNIKKEI賞(GIII)制したセダブリランテス(3番人気)の3歳勢と、昨年2着に好走した6歳馬アルバート(2番人気)でした。3歳馬2頭は長期休養明け、アルバートも近走一息のレースが続いていたことから、正直不安もあったのですが、そんな心配は全くの杞憂で、1番人気のスワーヴリチャードが圧勝しました。

スワーヴリチャードのパドックは、久しぶりのレースでも落ち着いて周回していましたが、前走日本ダービー出走時と比べると、それほど目立つ感じはありませんでした。レースは、マイネルサージュが1000m通過60.4秒と平均ペースで逃げる展開となりましたが、スワーヴリチャードは中団やや前目の6・7番手の内をロスなく追走。最後の直線は、内を突いてメンバー中最速の上がり35.0秒の末脚を繰り出し一気に抜け出すと、後続をあっという間に突き放しての圧勝となりました。なお、勝ち時計の2'30'0は、2012年にルルーシュが記録したレースレコードに0.1秒差に迫るもので、2010年トーセンジョーダンと並ぶ史上2位タイの好タイムでした。日本ダービー後、順調さを欠き、菊花賞を回避した影響を全く感じさせない、見事なレースを見せてくれました。

2着は、7番人気の伏兵ソールインパクトが健闘。パドックは普通に落ち着いて周回していました。レースは好位5番手追走から、直線外から末脚を伸ばしてきました。この秋、新潟記念とレインボーSの2戦こそ崩れたものの、基本いつも相手なりに走る馬で、GIIの舞台でも堅実な走りを見せてくれました。

ソールインパクト
父ディープインパクト 母クリームオンリー(母の父Exchange Rate)
2012年1月31日生 牡5 美浦・戸田博文厩舎
32戦4勝(2017年11月5日現在)
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3着は、3番人気の3歳馬セダブリランテスが人気どおりの好走。パドックは休み明けでも普通に周回していました。レースは好位3・4番手追走から、直線内からじりじりと脚を伸ばしそのまま流れ込みました。デビュー4連勝とはなりませんでしたが、初の長距離戦でよく頑張ったと思います。

セダブリランテス
父ディープブリランテ 母シルクユニバーサル(母の父ブライアンズタイム)
2014年1月12日生 牡3 美浦・手塚貴久厩舎
4戦3勝(2017年11月5日現在)
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なお、2番人気のアルバートは、中団から脚を伸ばすも4着まで。他馬より重いハンデも影響したとは思いますが、昨年に比べるとパドックは目立つ感じはなかったですし、もしかするとピークを過ぎてしまったのかもしれません。

それでは、最後に見事優勝した、スワーヴリチャード君を掲載します。
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パドックは、5ヶ月振りのレースでも大変落ち着いて周回していました。ただ、動きはそれほど目立つ感じはなく、まだ本調子ではないように見えました。
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鞍上のM.デムーロ騎手は、テン乗りでしたが、そつの無い競馬で今年の重賞15勝目、アルゼンチン共和国杯初制覇を飾りました。レース後のインタビューでは「強かったですね。馬の気持ちを大事にしましたが、落ち着いていました。スタートも良く、いい位置にいられましたし、直線も凄い手応えでよく伸びてくれました。調教の時から素晴らしい馬だと思っていましたし、自信を持って乗りました。3歳で古馬相手にこの勝ち方ですから、能力は高いです。」とコメントしていました。
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3歳馬のアルゼンチン共和国杯優勝は1997年タイキエルドラド以来、20年振りの快挙でした。初の古馬相手のレースを圧勝したことで、今後の活躍が本当に楽しみになりました。今日は重賞2勝目、おめでとうございました!

スワーヴリチャード
父ハーツクライ 母ピラミマ(母の父Unbridled's Song)
2014年3月10日生 牡3 栗毛 安平・ノーザンファーム生産 栗東・庄野靖志厩舎
7戦3勝(2017年11月5日現在)
(重賞勝利)2017年アルゼンチン共和国杯(GII)、共同通信杯(GIII)

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by Yuuichiro_K | 2017-11-05 22:14 | 17年GII・GIII優勝馬写真 | Trackback | Comments(0)
2017年 11月 05日

第55回アルゼンチン共和国杯予想

明日は、東京競馬場で近年好走馬がGI戦でも活躍している注目の長距離ハンデ重賞・アルゼンチン共和国杯(GII)が行われます。今週も各種データで予想します。

1 好走データ
(1)同年に芝2000~2500mのGII以上で3着以内
   スワーヴリチャード、ハッピーモーメント
(2)前走準オープンクラス以上の東京芝1800m以上で3着以内
   スワーヴリチャード、ソールインパクト
(3)過去に東京芝2400m以上の重賞で3着以内
   アルバート、カムフィー、スワーヴリチャード、デニムアンドルビー、ハッピーモーメント、ヒットザターゲット、レコンダイト
(4)前走1000万クラス以上の芝2000m以上で連対
   スワーヴリチャード、プレストウィック
(5)同年に芝2200m以上の重賞で5着以内
   アルバート、スワーヴリチャード、トウシンモンステラ、ハッピーモーメント、プレストウィック、レコンダイト

2 消しデータ
(1)前2走ともGII以下戦・斤量57キロ以下で6着以下
   カムフィー、サラトガスピリット、デニムアンドルビー、トウシンモンステラ
(2)前走非重賞戦6着以下かつ0.6秒以上敗退馬(ただし、前3走内に重賞戦3着内好走歴がある馬除く)
   カムフィー、サラトガスピリット、シホウ、トウシンモンステラ
(3)前走芝(良・稍重)斤量56キロ以下で4着以下かつ0.4秒以上敗退のハンデ53キロ以上の馬(ただし、2走前に年内の芝のGI~GII戦0.3秒内好走歴ある馬除く)
   カレンミロティック、サラトガスピリット、シホウ、デニムアンドルビー、トウシンモンステラ、トルークマクト、ハッピーモーメント、ヒットザターゲット、マイネルサージュ、レコンダイト
(4)前走GII以下戦・斤量58キロ未満で6着以下かつ0.4秒以上敗退のハンデ56キロ以上の馬(ただし、2~3走前にGI戦3着内歴又はGII戦連対歴がある馬除く)
   アルバート、カレンミロティック、ヒットザターゲット
(5)年内3戦以上して前3走内にGI~GII戦で0.4秒内好走歴がないハンデ57キロ以上の芝連対率5割未満
   アルバート、ヒットザターゲット
(6)7歳以上の高齢馬のうち、前走オープン以下戦敗退又はGII~GIII戦3着以下又はGI戦6着以下
   カムフィー、カレンミロティック、デニムアンドルビー、トウシンモンステラ、トルークマクト、ハッピーモーメント、ヒットザターゲット、レコンダイト
(7)前2走とも2400m以上の長距離戦を使用し、前走GII以下戦で4着以下かつ0.4秒以上敗退馬
   カレンミロティック、サラトガスピリット、レコンダイト
(8)2500m4戦以上未勝利かつ連対3回以下の馬(ただし、前走GI戦3着内又はGII戦0.4秒以上敗退馬除く)
   アルバート、トルークマクト、マイネルサージュ、レコンダイト
(9)前3走内に2200m以上の非重賞戦で4着以下が2回以上ある馬
   トウシンモンステラ
(10)前3走内に芝(良・稍重)斤量54キロ以下で1秒以上敗退歴がある馬
   カムフィー、サラトガスピリット、トルークマクト
(11)前2走内に非重賞戦で10着以下敗退歴がある馬
   カムフィー、サラトガスピリット
(12)前走GIII以下戦敗退の2ヶ月以上の休養馬
   カムフィー、サラトガスピリット、トウシンモンステラ
(13)前3走内に年内の2200m以上のGI戦0.5秒内又はGII戦0.3秒内の好走歴がない4ヶ月以上の休養馬
   セダブリランテス

3 スピード指数上位馬
(1)アルバート
(2)カレンミロティック
(3)スワーヴリチャード
(4)レコンダイト
(5)ヒットザターゲット

☆アルゼンチン共和国杯予想
◎スワーヴリチャード
○プレストウィック
▲セダブリランテス
△ソールインパクト

消しデータで残ったのは、スワーヴリチャード、ソールインパクト、プレストウィックのわずか3頭。この中から本命は、このレースと相性の良いハーツクライ産駒・日本ダービー(GI)2着馬スワーヴリチャードとしました。相手筆頭は長距離線で安定して走るプレストウィック。単穴に消しデータ該当も3戦無敗で底を見せていない3歳馬セダブリランテス。おさえに相手なりに走るソールインパクトまで。

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by Yuuichiro_K | 2017-11-05 01:32 | データ予想 | Trackback | Comments(0)